JPS6014184Y2 - 料理はかり - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は料理はかりに関する。

料理はかりは、通常使用しないときには、棚や戸棚等の
上に収納、保管されるが、この場合、現在市販されてい
る料理はかりでは、外観に把手が無いため、すべって落
下させる等の事故をおこしやすい。

そこで料理はかりに把手を取付ければ、取扱いやすくな
り、落としたりすることがなくなる。

しかしその反面、比較的安価な料理はかりに特に把手を
取付けることはコストアップにつながり好ましくない。

また最近、家庭用ベル付きタイマーが普及している。

このタイマーは料理、洗濯、風呂の水入れなどにおいて
時間を計測するのに非常に便利であるが。

通常、携帯しやすいように軽量、小型化されており、失
いやすいものである。

そこでこのタイマーを非常に目につきやすい料理はかり
に取外し自在に取付けることができるならば非常に都合
がよい。

そこで本考案は上述した問題点および要望にこたえてな
されたものである。

以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。

１は計量コイルばね、または計量板ばねなどを用いた料
理はかりであって、２は、はかり本体３の正面に設けら
れたアナログ式の計量表示部、４は、はかり本体３の上
部に配設された計量受皿、５は、はかり本体３の両側面
に水平方向に沿ってそれぞれ一対づつ形成された丁字形
の切欠き溝であって、各対の切欠き溝５の間には柱状部
１０を形成しである。

６はベル付きタイマーであって、その本体７は上記切欠
き溝５内に嵌入可能なように丁字形に形成されている。

８はタイマー６のダイヤルである。

上記構成において、タイマー６を使用しないときには、
このタイマー６を第１図および第２図に示すごとく、い
ずれか１つの切欠き溝５内に嵌入させておき、必要に応
じて抜き取って使用すればよい。

したがってタイマー６を失うおそれはない。

次にはかり１を移動させるときには、切欠き溝５内に指
を入れ、柱状部１０をつかんで持ち上げればよい。

したがってはかり１を落とすおそれはない。

ところで上記実施例では、いずれか１つの切欠き溝５内
にタイマー６を取付け、残りの切欠き溝５内には何も取
付けない場合を例にあげたが、この残りの切欠き溝５内
にも、たとえば丁字形に形成した温度計などの小物品を
嵌入させるようにしてもよい。

また丁字形の切欠き溝５以外でも、いわゆる蟻溝、円形
の凹部などであってもよい。

要は把手として用いることができると共にタイマーなど
の小物品取付部として用いることができるものであれば
よい。

さらにはかり本体３に４つの切欠き溝５を形威したが、
少なくとも１つあればよい。

以上述べたごとく本考案の料理はかりによれば、はかり
本体の外周面適所に把手とタイマーなどの小物品取付は
部との兼用の凹部を形威しであるから、失いやすいとさ
れているタイマーなどの小物品を上記凹部に取付けてお
いて、必要なときにだけ取外して使用することができ、
この小物品などを失うおそれを少なくすることができる
。

また上記凹部を把手として用いることができるから、こ
の料理はかりを落とすおそれがなく、コストアップにつ
ながらず、特別に把手を取付ける場合に比べて経済性に
優れている。

【図面の簡単な説明】

図は本考案の一実施例を示腰第１図は正面図、第２図は
側面図、第３図は分解斜視図である。 １・・・・・・料理はかり、３・・・・・・はかり本体
、５・・・・・・切欠き溝（凹部）、６・・・・・・タ
イマー（小物品）。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. はかり本体の外周面適所に把手とタイマーなどの小物品
   取付部との兼用の凹部を形成したことを特徴とする料理
   はかり。