JPS6014051B2 - スキー用雪付着防止兼潤滑剤 - Google Patents
スキー用雪付着防止兼潤滑剤Info
- Publication number
- JPS6014051B2 JPS6014051B2 JP52041518A JP4151877A JPS6014051B2 JP S6014051 B2 JPS6014051 B2 JP S6014051B2 JP 52041518 A JP52041518 A JP 52041518A JP 4151877 A JP4151877 A JP 4151877A JP S6014051 B2 JPS6014051 B2 JP S6014051B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skiing
- lubricant
- adhesion prevention
- snow adhesion
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Lubricants (AREA)
- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は特にスキーに利用して有効なスキー用雪付着
防止兼潤滑剤に関するものである。
防止兼潤滑剤に関するものである。
一般にスキーの滑走面には摩擦係数が比較的小さく滑走
性のよい材質のものとしてポリエチレン樹脂のシートを
利用しているが、これは紫外線の吸収が大きく長期的に
みた場合初期の滑走性を持続させることは困難である。
そこでスキー使用前に前記ポリエチレン樹脂よりも摩擦
係数が小さなものを塗布出来れば直接紫外線が滑走面に
吸収することなくポリエチレン樹脂の物性を長期的に保
つことができることになるとともに、ポリエチレン樹脂
よりも摩擦係数が小さな物質を塗布するのであるから、
滑走性能は大中に向上することにもなる。そこで、これ
を実現させるため、従釆はワックスと称する高級脂肪酸
ェステルを用いていたのであるが、この高級脂肪酸ェス
テルは紫外線を吸収する性能を有しないため、滑走性の
向上を図ることができるが、ポリエチレン樹脂の劣化は
防ぎ切れないという欠点を有していた。
性のよい材質のものとしてポリエチレン樹脂のシートを
利用しているが、これは紫外線の吸収が大きく長期的に
みた場合初期の滑走性を持続させることは困難である。
そこでスキー使用前に前記ポリエチレン樹脂よりも摩擦
係数が小さなものを塗布出来れば直接紫外線が滑走面に
吸収することなくポリエチレン樹脂の物性を長期的に保
つことができることになるとともに、ポリエチレン樹脂
よりも摩擦係数が小さな物質を塗布するのであるから、
滑走性能は大中に向上することにもなる。そこで、これ
を実現させるため、従釆はワックスと称する高級脂肪酸
ェステルを用いていたのであるが、この高級脂肪酸ェス
テルは紫外線を吸収する性能を有しないため、滑走性の
向上を図ることができるが、ポリエチレン樹脂の劣化は
防ぎ切れないという欠点を有していた。
またもっとも実際的な問題として塗着する作業がきわめ
て煩雑に耐えないのであった。さらに、一般にテフロン
と称している四フッ化エチレン樹脂を粉末にし、これを
ェアゾル化したものも、例えばドアのロックやソロバン
等の滑らかさを増す目的をもって使用されていたのであ
るが、これは紫外線を吸収する能力を保持しているため
にポリエチレン樹脂の耐劣化性には有効ではあり、かつ
摩擦係数が4・さいために滑走性が向上するのであるが
、しかし、これをスキーに使用するとポリエチレン樹脂
に対する付着性が極端に悪く、滑走時にたちまちにして
はげおちてしまうという欠点を有するのである。さらに
また、珪素樹脂を液体化したものは、防水剤、離型剤と
して一般に使用されていることも一般的であり、これは
木、プラスチック等に対しては浸透性は非常に大きくし
たがって付着性は良好であるが、これをスキーに使用す
るとなれば、摩擦係数が比較的大きいため滑走性能を助
長するものとしては理想的でないことになる。そして、
上記のような潤滑剤はそれぞれ使用目的を異にして用い
られたのであるが、スキーに用いるものとしては、スキ
ーの使用環境を考慮すると必ずしもそのまま使用するこ
とには適性を欠いており、スキー用の滑性促進剤として
使用した場合、完全性を期しえなかったのである。
て煩雑に耐えないのであった。さらに、一般にテフロン
と称している四フッ化エチレン樹脂を粉末にし、これを
ェアゾル化したものも、例えばドアのロックやソロバン
等の滑らかさを増す目的をもって使用されていたのであ
るが、これは紫外線を吸収する能力を保持しているため
にポリエチレン樹脂の耐劣化性には有効ではあり、かつ
摩擦係数が4・さいために滑走性が向上するのであるが
、しかし、これをスキーに使用するとポリエチレン樹脂
に対する付着性が極端に悪く、滑走時にたちまちにして
はげおちてしまうという欠点を有するのである。さらに
また、珪素樹脂を液体化したものは、防水剤、離型剤と
して一般に使用されていることも一般的であり、これは
木、プラスチック等に対しては浸透性は非常に大きくし
たがって付着性は良好であるが、これをスキーに使用す
るとなれば、摩擦係数が比較的大きいため滑走性能を助
長するものとしては理想的でないことになる。そして、
上記のような潤滑剤はそれぞれ使用目的を異にして用い
られたのであるが、スキーに用いるものとしては、スキ
ーの使用環境を考慮すると必ずしもそのまま使用するこ
とには適性を欠いており、スキー用の滑性促進剤として
使用した場合、完全性を期しえなかったのである。
そこでこの発明は上記三種の物質を混合して、これをェ
アゾル化することにより、三種の物質の長所を活用して
雪の付着性、滑走性等を向上せしめたスキー用雪付着防
止兼潤滑剤を提供することを目的とするものである。
アゾル化することにより、三種の物質の長所を活用して
雪の付着性、滑走性等を向上せしめたスキー用雪付着防
止兼潤滑剤を提供することを目的とするものである。
いまこの発明にかかるスキー用雪付着防止兼潤滑剤の一
実施例を述べると、高級脂肪酸ェステル(ワックス)、
珪素樹脂(シリコン)及び四フッ化エチレン樹脂(テフ
ロン)を溶剤(例えばトリクロルェチレン)を介して混
合し、これにフロンガスを加えてェァゾル化して構成し
てある。
実施例を述べると、高級脂肪酸ェステル(ワックス)、
珪素樹脂(シリコン)及び四フッ化エチレン樹脂(テフ
ロン)を溶剤(例えばトリクロルェチレン)を介して混
合し、これにフロンガスを加えてェァゾル化して構成し
てある。
そして、これらの混合比は例えば次のようにする。すな
わち高級脂肪酸ェステルを2夕、桂素樹脂を1夕、四フ
ツ化エチレン樹脂10夕とした場合にトリクロルエチレ
ンを50夕、フロンガスを100ccとしてこれをェア
ゾル化する。このように構成することにより、前記三者
の長所は有効に発揮することになるのである。
わち高級脂肪酸ェステルを2夕、桂素樹脂を1夕、四フ
ツ化エチレン樹脂10夕とした場合にトリクロルエチレ
ンを50夕、フロンガスを100ccとしてこれをェア
ゾル化する。このように構成することにより、前記三者
の長所は有効に発揮することになるのである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高級脂肪酸エステル、硅素樹脂、四フツ化エチレン
樹脂に溶剤を混合し、これをエアゾル化したことを特徴
とするスキー用雪付着防止兼潤滑剤。 2 高級脂肪酸エステルを2、硅素樹脂を1、四フツ化
エチレン樹脂を10及び溶剤50の割合で混合し、これ
をエアゾル化した特許請求の範囲第1項記載のスキー用
雪付着防止兼潤滑剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52041518A JPS6014051B2 (ja) | 1977-04-13 | 1977-04-13 | スキー用雪付着防止兼潤滑剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52041518A JPS6014051B2 (ja) | 1977-04-13 | 1977-04-13 | スキー用雪付着防止兼潤滑剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53127041A JPS53127041A (en) | 1978-11-06 |
JPS6014051B2 true JPS6014051B2 (ja) | 1985-04-11 |
Family
ID=12610586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52041518A Expired JPS6014051B2 (ja) | 1977-04-13 | 1977-04-13 | スキー用雪付着防止兼潤滑剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014051B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2577816A1 (fr) * | 1985-02-28 | 1986-08-29 | Skid Sa | Procede et dispositif pour le fartage de skis par pulverisation |
US5624713A (en) * | 1996-01-25 | 1997-04-29 | Zardoz Llc | Method of increasing lubricity of snow ski bases |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4934801A (ja) * | 1972-07-31 | 1974-03-30 |
-
1977
- 1977-04-13 JP JP52041518A patent/JPS6014051B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4934801A (ja) * | 1972-07-31 | 1974-03-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53127041A (en) | 1978-11-06 |
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