JPS6014291B2 - ドラム水位計測方法 - Google Patents
ドラム水位計測方法Info
- Publication number
- JPS6014291B2 JPS6014291B2 JP56054414A JP5441481A JPS6014291B2 JP S6014291 B2 JPS6014291 B2 JP S6014291B2 JP 56054414 A JP56054414 A JP 56054414A JP 5441481 A JP5441481 A JP 5441481A JP S6014291 B2 JPS6014291 B2 JP S6014291B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stop valve
- side stop
- water level
- level gauge
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F23/00—Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はドラム水位を計測する水面計、特に高圧のボ
ィラの水面計に正しい表示をさせる方法に関する。
ィラの水面計に正しい表示をさせる方法に関する。
容器内の液面高さを検知するため容器外部に液面計が設
置されるが100k9/塊夕をこえる高圧のボィラにお
いては容器内液の温度と液面計周囲の温度が相違すると
きは液比重の変化により高圧になるほど誤った指示の程
度が強いものとなる。
置されるが100k9/塊夕をこえる高圧のボィラにお
いては容器内液の温度と液面計周囲の温度が相違すると
きは液比重の変化により高圧になるほど誤った指示の程
度が強いものとなる。
この現象を第1図により説明する。容器5に対して配管
3および4を介して液面計1が配置してある。
3および4を介して液面計1が配置してある。
これにより容器5内の液体10が液面計1内に導入し、
ガラス6を介して液面を確認するよう構成している。こ
の液面計は大気中に配置されているため容器5内と温度
差が生じ易く液面表示に誤差が生ずる。特に容器内の温
度が大気温度より高くかつ容積が大きい場合、液面計内
の液体は容器内の液体に比較して大中に温度降下する。
この結果液面計内の液体は比重が大きくなり、その分だ
け液面表示が下降し、誤差△hが生ずる。この点に関し
発明者等は容器内に飽和蒸気と飽和水が入っている場合
、液面計内の飽和水の温度降下と、これに伴う比容積の
変化を比較した。なおこの実験に使用した容器は缶水位
241脚変動範囲ものとし、液面計は直径11肋,長さ
241豚のものである。第2図は以上の実験結果をグラ
フに表したものであって、グラフaは蒸気圧力200k
g/ののもの、グラフbは150k9/地のもの、グラ
フcは100k9/地のものを各々示す。このグラフか
らも明らかな通り液面計内の液温が降下するに従って誤
差△hは大きくなることがわかる。なお図中の線10a
(△h:0)は缶内の水位を示す。以上に示した理由か
ら明らかな通り、液面計が誤差なく水位を表示するため
には液面計内の液体温度を容器内の液体温度とほぼ同一
に保持しておく必要があり、このための液面計加熱方法
が何種か提供されている。第3図は液面計1の外周部に
蒸気通過空間11を形成し、これにより液面計を外気か
ら遮断すると共に一定温度に加熱、保温しておく。第4
図は液面計1の内部に蒸気通路12を形成して第3図の
場合と同様に液面計を保温する。しかしこれらの方法は
いづれも液面計に大中な改造を施さねばならずこのため
余分な加工をし、パルプ、配管等も別に設けなければな
らない。このため製造警ら割高となる。また液面計自体
も大型化し設置位置等にも支障が生ずる廃れがある。こ
の発明はこのような加工、又は配管等を設けることなく
既設の弁の操作により水面計に正しい表示をさせること
を目的とする。
ガラス6を介して液面を確認するよう構成している。こ
の液面計は大気中に配置されているため容器5内と温度
差が生じ易く液面表示に誤差が生ずる。特に容器内の温
度が大気温度より高くかつ容積が大きい場合、液面計内
の液体は容器内の液体に比較して大中に温度降下する。
この結果液面計内の液体は比重が大きくなり、その分だ
け液面表示が下降し、誤差△hが生ずる。この点に関し
発明者等は容器内に飽和蒸気と飽和水が入っている場合
、液面計内の飽和水の温度降下と、これに伴う比容積の
変化を比較した。なおこの実験に使用した容器は缶水位
241脚変動範囲ものとし、液面計は直径11肋,長さ
241豚のものである。第2図は以上の実験結果をグラ
フに表したものであって、グラフaは蒸気圧力200k
g/ののもの、グラフbは150k9/地のもの、グラ
フcは100k9/地のものを各々示す。このグラフか
らも明らかな通り液面計内の液温が降下するに従って誤
差△hは大きくなることがわかる。なお図中の線10a
(△h:0)は缶内の水位を示す。以上に示した理由か
ら明らかな通り、液面計が誤差なく水位を表示するため
には液面計内の液体温度を容器内の液体温度とほぼ同一
に保持しておく必要があり、このための液面計加熱方法
が何種か提供されている。第3図は液面計1の外周部に
蒸気通過空間11を形成し、これにより液面計を外気か
ら遮断すると共に一定温度に加熱、保温しておく。第4
図は液面計1の内部に蒸気通路12を形成して第3図の
場合と同様に液面計を保温する。しかしこれらの方法は
いづれも液面計に大中な改造を施さねばならずこのため
余分な加工をし、パルプ、配管等も別に設けなければな
らない。このため製造警ら割高となる。また液面計自体
も大型化し設置位置等にも支障が生ずる廃れがある。こ
の発明はこのような加工、又は配管等を設けることなく
既設の弁の操作により水面計に正しい表示をさせること
を目的とする。
要するにこの発明は気胸内ボィラ水の温度と水面計本体
の温度を記憶と指令を出す制御箱に送り、前記2つの計
測温度の差が規定値を超すときは、制御箱からの指令に
よりタイマーにより水面計ブロー弁、水面計の蒸気側止
め弁、水面計の水側止め弁を操作して水面計をブローし
前記温度差を規定値内に保持するようにするドラム水位
計測方法であることを特徴とする。
の温度を記憶と指令を出す制御箱に送り、前記2つの計
測温度の差が規定値を超すときは、制御箱からの指令に
よりタイマーにより水面計ブロー弁、水面計の蒸気側止
め弁、水面計の水側止め弁を操作して水面計をブローし
前記温度差を規定値内に保持するようにするドラム水位
計測方法であることを特徴とする。
この発明を以下第5図により説明する。
容器(上ドラム)5と水面計1は蒸気側止め弁13(以
下弁13と称す)を含む管路3により蒸気側で、また水
側止め弁14(以下弁14と称す)を含む管路4により
水側で接続されている。
下弁13と称す)を含む管路3により蒸気側で、また水
側止め弁14(以下弁14と称す)を含む管路4により
水側で接続されている。
また弁14と水面計1とを接続する管路4aからフロー
弁15を含む管賂16が分岐している。なお水面計本体
は断熱材で被覆し放熱を極力少し、ようにしておく。容
器5内には液温計測発信器17を設け水面計1の本体に
は本体温度計側発信器18が設けられている。この2つ
の温度計欄発信器より計測温度信号は記憶と指令を出す
制御箱19に送られ、その計測温度の差が水面計として
の表示が規定する設定値、例えば100k9/めでは1
5℃,150k9/仇では7℃,200kg/地では4
℃等をこすときは水面計1のブローをして設定値に入る
ようにする。その水面計ブロー操作の順序は、水側止め
弁14を閉、ブロー弁15を関にしてブローをし、つい
で蒸気側止め弁13を開、水側止め弁14を閥にしてブ
ローし、ついで水側止め弁14を関、蒸気側止め弁13
を関、ブロー弁15を閉、水側止め弁14を開の順序で
かつタイマーにより制御箱19からの指令により行なう
ものである。
弁15を含む管賂16が分岐している。なお水面計本体
は断熱材で被覆し放熱を極力少し、ようにしておく。容
器5内には液温計測発信器17を設け水面計1の本体に
は本体温度計側発信器18が設けられている。この2つ
の温度計欄発信器より計測温度信号は記憶と指令を出す
制御箱19に送られ、その計測温度の差が水面計として
の表示が規定する設定値、例えば100k9/めでは1
5℃,150k9/仇では7℃,200kg/地では4
℃等をこすときは水面計1のブローをして設定値に入る
ようにする。その水面計ブロー操作の順序は、水側止め
弁14を閉、ブロー弁15を関にしてブローをし、つい
で蒸気側止め弁13を開、水側止め弁14を閥にしてブ
ローし、ついで水側止め弁14を関、蒸気側止め弁13
を関、ブロー弁15を閉、水側止め弁14を開の順序で
かつタイマーにより制御箱19からの指令により行なう
ものである。
また前記第1の水側止め弁14の閉から蒸気側止め弁1
3の開までの弁開閉については温度差信号による指令は
出さないようにして弁開閉を行ない、フロ−弁閉後温度
差信号が規定値内にあることを確認したのち水側止め弁
13を粥とする操作をする。この確認は謀作動を防止す
る趣旨よりするものである。なお弁別の操作時間及び順
序は制御箱19に記憶させることができる。
3の開までの弁開閉については温度差信号による指令は
出さないようにして弁開閉を行ない、フロ−弁閉後温度
差信号が規定値内にあることを確認したのち水側止め弁
13を粥とする操作をする。この確認は謀作動を防止す
る趣旨よりするものである。なお弁別の操作時間及び順
序は制御箱19に記憶させることができる。
また容器内に液温計測発信器17に代り圧力計より飽和
蒸気温度が使用圧力より換算できるので、圧力計度から
圧力信号をとりこれを制御箱19に入れてもよい。
蒸気温度が使用圧力より換算できるので、圧力計度から
圧力信号をとりこれを制御箱19に入れてもよい。
また既設のボィラについては前記の弁操作、弁開保持時
間、水面計1の温度変化が計測できるので自動的弁操作
間隔の時間を定めることができ、これを制御箱に記憶さ
せ、タイマーのみによる操作をさせてもよい。
間、水面計1の温度変化が計測できるので自動的弁操作
間隔の時間を定めることができ、これを制御箱に記憶さ
せ、タイマーのみによる操作をさせてもよい。
この発明を実施することにより容器内の液温度と水面計
内の液温度とをほぼ等しいものにすることができ水面計
の信頼性を向上させることができる。
内の液温度とをほぼ等しいものにすることができ水面計
の信頼性を向上させることができる。
第1図は従来の液面計の側断面図、第2図は表示誤差と
液体温度の関係を示す織図、第3図および第4図は加熱
手段を設けた液面計の側断面図、第5図はこの発明にか
かる装置の制御系統とボィラドラムの部分断面を示す図
面である。 1・・・・・・水面計、3,4・・・・・・管路、5・
・・・・・容器(上ドラム)、13・…・・蒸気側止め
弁、14…・・・水側止め弁、15・・・・・・フロー
弁、16・・…・管路、17・・・・・・液面計測発信
器、18・・・・・・水面計の本体温度計側発信器、1
9・・・・・・制御箱。 繁l図 豹2図 鍵3図 第4図 第5図
液体温度の関係を示す織図、第3図および第4図は加熱
手段を設けた液面計の側断面図、第5図はこの発明にか
かる装置の制御系統とボィラドラムの部分断面を示す図
面である。 1・・・・・・水面計、3,4・・・・・・管路、5・
・・・・・容器(上ドラム)、13・…・・蒸気側止め
弁、14…・・・水側止め弁、15・・・・・・フロー
弁、16・・…・管路、17・・・・・・液面計測発信
器、18・・・・・・水面計の本体温度計側発信器、1
9・・・・・・制御箱。 繁l図 豹2図 鍵3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 気筒内ボイラ水の温度と水面計本体の温度を記憶と
指令を出す制御箱に送り、前記2つの計測温度の差が規
定値を超すときは、制御箱からの指令により、タイマー
により水面計ブロー弁、水面計の蒸気側止め弁、水面計
の水側の止め弁を操作して水面計をブローし、前記温度
差を規定値内に保持するようにすることを特徴とするド
ラム水位計測方法。 2 水面計ブローの順序を水側止め弁閉、ブロー弁開、
蒸気側止め弁閉、水側止め弁開、水側止め弁閉、蒸気側
止め弁開、ブロー弁閉、水側止め弁開の順序でかつタイ
マーにより制御箱からの指令により行なうことを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載のドラム水位計測方法。 3 前記第1の水側止め弁閉から蒸気側止め弁開までの
弁開閉については温度差信号による指令は出さないよう
にして弁開閉を行ない、ブロー弁閉後温度差信号が規定
値内にあることを制御箱で確認したのち水側止め弁を開
とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2
項記載のドラム水位計測方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56054414A JPS6014291B2 (ja) | 1981-04-13 | 1981-04-13 | ドラム水位計測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56054414A JPS6014291B2 (ja) | 1981-04-13 | 1981-04-13 | ドラム水位計測方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57169625A JPS57169625A (en) | 1982-10-19 |
JPS6014291B2 true JPS6014291B2 (ja) | 1985-04-12 |
Family
ID=12970035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56054414A Expired JPS6014291B2 (ja) | 1981-04-13 | 1981-04-13 | ドラム水位計測方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014291B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0277180U (ja) * | 1988-12-02 | 1990-06-13 | ||
JPH0429106Y2 (ja) * | 1985-12-23 | 1992-07-15 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101069838B1 (ko) | 2009-09-30 | 2011-10-04 | 삼성중공업 주식회사 | 수위계의 열수 비산방지 구조체 |
-
1981
- 1981-04-13 JP JP56054414A patent/JPS6014291B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0429106Y2 (ja) * | 1985-12-23 | 1992-07-15 | ||
JPH0277180U (ja) * | 1988-12-02 | 1990-06-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57169625A (en) | 1982-10-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5615733A (en) | On-line monitoring system of a simulated heat-exchanger | |
CN205719497U (zh) | 一种安全阀性能测试及在线校验仪校验装置 | |
US2669435A (en) | Immersion heater | |
JPS6014291B2 (ja) | ドラム水位計測方法 | |
US3512412A (en) | Liquid level indicating device | |
US3831429A (en) | Method and apparatus for testing low water fuel cut-off switches | |
CN105699023A (zh) | 适用于二氧化碳管道放空和泄漏测试的测量装置与测量方法 | |
EP1711681B1 (en) | Annulus plugging detection using a pressure transmitter in gas-lift oil production | |
JPH02292599A (ja) | スチームトラップ及び復水排出装置 | |
JP6836454B2 (ja) | ディスク式スチームトラップの蒸気漏れ検査装置及び蒸気漏れ検査方法 | |
JPS6034056B2 (ja) | 液面指示装置 | |
US3002372A (en) | Steam purge indicator method and apparatus | |
US2840052A (en) | Control means to prevent flashing of emergency feedwater delivered to boiler feed pumps in a closed type feedwater system | |
CZ333694A3 (en) | Method and probe for measuring of flow | |
CN205808517U (zh) | 一种用于汽车水箱的液体水位检测装置 | |
US4720994A (en) | Method and apparatus for the detectable release of gases | |
US36741A (en) | Improved low-water detector | |
US3511253A (en) | Device for protecting water conduits from freezing | |
SU992590A1 (ru) | Устройство дл обнаружени неисправности охлаждаемых элементов металлургических агрегатов | |
US2041544A (en) | Temperature control apparatus | |
US6955A (en) | Azel s | |
US1444016A (en) | Combined water column and water glass | |
JPS5828192Y2 (ja) | 製茶蒸機用蒸気の加熱制御装置 | |
US1684897A (en) | Low-water alarm | |
US1502590A (en) | Low-water safety telltale |