JPS60157022A - 計量装置 - Google Patents

計量装置

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JPS60157022A
JPS60157022A JP1201684A JP1201684A JPS60157022A JP S60157022 A JPS60157022 A JP S60157022A JP 1201684 A JP1201684 A JP 1201684A JP 1201684 A JP1201684 A JP 1201684A JP S60157022 A JPS60157022 A JP S60157022A
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JP
Japan
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vibration
load cell
strain
dummy
support
Prior art date
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Pending
Application number
JP1201684A
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English (en)
Inventor
Satoshi Konishi
聡 小西
Kazumi Kitagawa
一三 北川
Michito Utsunomiya
宇都宮 道人
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Ishida Scales Manufacturing Co Ltd
Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Scales Manufacturing Co Ltd
Ishida Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ishida Scales Manufacturing Co Ltd, Ishida Co Ltd filed Critical Ishida Scales Manufacturing Co Ltd
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Priority to US06/620,040 priority patent/US4593778A/en
Priority to AU29367/84A priority patent/AU577532B2/en
Priority to DE8484107037T priority patent/DE3483119D1/de
Priority to EP84107037A priority patent/EP0129249B1/en
Publication of JPS60157022A publication Critical patent/JPS60157022A/ja
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分類・分野〉 開示技術は、流通過程での不定吊訓量や粒状商品等の定
最旧量に用いられるロードセルのiil’ m粘度向上
の技術分野に属ずる。
く要旨の解説〉 而してこの発明は重m 訓Fj′i装置においCロード
セルの1側に支持体を介して計量器や計母ホッパ等の被
計量物を載置、収納する秤m体を設けており、又、他側
は振動を吸収する弾性体を介してフレームに直接、間接
に支持されている計量装置に関する発明であり、特に、
基本的に該ロードセルの他側が金属性起歪体に連係され
て支持されていると共に制振ダンパを介して減衰特性が
良いようにして上記フレームに支持され、ロードセルが
減衰振動し、又、該ロードセルに対して同じ固有振動数
を有するダミーセルを併設して同様に支持し、ロードセ
ルからの検出信号より該ベースからの振動信号を除去し
て正確に重量検出が出来るようにした計1装置に係る発
明である。
〈従来技術〉 周知の如く、多くの産業分野において各種の部品や商品
等に対する重量の計量が行われており、例えば、製造分
野では各部品の重量が不定量計量され、流通部門におい
ては上記不定量計量以外に多くの商品のm目が設定重囲
に対して不足しないようにプラス分が最少になるように
定量計量されている。
而して、いづれの重量計量に際し−Cも近時、正確、且
つ、迅速に計量することは必須とされており、物品に対
するその重量の計量は物品の載荷状態と計量装置の相対
的な状態によって決められるが、計量装置の方は工業製
品であるために、当該計量に最低限必要な精度の計量装
置を選択することはある程度可能であるが、物品の載荷
態様は、例えば、落下状態や投入の状態によって、極め
て不規則であり、これを−律の状態に迅速に捉えて計量
の対象にすることは困難である。
ところが、この物品側の被バ1m状態については通常あ
る程度無視されて計量装置側の補正によって修正されて
いるのが一般であった。
例えば、実開昭54−171368号公報に示される計
量装置に於いては別添第1図に示ず様に該計量装置1は
そのフレーム2に対して一対の板バネ3.3を平行状態
で取り句け、それらの間に押え板バネ4を設け、それら
の先端に支持体のブラケット5をイ」設し、その間に緩
衝ゴム6を介装してロードセル7を水平方向旋回動可能
に枢支し、該ロードセル7の先端に他の緩衝ゴム6を介
して伯の支持体8を旋回可能に設け、その上部に秤m体
としての受け皿9を設けるようにしていた。
而して、該種先行技術においては上記公開公報に示され
る技術のように該受しノ皿9等に投入される被計量物に
よる投下衝撃が加えられた場合に、ロードセル7に永久
歪等が生ずるのを避けるべく横方向の衝撃に対してはゴ
ム6がこれを吸収してロードセル7を横方向に旋回させ
、又、上下方向の衝撃に対しては板バネ3.3がこれを
吸収するようにされている。
そして、他の板バネ4は上部板バネ3を押圧して該板バ
ネ3の振動を押えるようにされているが、実質的にはそ
れは緩衝機能しか有していないことは明らかである。
蓋し、該板バネ4は抑圧によって板バネ3に対する摩擦
抵抗を生ぜしめているのであって、弾性抵抗による制振
機能を有していないからである。
そこで、該第1図に示す様な従来態様の計量装置につい
て実験モデルを作製し、これを荷重の瞬時取り去り状態
で測定した場合、第2図に示り様に横軸に時間tを、縦
軸に振幅aを取ると、減衰特性は極めて悪く、容易には
減衰せず、したがって、前記ロードセル7による重量計
量の信号は被計量物投入又は載荷後の所望の特定時間内
には正確な重量値を示さず、そのit ffi安定に至
る経時的特性が悪いという欠点がある。
よって、当該従来態様の計量装置1は実質的には制振作
用は無いに等しく、実質的に緩衝機能しか有していない
ことが第2図でも良く分る。
これに対処するに従来はやむを得ずアナログ回路のフィ
ルターのカットオフ周波数を低くして61吊しており、
その結果、第3図に示す様に周波数の高い信号をほぼカ
ットし、ある程度の期間で安定化したという状態になっ
てから計測していた。
しかしながら、第3図に示す様に実際にはフィルターで
は除去しきれない低周波の後述するベース側から伝播さ
れる微少の振動が存在し、精度の高い計量が出来難いと
いう難点があった。
ところで、精密な計量を行う必要がある計量うインでは
計量装置が設置されているベースに該ベースに関連する
地盤、建屋、架台や他のライン、或いは、当該ライン等
に発生した複雑な所謂ベース振動があり、これが伝達さ
れてロードセルに伝わってロードセルに印加されて、こ
の点からロードセルが安定して重量を検出することが出
来ないという不具合があった。
而して、本来計□□□装置に設けたロードセルは第4図
に示す様に被計量物が投入等の手段によって載荷された
場合に外乱振動があっても、早急に減衰され、又、外乱
からの種々のベース振動が除去されて可及的速やかに安
定し、直ちにその正しい重量を検出することが望ましい
にもかかわらず、上記従来態様の計量装置においては上
述のことが行われ得ず、したがって、この点からも従来
の計量装置は制振は勿論、ベース振動も除去出来ず、単
なる永久歪などを避けるだめの緩衝機能しか有していな
いという致命的な不備点があった。
これに対処するに、上記ロードセルの外乱振動を速やか
に減衰させるべく、例えば、付加的にダッシュポット等
を設けて粘性抵抗で撮動エネルギーを吸収させる等の対
策も考慮されてはいたが、ロードセルの如く極めて微小
な変位を行い、起歪体の変形によって両型を検出する機
構のトランスデユーサではその計量精度と感度を保持し
つつ該種外部のダッシュポット等のダンパをイ」けて充
分なダンピング効果を出すにはロードセルの変位tu1
変位速度、及び、吸収エネルギーに適合づる設旧製作が
極めて困難であり、とうてい現実的には設置化が難かし
いという問題点があっl〔。
〈発明の目的〉 この発明の目的は上述従来技術に基づく計量装置の減衰
機能を有さず、又、ベース振動除去機能をも持たず、単
に緩衝機能のみを有している削閉装置の問題点を解決す
べき技術的課題とし、ロードセルをして感度を落さず、
確実に制振させる減衰機能を有するようにし、可及的速
やかに安定した重量計量が可能であるようにし、加えて
、4徂装置に対するベース振動の影響を除去し、確実に
高精度の重量計量が可能であるようにしてあらゆる産業
分野における重量計量利用分野に益する優れた計量装置
を提供せんとするものである。
〈発明の構成〉 上述目的に沿い先述特許請求の範囲を要旨とする出願の
発明の構成は、前述問題点を解決づるために計量装置の
秤量体に被計量物が投入等の手段により、載荷されると
、その重1は荷重側の支持体を介してロードセルに伝達
されてその検出重量が測定され、一方、ロードセルは荷
重載荷の際の衝撃によって固有振動数で振動を始め、該
ロードセルは金属製起歪体を介して装置フレームに支持
されると共に制振ダンパを介してフレームに支持されて
いるために該制振ダンパの内部摩擦により上記振動は制
振されて速やかに減衰安定し、正しく被計量物の重量は
計量されるようにし、更に又該制振ダンパの先にはロー
ドセル同様にカンチレバー式にダミーセルが設けられ、
該ダミーセルの荷重側にはダミーマスが設けられて、ロ
ードセルと同一のベース振動を伝播され、ロードセルか
ら検出された被計量物の検出信号からフレームを通して
該ダミーセルにより検出されたベース振動の検出信号を
除去して正確な被計量物の計量を速やかに行うことが出
来るようにした技術的手段を講じたものである。
〈実施例−構成〉 次に、この発明の実施例を第5図以下の図面に基づいて
説明すれば以下の通りである。尚、第1図と同一態様部
分は同一符号を用いて説明するものとする。
第5.6図に示す基本実施例に於て、100はこの発明
の要旨を成す計量装置であり、図示態様は組合せ計量装
置の重量検出器どして流通部門において、例えば、スナ
ック商品等の粒状商品の被計量物を所定重量づつパック
するべくその重量が設゛定重量に対して不足しないよう
にプラス最少オーバーmに1itffiするためのもの
であり、概略構造については周知のものであって、秤量
体としての訓mホッパ9′を係合する支持体8′が周知
の[1・−ドセル7の先端の荷重側に取り付けられてお
り、又、該ロードセル7の他側は支持体5′に一体に固
定され、更に、該支持体5′は該ロードセル7に平行で
あって、該ロードセル7と略同−形状の平行板ばね(ロ
バ−パル機構)としての起歪体10の先端に一体固定さ
れている。
而して、該起歪体10の基部支持面11は図示しない組
合せ計量装置の骨組を成すフレーム2に適宜手段を介し
てカンチレバー式に取り付けられている。
そして、該起歪体10の中途の上下面12.13には図
示する様に、例えば、減衰性能に(Ωれた内部摩擦を有
する制振ダンパとしての制振ゴム14.14を2個接着
剤等を用いて固設しである。
又、図示刃る様に上記支持体5′の内面からはダミーセ
ルフ′が、同じくカンチレバー式に一体固定延設されて
おり、その先端には該ロードセル7とダミーセルフ′の
間の空間部15に折り曲げられた支持板16を取り付け
、互いに対向するロードセル7とダミーセルフ′の側面
に対しても干渉しない空間が微小クリアランスを有して
形成されである。
そして、該支持板16には該ロードセル7とダミーセル
フ′の中空部17に臨むJ:うにダミーマス18が取り
換え可能に嵌着されている。
尚、該ダミーマス18は上記ロードセル7と該ロードセ
ル7に対して支持体8′を介し係合される前記計量ホッ
パ9′の重量等の振動重量による固有振動数と同じ固有
振動数が該ダミーセル7′に在るようにされる重さのも
のにされ、したがって、該ロードセル7に対J−る計量
ホッパ9′が別タイプのものに取り換えられ振動重量が
変れば、それに応じて該ダミーマス18も交換され、常
に該D −ドセル7と該ダミーセルフ′の固有振動数が
同一にされてベース振動に対して同一信号が出力可能で
あるようにされている。
尚、19.19は周知のストレンゲージであり、ト記ロ
ードセル7とダミーセルフ′上下面に貼着され、各々従
来態様と同じく図示しないアンプ回路に電気的に接続さ
れており、ロードセル1に於ては上記計量ホッパ9′に
対する検出重量信号を入力し、一方、ダミーセルフ′か
らはダミーマス18の検出重量信号を入力すれば、両信
号にはフレーム2から伝達される図示しないベースから
の種々の前述の如ぎベース振動による出力信号が加味さ
れているので、一定の演算回路によりロードセル7で検
出された重量信号がらダミーセルフ′の重量信号を減算
することによりベース振動による変動要素を除去して確
実に正味重量の検出を行うようにされている。
尚、20はストッパであり、起歪体1oのネジ孔21に
ロードセル7側からロードセル7、及び、ダミーセルフ
′の図示しないストッパ孔を通して取り付けられ過負荷
に対する両セルの共通保護ストッパとされている。
〈実施例−作用〉 上述構成において、組合せ計量装置が所定に作動し、所
定の被計量物が計量ホッパに投入されると、その投入の
際の衝撃によりフレーム2に対して支持体5′を介し起
歪体1oによりカンチレバー式に支持されたロードセル
1は先ず、その固有振動数で振動し、その検出信号は前
述の如く図示しないアンプ回路を通り、演算回路に入ツ
ノされていく。
そして、この間不可避的に装置フレームを通してフレー
ム2から起歪体1oを介しベース振動がロードセル7、
及び、ダミーセル1′に伝達人力されている。
したがって、該ロードセル1が検出して入力していく検
出信号には上記計量ホッパ9′からの被計量物投入にょ
る外乱振動信号と、ベース振動信号と被計量物のN量信
号とが共に合わされて人力されていることになる。
勿論、ダミーセルフ′はダミーマス18を有しており、
これは上述の如く該ロードセル7の振動重量に等しく、
したがってIiU]−固有振動数を持っ撮動系となって
いるためにその検出信号、即ら、ダミーセルフ′が検出
入力しているのはベース振動による出力信号そのものを
アンプ回路を通し演算回路に入力していることになる。
そこで、常に該演算回路はロードセル7の検出信号の中
からダミーセル1′が検出したベース撮動による入力信
号を除去するように演算している。
而して、[1−ドセル7はその1側に於いて、支持体5
′を介して起歪体10に連結一体化され、又、該起歪体
10の上下面12.13には制振ダンパとしての制振ゴ
ム14.14が添設されていることにより該制振ゴム1
4.14の載荷時の変形による内部摩擦による割振機能
を介しての減衰作用によって前記第4図に示す様にその
振動は急速に減衰され、且つ、常時ダミーレル7′によ
りベース振動による変動は除去されるために両者相俟っ
てキャンセル演算後の検出信号は速やかに安定Jる。
そして、所定の演算制御により、計量ホッパ9はその蓋
体が開かれて被計量物は次段のパッケージ行程へと移道
されていく。
尚、制振ゴム14.14の変形による内部摩擦によりロ
ードセル7、及びダミーセルフ′が減衰振動作用を行っ
ていくが、この場合、支持体5′とフレーム2への支持
部11間の起歪体10の制振ゴム14が固設されている
2本の平行な金属ブリッジ部によって上記ロードセル7
、ダミーセルフ′の減衰振動をフレーム2に対して平行
変位的に行うようにしている。
又、上記ロードセル7ダミーレル7′の減衰撮動が、制
振ゴム14.14の変形による内部摩擦によって行われ
、起歪体10の上下面部12.13による連係支持によ
り実質的に平行変位が保たれてロードセル1の重量計量
に影響が無いような段目態様は種々あり、それらを第7
図以下の実施例で示すと次の通りである。
まず、第7図に示す実施例においてはロードセル7を一
体に支持している支持体5′は上述実施例同様にダミー
レル7′を一体にカンチレバー式に一体固定支持すると
共に、その両側に於いて該ロードセル7、及び、ダミー
セルフ′に平行に起歪体10.10を一体に支持してお
り、該起歪体・10.10の計量ホッパ9′側の下端は
支1寺面11.11を介してフレーム2に所定に取り付
は支持されており、又、その支持体5′の下側には該フ
レーム2との間に制振ダンパとしての四角柱状制振ゴム
14′が一体介設されている。
したがって、当該実施例においてもロードセル7、ダミ
ーセル1′の計量ホッパ9′への投入載荷による振動や
減衰における平行変位は保証され、更に、該制振ダンパ
としての制振ゴム14′ による減衰作用、及び、ベー
ス振動の吸収が上述実施例同様に行われる。
尚、当該実施例において両側起歪体10.10は設計に
よっては一方側にのみ設けるようにしても良い。
又、第8図に示す実施例においてはロードセル1とダミ
ーセルフ′は支持体5′により一体的にカンチレバー式
に支持され、該支持体5′は起歪体10の後面を介して
図示しないフレームに一体取り付けされているが、該起
歪体10の内部に充満状態に制振ダンパとしての制振ゴ
ム141が内装されている態様であり、ロードセル7、
ダミーセル1′は該起歪体10を介して平行変位可能に
され、又制振ゴム141により振動が減衰されるように
されている。
したがって、当該態様においても、計量ホッパ9′に対
する被計量物の投入載荷による衝撃による振動は減衰さ
れると共に、ベース振動もダミーセルフ′により確実に
除去される。
又、第9図に示す実施例は上述第8図の実施例の制振ダ
ンパとしての制振ゴム141に対して、横方向くり貫き
孔20を形成させて軽量化を図った制振ゴム141′ 
とした設計変更の態様であるものの、その奏する作用効
果は上述実施例と実質的に変わりがないものである。
又、平行変位可能な起歪体はその上下部のブリッジ部を
板バネとしても、実質的な振動系、乃至、正系としての
機能に変わりはないが、第10図に示す実施例において
はロードセル7とダミーセルフ′を一体的に取り付けた
起歪体io’ 、io’が前後に二分割され、その上下
面は起歪体の上下部のブリッジ部を成す平行板バネ21
.21をしてネジ22.22により一体的に取り付けら
れて平行変位可能とした態様であり、而して、制振ダン
パとしてのブロック状の制振ゴム141′ は該起歪体
10’ 、10’ 、及び、平行板バネ21.21間に
一体充填又は挾持することにより介装されている。
イして、後側の起歪体10′の後面が図示しないフレー
ムに対する支持面11とされている。
そして、当該実施例においてもロードセル7、及び、ダ
ミーセルフ′の平行変位は保証され、4Mホッパ9′に
対する被計量物投入載荷における振動は制振ゴム141
″により可及的速やかに減衰され、又、ベース振動はダ
ミーセルフ′により除去される。
第11図に示す実施例はロードセル7に対してダミーセ
ルフ′はブリッジ部23により一体に連結され、又、ロ
ードセル7は起歪体10を介してフレーム2に支持面1
1を介して取り付けられており、したがって、ダミーセ
ルフ’ b該ブリッジ部23を介し起歪体10を通して
フレーム2に力学的には支持されているが、更に、該ブ
リッジ部23J:り支持体5′を一体後延させており、
該支持体5′と上記フレーム2の上記ロードセル7の起
歪体10の支持面11と平行して設けた支持面11を介
して取り付けられた支持体5′との間に制振ダンパとし
ての圧縮型の制振ゴム14′を介設させた態様であり、
したがって、当該実施例においては起歪体10と制振ダ
ンパとしての制振ゴム14′とは並列に設けられている
が、被計量物のロードゼル荷重は起歪体10よりフレー
ムに対して支持され、又、この系における振動は制振ゴ
ム141によって減衰され、ベース振動は起歪体10を
介してのダミーセルフ′によって除去されるようにされ
ている。
尚、該第11図に示す実施例の制振ゴム141は圧縮型
の制振ゴムであるが、該種属縮型の制振ゴムを用いた態
様としては第12図に示J実施例に示す様に、ロードセ
ル7とダミーセルフ′は支持体5′にその基端側を一体
的に取り(t G)られており、該支持体!)′ はト
型形状のUいに上下方白道にした起歪体10’ 、10
’の前側に一体的に取り(=Jけられ、該起歪体10′
はその上下面に平行板バネ21.21をボルト22.2
2によって一体的に取りイ(口づられるようにされてお
り、而して、該起歪体10′ 、10′の基端側は支持
面11として図示しないフレームに一体的に取り付けら
れ、而して、両起歪体10’ 、io’の内部には圧縮
型の制振ダンパとしての制振ゴム14′ を介設させた
ものであり、当該実施例においては計量ホッパ9′の荷
重は該支持体5′、起歪体io’ 、io’ 、及び、
平行板バネ21.21を介してフレームに伝達され、i
t ffiホッパに投入載荷される被計量物の振動は該
制振ゴム14′ により減衰され、又、同様にベース振
動はダミーセルフ′により除去される。
而して、上述の起歪体に対する平行板バネ21.21と
同等の機能を有する態様としては、第13図に示す実施
例のように1対の起歪体10’ 、10’ の上下のブ
リッジ部として互いにせぎり部24.24を形成してボ
ルト25、及び、長溝26を介して位置決め可能に、且
つ、左右方向不動に拘束し、上下方向のみ変位可能な平
行ブロック21’ 、21’ により連結させて、後側
を図示しないフレームに対する支持面11とし、前側を
ロードセル1、及び、ダミーセルフ′を一体に取り付け
した支持体5′に対する支持面とした態様であり、該一
対の起歪体10’ 、io’ には長手方向に沿って制
振ダンパとしての制振ゴム14′がせん新型の制動振ゴ
ムとして介設されてあり、したがって、当該態様におい
ては振動に対してはロードセル7、及び、ダミーセル1
′は上下方向に変位可能であるように支持されてJ5す
、そのため、ベース振動は起歪体10′、10′、及び
、ブロック21’ 、21’ を介してダミーセル1′
に伝達されてこれを除去づ゛るようにされ、又、計量ホ
ッパに投入載荷された被計量物の振動は制振ゴム14′
によりそのせん断抵抗を介し減衰されていく。
次に、第14.15図に示す実施例はロードレル7、及
び、ダミーセルフ′の基端側を一体的(二取り付けた支
持体5′の上面にブロック27をボルト28.28を介
して一体的に取りイ」けると共に、該ブロック27との
間に制振ダンパとしての圧縮型の制振ゴム1411を介
設すると共に、フレーム2どの間にも同じく圧縮型とし
ての制振ゴム141°を介設し、これらにフレーム2下
部を螺装して固定したガイドバー29を嵌装させ、更に
、上記ブ〔1ツク21の後部上面と、フレーム2に支持
面11を介して固設した起歪体10′の上面との間に板
バネ21′をネジ22.22を介して一体的に固定した
態様である。
尚、上部位置に介設される制振ゴム141′ば上記ガイ
ドバー29の所定高さに一体的に該バー29に固着され
ており、一方、下部位置に介設される制振ゴム141”
は中心部に有する貫通孔内にガイドバー29を微少クリ
アランスを有して挿着セしめている。
当該実施例においては計量ホッパ9′に投入載荷された
被計量物は板バネ21′、及び、起歪体10′を介し、
又、支持体5′及び双方の制振ゴム141′、1411
を介してフレーム2に支持され、したがって、これらを
通して伝達されるベース振動は上述実施例同様にダミー
セル1′により除去され、又、被計量物の計量ホッパ9
′に対する投入載荷時の振動は制振ダンパの防振ゴム1
41′、1411により減衰される。
尚、この発明の実施態様は上述各実施例に限るものでな
いことは勿論であり、例えば、制振ダンパとしては液圧
ダンパを用いる種々の態様が採用可能である。
〈発明の効果〉 以上この発明によれば、基本的に、ロードセルを用いて
重量を計量するに際し、被計量物の投入や載荷に際し、
装置自体に永久歪を与えるような大きな衝撃とは別に不
可避的に生ずる振動に対して制振ダンパによる減衰が有
効に作用し、可及的速やかにロードセルの固有振動数に
よる負荷振動が減衰して安定し、正確に重囲検出が出来
る優れた効果が奏される。
加えてダミーセルを装(Iiii′rJることにより、
重■計量装置に対しその設置するベースよりの地盤等か
らの不可避的なベース振動がフレームから伝達されるが
、上記減衰振動とは別に検出信号の中にベース振動によ
る出力信号が混入して不正確な4量が成されるのを該ダ
ミーセルの検出信号によりこれを除去することが出来る
ため、確実に正確な重量検出が可能となる優れた効果が
奏される。
而して、制振ダンパと金属製起歪体がフレームに対し゛
Cロードセル、及び、ダミーセルをカンチレバー式に取
り付ける際の両者の間に介設しであることによって、該
起歪体の金属弾性によるばね要素に該制振ダンパの内部
摩擦による減衰要素を加えて1自由度振動系を構成して
いるために両者相俟って減衰振動が速やかに抑制されて
計量が正確に行われるという優れた効果が奏される。
又、上記フレームとロードセルの間に設けた該起歪体の
平行リンク機能により該ロードセルが制振ダンパによっ
て減衰振動を行う際に該ロードセルはフレームに対して
平行変位をし、それによって、新たな二次的擾乱を起こ
すことがなく、安定して減衰振動が収斂されていくとい
う効果も奏される。
又、ダミーセルにJ3いては、その先端等にダミーマス
を取り付けてロードセルの固有振動数と同じ固有振動数
を有する撮動系にしてベース振動に対して同一信号が出
力可能であるように出来るため、ロードセルに入力され
るベース振動を該ダミーセルが検出して演算を行い、該
ロードセルの検出信号の中からベース振動による変動要
素をキャンセルして正しく載荷重量のみの重量を計量す
ることが出来る優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来技術に基づく側聞装置の部分断面側面図、
第2図は同じ〈従来技術に基づく計量装置の減衰振動グ
ラフ図、第3図は従来技術に基づくフィルター付設によ
る減衰振動グラフ図、第1図はベース振動をキャンセル
したこの発明に係る計量装置の減衰振動グラフ図、第5
図以下はこの発明の詳細な説明図であり、第5図は1実
施例の斜視図、第6図は同部分切截斜祝図、第7.8図
は伯の実施例の斜視図、第9図は第8図相当別の実施例
の部分斜視図、第10図は更に他の実施例の部分切截斜
視図、第11.12.13図は別の実施例の斜視図、第
14図は更に別の実施例の部分切截斜視図、第15図は
第14図部分断面図である。 9′・・・秤m体、 5′、5′・・・支持体、7・・
・ロードセル、 14.14’ 、14’ 、14’ 、141、141
′ 、 141′ 、1411.141′′・・・弾性
体く制振ダンパ)、2・・・フレーム、10′・・・起
歪体、100〜107・・・計量装置 出願人 株式会社石田衡器製作所 手続補正書(自船 昭和69年 5月16日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和59年 特許願 第012016号2、発明の名称 計量装置 3、補正をする者 代表者 石 1)隆 − 5、補正命令の日付 (自 発) 6、補正により増加づる発明の数 1 全文訂正明細書゛ 1、発明の名称 計量装置 2、特許請求の範囲 (1)秤量体に対する支持体を一側に有するロードセル
が他側に弾性体を有してフレームに支持されている計量
装置において、該ロードセルが上記フレームに対して金
属製起歪体を介して連係されると共に制振ダンパを介し
て支持されていることを特徴とする計量装置。 (2)上記起歪体が平行板バネ型に形成されていること
を特徴とする特許 載の計量装置。 (3〉上記制振ダンパが起歪体に併設され一Cいること
を特徴とする上記特許請求の範囲第1項記載の計量装置
。 (4)上記制振ダンパが圧縮型に形成されていることを
特徴とする上記特許請求の範囲第3項記載 7の計量装
置。 (5)上記制振ダンパが起歪体内にヒツトされているこ
とを特徴とする上記特許請求の範囲第1項記載の計量装
置。 (6)上記制振ダンパがせん新型に形成されていること
を特徴とする上記特許請求の範囲第5項記載の計量装置
。 ( 7 ) l記制振ダンパがブロック型に形成されて
起歪体の1部とされていることを特徴とする上記特許請
求の範囲第5項記載の計量装置。 (8)上記制振ダンパが起歪体の側面に一体添着されて
いることを特徴とする上記特許請求の範囲第1項記載の
計量装置。 (9》秤量体に対する支持体を一側に有するロードセル
が他側に弾性体を有してフレームに支持されている削聞
装置において、該ロードセルと同一固有振動数を有する
ダミーセルが併設されて上記フレームに対して金属製起
歪体を介して連係されると共に制振ダンパを介して支持
されていることを特徴とする計量装置。 (10)上記起歪体が平行板バネ型に形成されているこ
とを特徴とする上記特許請求の範囲第9項記載の計量装
置。 (11)上記制振ダンパが起歪体に併設されていること
を特徴とする上記特許請求の範囲第9項記載の計量装置
。 (12)上記制振ダンパが圧縮型に形成されていること
を特徴とする上記特許請求の範囲第11項記載の計量装
置。 (13》上記制振ダンパが起歪体内にセラ1〜されてい
ることを特徴とする上記特許請求の範囲第9項記載の計
量装置。 (14)上記制振ダンパがせん新型に形成されているこ
とを特徴とする上記特許請求の範囲第13項記載の計量
装置。 (15)上記制振ダンパがブロック型に形成されて起歪
体の1部とされていることを特徴とする」−記特許請求
の範囲第13項記載の計m装置。 (16)上記制振ダンパが起歪体の側面に一体添着され
ていることを特徴とする上記特Ff請求の範囲第9項記
載の計量装置。 3、発明の詳細な説明 〈技術分類・分野〉 開示技術は、流通過程での不定量計量や粒状商品等の定
量計量に用いられるロードセルの計量精度向上の技術分
野に属づる。 〈要旨の解説〉 而して、この出願の発明は重量計量装置においてロード
セルの1側に支持体を介して計量皿や計量ホッパ等の被
計量物を載置、収納する秤量体を設りており、又、他側
は振動を吸収する弾性体を介してフレームに直接、間接
に支持されている計量装置に関する発明であり、特に、
基本的に該ロードセルの他側が金属性起歪体に連係され
て定方向減衰支持されていると共に制振ダンパを介して
減衰特性が良いようにして上記フレームに支持され、ロ
ードセルが減衰振動し、更に、該ロードセルに対して同
じ固有振動数を有づるダミーレルを併設して同様に支持
し、ロードセルからの検出信号より該ベースからの振動
信号を除去して正確にffi!検出が出来るようにした
計量装置に係る発明である。 周知の如く、多くの産業分野にJ3いて各種の部品や商
品等に対する重量の計量が行われており、例えば、製造
分野では各部品の重■が不定量計量され、流通部門にお
いては上記不定石計量以外に多くの商品のm目が設定重
量に対して不足し4にいようにプラス分が最少になるよ
うに定量計量されている。 而して、いづれの重量計量に際してし近時、i[碓、且
つ、反復して迅速に計量J゛ることは必須どされており
、物品に対するその重量のnl−Wiは物品の載荷状態
とバ1量装置の相対的な関係ににって決められるが、計
量装置の方は工業製品であるために、当該計量に最低限
必要な精度のh1吊′g、置を選択することはある程度
可能であるが、物品の戦前態様は、例えば、落下状態や
投入状態によって、極めて不規則であり、これを−律の
状態に迅速に捉えて計量の対象にすることは困flIで
ある。 ところが、この物品側の波計■状態については通常ある
程度無視されて計量装置側の補正にJ、って修正されて
いるのが一般であった。 例えば、実開昭54−1.71368号公報に示される
H1徂装置に於いては、別添第1図に示す様に、該計量
袋W1はそのフレーム2に対して一対の板バネ3.3を
平行状態で取り付け、それらの間に押え板バネ4を設け
ると共に、それらの先端に支持体のブラケット5を付設
し、その間に緩衝ゴム6を介装してロードセル7を水平
方向旋回動可能に枢支し、該ロードセル7の先端に他の
緩衝ゴム6を介して他の支持体8を旋回可能に設け、そ
の上部に秤量体としての受け冊9を設けるようにしてい
た。 面して、該種先行計量装置1においては上記公開公報に
示される技術のように該受は皿9等に投入される被計量
物による投下衝撃が加えられた場合に、ロードセル7に
永久歪等が生ずるのを避けるべく横方向の衝撃に対して
はゴム6がこれを吸収してO−ドセル7を横方向に旋回
させ、又、上下方向の衝撃に対しては板バネ3.3がこ
れを吸収するようにされている。 〈従来技術の問題点〉 そして、他の板バネ4は上部板バネ3を押圧して該板バ
ネ3の振動を押えるようにされているが、実質的にはそ
れは緩衝機能しかイjしていないことは明らかである。 蓋し、該板バネ4は抑圧によって板バネ3に対する摩擦
抵抗を生ぜしめているのであって、弾性抵抗による制振
機能を有していないからである。 そこで、該第1図に示す様な従来態様の計量装置につい
て実験モデルを作製し、これを荷重の瞬時取り去り状態
で測定した場合、第2図に示す様に横軸に時間tを、縦
軸に振幅aを取ると、減衰特性は極めて悪く、容易には
減衰せず、したがって、前記ロードセル7によるmff
1計量のイに号は被計量物投入、又は、載荷後の所望の
特定時間内には正確な重量値を示さず、そのit 7M
安定に至る時間的特性が悪いという欠点がある。 よって、当該従来態様の計量装置1は実質的には制振作
用は無いに等しく、単に緩’fM4’!A能しか有して
いないことが第2図のデータからも良く分る。 これに対処づるに従来はやむを得ずアナログ回路のフィ
ルターのカットオフ周波数を低くして計量しており、そ
の結果、第3図に示す様に、周波数の高い信号をほぼカ
ットし、ある程麿の期間で安定化したどみなされる状態
になってから計測していた。 しかしながら、該第3図に示づ一様に、実際にはフィル
ターでは除去しきれない低周波の後述するベース側から
伝播される微少の振動が存在し、精度の高い計量が出来
難いという難点もあった。 ところで、精密な計■を行う必要がある計量ラインでは
計量装置が設置されているベースに該ベースに関連J°
る地盤、建屋、架台や他のライン、或いは、当該ライン
等に発生した複雑な所謂ベース振動があり、これが伝達
されてロードセルに伝わり印加されて、この点からロー
ドセルが安定してlff1を検出することが出来ないと
いう不具合もあった。 而して、本来計量装置に設けたロードセルは、第4図に
示す様に、被計量物が投入等の手段によって載荷された
場合に、早急に減衰され、又、外乱からの種々のベース
振動があっても、これが除去されて可及的速やかに安定
し、直ちにその正しい重量を検出づることが望ましいに
もかかわらず、上記従来態様の計量装置においては」二
連のことが行われ得ず、したがって、この点からも従来
のδ1聞装置は制振は勿論、ベース振動も除去出来ず、
単なる永久歪などを避ける゛ための緩v!IJIa能し
か有していないという致命的な不備点があった。 これに対処するに、上記ロードセルの外乱振動を速やか
に減衰させるべく、例えば、イ]加的にダッシュポット
等を設けて粘性抵抗で振動エネルギーを吸収さ「る等の
対策も考慮されてはいたが、ロードセルの如く極めて微
小な変位を行い、起歪体の変形によって荷重を検出する
Ui 4Mの1〜ランスデユーサではその計量精度と感
度を保持しつつ該種ダッシュポット等のダンパを外部に
ii!りて充分なダンピング効果を出すにはロードセル
の変位量、変位速度、及び、吸収エネルギーに適合する
設置1製作が極めて困難であり、とうてい現実的には設
置化が難かしいという問題点があった。 又、前述の如く、横方向振動はゴム6によって緩衝され
るものの、水平方向振動は抑制されず、結果的に立体振
動となって複雑な振動現象を与える不具合がある。 〈発明の目的〉 この出願の発明の目的は上述従来技術に基づく計量装置
の減衰機能を有さず、その上、ベース振動除去機能をも
持たず、単に緩衝機能のみを有している計量装置の問題
点を解決すべき技術的課題とし、ロードセルをしてその
本質的機能の感度を低下させず、確実に制振させる減衰
機能を有するようにし、可及的速やかに安定した重量計
量が可能であるようにし、加えて、計量装置に対するベ
ース振動の影響を除去出来るようにし、確実に高精度の
重量計量が可能であるようにしてあらゆる産業分野にお
ける重最計量利用分野に益づる侵れた計量装置を提供せ
んとす−るものである。 〈発明の構成〉 上述目的に沿い先述特許請求の範囲を要旨とするこの出
願の発明の構成は、前述問題点を解決づるために計量装
置の秤量体に被計量物が投入等の手段により、載荷され
ると、その重量は荷重側の支持体を介してロードセルに
伝達されてその検出用がか測定され、一方、ロードセル
は伺重載イー1の際の衝撃によって固有振動数で振動を
始めるが、該ロードセルは上記支持体とは反対側の金属
製起歪体を介して装置フレームに支持されると共に制振
ダンパを介してフレームに支持されているために該金属
製起歪体の金属弾性に加えて制振ダンパの内部摩擦エネ
ルギーにより上記振動は制振され、上記金属製起歪体に
より一方向に制振されて速やかに減衰安定し、正しく被
計量物の重量は計量されるようにし、更に又、該制振ダ
ンパの側にはロードセル同様にカンヂレバ一式にダミー
セルが設けられ、該ダミーセルの荷重側にはダミーマス
が設けられて、ロードセルに対するのと同一のベース振
動を伝播され、ロードセルから検出された被計量物の検
出信号からフレームを通して該ダミーセルにより検出さ
れたベース振動の検出信号を除去して正確な被if f
f1−物の計量を速やかに行うことが出来るようにした
技術的手段を講じたものである。 〈実施例7構成〉 次に、この出願の発明の実施例を第5図以下の図面に基
づいて説明づれば以下の通りである。尚、第1図と同一
態様部分は同一符号を用いて説明するものとし、全実施
例を通じ同一部分も又同一符号を付ずものとする。 第5.6図に示す実施例に於て、100はこの出願の発
明の要旨を成す計量装置であり、図示態様は組合せ計量
装置のm指検出器として流通部門において、例えば、ス
ナック商品等の粒状商品の被計量物を所定重量づつ、例
えば、ポリエチレン製袋にパックするべくその重量が設
定重量に対して不足しないようにプラス最少A−バー量
に計量づ−るためのらのであり、基本的な概略構造につ
いては周知のものであって、秤量体としての計量ホッパ
9′を係合する支持体8′が周知のロードセル7の先端
の荷重側に取り付けられており、又、該ロードセル7の
他側は支持体5′に一体に固定され、更に、該支持体5
′は該ロードセル7に平行であって、・該ロードセル7
と略同−形状の平行板ばね(ロバ−パル機構)としての
起歪体10の先端に一体固定されている。 而して、該起歪体10の基部支持面11は図示しない組
合せ計量装置の骨組を成すフレーム2に適宜手段を介し
てカンチレバー式に取り付(シられている。 しlCがって、該起歪体10とロードセル7の中間連結
体の支持体5′の底面は該フレーム2と所定間隔を有し
ていることになる。 そして、該起歪体10の中途の上下面12.13には図
示する様に、例えば、減衰性能に優れた内部19擦を有
する制振ダンパとしての所定サイズの制振ゴム14.1
4を2個接着剤等を用いて固設しである。 又、図示する様に上記支持体5′の内面からはダミーセ
ルフ′が、同じくカンチレバー式に一体固定延設されて
おり、その先端には該ロードセル7と該ダミーセルフ′
の間の空間部15に戻り状に折り曲げられた支持板1G
を取り付け、このような構成により互いに対向するロー
ドセル1とダミーセルフ′の側面相互が干渉しない空間
が微小クリアランスを有して形成されである。 そして、該支持板1Gには該ロードセル7とダミーセル
フ′の中空部17に臨むようにダミーマス18が取り換
え可能に嵌着されている。 尚、該ダミーマス184ま上記ロードセル7と該ロード
セル7に対して支持体8′を介し係合される前記計量ホ
ッパ9′の重量等の振、動重量による固有振動数と同じ
固有振動数が該ダミーセルフ′に在るようにされる重さ
のものにされ、したがって、該ロードセル7に対づ゛る
計量ホッパ9′が別タイプのものに取り換えられ振動重
量が変れば、それに応じて該ダミーマス18も交換され
、常にロードセルlと該ダミーセルフ′の固有振動数が
同一にされてフレーム2を介して計量装置100に伝播
して来るベース振動に対して同一検出信号が出力可能で
あるようにされている。 尚、19.19は周知のストレングージであり、上記ロ
ードセル7どダミーセルフ′上下面に貼着され、各々従
来態様と同じく図示しないアンプ回路に電気的に接続さ
れCおり、ロードはルアに於(は上記計量ホッパ9′に
対する検出重量信号を入力し、一方、ダミーセルフ′か
らはダミーマス1Bの検出重量信号を入力すれば、両信
号にはフレーム2から伝達される図示しないベースから
の種々の前述の如きベース振動による出力信号が加味さ
れているので、一定の演算回路により0−ドレル7で検
出された=IKm信号からダミーセルフ′の重量信号を
減算することによりベース振動による変動要素を除去し
て確実に正味重量の検出を行うJ:うにされている。 尚、20はストッパであり、起歪体10のネジ/1.2
1にO−ドセル7側からロードセル7、及び、ダミーセ
ルフ′の図示しないストッパ孔を通して取り付けられ過
負荷に対する両セルの共通保護ストッパとされているも
のである。 〈実施例−作用〉 上述構成において、組合せi1m装置が所定に作動じ、
被計量物の商品が計量ホッパ9′に投入されると、その
投入の際の衝撃によりフレーム2に対して支持体5′を
介し起歪体10によりカンチレバー式に支持されたロー
ドセル7は先ず、−その固有振動数で起歪体10のロバ
−パル機構により上下方向に振動し、その検出信号は前
述の如く図示しないアンプ回路を通り、演算回路に入力
されていく。 そして、この間不可避的に組合せ計量装置のフレームを
通しでフレーム2から起歪体10を介しベース振動がロ
ードセル7、及び、ダミーセルフ′に伝達入力されてい
る。 したがって、該ロードセル7が検出して入力していく検
出信号には上記計量ホッパ9′からの被計量物投入によ
る外乱振動信号と、ベース振動信号と被計量物の重機信
号とが共に合わされて入力されていることになる。 而して、ダミーセルフ′はダミーマス18を有しており
、これは上述の如く該ロードセル7の振動重量に等しく
、したがって同一固有振動数を持つ振動系となっている
ためにその検出信号、即ち、ダミーセルフI が検出入
力しているのはベース振動による出力信号そのものをア
ンプ回路を通し演算回路に入力していることになる。 そこで、常に該演算回路はロードセル7の検出信号の中
からダミーセルフ′が検出したベース振動による入力信
号を除去するように演算している。 而して、ロードセル7はその1側に於いて、支持体5′
を介して起歪体10に連結一体化され、又、該起歪体1
0の上下面12.13には制振ダンパとしての制振ゴム
14.14が添設されていることにより該起歪体10の
金属弾性と制振ゴム14.14の載荷時の変形による内
部摩擦エネルギーによる制振機能を介しての減衰作゛用
によって、前記第4図に示す様に、その上下方向振動は
急速に減衰され、月つ、常時ダミーセルフ′によりベー
ス振動による変動は除去されるために両者相俟って演算
後の検出信号は速やかに安定する。 そして、所定の演算制御により計量ホッパ9′はその蓋
体が開かれて被計量物は次段のパッケージ行程へと移送
されていく。 尚、起歪体10の金属弾性と制振ゴム14.14の変形
による内部摩擦によりロードセル7、及びダミーセルフ
′が減衰振動作用を行っていくが、この場合、支持体5
′とフレーム2への支持部11間の起歪体10の制振ゴ
ム14.14が固設されている2本の平行なローバーパ
ル機構としての金属ブリッジ部によって上記ロードセル
7、ダミーセルフ′の減衰振動をフレーム2に対して平
行変位的に行うにうにコントロールしている。 又、上記ロードセル7ダミーセル7′の減衰振動が起歪
体10の金属弾性と制振ゴム14.14の変形による内
部摩擦エネルギーによって行われ、起歪体10の上下面
部12.13に対づ゛る側部連係支持により実質的に上
下方向平行変位が保たれてロードセル7の重患計量に影
響が無いような設計態様は種々あり、それらを第7図以
下の実施例で示づと次の通りである。 まず、第7図に示す実施例に示す計量装置101におい
てはロードセル1を一体に支持している支持体5′は上
述実施例同様にダミーレル7′を一体にカンチレバー式
に一体固定支持すると共に、その両側に於い′C該ロー
ドセル7、及び、ダミーセルフ′に平行にロバ−パル機
構としての起歪体10.10を一体に支持しており、該
起歪体10.10の計量ホッパ9′側の下端は支持面1
1.11を介してフレーム2に所定に取り付は支持され
ており、又、その支持体5′の下側には該フレーム2と
の間に制振ダンパとしての四角柱状制振ゴム14′が一
体介設されている。 したがって、当該実施例においてもロー1キレルア、ダ
ミーセルフ′の計量ホッパ9′への投入載荷による振動
や減衰における上下方向の平行変位は起歪体10.10
により保証され、更に、起歪体10の金属弾性と該制振
ダンパとしての制振ゴム14′による減衰作用、及び、
ベース振動の吸収が上述実施例同様に行われる。 尚、当該実施例において両側起歪体10.10は設J1
によっては一方側にのみ設けるようにしても良い。 又、第8図に示す実施例の計量装置102においてはロ
ードセル1とダミーセル1′は支持体5′により一体的
にカンチレバー式に支持され、該支持体5′は起歪体1
0の後面を介して図示しないフレーム(2)に一体取り
付けされているが、該起歪体10の内部に充満状態に制
振ダンパとしての制振ゴム141が内装されている態様
であり、ロードセル7、ダミーセルフ′は該起歪体10
を介して上下方向平行変位可能にされ、又、起歪体10
の金属弾性と制振ゴム141の内部摩擦エネルギーによ
り振動が減衰されるようにされている。 したがって、当該態様においても、計量ホッパ9′に対
づる被計量物の投入載荷による性i撃による振動は減衰
されると共に、ベース振動もダミーセル7′により確実
に除去される。 又、第9図に示す実施例は上)本第8図の実施例の制振
ダンパとしての制振ゴム141に対して、横方向にくり
呉き孔20を形成させて軽量化を図った制振ゴム141
′ とした設計変更の態様であるものの、その秦する作
用効果は上述実施例と実質的に変わりがないものである
。 又、平行変位可能な起歪体はその上下部のブリッジ部を
板バネとしても、ロバ−パル機構としての実質的な上下
方向振動系、乃至、正系としての機能に変わりはないが
、第10図に示す実施例の計量装置103においてはロ
ードはルアとダミーセル7′を一体的に取り付けた起歪
体10’ 、10’ が前後に二分割され、その上下面
は起歪体10’ 、10′の上下部のブリッジ部を成す
平行板バネ21.21をしてネジ22.22により一体
的に取り付()られて上下方向平行変位可能とした態様
であり、而して、制振ダンパとしてのブロック状の制振
ゴム141′は該起歪体10’ 、10’ 、及び、平
行板バネ21.21間に一体充填、又は、挟持すること
により介装されている。 そして、後側の起歪体10′の後面が図示しないフレー
ム(2)に対する支持面11とされている。 そして、当該実施例においてもロードセル7、及び、ダ
ミーセル1′の上下方向平行変位は保811−され、計
徂小ツバ9′に対づる被計量物投入−戒召fにお(プる
振動は制振ゴム141′により可及的速やかに減衰され
、又、ベース振動はダミーセルフ′により除去される。 第11図に示J実施例の計量装置104においてはロー
ドセル7に対してダミーセル1′はブリッジ部23によ
り一体に連結され、又、ロードセル7は起歪体10を介
してフレーム2に支持面11を介して取っ付(プられて
おり、したがって、ダミーヒル1′も該ブリッジ部23
を介し起歪体10を通してフレーム2に力学的には支持
されているが、更に、該ブリッジ部23より支持体5′
を一体後延させてJ3す、該支持体5′ど上記フレーム
2の上記ロードセル7の起歪体10の支持面11と平行
して設けた支持面11を介して取り付けられた支持体5
′との間に制振ダンパとしての圧縮型の制振ゴム14’
を介設させた態様であり、したがって、当該実施例にお
いては起歪体10と制振ダンパどしての制振ゴム14′
とは並列に設けられているが、被fft ffj物のロ
ードセル荷重は起歪体10よりフレームに対して支持さ
れ、又、この系にお(]る振動は制振ゴム141によっ
て減衰され、ベース振動は起歪体10を介してのダミー
セル1′によって除去されるようにされている。 尚、該第11図に示す実施例の制振ゴム14″は圧縮型
の制振ゴムであるが、該補圧縮型の制振ゴムを用いた態
様どしては、第12図に示づ実施例の計量装置105に
示す様に、ロードセル7とダミーセルフ′は支持体5′
にその基端側を一体的に取り付けられており、該支持体
5′は1・型形状の互いに上下方内通にした起歪体10
’ 、10’の前側に一体的に取り付けられ、該起歪体
10′ はその[下面に平行板バネ21.21をボルト
22.22によって一体的に取り付けられるようにされ
ており、而して、該起歪体io’ 、io’の基端側は
支持面11として図示しないフレーム(2)に一体的に
取り付けられ、而して、両起歪体10’ 、10’の内
部には圧縮型の制振ダンパとしての制振ゴム14′を介
設させたものであり、当該実施例においては計量ホッパ
9′の荷重は該支持体5′、起歪体10’ 、10’ 
、及び、平行板バネ21.21を介してフレーム(2)
に伝達され、計量ホッパに投入載荷される被計量物の振
動は該制振ゴム14′ により減衰され、又、同様にベ
ース振動はダミーセルフ′により除去される。 面し支、上述の起歪体10’ 、10’ に対づ“る平
行板バネ21.21と同等の上下方向変位の機能を有す
る態様としては、第13図に示す実施例の計量装置10
Gのように1対の起歪体10’ 、10’の上下のブリ
ッジ部として互いに仕きり部24.24を形成してボル
ト25、及び、長溝26を介して位置決め可能に、■つ
、左右方向不動に拘束し、上下方向のみ変位可能な平行
ブロック21’ 、21’ により連結させて、後側を
図示しないフレームに対ザる支持面11とし、前側をロ
ードセル7、及び、ダミーセルフ′を一体に取り付けし
た支持体5′に対する支持面とした態様であり、該一対
の起歪体10′、10′には長手方向に沿って制振ダン
パとしての制振ゴム14”がせん新型の制振ゴムとして
介設されてあり、したがって、当該態様においては振動
に対してはロードセル7、及び、ダミーセルフ′は上下
方向に変位可能であるように支持されており、そのため
、ベース振動は起歪体10′、10′、及び、ブロック
21’ 、21’ を介してダミーセルフ′に伝達され
てこれを除去するようにされ、又、計量ホッパに投入載
荷されlこ被計量物の振動は制振ゴム141によりその
lυ断抵抗を介し減衰されていく。 次に、第14.15図に示す実施例の計量装置107に
おいてはロードセル7、及び、ダミーセルフ′の基端側
を一体的に取り付けた支持体5′の上面にブロック27
をポルト28.28を介して一体的に取りイ・」(プる
ど共に、該ブロック27との間にalll振ダンパとし
ての圧縮型の制振ゴム141″′を介設Jると共に、フ
レーム2との間にも同じく圧縮型としての制振ゴム14
1“を介設し、これらにフレーム2下部を螺装して固定
したガイドバー29を嵌装させ、史に、上記ブロック2
7の後部上面と、フレーム2に支持面11を介して固設
した起歪体10′の上面との間に板バネ21′をネジ2
2.22を介して=一体向に固定した態様である。 尚、上部位置に介設される制振ゴム141’は上記ガイ
ドバー29の所定高さに一体的に該バー29に固着され
ており、一方、下部位置に介設される制振ゴム1411
は中心部に有する貫通孔内にガイドバー29を微少クリ
アランスを有して挿着せしめている。 当該実施例においては計量ホッパ9′に投入載荷された
被計量物は板バネ21′、及び、起歪体10′を介し、
又、支持体5″及び双方の制振ゴム141#、1411
を介してフレーム2に支持され、したがって、これらを
通して伝達されるベース振動は上述実施例同様にダミー
セルフ′により除去され、又、被計量物の計量ホッパ9
′に対する投入載荷時の振動は制振ダンパの防振ゴム1
41’、141′ににり減衰される。 而して、上述各実施例はロードセルが同一固有振動数を
有づるダミーセルを併設してフレームに対して金属製起
歪体を介すると共に、制振ダンパを介して支持されるよ
うにした発明の態様であるが、次に、この出願の他の発
明であるダミーセルを併設しないロードヒルの支持態様
の実施例を第16図以下の図面に基づいて上述用5.7
.8.10.11.12.13.14図に示した実施例
に対応させてβ1明する。 まず、第16図に示す実施例に示ず耐量装置100′ 
においてはロードセル7を一体に支持している支持体5
′は反対側に於いて該ロードセル7に平行に起歪体10
に一体的に連結されており、該起歪体10のi:t f
fiホッパ9′寄りの下端は支持面11としてフレーム
2に固定してロードセル7を支持しており、又、該起歪
体10の一般部の上下面12.13には板状の制振ゴム
14.14がその凹部に添設されている。 したがって、当該実施例では計量ホッパ9′の商品投入
載架による振動や減衰については起歪体10により上下
方向変位が行われ、起歪体10の金属弾性と制振ダンパ
14.14にJ:る減衰作用が行われる。 次に、第17図に示す実施例に示す耐量装置101′ 
においてはロードセル7を一体にカンチレバー式に支持
している支持体5′は、その両側に於いて該ロードはル
アに平行にロバ−パル機構としての起歪体10.10を
一体に支持しており、該起歪体10.10の計量ホッパ
9′側の下端は支持面11.11を介してフレーム2に
固定して取り付は支持されており、又、その支持体5′
の下側には該フレーム2どの間に制振ダンパとしての四
角柱状制振ゴム14′が一体介設されている。 したがって、当該実施例においてはロードセル7の計量
ホッパ9′への商品投入載荷による振動や減衰における
上下方向の平行変位は起歪体10.10により保証され
、更に、起歪体10の金属弾性と該制振ダンパとしての
制振ゴム14′ による減衰作用が行われる。 尚、当該実施例において両側起歪体10.10は設計に
よっては一方側にのみ設けるようにしても良い。 又、第18図に示す実施例の計量装置102′ におい
てはロードセル7は支持体5′により一体的にカンチレ
バー式に支持され、該支持体5′は起歪体10の後面を
介して図示しないフレーム(2)に一体取り付けされて
おり、該起歪体10の内部に充満状態に制振ダンパとし
ての制振ゴム141が内装されている態様であり、ロー
ドセル7は該起歪体10を介して上下方向平行変位可能
にされ、又、起歪体10の金属弾性と制振ゴム141の
内部摩1察」−ネルギーにより振動が減衰されるように
されている。 しlcがって、当該態様においても、丘1mホッパ9′
に対する被計量物の投入載荷による衝撃にJこる振動は
減衰される。 又、第19図に示す実施例の副最装置103′ におい
てはロードセル7を一体的に取り付(ブた起歪体io’
 、io’ が前後に二分割され、その上下面は起歪体
io’ 、io’の上下部のブリッジ部を成−4平行板
バネ21.21をしてネジ22.22により一体的に取
り付けられて上下方向平行変位可能とした態様であり、
而して、制振ダンパとしてのブ[1ツク状の制振ゴム1
41′は該起歪体10’ 、10’ 、及び、平行板バ
ネ21.21間に一体充填、又は、挾持づることにより
介装されている。 そして、後側の起歪体10’の後面が図示しないフレー
ム(2)に対する支持面11とされている。 そして、当該実施例においてもロードセル7の上下方向
平行変位は起歪体io’ 、io’ 間の板バネ21.
21により保証され、計量ホッパ9′に対する被計量物
投入載荷における振動は制振ゴム141′にJ:り可及
的速やかに減衰除去される。 第20図に示ず実施例の計量装置104′ においては
ロードセル7は起歪体10を介してフレーム2に支持面
11を介してカンチレバー式に取り付けられており、又
、該ロードセル7はブリッジ部23を介し、更に支持体
5′を一体後延させており、該支持体5′と上記フレー
ム2の上記起歪体10の支持面11ど平行して設けた支
持面11を介して取り付9ノられた支持体5′との間に
制振ダンパとしての圧縮型の制振ゴム14′を介設させ
た態様であり、したがって、当該実施例においては起歪
体10と制振ダンパとしての制振ゴム14′とは並列に
設けられているが、被計量物のロードセル荷重は起歪体
10よりフレームに対して支持され、又、この系におけ
る振動は制振ゴム14”によって減衰される。 尚、該第20図に示す実施例の制振ゴム14″に代替し
て該挿圧縮型の制振ゴムを用いた態様としては、第21
図の計量装置105′実施例に示す様に、ロードセル7
は支持体5′にその基端側を一体的に固定されており、
該支持体5′はト型形状の互いに上下方内通にした起歪
体10’ 、1(1’ の前側に一体的に取り付けられ
、該起歪体10′ はその上下面に平行板バネ21.2
1をボルト22.22にJ、って一体的に取り付けられ
るようにされており、而して、該起歪体io’ 、io
’ の基端側は支持面11どしで図示しないフレーム(
2)に一体的に取り付けられ、而して、両起歪体10’
 、01’の内部には圧縮型の制振ダンパとしての制振
ゴム14′ を介設させたものであり、当該実施例にお
いては計u1ホッパ9′の荷重は該支持体5′、起歪体
10’ 、10′、及び、平行板バネ21.21を介し
てフレーム(2)に伝達され、計量ホッパに投入載荷さ
れる被計量物の振動は該制振ゴム14′ により減衰さ
れる。 而して、上述の起歪体10’ 、10’ に対する平行
板バネ21.21と同等の上下方向変位の機能を有する
態様としては、第22図に示ず実施例の計量装置106
′のように前後1対の起歪体10’ 、10’の、I−
下のブリッジ部として互いにじぎり部24.24を形成
してボルト25、及び、長溝26を介して位置決め可能
に、且つ、左右方向不動に拘束し、上下方向のみ変位可
能な平行ブロック21’ 、21’ により連結させて
、後側を図示しないフレームに対する支持面11とし、
前側をロードセル1に取り付けした支持体5′に対する
支持面とした態様があり、該一対の起歪体io’ 、i
o’ には長手方向に沿って制振ダンパとしての制振ゴ
ム14’がせん新型の制振ゴムとして介設されてあり、
したがって、当該態様においては振動に対してはロード
セル7が上下方向に変位可能であるように支持されてお
り、計量ホッパ9′に投入載荷された被計量物の振動は
制振ゴム14#によりそのせん断抵抗を介し減衰されて
いく。 次に、第23図に示す実施例の計量装置107′におい
てはロードはルアの基端側を一体的に取り付けた支持体
5′の上面にブロック21を図示しないボルトを介して
一体的に取り付けると共に、該ブロック27との間に制
振ダンパとしての圧縮型の制振ゴlx 141’を介設
づるど共に、フレーム2どの間にも同じく圧縮型として
の制振ゴム1411を介設し、これらにフレーム2下部
を螺装して固定したガイドバー29を1茨装さぜ、更に
、上記ブロック27の後部上面と、フレーム2に支持面
11を介して固設した起歪体10′の上面との間に板バ
ネ211をネジ22.22を介して一体的に固定した態
様である。 尚、上部位置に介設される制振ゴム141’は上記ガイ
ドバー29の所定高さに一体的に該バー29に固着され
ており、一方、下部位置に介設される制振ゴム141″
は中心部に有する貫通孔内にガイドバー29を微少クリ
アランスを有して押打せしめている。 当該実施例においては計量ホッパ9′に投入載荷された
被計量物は板バネ21′、及び、起歪体10′を介し、
又、支持体5′及び双方の制振ゴム141’、141M
を介してフレーム2に支持され、したがって、被計量物
の計量ホッパ9′に対する投入載荷時の振動は制振ダン
パの防振ゴム141′、141Mにより減衰される。 尚、この出願の発明の実施態様は上述各実施例に限るも
のでないことは勿論であり、例えば、制振ダンパとして
は液圧ダンパを用いる種々の態様が採用可能である。 〈発明の効果〉 以上、この出願の発明によれば、基本的に、ロードセル
を用いて重量を計量するに際し、被計量物の投入や載荷
に際し、装置自体に永久歪を与えるような大きな衝撃と
は別に不可避的に生ずる振動に対して制振ダンパによる
減衰が有効に作用し、可及的速やかにロードセルの固有
振動による負荷振動が減衰して安定し、正確に重量検出
が出来る優れた効果が奏される。 而して、制振ダンパと金属製起歪体がフレームに対して
′ロードセル、及び、ダミーセルをカンナレバ一式に取
り付ける際の両者の間に介設しであることによって、該
起歪体の金属弾性によるばね要素に該制振ダンパの内部
摩擦による減衰要素を加えて1自由度振動系を構成して
いるために両者相俟って減衰振動が速やかに抑制されて
計量が正確に行われるという優れた効果が奏される。 又、上記フレームとロードはルの間に設(プた該起歪体
の平行リンク機能ににり該ロードセルが制振ダンパによ
って減衰振動を行う際に該ロードレルはフレームに対し
て上下方向平行変位をし、それによって、新たな二次的
擾乱を起こJことがなく、安定して減衰振動が収斂され
ていくという効果も奏される。 加えてダミーセルを装備することにより、i′lI′T
IYI計市装置に対しその設置するべ−)スよりの地盤
等からの不可避的なベース振動がフレームから伝達され
るが、上記減衰振動とは別に検出信号の中にベース振動
による出力信号が混入して不正1イrなi1量が成され
るのを該ダミーセルの検出信号によりこれを除去するこ
とが出来るため、確実に正6TI’ <r重量検出が可
能となる優れた効果が奏される。 又、ダミーセルにおいては、その先端等にダミーマスを
取り付けてロードセルの固有振動数と同じ固有振動数を
有する振動系にしてベース振動に対して同一信号が出力
可能であるように出来るため、ロードセルに入力される
ベース振動を該ダミーセルが検出して演算を行い、該ロ
ードセルの検出信号の中からベース振動による変動要素
をキャンレルして正しく載荷M量のみの重量を計量する
ことが出来る優れた効果が奏される。 4、図面の簡単な説明 第1図は従来技術に基づく計量装置の部分断面側面図、
第2図は同じ〈従来技術に基づく計量装置の減衰振動グ
ラフ図、第3図は従来技術(基づくフィルター付設によ
る減衰振動グラフ図、第4図はベース振動をキャンセル
したこの発明に係る計量装置の減衰振動グラフ図、第5
図以下はこの出願の発明の詳細な説明図であり、第5図
は1実施例の斜視図、第6図は同部分切截斜視図、第7
.8図は他の実施例の斜視図、第9図は第8図相当別の
実施例の部分斜視図、第10図は更に他の実施例の部分
切截斜視図、第11.12.13図は別の実施例の斜視
図、第14図は更に別の実施例の部分切截斜視図、第1
5図は第14図部分断面図、第16.17.18.19
.20,21.22.23図は第5.7.8.10.1
1.12.13.14図対応他の実施例の図面である。 9′・・・秤量体、 5′、5′・・・支持体、7・・
・ロードセル、 14.14’ 、14’ 、14’ 、141、141
′ 、 141′ 、1411.141”・・・弾性体
(制振ダンパ)、2・・・フレーム、10′ ・・・起
歪体、100〜107.100′〜107′・・・計量
装置、7′・・・ダミービル 手続補正口(蛙) 昭和59F ら月 1ffl 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事イ1の表示 昭和59年 特許願 第012016号2、発明の名称 計量装置 代表者 石 1)隆 − 5、補正命令の日付 く自 発)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 く1)秤聞体に対する支持体を一側に有するロードセル
    が他側に弾性体を有してフレームに支持されている計量
    装置において、該ロードセルと同一固有振動数を有する
    ダミーセルが併設されて上記フレームに対して金属製起
    歪体を介して連係されると共に制振ダンパを介して支持
    されていることを特徴とする計量装置。 (2)上記起歪体が平行板バネ型に形成されていること
    を特徴とする特許 載の計m装置。 (3)上記制振ダンパが起歪体に併設されていることを
    特徴とする上記特許請求の範囲第1項記載の計量装置。 (4)上記制振ダンパが圧縮型に形成されていることを
    特徴とする上記特許請求の範囲第3項記載の4聞装置。 (5)上記制振ダンパが起歪体内にセラ1〜されでいる
    ことを特徴とする上記特許請求の範囲第1項記載の計量
    装置。 (6》上記制振ダンパがせん所帯に形成されでいること
    を特徴とする上記性F{請求の範囲第5項記載の計量装
    置。 (7)上記制振ダンパがブロック型に形成され一C起歪
    体の1部とされていることを特徴とする上記特許請求の
    範囲第5項記載の計量装置。 (8)上記制振ダンパが起歪体の側面に一体添盾されて
    いることを特徴とする上記特許請求の範囲第1項記載の
    計量装置。
JP1201684A 1983-06-21 1984-01-27 計量装置 Pending JPS60157022A (ja)

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JP1201684A JPS60157022A (ja) 1984-01-27 1984-01-27 計量装置
US06/620,040 US4593778A (en) 1983-06-21 1984-06-13 Weighing machine with dummy load cell for error correction
AU29367/84A AU577532B2 (en) 1983-06-21 1984-06-14 Weighing machine with anti-vibration damper
DE8484107037T DE3483119D1 (en) 1983-06-21 1984-06-19 Waegeapparat.
EP84107037A EP0129249B1 (en) 1983-06-21 1984-06-19 Weighing machine

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JP1201684A JPS60157022A (ja) 1984-01-27 1984-01-27 計量装置

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