JPS60156980A - 流体圧回転装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は流体圧回転装置に関し、特にモータの出力速
度を低減して出力トルクを増大し得るギヤ減速装置付の
低速高トルク（以下ＬＳＨＴと略称する）ゲロータモー
タに関する。

ＬＳ　ＦＩＴ形ゲロータモータは現今周知でゎっで多く
の需要がある０通常ＬＳＩ（Ｔゲロータモータはゲロー
タ変位機構と、流体入口からの流体音ゲロータの拡大縮
小流体室へ導びくと共に、ゲロータの拡大縮小流体室か
らの戻Ｃｌ５１Ｔ体を流体出口へ導びくパルプとを備え
ている。通常ゲロータの内歯部材はモータハウジングに
固定され、その中で外歯部材が供給された加圧流体に応
答して軌道運動と回転運動と金する。外歯部材の運動の
回転成分は回転出力軸へ伝達される。この伝達は通常両
端にスプラインを有する軸のような自在連結部材によっ
て行なわれる。

ゲロータ素子が約２０．３２立方センチ（８，０立方イ
ンチ）／回転の変位をするこの発明の出願人によシ製造
され発売されている従来のＬ８ＦＩＴゲロータモータで
は、９０７．２ゆ（２，０００ポントンの圧力差で約２
０ｇ／分の流量の流体がモータに供給されると、出力軸
は約５５０　ｒｐｍで回転して、約２４１９．５　ｃＩ
ｒＬ−に４　（２，１００インチポンド）の出力トルク
を発生する。

車輪駆動装置やウィンチ装置のようなＬＳＩ（Ｔモータ
の多くの応用分野では、一層大きなトルクの駆動力と一
層低い速度が要望さｎている。

従来Ｌ８ＦＩＴゲロータモータを使用する限シ、筒トル
ク、低速を得るには、モータに減速ギヤ装置を付加して
組合せるのが一般的であった。しかしながら、ゲロータ
モータに外部減速ギヤ装置を付加すると、駆動装置全体
の大きさ、重量が増加し、コストアップとなるので望ま
しくない、したがってこうした欠点を有しないＬＳＩ（
Ｔグロータモータ減速装置が多年に亘シ要望されてきた
が、この出願時点で、きわめて低速で非常に高トルクの
駆動装置の多くは、依然としてゲロータモータと、別購
入の別体の減速装置とで構成されている。

米国特許第２，２４０，８７４号には複合遊星歯車装置
を用いて減速を可能としたゲロータモータが開示されて
いる。この特許に開示された装置は、２個のゲロータ要
素を備え、第１ゲロータのリングを固定し、第１．第２
ゲロータの外向部材全軌道運動と、回転運動とをするよ
うに相互に接続し、第２ゲロータ要素のリングを出力軸
に接続している。第１グロータのリングと外歯部材の歯
数は、それぞれ第２ゲロータのリングと外歯部材の歯数
と異なっている。前記特許の場合、第１ゲロータのリン
グの歯数は１５、外画部材の歯数は１４、また第２ゲロ
ータのリングの歯数は１４．外歯部材の歯数は１３でめ
った。

このような歯数の相異の結果、減速比は１４：ｌとなシ
、出力軸は外歯部材の回転によって発生するトルクの約
１４倍のトルクを発生し、外歯部材の速度の約　／１４
　で回転する。

上記米国特許第２，２４０，８７４号が２個のゲロータ
を用いて減速全行うことｔ示しているのにかかわらず、
この特許の技術思想を実施するような装置は普及されず
、この発明の出願時点に到るまで、特に動水力の分野で
ＬＳＩ（Ｔモータの必要性が依然として満たさ几ていな
かった。

前述の米国特許第２，２４０，８７４号の装置の欠点と
して次のことがあげられる。すなわち流体入口からの加
圧流体が両方のゲロータ要素の拡大縮小流体室へ供給さ
れるので、商用のＬＳＩ（Ｔモータで一般に要求される
ものよりも実質的に複雑な、茜価なバルブが必要となる
。さらに中心軸の偏心部分會介して、液体がゲロータへ
流入し、かつゲロータから流出するので、ゲロータのリ
ングと外歯部材とはこの軸およびパルプロや通路の全て
を収容できるほど大きくなけｎばならないので１．ゲロ
ータ要素が相当に高価になってしまう。その上上記特許
の装置はその構造上７組の別個のベアリングを使用しな
けｎばならず、商用装置としては相当に高価なものとな
る。

したがって、この発明の目的は、従来装置よりも実質的
に小形でかつ安価な流体圧回転装置特に、ＬＳＨＴモー
タを提供するにある。

この発明の他の目的は、前述の米国特許の装置のものと
同一原理にもとづく複合遊星歯車装置であるが、一層実
用的、経済的な被合遊星歯車装置を用いた流体圧回転装
置を提供するにある。

この発明のさらに他の目的は、特殊な構造のゲロータや
ギヤを用いる必要がなく、標準的で入手容易なゲロータ
を使用できる流体圧回転装置ＩＬを提供するにある。

この発明のさらに他の目的は、出力減速比の融通性が高
く、出力ゲロータの他は部材を変更しなくとも実質的に
種々の設計に応じて、減速比を変化できる流体圧回転装
置を提供するにある。

上記目的を達成するために、この発明の流体圧回転装置
は流体入口と流体出口とが形成されたハウジングと、こ
のハウジングに装着され、複数個（Ｎ＋１）の内歯を有
する第１門歯部材と、複数個（Ｎの外ａｔ有する第ｌ外
歯部材とを具備した第１変位機ｔａ　ｋ　＊えている。

第１外歯部材は第１門歯部材内に偏心量（Ｅｓ）　ｔも
って偏心して配置されて、その中で相対的な軌道運動と
回転運動とをする。この相対運動の間に第１内歯部材お
よび第１外歯部材の歯が遂次歯合して拡大縮小流体室を
形成する。ハウジングにバルブ手段が設けられ、第２変
位機構がハウジングに装着される。この第２変位機構は
複数個（Ｍ＋１．ただしＮ臀Ｍ）の門歯を有する第２内
歯部材と、複数個−〇外歯を有する第２外歯部材とを具
備する。この第２外因部材はこの第２内歯部材内に偏心
量（Ｅｌ、７’ｃだしＥｔ　＝　Ｅｘ　）　’ｅもって
偏心して配置されて相対的な軌道運動と回転運動とをす
る。この相対運動の間に第２内歯部材と第２外歯部材の
歯が遂次歯合して拡大縮小流体室全形成する。出力軸が
ハウジングに装着され、回転可能に支持されて回転運動
のみを行なう。第２変位機構の第２内歯部材は出力軸に
固定されて一緒に回転する。各変位機構の外歯部材に中
間軸が係合して一緒に軌道運動と回転運動とをする。

この発明の装置を特徴づけるバルブ手段は、流体入口か
らの流体を実質的に第１変位機構の拡大縮小流体室にの
み供給し、実質的に第１変位機構の拡大縮小流体室のみ
からの流体を流体出口へ戻す。その結果、入出力軸は第
１変位機構の第１外園部材の回転速度に比して、減速率
（Ｒ，ただしＲ＝−Ｌ＋−Ｌ）だけ減少した速度で−Ｎ 回転する。

この発明の他の態様によれば、流体圧回転装置は第３変
位機構を有する。この第３変位機構はハウジングに装着
され、複数個（Ｎ＋１）の門歯を有し該ハウジングに固
定された第３内歯部材と複数個（Ｎ）の外歯を有する第
３外歯部材と全具備する。第３変位機構の第３外歯部材
は第３内歯部材内に偏心量（Ｅａ　＋　Ｅｓ＝Ｅｔ＝Ｅ
ｔ）をもって偏心して配置されて、その中で相対的な軌
道運動と回転運動とを行なう。この相対運動のｂＪ］に
第３内歯部材と第３外田部材の歯が遂次歯合して拡大縮
小流体室を形成する。第３変位機構の第３外歯部材が中
間軸に係合して、第２変位機構から中間軸へ伝達される
反作用力を吸収する。

以下、実施例を参照して、この発明の詳細な説明する。

この発明は図面に示す実施例に限定されるものではない
が、第１図はこの発明に従って作られた流体圧回転装置
の縦断正面図缶水す。この回転装置は梅々の締付部材に
よって組立てられた複数個の要素を有する。ベアリング
／Ｓウジフグ１１はこれと一体な取付フランジ１３Ｑ有
し、このフランジ１３を介して装置全体が正輛のシャー
シ（図示せず）のような対象物に取付けられるつ 変位機構１５は複数個のポル）　１　’７によってベア
リングハウジング１１に取付けられ、またボート板１９
とバルブハウジング２１とからなるバルブ固定部材が、
複数個のボルト２３によって変位機構１５に取付けられ
ている。

ベアリングハウジング１１内に配置された出力軸２５は
、１対のベアリング２７．２９によって支持されてペア
リングツ）ウジフグ１１内で回転する。出力軸２５は前
方軸部：う１全有する。

ＪＩＬ輪取付フランジ３３がキー３５によって前方＠部
３１に接続して、該軸部３１と一緒に回転する。一方フ
ランジ３３は、前方軸部３１のねじ＠３９に螺合するナ
ツト３７によって、軸方向での動きが阻止されている。

通常正輪取付フランジ３３　は車幅の車輪に装着されて
、該車輪に駆動トルク全厚える。

第１、第２図を参照すると明らかなように、変位機構１
５は第１内歯部材４１全有し、この内歯部材４１は一体
のフランジ４３（第１図にのみ示す）を有する。ボルト
１７はこのフランジ４３ｔ′貫通する。内歯部材４１に
は複数個のねじ孔が形成され、ポート板１９およびバル
ブハウジング２１ｔ−貫通するボルト２３がねシ孔に螺
合する。

第１門歯部材４１には複数個の半円筒状ポケット４５が
形成され、各ポケット４５内に円筒状ローラからなる内
歯４７が配置される。内歯部材４１と複数個の内歯４７
とでゲロータ第１変位機構の内歯部材を構成する。ロー
ラを用いているので、この第１変位機構は、周知のよう
に、ローラゲロータ変位機構とも呼ばｎる。

第１ｍ外ｍ部材４９が内歯部材４１内に偏心して配置さ
れる。偏心量Ｅ１のため、外歯部材４９が軌道運動と回
転運動と金する間に、内歯部材４１と外歯部材４９の歯
とが遂次歯合して、周知のように複数個の拡大綱小流体
室５１金形成する。

パルプハウジング２１には流体人口５３、流体出口（図
示せず）および円筒状内面５５が形成さｎていて、この
円筒状内面５５の中に周知の円筒スゾールバルブからな
る回転パルプ部材５７を配置する。パルプ部材５７につ
いて簡単に説明すると、ここには流体人口５３と常時連
通して流体を連続的に通す環状溝５９と、流体出口と常
時連通して流体を連続的に通す環状溝６１とが形成され
、周知のように、複数個の軸方向通路６３が環状溝５９
に連通し、複数個の軸方向通路６５が環状溝６１に連通
している。

また、バルブハウジング２１には複数個の軸方向通路６
７が形成され、ポート板１９には複数個の対応する開口
６９が形成されている。周知のように通路６フと開口６
９の数は、拡大縮小流体室５１の数に対応する。動作時
に加圧流体が流体入口５３に供給されて、環状溝５９お
よび通路６３に導びかれ、続いて通路６７の中で、現時
点で拡大している流体室５１に一致する開口６９に連通
する通路６７ｔ−通過する。同時に縮小している流体室
５１からの戻９流体は、対応する開口６９および通路６
７を通シ、通路６５および環状溝６１に導びかれて、最
終的に流体出口（図示せず）を経て貯蔵容器へ戻る。

パルプ部材５７と第１外歯部材４９の移動との間の適当
なタイミングを株つために、外園部材４９に一群の直線
状内面スプライン７１が形成され、バルブ部材５７にも
同様な一群の直線状内面スプライン７３が形成されてい
る。バルブ駆動軸７５が設けられ、内面スプライン７１
゜７３とそれぞれ歯合する外面スプライン７７゜７９が
駆動軸７５に形成される。したがって、バルブ部材５７
は外因部材４９０回転と同期して回転する。

出力軸２５の内側端のフランジ部８１に、複数個のボル
ト８３によって、第２門歯部材８５が装着される。第３
図から明らかなように、この環状部材８５には複数個の
半円筒状ポケット８７が形成され各ポケット８７に円筒
状ローラからなる内歯８９が配置される。内歯部材８５
と複数個の内歯８９とでゲロータ第２変位機構の内歯付
きリングが構成される。この第２変位機構はロー２ゲロ
ータ機構とも呼ばれる。

第２外歯部材９１が第２内歯部材８５内に偏心して配置
さｎる。偏心童心のために外園部材９１が軌道運動と回
転運動とをする間に、内歯８９と外歯部材９１の歯とが
遂次歯合して複数個の拡大縮小流体室９３を形成する。

外園部材９１には好ましくは他の外米部材４９に形成さ
れた内面スプライン７１と同じ一群の直線状第３内面ス
プライン９５が形成される。中間軸９７は内面スプライ
ン７１と歯合する一群の直線状第１外面スプライン９９
と、内面スプライン９５と歯合する一群の直線状第２外
面スプライン１０１とを有する。直線状スプラインのみ
使用して第１外歯部材４９ｉ有する第１変位機構から出
力軸２５ヘトルクを＠達することが、この発明の装置の
重要な特徴である。直庫スプラインだけ使用するので実
質的に大きなスプライン接触面積が得られ、その結果、
スジラインの寿命が延びると共に実質的に大きなトルク
伝達性能が得られる。

第２外歯部材９１を有する第２変位機構と第１変位機構
とがある意味で同一であシ、ある意味で異なることはこ
の発明の重要な特徴である。

基本的に両変位機構の偏心量Ｅ１＊Ｅ、が等しくなげれ
ばならない。一方、第２．第３図を比較すればわかるよ
うに、両変位＋Ａ構の内外歯数は異なる。第１質位機構
（第２図）の場合、外歯部材４９は８個の外歯ｔ−；ｔ
＝ｆＬ、９個の内面４７が設けられる。第２率位機構（
第３図）の場合、外園部材９１は９個の外歯をｎし％ｘ
ｏ個の内［８９が設けられる。この発明では第１変位機
構を動力ゲロータ機構と呼び、第２変位機構を減速ゲロ
ータ機構と呼ぶことができる。なお、流体は第１変位機
構の拡大縮小流体室５１にのみに流れ、ａｇ　２変位機
構の拡大縮小流体室９３には流体が流ｎない。装置の動
作中に若干量の流体が第２変位機構内に漏洩して、潤滑
流体として作用する可能性があるにすぎない、、第１変
位機構の内歯部材全固定すると、第２外聞部材９１のよ
うに第１外歯部材４９は自由に軌道運＃をする。しかし
ながら第２変位機構の門歯部材８５は、前述のように出
力軸２５に接続している。外歯部材４９の外歯数は外歯
部材９１の外歯数と異なるから、歯間スペース角度が異
なり、この相異の結果第２変位機構の内歯部材、フラン
ジ８１および出力軸２５が回転する際、出力回転は外一
部材４９０回転速度に対して、以下の式で定められる減
速率Ｒだけ減速して行なわれる。

Ｒ＝）亭ト ただし、Ｍは外歯部材９１の外Ｉ＃数、Ｎは外歯部材４
９の外哨数である。この実施例では減速率Ｒは（９＋１
　）　／　（９−８）　で１０である。したがって出力
軸２５の出力速度は、外歯部材４９０回転速度の１／□
０でアシ、トルク出力性能が１０倍に増大する。

この発明の１つの重要な態様は、上述の複合遊星歯車装
置を部分的に利用することによって、比較的簡単で安価
なＬＳＨＴモータ減速装置を提供しうろことにある。こ
の発明の１つの重要な特徴によれば、このような態様を
達成するのに動力ゲロータ機構（第１変位機構）にのみ
加圧流体を供給し、第２変位機構は減速ゲロータ機構と
してのみ使用する。このような構成によって、装置の全
体構造のみならず装置の細部構造も簡単化される。

この発明の他の特徴は、モータを拘束する反作用力全発
生する複雑なベアリングおよび支持機構を用いずに、複
合遊星歯車装置を用いた点におる。したがって、この発
明の１つの重要な態様では、中間軸９７の支持機構が提
供され、この支持機構は簡単で安価であるが、減速ゲロ
ータ機構内に発生する反作用力を有効に吸収してモータ
の拘束全阻止する。

第１図の実施例では、必要な支持機構は第３変位機構（
支持ゲロータ機＃）からなる。この発明の範囲内で、第
３変位機構として全く別個のゲロータ機構を用いること
もできるが、この発明の重要な特徴によれば、第３変位
機構は第１変位機構の内歯部材を構成するハウジング４
１、ポケット４５および内歯４７全有する。

第３変位機構は第１図で一群の内歯４７の右端に配置さ
れた第３外歯部材１０３ヲ有する。第２変位機構と第３
変位機構との間に耐摩耗板１０４が配置され、外一部材
１０３．４９間には後で詳述する機能を有するスペーサ
１０５′ｔ−配置する６外歯部材１０３には一群の直線
状第２内面スプライン１０７が形成され、中間軸９７の
一群の第３外面スゾライン１０９が内面スプライン１０
７に歯合する。第３変位機構と第１変位機構とが実質的
に同一であることは、この発明のＪｋ要な特徴である。

実質的に同一なので第３変位機構は特別に図示しないが
、第２図の構造がそのまま第３変位機構にあてはまる。

例えば外歯部材１０３が第１内歯部材４７内に偏心して
配置される。

偏心ｔ　Ｅｓ　（図示せず）のために、外歯部材１０３
が軌道運動金する間に、内歯４７と外歯部材１０３の歯
とが遂次歯合して、第１変位機構の流体室５１と実質的
に同一の複数個の拡大縮小流体室１１０　ｉ形成する。

３個の外歯部材４９，９１゜１０３全部が同期して軌道
運ｔｉＩＪ′ｇｉ：するためには、偏心斂Ｆ’ｓ　ｚ　
Ｅｘ　ｅ　ＥＨが等しくなげればならない。

さらに、外歯部材１０３の外歯数は外歯部材４９の外歯
数に等しい。また内繭４７は第１．第３変位機構に共通
であるから、その直径および基本円は第１．第３変位機
構に対して同一である。

しかしながら、第１．第３変位機構を全く別個の要素で
構成するとすれば１両変位機構に対する内歯の直径およ
びその基本円を同一にする必要がある。すなわち、第１
．第３変位機構に対する内歯の形状は岡−でなげれはな
らない。

前述のように、加圧流体は拡大縮小流体室５１へのみ供
給される。したがって、外歯部材４９と１０３とを分離
しているスペーサ１０５は、半径方向外側に第１内歯部
材４１お↓び内歯４７まで延びていることが重要で、こ
れによシ流体室５１，１１０間での流体の流通を防止す
る。

この実施例において、外歯部劇’４９，１０３は同期し
て軌道運動をするので、中間軸９７が傾斜することはな
い。その結果、内歯部材８５の内歯８９から外歯部材９
１へ伝達される反作用力は第３変位機構によって吸収さ
れ、装置は比較的円滑に連続運転して極めて低速で高ト
ルク出力を発生できる。ここで先に述べた流量および圧
力の例を参照した場合、もしこの実施例の第１変位機構
が１回転毎に約２０．３２立方センチ（８，０立方イン
チ）だけ変位すると、流体は９０７ゆ（ｚ、ｏｏｏボン
ド）の圧力差および２０Ｉ／分の流量でモータへ供給さ
れ、出力軸２５は約２４１９５　ｃＩＩＬ−ｋｇ（２１
，０００インチボンド）の出力トルクを有し、約５５　
ｒｐｍで回転する。当業者には明らかなように、第１図
のような比較的簡単で安価な装置からこのような高トル
クをこのような低速度で得ることができということは、
当該技術分野におけるぎわめて重要な懸案課題を解決す
るものである。

支持ゲロータ機構（第３〆変位機構）の重要ｊ性をテス
トするために、第１図と実質的に同一の装置を組立てて
、支持ゲロータ機構がある場合とない場合についてテス
トした。この試験装置で、第１変位機構の変位は約４８
２６立方センチ／回転（１９立方インチ／回転）であっ
た。

支持ゲロータ機構がある場合、３４０．２　ｋｌＦ　（
７５０ポンド）の圧力差で加圧流体全装置へ供給し、約
８７５６ＧＩ／Ｌ−ゆ（７，６００インチポンド）のト
ルクが発生した。次に、支持ゲロータ機構の外歯部材１
０３ｔ−取シはすし、スペーサ１０５と耐摩耗板１０４
との間に簡単なスペーサ部材を配置した。

このように支持ゲロータ機構がない場合は、流体をわず
か約１１３．４ｋｙ（２５０ポンド）の圧力差でモータ
へ供給しても、モータがロックシ出力軸は回転しなかっ
た。すなわちモータは１１３Ａｋｇ（２５０ポンド）以
下の圧力でしか運転できない。

第４図にこの発明の他の実施例を示す。この実施例では
第１図の対応部材の番号に１００ｔ−−−−−加えた符
号を付しておる。第１図の実施例につき詳しい説明を行
なったので、第４図の実施例では重複をさけるためいく
つかの相異点のみを説明する。

第１図の実施例で図示されてなかった流体出口が、流体
人口１５３と共に流体出口１５４としてバルブハウジン
グ１２１内に形成されている。また第４図の実施例では
、回転バルブ部材５７ｔ−人口１５３に連通する凹部Ｉ
Ｅｉ９および出口１５４に連通する環状溝１６１を有す
る回転パルプ部材１５７に置換えだ、パルプ部材１５７
にそれぞれ凹部１５９、環状溝１６１に連通ずる通路１
６３．　１６５が形成されている。回転形バルブ手段は
周知であって、広く市販さルていると共に先に述べた米
国特許第３．５７２．９８３号に詳細に記載されている
。

第１図、第４図の実施例間の大きな相異点は、中間軸１
９７の支持機構におる。第４図の実施例において、第１
変位機構の軸方向長さが大きく光分な変位の変位機構金
有するから、中間軸１９７を支持するための特別な装置
ｔ″必要としない０代シに外歯部材１４９に左端に向う
一群の直線状内面スプライン１７１および外歯部材１４
９の右端に向う一群の直線状内面スプライン１７２が形
成されている。第４図の実施例の中間軸１９７は、幾つ
かの分離した外面スプライン群の代シに１組の直線状外
面スプライン１９９を有し、これらのスプラインは内面
スプライン１７１．　１７２゜１９５に歯合する。

第１変位機構の与えられた変位に対して、第３変位機構
すなわち別個の支持機構を必要としない第４図の実施例
を用いることができるほど軸方向長さが充分長いか、ま
たは第１．第２変位機構の間に配置された別個の第３変
位機構を含む第１図の実施例を用いる必要がめるか否か
は、当業者が決め得るものと考えられる。

両実施例において、第２変位機構（減速ゲロータ機構ン
の内外歯の数は第１変位機構（動力ゲロータ機構）の内
外歯の数よシもそれぞれ１個だけ多い、これまでの説明
から明らかなように％ＭはＮよシも必ずしも１つだけ大
きい必要はなく、２つ以上大きくてもよく（この場合は
減速率Ｒが低下する）、またはＭはＮよりも小さくても
よい。例えば、もし前述の実施例で第１、第２変位機構
を逆にして、ＭをＮよシも１つだけ小さくすると、減速
率Ｒはマイナス９となシ、出力軸の回転速度は外歯部材
の回転速度の１７９で反対方向に回転する。

しかしながら、Ｍ−ｉＮよりも大きくして減速ゲロータ
機構が勤カゲロータ機構よりも大きな１数を持つように
すれば、減速ゲローメ機構の方が大きくなり、減速ゲロ
ータ機構のもつ内外歯間の接触応力への耐力全向上でき
るので有利でおる。

当業者がこの発明全実施するのに充分なだけ詳細にこの
発明全説明した。この明細書の記載から当業者が想到す
る変更、　（１６正は特許請求の範囲に含まれる限シに
おいてこの発明の一部でるる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の実施例の縦断面図、第２図は、中
間軸を除去した第１図の２−２綜に沿う断面図、第３図
は、中間軸を除去した第１図の３−３線に沿う断面図、
第４図は、この発明の他の実施例の縦断面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　流体入口と流体出口とが形成されたハウジングと
   、このハウジングに装着され、複数個（Ｎ＋１）の内歯
   を有する第１内歯部材と、複数個（Ｎの外歯を有する第
   １外歯部材と全具備し、第１外歯部材が第１内歯部材中
   に偏心量（ｒ：ｔ）ｅもって偏心して配置されてその中
   で相対的な軌道運動と回転運動とをし、この相対運動の
   間に第１内歯部材および第１外歯部材の歯が遂次歯合し
   て拡大縮小流体室を形成する第１変位機構と、ハウジン
   グに設けらｎたバルブ手段と、ハウジングに装着されて
   複数個（Ｍ＋１；ただしＮ”ＲＭ）の内歯を有する第２
   内歯部材と、複数個−〇外歯を南する第２外歯部材とを
   具備し、第２外出部材が第２内歯部材中に偏心量Ｕ：ｔ
   、ｆｃだしＥｉ＝胸ンをもって偏心して配置されてその
   中で相対的な軌道運動と回転運動とをし、この相対運動
   の間に第２内歯部材および第２外歯部材の歯が遂次歯合
   して拡大縮小流体室を形成する第２変位機構と、ハウジ
   ングに装着されて回動可能に支持されて回転運動自在で
   あシ、第２変位機構の抛２門歯部材が固定されて一緒に
   回転運動を行なう入出力軸と、第１．第２変位機構のそ
   れぞれの外歯部材に歯合して一緒に軌道運動と回転運動
   とをする中間軸と全備えた流体圧回転装置において、前
   記パルプ手段は流体入口からの流体を第１変位機構の拡
   大縮小流体室に供給して拡大縮小流体室からの流体を流
   体出口へ戻し、それによシ入出力軸が第１変位機構の第
   、ｌ外歯部材の回転速度に比して減速率（■（Ｒ＝　噌
   ↓カ）だけ減少した速度で回転するようになっているこ
   とを特徴とする流体圧回転装置。 ２、特許請求の範囲第１虫において、ハウジングに装着
   され、複数個（Ｎ＋１）の内歯を有する第１内歯部材と
   、複数個（Ｎの外歯を有する第３外歯部材とを具備し、
   第３外歯部材が第１内歯部材中に偏心量（融、ただしＥ
   ｓ＝　Ｅ。 ＝Ｅｔ）ｔ：もって偏心して配置されてその中で相対的
   な軌道運動、回転運動とをし、この相対運動の間に第１
   内田部材および第３外歯部材の歯が遂次歯合して拡大縮
   小流体室を形成する第３変位機構を備え、この第３変位
   機構の第３外歯部材が中間軸に歯合してこの中間軸に伝
   達される反作用力を吸収するようになっていることｆ、
   ％徴とする流体圧回転装置。 ３、特許請求の範囲第２項において、第３髪位機構は軸
   方向で第１．第２変位機構の間に配置されていることを
   特徴とする流体圧回転装置７ ４、特許請求の範囲第２項において、中間軸に第１．第
   ２．第３外面スプラインが形成され、第１．第２．第３
   変位機構には、それぞれ第１、第２．第３外面スプライ
   ンに歯合する第１、第２．第３内面スプラインが形成さ
   れていることを特徴とする流体圧回転装置。 ５、特許請求の範囲第１項において、軸方向で第１．第
   ２変位機構の中間に支持機構を設け、この支持機構は中
   間軸全支持し、該中間軸が軌道運動と回転とをするとき
   、これに伝達される反作用力を吸収するようになってい
   ることを特徴とする流体圧回転装置。 ６、特許請求の範囲第２項において、第１．第３変位′
   ｆｉ＆構の内歯部材は共通部材からなることを特徴とす
   る流体圧回転装置。 ７、　特許請求の範囲第６項において、第１．第３変位
   機構の門歯部材の内歯は複数個（Ｎ＋１）の円筒状のロ
   ーラからなること全特徴とする流体圧回転装置。 ８　特許請求の範囲第１項において、第２変位機構の内
   歯部材は、第１変位機構の内向部材よシも大きな歯数を
   有することを特徴とする流体圧回転装置。 ９、特許請求の範囲ｖｇ１項において、前記バルブ手段
   は拡大縮小流体室に連通して流体を流す流体通路金有す
   る固定パルプ部材と、第１変位機構の外歯部材の一成分
   運動に同期して移動する回転バルブ部材とを有し、この
   回転バルブ部材には流体入口および流体出口と流体通路
   との間で流体を連通させるパルプ通路が形成されている
   こと＋％徴とする流体圧回転装置。 １０、特許請求の範囲第９項において、回転バルブ部材
   は第１髪位機構の外歯部材の回転運動に同期して移動す
   るようになっていることを特徴とする流体圧回転技！。