JPS60139257A - 三段階弁 - Google Patents

三段階弁

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JPS60139257A
JPS60139257A JP59259872A JP25987284A JPS60139257A JP S60139257 A JPS60139257 A JP S60139257A JP 59259872 A JP59259872 A JP 59259872A JP 25987284 A JP25987284 A JP 25987284A JP S60139257 A JPS60139257 A JP S60139257A
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valve
chamber
pressure
fluid
chambers
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M27/00Drainage appliance for wounds or the like, i.e. wound drains, implanted drains
    • A61M27/002Implant devices for drainage of body fluids from one part of the body to another
    • A61M27/006Cerebrospinal drainage; Accessories therefor, e.g. valves

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  • Hematology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)
  • Safety Valves (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Check Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発皿回!! 本発明は頭蓋内圧リリーフ弁、さらに詳しくは弁を横切
って加えられる流体圧力差に従って一定した圧力または
一定した流れ特性のどちらかを提供する三段階弁に関す
る。
水頭症は体が種々の理由で脳室に貯った過剰の脳を髄液
(C3F)をそれ自体から除去することができない状態
である。脳室空間中のC3Fの過剰の蓄積は硬膜外およ
び硬膜内圧力の上昇をもたらす。これは脳組織の圧迫、
脳組織中の血流の減損および脳の正常代謝の損傷を含む
多数の悪い生理的影響を発生する。
水頭症状態の治療はしばしば異常に高い頭蓋内圧力の軽
減を含んでいる。従って種々の形の逆J弁、サーボ弁ま
たはそれらの組合せを含む、多脚° 頻のC3F圧力調
整弁およびC3F圧力制御方わが開発されている。一般
にそのような弁はC3Fを脳室から排出ラインを通って
静脈系または腹那のような体の適当な排出区域へ分流す
る。逆止≠はC3F圧力と排出ライン中の圧力の差があ
ら力しめ定めた値をこえるとき開くことによって作動す
る。
水頭症の治療に単純な逆止弁を使用することσ欠点は、
そのような弁はC3F脳室圧力と排出ライン中の圧力間
の圧力差の正常な変動に応答しマ開き、脳室空間の過多
排出をまねくことである。
例えば、患者が横臥位置で横になった後立ち上刃る時、
頭と選定した排出位置との間に存在するd体柱の増大し
た垂直高によって該圧力差は通常1大するであろう。そ
のような圧力差の増大は全く正常であるが、逆止弁は開
くことによって応答りそれによって潜在的に重大な血腫
を発生し得る睨室空間の過多排出を許容する。従って体
液圧力σ正常な変動の場合には過多排出を避けながら、
異常な頭蓋内圧力に応答してC3Fを分流するのに有効
な水頭症圧力リリーフ弁を提供することが望ましい。
本発明は圧力差が突然増大した場合過剰のCSFの流れ
を防止する圧力リリーフ弁に関する。そのような弁にお
いては、C3Fと排出位置におけ夏 る流体との間の圧
力差はダイアフラムの可動区域を移動させるように作用
する。該ダイアフラムのそのような運動は弁を作動させ
てC8Fの排出区域への通過を調整する。圧力差が比較
的小さい時は、該弁は所望の脳室C3F圧力を維持する
のに十分な流量で流体の通過を許容する。しかしなか(
ら、患者が立ち上がる時に発生するような圧力差の突然
な上昇は、該弁をして実質上一定した流れi 装置どし
て作動せしめ、その場合流体の通過は比較的−:定した
所望の流量に維持される。弁の望ましくない閉塞の結果
発生するような非常に高い圧! 力差は、弁をして一定
した圧力モードでしかしこのときはもっと高い圧力で再
び作動せしめ、それによってC3F圧力があらかじめ定
めた最高安全値以上に上昇することを防止する。
上記に鑑み、本発明の一般的目的は脳室内の過剰のC3
Fの存在によって発生した頭蓋内圧力を軽減するための
新規にして改良された圧力調整弁を提供することである
本発明のもっと特定の目的は、圧力差の正常な増加の結
果として脳室空間の望ましくない過多排出を回避する圧
力調整弁を提供することである。
主4I」i 体内の一位置から他の位置へ体液の通過を制御するため
の弁は、第1および第2の内室を有するハウジングを含
む。入口ボートが第1の室と一位置との間の流体連通を
確立し、出口ボートが第2の室と他の位置との間の流体
連通を確立する。第1の室と第2の室との間の弁機構が
該室間の流体の通過を開整する。該弁は以下の4状態の
いずれか一つに対して作動されることができる。これら
状態の第1においては、第1および第2の室間の流体連
通は阻止される。第2の状態では、流体連通は第1およ
び第2の室間の所望の一定した第1の圧力差を維持する
のに十分な流量に第1および第2の室間に形成される。
第3の状態においては、流体連通は該室間に所望の比較
的一定した流量を維持するのに十分なように第1および
第2の室間に形成され、第4の状態においては流体連通
は第1および第2の室間に一定した第2の圧力差を維持
するのに十分な流量に該室間に形成される。前記弁はハ
ウジング内の仕切り手段を含み、該手段は第1および第
2の室を分離しそしてその間の圧力差に応答して動く可
動部材を含んでいる。該可動部材は、第1および第2の
室内の流体間の増加する圧力差に応答する該部材の運動
が弁機構を第1の状態から第2および第3の状態を経由
して第4の状態へ順次調節するように弁機構と組み合わ
される。従って、該弁機構は体の一位置における流体と
体の他の位置における流体との間の増加する圧力差に応
答して前記四つの状態の一つへ順次調節されるであろう
例証q敬肌 新規であると信じられる本発明の特徴は特許請求の範囲
に詳しく述べられている。本発明およびその他の目的お
よび利益は添付図面と共に以下の説明を参照することに
よって最良に理解することができる。
図面において、第1図は、患者内に内植された本発明に
従って構成された三段階圧力調整弁を使用している水頭
症システムの一部断面斜視図である。
第2図は、主要エレメントを示した水頭症システムの一
部断面平面図である。
第3図は、第2図の線3−3に沿った断面図である。
第4図は、本発明に従って構成した三段階圧力調整弁の
主要エレメントを示した分解斜視図である。
第5図は、第4図に示した三段階圧力調整弁の一部断面
平面図である。
第6図は、第5図の線6−6に沿った数回に示した弁の
拡大断面図である。
第7図は、第1の一定した圧力モードにおける弁を示し
た、第6図に類似の断面図である。
第8図c5一定した流量モードにおける弁を示した、第
6図に類似の断面図である。
第9図は、第2の一定した圧力モードにおける弁を示し
た、第6図に類似の断面図である。
第10図は、本発明に従って構成された三段階弁の作動
を理解するのに有用なそのいくつかの圧力および流れ特
性のグラフである。
ましい且 1の一部 図面、特に第1図を参照すると、患者11中に所望のあ
らかじめ定めた頭蓋内圧力を維持するための水頭症シス
テム10が図示されている。図示したシステムは所望の
頭蓋内圧力を維持するための本発明に従って構成された
三段階圧力リリーフ弁12を含んでいる。
脳を髄液(C3F)14は脳16の脳室15から脳室カ
テーテル17によって排出される。好ましくは該カテー
テルはその脳内の正確な配置を容易にするために放射線
不透過性である。該カテーテルの末端18にはC3Fの
通過を許容する複数の開口20が設けられ、そして図示
するように適当な脳室内に位置する。該カテーテルの他
端は入口ポート21へ連結され、それにより弁と脳室と
の間に流体連通を確立する。弁の出口ポート22は排出
カテーテル23の一端へ接続され、該カテーテルの反対
端は患者の体内の適当な位置へ排出する。図示するよう
に、排出カテーテルは心臓25の右心房で終わるように
適当な静脈24を通ってくぐらされる。他の排出位置、
例えば腹腔を選ぶこともできる。開いた時、弁は脳室か
ら選定した排出位置へC3Fの通過を許容し、それによ
りCFSの過剰の蓄積によって生じたC3F圧力を軽減
する。
通常脳室内のC3Fと選定された排出場所中の流体との
間に圧力差が存在する。従って弁の入口および出口ボー
トへ加えられる流体間に圧力差が存在するあろう。図示
した弁はこの圧力差があらかじめ定めた値をこえた時開
くタイプのものである。典型的には、弁12は水頭症シ
ステムを個々の患者の特定の要求を満たすように調節で
きるように、その点で該弁が開く圧力差闇値を調節する
ための手段を含んでいる。
増加した圧力差は脳室内にC3Fの過剰の蓄積から発生
し得るが、そのような増加は患者の通常の物理的活動に
対する全く正常な応答である。例えば、患者が第1図に
点線で示したような横臥位置にしばらく横たわった後立
ち上がる時、圧力差は脳室カテーテル17の末端と排出
位置との間に存在する流体柱の垂直高さHの突然の増加
のために突然増加するであろう。もしリリーフ弁が開き
そしてこの期間無制限な流体の流れを許容するとすれば
、脳室の過多排出および脳血腫が可能性ある結果である
。従って該弁は該圧力差の突然の増加の場合排出位置へ
のそのような無制限な流体の流れを防止するための手段
を含んでいる。
三段階弁の内部構造および作動は第2ないし第6図を参
照することによって最善に理解し得る。
図示するように、該弁は、ポリエーテルスルホンまたは
ポリカーボネートの熱可塑性ポリマーのような耐久性あ
る生物学的に共存し得る材料でつくったディスク形内側
ハウジング26を含んでいる。
内側ハウジング26は、内側ハシジング上に一体に接合
されたシリコンゴムもしくは類イ以の材料でつくった2
個の部材27および28よりなる外側ハウジング内に収
容される。内側および外側ハウジングの寸法は頭蓋29
の上の弁の皮下内植と両立し得るように選定される。
第3図および第4図に最良に図示されているように、内
側ハウジングは2個の円形カップ状部材30および32
を含み、該部材はハウジングの内部へまたは内部から流
体が通過できる単一のボート32および33をそれぞれ
が含んでいる。この点に関し、外側ハウジング部材27
および28は前記入口および出口ボートとハウジング2
6との間の流体連通を許容する内部導管35および36
をそれぞれ備えている。
上方ハウジング部材30はその上表面を通る開口37を
備える。図示するように、開口37は比較的小さい直径
の区域40の上に同心的に整合した比較的大きい直径の
区域38を含んでいる。該開口の比較的小直径および大
直径区域の両方には図示するように内ねじが設けられる
。該開口をシールしかつハウジング内部への容易なアク
セスをなお許容するため、上方ハウジング部材30は、
ドーム形上表面42と、開口37の比較的大直径セグメ
ント38のねじと係合するような寸法の外側ねじを備え
た円筒形下方部分43を持った除去自在のキャップ41
を含んでいる。キャップとハウジングとの間の密なシー
ルを許容するため、上方ハウジング内部は開口周縁に隣
接する隆起環状シート44を含み、該シートに対してキ
ャップが上方ハウジング部材中へねじ込まれる時に押し
つけられる。
さらに第3図および第4図を参照すると、弁は内側ハウ
ジングの内部を横切って横に延び、それにより内部を第
1および第2の内室それぞれ46および47に分割する
可動部材もしくはダイアフラム45の形をした仕切り手
段を含んでいる。ダイアフラム45はシリコンゴムのよ
うな生体共存性材料でつくられ、そして第3図に最良に
見られるように、中央を貫通する開口を持っているディ
スク形部材よりなる。該ダイアフラム45の作動表面5
0は中央開口48と同心の環状みぞ51を備え、該みぞ
は作動表面が第1および第2の内室中の圧力差から生ず
るようなダイアフラムを境にする圧力差に応答して垂直
方向に移動することを許容する。その中心へ向かって、
そして前記開口を直接取り巻く区域において、ダイアフ
ラムの厚みは隆起区域52を形成するように増大してお
り、隆起区域の上方および下方表面それぞれ53および
54は、第6図に最良に見られるようにその間に円形の
断面四角形みぞ55を形成するようにアンダーカットさ
れる。ダイアフラム45はまた、作動表面50の上下に
その外周に沿って突出する一体に形成された隆起した円
形の縁56を含んでいる。この縁は後記する態様におい
てダイアフラムのハウジング内の装着を容易にする。
ダイアフラムが上方および下方ハウジング部材に関して
所定位置に保持される態様は第4図および第6図に最良
に図示されている。これら図面を参照すると、上方ハウ
ジング部材の下縁は四角形断面みぞ57を備え、それに
より内側および外側スリーブそれぞれ58および6oを
形成している。
図示するように、内側スリーブ58の垂直寸法は外側ス
リーブ6oよりも小さく、みぞ57はダイアフラムの外
側隆起縁56を収容するような寸法となっている。下方
ハウジング部材の上方縁表面には一対の隆起段部61お
よび62が設けられ、それによりその上に同心の環状た
な64.65および66が形成される。組立てた時、外
側スリーブ60の下縁は第1のたな64と接触し、第2
のたな65はダイアフラムが配置された時ダイアフラム
の下縁56と接触するような寸法とされる。
同様に、内側たな64はダイアフラムがたな65の上縁
と内側スリーブ6oの下縁との間に形成された空間に収
容されることを許容する寸法とされる。このように組立
たて時、上方ハウジング部材30は下方ハウジング部材
31とそれらの対応する縁の係合によってインターロッ
クし、ダイアフラム45はその間に形成された空間に収
容され、それによりダイアフラムを二つの内側ハヴシン
グ部材に対して剛直に取り付ける。この態様で装着する
時、ダイアフラムの作動表面50は第1および第2の室
に収容された流体間に存在する圧力差に応答して垂直に
動くことが自由である。
流体が第1の室46から第2の室47へ、そしてそのた
め脳室から体の選定された排出区域へ通過するのを調整
するため、弁は第1および第2の室間の流体連通を調整
するためパルピング手段を含んでいる。そのようなパル
ピング手段は弁閉鎖手段と流体絞り弁手段との間の運動
のために設けられた弁座67の形を取る。図示した具体
例においては、そのような弁閉鎖手段はルビー、サファ
イアまたは類似の硬い生体共存性材料でつくった球68
の形を取り、流体絞り弁手段はやはりルビー、サファイ
アまたは同様なそのような材料でつくった一般に円筒形
の絞り弁70の形を取る。球および絞り弁のために選定
された同じ材料で形成された弁座67は平坦な平行な上
面71および下面72を有するディスクよりなる。第6
図に最良に見られるように、該弁座はダイアフラムの中
央を貫通して設けられた開口に隣接する隆起セグメント
52中に形成されたみぞ55内に収容され、そのため該
弁座はダイアフラムの運動と共に運動する。ルビー製弁
閉鎖球68は該弁座の直上に位置し、そしてキャンプ4
1の直下に上方ハウジング部材30の上表面に設けた開
口の比較的狭い直径のセグメント4oのねじと係合する
ように外ねじを設けかつそのような寸法とした円筒形カ
ラー74によって所定位置に保持される。円筒形カラー
74はルビー球68を収容する寸法の中央中空区域75
を含み、そして弁座に関する球の垂直位置を調節し得る
ように、上方ハウジング部材に対し係合または離脱回転
し得る。第6図にさらに見られるように、弁座67は第
1および第2の室間の流体連通を提供するその中央を通
って延びるオリフィス76を含んでいる。図示するよう
に、オリフィス76は球68の直下に配置され、そのた
めダイアフラム45が上方へ屈曲した時発生するように
、球が弁座67の上面に接触する時、それはオリフィス
を完全に閉塞し、それにより第1および第2の室間の流
体の通過を阻止する。絞り弁は内側ハウジングの下方内
表面から上方へ直角に延び、そして弁座オリフィスの直
下に位置し、そのためダイアフラムおよび弁座の下降運
動は絞り弁70のオリフィス中へあ導入をもたらし、そ
れにより第1および第2の室間の道路を部分的に閉塞す
る。
弁座に設けられたオリフィス76は単純な円筒形開口で
はなく、オリフィス76は弁座67の上表面71におい
て最も狭く、下表面72において最も広くなるようにテ
ーパーとなっていることが観察されるであろう。絞り弁
70は形が一般に円筒であり、そして比較的狭い直径の
セグメント78の上にそれと同心的に整列した比較的大
直径のセグメント77を含んでいる。セグメント78の
下縁はハウジング部材31の下方内表面中に設けられた
適当なくぼみ80中に収容され、それにより絞り弁を該
表面に対して直角に取り付ける。絞り弁の寸法は、オリ
フィスをその最も狭い点においてかろうじて通過するよ
うに選定される。例示として、弁の一具体例においては
弁座オリフィスはその最も狭い点において0.040イ
ツチの直径を持ち、そして絞り弁とオリフィスの最も狭
い点上の間の隙間は0.001インチのオーダーであっ
た。
この弁の作動は第6ないし第10図と、以下の説明とを
参照することによって最良に理解し得る。
第10図は本発明に従って構成した弁の圧力対流れ特性
のグラフである。概略すれば、弁は脳室内および体の選
定した排出位置にある流体間の所望の圧力差P1を維持
するように作動する。弁は所望の圧力差P1が維持され
るように流体流量。を調節することによってこれを達成
する。弁のそのような作動は第10図のグラフの1の区
域内で発生する。
患者が立ち上がる時のように圧力差が急に上昇する時は
、所望の第1の圧力P1を維持するにはあらかじめ選定
した流量Q1より大きい流量が必要であろう。しかしな
がらそのような流量は望ましくない脳室の過多排出の危
険を発生し得る。従ってそのような圧力差の急激な上昇
が発生した時、弁は圧力差の変化にもか−わらず自動的
に比較的一定した所望の流体流量を維持するように働く
実際の弁にあっては、流量は加えられた圧力差に完全に
非依存ではなく、圧力差が第10図に実線で示したよう
に第1の圧力P1と第2の圧力P2との間を上昇する時
、低い流量Q1から高い流量Q2へと増加するであろう
。この状態において作動している弁は第10図の区域■
において作動している。流量Q1およびQ2は十分に低
く、そのため圧力差の一時的な急激な上昇の間、圧力は
悪い副作用を発生するに足りる量のC3Fが弁を通って
流れる前に正常に復帰するであろう。典型的な弁におい
ては、QlおよびQ2はそれぞれ0.4厭/分および0
.8me/分であり、第1および第2の圧力P1および
P2はそれぞれ水柱80および350削の値を持ち得る
脳室の過多排出を避けるために弁を通る高い流量を避け
ることが望ましいが、ある緊急状態においては可能性あ
る脳損傷を避けるためにC3Fの急速な分流を許容する
ことが望まれることがある。
弁が区域■内で作動している時は、圧力差の増大は第1
および第2の内室間の弁を閉鎖しようとする。極端に高
い脳室C3F圧力の発生の可能性を避けるため、弁は、
圧力差が第1の圧力P1よりかなり高い第2の圧力P2
をこえる時、弁は第2の圧力P2よりも高(ない圧力差
を維持するのに十分な流体流量を許容するように再び作
動するよう□に構成されている。そのような作動は第1
0図の区域■において発生する。弁がこの区域で作動し
ている時、圧力差のそれ以上の増加は弁を通る流体の流
れの増加をもたらし、それにより圧力差を壺定させる。
′i6ないし第91i¥1は前記の各区域における弁の
作動を図示する。弁の入口ボート21へ加えられたC3
Fは第1の室46を完全に満たし、そして−室内のC3
F圧力のためにダイアフラム45に対□し下向きの力を
加える。第2の室4′7は体内の選定した排出湯所と流
体連通にあるから、その中のC3Fの圧力はダイアフラ
ムの下面に対し上向きの力を加える。従って脳室内のC
3Fと排出湯所の流体との間の圧力差は、ダイアフラム
とそれに固着された弁座の垂直変形を発生させる。第6
図に図示するように、弁座67が球68と接触している
時は、オリフィス76は完全に閉塞され、それによって
室46および47間の流体の流れを阻止する。弁が第1
0図の区域■において作動している時のように圧力差が
比較的低い時は、その結果生ずるダイアフラムの少しの
下方への変位は弁座を球68に対して変位させ、それに
より流体がオリフィス76を通って第1の内室46から
第2の内室47へ通過することを許容するのに十分であ
る。この状態におけるパルピング手段は第7図に図示さ
れている。図示するように、ダイアフラムの下方への変
形はオリフィスを通る流体の通過を許容するのに十分で
あるが、しかしながら絞り弁70の上表面は室間の流体
の流れを妨害しないようにオリフィスから十分に離れて
いる。この状態において、弁は主として一定した圧力装
置として作用し、それにより第1および第2の室の流体
間に一定した圧力差が維持される。圧力差の僅かの増加
はダイアフラムの僅かの下方変形を生じさせ、それによ
り室間のより大きい流体の流れを許容するようにパルピ
ング手段をさらに開き、その結果箱1の室内の増大した
圧力は急速に軽減される。同様に、第1の室内の流体圧
力の減少はダイアフラムが球へ向かって動くことを許容
し、それによって室間の流体の流れを絞り、そのため第
1の室内の圧力が増加することを許容する。
第8図は圧力差の突然の上昇が弁へ加えられた時の弁の
状態を図示する。そのような出来事が発生した時、圧力
差は第1の所望の圧力P1をこえ、そしてその結果弁は
第10図の区域Hにおいて作動する。そのような圧力差
が弁へ加えられる時、ダイアフラム45の下方への変位
は弁座67を絞り弁70の上に下降させ、それにより絞
り弁をもって弁座のオリフィス76を部分的に閉塞する
のに十分である。このオリフィスはテーパーとなってい
るので、弁座の続いての下方運動はオリフィフのそれ以
上の閉塞を生じさせる。該オリフィスは、増加しつつあ
る圧力差のため発生するオリフィスの追加の閉塞が増加
した圧力から通常得られる高くなった流量を補償するの
に・十分であり、それにより圧力差の増加にもかかわら
ず室間に比較的均一な流体流量が得られるような形とな
っている。従ってこの状態においては5.寿は加えられ
た圧力差の変化にもかかわらず流体の第1の室から第2
の室への通過を許容する一定した流れ装置として主とし
て作用する。
第9図は、圧力差が所望の第2の圧力P2を超えた時発
生するような第10図の区域■における弁の作動を図示
する。この状態に畜いては、圧力差は、絞り弁70の大
直径@77が弁座の上方表面をこえて突出し、それによ
って流体が容易に絞り弁の後をオリフィスを通って流れ
ることを許容するのに十分な程度にダイアフラムを変位
させる。
この状態においては、該オリフィスは絞り弁70の大直
径端が弁座67のテーパー区域内に収容されている第8
図におけるほど絞れないことが認められるであろう。弁
がこの態様で作動している時、圧力差の増大は弁座が絞
り弁から遠方へさらに移動し、オリフィスをさらに開き
、そしてより大きい流量を許容することを生せしめる。
このように弁は再び一定した圧力装置として実質上作動
し、それにより所望の最高圧力P2より大きい圧力差が
防止される。この構造のそれ以外の利益は、絞り弁がオ
リフィスを通り抜ける時、それは弁を詰まらせる異物を
除去しようとすることである。このようにもし詰まりが
発生すれば、その結果生じた増加した圧力差は最終的に
絞り弁をしてオリフィスを通過させ、それにより弁にセ
ルフクリーニング特徴を与える。
本発明の特定の具体例を図示し、記載したが、当業者に
は本発明のもっと広い局面から逸脱することなく変更お
よび修飾が可能であることは自明であろう。そのため特
許請求の範囲の役目はそのような変更および修飾のすべ
てが本発明の精神および範囲内に属するものとしてカバ
ーすることである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の三段階弁を使用した水頭症システムの
一部断面斜視図、第2図は該システムの主要部の平面図
、第3図は第2図の線3−3に沿った断面図、第4図は
本発明の三段階弁の分解斜視図、第5図は該弁の平面図
、第6FgJは第5図の線6−6に沿った拡大断面図、
第7図、第8図および第9図は該弁の作動状態を示す断
面図、第10図は該弁の作動状態を示す圧力と流量との
関係のグラフである。 26は内側ハウジング、32および33はボート、45
はダイアフラム、46は第1の室、47は第2の室、6
7は弁座、68は球、70は絞り弁である。 特許出願人 コープイス、コーポレイションー図面の浄
書(内容に変更なし) 手続?市正書(1弧) 昭和60年 7月78日 特許庁長官 殿 2、発明の名称 三段階弁 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 コープイス、コーポレイション4、代理人 自 発 6、補正により増加する発明の数 なし7、補正の対象

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 第1および第2の内室を有するハウジングと、
    該第1の室と体内の一位置との間に流体連通を確立する
    ための入口ポート手段と、 該第2の室と体内の他の位置との間に流体連通を確立す
    るための出口ポート手段と、 前記第1の室および前記第2の室との間のパルピング手
    段にして、該パルピング手段は前記第1および第2の室
    間の流体連通が阻止される第1の状態と、前記第1の室
    内に実質上一定した所望の第1の圧力を維持するのに十
    分な流量において前記第1および第2の室間に流体連通
    が提供される第2の状態と、前記第1および第2の室間
    に所望の実質上一定した流体の流量を維持するのに十分
    な流体連通が提供される第3の状態と、そして前記第1
    の室内に実質上一定した所望の第2の圧力を維持するの
    に十分な流体連通が前記第1および第2の室間に提供さ
    れる第4の状態とを有するパルピング手段と、 前記第1および第2の室を分離しかつ該室間の圧力差に
    応答して可動な可動部材を含んでいる前記ハウジング内
    の仕切り手段とを備え、前記可動部材は前記第1および
    第2の室内の流体間の増大する圧力差に応答して前記パ
    ルピング手段を前記第1の状態から前記第2および第3
    の状態を経由して前記第4の状態へ順次調整するように
    作動的に結合しており、それにより前記−位置における
    流体と前記他の位置における流体との間の増大する圧力
    差に応答して、弁が前記−位置と前記他の位置間の連通
    を順次阻止し、前記−位置と前記他の(6置との間に一
    定した流体圧力を維持し、前記−位置と前記他の位置と
    の間に所望の一定した流体の流量を維持し、そして前記
    −位置と前記他の位置との間に第2の一定した所望の流
    体圧力差を維持するようになっていることを特徴とする
    体内の一位置から他の位置へ体液の通過を制御するため
    の弁。
  2. (2)前記パルピング手段は、前記ノλウジンク゛内に
    装着された弁閉鎖手段と、前記ノ\ウジンク゛内に該弁
    閉鎖手段に対向しかつそれから間隔を置(、Xで装着さ
    れた絞り弁手段と、そして貫通するオIJフイスを有す
    る弁座手段とを備え、該オリフィス番よ前記絞り弁手段
    がそれを通り抜けることを許容するような寸法であり、
    前記弁座手段は前記弁閉鎖手段と前記絞り弁手段との間
    に配置され、力箋つ前記弁座手段が前記弁閉鎖手段との
    閉鎖関係へ運動して前記パルピング手段を閉鎖する第1
    の位置力)ら、前記絞り弁手段が前記パルピング手段の
    前記第1Jフイスを通って延びそれにより該ノくルビン
    ク゛手段を通る流体の流れを部分的に絞る第2の位置へ
    の運動のために装着されている第1項の弁。
  3. (3)前記可動手段は前記第1の室および第2の室を区
    切るダイアフラムからなる第2項の弁。
  4. (4) 前記弁座手段は前記ダイアフラム上に支持され
    ている第3項の弁。
  5. (5)前記弁閉鎖手段は球よりなる第4項の弁。
  6. (6) 前記絞り弁手段は一端において前記/\シジン
    グの内表面へ取り付けられた一般に円筒形の部材よりな
    る第5項の弁。
  7. (7)前記オリフィスはテーパーとなっており、前記オ
    リフィスの最も狭い区域は前記法へ最も近い前記弁座手
    段の表面側にある第6項の弁。
JP59259872A 1983-12-08 1984-12-07 三段階弁 Granted JPS60139257A (ja)

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US55939283A 1983-12-08 1983-12-08
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