JPS60147351A - ドツトワイヤ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は日本語、英語等のワープロやコンピューター等
のドツトマトリックズブ−リンターに用いられるドツト
ワイヤーに関する。

従来のドットワイＡ７−はタングステン、超硬、パウダ
ーハイス等の線材を用いて第１図に示すように所定の長
さ寸法に切断してドツトワイヤー本体１を形成した後、
第２図に示すように先端部２を所定長さ寸法だけ小径と
なるように研削して形成していた。このため、印字リボ
ンがないと用紙に印字することができなかったり、ある
いは感熱用紙等の特殊な用紙でないと印字することがで
きないという欠点があった。

また、インクジェット用のドツトワイヤーも実用化され
ているが、ドツトワイヤーの軸心部に軸心方向の微小な
インク流出孔が１個形成されているため、インクづまり
が生じやすく、印字特性が悪いという欠点があった。

本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、印字リボンや
特殊な用紙を用いなくても用紙に印字することができ、
かつインクづまりのないドツトワイヤーを得るにある。

以下、第３図ないし第１３図に示す実施例により、本発
明の詳細な説明する。

第３図および第４図の実施例において、１１は高硬度材
料、例えば６４合金チツ化チタン等で形成されたドツト
ワイヤー本体で、このドツトワイヤー本体１１には軸心
方向に連通ずる多数の微小インク通過孔１２が形成され
ている。なお、前記ドツトワイヤー本体１１の長さは、
例えば４０．〜１００１１！１１１％外径は、例えば０
．２．φ〜０，３閣φに形成されている。１３は前記微
小インク通過孔１２内にインローされた毛細管現象を利
用することのできる炭素繊維等の極細線（繊維）で、こ
の極細線１３は超Ｎ導線製造と同じ工程でクラッド（イ
ンロー）しても良い。

上記構成のドツトワイヤー１０にあっては後端部をイン
クを含ませたスタンプ台状のタンクに接続しておくこと
により、タンクのインクはドツトワイヤー本体１１の微
小インク通過孔１２内の極細線１３を毛細管現象により
伝わりドツトワイヤー本体１１の先端部へ伝える。この
状態で用紙にドツトグイＶ−１０を当接させることによ
り、インクが用紙に付着して印字することができる。

次に第５図ないし第１３図に示ず本発明の異なる実施例
につぎ説明する。なお、これらの実施例の説明に当って
、前記本発明の実施例と同一構成部分には同一符号を付
して重複する説明を省略する。

第５図および第６図の実施例において、前記本発明の実
施例と主に異なる点はドツトワイヤー本体１１の外周部
を筒状体１４で覆った点で、この筒状体１４はロー付け
がしゃすく、銀ローのぬれ性が良（、発錆しずら（、折
れに＜＜、耐熱性に優れた　ｒ例えばニッケル系合金、
マルエージング鋼、ステンレス材等が用いられている。

このようなドツトワイヤー１０Ａを構成することにより
、ロー付は作業が容易で、〇−付は作業をおこなっても
熱ぜい性破壊がおきず折れにくく耐久性の向上を図るこ
とができる。

第７図および第８図の実施例において、前記本発明の実
施例と主に異なる点はドツトワイヤー本体１１に形成し
た多数の微小インク轡過孔１２Ａをハニカム状にした点
で、このようにドツトワイヤー１０３を構成することに
より、構造上からも耐久性を向上させることができる。

第９図および第１０図の実施例において、前記本発明の
実施例と主に異なる点は筒状体１４の先端部１４ａを小
径にした点で、このようにドツトワイヤー　ｉｏｃを構
成しても同様な作用効果が得られる。

第１１図の実施例において、前記本発明の実施例と主に
異なる点は筒状体１４の先端部１４ｂを円弧状に形成し
た点で、このようにドツトワイヤー１０Ｄを構成するこ
とにより、初めから印字特性が向上した状態で印字する
ことができる。

第１２図および第１３図の実施例において、前記本発明
の実施例と主に異なる点はドツトワイヤー本体１１に１
個のインク通過孔１２Ｂを形成した点で、このようにド
ツトワイヤー１０Ｅを構成しても良い。

以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に
列挙する効果がある。

（１）ドツトワイヤー本体にインク通過孔を形成し、該
インク通過孔に毛細管現象を利用できる炭素繊維等のＭ
ＡＮをインローしたので、印字リボンや特殊な用紙を用
いなくてもインローされた繊維を伝わってきたインクに
よって印字することができる。

（２）インローされた繊維を伝わってインクを用紙に付
着させるようにしているので、従来のインクジェットの
ようにインクがつまったりすることがない。

（３）インク通過孔を微小の多数の小孔にすることによ
り、構造上からも耐久性を向上させることができる。ま
た微小の多数の小孔をハニカム形状にづることにより、
さらに耐久性を向上させることにできる。

（４）ドツトワイヤー本体の外周部をロー付けしやすい
筒状体で覆うことにより、ロー付は作業を容易に行うこ
とができるとともに、耐久性の一段の向上を図ることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は従来の一実施例を示す説明図、第
３図は本発明の一実施例を示す説明図、第４図は第３図
のＡ−Ａ線に沿う断面図、第５図および第６図、第７図
および第８図、第９図および第１０図、第１１図、第１
２図および第１３図はそれぞれ本発明の異なる実施例を
示す説明図である。 １０．１０Ａ１１０Ｂ、　１０Ｃ：ドットワイヤー、１
１：ドツトワイヤー本体、 １２．１２Ａ：多数の微小インク通過孔、１２Ｂ：イン
ク通過孔、 １３：極細線、 １４：筒状体。 特許出願人　藤　好　克　聡 手続補正基（方式） 昭和５９年０３月３０８ ２、発明の名称　ドツトワイヤー ５、補正命令の日付　昭和５９年０３月２７日６、補正
の対象　明　細　書 １，１．さ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ドツトワイヤー本体にインク通過孔を形成し、該イ
   ンク通過孔に毛細管現象を利用できる炭素繊維等のｍ雑
   をインローしたことを特徴とするドツトワイヤー。 ２）ドツトワイヤー本体に形成したインク通過孔は多数
   の微小インク通過孔であることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載のドツトワイヤー。 ３）ドツトワイヤー本体に形成した多数個のインク通過
   孔はハニカム形状に形成されていることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項または第２項記載のドツトワイヤー
   。 ４）ドツトワイヤー本体の外周部は筒状体によって覆わ
   れていることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし
   第３項いずれかに記載のドツトワイヤー。 ５）ＩＩ状体はロー付けが容易で折れにくいニッケル系
   合金、マルエージング鋼、ステンレス材等で形成されて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第４項記載のドツ
   トワイヤー。