JPS6015446Y2 - 洋服等携帯用袋 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は洋服等を収蔵し得る装本体と、装本体内に挿入
保持可能であってこれに収蔵した洋服等を吊下する機能
を有し吊下フックを装本体外に突出可能としたハンガー
と、このハンガーに吊下自在であって且つ必要に応じ装
本体とハンガーを収納可能とした包装用小袋をワンセッ
トした使用上極めて利便な洋服等携帯用袋を得ることを
目的とする。

ものであって、図示せる実施例は防水加工を施した布製
外面板１に於ける縦中央線の両側個所の内面に半サイズ
の上記と同じ布製の内面板２．２′の一対を重合し、こ
れ等内面板２，２′の内辺縁を除いた全周縁と外面板１
の全周縁とを相互に縫着すると共に当該内面板２，２′
の内辺縁に相互に噛合するスライドファスナー３，３′
を取付けて装本体イとし、この装本体イの四隅に補強芯
板１３を介して間装本体イを横中央個所で二つ折りとし
た時に相互に係合できるホック４゜４′を止着し且つ後
述する吊下フック６に挿通して止める止環１２を装本体
イの下辺の中央に設け、またこれとは別個に、針金を二
等辺三角形状に折曲し且つ頂点に吊下フック６を同三角
形状部７の外側に廻し出したり内側に廻し入れたりする
ことが可能な状態に取付けて下辺８′の高さが高低に於
て異なる一対のハンガー８，８を構成腰更にこれ等とは
別個に上記の装本体イとハンガー８とをコンパクトに折
り畳んで格納できる大きさの包装用小袋９を上記の外面
板と同じ材料を以て構威し、この小袋９の外面に上記の
ハンガー８゜８の下辺８′に吊下げるのに用いる舌片１
０を、また当該舌片１０に吊下状態に維持するホック等
係止具１１，１１’を夫々取付け、上記の装本体イ、ハ
ンガー８，８および小袋９をワンセットとすると共に上
記の装本体イに於ける外面板１の内面に当該装本体イの
中に収納した洋服口の裾を滑らないように保持するベル
ベット式小片１４，１４′を縫着したものである。

本考案は成上のように袋状を呈しその一部に洋服等の出
入口を有する装本体と、二等辺三角形の枠形状を呈し頂
点に吊下フックを備え枠形状部を上記の装本体内に挿入
保持し吊下フックを装本体外に突出せしめるようにした
ハンガーと、上記の装本体とハンガーとを格納できる大
きさであって外面に上記のハンガーの下辺に吊下げるの
に用いる舌片をまた当該舌片を前面に吊下状態に維持す
るホック等係止具を夫々取付けた包装用の小袋とよりな
るので装本体の中にハンガーの枠形状部を収納し且つ同
枠形状部の下辺に包装用の小袋を吊下げ、このハンガー
の枠形状部に洋服を吊下げ且つ上記の小袋にネクタイ等
の小物を収納するなどの用に供し、また不使用時には装
本体を折り畳み状態として上記のハンガーより外した小
袋の中にハンガーと一緒に入れて全体を例けば予備品と
して携帯する等の用法に供するものであって、旅行ある
いは出張等に際して極めて利便の効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は本考案洋服等携帯用袋の実施例を示すものであって
、第１図は全体を示す斜視図、第２図は第１図Ａ−Ａ線
に沿う断面図、第３図は伸展状態を示す斜視図、第４図
は第３図Ｂ−Ｂ線に沿う断面図、第５図はハンガーの収
納部分の一部切截平面図、第６図は全体の分解斜視図、
第７図はハンガーに小袋を吊下げた状態を示す斜視図、
第８図はスーツケースに格納した状態を示す斜視図であ
る。 １・・・・・・外面板、２，２′・・・・・・内面版、
３，３′・・・・・・スライドファスナー、イ・・・・
・・装本体、４． ４’・・・・・・ホック、６・・・
・・・吊下フック、７・・・・・・三角形状部、８・・
・・・・ハンガー、８′・・・、・・・下辺、９・・・
・・・小袋、１０・・・・・・舌片、１１，１１’・・
・・・・ホック、１２・・・・・・止環、１３・・・・
・・補強芯板、１４．１４’・・・・・・小片、口・・
・・・・洋服。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 袋状を呈しその一部に洋服等の出入口を有する装本体と
   、二等辺三角形の枠形状を呈し頂点に吊下フックを備え
   枠形状部を上記の装本体内に挿入保持し吊下フックを装
   本体外に突出せしめるようにしたハンガーと、上記の装
   本体とハンガーとを格納できる大きさであって外面に上
   記のハンガーの下辺に吊下げるのに用いる舌片をまた当
   該舌片と前面に吊下状態に維持するホック等係止具を夫
   々取付けた包装用の小袋とより成る洋服等携帯用袋。