JPS60151494A - 耐焼付性に優れた油井管継手 - Google Patents
耐焼付性に優れた油井管継手Info
- Publication number
- JPS60151494A JPS60151494A JP486084A JP486084A JPS60151494A JP S60151494 A JPS60151494 A JP S60151494A JP 486084 A JP486084 A JP 486084A JP 486084 A JP486084 A JP 486084A JP S60151494 A JPS60151494 A JP S60151494A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plating
- pipe joint
- oil well
- well pipe
- baking resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
- Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業−４二の利用分野
本発明は、油井管をネジ部とメタルシール部でＩＩ：に
接続する場合に、その継手部分に、特殊なメッキ層を施
した耐焼付性に優れた油井管継手に関する。
接続する場合に、その継手部分に、特殊なメッキ層を施
した耐焼付性に優れた油井管継手に関する。
従来技術
油井管の接続は、各管に、−没けたネジ部とメタルシー
ル部を、潤滑剤を介して締め付は密７ｉすることによっ
て行われる。
ル部を、潤滑剤を介して締め付は密７ｉすることによっ
て行われる。
この際、油井管の接続は、最近益々高気雷が要求されて
いるので、強くネジ締めか行われ、金属同志の摩擦、発
熱により、間滑用グリースやコンパウンドの保持ができ
ず、継り部分に焼付が発生する＃１向があり、これが、
洩れなどの゛ハ故をおこす原因となっている。
いるので、強くネジ締めか行われ、金属同志の摩擦、発
熱により、間滑用グリースやコンパウンドの保持ができ
ず、継り部分に焼付が発生する＃１向があり、これが、
洩れなどの゛ハ故をおこす原因となっている。
この焼付を防１卜するた゛めに、ネジ部、メタルシール
部に、（１）１１！Ｉ沿剤の保持性を高めるために、化
成処理（リン酸塩、シュウ酸塩処理）や、ショツトブラ
スト処理を施す方法。 （２）電気メッキ、蒸着等によ
り、焼付にくい金属コーティングを施す方法。 （３）
有機皮膜を施す方法、＄が行われている。 （２）の金
属コーティングとしては、Ｚｎ、 Ｃｕ、 Ｓｎ、Ｐｂ
等比較的軟質で延性の大きな金属が用いられ、特にＣ１
１’ｉｔ！、′Ａメンキが倫れている。 しかし、（＋
）〜（３）の公知の焼付防１１−法も未だ充分とｄえな
いのが現状である。 即ち、油井管の耐焼付性の性能評
価として、パワータイト試験で１０回以１ニ酎えられる
ことが請求されているか、最近では、油井戸の深さが益
々深くなり、環境も悪くなり、より耐食性高気密性が要
求されている。 本発明者らは、■−記従来技術につい
て研究した結果、メッキ被膜中に潤滑剤パウダーを分散
した複合メッキを施すことによって、ネジ締付力を低下
させ、焼伺を防１１−シうることを知見した。
部に、（１）１１！Ｉ沿剤の保持性を高めるために、化
成処理（リン酸塩、シュウ酸塩処理）や、ショツトブラ
スト処理を施す方法。 （２）電気メッキ、蒸着等によ
り、焼付にくい金属コーティングを施す方法。 （３）
有機皮膜を施す方法、＄が行われている。 （２）の金
属コーティングとしては、Ｚｎ、 Ｃｕ、 Ｓｎ、Ｐｂ
等比較的軟質で延性の大きな金属が用いられ、特にＣ１
１’ｉｔ！、′Ａメンキが倫れている。 しかし、（＋
）〜（３）の公知の焼付防１１−法も未だ充分とｄえな
いのが現状である。 即ち、油井管の耐焼付性の性能評
価として、パワータイト試験で１０回以１ニ酎えられる
ことが請求されているか、最近では、油井戸の深さが益
々深くなり、環境も悪くなり、より耐食性高気密性が要
求されている。 本発明者らは、■−記従来技術につい
て研究した結果、メッキ被膜中に潤滑剤パウダーを分散
した複合メッキを施すことによって、ネジ締付力を低下
させ、焼伺を防１１−シうることを知見した。
発明の１−１的
本発明は上記知見にノ１（ずくもので、従来法に比して
、更に優れた耐焼付性をＪｔ面した油井管継手を提供す
るものである。
、更に優れた耐焼付性をＪｔ面した油井管継手を提供す
るものである。
発明の構成
／Ｉ、、発明は、油井管のネジ部、及び（又は）シール
部に、粒径０．１〜５０＃Ｌの固体液１滑剤を金属マＩ
・リックス中に分散させた、Ｊ′Ｉさ０５〜５０ｐＬの
複合メンキ層を施したものである。
部に、粒径０．１〜５０＃Ｌの固体液１滑剤を金属マＩ
・リックス中に分散させた、Ｊ′Ｉさ０５〜５０ｐＬの
複合メンキ層を施したものである。
マトリックスを形成する金１．４としては、 Ｚｎ、Ｃ
ｕ５ｎ、 Ｐｂ、を用いる。 メッキ層は中層でもある
いは、複層として使用しても良い。 固体１１？、ｌ滑
剤としては、フッ化黒鉛、ｌ硫化モリブデン、２ツ化珪
素、窒化硼素、テフロンＡ９が適＞１＜＋である。
ｕ５ｎ、 Ｐｂ、を用いる。 メッキ層は中層でもある
いは、複層として使用しても良い。 固体１１？、ｌ滑
剤としては、フッ化黒鉛、ｌ硫化モリブデン、２ツ化珪
素、窒化硼素、テフロンＡ９が適＞１＜＋である。
木発ゆ１において、固体潤滑剤の粒径を０．１〜５０ル
と、またメッキ層のＪｌさを０．５〜５０＋Ｌと月し’
ａ’シたのは、固体＋１１ ハ’＋剤を分１我させたこ
とにより、摩擦係数を低ドでき、焼伺発生をＫＪｊ ＋
１：できる適゛１１な範囲がこの領域であったからであ
る。
と、またメッキ層のＪｌさを０．５〜５０＋Ｌと月し’
ａ’シたのは、固体＋１１ ハ’＋剤を分１我させたこ
とにより、摩擦係数を低ドでき、焼伺発生をＫＪｊ ＋
１：できる適゛１１な範囲がこの領域であったからであ
る。
固体潤滑剤は金属で）・リックス中に、５〜４０容、’
、１． ％ （ｓ７ＩＪＬ人されることか９！ましい。
、１． ％ （ｓ７ＩＪＬ人されることか９！ましい。
メッキ、）Ｊ？）、としては、′電解メッキ法でもＪ
ｌ” ’、ｌｉ、解メンキン人でも、どちらでも良いか
、メッキ液に固体Ｉｌ＋ｌ滑剤を混入攪拌した溶液を使
用する。 非゛市解メッキツノ、の場合、液の７１Ｑ合
割合、７ｉ！度、攪拌速度等の条ヂ１によって、メッキ
層中の固体＋１ｔ、Ｉ ７１’＋剤のらシーが変えられ
る。 電解メッキの場合には、１−記条ヂ１の外に、”
ＩＥ ？ｉＥ冨度によってもメッキ層中の固体潤滑剤の
１１１を変えることができる。
ｌ” ’、ｌｉ、解メンキン人でも、どちらでも良いか
、メッキ液に固体Ｉｌ＋ｌ滑剤を混入攪拌した溶液を使
用する。 非゛市解メッキツノ、の場合、液の７１Ｑ合
割合、７ｉ！度、攪拌速度等の条ヂ１によって、メッキ
層中の固体＋１ｔ、Ｉ ７１’＋剤のらシーが変えられ
る。 電解メッキの場合には、１−記条ヂ１の外に、”
ＩＥ ？ｉＥ冨度によってもメッキ層中の固体潤滑剤の
１１１を変えることができる。
本発明のメッキ層は、 ＩＵ材金金属：に中層あるいは
複層の形でｌｌ’ｌ’、 Ｊｔｉ施しても良いが、＃１
にノソいメンキ層を必要どする場合には、他の金属メン
キと多層メッキすることもできる。 （なお、耐焼付性
の目的で、継手部分だけでなくビン側にも本願のメッキ
を施すこともできる。） 次に本発明の実施例を示す。
複層の形でｌｌ’ｌ’、 Ｊｔｉ施しても良いが、＃１
にノソいメンキ層を必要どする場合には、他の金属メン
キと多層メッキすることもできる。 （なお、耐焼付性
の目的で、継手部分だけでなくビン側にも本願のメッキ
を施すこともできる。） 次に本発明の実施例を示す。
（実施例１）
外径１３９．７ｍｍ 、肉厚７．７２ｍｍの油月管の継
手部に、Ｎｏ４〜Ｎｏｌ０のメッキを施した。 Ｎｏｌ
−Ｎｏ３は固体ｆｉｌｌ滑剤を分１１々しない比較例
である。 各試験材のパワータイト試験、ゴーリング発
生トルクを一括して表に示す。 Ｎｏ４〜Ｎｏｌ０の本
発明の試験材では、高い耐焼付性を示している。
手部に、Ｎｏ４〜Ｎｏｌ０のメッキを施した。 Ｎｏｌ
−Ｎｏ３は固体ｆｉｌｌ滑剤を分１１々しない比較例
である。 各試験材のパワータイト試験、ゴーリング発
生トルクを一括して表に示す。 Ｎｏ４〜Ｎｏｌ０の本
発明の試験材では、高い耐焼付性を示している。
（実施例２）
添付図面は、温度２００°Ｃ、コンパウンド使用、荷重
３ Ｋｇ、母材としてＤＰ−３、ビン材としてＤＰ−３
の条件で、比較材として、それぞれ化成被膜（リン酸Ｍ
ｎ） 、 Ｚｎメッキ（１０μ、）、 Ｃｕメッキ（１
０ト）を施した３つの試験材を、実施例として、Ｃｕマ
トリックス中に、テフロンを分１１交した厚さｌＯμの
複合メンキを施した試験材をえらび、摩ｐ２ｇ係数変化
試験機（へウデン試験法）で測定した結果をグラフに示
したものである。
３ Ｋｇ、母材としてＤＰ−３、ビン材としてＤＰ−３
の条件で、比較材として、それぞれ化成被膜（リン酸Ｍ
ｎ） 、 Ｚｎメッキ（１０μ、）、 Ｃｕメッキ（１
０ト）を施した３つの試験材を、実施例として、Ｃｕマ
トリックス中に、テフロンを分１１交した厚さｌＯμの
複合メンキを施した試験材をえらび、摩ｐ２ｇ係数変化
試験機（へウデン試験法）で測定した結果をグラフに示
したものである。
Ｃｕ金１ｆをマＩ・リンクスとし、国体ｆｌｆｌ滑剤と
してテフロンを分１１にシた実施例では、摩擦係数が比
較材の月〜几に低ドし、焼伺か発生しなくなり、通常の
Ｃｕメッキを施した公知技術に比較しても２倍以１ｏの
ノ１命をイ３することが分る。
してテフロンを分１１にシた実施例では、摩擦係数が比
較材の月〜几に低ドし、焼伺か発生しなくなり、通常の
Ｃｕメッキを施した公知技術に比較しても２倍以１ｏの
ノ１命をイ３することが分る。
冗ノ」ミ丁ン〇
発明の効果
本発明によれば、［古１体ｉ１？Ｉ泪剤の分ｌｉｄによ
り、ｊソ擦係数の低Ｆが得られ、１ｍｌ焼付性が従来品
に比較して大１１）に向上する。
り、ｊソ擦係数の低Ｆが得られ、１ｍｌ焼付性が従来品
に比較して大１１）に向上する。
図は、本発明の実施例における摩擦係数の試験結果を、
■べす説明図。 代理人 ゴｒ理士 佐々木 俊＋Ｉ「
■べす説明図。 代理人 ゴｒ理士 佐々木 俊＋Ｉ「
Claims (1)
- ネジ部及び（又は）メタルシール部に、金属マトリック
ス中に粒径０．１〜５０μの固体用滑剤を分散させた、
０，５〜５０ｐ−Ｊゾさのメッキ層を施したことを特徴
とする耐焼付性に優れた油井管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP486084A JPS60151494A (ja) | 1984-01-17 | 1984-01-17 | 耐焼付性に優れた油井管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP486084A JPS60151494A (ja) | 1984-01-17 | 1984-01-17 | 耐焼付性に優れた油井管継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60151494A true JPS60151494A (ja) | 1985-08-09 |
Family
ID=11595428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP486084A Pending JPS60151494A (ja) | 1984-01-17 | 1984-01-17 | 耐焼付性に優れた油井管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60151494A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH055187A (ja) * | 1990-07-09 | 1993-01-14 | Daido Sanso Kk | オーステイナイト系ステンレス製硬質ねじ |
-
1984
- 1984-01-17 JP JP486084A patent/JPS60151494A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH055187A (ja) * | 1990-07-09 | 1993-01-14 | Daido Sanso Kk | オーステイナイト系ステンレス製硬質ねじ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1920180B1 (en) | Threaded joint for steel pipes | |
| EP2128506B1 (en) | Screw joint for steel pipe | |
| EP0786616B2 (en) | Steel pipe joint having high galling resistance and surface treatment method thereof | |
| CN1325749C (zh) | 用于钢管的螺纹接头 | |
| US4525287A (en) | Thread and bearing lubricant | |
| RU2626827C1 (ru) | Противозадирное покрытие для резьбового соединения насосно-компрессорных и обсадных труб и способ его получения | |
| BR112019024131B1 (pt) | Conexão roscada para canos ou tubos e método de produção da conexão roscada para canos ou tubos | |
| EP1458908B1 (en) | A tubular member having an anti-galling coating | |
| EA035552B1 (ru) | Резьбовой трубный элемент, обеспеченный металлическим противокоррозионным и противозадирным покрытием | |
| JP7301891B2 (ja) | 管用ねじ継手 | |
| US9290714B2 (en) | Galling-resistant threaded tubular component and process for coating said component | |
| JP3056646B2 (ja) | 耐ゴーリング性に優れた鋼管継手の表面処理方法 | |
| JPH0972467A (ja) | グリス無潤滑下での耐焼付き性に優れたネジ継手 | |
| JPS60151494A (ja) | 耐焼付性に優れた油井管継手 | |
| JP2001065753A (ja) | 油井管用ねじ継手 | |
| WO2022039131A1 (ja) | 油井用金属管及び油井用金属管の製造方法 | |
| JP2001065751A (ja) | 油井管用ねじ継手 | |
| JP2001065752A (ja) | 油井管用ねじ継手およびその潤滑被膜形成方法 | |
| JPS60121385A (ja) | 耐焼付き性に優れた油井管継手 | |
| JPS6234280B2 (ja) | ||
| US5094730A (en) | Method for forming a metallic coating on steel pipes | |
| JPS61136087A (ja) | 油井管用管継手 | |
| JPS62225595A (ja) | 油井管継手用潤滑剤 | |
| JPH0610154A (ja) | 油井管継手の表面処理方法 | |
| JPS61255998A (ja) | 複合潤滑被膜 |