JPS60155932A - 赤外線画像化システム - Google Patents

赤外線画像化システム

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JPS60155932A
JPS60155932A JP59182513A JP18251384A JPS60155932A JP S60155932 A JPS60155932 A JP S60155932A JP 59182513 A JP59182513 A JP 59182513A JP 18251384 A JP18251384 A JP 18251384A JP S60155932 A JPS60155932 A JP S60155932A
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JP
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capacitor
output
silicon
hgcdte
analog
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JP59182513A
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English (en)
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クロード イー.チユウ
セシル アール.コール,ジユニア
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Texas Instruments Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C27/00Electric analogue stores, e.g. for storing instantaneous values
    • G11C27/02Sample-and-hold arrangements
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    • G11C27/026Sample-and-hold arrangements using a capacitive memory element associated with an amplifier
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/148Charge coupled imagers
    • H01L27/14875Infrared CCD or CID imagers
    • H01L27/14881Infrared CCD or CID imagers of the hybrid type
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/20Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof for generating image signals from infrared radiation only

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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野J 本発明は赤外線画、像化システムに関するもので、とく
にS/N比の向上のために画像化装置の出力を再帰的に
平均化する手段を設けた赤外線画像化システムに係わる
ものである。
【発明が解決しようとする問題点J 実現可能な長波長の大気窓の下限の波長、すなわち8−
12ミクロンの波長で精細な画像を発生する赤外線領域
アレイ画像化装置を実現することはきわめて望ましい。
このような長波長債域の検出を適度な低温(たとえば、
液体ヘリウム温度でなく液体窒素温度)で行なう場合に
は、たとえばHg1−xcd’xTe等のきわめて狭い
バンドギャップ半導体を用いて行うことが好ましい、(
xが0から1の範囲にあるそのような合金を本明細書で
は以下’HgCdTe」と一般的に呼ぶものとする)、
 この疑似2進合金がたとえばX = 0.2のような
構成である場合には。
12ミクロンのフォトンにより橋絡するに十分(0,1
eV)小さなバンドギャプを有することになる。
このようなHgCdTeを用いた従来方法では、光検出
器として複数のHgCdTeフォトダイオードを典型的
に用いて、シリコン処理段階によりこれらのフォトダイ
オードを相互接続している。
長波長画像化の難点はバックグランドフォトン束レベル
が高いことである。 すなわち、室νおける黒体波長の
ピーク値は12ミクロンにきわめて近いため、寄生(近
距離場)長波長輻射が画像化システムの赤外線画像化光
学系によって発生しやすい、 さらに、目標の視野が真
の暗状態であることわきわめてまれである。 すなわち
熱線画像化においては、ある画像内の明るさの変動はわ
ずかな温度変化と黒体係数の変化の双方に起因すること
になる。 これらの影響により、比較的小さい目標内に
ダイナミックレンジが生ずる。 フォトン束の大半が目
標の高い平均温度に対応するのみであるため、フォトン
束により情報が伝達さ (れることはほとんどない、 
これは通常の長波長画像化システムにおいて「スキミン
グ」動作により行なうのが普通であり、この「スキミン
グ」動作で各画素からの信号のしきい値は前記、六ツク
グラウンドフォトン束の影響を除去すべく定められる。
 しかしながら、このようなしきい値決定によっては信
号・ノイズ比(S/Uを改善することはできず、前記バ
ックグランドフォトン東向の変動に基づくノイズ成分が
残っているため、 SlN比を低下させてしまう場合も
ある□、・ ゛故に1本発明の目的は実質的な長波長バ
ックグランドフォトン束がある場合にも、きわめて良好
なS/N比を示す長波長検出器を提供することにある。
[問題点を解決しようとするための手段]本発明は旧S
検出器、すなわち検出信号がコンデンサ中で繰り返し平
均化される赤外線画像化装置を提案するもので、この画
像化装置の出力は多数の読出しサイクルにわたるエクス
ンインシャルな平均として上記のように検出され、これ
によりS/N比をきわめて改善することができる。 こ
のため再帰的平均化を、ソフトウェアの負担を過大にす
ることなく、上記動作と同時に実行することもでき、ま
たこのアナログ処理を行う回路はきわめて簡単な構成で
ある。
かくて本発明は、第1のコンデンサと、該第1のシリコ
ンに接続され入力信号に従4て該1のコンデンサの電圧
を周期的に平均化するサンプリングスイッチ手段と、第
2のシリコンと、前記第1および第2のコンデンサに接
続きれ該第1.第2の・コンデンサ上の電圧を周期的に
等しくするための平均化スイッチ手段と、前記第2のコ
ンデンサの電圧を出力として発生する手段とからなり。
前記出力により前記サンプリングスイッチを介して連続
的に印加され□る入力の指数平均に対応した電圧を前記
第1のコンデンサに供給するメモリを提供す“るもので
ある。
[実施例] 以下本発明の実施例を添付の図面を参照して、まず混成
構造を用いた場合の実施例をいくつか説明する。 これ
らの実施例は平均化コンデンサ部位が検出部位に垂直方
向に関連するように設けたものである、 このような実
施例に続いて、平均化部位が検出部位から物理的に分離
して構成された実施例につき説明する。
本発明の画像化装置チップの全体の構成を第65!iに
示す、この第6図の中心にはHgCdTe領域106が
示され1本実施例ではこの領域に検出部位50を構成す
る32X 32のアレイが含まれている。
各HgCdTe検出部位50の直下には、シリコン平均
化コンデンサ部位54が設けられている。 各HgCd
Te検出器部50から読み出される一連の信号は、対応
したシリコン平均化コンデンサ部位54において再帰的
に平均化され、このシリコン平均化コンデンサからの出
力は図面の左右の側に示す出力回路のうちの1個に供給
される。
各HgCdTe検出器部50についてまず説明し、続い
てHgGdTe検出器の下方のシリコンのアーキテクチ
ャおよびアレイの動作につき説明する。
各HgCdTe検出器部の実施例の平面図を第2図に示
す、 図示の寸法形状では、全領域の約35%が光学的
蓄積領域となり、約55%が電荷を蓄えるHgCdTe
サブストレート106は、たとえばHG−8Cdφ2T
e等の長波長物質で形成される。 また各画素について
半透過性金属(たとえばニッケルもしくはクロム)の蓄
積ゲート14が設けである。
なお隣接画素用の蓄積ゲートは分離されており。
HgCdTe中の隣接画素間には電気的な接触といえる
ようなほどのものは何ら起らない、 この蓄積ゲート1
4はたとえば100オングストローム程度に薄く構成し
て透過性を促進することが好ましく、たとえば硫化亜鉛
等の絶縁層15上に設けである。
主ビア1BによりHgCdTeセンサ部が対応するシリ
コン平均化コンデンサ部位に接続されている。 きわめ
て薄い蓄積ゲートへの電気的接触を行なうべく、ピアス
トップ18が前記蓄積ゲート上に配設され、金属被膜相
互結線(たとえば厚さ1ミクロンのインジウム)を用い
て、前記ピアス1ツブ18をビアの低部のシリコン上の
接点22に接続する。
次にこのデバイス、構造の形成方法について以 (下記
載する。 ただし以下の詳細な説明は、何ら本発明を限
定するものでないことは言うまでもない。
まず、単結晶性)1gcdTeスライスを並列に重ねて
、メタノールに溶解した0、5%の臭素を用いて、スラ
イスの少なくとも1方を磨いて滑らかとする。 このよ
うにして艶出しした面は、約0.2×0.9′インチの
HgCdTsスライスに対してたとえば3゜O→イクロ
アンペアを用いて、水酸化カリウム中で陽極酸化して厚
さ約TOOオングストロームの酸化物58とする。
使用する)IgCdTeは、キャリア濃度が1cm”あ
たり5×10のn型を用いることが好ましいが、このよ
うなキャリア濃度よりも低い濃度を用いてもよいことは
言うまでもない。
つぎに、このHgCdTeシリコンプロセッサ上に装着
する。 打検には、このHgCdTeの装着はシリコン
ウェファを完全にダイス仕上げして複数のチップを形成
する前に行なうのがよく、これによりHgCdTeバー
を、各チップを実際に分離する前にたとえば4枚合せの
シリコンチップに同時に装着することができる。 この
ようなシリコンサブストレート(複数のチップもしくは
チップのグループ)は平扁であることが好ましく9両側
を完全に清浄化する必要がある。 各シリコンサブスト
レートは100℃の制御温度に加熱され、ついで低粘度
でかつ表面張力の小さな工業用接着剤8oを、シリコン
バー主で中心の検出器パターン(すなわち。
各シリコンチップ上の平均化コンデンサ領域)に塗布す
る。 ついで、このHgCdTeバーは、酸化物層を下
側にして、シリコンサブストレート上に載置され、この
シリコン内のアラインメントマークを用いてこの時点で
HgCdTeの大雑把なアライメントを得番、 ついで
プレスを用いてHgCdTeを正規の位置に保持すると
ともに、たとえば32行32列の7レイに3ないし4オ
ンスの圧力を加えて工業用ゼラチンを硬化させる。 こ
のような接着工程は薄くかつ均一な接着結合を行なうの
に必要なものであり、たとえばエポテック301等の低
粘度エポキシ接着剤を用いることが好ましい、 この接
着作業の後、シリコンバーの端部から突き出したH。
CdTeの余剰部分を正確に折り取る。
かくてHgCtlTei<−を接着したシリコンサブス
トレートは、ガラスラッピングプラグにろう けされる
、(これらのプラグとしては、平坦かつ平行な端部を有
し、たとえば直径が1インチ、高さが1.75インチの
円筒状に形成された市販のものを用いればよい、 この
ラッピングプラグ上のサブスレートの平坦度は2ミクロ
ン以内であることが好ましい、 この平坦度が2ミクロ
ン以内でない場合には、ろう付は工程をもう一度行なっ
た後、減厚工程を開始する。 また好しくはシリコン上
のアラインメントマスクを、マスク合せ操作に先立ち、
たとえばマスクにレジストを用いて塗付した後、硬化さ
せることによって保護する。 このシリコンプロセッサ
バーの残りの部分は、厚い(好ましくは1ミクロンの)
窒化保護オーバコートにより適切に保護すべきである。
 また艶出し工程中には、シリコンバー上の接点パッド
を保護するのが望ましい、 あるいは艶出し工程に先立
って、露出したレジストを構造全体にわたって塗布する
のもよい、HgCdTe上のレジストはみがき取られ、
その後このHgCdTeをたとえば粒径約3ミクロンの
グリッドを用いて研磨することにより厚さを約75ミク
ロン以下とし、ついで粒径3ミクロンのグリッドによる
研磨により生じた引っかき傷が消えるまで、艶出し布(
たとえばブエーラー社のr TexmetJ )上に0
.3 ミクロンのグリッドと重なる。 ついで、このH
gCdTeはペロンパッド上で0.5%の臭素・メタノ
ール溶液を用いて2oないし25ミクロン以下に艶出し
する。 0.125%の臭素・メタノール溶液を用いて
最終艶出し工程を行なうことにより、 HgCdTeは
シリコン面上で12ミクロンとなる。
ついでシリコンサブストレートはシリコンの2次サブス
トレートにろう付けされる。 このシリコン2次サブス
トレートは端に処理用の坦体として用いるものである。
 あるいはまた、サファイヤその他の剛性物質をこの坦
持体用に用いるこ )ともできる。
この時点で形成された構造は、いくつかの互いに結合さ
れたS+チップに接着されたHgCdTeの長く薄い細
片である。 ついで第1のパターン化工程を実行して各
チップ上の画像化アレイ58に必要な領域108を減少
させる。 また、 HgCdTeの小さな細片を正規の
位置に火いたまま各アレイを互いに結合してもよく、こ
れにより各HgCdTe領域間の電気的接続が行われ、
陽極酸化中に電流を通過させるのに役立つ、 ゛なおこ
の細片は後の処理工程で除去されることになる。
この工程はたとえば1800P (フント社製)等のレ
ジスト上で、毎分4,000回転で20秒間のスピニン
グにより行なうのが好ましい、 このレジストを80°
Cの温度で3分間乾燥し、露光% a、o秒間現像し、
15秒間洗浄して200ワツトで30秒間灰化する。 
この時点で、アルミニウムが臭素・メタノールの作用を
受♂窯め、たとえばアラインメントマスクなど、なんら
かの特殊な保護をアルミニウムの露出部に施すのが望ま
しい、 ついで、パターンが明瞭になるまで、すなわち
分離部がエポキシ層までエツチングされるまで、新鮮な
0.125%の臭素・メタノールを用いて噴霧エッチを
施す、 ついで残りの厚いエポキシ層をプラズマアッシ
ャで灰化しつくした 、フォトレジストを除去する。
次に第2のパターン化工程を行なうことにより、 Hg
CdTeを介してビア1Bをパターン化する。
この第2のパターン化工程は、いくつかの制約を満たす
ようにビア16の寸法形状を定める必要があるため9重
要な工程である。 このビア16をあまり小さくエッチ
した場合には、デバイ冬はビアの低部で短絡する可能性
がある。 またビア1Bを大きくエッチしすぎて装置の
活性領域中に侵入する場合には、暗電流がきわめて増加
する。 第3に、ビア1Bの壁部を平滑にすることによ
り、その段部領域を良好なものとする必要がある。 た
とえば、簡単なイオンミリングを施すことにより壁部を
粗くしたままとすることもできる。 従って。
本実施例ではイオンミリングを用いて小さなピアホール
(たとえば0.4 ミル)を形成した後、噴霧エツチン
グを用いてビアを大きくして正しい直径を得るようにす
る。 レジストをパターン化した後、イオンミリングを
たとえば800ミリアンペアのビーム電流、600ボル
ト、 0.25ミクロンの圧力を用いてアルゴンイオン
で行なうのが望ましい。
ここに使用する台はビームに対して好ましく110の角
度に傾斜させて回転操作を行なう、 この台は冷却する
必要があるが9本実施例では、該台をミリング期間に約
゛5℃まで冷却する。 またこのイオンミリングを間欠
的に実行することにより、デバイスが局所的に加熱され
ないことを確実にするのがよい、HgCdTeは解離が
比較的低温で発生するため、加熱は最も望ましくない、
 このような解離によりバンドギャップが変化し、界面
安定度が劣化し、キナリア濃度が増加したり、あるいは
他の好ましくない結果となるからである。
イオンミリングがHgCdTe中で進行した後、フォト
レジストがもとの状態としたままのデバイスは。
ビアが全直径が(本実施例では)0.7ミルにアンデー
カットされるまで、lθ秒段階で新鮮な0.125%の
臭素−メタノール中で噴霧エッチされる。
このフォトシストが除去された後、デバイス全体を15
分間0.125%の臭素会メタノール中でスタチックエ
ッチ処理することにより、イオンミリング工程中で発生
する可能性のある損傷層を除去する次工程において、 
HgCdTe上で陽極酸化層82の成長が行われる。 
あらかじめ静浄用の灰化工程を行なった後、第一デバイ
スのサラストレートについてたとえば23マイクロアン
ペアの電流を用いて、水酸化カリウム中で酸化物を第1
青(厚さが約700オングストローム)に成長させる。
 これにより、酸化カドミウム、酸化テレルおよび亜テ
ルル酸化塩の混合物が得られる。 この層と硫化亜鉛層
15とでMISコンデンサの絶縁物が形成される。 次
にレジストをパターン化して第1の硫化亜鉛層15を被
着すべき複数の領域を画定する。
この硫化亜鉛はシリコン上ノ領域を除いたすべての部分
に蒸着される。 硫化亜鉛を1回転テーブル上に軸外し
くたとえば30度の軸外し)蒸着によ (り厚さを25
00オングストロームとする。 この硫化亜鉛はたとえ
ばテトラクロロエチレンによる浸せきおよび噴霧により
リフトオフされる。
この陽極酸化物層上の硫化亜鉛は好ましい絶縁体である
が、他の(好まし′ンは高誘電率)の酸化物、タトえ4
;ff Nb2O5,Ta205. TiO2/Al2
O3化合物等を用いることもできる。
次に透過性のMISゲート14を被着する。 このため
にはまず薄い一レジスト層(たとえば4000もしくは
5000オングストローム)を蓄積ゲート14の外側の
複数領域上に形成する。 この蓄積ゲート14を実際に
被着する荊に、短いイオンミリング工程を実施する。 
ついでニッケルを厚さが125オングストロームとなる
ように被着し、不要の領域からリフトオフする。
ついでピアストップ18を再びリフトオフにより形成す
る。 この場合、厚さ800オングストロームのアルミ
ニウムを用いるのが好ましい。
また金属を蒸着する前に接着ミリング工程を用いるのが
好ましい6 ついで第2の硫化亜鉛層84を、第1の硫化亜鉛層と同
様の位置に被着する。 この第2の層は厚さが800θ
オングストロームとなるように被着することが好ましい
硫化亜鉛の被着を行なう前に、接着ミリング工程を用い
るのがよい、 また前記同様、硫化亜鉛I士すフトオツ
によりパターン化する。
ついで、旧Sビア86がカットされ、これにより前記蓄
積ゲー)1’4Jzでピアストップ18〜の金属−線2
0の接続用の開口部が形成されることになる。 これは
0.125%臭素Φメタノール湿潤エッチを用いて行な
うのが好ましい。
つぎにサブストレートゲートをカットするのが好ましい
、このサブストレートビアは第2図には示されていない
が、 HgCdTeバーログひいてはMISキャパシタ
に対するバイアス接続を行う、(好ましくはHgCdT
eバーはシリコンサブストレートに対して約−5vにバ
イアスされる。) このエッチは0.125%の臭素・
メタノールを用いて行なうのが好ましい。
ついで、最初のピアエフチェ程(第2のマスク)と同様
のマスクを用いてビア18を再び開口させる、 この場
合、 0.125%の臭素争メタノールエッチを用いる
のが好ましい、 このエッチを用いて、第1図に示すよ
うに下層シリコン層中のアルミニウムボンドパット22
への接点を切開する。
なお、ビア16の底部において第1の絶縁体層15、1
4と第2の絶縁体層84は相当の幅をもっているため、
相互結線20およびバンドパット22からHgCdTe
・構造が分離される。 これはビア16の最初のカット
期間中に実施されるオーバエッチによるものである。
上述したように本実施例で用いられる陽極酸化プロセス
による1つの効果には、正にトラップされた電荷が酸化
物中に相当量残留することである。 このトラップされ
た電荷は事実上チャンネルストップとして作用するため
、このことは実際上きわめて効果的である。 すなわち
、 MIS蓄積ゲート14により被覆された領域の外側
には、電子の空間電荷がHgCdTe物質108の面に
現われることになる。 従って2本実施例のようにn型
HgCdTeを用いて蓄積ゲートの下に形成されたウェ
ルによって、実質的に所望の信号を発生する光発生ホー
ルのみが集まることになる。
本発明の他の実施例では、キャリア濃度をた+4 とえば前記同様1cm″あたり5×lOとし、n型のH
gCdTe物質の代りにp型のHgCdTe物質を用い
る。
(ただし実際のキャリア濃度は、n型実施例と同6I3 様にp型実施例においても5×10からIXIQの範囲
内とすることができる。) この場合、酸化物中の正に
トラップされた電荷はチャンネルストップ効果をもたず
、まったく反対の効果を有している。 すなわち、 H
gCdTe10B全面に現れる電子の空間電荷は蓄積ゲ
ー)14の下の空乏層ウェル中へただちに流れ込み、光
電子により与えられる所望の信号をスワンブする。 従
って、P型物質と陽極酸化物を用いた本発明の実施例に
おいては、さらに1回マスキング工程を行なうことによ
り、蓄積ゲート14以外のHgCdTeの全表面にフィ
ルドプレー、ヵ、ワ、8ゎ6. C(D74−7Lzl
’、7い−11に使用されるマスクはMISゲート14
用に使用されるマスクとは互いに相補的な関係にあるか
、わすかに大きいことが好ましく、これにより、フィー
ルドプレートと蓄積ゲート14との間のオーバーラツプ
を小さくすることができる。
なお、このようなフィールドプレートを用いることはp
型物質を用いた実施例に限定されるものではなく、他の
多くの実施例においても使用可能であり、とくに絶縁層
が適切な符号のトラップ電荷の含有量が充分でな(、z
ダイオードかなる実施例において望ましいものである。
 第5図にフィールドプレート70を用いた実施例を示
す。
ビア接続の代りにバンプポンディングを用いてバンドキ
ャップの狭い半導体をシリコンサブストレートに接続す
るようにした本発明の他の実施例を第4図および第5図
に示す、 この実施例においても、 )IgcdTe中
の各検出器部位の下部のシリコン層に1個ずつ平均化コ
ンデンサが設けであるが、ビアポンディングではなくバ
ンプポンディングを用いて接続を形成する。 すなわち
、第5図に示すように、各蓄積ゲート14はポンデイン
グストラッツプ108を介して高いインジウムポスト1
04に接続され、各インジウムポスト104はシリコン
上の接点パット22のパターン上に押圧され、好ましく
はわずかな熱を加えて溶融しつつ、各インジウムポスト
104をサブストレート中の接点パッド上に冷間溶着す
る。 サブストレート上の空間内の空所は低粘度エポキ
シ接着剤を用いて充填するのがよい、 この場合、ビア
の形成は不要であるため、 HgCdTeを薄くする工
程は、ビアの寸法形状による制約を受けない、 しかし
ながら、この構成においては、光キャリアの集合は裏側
であってデバイスの露出面でないため、光キャリアが発
生する位置が収集部位からあまり離れないようにを薄く
するのがよい−HgCdTe中のキャリアの拡散長さは
通常きわめて大きいため、キャリアの光発生が起こる位
置が、光キャリアの集合位置からあまりに遠く離゛軌て
いない場合にも、このような光キャリアの集合はもっと
も効率的である。
あるいはま、た、上記構造をエピタキシャル法により製
造することも去きる。 すなわち、テルル化カドミウム
(CdTe)サブストレートを用いて。
Hg0dTeの薄いエピタキシャル層を活性デバイス構
造体用に使用する。 バンプポンディングを用いてその
ような構造体を接続する場合には、 CdTeが約1ミ
クロンから約30ミクロンの波長に対して透過性を示す
ため9機械的特性が有利となるよう。
できるだけ厚くすることもできる。
本発明の他の実施例では、 MISコンデンサよりむし
ろフォトダイオード構造を検出器サイトとして用いるこ
ともできる。 すなわち、第16図に示すようなデバイ
ス構造をHgCdTeレベルとして用いる。 この場合
、使用される物質はたとえばl・m・あたりIXI^キ
ャリア濃度を有す6’p型物質とするのが好ましい、 
このp型物質112上にnyjli層114全114.
このn型層114の厚さを好ましくは1ミクロン以下と
する。 (前記同様。
キャリアの光発生サイトをその収集の部位に近接または
一致させる・のがよく、たとえ長波長のフォトンでも、
たとえば展ミクロン以内等9表面にきわめて近接した半
導体中に正常に吸収される。)この構造は、たとえばH
gCdTe物質をシリコンに結合し上述したように薄く
した後、前述のピアホール16をアルミニウム接点パタ
ーン22とシリコンまでカットすることにより、形成す
ることもできるこの時点で、処理工程は多岐に分れる。
n型層114の形成はとんどいかなる種類のイオンを注
入して行なってもよい、 これは、注入されたイオンの
種類よりもはるかに注入による損傷により、 )Igc
dTe中でn型物質が生成されやすいためである。 従
って、シリコン中で危険な不純物とならない種類のイオ
ンを注入するのがよく。
注入されるイオンはHgCdTe中でドーパント不純物
である必要はないく、たとえば、アルゴンイオンを注入
してn型層114を形成させることもできる、 これは
ビアがパターン化された後になされるため、ビア16の
壁部にもイオンが注入され、その結果シリコンのn型層
114から接点パッド22へのオーミック接触の形成が
、ピアホール16の底部で少量の金属(たとえばニッケ
ル上のインジウム) ”118を被着するだけで、きわ
めて容易に実現できる。(もちろん、ニッケルはどシリ
コンに対して危険でない金属を用いるのがよい、) 金
属118をパターン化は、ピアホール1Bをカットする
のに用いるものと同様のマスクを用いて行なうことがで
きる。 HgCdTe、とくにn ’IJ HgCdT
eに対するオーミック接触を形成することはきわめて容
易であるため、金属11Bの選択はきわめて容易である
チャンネルストップを形成するには、 HgCdTeを
エツチングして第17図に示すようなメサ120を作成
する。 前記同様、p型HgCdTeサブストレー ト
用に適宜接地接続を行なうことも必要である。
シリコン上のアルミニウムパッド22に対するn型領域
を接続する他の方法は、第1?図のバイアス122によ
り示されるように、活性デバイスメサ120内に位置し
ないがメサに隣接するアレイを介して行われる。
本発明の光ダイオードの実施例の動作における主要な相
違点は、空乏キャパシタンスとMISゲート絶縁体との
直列の組合せの代りに、空乏キャパシタンスを効果上光
検出部位によって代表させたことにある。
従って、このような光ダイオードの実施例の動作の一般
的モードは、 MIS実施例の動作とかなりよく似たも
のとなる。 すなわち、光ダイオードにバイアス電圧を
印加することにより、接合界面に広い空乏領域を切開す
る。 光キャリアが発生・するに伴なって、この空乏領
域は狭くなり、キャパシタンスが変わる。 一定時間経
過後キャパシタンスをサンプルした場合、その値は入射
したフォトン束を示すことになる。
従って、動作時にはあるバイアス電圧vbがまず光ダイ
オードと平均化コンデンサcbの双方に印加される。 
光ダイオードにフォトン束が集まる時間の経過後、光ダ
イオードは積分コンデンサcbに接続され、ついでアイ
ソレートされてバイアスされ次のフォトン束の収集サイ
クルが開始されるなお、この動作モードは従来の光ダイ
オードデバイス中用いられる動作モードとは実質的に異
なる。 すなわち、従来技術では一定のバイアスを光ダ
イオードに印加するもので、きわめて複雑な回路を用い
て一定のバイアスを得るように構成するのが通例である
。 このような従来技術によれば、フォトン束中の変化
による電流変化を検出しているため、バイアス電圧を慎
重に設定してフォトン束に対する電流の導関数の極大値
を得ている。 これに対し9本発明のこの実施例では、
感光度の幹要な基準は、積分期間中に光ダイオードにか
かる電圧のバンドを横切るキャパシタンスのフォトン束
についての偏導関数である。 すなわち、フォトン束が
光ダイオード中で光キャリアを発生するに伴って、空乏
層領域の幅は除々に狭くなるため、ダイオードのキャパ
シタンスは増加し、電圧は減少することとなる。
この実施例では、光ダイオード中の最大フォトン東収集
時間は、主たる実施例について上述したように、読出し
サイクルごとの積分サイクルの数と該読出しサイクルの
所望のタイミングを考慮することによって限定されるの
みならず、上述した光ダイオードのセルツブバイアスの
態様により限定される。
最後に金属相互結線20のパターン化を行なう、 これ
ら2個所の相互結線はリフトオフによりパターン化する
のが好ましい、 また、二重接着ミリングを行なって、
まず厚さ100オングストロームのニッケルを被着し、
ついで(角度スパッタリング法を用いて)厚さ1.5 
ミクロンのインジウムを被着する。 この段階ではさら
に、サブストレートビアを介してHgCdTeバー10
6用の接地接続を形成する。
次に各MIS検出部位の下部に延在する各シリフン平均
化コンデンサ部位54のアーキテクチャ−について概略
説明する。 第3図に示すように。
メタライゼーション層88内のポンドパッド領域22は
保護用の硫化オーバコートが存在しない領域として画定
され、シリコンチップのその他の領域はすべてこの硫化
オーバコートにより保護される。
ポンドパッド22は上方のHgCdTeセル中のど71
6□□□わ、工、□□□、2o9よ、 1ボンドパツド
22が蓄積ゲート14に接続される。
この金属のボンドパッド22は接点42のモート38に
接続され、トランジスタ38.40によりボンドパッド
への選択的な接続が一行なわれる。 クロック線φi2
8が持ちあげられると、ボンドパッド22はポリシリコ
ン−ポリシリコンコンデンサ30の底部プレー゛ト32
に接続される。 このポリシリコン−ポリシリコンコン
デンサ30はのキャパシタンスは少なくとも蓄積ゲー)
14と同程度のキャパシタンスをもっており、従ってト
ランジスタ38が動作した場合、蓄積ゲート14とHg
CdTeサブストレート間に発生した信号を、後述する
ようにコンデンサ30中に記憶された信号を用いて平均
化することができる。
トランジスタ40は他のクロック線φi waxにより
制御され、このトランジスタによりボンドパッド22(
ひいては蓄積ゲート14)が読出し線24に選択的に接
続される。 従って、ウェルを蓄積し新たな積分時間用
の蓄積ゲートをリセットするためには、該読出し線24
を用いてこれら2つの信号をすべてのセルに印加する。
 同様に、コンデンサ30内に蓄積された再帰平均信号
が読み出される場合には、線φiとφi muxの双方
が持ち上げられ、底部プレート32をワード線24に接
続する。
シリコンの製造は厚さ3ミクロンの二重ポリシリコンM
OSプロセスを用いて行なうのがよく、この二重ポリシ
リコン′MOSプロセスはコンデンサ30の誘電率が酸
化物、硫化物、酸化物の混成化合物として形成するのが
よい、 該二重ポリシリコンNOSプロセスは標準的な
ものであるが、このような混成化合物の誘電率により、
欠陥密度が低くかつ、正確に制御された高い比容量が得
られるという点が相違する。 簡単に言えば、酸化物は
第1のポ)シリコン上に形成(成長もしくは被着)され
、窒化物は第2のゲート酸化物が成長するのと同時に部
分的に酸化される。 なおこのプロセスについては米国
特許出願第488,920号にその詳細な記載がある。
この画像化装置の動作を次にやや詳しく記載することに
より、′得られるノイズ減少効果についてさらに説明す
る。
まず第12図に示す仮説的な概略図を参照して再帰的平
均効果を説明する。 スイッチS1およびS2は互いに
オーバーラツプ時間がなように交互にオフ動作を行なう
、 出力電圧は時系列Xnとして表わし、入力信号は時
系列Ynとして表わす、 今スイッチS2を閉成した場
合、出力電圧Xnは、現在の入力と以前の出力電圧の重
み平均に等しい。
すなわち Vout=Xn= aXn−1+ (1−a) Ynこ
のにαは下式のように定義される係数である。
a = Cb/ Cii+ Cb 下限周波数では、 XnはYnに等しくなるからXn/
Yn= (1−a) ・(1/l −a) =1Ynに
関連した分散、すなわち入力信号に含まれるノイズに起
因するノイズについては。
Xn/Yn= (1−α) /(1+ α)そこでS/
N比は。
Xn/Xn= (1−a) /(1+ Q) ・(Yn
/’Yn)となる。
従って、再帰ろ波により、係数αすなわち平均化コンデ
ンサcbに対する入力コンデンサCaの比に依存する量
だけS/N比が増加する。
本例のCaは一般にゲート14に定まるMISコンデン
サに対応しており、またcbは一般にシリコン中の平均
化コンデンサ30に対応している。 すなわち、再帰平
均化によりバックグ゛ランドフォトン束に起因するノイ
ズ電力を実質的に減少することができる。
第9図に本発明の第1の簡単化された実施例のレイアウ
トおよびタイミングを示す、なお。
画素位置に示されるバイアスはすべて図示しないHgC
dTeMIS検出部位に垂直に接続されている。
この簡単な実施例では3行・3列のアレイのみを用いて
いるが、さらにアレイの規模はより大きくするのがよ<
 、 128行・128列以上の7レイが。
本発明を実施する場合の最良の態様であると思われる。
 図示の実施例では9Mlスイッチを用いて9.3アウ
イを1.ヤツ、するととも、読出し中。信 i号をマル
チプレックスする。 またM2スイッチによりシリコン
平均化コンデンサ上への再帰積分が行なわれる。 実−
例ではφi(φ積分)信号は、クロック動作を簡単化す
るためにすべての画素について一致して動作する。 読
出し線(Vr)をリセ□ットしMISウェル(Ve)を
空にするのには。
互いに別個の電圧を供給する。 このようなアレイ用の
典型的なりロック動作シーケンスは次の通りである。 
すなわちまうず第一にVeがトランジスタMEおよびす
べてのトランジスタMlを介して。
すべてのコンデンサに印加される。 この電圧印加によ
り、ウェルはすべて消滅し、蓄積電荷が再結合される。
 第二にVrがトランジスタMrおよびすべてのトラン
ジスタM1を介してあらゆるMISコンデンサに印加さ
れ、光学的に発生した電荷があらゆるMISウェル内に
集まる。 ついでφwaux(図面ではφm2.φm3
等としても示される)がターンオフされ、あらゆるウェ
ルが信号電荷を収集し続ける。 このシーケンスステッ
プは読出し動作の開始が所望されるまで繰り返される。
 すなわち、各画素部位はアレイの読出しサイクルが開
始される前に、きわめて高いデユーティ比で多数の収集
・積分サイクルを通過しうる。 読出しが始まると、ア
ドレスすべき行は適当なトランジスタ旧によりアドレス
される。 このアドレッシングは積分フェーズ後に行な
って、上述したような再帰ろ波によるノイズ減少効果の
利点を得るようにするのがよい。
また他の実施例では、読出し中の行のウェルを消滅させ
ることもできる。 すなわち、各ウェルが読出し前に消
滅しない場合には、入射フォトン束はNISコンデンサ
の電位、すなわち読出し動作進行中の出力電圧を変化さ
せ続けることになる、 フォトン束の状態によっては、
このような出力信号の変化により、ある種の構成とした
増幅器の不安定化を招くことも考えられないではないが
、この動作モードについては1本実施例において敢えて
注意を喚起しておかねばならないというほどのものでは
ない。
前置増幅器の後には相関二重サンプラを用いている。 
この二重サンプラはリセット信号が印作状態となる以前
にクランプが解かれる。 読出し出力が読出し線に発生
した後、第2のサンプルが行われる。 この信号情報は
(Vrに等しい)空のウェル電位と特定の蓄積ゲート1
4外の実際の電位との比較することにより与えられる。
第13図のタイミングチャートに、やや詳細に読出し動
作タイミングを示す、 この本発明の電子操作モード動
作においては、デユーティサイクルおよび感度は必ずし
も最適のものではないが。
この実施例の説明により、以下に記載する再帰続出しモ
ードの動作が明確に理解されよう、 なお、1行ライン
φnに現れる信号は共通行ライン信号φCOWとこの行
ラインに特有の成分φnとの論理和である。 第nサイ
クルの開始である事象lにおいて、検出阻止はすべてま
ずVeにリセットされ、これらの素子を蓄積状態とする
つぎに、信号θnにより第n行目が選択され、検出器は
すべて信号φiにより各積分コンデンサ30に接続され
る。 2つの信号θn(従ってφn、φi)がいずれも
立ち上った後、第n番目の一検出コンデンサ14および
第n番目の平均化コンデンサ30 (Cb)がともにV
rにリセットされる。 このりセット電圧Vrは蓄積コ
ンデンサ14が空乏化されるように設定される。 事象
3の期間中、光生成キャリアは第n行目の検出器内に収
集される。
また、事象4においては、第n行目の検出器内に収集さ
れた電荷が感知される。 この場合、空のウェル電位V
rに相当する事象2の終りの検出器電圧と事象4の検出
電圧との差の出力信号が発生する。
以下本実施例における再帰的読出し動作について、 M
isコンデンサの少なくとも2倍の容量を有する平均化
コンデンサを用いた例あげて、ざらに詳しく説明する。
 この再帰的読出し動作により係数αについては2/3
の値に変換され、また最大S/N比は5の平方根に改善
される。 再帰的ろ波機構を最も有効に使用するために
は、各活性積分時間中に積分する必要がある行数は、(
1+α 1)/(l−α)、すなわちこの場合は5行と
なるようにする。 ある行が読出された後は、この行は
次の読出しフェーズの準備サイクルとなる収率および積
分サイクルを開始することができるようになるまで、ア
イドル状態となっている。 すなわち9本実施例下は、
読み出された行は、この行以前の5つの積分期間が再び
読出されるまで待機(蓄積)状態を保持する。 ある行
についてはその読出しを各読出し前の収集・積分サイク
ルの厳密に必要なサイクル数以上にわたって続行しり。
あるいは収集・積分サイクルではあらゆる行の読、出し
を行なわないようにすることも可能ではあるが、このよ
うなやり方は9周辺回路への負荷を実質的に増加させる
ため好ましくない。
次に再帰的読出しプロセセスにおける各種るステップに
ついて、以下第14図のタイミングチャートを参照して
説明する。
事象lでは、検出器はすべて蓄積状態でリセットされて
、ウェルをすべて空にする。 この動作は各検出器が開
状態のスイッチφiを介して各積分コンデンサ30から
アイソレートされている間に行われる。 事象2では、
N番目ないしN+4番目の折重外のあらゆる検出器が読
出し線から切り離される。 N番目ないレト4番目の検
出器がθn÷4により信号φrおよびθnを介してVr
にリセットされる。(前記同様、各行の信号φnはφc
膿+φnとして定義されるものとする。)従って、N番
目ないしN+4番目の行内の光コンデンサは空乏化状態
にバイアスされ、これにより各光コンデンサは光により
発生する電荷を自由に収集できることになる。 ついで
事象3では、N番目の検出器が信号θnによりアドレス
状態を保持する一方、 X+を番目ないしN、+4番目
の行は読出し線からアイソレートされる。 このように
841番目ないし%+%番Hの行が読出し線からアイソ
レートされた後、信号φ1によりコンデンサ30がすべ
て各検出機14に接碑される。 活性状態の検出器に接
続されている検出器は、蓄積された平均信号を用いて最
も新しい光構成信号を再び再帰的に積分する、 かくて
このクロックφiにより蓄積コンデンサが非活性検出器
(すなわち、蓄積状態の検出器)に接続されているセル
の電圧が最終的にVeとなる。
事象4では、 MIS検出器がクロックフェーズφiに
よりVrにリセットされるまで、電荷の収集および積分
を続行する。 なおこの場合、2つの行において積分コ
ンデンサ30はリセット電圧Vrにリセットされる。 
ト5番目の行内のコンデンサはVrにリセットされて初
期化することにより、他の信号の再帰的積分を行なう、
 またn番目の行内の積分コンデンサもこの時点でVr
にリセットされるが、これは重要でなく附随的なものに
すぎない。
この場合の出力信号も満たされたウェル電位と空のウェ
ル電位間との差により与えられる。
n番目の行の5フレーム再帰平均は、事象4におけるク
ロックφrの直前に読出し線上に現れる。
なお図面にはアレイ全体にわたる待機状態にある積分お
よび読出し動作を例示するため、さらに数サイクルのタ
イミングを示す。
第11図はサンプリング用のプリアンプ回路を示すもの
で、この回路は1個の検出器画素からの信号を増幅する
のに用いられる。 Meは検出器プローブM1およびM
2がソースフォロワ−として機能している間、検出アレ
イから前記置場幅器をアイソレートするのに用いられる
。 また、 82. M4はエンハンスメントタイプの
反転利得回路段であり、コンデンサCはこのシステムの
帯域制限用のコンデンサである。 またM5. Meは
出力バッファソースフォロワであり、vbは電流源とし
てのM3.8Bをバイアスする。
本発明は従来デバイスにくらべて暗電流の雑音指数低下
に対する感度が低いため、 HgCdTeデバイス物質
の質が低くても差し支えない、 また。
好ましくはないが2本発明はたとえば固有のキャリア濃
度が5X10以上のHgCdTeを用いて実施すること
もできる。
すなわち、従来から公知のように、ある特定の用途用の
画像化装置を最適化する場合には、犠牲にしてもよいパ
ラメータがいくつかある。1これらのパラメータは、感
度、デユーティ・サイクル、データレート、アレイ寸法
等である。 次に本発明によるN18画像化アレイの計
算上の性能につきその1例について以下記載して、実際
に得られる特性を示すこととする。 いま、 HgCd
Teデバイスの質が、硫化亜鉛からなる厚さ1500オ
ングストロームのMISゲートにより1ポルトの(v−
vth)の電位差を持続するとともに、硫化亜鉛の厚さ
3000オングストロームの層が2ボルトに耐えるよう
になものであるものとする。 また蓄積領域に対して暗
電流が1crn”あたり300マイクロアンペアである
として固有キャリア濃度が5×10近傍にあるHgCd
Teにほぼ対応させ、かつ8ないし10ミクロンのスペ
クトル帯が入力するものとする。 またプロセッサに入
力される好ましい雑音仕様をlθマイクロボルトに設定
するとともに、シリコン入力回路により加えられる付加
容量を2ピコフアラツドとする。 さらに、光学系を通
過する正味の伝送量が0,7で、(8インチの焦点距離
を有するf3.2の光学系を通して3506にの遠距離
電磁界が見えたとを仮定して)焦点面におtiる最大フ
ォトン束が1秒あたり1cm″について!、8X10の
6乗個のフォトンであると仮定す゛る。 なお硫化亜鉛
の誘電率は8.8である。 これらのデータから。
特性は次のように算出される。 画素における付加容量
は2.3ピコフアラドである。 従って9画素積分時間
は12マイクロ秒となる。 また満たされたウェルの電
荷は3.3X10の6乗個である。
また、84X84の接続エリア画像化装置について典型
的な現行フレーム速度を想定した場合、デユーティ・サ
イクルは8.2%である。 この場合は画素ではl、℃
あたり 538マイクロボルト、また出力接続点では1
℃あたり237マイクロボルトとなる、 読出し接続点
における雑音はロミリボルトとして算出され、1フレー
ムについてノ雑音等価温度指数は0.059℃である。
 また60Hzのフレームのシステム等価雑音温度は0
.017℃となる。 これは実質的に向上したシステム
雑音等価温度であって、この温度パラメータから種々の
他のパラメータがそれぞれ別々に次のように導出される
1個のシリコン列の最大データ速度はアレイ長さを再帰
的積分時間+1で割ったものをさらに積分時間で割った
ものに等しい、 9回の再帰的積分を用いるとすると、
積分時間は12マイクロ秒となり、各列には84個の画
素が含まれ、最大のデータ速度は530KHzであるこ
とがわかる。
最大システム感度は比較的長い時間間隔、たとえば18
ミリ秒分のフレームを加算することによって得られる。
 すなわち、1個のフレームは(N+1) (ti +
ta)で読み出だすことができる。 なおNは再帰的積
分サイクルの数であり、 ti、 raは積分およびア
ドレッシングに必要とされる各時間をそれぞれ示す、 
たとえば、9回の再帰的積分を行ない、12ミリ秒の積
分が可能であり、かつ4マイクロ秒がアドレッシングに
必要である場合には、1個のフレームをIBθミリ秒で
読み出すことが可能となる。 従って、18ミリ秒で1
00個のフレームを読み出すことができ、システム等価
雑音温度は100平方根分だけさらに改善されることに
なる。 この結果、システム等価雑音温度の推定値は0
.0059℃となる。
かくて本発明によれば一般の雰囲気窓の下限の波長、す
なわち約12ミクロン程度の波長で精細な画像の得られ
る赤外線領域画像化装置を実現することができるという
利点がある。
上述のように平均化部位を混成構造における検出気部位
の直下に位置させるについてはそれなりの利点があるが
、こうした構成は本発明を実施するためKは何ら必須の
ものではない、 すなわち、生の検出器信号を赤外線画
像化装置からオフチップで得られるようにして、これら
信号を再帰的平均化プロセッサ中に供給することも可能
である。
赤外線画像化装置におけるの雑音問題を解決解すべく、
信号平滑化に関しての種々の方式が従来から試みられて
いる。 これらの背後にある一般原理は、一連のサンプ
ルを加算する際に、初期サンプリング速度が目標におい
てデータが変化する速度よりもはるかに高い場合には、
目標に対応した信号が直接加算され従って平均化演算に
よりユウ、よ、いい。、あ、ア、7□よ6.ア、お。あ
 1れ従って、平均化中のサンプル数の平方根だけ期待
値が減少することになる。
ところで、大きなデータの集合、とくに画像情報のS/
Nを改善するこ′とが望まれている。 はとんどの画像
積分装置では、連続フレーム(理想的な離散的時間積分
器)もしくは再帰的積分器(指数型の時間積分器)のい
ずれかを用いている。
いずれにしても究極的には、相関的な画像情報は算術的
に加算され、また非相関的な(すなわちランダムな)画
像雑音は円積法で加算されることになる。 もちろん、
この場合にはダイナミックな目標からの応答における損
失という犠牲を払うことになる。 変化する目標はスミ
ア現象を引起しやすいからである。
このような機能は概念的にはきわめて単純ではあるが、
データ量が多い場合やデータ変化速度が速い場合には、
このような機能を実現することがきわめて困難になる。
 「積分」を実行するためには、各画素用のメモリ位置
が必要であり、また各画素の演算には乗算や加算を頻繁
に行なう必要がある。 これらの機能はディジタル的に
実行することができるが、このためにはアナログ画像を
必要な解像度でディジタル化し、各画素を描画′ す6
′7″Aジタルワードには積分を順次実行するように連
続操作される。
本発明ではアナログドメイン内に必要される積分(指数
積分)を再帰的に実行する。 このような積分を行なう
に当って、高速のA/D変換を行なう必要はない、 事
実、積分されたアナログ情報が他のシステムに関連した
理由によりディジタル化され葛湯台には、データ速度は
前記アナログドメインで実行される積分の度合に応じて
減少させることができる。
第12図はメモリセルの再帰動作の単純化して示す概略
図である。 連続する電圧および連続する時間信号はサ
ンプリングされてCaによりSIに保持される。′82
力蜜閉じた場合には、コンデンサCa、Cbに蓄積され
f電荷が共有される。 数サイクル後に得られる電圧は
次のように表わすことができる。 ′ Yn = (1−(X) (crXN+α’XN −1
+♂XN−2+、、、) ただし上式でYnは姦↓、 XNは対応する入力、αは
係数である。
さらにランダムノイズに関連したYn上の分散Ynは次
式で表される。
Yn = (1−(X) 2((1”XN+♂XN−1
+aXN−2,+、、 、) +4 S/N比の改善度は次式で与えられる。
Vs/vn =lim Yn /Yn = (1+Q/
l −’lIゆ^ α)坏 定常状態関数はY/X=1に集束する。
この信号処理機能は新規なものではなく、従来システム
ではソフトウェアにより再帰的平均を行なっている。 
しかしながら、この機能は多くの乗算ステップを必要と
するとともにきわめて時間がかかる。 本発明において
新規なことは。
゛積分の問題に対して明快な解答を与えつつ、しかもき
わめて低い成分のカウントを行なうことである。 集積
化アーキテクチャにおいてCaは簡単なサンプルホール
ド用のコンデンサであり、Slはサンシリング用スイッ
チであり、またcbはこれをコンデンサアレイとして、
(各cbについて1個の)S2のデマルチプレタス動作
によりコンデンサCaにコミュテートされようにしても
よい、 本発明の他の新規な特徴は、メモリの入出力を
共通としたことである。 このメモリが更新される時に
は必ず、有効でかつ最新のデータがVaut接続点に現
われる。 この場合、 S2に関連した漂遊コンデンサ
および相互結線が補償されるように設計上の考慮を払う
ことが必要である。 またα値を設計通りの値として確
保するには、αを外部から調節可能にするようにすれば
よい、 このような方法を第28図に示す、 同図から
コンデンサcbは各画素に対してそれぞれ設けであるが
2画像が通常ある画素から他の画素へ時間的にシリアル
続くものであるであるため、コンデンサCaはこれを適
切なコンデンサcbに時間割マルチプレクスさせる。す
なわち1個のコンデンサCaがN行M列のメモリあるい
、よ、イ6..。777ケ。8カ5、わ□−、□、 1
きることが理解されよう、 いずれにしても、コンデン
サCaの繰返し回数はコンデンサcbの繰返し回数はよ
りもはるかに少ない〈、このためsx、 sy、 SZ
の少なくとも1個を閉成することにより、コンデンサC
aを調節可能にすることが可能となる。
このような調節を行なう際、コンデンサの値はこれを微
調節することにより要求条件を満足させることができる
。 これは、システムに関連した要求条件を満足させる
べくαの値を調節することが望ましい場合にも成り立つ
第18図に本発明を実施するためのアーキテクチャを示
す、 図示のようなふたつの回路により84行64列の
焦点面をもつ画像化装置からの出力にフレーム積分を実
行する。 このような場合の動作温度は77°にであり
、このように動作温度を設定することにより、漏洩電流
がゼロ近傍に低下するため、設計時にこの漏洩電流を考
慮する必要がない点で有利である。 室温(300°K
)での動作、あるいは熱冷却(200’ K)による動
作も可能□であるが、この場合は漏洩電流が増加する結
果となる。
このようなアナログメモリは、 MOSLSI技術を用
いて容易に構成することが可能である。 各スイ)チを
単純なMOS )ランジスタにより構成する一方、各コ
ンデンサを2層のポリシリコン平行板を用いて構成する
。 このような構成方法とすることにより、同等のCO
Dデバイスと比較して、ゲート領域を相当程度減少させ
ることがで声る。
またCCDタイプのアナログメモリとは違って、このM
OS構成は処理上の許容度をきわめて向上させるもので
ある。 この場合のプロセッサは9例えば米国特許第4
.380 、732号に記載した64行84列のHgC
dTeCIDを用いて動作すべく設計することができる
が、他のいろいろな赤外線画像化装置と共に用いること
もできる。
図示のアーキテクチャは32チヤンネルの前置増幅回路
から構成され、それぞれの前置増幅回路の後に相関二重
サンプル(CDS)回路および同期クランプ回路が接続
されている。 これらCDS回路および同期クランプ回
路の各出力にはソース・フォロワ構成のバッファが接続
されている。 これらのバッファにはさらに32行84
列のアナログメモリアレイが接続され、さらにその後段
にはメモリバッファおよび共通負荷を有するマルチプレ
クサが接続されている。 こめプロセッサでは、32個
の入力をマルチプレックスして1個の出力を取りだすよ
うにしているため、出力画像ラインは1本のみでよい、
 出力画像はついで(ソース・フォロワ構成の)バッフ
ァによりバッファされ、チップ外に取り出される。 こ
のようなアーキテクチャを第1図に示す。
かくて本発明によれば相当に長波長のパックグランドフ
ラックスがある場合にも、 S/Nがきわめて良好な長
波長検出器を効果的に実現できるものである。
使用する前置増幅器(第20図)は、縦続構成であり、
この場合の設計上のパラメータを第1表に示す。
第1表 Gin 7.5 Aマ 25 Bw 、1.8MH2 Pd O,85■曽 第20図に示すデバイスはすべてnチャンネルエンハン
スメントモードトランジスタにより構成されている。 
この縦続接続構成の前置増幅器のゲインは、ドライバ(
旧)と負荷(M3)の比W/Lの平方根に略等しい、ド
ライバ旧の〔ゲート畳ドレイン間の)電圧ゲインは約−
2,3であるため、ミラー積分器のゲインは3.3に保
持される。 このため、ドライバM1が自己整合ゲート
構成であることと相まって、標準的な800 ANMO
Sプロセスについて、入力容量を低下させることができ
る。 トランジスタM4. )!5により、ゲイン回路
段用の(Aマ値が約0.8)出力バッファを形成し、ま
たトランジスタM8を用いて読出しラインをリセットす
るように構成する。 また、 C1njは注入型のコン
デンサである。 このような構成の増幅器の帯域幅は、
負定まる。
上記相関二重サンプル(CDS)回路はKTG (リセ
ット)ノイズおよび出力オフセットを除去するもので、
このCDS回路はCnS伝達関数が原点(W=0)でゼ
ロであるため11f前置増幅器ノイズを減衰させる が
ある、 第21図にこのcns回路の概略構成を示す、
Ccla■pはクランプコンデンサを、 Cs/ hは
サンプルコンデンサをそれぞれ示す、 また旧はクラン
プスイッチを、 M2はサンプルスイッチを、 M3は
M4. M5からなる出力バッファ用のバイアス設定ス
イッチをそれぞれ示す。
この場合の欠点は、(1)分圧コンデンサCcla■p
、Cs/hを介して伝えられる信号が減衰すること、お
よび(2)コンデンサCs/hの容量をKTCノイズが
前置増幅器の出力ノイズに比較して無視できるように 
設定しなければならないこと等である前記同期クランプ
回路を第22GaAs図に示す。
この同期クランプ回路の目的は1列相関オフセットを除
去するとともに出力段に設けたトランジスタM2. M
3からなる出力バッファのバイアス値を設定することに
ある。 このような同期クランプ動作に、より、2の平
方根分だけS/Nが劣化する。
すなわち、前記CDS回路TOK出力ノイズが1.4倍
だけ増加する。 この余分のノイズは、前置同期クラン
プ回路に帯域制限を行なうことにより事実上除去するこ
とができる。
アナログ、メモリではスイッチドーキャパシタ技術を用
いて画像サンプルに第1の再帰フィルタ動作を実行する
。 容量比Cb/(Ca+ Cb)により積分フ、イー
ドバック係数αが決定される。32個のチャンネルの各
チャンネルには84個のメモリが設けである。 各チャ
ンネル内の複数のメモリは8行8列のマトリクスの行お
よび列アドレスによりアドレスされる。 第23図に個
々の前置増幅器チャンネルについて8列のうちの1列を
示す。
インピーダンスR1ないしR8およびキャパシタンスC
1ないしC8はオンチップメモリ制御理論回路により生
成される。 このチップ上には2048個のメモリ位置
があり、さらにこのメモリは各チャンネル用の共通入出
カラインを有している。 メモリ内に蓄積されたデータ
は時間を不連続的としたアナログ電圧である。 第1次
の再帰フィルタによりSNRが[(1+α)/(l−α
)]隆に相当する分だけだけ改善する。 ただしαはフ
ィードバックである。 また、このメモリのノイズゲイ
ンは信号ゲインが1であるとすると、(1−α)/(l
+α)となる。
このメモリ出力バッファは2つの機能をする、 まずS
/H回路は、データを1積する一時的アナログメモリと
して働くものであり、第二にはコンデンサCdにより第
24図に示すN1におけるVtの各変化による効果を得
るとともに9M6の休止出力をもシフトする。
第25図に示すマルチプレクサは共通負荷型のマルチプ
レクサであり、 N5は32個のチャンネルすべてに共
通な負荷である。 メモリ出力バッファから出力された
画像データは、スイッチM1ないしN32により、出力
ドライバM10のゲートにコミュテートされる。 これ
らのスイッチは2位相比率無変化型シフトレジスタによ
り制御される。 各アナログスイッチのリセットおよび
出力バッファの基準電位設定はフェーズ3により行なう
NMOSプロセスを適宜修正してフェージングメモリプ
ロセッサを製作した。 このプロセッサは厚さ600オ
ングストロームのゲート酸化物層と厚さ400オングス
トロームの中間酸化物層(ポリシリコン1,2)とから
なるものである、この場合、約2.25のS/Nの改善
をアナログメモリ内で実現するのに厚さ400オングス
トロームの中間酸化物層を用いて、適切なα(積分フィ
ードバック係数)を る必要があった。 また厚さ80
0オングストロームのゲート酸化物層を用いて、縦続接
続された前置増幅器ドライバの1/fノイズを次のよう
に減少することができた。
V NFox/Cox ただしCozはゲート酸化物層の容量値である。
1個のスライスについて温度77°にで行なった試、、
よヶツェ。ユ。よ、オオ、 1 1スl フェージングメモリプロセッサ性能(77°K)パラメ
ータ (1) 消費電力 (2)ゲイン追跡度 (3) 固定パターンノイズ (0前置増幅器ダイナミックレンジ (5) プロセッサゲイン (e) 前置増幅器ゲイン (7)前置増幅器入力キャパシタンス(Cinject
を含む) (8)入力に含まれるプロセッサノイズRMS(9)注
入過度回復時間 (lO)α値 (11) S/N改善度 パラメータ 1 ・ 目標値 仕様値 実測値 50mW 5hW 45mW (VDD=VHI=8V
)パラメータ 2 ゲイン゛ 目標値 仕様値 実測値 5% 10% 2% パラメータ 3 パターンノイズ 目標値 仕様値 実測値 15wV ± 15+sV 30mV パラメータ 4 吟 、ゲイン 目標値 仕様値 実測値 90dB 80dB 87dB パラメータ 5 プロセ・サゲイン 目標値 仕様値 実測値 20 10 17 パラメータ 6 寸 ゲイン 目標値 仕様値 実測値 25 15 28 目標値 仕様値 実測値 ?、02pF 7.5pF 1?pF パラメータ 8 目標値 仕様値 実測値 8JLj 14ILV 8.51LV (第2のクラン プ帯域制限) パラメータ 9 ′ 口′ 目標値 仕様値 実測値 ass 21Ls 900nS パラメー 10 α 目標値 仕様値 実測値 0.8? 0.87 0.7 パラメータ 1lSIN 目標値 仕様値 実測値 2.2 2.2 2.4 初期電力消費量の測定1tVDD = VHI = +
 IOVで行なったが、この場合の電力消費量は約85
mW程度で通常よりかなり多かった。 従って、電源電
圧Vt1D 、 VHIを+8vに減少して電力消費を
仕様パラメータ値および目櫟パラメータ値の501にな
るようにした。 このような電力消費の調節を行なって
も、入力のダイナミックレンジが減少(200mVから
150 mVに減少)するという損失が生じただけであ
る。
前記増幅器のダイナミックレンジは、これを約250■
V(含まれる入力)となるように設計した電力消費上の
種々の要件に起因する入力ダイナミックレンジの減少な
らびに前置増幅器のゲインをわずかに大きくなること(
25に対して29)等の理由により、入力ダイナミック
レンジは150膳Vに減少した。 しかしながら、入力
に含まれるノイズは8.51Lvであるため、前置増幅
器のダイナミックレンジは目標値である90dBに近づ
いた。
またプロセッサのゲインは、フェージングメモリプロセ
ッサで必要とされた余分のバッファ(AV値、約0.9
)のため、わずかに減少した。
上記のような特徴を有するデバイスについて、厚さ40
0オングストロームの中間酸化層を成長させたことは既
に述べたところである。 このことはポリシリコン1.
ポリシリコン2のコンデンサがすべて木質的に二重化さ
れたということであり、これによってαの値を約0.7
とすることが可能になったのである。 しかしながら、
上記の本実は前置増幅器のロール・オフコンデンサも二
重 1化されその結果帯域幅が半分になることをもまた
意味するもんであるが、ただし修正プロセスにより得ら
れる利点は、帯域幅が減少するという欠点を補って余り
あるものであると思われる。 なお注入−過渡回復時間
は仕様値をはるかに越えるもので、これは帯域幅につい
′ての仕様がノイズ特性にとって適切ではなかったこと
を示してる。
初期時点では、全入力容量値は約1?pFであった。 
この容量値は大きすぎると判断し、他の例では第1のポ
リシリコンマスクを変更して、厚さ400オングストロ
ームの中間層プロセスについてはC4n=4とした。
プロセッサノイズの測定値は8.5 #Lv RMSで
あった。 このプロセッサノイズ値は、ノイズ等価帯域
幅を1.28MHz 、ΔT(クランプとサンプルの間
の時間)を15uLSとし、かつ同期クランプ(VRE
F)を帯域制限することにより得らた。 この入力に含
まれるノイズは、もっばら前置増幅器に帰することがで
きる。 またノイズの低下はトランジスタのゲート酸化
物層の厚さを、800オングストロームから800オン
グストロームに減少させることにより得られたものであ
る。
またノイズ電力を因子1.3だけ減少す・べきであった
、 ΔTを3.5PSに減少させた場合は。
相関二重サンプル回路はノイズをさらに減少させ、入力
に含まれるノイズは約5.5JLVになるかくて本発明
によれば、実質的な長長波バックグランドフラックスが
ある場合にもきわめて良好なS/Nを得ることのできる
長長波検出器を効果的に実現するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例で用いられるHgCtTe
デバイス構造の単一画素の一部を示す断面図、第2図は
本発明の第1実施例で用いられる)IgetTeデバイ
ス構造の単一画素□′を示す平面図、第3図はl (I
Iの検出器画素の下部に位置しかつ当該検出器画素に対
応するシリコン処理ゲートのレイアウトを示す概略説明
i、第4図および第5図はMISゲートをビアの代りに
インジウムポストによりシリコンに接続した本発明の他
の実施例を示す平面図および断面図、−第6図は本発明
の一実施例に用いる画像化装置の電子回路全体を示す説
明図、第7図は本発明による検出動作および積分動作を
説明する除用いる単一画素の接続状態を示す等価回路図
、第8図はいくつかの典型的なキャパシタンス値を示す
数個の画素の概略的回路図、第9図は本発明を実施する
際に用いられるシリコン平均化アレイの一部の接続状態
を示す等価回路図、第1O図は第6図と類似した実施例
における検出器アレイのHgCtTeと、該アレイ下部
のシリコン平均化部位と同一チップ上の周辺回路との間
の関係を概略的に説明する図、第11図は第6図に示す
画像化装置の出力回路の回路図、第12図は本発明に用
いるノイズエンハンスメント平均化演算を説明する概略
的回路図、第13図は本発明の動作モードを単純化して
示すタイミングチャート、第14図は本発明の動作態様
の例を示すタイミングチャート、第15図はフィールド
プレートを用いた場合のHgCtTeセルの他の実施例
を示す説明図、第18図ないし第18図は光ダイオード
検出器を用いた場合の更に他の実施例を示すそれぞれ断
面図、説明図および回路図、第18図は本発明によるア
ナログフェージングメモリを画像化アレイから分離構成
した本発明のさらに他の実施例を示す概略構成図、第2
0図は第18図実施例の縦続前置増幅器段を示す回路図
、第21図は第18図実施例の相関二重サンプル回路を
示す回路図、第22図は第19図実施例の同期変化およ
びメモリ入力サンプル回路を示す回路図、第23図は第
19図実施例における8個のコンデンサ部位の各組の構
成を示す回路図、第24図は第18図実施例のメモリ出
力バッファを示す回路図、第25図は第19図実施例の
マルチプレクサおよび出力バッファを示す回路図、第2
8図はαを外部調整できるようにした第12図回路の変
形例を概略的に示す回路図である。 ta、 、 、’、 、蓄積ゲート。 18、 、 、 、 、主ビア。 1B、 、 、 、 、ピアストップ。 20、 、 、 、 、相互結線、 122、 、 、
 、 、ポンドパッド(接点)24、 、 、 、 、
読出しライン。 30・・・9.コンデンサ。 50、 、 、 、 、 HgCtTe検出器部位。 54、 、 、 、 、シリコン平均化コンデンサ部位
。 104 、 、 、 、 インジウムポスト。 10B 、、、、 HgCtTeサブストレート。 11B 、 、 、 、金属。 特許出願人 テキサスインスツルメンツe INJIc
T 勺・・ぞ 徊ト喬+t−噸絡 Cm/h”、5pFFt’g、21 X 工 Ml 、3 ・3 Ft’g、 26 1シづh−シ24ンメ−&lJiζ1すψλ句 1列R
g、23 Fit)、24 M6 3 3 M7 3 3 M8 3 3 M9 .3 .3 Mho 15 .3 MU 3 1 44(4Q#:L12 Ft’g−25手続補正書(方
式) %式% 2 発明の名称 赤外線画像化システム3 補正をする
者 本件との関係 特許出願人 4代理人〒150 (昭和60年年月429日送)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各画素領域に入射する赤外線輝度値に対応した出
    力を発生する赤外線画像化装置と、該赤外線画像化装置
    からの各出力を入力するように接続されたアナログフェ
    ージングメモリとからなり、該アナログフェージングメ
    モリを、前記画像【ヒ装置に設けられた各画素にそれぞ
    れ対応する複数の蓄積コンデンサと、前記画像化装置か
    らの出力信号を入力するように接続され該画像化装置か
    ら入力した出力に対応する出力値をサンプリングコンデ
    ンサ内に蓄積するようにしたサンプリングコンデンサ手
    段と、前記サンプリングコンデンサ手段を前記蓄積コン
    デンサに選択的に接続するための平均化スイッチ手段と
    、所定の間隔で前記蓄積コンデンサに現われる電圧値に
    対応する出力を発生する手段、とから構成してなること
    を特徴とする赤外線画像化システム。
  2. (2)前記メモリを構成する各蓄積コンデンサをそれぞ
    れ複数の行と列に配列し、前記サンプリングコンデンサ
    手段の1つを前記蓄積コンデンサの各行について設(す
    るようにした特許請求の範囲第1項記載の赤外線画像化
    システム。
  3. (3)前記ア・ナログフェージングメモリを一個のチッ
    プ上で集積化するようにした特許請求の範囲第1項記載
    の赤外線画像化システム。 (0種々の画素領域に入射する輝度に対応する複数の出
    力信号を発生する画像化装置と、該画像化装置からの各
    出力信号を入力するように接続され、該画像化装置の画
    素領域に入射する輝度に対応する該画像化装置からの連
    続した信号に対応する連続した電圧を各コンデンサで積
    分するとともに、平均電圧に対応する電圧を読出すため
    のアナログ再帰フィルタ手段とから構成してなることを
    特徴とする赤外線画像化システム。
JP59182513A 1983-08-31 1984-08-31 赤外線画像化システム Pending JPS60155932A (ja)

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