JPS6015174Y2 - 多出力形速度計発電部 - Google Patents

多出力形速度計発電部

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JPS6015174Y2
JPS6015174Y2 JP9795178U JP9795178U JPS6015174Y2 JP S6015174 Y2 JPS6015174 Y2 JP S6015174Y2 JP 9795178 U JP9795178 U JP 9795178U JP 9795178 U JP9795178 U JP 9795178U JP S6015174 Y2 JPS6015174 Y2 JP S6015174Y2
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JP
Japan
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output
gear
power generation
coil
coils
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JP9795178U
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JPS5514557U (ja
Inventor
真也 小泉
緊一 長田
建一郎 高橋
Original Assignee
東洋電機製造株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電動車の歯車減速装置部に取りつけ歯車をイ
ンダクタ(誘導子)として利用した多出力形速度計発電
部の改良に関するものである。
従来一般に、速度計発電部のの出力は、古くは文字通り
速度指示計用にのみ用いられていたが、最近は自動列車
制御装置や、戸閉保安装置など多目的に使用されている
自動列車制御装置に用いる場合には、安全性を増すため
に1台の発電部から電気的に絶縁された2出力ないし3
出力が要求されることが多い。
本考案はこのような目的に対し経済的な発電部を提供せ
んとするものである。
第1図は本考案に適用する、歯車をインダクタとして利
用した誘導式速度計発電部の構造を示す図で、1が発電
部、2は歯車であり発電部1のインダクタの役をする。
1Aは永久磁石、IB、1Cは継鉄、ID、IEは磁極
、IFは出力コイルである。
動作原理は、歯車2の回転により出力コイルIFの巻か
れた部分の磁束が、相手の歯車2の山、谷の変化に応じ
て変化し、その変化が出力コイルIFの誘起電圧となる
ものである。
まず従来の多出力形速度計発電部について説明する。
第2図は従来の3出力形速度計発電部の磁極、出力コイ
ル、歯車の配置関係を示す図であり、歯車2はねじれ角
のついた歯車で第1図で上方より透視したものとして描
いである。
歯車2に図示される斜めの実線は山の中心、1点鎖線は
谷の中心を示す。
ID、IEは第1図と同様に磁極、C1〜C6は出力コ
イルである。
磁極ID、IEの歯車2の対向面には第2図に示すよう
に凹凸があり、凸部のピッチは歯車2の歯のピッチの約
172に選ばれ、凸部1個おきに出力コインF□〜C6
が設けられている。
出力コイルC1〜C6が巻かれていない部分にも凸部が
あるのは、歯車2の回転により出力コイル01〜C6が
巻かれている凸部の磁束の変化があっても、第1図にお
ける永久磁石IA、継鉄IB、IC部の磁束の変化が少
なくなるようにするためであり、このような方法は公知
の技術となっている。
第2図において歯車2に対向する面の磁極ID、IEの
凸部は、磁極ID。
1Eにそれぞれ6個所づつあり、出力コイルC1〜C6
はそれぞれ3個づつ巻かれている。
合計6個の出力コイル01〜C6を第2図では2個づつ
、即ち、C1とC2,C3とC4,C3とC6を和動に
直列に接続し、3出力形としている。
仮にその出力端子記号をA、A’、B、B’、C,C’
として示した。
もし1出力でよい場合は、6個の出力コイルC1〜C6
をすべて直列とすればよい。
第3図は従来の2出力形速度計発電部の磁極、出力コイ
ル、歯車の配置関係を示す図で、第2図と同一相当の構
成部分には同一番号を付しである。
第3図においては歯車2に対向する面の磁極ID、IE
にそれぞれ4個の凸部を設け、出力コイルはC1,C2
,C3,C4の4個とし、C1とC2,C8と04を直
列に接続し2出力形とした例が示されている。
このように構成された多出力形速度計発電部の2出力な
いし3出力の周波数と電圧の関係は、歯車2の歯面形状
および発電部磁極ID、IEと歯車2間のギャップ、発
電部を取付ける歯車箱の影響などで一様にはなり難い。
たとえは第2図において出力コイルC5ではコイルが巻
かれた凸部の両隣りに凸部があるが、出力コイルC□で
はコイルが巻かれた凸部の片側にしか凸部がないため、
漏洩磁束量が変り出力コイルC5と出力コイルC1では
磁束鎖交数が変り、更には第4図に示すように歯車と磁
極の相対位置の違いによっても磁束鎖交数が変り、従っ
て出力電圧が一様にならない。
第4図においてIEで示される発電部磁極の斜線部が第
2図における凸部とする。
2は歯車で1点鎖線が歯先円、2点鎖線が歯底円とする
と、磁極IEのどの凸部に巻かれたコイルかによって歯
との対向位置が変る。
第5図および第6図は3出力、2出力形速度計発電部の
改良されたコイル接続を示す図で、上述の第2図および
第3図における不具合を改善するためにできるだけ出力
電圧が平均化するように改良して出力コイル接続の例で
示されている。
第5図の01〜C6は第2図のC□〜C6の出力コイル
に対応し、第6図の01〜C4は第3図のC工〜C4の
出力コイルに対応する。
しかしながら第6図の場合には出力端子A−A’、B−
B’間の電圧バランスは、コイル配置かはS゛等しいた
めかなり良いことが期待できるが、第5図の場合は必ず
しも充分ではない。
第5図のコイル接続の発電部ではコイルが巻かれる凸部
が左右それぞれ3個あり、第6図のコイル接続の発電部
ではコイルが巻かれる凸部が左右それぞれ2個あり、発
電部の大きさは第5図のコイル接続の発電部の方が大き
くなっている。
なお第6図のコイル接続のものは当然2出力形で3出力
形でない。
本考案は上述したような点に鑑みなされたもので、前記
第2図のような磁極構造の発電部において3出力間の電
圧バランスをよくすることと共に、第3図のような磁極
構造の発電部においても3出力形でしかも各出力間の電
圧バランスのよい発電部を可能としたものである。
以下、本考案を実施例図面にもとづいて説明する。
第7図、第8図は、本考案の実施例を示す出力コイル接
続図である。
まず第7図に示す実施例について説明する。
第7図において出力コイルC,A、 C1Bは第2図の
出力コイルC1の部分に対応し、以下同様に出力コイル
C2A、C2Bは出力コイルC2の部分に、出力コイル
C3A、 C3Bは出力コイルC3の部分にというよう
に第2図と対応している。
しかもC1Aは磁極IDの溝の底の方に、01Bは歯車
2に近い側に配置された出力コイル、C2Aは歯車2に
近い側に02Bは磁極IEの溝の底の方に配置された出
力コイルというように、第7図に示す出力コイルC1A
〜C6Bは第2図の出力コイルC1〜C6をそれぞれ2
分割して配置されたものであり、これらの出力コイルC
1A〜06Bは図示のように接続されている。
すなわち歯車2に近い側の出力コイルC1B 。
C3B、 (1,B、 C2A、 C2A、 C6Aと
、溝の底に近い出力コイルC1A、 C3A、 C5A
、 C2B、 C4B、 C,Bが、磁極ID、IFの
どの凸部に巻かれているかに注目し、ある凸部に巻かれ
しかもインダクタに近い側に配設される出力コイルと、
他の凸部に巻かれしかもインダクタから離れ溝の底に近
い側に設けられる出力コイルとを直列に接続して各出力
コイル接続が平均化するようにしている。
これは分割して配置された出力コイルを比較すると、歯
車2に近い側が磁束変化が多く発生電圧が高いこと、更
に前述のどの凸部かによる変化があることに着目した結
果によるものであり、かくの如く構成することにより3
出力間の電圧バランスをよくすることができる。
このように、各磁極ID、IEの凸部に巻かれるコイル
を分割し、多コイル化することによって、第3図のよう
な磁極構造のものにおいても性能のよい3出力発電部を
得ることができる。
第8図はその実施例を示している。
第8図において、出力コイルC1A、 C1B、 C1
Cは第3図の出力コイルC1の部分に対応し、以下同様
に出力コイルC2A、C2B、C2Cは出力コイルC2
の部分に、出力コイルC3A、C3B、C3Cは出力コ
イルC3の部分に、出力コイルC4A、 C4B、 C
4Cは出力コイルC4の部分にというように第2図と対
応している。
出力コイルC1Aは磁極IDの溝の底の方に、出力コ2
イルC1Cは歯車2に近い側に、出力コイルC1Bは歯
車コイルC1AとC1Cとの中間に配置されている。
同様に出力コイルC2Aは歯車2に近い側に、出力コイ
ルC2Cは磁極IEの溝の底の方に、出力コイル02B
は出力コイルC2AとC2Cとの中間にというように、
第8図に示す出力コイルC1A〜C4Cは第3図の出力
コイルC□〜C2をそれぞれ3分割して配置され、図示
の如くに接続されている。
かくの如く磁極構造をかえずに発電部を3出力化できる
ことは、既に従来形の発電部をつけるための座が設けら
れた歯車箱に新しい3出力形発電部をつけ得ることにな
り、歯車箱の互換性上極めて好ましい結果が得られ、か
つ経済的な速度計発電部を得ることができる。
以上本考案を詳述したが、バランスのよい多出力発電部
を構成するために、3本の絶縁電線を磁極ID、IEの
それぞれの凸部に巻き、それによって3コイルとする方
法も考えられるが、このような方法はコイル間の絶縁不
良をおこしやすいことから安全性向上のための多出力化
に対し問題があり、しかも3コイル間の静電容量が大き
くなりやすいという問題がある。
なお第7図、第8図に示した本考案の実施例は、第1図
に示すように発電部磁極が歯車の歯幅をはさむように配
置されているものとして示したが、発電部磁極が歯車の
外径に対向したものにも・・・・・・適用できる。
すなわち、第1図の発電部では磁極ID、IEが継鉄I
Cに対し直角方向に張り出しているが、磁極ID、IE
が継鉄に真直ぐ継ぎ足した形状の発電部とし、磁極ID
、IEにまたがって、その下部に歯車の歯面が対向する
ものでもよい。
また歯車減速装置の歯車をインダクタとせず専用のイン
ダクタを用いた付随車の発電部に適用することもできる
以上説明したように本考案によれば、多出力間の電圧バ
ランスの良好な経済的で性能の良い速度計発電部を得る
ことができ実用上の効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に適用する誘導式速度計発電部の構造を
示す図、第2図および第3図は3出力形および2出力形
速度計発電部の磁極と出力コイルと歯車の配置関係を示
す図、第4図は第2図における歯車と磁極の相対位置を
示す図、第5図および第6図はそれぞれ3出力、2出力
形速度計発電部の改良されたコイル接続図、第7図およ
び第8図は本考案の一実施例を示すコイル接続図である
。 1・・・・・・発電部、2・・・・・・歯車、IA・・
・・・・永久磁石、IB、IC・・・・・・継鉄、ID
1F・・・・・・磁極、I F 、C1〜C5,C1A
〜C6A、 CIB〜Cβ、 C1C〜C4C・・・・
・・出力コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 誘導式速度計発電部の磁極端に、歯車または歯車状の誘
    導子の回転方向に配列されて設けられた複数の凸部を有
    し、少なくとも2個以上の凸部に、それぞれ複数個のコ
    イルを凸部の底部より頭部へ階層的に配置し、少なくと
    も1つの凸部の底部側に配置されたコイルと他の凸部の
    頭部側に配置されたコイルを和動に直列接続したコイル
    の組合せを複数組布したことを特徴とした多出力形速度
    計発電部。
JP9795178U 1978-07-18 1978-07-18 多出力形速度計発電部 Expired JPS6015174Y2 (ja)

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JP9795178U JPS6015174Y2 (ja) 1978-07-18 1978-07-18 多出力形速度計発電部

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JP9795178U JPS6015174Y2 (ja) 1978-07-18 1978-07-18 多出力形速度計発電部

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Publication Number Publication Date
JPS5514557U JPS5514557U (ja) 1980-01-30
JPS6015174Y2 true JPS6015174Y2 (ja) 1985-05-14

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