JPS60139845A - 感圧導電性織布 - Google Patents

感圧導電性織布

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JPS60139845A
JPS60139845A JP58245320A JP24532083A JPS60139845A JP S60139845 A JPS60139845 A JP S60139845A JP 58245320 A JP58245320 A JP 58245320A JP 24532083 A JP24532083 A JP 24532083A JP S60139845 A JPS60139845 A JP S60139845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive
fibers
pressure
cross
sectional area
Prior art date
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Pending
Application number
JP58245320A
Other languages
English (en)
Inventor
正樹 永田
直史 安田
大瀧 靖史
新井 洸三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd, Japan Synthetic Rubber Co Ltd filed Critical Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えば図形入力用素子として好適に用いられる
感圧導電性織布に関するものである。
図形入力用素子として用いられる感圧導電性素子は、感
度の均一性ならびに面積依存性、すなわち例えば?−ル
ペンのようなペン先の細いもので押圧した場合にだけ導
電性となり、その他の例えば手や指で押圧した場合には
導電性とならない性質、および繰り返し使用されてもそ
の特性が損われない耐久性が必要とされる。 ゛ 従来、かかる感圧導電性素子としては、絶縁性ザム弾性
体中に金属粒子あるいはカーヂンブラックなどの導電性
粒子を分散させたもの、あるいは絶縁性ザム弾性体中に
金網を埋設したものなどが知られている。しかしながら
、前者の導電性粒子を分散させたものは、耐久性は優れ
ているが、粒子の分布が・均一でないため感度の均一性
が不十分であり、−力後一の金網を埋設したものは、繰
り返し使用するうちに金網とシム弾性体との剥離が生じ
、耐久性が不十分であるという問題点を有している。
本発明はこのような背景の下になされたものであって、
その目的は、感度が高くかつ均一であってをれた感圧特
性を有し、しかも耐久性が大きく、例えば図形入力用素
子として好適な感圧導電性織布な提供することにある。
本発明の特徴とするところは、縦糸および横糸の各々に
、4電性繊維と絶縁性繊維とを交互に用いてなり、かつ
該絶縁性繊維の線径あるいは断面積が該導電性繊維の線
径あるいは断面績より犬である点にある。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
本実施例においては、第1図および第2図に示すように
、導電性繊維lとこの導電性繊維lより線径あるいは断
面積が大きい絶縁性繊維2とが交互に配置されfC縦糸
、および同様の配列の横糸を織成して感圧導電性織布T
を構成する。
ここにおいて、導電性繊維lとしてはステンレス線、ニ
クロム線、炭素繊維などよりなる単繊維あるいは撚糸を
用いることができ、単繊維の線径は10〜500μmが
好ましく、また撚糸の断面積は100μrn2〜0.2
朋2が好ましい。単繊維の線径が10pm未満、あるい
は撚糸の断面積が100μrn2未満であると、織布の
形成が困碓となり、一方単繊維の線径が500μmを越
えると、あるいは撚糸の断面積が0−2111E2を越
えると、感圧導電性素子としての位置分解能が低下する
絶縁性繊維2としては、ポリエステル、ナイロン、アク
リル篭の合成樹脂などよりなる絶縁性の単繊維おるいは
撚糸を用いることができ、単繊維の線径は12〜600
μmが好ましく、また撚糸の断面積は110μm2〜0
.22 mm2が好ましい。これら単繊維の線径ならび
に撚糸の断面積の好ましい範囲は、前述の導電性繊維l
の場合と同様の理由により設定されたものである。また
絶縁性繊維2は、得られる織布Tの感圧導電性素子とし
ての感度を高めるために柔軟性の大きいものが好まし・
ぐ、例えば第3図(イ)〜(ハ)に示すように、繊維全
体がシリコンゴム、アクリルゴムなどのゴム状弾性体で
形成されているもの、柔軟性を有しない絶縁、性繊維の
表面がゴム状弾性体で被覆されているもの、ちるいは中
空のゴム状弾性体よりなるものなどを好適なものとして
用いることができる。
以上のような構成においては、導電性繊維lとこの導電
性繊維lより線径あるいは断面積が大きい絶縁性繊維2
とを、縦糸および横糸の双方において交互に用い【織布
Tを形成したので、絶縁性繊維2によって形成される層
の下面りと、導電性繊維lによって形成される層の下面
!どの間に空隙部Sが形成され、その結果織布Tはその
厚み方向において非導通状態にある。そして、例えば第
2図において矢印で示すように、絶縁性繊維2の上方か
ら局部的に押圧力Pが加わると、第2図において順線で
示すように、この押圧力Pの作用部分にあたる絶縁性繊
維2および当該作用部分において絶縁性繊維2と交叉す
る導電性繊維lならびにこの導電性fa維lと交叉する
隣接の導電性繊維lとが一体的に下方に変位し、最下位
の導電性繊維lの下端が絶縁性繊維2によって形成され
る層の下面りと同一レベルに達した状態においては、空
隙部Sが消失し、織布Tはその厚み方向において導通状
態となシ、結局感圧導電機能を発揮することとなる。
さらに、かかる感圧導電性織布Tにおいては。
導通点、すなわち縦糸を構成する導電性繊維lと横糸を
構成する導電性繊維lとの接触点8(第1図参照)が織
布Tの全面にわたっ℃密にかつ均一に分布していること
から、感度が高くてしかも均一性の良い優れた感圧特性
を有する。
その上、線径あるいは断面績の比較的大きい絶縁性繊維
2を縦糸ならびに横糸に用いて織布Tを構成しているた
め、その機械的強度が大きり、優れた耐久性を有する。
なお、本発明に係る感圧導電性織布Tは、必要に応じて
ゴム状弾性体中に埋設して用いることもでき、この場合
には絶縁性繊維2が、ゴム状S+e性体との接着力の大
きい合成樹脂などよシ構成されているので、織布Tとゴ
・ム状弾性体との接合が強固となシ、大きな耐久性を有
する。
次に1本発明に係る感圧導電性織布の作用効果を確酩す
るために行なった実験例について述べる。
実験に使用した本発明の織布Tは、導電性繊維lとして
線径が約30μmのステンレス製単繊維を用い、絶縁性
繊維2として線径が約40μmのポリエステル製単繊維
を用い、前述の実施例と同様に、縦糸および横糸のそれ
ぞれに、心電性繊維1と絶縁性繊維2とを交互に配置し
て織成したものである。
この織布Tについて以下の方法によって感圧特性ならび
に耐久性に関して実験を行なった。
実験方法: 第4図に示すように、上部電極E□と下部電極E2との
間に上記織布Tを介挿して設誼し、上部電極Eよ上に、
先端に球状のステンレス製スタイラス5を設けたロード
セル6を載置し、当該スタイラス5を介して上部電極E
□に加わる荷重を変化させ、上部電極E1と下部電極E
2との間の抵抗値がIKΩとなるときの荷重をロードセ
ル6によって検出し、感圧特性を検討した。結果を第1
表に示す。
上部′電極E1としては厚さ0.1mmのポリエステル
シート7の一面にアルミニウム箔よりなる導電層8を積
層して形成したものを用い、下部電極E2としてはガラ
スエポキシ樹脂製基板9上に金よりなる導電層lOをメ
ッキに、よって形成したものを用い、またスタイラス5
としては、ヂールペンのペン先と同程度の直径(d= 
1.+Lr+a )を有するもの(以下、「スタイラス
l」という。)、および指先と同!度の直径(d=10
mm)を有するもの(以下、「スタイラス2」という。
)の21屯類を用いた。
第1表 ま几さらに、本発明の織布Tの耐久性を検討するために
、上部電極El上においてスタイラスlを用いテ100
Ji’の荷重を印加しながらロードセル6を5万回にわ
たって掃引した後、再び既述の方法によって上部電極E
1〔下部電極E2との間の抵抗値がIKΩとなるときの
荷重を調べた。結果を同じく第1表に示す。
以上の結果より、本発明の織布Tは、感度の面状依存性
が大きくて優れた感圧特性を有し、しかもロードセル6
を5万回にわたって掃引した後においても初期の感圧特
性が維持され、優れた耐久性を有することが確認された
本発明に係る感圧導電性織布を用いて例えば図形入力用
素子を構成する場合には、感圧導電性織布の下面に、微
小導電部が縦横に配列されてなる検出用電極体を配設す
ることによって、上方から抑圧力が印加された局部の位
置を導通された微小導電部によって検出することができ
る。
以上のように、本発明によれば、感度が高くかつ均一で
あって優れた感圧特性を有し、しかも耐久性が大きく、
例えば図形入力用素子として好適な感圧導電性織布を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明に係る感圧導電性織布の一
実施例を示す外観図および要部を拡大して示す断面図、
第3図(イ)〜(ハ)はそれぞれ本発明に係る感圧導電
性織布を構成する絶縁性繊維の例を示す断面図、第4図
は実検方法を示す説明図である。 T・・・織布 1・・・導電性繊維 2・・・絶縁性繊維 3・・・接触点 L・・・絶縁性繊維によって形成される層の下面!・・
・導電性繊維によって形成される層の下面S・・・空隙
部 P・・・押圧力の方向E1・・・上部電極 E2・
・・下部電極5・・・スタイラス 6・・・ロードセル
代理人 弁理士 大 井 正 彦 第I図 差2図 学3図 (イ) (C1) (/す ■−′@−′ ◎〜′ 第4図 9 10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l)縦糸および横糸の各々に、導電性繊維と絶縁性繊維
    とを交互に用いてなり、かつ該絶縁性繊維の線径あるい
    は断面積が該導電性繊維の線径あるいは断面積より大で
    あることを特徴とする感圧導電性織布。 2)導電性繊維が、10〜500μmの線径な有する単
    繊維および/または100μ?+12〜0.2 J’の
    断面積な有する撚糸よりなり、絶縁性繊維が312〜6
    00μmの線径な有する単繊維および/または □11
    0μm2〜0.22++m2の断面積を有する撚糸より
    なる特許請求の範囲第1項記載の感圧導電性織布。 3)絶縁性繊維が、少くとも表面層をシム状弾性体によ
    り形成した繊維あるいは中空の繊維より□なる特許請求
    の範囲第1項または第2項記載の感圧導電性織布。
JP58245320A 1983-12-28 1983-12-28 感圧導電性織布 Pending JPS60139845A (ja)

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