JPS60149600A - インタ−フエロン−γ及びその製造方法 - Google Patents

インタ−フエロン−γ及びその製造方法

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JPS60149600A
JPS60149600A JP59178571A JP17857184A JPS60149600A JP S60149600 A JPS60149600 A JP S60149600A JP 59178571 A JP59178571 A JP 59178571A JP 17857184 A JP17857184 A JP 17857184A JP S60149600 A JPS60149600 A JP S60149600A
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interferon
ifn
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JP59178571A
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アーウイン アレン ブロード
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/52Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • C07K14/555Interferons [IFN]
    • C07K14/57IFN-gamma

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  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、免疫インターフェロン及びそのmRNA 
、並びに均質な免疫インターフェロン(IFN−γ)に
関する。
さらに詳しくは、この発明の1つの観点は、メゼライン
(mezerein )又は12.13−フオルゼール
ジブチレー) (12、13−phorboldibu
tyrate )によシ調節された誘発されたヒト白血
球からのIFN−γの高収量製造方法に関する。
好ましくは、白血球をA−32187、イオノマイシン
(ionomycin ) 、及び1,1−ジメチル−
6,6,7,7,8,8,8−ヘゾタフルオローー3.
5−オクタンジオンから選ばれたカルシウムイオンフォ
アにより誘発する。
この発明の他の観点は、実質上均質にfI’j IJさ
れたIFN−γに関する。
この発明のそのほかの観点はIFN−γm RNA 。
及びIFN−γの製造のためのクローニング方法に関す
る。
インターフェロンはl5aacs及びLindenma
nnによJ1957年に発見された。彼らはウィルスに
感染した細胞培養物からの液が、正常な細胞と反応して
該細胞を広範囲の種類のウィルスによる感染に対して耐
性にする蛋白質を含有していることを観察した。有力な
抗ウイルス効果のほかに、インターフェロンは抗細胞活
性、免疫調節活性、及び抗腫瘍活性を有する。動物にお
ける癌及びウィルス感染の治療におけるインターフェロ
ンの使用はある程度成功し、そしてそれ故にヒトにおけ
るその使用に大きな興味がもたれてしる。
インターフェロンは、α又は白血球インターフェロン(
IFN−α)、β又は線維芽細胞インターフェロン(I
FN−β)、及びγ又は免疫インターフェロン(IFN
−γ)と称する3つの主要なスペーシスに分類される。
IFN−γは、IFN−α又はIFN−βに対して向け
られた抗体によシ中和されない能力、及びIFN−γに
対して向けられた抗体によシ中和される能力によp I
FN−α及びIFN−βから区別される。
IFN−γはまた、その生物学的性質が低PH環境、例
えばPH2に置かれた場合、及びドデシル硫酸ナトリウ
ムと接触した場合に容易に破壊されるという事実により
特徴付けることができよう。
インターフェロンに関する研究は主としてIFN−α及
びIFN−βに関連していた。例えばIFN−αの製造
に関する相当多くの研究がフィンランドのKari C
antell博士によって行われている。
[Production and Preparati
on of HumanLeucocyte Inte
rferon J r K、E、 Morgansen
及びり、 Cantell 、 I Pharmac、
 Ther、 C,、369−381,1977を参照
のこと。IFN−α及びIFN−βのアミノ酸配列が最
近、蛋白質配列分析、及び対応するクローニングされた
相補的DNAの配列についての研究によって同定された
。さらに、IFN−α及びIFN−βの多数のサブスベ
イシスが存在することが証明されている。
IFN−γの構造及びその生物学的性質についてはほと
んど知られていない。しかしながら現在、IFN−γは
細胞増殖阻害剤、免疫調節剤及び抗腫瘍剤として一層活
性であり、そしてIFN−α又はIFN−βの抗ウイル
ス効果及び抗細胞効果を増強する能力を有すると信じら
れている。従って、IFN−γはIFN−α及びIFN
−βに比べて非常に興味深いであろう。
種々のT−細胞分裂促進蛋白質が)0ライムされていな
いリンツク球からIFN−γを誘発するものとして同定
されている。さらに一般に使用されている蛋白質の幾つ
かは、植物レクチン、例えばコンカナバリンA1フイト
ヘマグルチニンA、又ハ分裂促進性を有することが知ら
れている他の蛋白質、例えばスタフィロコッカス性エン
テロトキシンA及ヒフタフィロコ、カス性プロティンA
である。
報告rHuman Immune Interfero
n:Inductionin Lymphoid Ce
1ls by a Calcium Ionophor
eJF、Dianzani等+ 29 Interfe
ron andImmunity+561−563+1
980年8月は、IFN−γの誘発剤としてカルシウム
イオノフォーレA−23187の使用全記載している。
CA−23187は、米国特許第3.9328.23号
に記載されている。カルシウムイオノ7オーレA−32
187は蛋白質ではない。A−32187は、その親脂
性及びカルシウムに対する高い親和性のために、細胞膜
を通してのカルシウムの急速な流入を可能にし、とれに
よって蛋白質インデューサーのパッチング機構を刺激す
ることが信じられている。しかしながら、Dianza
ni等の方法を使用する場合、IFN−γ活性はわずか
に検知できる程度であり、10〜100ユニツト/ m
lのIFN−γ活性が観察されるに過ぎない。ここで、
1ユニツトはウィルスによる細胞変性効果を50%阻害
する量と同等である。
(IFN−γについては容認された国際標準が存在しな
いため、異る研究室間の力価を比較することは容易でな
い。) この発明は、IFN−γを高収量で製造する方法、及び
信頼できる効果的で且つ機能的なmRNA k教示する
。この発明はさらに、IFN−γを発現することができ
るクローンを生産するための遺伝子工学的技法を開示す
る。
この発明は、IFN−γの製造方法であって、少なくと
もIFN−γの生産に十分な時間にわたって、白血球を
含む生細胞、並びにIFN−γの生産を刺ン放するのに
十分な量のIFN−γ生産誘発剤及び該誘発剤のための
メゼライン又は12.13−7オルボールブチレートか
ら選ばれた調節剤を含んで成る懸濁液tインキーベート
し、この細胞懸濁液から上溝液を分離し、そして (、) 調節された細孔を有するがラスビーズ(Con
trolled Pore Qlags beeds)
を収容したカラムにIFN−rを吸着せしめ、そして硫
酸アンモニウムで溶出し; (b) 段階(、)のI FN −1含有溶出液をコン
カナ・々リンA−セファロース、レンズ豆レクチンーセ
ファロース、又はエントウ豆レクチンーアがロースを収
容したカラムに吸着せしめ、そして糖を含有する緩衝液
によ)溶出し; (c) 段階(b)のIF’N−r含有溶出液をヘパリ
ン−セファロース又ハプロシアンレッドーアガロースを
収容したカラムに吸着せしめ、高塩含量の緩衝液で溶出
し;そして (d)段階(c)のIFN−γ含有溶出液を高塩濃度に
おいて平衡化したグル涙過カラムに通し、そして精製さ
れたIFN−γを回収する方法に関し、この方法は、前
記段階(a)〜(C)の後であって段階(d)の前に、
部分的に精製されたIFN−γを化学的に適合性の緩衝
液に対して透析し、約9.0〜10.0の−の緩衝液の
存在下でイオン交換体にIFN−γを平衡的に吸着せし
めるのに十分な時間にわたって、透析された部分精g 
IFN−rの前記溶液を陽イオン交換体のカラムと接触
せしめ、IFN−γを吸着した前記イオン交換樹脂を溶
出液の280 nmにおける光学濃度が約Oになるまで
緩衝液により洗浄して溶液画分を除去し、そして吸着さ
れたIFN−γを、50 mM NaC2を含有する声
約9〜10.約lO〜30mMT r i a−HCA
の溶出緩衝液によ)溶出することにより改良されている
白血球は、ヒト、モンキー、羊、牛、豚及び局を含む種
々の分離源から得られるであろう。特に、生細胞懸濁液
は白血球、メゼライン及び12゜13−フォルボールジ
ブチレートから成る群から選ばれた調節剤、並びにIF
N−γ誘発剤を含有する。
好ましくは、IFN−γ誘発剤はA−23187、イオ
ノマイシン、及び2,2−ジメチル−6,6゜7.7,
8,8,8−ヘプタフルオロ−3,5−オクタンジオン
(FOD)から成る群から選ばれたカルシウムイオノフ
ォーレである。
インキュベーション期間の終りに、IFN−γ及びIF
N−7mRNAの両者を細胞懸濁液から抽出することが
できる。IFN−γは出精液中に見出され、そして粗I
FN−γを一連のカラムに吸着せしめそして溶出するこ
とによって均質に精製することができる。
IFN−γを精製するだめの技法は米国特許第4.48
2.026に開示されておシ、引用によりこの明細書に
組み入れる。
IFN−1mRNAは細胞中に含まれる。このmRNA
は一般に、溶解した細胞から大形のDNA鎖及び蛋白質
全除去し、そして次にポリ(ロ)カラ人中でmRNAを
他のタイプのRNA及びDNAの不備から分離すること
を含む方法によって、細胞から抽出する。高IFN−γ
活性を有するrnRNAをサイズ画分によって選択する
このmRNAはクローン中でIFN−γを発現せしめる
ために有用である。クローニングの原理的な利点は、I
FN−γについてコードするDNAを宿主細胞例えが細
菌又は酵母に入れることによって多量のIFN−γを採
取することができることである。簡単に記載すれば、こ
れは、分離されたmRNAをウィルス性酵素である逆転
写酵素に添加することによって達成される。この酵素は
mRNAコードを読み取シ、そして相補的単鎖DNA 
>逆転写する。DNAポリメラーゼ又は逆転写酵素の存
在下で二重鎖DNAを形成せしめ、そして遺伝子工学的
組換技法、例えば米国特許第4,237,224号に記
載されている方法によって宿主細胞、例えば細菌E、コ
リ(E、coli)に入れる。例えば、二重鎖DNAの
宿主細胞への挿入はまず、宿主に適合性であムそして表
現形質、例えばペニシリン耐性を有するクローニングベ
クター、例えばプラスミドを選択することによシ行う。
クローニングベクター上の特定の部位を切断することが
できる酵素により、挿入すベキIFN−γコードDNA
のサイズとおよそ等しいベクターの部分を除去する。D
NA及びクローニングベクターをDNA +)ガーゼに
よシ連結する。次に、組換クローニングベクターを、形
質転換法により塩化カルシウムの存在下で宿主に導入す
る。次に、組換クローニングベクター分子を取り込んだ
細胞、すなわち形質転換体を、通常は抗生物質を用いて
選択し、そして次にIFN−γ誘発細胞由来のmRNA
とバイブリド形成するその能力により選択的に分離する
。次に、これらの形質転換体をIFN−γの発現につい
てスクリーニングする。選択された形p転換体からのI
FN−γda−DNAを最適な発現ベクターに入れ、I
FN−γの大量製造に使用する。
カルシウムイオノフォーレ、A−23187及びイオノ
マイシンは微生物によって生産される抗生物質である。
カルシウムイオノフォーレFODけ合成物質であり、そ
してその生物学的活性がA−23187について記載さ
れたそれと類似することが示されている。この発明の目
的に関しFODとA−32187の主な相違は、IFN
−γの同様な収量を得るためによシ高いFOD濃度が必
要らしいことである。しかしながら、FODをそのモノ
マー形(非ミセル形)に小形化することができ、そして
細胞毒性を有しないFOD用溶剤が見出された後はA−
32187とFODの最適濃度に有意表蓋がないことが
証明されるであろう。実際には、FODは高価ではなく
、そして大量に容易に入手できるから、よシ高濃度のF
ODを使用することは問題にならない。
調節剤であるメゼラインは6540分子量を有する多項
式C38H680,。炭化水素である。これは植物ダフ
ン1メーゼロイン(Daphne mezereun)
Lからの抽出物である。メゼラインは、効果的な腫瘍促
m 剤である12−0−テトラデカノイルフォルボール
13−アセテート(TPA)と同等に効果的なリンパ血
分裂促進剤であることが示されている。IFN−γ誘発
剤のための効果的なm111節剤としてのこの物質の発
見は、これを非常に有用なものとしている。
この発明にお−で有用な他の調節剤である12゜13−
7オルゴールジブチレートハフオルボールエステルであ
って、メゼラインと同様にIFN−γ誘発剤のための有
効な調節剤である。
調節剤と誘発剤との組合わせは、これら全個別的に使用
した場合に比べて有意に高いIFN−γ力価を生じさせ
、そしてこれらの効果を単に加え合わせた場合に予想さ
れる効果よシも大きな効果を生じさせる。
さらに、IFN−γ誘発剤、特にカルシウムイオノフォ
ーレの1つは、調節剤と組合わされて、V’A ff?
、’剤を伴わないIFN−γ誘発剤、す力わちスタフィ
ロコッカスエンテロトキシンA1−フィトヘマグルチニ
ンA及びコンカナバリンAよシも高い免疫IFN−γ力
価の生産全刺激することが見出されている。
メゼラインとカルシウムイオノフォーレ、特にA−32
187との組合せは、確実に且つ一貫して高収量の工F
N−r=生産する。さらに、カルシウムイオンフォーレ
及びメゼラインの比較的低い分子量のため、これらの疎
水性のため、そして八−23187の場合にはある種の
二価陽イオンに対するその高い親和性のために、これら
はIFN−γ生成物から容易に除去される。そして、メ
ゼライン/カルシウムイオノフォーレ系は、他の公知の
誘発剤(すべて蛋白質であシ、そして細胞懸濁液中に見
出される他の蛋白質から除去することが困離である)に
比べて毒性が少ない。さらに、誘発剤蛋白質はIFN−
γと同時精製される傾向があり、このために最終生成物
が汚染され、そして臨床的使用に耐えられないものとさ
れる。従って、メゼライン/カルシウムイオノフォーレ
系は臨床的に使用するためのヒトIFN−γの製造のた
めに特に有利で6D、セして又クローニングのために、
培養された細胞懸濁液からmRNAを回収するためにも
有利である。
第1−1図及び第1−2図のフローチャートはIFN−
γの製造及びその均質な精製のための方法、IFN−γ
をクロー二/グするために有用なmRNAの製造方法、
及びIFN−γを発現することができるクローンを製造
するだめの方法を示す。
第1−1図に関して、バフィーコートを遠心分離によっ
て全血から分離し、そして次に抗生物儀を含有する培地
にMmする。この方法に代えて、バフィーコートから赤
血球を除却し、そして残った白血球を培地に懸濁するこ
とができる。調節剤及び誘発剤を懸濁液に混合し、そし
て短時間免件調節する。栄養源を加え、そして細胞懸濁
液を静置条件下又は撹拌条件下でインキ−ベートする。
次にインキュベートされた細胞懸濁液を遠心分離して細
胞から上清液を分離する。上清液は粗IFN−γ−を含
有しておシ、このIFN−γを均質に精製する。細胞は
IFN−1mRNA f含有し、これはクローニング方
法に使用する。
細胞を溶解し、IFN−1mRNAを次の方法によシ抽
出する。この方法は、大形のDNA鎖及び蛋白質を除去
し、残ったRNAをポリ(ロ)カラムに通すことによっ
てrRNA及びDNAの不備を除去し、カラムからmR
NAを溶出し、そしてmRNAをサイズ画分することを
含んで成る。種々のサイズ画分からのサンプルをカエル
の卵母細胞中での試験管内翻訳により、IFN−γをコ
ードするその能力について測定する。最も高いIFN−
γ活性を有する両分をクローニングのために選択する。
クローニングベクターに挿入すべきd 5−DNAは、
抽出されたmRNAから2段階において調製する。
壕ず、逆転写酵素の存在下で、mRNAに相補的な5s
−DNAを合成する。このail−DNAは、逆転写酵
素又はDNAポリメラーゼの存在下でその相補的なり 
B−DNAを合成するための鋳型として機能し、ノ飄イ
ブリド形成によりd 5−DNAが形成される。
d 5−DNAに平滑末端を加え、そして適切な末端コ
ドンを加える。次に、このd 5−DNAを、DNAリ
ガーゼの存在下で、適切な末端コドンを有する切断され
たクローニンベクターと連結する。この組換クローニン
グベクターを、形質転換法により宿主細胞に入れる。生
成した形質転換体を、クローニングベクターに担持され
ている表現形質により分離する。さらに、形質転換体音
、IFN−γ誘発細胞からのラベルされたmRNAと強
くノ・イブリド形成するその能力によυ選択し、場合に
よっては次に陽性バイブリド形成選択を行う。候補形質
転換体音、ングする。これらの形質転換体からのIFN
−γds−DNAを取シ出し、そして最適な発現ベクタ
ーに挿入し、これをIFN−γの大規模製造のために使
用することができる。
この発明の好ましい態様に従えば、ヒト白血球を含有す
るバフィーコートがヒi IFN−γを製造するための
生細胞源として与えられる。ノ々フィーコートは種々の
標準的な臨床的方法、例えばロイコポーレシス(Leu
coporeais)によ#)−又は−、%エティクス
(hemoatic+s) Ifleにおいて得られる
1つの適当な方法は、全血(通常100rLl)を静脈
穿刺によシ健全な給血者から酸−クエン酸塩−グルコー
ス溶液、又はヘパリンを加えた容器に採取する。酸−ク
エン酸塩−グルコース溶液及びヘパリンは、放置中に血
球が凝集するのを防止するために血液ユニットに加える
通常の添加物である。全血を遠心分離し、そして血漿画
分を除去する。遠心分離物の血清の直下の層がバフィー
コートである。バフィーコートは主として白血球を含有
し、そして幾らかの赤血球を含有する。白血球の1つの
成分はT−細胞リンパ球である。このリンパ球がIFN
−γの生産のために機能していると信じられている。
白血球を分離するだめの他の方法は、A、Boyum+
rIsolation of Leucocytes 
from HumanBloodJ、215cand、
J、 Cl1n、 Lab、 Invest。
5uppln、 31−50 (1968) に記載さ
れているフィコール−ハイバーク(Fi col 1−
Hypaque)グラジェント法である。この方法によ
って得られる細胞の実質的な部分がリンパ球であシ、T
−細胞由来9774球はこの中に存在する。そのほかの
単核白血球細胞はβ−細胞リンパ球、単球及びヌル細胞
である。
米国特許第、i、 376,821号には、ヒト末梢血
を緩衝化された塩化アンモニウム溶液で処理して材料全
溶解(lyse)する方法が記載されている。
今ヤ、バフィーコート材料が塩化アンモニウム溶液によ
り前処理されていなければ、好ましい誘発剤を使用した
場合、ヒト1FN−γの収量が5倍に才で改良されるこ
とが見出された。好ましい態様においては、バフィーコ
ート材料をこの発明の調節−誘発法において直接使用す
る。
バフィーコート材料を、細胞懸濁液1mlに対して約1
.0X10’〜約9.0X10’の白血球細胞の濃度範
囲で、培地に懸濁する。最適濃度範囲は約4.0×10
6〜約7.0X106細胞/Mである。好ましい濃度は
5.0X10’細胞/rn/Vである。特に好ましいこ
とが見出された商業的に入手し得る培地は、ギブコラボ
ラトリーズ(GIBCOLaboratories) 
rグランドアイランド、ニー−ヨークから入手できるR
PMI 1640 であり、そして好ましい誘発剤を使
用する場合はメロイラ?ラドリーズ(MOIOyLab
oratories)社、スプリングフィールド、パー
ジニアから入手できるドウルペコの最少必須培地(Du
lbecco’s Minimal Es5entia
l Media+DMEM) である。
ある場合には、細菌の増殖による汚染を防止するために
、バフィーコートを懸濁する前に培地に抗生物質を加え
るのが好ましい。広スペクトル抗生物質例えば培地1M
中100ユニットのペニシリン、100μgのストレプ
トマイシン、又は100μyのゼンタマイシンを使用す
ることができる。培地に抗生物質を含有せしめることに
より細菌の増殖が阻止されるが、これらを抽出されたイ
ンターフェロン生成物から除去しなければならないと言
う意味において、抗生物質自体が汚染物である。痕跡量
の抗生物質であっても、それがインターフェロン生成物
から完全に除去されていなければ、感受性の患者に投与
された場合にアレルギー反応を惹起するであろう。
メゼライン及び12.13−フォルP−ルジブチレート
から成る群から選ばれた調節剤を、懸濁されたバフィー
コート材料を含有する培養液に加える。これらの調節剤
は、CCR社、エデンプレーリー、ミネソタから商業的
に入手できる。調節剤は、細胞懸濁液ml当り約0.7
n9の最小数において加えることができる。調節剤の最
適濃度においてIFN−γの収量は一定となるから、上
限は臨界的ではない様である。異る製造又はパッチ間で
調節剤の最適濃度にノ々ラツキが存在するが、これは各
パッチにおける調節剤の純度レベルに基くようである。
調節剤の純度が高い程、IFN−γの最高収量を得るた
めに必要な調節剤の量は少なくなる。調節剤の特定のパ
ッチについて、調節剤の最適使用針は、好ましくは検量
線図を作成することによって決定する。例えば、例4及
び第3図を参照のこと。
これは、メゼラインの濃度変化に対するドーズレスポン
スをこの誘発剤の濃度の関数としてプロットすることに
よシ実施することができる。細胞懸濁液に含有せしめる
べき調節剤の最in量はドーズレスポンス曲線の平坦部
(例えば第3図中破線A−B部分)の最初の点の領域に
存在する。2つの別々のパッチのメゼラインについて作
成した検量線図に基いて、IFN−γの最適量を誘発す
るメゼラインの最小濃度は7rJ/ml〜30J/―の
間で変化する。A−32187の最適調節のために必要
なメゼラインの濃度はバッチごとに変化することが見出
されたが、IFN−γの生産速度及びA−32187の
ドーズレスポンス曲線は変化しない。
以下余白 米国特許第4,376,821号は、末梢血白血球を含
有する培地へのカルシウムイオノフオーレA−2318
7及び調節剤の導入について記載している。
細胞懸濁液−当りA−23187の量は01〜100μ
b4らそして好ましくは0.10〜2.0μp/meの
範囲であった。その後、混合物を約12時間〜約7日間
約37℃において、培養物(スピン培養物)を約10 
rpmの速度で攪拌しながらインキ−ベートした。スピ
ン培養懸濁物を空気/CO2被覆のもとに保持した。空
気/C02被覆は、ミクロン孔サイズのエアーストーン
(air 5tone )を通してCO2を懸濁液中に
供給して気体を攪拌することによって保持することがで
きる。こうして約5喉の均一なCO2混合物が全期間に
わたって保持された。
A−23187rt、インキュベーション期間中静置培
養条件のもとで細胞懸濁液d当り0.15〜08μyの
好ましい比率範囲において非常に効果的に使用されるこ
とが見出された。好ましくは、0.25〜0,6μgΔ
の量のA−23187が使用される。この範囲内におい
て、静置培養は、培養物を攪拌した場合に比べて2〜3
倍高いIFN−γの収量をもたらす場合がある。
インキュベーション温度は、およそ体温、すなわち37
℃に保持すべきである。この温度は細胞が生存する範囲
で変えることができ、そして生存範囲内において温度と
インキーベーション時間との間に関連があり、温度が高
くなるに従って、必要なインキュベーション時間は短縮
されるようでアル。インキュベーションの約12時間後
にIFN−γの誘導が観察され、そしてインキュベーシ
ョンは細胞がもはや生存しなくなるまで、約12日間ま
で続ける。時間当り最高の収量を得るためには、好まし
いインキーベーション時間は3〜4日である。
約20〜40時間の間に最初の生産期間が存在すること
が観察された。これに続いて活性の喪失が生じ、そして
次に第2の生産期間が続く。
静置培養インキュベーション及び一層少ない好ましい比
率のA−23187によ5 IF’N−γの非常に改良
された収量が得られるのは、細胞懸濁液をインキュベー
ション期間に攪拌する場合に生ずる連続的な不規則な細
胞接触よりむしろ、静置インキュベーション期間を通し
ての隣接する細胞の直接的細胞接触のためであると考え
られる。ともかく、3倍までの収量増加が場合によって
は観察される。
収量の増加に加えて、静置培養インキュベーション法に
おいてはさらに、同じ比率のIFN−γを得るために、
スピン培養インキュベーション法において使用される大
きなバッチに比べて相当に小さいパッチでよい。従って
、IFN−γと共存する汚染物の量が有意に減少する。
さらに、少ないA−32187を使用することにより有
意なコストの低下が得られる。従って、全体的な収]″
を減少せしめることなく、従来法の効率が実質上改良さ
れる。
A−23187は単独で、かろうじて検出できる一叶の
ヒ)−IFN−γを生産するように細胞を誘発するであ
ろう。十分には理解されていない機構により、調節剤の
添加がA−23187VC応答することができる細胞の
数を増加し、そしてこれによt) IP’N−rの収量
を増強するようである。例えば、Dianzani等の
報告(カルシウムイオノフォーレA−23187が調節
剤無しに使用される)の追試において、10〜100ユ
ニット/−の抗ウィルス活性が測定されたに過ぎない。
これに対して、メゼラインと誘発剤との組合わせは一貫
して、増加した量のIFN−γを生産するように細胞を
誘発した。特に、メゼ2インは、A−23187との組
合わせにおいて、−当Hoo、oooユニット及びこれ
以上のユニットまでの範囲の■厨−γを生産するであろ
う。特定の実験において、−当りso、oooユニット
及びこれより高いユニットまでの収量が得られている。
実際的且つ効果的な誘発剤である他のカルシウムイオノ
フォーレは2.2−ジメチル−6,6,7,7゜8.8
.8−ヘプタフルオロ−3,5−オクタンジオン(FO
D )である。これはアルドリッチケミカルカンパ= 
−(Aldrich Chemical 、Compa
ny、カタログA17,516−1)から商業的に入手
できる。FODは生物学的系に対するその効果において
カルシウムイオノフォーレA−23187と非常に類似
しているととが証明された。(JASynthetjc
 IonophareSystems J IGomp
erts等+ 117 Eur、 J、 Bioche
m、 +559−562頁、1981゜) イオノマイシンもまた効果的なIFN−r誘発剤である
。これは、スクイブ(5quibb)社から得られるカ
ルシウムイオノフォーレである。
FODをIFN−γ生産の誘発剤として細胞懸濁液当り
30〜300μg/−の範囲で使用して実験を行った。
FODをA−23187よりも100−1,000倍高
い濃度で添加したが、FODが高濃度に必要なのはそれ
がミセル状態にあるためであると信じられる。FODを
そのモノマー状態(非ミセル状態)に小形化することが
でき、そして非細胞毒性であるFOD用溶剤を使用する
ことによって、これら2種類のカルシウムイオノフォー
レ間の鎧度差が除去されるであろう。このような溶剤の
存在下では、FODの最低濃度比率は細胞懸濁液当り1
0μIと低いであろう。FODは冒価ではなく、そして
多量に容易に入手できるから、これを高濃度で使用する
ことは実際上問題ではない。
調節剤及びカルシウムイオノフォーレ誘発剤を細胞懸濁
液に導入する順序は重要ではない。これらは任意の順序
で、又は同時に加えることができる。しかしながら、誘
発剤が蛋白質である場合、調節剤の約2時間後に加える
べきである。
栄養源、例えば蛋白質源、例えば牛胎児血清又は牛血溝
をi胞の生存を維持するのに十分な量において細胞懸濁
液に加えた場合、IFN−γの収量がさらに増加するこ
とが見出された。この量は最終濃度において約3係〜約
15%であシ、好ましくは約3%〜10%(いずれも細
胞懸濁液に対する血清の容針/容量係)である。細胞懸
濁液を上記の体温において2〜6、時間条件調節した後
に上記の栄養源を加えるのが好ましい。
細胞がインキーベーション中生存していることがこの発
明のために必須である。
培養容器に導入すべき細胞懸濁液の適当な量は特定の容
器の容積に応じて、適当容量の空%/CO2が細胞懸濁
液と接触してインキュペーショy期間にわたって生存を
維持するように決定する。CO2及び細胞懸濁液の他の
揮発性代謝物の動的交換が、懸濁培地と空間との間で達
成され得るよ−)1条件を用いなければならない。適切
には、比較的浅い装置を用いて、ディープトレイにおい
ては液深を約3#とじ、又はIIJ織培養管においては
5〜10喘として、インキュベーション中静置培養を行
い、こうすることによって大きな表面積対体積の比率を
得る。
細胞が生存を続ける…においてインキュベージせン期間
を開始するのが好ましい。例えば、培養物を約7.0〜
7.9、好ましくは約7.2〜7.4のPHにまず緩衝
化する。
細胞培養懸濁液を、所望量の粗工厨−γが生成するのに
十分な時間インキュベートした後、例えば、培養物の容
量に依存して1000〜3000Xgにおいて、必要な
時間、例えば10〜60分間、4℃にて遠心分離するこ
とにより、細胞を上滑液から分離する。粗細胞懸濁液か
ら得られる粗IFN−γの収量は、細胞懸濁液当ジ40
0,000ユニ、ット及びそれよ、!1)−i%いユニ
ットまでである。残ったa胞は、IFN−γの生産を再
誘導するため、もしくはIFN−γmRNAを回収する
ため、又はこの両方のために使用することができる。粗
IFN−γを含有する上清液ば4℃にて貯蔵することが
できる。
粗■厨−γのための部分的精製方法は、rPartia
lPurification and Charact
erization of Human(immune
) Interferon J 、Yip等+ 78 
Pro、Natl。
Acad、 Sci、 U、S、A、 A3 、160
1−05 、 (198] )に記載されている。
IFN−γを精製する方法は第293,776号に記載
されている。一般に、粗IFN−γを4つのカラムに通
すことから成る。1つのカラムは調節された細孔のガラ
スピースを収容する。粗IFN−rはこのカラムに吸着
され、そして硫酸アンモニウムにより溶出される。第2
のカラムはコンカナバリンA−セファロース、レンズ豆
レクチンーセファロース、又はエントウ豆レクチンーア
ガロースのいずれかを収容する。IFN−γはこのカラ
ムに汲置され、そして糖含有緩衝液により溶出される。
第3のカラムはヘノ臂リンーセファロース、又はプロシ
アンレッド−アガロースを含有する。IF’N−rはこ
のカラムに吸着され、そして塩緩衝液により溶出される
最後のカラムは高塩儂度において平衡化されたケ9ルp
過カラムである。
さらに詳しくは、粗IFN−γをクロマトグラフ用カラ
ム中の調節された細孔を有するガラスピーズに、中性P
Hの緩衝液、例えば約7.2のPHの燐酸緩衝化塩溶液
の存在下で粗IFN−γがビーズに平衡的に吸着される
のに十分な時間にわたって、接触せしめる。粗工厨−γ
が赤血球を含む細胞懸濁液から生産された場合には、粗
IFN−γをCPGビーズに接触せしめる前に、トリス
(ヒドロキシメチル)アミノメタンを加えて500mM
の濃度としそしてpH9,5〜9.7に緩衝化する。次
にガラスピーズを、化学的に適合性の緩衝液、例えばト
リス(ヒドロキシメチル)アミノメタンを5007の濃
度で含有し、そして約95の−に緩衝化された水溶液で
洗浄して非結合汚染物を、溶出液の280 nmにおけ
る光学濃度が約Oになるまで除去する。次に、1厨−γ
を吸着して担持するガラスピーズを中性…の緩衝液によ
り、280 nmにおける光学濃度が約0になるまで洗
浄し、そして次に、吸着されているIFN−γを、PH
約9.0の2M硫酸アンモニウム水溶液によりガラスピ
ーズから溶出する。場合によっては、上記の一調整段階
を、赤血球の存否にかかわらず粗IFN−rに適用する
次ニ、この溶出液を、コンカナバリンA−セファロース
、レンズ豆しクチシーセファロース及ヒエンドウ豆レク
チン−アガロースから成る群から選ばれた吸着剤を充填
したカラムに、中性PHの緩衝液、例えば燐酸緩衝化塩
溶液の存在下で■耐−γが吸着剤に平衡的に吸着するの
に十分な時間にわたって通す。IFN−γを吸着して担
持する吸着剤を硫酸アンモニウムにより、溶出液の28
0 nmにおける光学濃度が約Oになるまで洗浄する。
次に吸着剤を燐酸緩衝化塩溶液により、溶出液の280
nmにおける光学濃度が約0になるまで洗浄する。
次に、吸着された。IFN−γの溶出を、0.1〜2.
0Mのα−メチルD−マンノシド又は1−メチルD−グ
ルコシドを含有する燐酸緩衝化塩溶液を用いて行う。
(fig、IFN−γ溶出液をヘパリン−セファロース
又はプロシアンレッド−アガロースと接触せしめ、そし
て中性−の緩衝溶液中で洗浄する。IFN−γを、IM
α、−メチルD−マンノシド又は1−メチルD−グルコ
シドを含有する中性PHの緩衝溶液、例えばPBSを用
いて洗浄し、溶出液の280 nm VCおける光学濃
度が約0になるまで非結合物質を除去する。再び、吸着
剤を中性PHの緩衝液により、光学濃度が約0になるま
で洗浄して結合物質の幾らかを除去する。吸着されたI
FN−γを、高濃度の塩を含有する第2の中性−の緩衝
液により溶出する。
IFN−γをこれら3種類のカラムに任意の順序で吸着
せしめ、そして溶出することができる。
IFN−γは、溶出画分を高濃度の塩を含有する中性P
Hの緩衝液により平衡化したケ゛ルによυグルp過し、
そして次に同じ平衡緩衝液で溶出することにより、さら
に精製することができる。溶出液中の溶解物はその分子
量に従って分離することができる。
rルー過カラムから得られた溶出物を5DS−PAGE
により分析したところ、4バンドが示された。これらは
、約20,000ドルトン、25,000ドルトン、4
7.000ドルトン、及び63,000ドルトンである
分子量の測定は、およそ±3.O’00ドルトンの精度
である。各バンドのアミノ酸分析によp125.000
〜63,000ドルトンのバンドは実質上同一のアミノ
酸含量を有し、そして47,000バンド及び63,0
00バンドは倍化物、すなわち25,000バンドの二
量体が二量体であることが示唆された。
25.000〜63,000ドルトンのバンドは均質な
スペーシス■暉J−7−、である。生物学的活性測定は
、25.000ドルトン及び47,000ドルトンのバ
ンドはIFN−γ活性を有することを示した。63,0
00ドルトンバンドIFN−γは生物学的活性を有する
であろうが、これはまだ確認されていない。
20.000ドルトンバンドのアミノ酸分析によりコレ
力25,000〜36,000ドルトンのバンドと異る
ことが示唆されたから、20,000ドルトンバンドは
均質なスペーシスIFN−γ2である。
上記の方法に代えて、IFN−γは米国特許出願第43
7.660(1982年10月29日出願)Ic記載さ
れており、この記載を引用によりこの明細摺に組み入れ
る。この方法は下記の例9において櫃略を記載する。
いずれかの方法によって調製された均質なIFN−γは
、物理化学的構造研究、抗体生産、及び臨床的用途のた
めに特に有用である。
細胞懸濁液を3日間までインキュベートしたQ2、細胞
からml’jNAを抽出することができる。3日後から
酵素がmRNAを消化すると信じられる。まず、細胞を
溶解(1yse ) L、そして大形の汚染物を除去す
る。例えば、細胞を遠心分メ1fにより分離し、そして
次に酢酸ナトリウム及びSDSにより、又dグアニジン
チオシアネート溶液中で溶解する。大形のDNA鎖及び
蛋白質をフェノール抽出によpl又は硝酸セルロースチ
ー−プ中の塩化セシウム中で遠心分離することにより除
去する。残留するmRNA Aレッドをエタノール中で
沈澱せしめ、そして塩溶液中に再懸濁する。さら[DN
A及びrRNAを除去するために、ポリ(財)−セファ
ロースを収容するカラムに結合せしめ、そして緩衝液で
洗浄する。mRNAをホルムアミドで溶出し、そしてシ
ュークロースグラジェント上でサイズ画分する。画分か
らのサンプルを、IFN−γmRNAを翻訳することが
できる細胞、例えばキセノシス・レービス(Xenop
us 1aevis)の卵母細胞に注射する。この卵母
細胞をIFN−γを生産するのに十分な時装置いた後、
IFN−γ活性を測定する。RNA当り最も高いIFN
−γに対応する画分をクローニングのために選択する。
次に、高IFN−γ活性を含有する両分を逆転写酵素に
加える。この酵素はmRNAコードを読み取り、そして
単鎖相補的DNAを逆転写する。逆転写酵素又はDNA
ポリメラーゼを加えて二重鎖DNAを完成する。この方
法に代えて、IFN−γmRNAの分離を例8に記載す
るようにして行うことができる。
この二重鎖DNAを、一般的遺伝子工学的/組換DNA
技法、例えば要約に記載した方法によシ、宿主、例えば
細菌E、コリに入れることができる。
次に、この発明の好ましい態様を例によって説明する。
例1 粗IFN−γの製造:赤血球の除去;スピン培養
バフィーコート中の赤血球を、7容積の083重量/容
量チ緩衝化塩化アンモニウムを用いて溶解し、そしてす
ぐに約25Xgにて20分間遠心分離して溶解した赤血
球を、白血球含有バフィーコートから分離した。白血球
を、DMF:、M培地(メロイ)中に約5.0X10 
細胞/mlに懸濁した。
最終濃度が細胞懸濁液d当り約7r1gのメゼライン(
調節剤)、及び最終濃度が細胞懸濁液ml当ジ約2.0
μyのカルシウムイオンフォーレA−23187を、白
血球及び培地と混合して細胞懸濁液を形成した。この細
胞懸濁液を37℃にて2時間条件調節した。次に、牛胎
児血清を培養物中の濃度が10%になるように加えた。
この培養物を、穏和に攪拌された容器中で37°Cにて
72時間インキュベートシタ。インキュベーション後、
培養物(粗IFN−γ)を、2620Xg。
4℃、20分間の遠心分離によシ採取した。組IFN−
γを含有する上清液を細胞及び粒状物から分離した。
7ng/ml濃度のメゼラインにより調節された種種の
A−23187濃度の関数として、ヒト白血球からのI
FN−γの生産を、ドーズレスポンスデータとして第1
表に示す。CCR社から入手した単一バッチからメゼラ
インを使用した。IFN−γは静置インキュベーション
条件のもとで調製した(例4参照のこと)。
第1表 0.01 30 0.05 30 0.10 30 0.15 1200 0.20 360 0.25 720 0.50 720 1.0 120 この特定のバッチのメゼラインについては、0.15〜
1.0μI肩のA−23187においてIFN−γの最
適収量が存在した。
第1表中のIFN−γの力価は、WISI(細胞を指示
細胞として使用し、そして水庖性ロ内炎つィルス(US
V )を攻撃ウィルスとして使用するセミ−ミクロe、
 p、 e−阻止測定法により測定した。攻撃ウィルス
として脳心筋炎ウィルス(EMc )を使用した場合、
IFN−γの有意に高い力価が測定された(例5参照の
こと)。EMCはIFN−γの抗ウィルス作用に対して
一層敏感である。
メゼラインで調節されそしてA−23187で誘発され
たヒ) IFN−γ生産と、最適濃度のスタフィロコッ
カスエンテロトキシンA (SEA ) 、フイトヘマ
グリチニシーp (PHA−P ) 及びコンカナノぐ
リンA (ConA)によシ誘発され、調節を伴わない
IFN−γ生産とを比較した。白血球培養物(5×10
6細胞/rnlDMEM培地)において、SEA、 P
HA−P及びCon Aに比べて、調節されたA−23
187は、それぞれ2〜4.5〜10、及び10〜20
倍多くのIIへ−γを誘発した。
例1,2、及び3の検出し得るインターフェロンの実質
上すべてがIFN−γであった。PH2におけるl理に
より、1時間に99係の活性が喪失した。
これに対して、対照であるヒ) IFN−αはわずかに
影響を受けたに過ぎない。
IFN−αに対する抗体uIFN−γにほとんど作用し
ないが、この抗体はIFN−αの抗ウィルス作用を元金
に中和した。さらに、工じJ−γは牛の細胞に対しては
不活性であり、そしてヒ) IFN−αと比較した場合
、異るクロマトグラフプロフィールを示した。
例4 粗工厨−γの創造;バフィーコート;静置培養約
1007の全血を、静脈穿刺により、健康な給血者(ヒ
ト)から、酸−クエン酸塩−デキストロース溶液に採取
した。全血を遠心分離し、そして血清画分を除去した。
バフィーコート材料を、DMEM培地(メロイ)中に、
約5.0×106白血球細胞/ydに懸濁した。
A−23187及びメゼラインのストック溶液を、それ
ぞれ5omy/ml、及び1mν盲の濃度でDMSO中
に調製した。次にワーキング溶液をDMS O中に8製
した。最終濃度約70 ng/i培養物のメゼライン、
及び最終濃度約0.5μ9/me培養物のA−2318
7を、白血球及び培地に加えて細胞懸濁液を形成した。
この例においては、例1,2、及び3において使用した
のと異るバッチのメゼラインを使用した。10 nll
/+艷間隔で10nむ旬〜100n、F/fnlのメゼ
ライン、及び0.05 till/mA 〜2μIAの
範囲で変化する濃度のA−23187を用いて検量線図
を作成した後、このバッチのメゼシインの最適濃度は3
0 rJy賃細胞懸濁液であると決定した030nむ賃
はドーズレスポンス曲線(すなわち第3図中破線部分A
−B)の平坦部の最初の点に相当する。単に安全のため
70μ9 /mlを使用した。
70I7讐のメゼラインにおけるA−23187のドー
ズレスポンス曲線を第2図に示す。0.5μに毎のA−
23187におけるメゼラインのドーズレスポンス曲線
を第3図に示す。平坦部は、IFN−rの最初の有意な
生産に対応する点から出発してドーズレスポンス点の平
均により決定する。
このケースにおいては、この点は約32XIO3ユニツ
トのIFN−γ活性を示した。
次に、培養物を組織培養チューブに注入し、培養物の深
さを約10−とし、そして37°Cにて2時間条件調節
した。次に牛胎児血清を、細胞懸濁液中での濃度が10
%になるまで加えた。次に、細胞懸濁液を37℃にて3
日間、静置条件下、51 Co2を含有する空気/CO
2被覆のもとてインキ−ベートした。インキーベーショ
ン期間の終点において、培養物(粗IFN−γ)を、1
1000X、40℃にて60分間遠心分離することによ
υ採取した。
粗IFN−γを含有する上清液を細胞及び粒状物力)ら
分離した。
例5 粗IFN−γの収量 例4のIFN−γのサンプルを、指示細胞としてWIS
H細胞を用いそして攻撃ウィルスとして月図ノヒ筋炎ウ
ィルス(MMC)を用いるセミーミクロe、p、e阻止
測定法によシカ価検定した。IFN−γは約30×10
3〜40 X 1−03ユニット/−であった。
この系において検出し得るインターフェロンの実質上す
べてがIFN−γであった。pH2における処理により
1時間に99%の活性が喪失したが、対照であるヒ) 
IFN−αはわずかに影響を受けたのみであった。IF
N−αに対する抗体はIFN−γに対してほとんど作用
なかったが、この抗体はIFN−αの抗ウイルス効果を
元金に中和した。さらに、IFN−7’は牛の細胞に対
して不活性であり、そしてヒトIFN−αと比較した場
合異るクロマトグラフプロフィールを示した。
例4の方法、及び攻撃ウィルスとしてEMCを用いる場
合、IFN−γ力価は約8000ユニット/−〜約40
0,000ユニット/−及びそれより高いと予想され、
そして約s、oooユニ、ット/―〜約so、oo。
ユニット/艷及びそれより高かった。
次の溶液を調製した。500rrLMトリス(ヒト90
キシメチル)アミノメタン(pH9,6)を12HC1
によ5 pH9,5にしたもの(Trisと称する);
2M硫酸アンモニウム溶液pH9,0(NH4OHによ
ジ調製):中性−の燐酸緩衝化塩溶液(PH7,2,1
(PBS) 。
(IMα−メチルD−マンノシドを含有する);及び燐
酸緩衝化塩溶液(pH7,2) (PBs) 、(2M
塩化ナトリウムを含有する)。
次のカラムを調製した。調節された細孔を有する〃ラス
ビーズ(CPG )を収容した2、66nlX30σの
クロマトグラフカラム(ベッドボリウム約160m1V
):コンカナバリンA−セファロース(Con A )
を収容した1、6c/ILX16cmのクロマトグラフ
カラム(ベッドポリウム約32mA);及びヘパリン−
セファロースを収容した16crrL×8crrLのク
ロマトグラフカラム(ベッドボリウム約167)。これ
らの3種類のカラムは燐酸緩衝化塩溶液により平衡化し
た。遠心分離した粗IFN−γの溶液を粉末状Tris
を用いて5 mMとし、12NHCjによシPHを9.
5に調整し、そして再度遠心分離した。調整された粗I
FN−γを、約500m1/時の流速(約94 me/
cm”7時)でCPGカラムに負荷した。
カラムを2. OAUにおいてUVモニターにより監視
し、そして非結合物質をビーカーに集めた。CPGカラ
ムを、光学濃度(OD28o)がOになるまで500m
MTris (pH9,5)により洗浄した。カラムを
20AUにおいて監視し、そして非結合物質を集めた。
カラムを、0D28oがベースラインに戻るまで洗浄し
た(流速80−7時にて一夜)。溶出した物質ヲ第2 
o ビーカーに集めた。CPGカラム’tr: 2 M
 fAi酸ナトリウム(pH9,0)により24rnl
/時の流速により溶出し、そして10dずつの両分を犯
めた。
第2のピークがモニターに現われた時、ConAカラム
の入口をモニターの出口に連結し、そしてConAカラ
ムの出口をフラクションコレクターに連結した。CPG
カラムを、24m1/時(12ml、/ci/時でCo
n Aをジmる)の速度でCon Aカラムに溶出した
。カラムを、上記のようVCOD28oがベースライン
に達するまで監視した。
CPGカラムをモニターからはずし、そしてこのモニタ
ーをConAカラムに連結した。Con AカラムをP
BSにより0D28oがベースラインに戻るまで洗浄し
た。流速及び両分を上記のように監視した。
H/Sカラムの入口をモニターの出口に連結し、そして
H/Sの出口をフラクションコレクターに連結した。C
on AカラムをPBS糖溶液によ勺溶出した。
両分を上記のようにして0D28oがベースラインに戻
るまで監視した。
C0nAカラムをモニターから外し、そしてH/Sをモ
ニターに連結した。H/SカラムをPBSにより0D2
8oがベースラインに戻るまで洗浄した0ル侶カラムを
、PBS中2MNaCt(pH72)により、0D28
oがベースラインに戻るまで溶出した。流速を上記のよ
うにして監視し、3−ずつの両分を集めた。H/Sピー
ク画分を0D28oにより集め、そしてプールした。
プールした材料を、20m/時の流速において重力によ
ρ(ベッドの高さの約80係の頭圧)、第1 P−10
0カラムの排液状態のベッドに負荷した。
サンプルを負荷した後、カラムの側部をPBS中2 M
 NaC1(pH7,2)により洗浄した。液流れを停
止し、そしてカラムの頭部にPBS中2MNaCtを加
えた。次に液流を開始し、PBS中2 M NaC1(
pH7,2)を247!/時で流した。この系を0.5
 AUにおいて監視し、そして10m1ずつの両分を集
めたO 第2表の結果は、前記の逐次的精製法により精製した場
合のヒ)IFN−γの精製及び回収の程度を示す。
第2表 相生放物 3.7 3600 NA I8,46 2.
4P−100カラム− 画分123 6.2 9.5 84 0.020 7.
9SDS−PAGE分画法によれば、精製されたIFN
−γ標品ば4バンドに分かれる。これらのバンドは20
.000±3,000 ドルトン、25,000±30
00ドルトン、47,000±3,000ドルトン、及
び63.0.00±3000ドルトンの分子量を有する
例6に示すような方法で調製された精製IFN−rのサ
ンプルをデンチュアー(denturing )グル系
に通してIFN−rを複数のバンドに分離した。次にバ
ンドを切シ取シ、そして均質性について確認した。
これらのバンドをアミノ酸分析にかけた。
アミノ酸分析を、20.000ドルトンバンド、2つの
25,000ドルトンバンド(1つは25,000ドル
トンの分子量を有し、そして他方は28,000)1’
/l/)ンの分子量を有する)、45,000ドルトン
バンド、及び66.000ドルトンバントニついて行っ
た。個々の蛋白質バンドをその個々のアミノ酸に加水分
解した。次に各バンドをダルハムアミノ酸アナライザー
(Durham Am1no Ac1dAnalyze
r )に付した。このアナライザーはアミノ酸を分離し
、そして蛋白質描シのアミノ酸残基を定量的に測足する
。25,000,28,000 。
45.000.及び66.000バンドについてのアミ
ノ酸間のピークの相対的高さの比率は十分に類似してお
シ、そして、これらのバンドが同一の蛋白質を表わすこ
と、及び45,000ドルトンバンドが2.5,000
ドルトンバンドの二量体であシ、そして66.000ド
ルトンバンドがその三量体であると結論された。
20.000 トルトンハント及び25,000ドルト
ンバンドのアミノ酸の相対的ピーク高さは十分に異って
おり、20,000ドルトンバンドはIFN−rの別の
スペーシスを代表することが結論さ扛た。
精製されたIFN−rは2種類の均質なスペーシス1す
なわちyN−rl(分子z25.oooドルトン、及び
その二量体及び三量体)、及び■FN−r2(分子量約
20.060ドルトン)から成ることが示される。
次の第3表は、IFN−γ蛋白質分子当シのアミノ酸残
基数を示す。この表は各バンドのアミノ酸アナライザー
による分析の結果に基く。
シ、下余白 第3表 アスパラギン酸 23.5 29.0 77 55スレ
オニン 17.7 9.7 32 セリン 30.7 29.5 68 グルタミン酸 36.0 29.7 83 93プロー
リン 5.4 7.7 − 21グリシン 38.3 
42.4 127 106アラニン 24.3 17.
2 71 64バリン 10.6 8.4 − 2フ インロイシン 2.8 5.2 − 180イシン 1
2.9 19.4 26 38フエニルアラニン 5.
3 16.0 21 15ヒスチジン 2.2 5 1
0 リジン 9.6 15.6 30 30アルギニン 7
.6 23.3 − 19メチオニン −5 システイン − チロシン − μ」 リΣ1血団譚q分崖 例4の粗IF’N−γを含有する上清液を分離した後に
残った細胞をこの例において使用した。
細胞をフイコールヒパク(Ficol Hypakue
)密度勾配中で遠心分離して生存リン・9球を分離した
リンパ球をその5〜10倍容量の溶液(4,2Mグアニ
ジンチオシアナー) 、 25 mMクエン酸ナトリウ
ム、PH7,0,011M2−メルカノトエタノール、
0.5係サルコシル及び0.1%消泡剤A)に入れるこ
とによって溶解(1y8e)シた。次に、この溶液を超
音波プレンダーで1分間ホモジナイズしてDNA鎖を破
壊することによシ粘度を低下せしめた。この溶液12縮
を、5W27硝酸セルロース遠心チー−プ中の5.7M
塩化セシウム15成の上に重層し、そして15℃、22
.00 Orpmにて72時間遠心分離した。グアニジ
ニウムチオシアナート溶液を吸引除去した後、塩化セシ
ウム浴液をデカントし、残ったRNAベレットを冷70
%エタノール500TL13中ですすぎ過剰の塩を除去
した。
mRNAを0.01 M Tria−HCt、 pH7
,4、0,001MEDTA溶液に溶解し、そして溶液
を70係エタノールにすることによシー夜沈澱せしめた
。エタノールをデカント除去し、残ったRNAペレット
を空気乾燥し、そして塩緩衝液に懸濁した。mRNAを
ポリ側カラムに、10 mM HEPES 、 pH7
,4、3mMEDTA 、 pH7,4、0,5%SD
S 、及び300mMMaCtを含有する溶液中で通す
ことによp、mRNAをカラムに吸着せしめた。非結合
RNAをカラムから洗浄除去した後、mRNA含有ポリ
(4)を、2.5mM EDTA 、 pH7,4、1
,0mM HEPES 、 pH7,4。
及び70%脱イオンホルムアミドを含有する55℃〜6
5℃に保持された溶液中で、カラムから溶出した。mR
NAを70係エタノール中で2回ff[せしめ、そして
0. OI M Trim−HCt、 p”17.4 
eo、001 M EDTAの溶液に溶解した。次に、
mRNAを、5W410−ター中5〜29.9チのシー
−クロースグラジェント上で27.000 rpmにて
17時間遠心分離することによってサイズ画分した。
グラジェントから29画分を採シ、そして選択さlの卵
母細胞中でIFN−rを生産する能力について測定した
例8において採取した選択された画分のIFN−7mR
NA活性を次の第4表に示す。
第4表 両分11 2,560 3.0 画分12 240 3.1 画分13 >2.560(”) > 3.3(a) m
RNAは、ポリC)セファロース4Bカラムから溶出す
る物質に関する。
(b)、試験した卵白細胞抽出液のすべての稀釈におい
て、ウィルス複製による細胞変性効果からの保護がもた
らされた。
形質転換体の造成及び分離 上記の◆11画分から単鎖cDNAを、鳥類骨髄芽球腫
症ウィルス逆転写酵素、及びmRNAに対して4倍重量
過剰のオリゴ(dT )プライマーの存在下で転写した
。二重鎖cDNAは、m s −cDNA鋳型から、逆
転写酵素を用いて転写した。ds−cDNA ヲS t
 ヌクレアーゼとインキユベートスることにより平滑末
端を設げた。反応混合物は、最終反応容積100μを中
1nyのd s −cDNAに対して0.2M酢酸ナト
リウム、p[(4,s 、 0.4 M塩化ナトリウム
、2.5mM硫酸亜鉛及び1〜5ユニツトの81ヌクレ
アーゼから成る。d 8− eDNAを37℃にて1時
間インキュベートし、フェノール/クロロホルムで抽出
し、エタノールで沈澱せしめ、そして8係ポリアクリル
アミドゲル上での電気泳動によるサイズ画分に付した。
300 bp又はこれよシ長い反応生成物を溶出し、水
に対して透析し、そして凍結乾燥した。末端トランスフ
ェラーゼを用いて約30のdCMPをd s −cDN
Aの3′末端に付加した。同様の方法にょシ、約15残
基のdcMPを、PatI制限酵素にょシあらかじめ切
断した。プラスミドpBR322に付加した・等モル量
のdC−ティルトd c −cDNA及びdGティルト
シラスミドを、150 mM NaCt、IOmMTr
ill−HCt、 PN27.6 、1 mM EDT
A中で、10μE/fillの最終DNA濃度において
アニーリングした。アニーリング混合物を75℃に置き
、そして5時間かけて温度を0℃まで低下せしめた。塩
化カルシウムの存在下でE、コリRRIの形質転換を行
なった。
テトラサイクリン上での増殖にょシ形質転換体を選択し
た。
鰐下余白。
IFN−γc DNAクローンについての形質転換体の
選択 形質転換体を、96−ウェルミクロタイタープレートの
各ウェルに接種し、対数中期オで増殖せしめ、8%のジ
メチルスルホキシドに調整し、そして次に凍結ストック
として一70℃に保持した。
形質転換体を、96−先端接種装置を用いて二重ニトロ
セルロースフィルター上に増殖せしめることによシスク
リーニングした。
フィルターを、正常な又はIFN−γを誘発したヒトバ
フィーコート細胞から分離したmRNAから合成した 
P−フペル5s−cDNAとバイブリド形成せしめた。
次にフィルターを洗浄し、乾燥し、そしてオートラジオ
グラフ処理した。誘導されたcDNAと強いバイブリド
形成シグナルを示し、そして正常なc DNAと弱いバ
イブリド形成シグナルを示すクローンをさらに分析する
ために選択した。
シラスミドDNAを分離し、制限酵素PatIで切断し
、そして切断断片を水平な1.5%アがロースグル中で
電気泳動することによシ分離した。大形のds−cDN
A 挿入部を含有するプラスミドをさらに分析するため
に選択した。
場合によっては、上記の差スクリーニング(diffe
rential screening)及びプラスミド
DNA分離段階に続いて、IFN−γmRNA ′fc
コードするDNAクローンを、陽性バイブリド形成選択
(positive hybridization 5
election)にょシ同定することができる。強い
差バイブリド形成シグナルを示すクローンからのDNA
t−次のようにシテニトロセルロースフィルター上に固
定スル。
5〜10μJJのDNA1、小容量(く1ooμl)中
0.2 N NH4OH及び2M NaCtに調整し、
そして短時間100℃に加熱しDNA 全完全に変性す
る。す<’ K DNA−qニトロセルロースフィルタ
ーの小片にスポットする。このフィルターをまず空気乾
燥し、そして次に80℃にて2時間加熱することによっ
てDNA’を共有結合的にフィルターに結合せしめる。
フィルターヲ小容量の70 (v/v)%ホルムアミド
0.3M NaC410mM Hepea (pH7,
5) 、 0.2%SDS及び5 mM EDTA中で
、47℃にて5分間インキーベートする。特異的cDN
Aクローノ′と10〜20μyの非ラベルIFN−γm
RNAとのバイブリド形成t、実質上同じ緩衝液中で4
7℃にて3時間行う。次に未反応mRNAを、0.75
mM NaCt、 7.5mMクエン酸ナトリウム(P
H7,4)、及び0.5%sDsノ溶液中で5回洗浄す
ることにょフ除去する。次に、cDNAに相補的なrn
RNAを、90(φ)%ホルムアミ ド 、 0,1 
% SDS 、1 0mM Hepes (PH7,5
) 、1mMEDTA 、及び特異的mRNAの沈澱を
助けるための33μg/mlの担体t RNA中で、4
7℃にて1o分間ずつ2回続けてインキ−ベートするこ
とにょシ溶出する。RNA i少なくとも2回エタノー
ルにょシ沈澱せしめ、そして試験管内翻訳系又は生体内
翻訳系において翻訳する。IFN−rnRNAにょシコ
ードされた蛋白質上、IFN−γに対する抗血清との免
疫沈澱により同定することができる。
候補IFN−γグラスミドの同一性を確認するために、
dtz −cDNAの部分的ヌクレオチド配列を決定す
る。DNA挿入部ヲ3′−末端において32P−コル゛
デシピンによってラベルし、そしてDNA配列分析に付
す。
IFN−γの発現 細菌細胞中でのIFN−γの高レベル発現は、ds−c
 DNAが、E、コリtrpプロモーターーオペレータ
ー領域ン含有する一般化さバた発現ベクター中にクロー
ニングされた場合に得られる。他の発現ベクターには、
β−ラクタマーゼ遺遺伝子−合成リポゾーム結合部位が
挿入部れているpBR322ベクターが含まれる。
酵母におけるIFN−γの高レベル発現は、ds−cD
NAが、2μプロモ一ター機能の制御下でIFN−γが
直接発現されるような、酵母2μサークル中の適当な部
位に挿入された場合に得られる。芒らに、IFNゴむ−
c DNAは、IFN−γ遺伝子の発現が抑制解除され
た酵母酵素、例えば酸ホスフェート遺伝子、phoEの
制御のもとで行われるように酵母)杭中に挿入される。
インターフェロン蛋白質の高レベルの発現は、この完全
な構成?!Iンエン複製酵母2μサークルに挿入するこ
とによシ得られる。
哨乳動物中でのIFN−γの発現は、da−cDNA挿
入部が、SV40前期及び後期プロモーターの制御のも
とに置かれる場合に得られる。哺乳動物細胞に形質転換
(tran+5fect) L/て適切な翻訳後修飾を
得るためには組換DNAか使用される。
仰」 この例は、本発明者の米国特許出願第437,660号
に記載されている方法に従りて精製さflfclFN−
γの分析を示す。簡単に記載すれば、次のようにして精
製を行った。遠心分離した粗免疫インターフェロンの溶
液を粉末状Trigにょシ500mMに調整し、そして
12 N HClによりpHを9.5に調整した。調整
された粗インターフェロンを、調節された細孔を有する
ガラスピーズ(CPG)カラムに、5007d/時(9
4d/副2/時)の流速で負荷した。カラムを2. O
A Uにおいて監視し、そして非結合物質をビーカーに
集めた。CPGカラムを500mMTrl@溶液(pH
9,5)によシ光学績度(OD280)がOになるまで
洗浄した。カラムを2. OA Uにて監視し、そして
非結合物質ン集めた。カラムを燐酸緩衝化塩溶液(PB
S)にょF) 、0D280がベースラインに戻るまで
洗浄する(89m/時の流速にて一夜)。溶出された物
質を第2のビーカーに集める。CPGカラムを、2M硫
酸アンモニウム(pH9,0)を用いて、HmA/時の
流速で溶出し、そしてl。
dづつの画分乞集めた。第2のピークが現れはじめたト
キ、コンカナバリンA−セファロース(ConAンカラ
ムの入口をモニターの出口に連結し、そしてCon A
カラムの中口tフラクションコレクターに連結した。C
PGカラムV、24ml/時(12rnl/crn2/
時でConAを通過)の流速でConAカラムに溶出し
た。力2ムZ前記のようにして監視し、そして0D28
0がベースラインに達するまで、l。
dずつの画分な集めた。
CPQ力2ムをモニターから外し、そしてモニターをC
on Aカラムに連結した。Con AカラムをPBS
によJ、0D280がベースラインに戻るまで洗浄した
。流速及び画分乞上記のように監視した。
20mM燐酸緩衝液中で平衡化したヘパリンセファロー
ス(H/S)カラムの入口をモニターの出口に連結し、
そしてH/Sの出口を7ラクシヨンコレクターに連結し
た。ConAカラムをPBS@溶液によシ溶出した。流
速及び両分を上記のように、0D280がベースライン
に戻るまで監視した。
ConAカラムをモニターから外し、そしてH/Sをモ
ニターに連結した。H/SカラムをPBSによシ0D2
80がベースラインに戻るまで洗浄した。次に力2ムを
、生理的濃度の塩化ナトリウムを含有する中性PHの緩
衝液(PBS)によシ、0D280がベースラインに戻
るまで洗浄した。流速及び両分を上記のように監視した
。ル4カラムをPBS(Pt(7,2)中2 M Na
(Jによl) 0D280がベースラインに戻るまで溶
出した。流速を上記のようにして監視し、そして3ml
ずつの画分ン集めた。HAピーク画分を0D28Dによ
シ選択し、そして集め、プールした。
プールした物質Y、10 mM Tris−HCt(p
H9,5)に対して2回、十分に透析した。次にこの物
質を、同じ緩衝液中で平衡化したカルボキシメチルアが
ロース(CM−A)カラム上に負荷した。物質を負荷し
た後、カラムビ同じ緩衝液により0D2aoがベースラ
インに戻るまで洗浄した。次に、インターフェロンをカ
ラムから、50mM塩化ナトリウムを含有する2 0 
mM Tris−HCt(pH9,5) Y用いて上昇
法によシ溶出した。
プールした物質を、PBS中2 M NaCtにより平
衡化したAcA34(900mlベッド?リウム)′f
!0:含有する2本のダル沢過カラム(26x94Cr
n)の内諾1の排液状態のカラムに負荷し、そして重力
(ベッドの高さの80%の頭圧)によp2Qrni/時
の流速で直列に連結して溶出した。サンプルヶ負荷した
後、カラムの側部y PBS中2 M NaC6(pH
7,2)によシ洗浄した。液流乞停止し、カラムの上部
にPBSを重層した。次に流れを開始し、そしてPBS
中2 M NaC2(PH7,2)によ、924mA/
時で溶出した。系乞o、 5 A Uにおいて監視し、
そして10TLlの両分を集めた。第5表の結果は、上
記の逐次的精製法によシ精製した場合のヒト免投インタ
ーフェロンの精製及び回収の程度を示す。
以下余白 場合によっては最終溶出の後、工FN−γをさらに、I
FN−r b:フェニル−セファロースに平衡的に吸着
するのに十分な時間にわたって、フェニル−セファロー
スと接触せしめ、そして吸着したrpN−=低塩濃度緩
衝液にょシ溶出してさらに精製したIFN−7を得る。
5DS−PAGE分離法において、精製IFN−γは1
つの大バンドと幾つかの小バンドに分がれた。第4図は
、クマーシープルー染色ダルの560 nmにおける走
査の結果を示す。IFNα、β、及びγに対するモノク
ローナル抗体な用いて次のことが決定でれた。
(1) 26,000±3,000ドルトンに相当する
速度で移動する大バンド、及び22,000±3.00
0ドルトンに相当する速度で移動する小バンドはIFN
−γであり; (2)標品は約90〜92チの純度乞有しくすなわち、
実質上均質であシ);そして (3)標品の比活性は約2.8XIOユニツト/〜であ
る。
高分子量バンドもI FN−1のスペーシスを表わすで
あろうが、このことは確認されていない。22K及び2
6にスペーシスに相当するパントン切p取シ、そしてダ
ルハムアミノ酸アナライデーにおいてアミノ酸分析にか
けた。分析の結果を第6表に第6表 AIIX 20 20.4 20.3 Thr 5 5.5 6.2 3or 11 12.0 11.9 GIX 19 20.4 21.0 Pro 2 3.1 2.2 Gly 5 7.1 7.4 Ala 8 9.8 9.8 Cya 2 N、D、 N、D。
Val 8 5.4 7.0 Met 4 2.4 1.4 I 1 e 7 6.2 5.7 Leu 10 13.2 12.9 Tyr 5 2.4 2.8 Phe 10 7.5 8.9 H1g 2 3.5 2.7 Lys 20 19.0 18.I Arg 7 4.6 4.8 Tr p I N 、D、 N 、D。
申二組成を知られているヌクレオチド配列から算出し、
セして143残基に調整した。
2種類の■厨−rスペーシス、すなわち22,000ド
ルトン及び26.000ドルトンのスペーシスヲ別個に
CNB r分解にかけ、そして生成したポリペプチドを
、自動蛋白質シーケンサ−によシ部分的に配列決定した
。22.000ドルトン及び26,000ドルトンのス
ペーシスの部分配列を第7表に示し、そして同じ領域の
公表されているヌクレオチド配列からのアミノ酸と比較
する。
以下会印 例9の■厨−γの22,000及び26,000ドルト
ンのスペーシスは例7の25,000及び28,000
ドルトンのスペーシスに相当することに注意すべきであ
る。この相違はSDS −PAGE分析の方法に基くも
のであシ、このことは分子量パラメーターを説明する場
合にダル分析の方法を考慮する必要があることを強調し
ている。例7の場合には、5DS−PAGE法を円筒ダ
ル中で行い、分子量マーカー蛋白質を同時にではあるが
別の円筒グル中で泳動せしめた。これに対して、例9に
おけるIFN−γの5DS−PAGE分析はスラブダル
系によシ行い、分子量マーカーは同一ダル内の平行チャ
ンネル中を激動せしめた。この後者の系がIFN−γに
ついての一層正確な分子量予測をもたらすことが知られ
る。
例7及び9に開示された組成分析間の相違は、例7にお
いては分析された物質のダル中に残留NH4+が存在し
たが、例9のダルは十分に透析され、サンプルをアミノ
酸分析にかける前に過剰のNH4±が除去さ九ていたこ
とに基く。過剰のNH4はダルを形成するために用いる
NH4過硫酸触媒に由来する。明らかなように、塩基性
アミノ酸の分析は、ダル中の過剰NH4に基く差異に特
に敏感である。例7(過剰のNH4の存在下)で示され
た結果、及び例9(過剰のNH4+が除去嘔れている)
で示された結果はいずれも再現性があるが、例9に示さ
れたデーターがよシ正確にIFN−γの真のアミノ酸結
果に関連しているようである。例7における20,00
0ドルトンのスペーシスに相当するIFN−γのスペー
シスが例9に存在しないことは、例7においてγl及び
γ2と同定されたスペーシスは、異る組成ではなくむし
ろ実質上同じアミノ酸組成ケ有する2つの形を表し、2
つめスペーシス間で観察された組成の差は、同じ分析中
における過剰のNH4の存在に基くこと乞信じさせる。
この発明の出願時において出願人が知っている最良の態
様を構成する好ましい具体例ン記載したが、この発明の
範囲を逸脱することなく種々の変法を行うことができよ
う。
【図面の簡単な説明】
第1−1図及び第1−2図はこの発明の方法のフローシ
ートであシ、第2図及び第3図は誘発剤及び調節剤のド
ーズレスポンス曲線であシ、第4図は電気泳動パターン
乞示す。 特許出願人 メロイ ラボラトリーズ、インコーポレイティド特許出
願代理人 弁理士 青 木 朗 弁理士西舘和之 弁理士 福 本 積 弁理士 山 口 昭 之 弁理士西山雅也 (’l至’/−1Aτてρy)乙口丁乙−6(k手続補
正書(自発) 昭和59年1り月/f−日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年 特許願 第178571号2、発明の名称 インターフェロン−γ及びその製造方法3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 名称 メロイ ラボラトリーズ、 インコーホレイティ
ド4、代理人 (外、4 名) 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 (1) 明細書第35頁第10行目「第293,776
号」を「米国出願番号第293,775号」に補正する
。 (2)同第53頁第2行目[デンチュアー(dentu
ring ) ゲル系」を「変性ゲル系(ドデシル硫酸
ナトリウム−ポリアクリルアミドゲル電気泳動)」に補
正する。 (3)同第55頁第3表を次の様に補正する。 以下余白 第3表 アスパラギン酸 23.5 29.0 77 55グル
タミン酸 36.0 29.7 83 93プローリン
 5.4 7.7 − 21グリシン 38.3 42
.4 127 106アラニン 24.3 17.2 
71 64バリン 10.6 8.4 − 2フ イソロイシン 2.8 5.2 − 180イシン 1
2.9 19.4 26 38フエニルアラニン 5.
3 16.0 21 15ヒスチジン 2.2 − 5
 10 リジン 9.6 15.6 30 30アルギニン 7
.6 23.3 − 19メチオニン −−−5 システイン 、−一一一 チロジン − −m− トリプトファン −−−− (4)同第64頁第14行目「酸ホスフェート」を「酸
性ホスファターゼ」に補正する。 (5)同第72頁第6表中、最上段の見出しの記(6)
同第72頁下から2行目「組成を知られ・・・」を「こ
の組成は、知られ・・・」に補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 インターフェロン−γの製造方法であって、少な
    くともインターフェロン−γの生産に十分な時間にわた
    って、白血球を含む生細胞、並びにインターフェロン−
    γの生産を刺激するのに十分な量のインターフェロン−
    γ生産誘発剤及び該誘発剤のためのメゼライン又は12
    .13−フォルぎ一ルブチレートから選ばれた調節剤を
    含んで成る懸濁液をインキ−ベートし、この細胞懸濁液
    から上清液を分離し、そして (、) 調節された細孔を有するガラスピーズを収容す
    るカラムにインターフェロン−γを吸着せしめ、そして
    硫酸アンモニウムで溶出し;(b) 段階(a)のイン
    ターフェロン−γ含有溶出液をコンカナバリン八−セフ
    ァロース、レンズ豆レクチンーセファロース又はエント
    ウ豆レクチンーアがロースを収容したカラムに吸着せし
    め、そして糖を含有する緩衝液によシ溶出し: (c) 段階(b)のインターフェロン−γ含有溶出液
    をヘノやリン−セファロース又はプロシアンレッド−ア
    ガロースを収容したカラムに吸着せしめ、そして高塩含
    量の緩衝液で溶出し;そして(d)段階(c)のインタ
    ーフェロン−γ含有液出液を高塩濃度において平衡化し
    たダル瀘過カラムに通し、そして精製されたインターフ
    ェロン−γを回収する方法において、前記段階(a)〜
    (c)の後であって段階(d)の前に、部分的に精製さ
    れたインターフェロンを化学的に適合性の緩衝液に対し
    て透析し、約9.0〜10,0のpHの緩衝液の存在下
    でイオン交換体にインターフェロンを平衡的に吸着せし
    めるのに十分な時間にわたって、透析された部分精製イ
    ンターフェロンの前記溶液を陽イオン交換体のカラムと
    接触せしめ、インターフェロンを吸着した前記イオン交
    換樹脂を溶出液の280 nmにおける光学濃度が約0
    になるまで緩衝液により洗浄して溶液画分を除去し、そ
    して吸着されたインターフェロンを、50 mM Na
    C2を含有するPH約9〜10、約10〜30 mM 
    Tris −HClの溶出緩衝液によシ溶出することを
    特徴とする方法。 2、陽イオン交換体がカル?キシメチル基、スルホ基、
    又はスルホプロピル基を有する特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 3、緩衝液が約10rn1辺の濃度及び約9.2〜9.
    8OPHを有するトリス(ヒドロキシメチル)アミノメ
    タン−HClである特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載の方法。 4、段階(d)の溶出緩衝液が約20mMの濃度及び約
    9.5のPHを有しそして約50 mM NaC1を含
    有するトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン−HC
    lである特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項
    に記載の方法。 5、最終溶出インターフェロン−γをさらに、該インタ
    ーフェロン−γをフェニル−セファロースに平衡吸着せ
    しめるのに十分な時間にわたってフェニル−セファロー
    スに接触せしめ、そして吸着されたインターフェロン−
    γを低塩濃度緩衝液で溶出する特許請求の範囲第1項〜
    第4項のいずれか1項に記載の方法。 6、(a)(i) 中性PHの緩衝液中でインターフェ
    ロン−γが調節された細孔を有するガラスピーズに吸着
    するのに十分な時間にわたって該インターフェロン−γ
    を該ガラスピーズに接触せしめ;(11)該ビーズを化
    学的に適合性の緩衝液によシ溶出液の280 nmにお
    ける光学濃度が約0になるまで洗浄し; 011)該ビーズを中性FHの緩衝液により溶出液の2
    80 nmにおける光学濃度が約Oになるまで洗浄し;
    そして (ψ 該ビーズからインターフェ西シーγヲ硫酸アンモ
    ニウム溶液により溶出し: (b)中 段階(a)(iv)の前記溶出液を、コンカ
    ナバリンA−セファロース、レンズ豆レクチンーセファ
    ロース及びエントウ豆レクチンーアガロースから成る群
    から選ばれた吸着剤と、中性PHの緩衝液の存在下で該
    吸着剤に前記インターフェロン−γが吸着するのに十分
    な時間にわたって接触せしめ;(11)該吸着剤を硫酸
    アンモニウムによシ溶出液の280 nmにおける光学
    濃度が約0になるまで洗浄し; 01D 該吸着剤を中性pliの緩衝液にょシ溶出液の
    280 nmにおける光学濃度が約0になるまで洗浄し
    :そして (φ 該吸着剤からインターフェロン−γを、α−メチ
    ルD−マンノシド及び1−メチルローグルコシドから成
    る群から選ばれた糖を含有する緩衝液によシ溶出し; (c)(1)段階(b)OV)の前記溶出液を、ヘパリ
    ン−セファロース及びプロシアンレッド−アガロースか
    ら成る群から選ばれた吸着剤と、中性pHの緩衝液の存
    在下で該吸着剤に前記インターフェロン−γが吸着する
    のに十分な時間にわたって接触せしめ;(11)該吸着
    剤をα−メチルD−マンノシド及び1−メチルD−グリ
    コシドから成る群から選ばれた糖を含有する中性−の緩
    衝液によシ、溶出液の280 nmにおける光学濃度が
    約0になるまで洗浄し; 01D 該吸着剤を中性−の緩衝液によシ、溶出液の光
    学濃度が約0になるまで洗浄し:そして(lv) 該吸
    着剤を生理的濃度のNaC4を含有する中性PHの緩衝
    液によシ、溶出液の光学濃度が約0になるまで洗浄し; (■)該吸着剤からインターフェロン−γを高濃度の塩
    を含有する中性PHの緩衝液により溶出し;そして (a)(i) 段階(C)(ψの前記溶出液を、高儂度
    の塩を含有する中性−の緩衝液中で平衡化したダル濾過
    カラムに通し:そして (11)中性PHの緩衝液を用いて前記カラムからイン
    ターフェロン−γを溶出する特許請求の範囲第1項〜第
    5項のいずれか1項に記載の方法。 74 約22,000±3,000ドルトンのスラブS
    DS −PAGE分子量バンドに相当する均質なヒトイ
    ンターフェロン−γのスペーシス。 8、約26,000±3,000ドルトンのスラブSD
    S −PAGE分子量バンドに相当する均質なヒトイン
    ターフェロン−γのスペーシス。 9、次の部分アミノ酸配列 Asn−Val−Lyl−Phe−Phe−Asn−A
    la−Glu−Leu−8er−Pro−Ala−によ
    り特徴付けられる特許請求の範囲第7項記載のインター
    フェロン−γのスペーシス。 10、次の部分アミノ酸配列 Ala−X−X−8er−Pro−Ala−Ala−L
    yg−Thr−Gly−Lysによシ特徴付けられる特
    許請求の範囲第8項記載のインターフェロンーγのスペ
    ーシス。
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