JPS60136593A - 核酸合成器 - Google Patents
核酸合成器Info
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- JPS60136593A JPS60136593A JP25104883A JP25104883A JPS60136593A JP S60136593 A JPS60136593 A JP S60136593A JP 25104883 A JP25104883 A JP 25104883A JP 25104883 A JP25104883 A JP 25104883A JP S60136593 A JPS60136593 A JP S60136593A
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- reaction chamber
- nucleic acid
- piston
- protrusion
- rod
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/0046—Sequential or parallel reactions, e.g. for the synthesis of polypeptides or polynucleotides; Apparatus and devices for combinatorial chemistry or for making molecular arrays
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
技術分野
本発明は、同相法、すなわち固体支持体粒子上での反応
によって、核酸を合成するための装置に関する。さらに
具体的には、本発明は、反応室の下部からの液相材料の
定量的吸引および攪拌用ガスの吸引を簡単に行なえるよ
うにした核酸合成器に関する。
によって、核酸を合成するための装置に関する。さらに
具体的には、本発明は、反応室の下部からの液相材料の
定量的吸引および攪拌用ガスの吸引を簡単に行なえるよ
うにした核酸合成器に関する。
先行技術
遺伝子工学の技術的基礎となる遺伝子操作に化学合成オ
リゴヌクレオチFが使用され始めてから今日まで、遺伝
子操作の発展はめざましいものがあり、それに伴なう化
学合成オリゴヌクレオチドの果たした役割は太きいもの
と言える。
リゴヌクレオチFが使用され始めてから今日まで、遺伝
子操作の発展はめざましいものがあり、それに伴なう化
学合成オリゴヌクレオチドの果たした役割は太きいもの
と言える。
オリゴヌクレオチドの合成法には、ジエステル法(5c
ience 、 203 、614(1979) ’)
、トリエステル法(Nucleic Ac1ds Re
5earch 、 8 、2331(1980)、同旦
、 5193(1980)、同旦、 5491(198
0))、ホスファイト法(Tetrahedron L
etters 、 22 、1859(1981) )
、あるいは固相法(Nature 、 281 、18
(1979)、Biochemistry 、 198
0 、6096(1980) )、液相法、あるいは酵
素を用いる方法(NucleicAcids Re5e
arch 、 8 、5753(1980) )等があ
り、今日ではトリエステル法−固相法(Nuclelc
Ac1dsResearch 、 8 、5507(
1980) )またはホスファイト法−固相法(J、A
m、 Chem、 Soc、 103 、3185−3
191(1981)) の組合せか最も一般的であって
、技術的にもかなり確立された方法となっている。そこ
で、これらの方法を用い、省力化を目的として完全に自
動化されたDNA合成装置がすでに数機種発売されてい
るが、いずれにせよ価格、持ち運び、配置ス啄−スなど
に問題が残されている。
ience 、 203 、614(1979) ’)
、トリエステル法(Nucleic Ac1ds Re
5earch 、 8 、2331(1980)、同旦
、 5193(1980)、同旦、 5491(198
0))、ホスファイト法(Tetrahedron L
etters 、 22 、1859(1981) )
、あるいは固相法(Nature 、 281 、18
(1979)、Biochemistry 、 198
0 、6096(1980) )、液相法、あるいは酵
素を用いる方法(NucleicAcids Re5e
arch 、 8 、5753(1980) )等があ
り、今日ではトリエステル法−固相法(Nuclelc
Ac1dsResearch 、 8 、5507(
1980) )またはホスファイト法−固相法(J、A
m、 Chem、 Soc、 103 、3185−3
191(1981)) の組合せか最も一般的であって
、技術的にもかなり確立された方法となっている。そこ
で、これらの方法を用い、省力化を目的として完全に自
動化されたDNA合成装置がすでに数機種発売されてい
るが、いずれにせよ価格、持ち運び、配置ス啄−スなど
に問題が残されている。
一方、実際面においては、−回の遺伝子操作で必要とさ
れるオリゴヌクレオチドは、一般に鎖長15マー(ma
r)から5マー(me r>程度のプライマー、ゾロー
ゾ、リンカ−など数体であり、量的にも多(て0,50
D程度である。したがって、遺伝子操作などに用いられ
る程度のオリゴヌクレオチドの合成を随時EJ能とした
安1曲でかつ簡易な核酸合成器が望まれていた。
れるオリゴヌクレオチドは、一般に鎖長15マー(ma
r)から5マー(me r>程度のプライマー、ゾロー
ゾ、リンカ−など数体であり、量的にも多(て0,50
D程度である。したがって、遺伝子操作などに用いられ
る程度のオリゴヌクレオチドの合成を随時EJ能とした
安1曲でかつ簡易な核酸合成器が望まれていた。
発明の概要
要旨
本発明は、固相法によるオリゴヌクレオチド類の合成に
必要な一連の工程(たとえは、試薬等の吸入、攪拌、反
応(縮合、脱保権基、マスキング等)、排出および内容
物の洗浄乾燥等)を手動により可能とした核酸合成器を
提供するものである。
必要な一連の工程(たとえは、試薬等の吸入、攪拌、反
応(縮合、脱保権基、マスキング等)、排出および内容
物の洗浄乾燥等)を手動により可能とした核酸合成器を
提供するものである。
すなわち、本発明による固体支持体粒子上での反応によ
って核酸を合成するための核酸合成器は、着脱自在に連
結された下記の部材AおよびBからなること、を特徴と
するものである。
って核酸を合成するための核酸合成器は、着脱自在に連
結された下記の部材AおよびBからなること、を特徴と
するものである。
(A) 下記の部、44’ (A−1)〜(A−14)
からなる反応器。
からなる反応器。
(A−1)該固体支持体粒子を収容して該反応を行なわ
せるのに十分な容積を有する円筒からなる反応室、 (A−2)反応室(A−1)の下方への延長部をなしか
つ反応室(A−1)の下部より内径の小さい、該固体支
持体粒子保持用フィルターを取付けるだめの取付座、 (A−3)取付座(A−2)に取付けられた、該固体支
持体粒子保持用フィルター、 (A−4)反応室(A−1)のさらに取付座(A〜2)
の下方への延長部をなす、冴応室(A−1)へ該反応に
関与する液相材料を出入させるための給排液管、 (B) 下記の部材(B−1)〜(B−4)からなる給
排気装置。
せるのに十分な容積を有する円筒からなる反応室、 (A−2)反応室(A−1)の下方への延長部をなしか
つ反応室(A−1)の下部より内径の小さい、該固体支
持体粒子保持用フィルターを取付けるだめの取付座、 (A−3)取付座(A−2)に取付けられた、該固体支
持体粒子保持用フィルター、 (A−4)反応室(A−1)のさらに取付座(A〜2)
の下方への延長部をなす、冴応室(A−1)へ該反応に
関与する液相材料を出入させるための給排液管、 (B) 下記の部材(B−1)〜(B−4)からなる給
排気装置。
(B−1)上記反応室(A−1)の上部において該反応
室と連通すべきシリンダー(B−1−a)とその内部に
設けられたピストン棒付きピストン(B−1−b)とか
らなる正負圧発生装置、(B−2)ピストン(B−1−
b)のピストン棒の延長としての、♂ストン駆動用棒部
材、 (B−4’)バネ部材(B−3)によって賦勢される棒
部材(B−2)の退行を所定位置に停止させる副送機構
。たyし、この副送機構は、棒部材(B−2)に設けら
れた突起(B−2−a)とこれと係合する停止装置(’
B−4−a’)とからなり、突起(B−2−a)と停止
機構(B−4−a)とは棒部1(B−2)の上記停止位
置からの更なる退行を許容ししかもこの更なる退行の後
に再び上記停止位置への復帰を許容するよう構成された
ものである。
室と連通すべきシリンダー(B−1−a)とその内部に
設けられたピストン棒付きピストン(B−1−b)とか
らなる正負圧発生装置、(B−2)ピストン(B−1−
b)のピストン棒の延長としての、♂ストン駆動用棒部
材、 (B−4’)バネ部材(B−3)によって賦勢される棒
部材(B−2)の退行を所定位置に停止させる副送機構
。たyし、この副送機構は、棒部材(B−2)に設けら
れた突起(B−2−a)とこれと係合する停止装置(’
B−4−a’)とからなり、突起(B−2−a)と停止
機構(B−4−a)とは棒部1(B−2)の上記停止位
置からの更なる退行を許容ししかもこの更なる退行の後
に再び上記停止位置への復帰を許容するよう構成された
ものである。
効果
このように、本発明は手動操作の可能な核酸合成器に関
するものであるが、本発明の核酸合成器ニヨって操作マ
ニュアルに従ってオリゴヌクレオチドの合成を行えば、
有機合成の経験者でなくとも簡単な操作で確実にしかも
高収率で所望のオリゴヌクレオチドを得ることができる
。また、本発明核酸合成器は、従来の自動化された核酸
合成装置で問題とされている価格、持ち運び性または配
置スペース等の点で解決されたものである。従って、本
発明によれば高価な自動化された核酸合成装置を使わな
くとも、遺伝子工学の分野において常用されるオリゴヌ
クレオチドであるゾライマー、プローブ、リンカ−等の
合成が可能であり、今後合成オリゴヌクレオチドの遺伝
子工学への利用に大きく貢献するものと思われる。
するものであるが、本発明の核酸合成器ニヨって操作マ
ニュアルに従ってオリゴヌクレオチドの合成を行えば、
有機合成の経験者でなくとも簡単な操作で確実にしかも
高収率で所望のオリゴヌクレオチドを得ることができる
。また、本発明核酸合成器は、従来の自動化された核酸
合成装置で問題とされている価格、持ち運び性または配
置スペース等の点で解決されたものである。従って、本
発明によれば高価な自動化された核酸合成装置を使わな
くとも、遺伝子工学の分野において常用されるオリゴヌ
クレオチドであるゾライマー、プローブ、リンカ−等の
合成が可能であり、今後合成オリゴヌクレオチドの遺伝
子工学への利用に大きく貢献するものと思われる。
本発明核酸合成器をその構成要素の面からみた場合の一
つの特色は、反応室の下部から所謂ピペットの原理で同
相合成に必要な反応体、溶媒等の液相材料を反応室へ吸
引するためのシリンダー/ピストン装置がピストンの二
段階退行可能のように構成されているということである
。すなわち、このような吸引装置によれば、第一段階の
ピストンの退行で所定量の液相材料を吸引し、第二段階
のピストンの退行で空気(または不活性ガス)を吸引し
てその気泡で固相反応系を攪拌することができ、両操作
を極めて容易に実行することができる。
つの特色は、反応室の下部から所謂ピペットの原理で同
相合成に必要な反応体、溶媒等の液相材料を反応室へ吸
引するためのシリンダー/ピストン装置がピストンの二
段階退行可能のように構成されているということである
。すなわち、このような吸引装置によれば、第一段階の
ピストンの退行で所定量の液相材料を吸引し、第二段階
のピストンの退行で空気(または不活性ガス)を吸引し
てその気泡で固相反応系を攪拌することができ、両操作
を極めて容易に実行することができる。
合成器の概要
本発明による核酸合成器は、固体支持体樹脂粒子上での
反応によって、すなわち固相法によって、核酸を合成す
るのに使用する装置であって、前記の部材A−1〜A−
4およびB−1〜B−4からなるものである。本発明装
置の可動部分は、主として給排気装置(B)であるが、
この部分の駆動は電動によりあるいは合成操作をコンピ
ューター管理の下に行なうことも勿論可能であるけれど
も、実験者が手動でこれを操作することが本発明装置を
利用するうえで最も好ましい。
反応によって、すなわち固相法によって、核酸を合成す
るのに使用する装置であって、前記の部材A−1〜A−
4およびB−1〜B−4からなるものである。本発明装
置の可動部分は、主として給排気装置(B)であるが、
この部分の駆動は電動によりあるいは合成操作をコンピ
ューター管理の下に行なうことも勿論可能であるけれど
も、実験者が手動でこれを操作することが本発明装置を
利用するうえで最も好ましい。
本発明による合成器の一具体例は、第1図にその側断面
図で示した反応器と第2図の側断面図で示した給排気装
置とを連結してなるものである。
図で示した反応器と第2図の側断面図で示した給排気装
置とを連結してなるものである。
反応室(A−1)
反応室(A−1’)は、第1図にその側断面を示しであ
るように、固相合成用固体支持体樹脂粒子を収容して該
反応を行なわせるのに十分な容積を有する円筒からなる
。ここで1−円筒」とは、断面が実質的に円形であって
、直径(断面が真円でな(・場合は相当直径)に比べて
長さが十分に太きいもの(特に、長さが少なくとも直径
と同一であるもの)を意味する。また、その断面の形状
ないし大きさは長さ方向に関して同一でなくてもよ(、
必要に応じて内部に突起を有するものであってもよい。
るように、固相合成用固体支持体樹脂粒子を収容して該
反応を行なわせるのに十分な容積を有する円筒からなる
。ここで1−円筒」とは、断面が実質的に円形であって
、直径(断面が真円でな(・場合は相当直径)に比べて
長さが十分に太きいもの(特に、長さが少なくとも直径
と同一であるもの)を意味する。また、その断面の形状
ないし大きさは長さ方向に関して同一でなくてもよ(、
必要に応じて内部に突起を有するものであってもよい。
反応室(A−1)の上部には、反応室を給排気装置(B
)(詳細後記)と着脱自在に連結するための手段、たと
えば雄ネジの刻設(A−5)(第1図)、が構じられて
いる。
)(詳細後記)と着脱自在に連結するための手段、たと
えば雄ネジの刻設(A−5)(第1図)、が構じられて
いる。
一方、反応室(A−1)の下部には、反応室円筒の内径
より小径のフィルター取付座(A−2)が設けられてい
る(詳細後記)。
より小径のフィルター取付座(A−2)が設けられてい
る(詳細後記)。
反応室部分の材質は有機溶媒に耐性のものであれば倒如
なるものでもよく、ステンレス鋼、テフロン、ガラス等
Ω材質が適当なものとして考えられる。反応の状態や樹
脂の状態が容易に確認できるということからは、ガラス
が好ましい。特に、反応室(A−1)が透明であると、
ヌクレオチド等の反応器の内壁をシリコンで被覆するこ
とによってヌクレオチドの縮合反応に際して使用する樹
脂が付着しないようにすればさらに好ましい。なお、円
筒の内径としては通常10mm程度であれば十分である
。
なるものでもよく、ステンレス鋼、テフロン、ガラス等
Ω材質が適当なものとして考えられる。反応の状態や樹
脂の状態が容易に確認できるということからは、ガラス
が好ましい。特に、反応室(A−1)が透明であると、
ヌクレオチド等の反応器の内壁をシリコンで被覆するこ
とによってヌクレオチドの縮合反応に際して使用する樹
脂が付着しないようにすればさらに好ましい。なお、円
筒の内径としては通常10mm程度であれば十分である
。
フィルター取付座(A−2)
固体支持体樹脂粒子保持用フィルター(詳細後記)を取
付けるための取付座(A−2)は、反応室(A〜1)の
下方への延長部分をなし、かつ反応室(A−1)の下部
より直径の小さい部材である。ここで[反応室(A−1
)の下部より内径の小さい)ということは、このフィル
ターが取付けられている当該個所がこのフィルター取付
座(A−2)が接続されている個所での反応室(A−1
)の内径より小さければよいということを意味するもの
である。従って、反応室(A−1)の上方にさらに小径
の部分が存在している場合を排除しないのであり、また
第1図に示したもののようにこのフィルター取付座(A
−2)の内径が下方に向って連続的に減少する場合をも
またこのフィルター取付座(A−2)の当該フィルター
取付個所より下方で拡径されている場合をも、包含する
ものである。
付けるための取付座(A−2)は、反応室(A〜1)の
下方への延長部分をなし、かつ反応室(A−1)の下部
より直径の小さい部材である。ここで[反応室(A−1
)の下部より内径の小さい)ということは、このフィル
ターが取付けられている当該個所がこのフィルター取付
座(A−2)が接続されている個所での反応室(A−1
)の内径より小さければよいということを意味するもの
である。従って、反応室(A−1)の上方にさらに小径
の部分が存在している場合を排除しないのであり、また
第1図に示したもののようにこのフィルター取付座(A
−2)の内径が下方に向って連続的に減少する場合をも
またこのフィルター取付座(A−2)の当該フィルター
取付個所より下方で拡径されている場合をも、包含する
ものである。
フィルター取付座(A−2)の−具体例は、図示のよう
なロート状のものである。図示のものは直径に比べて上
下方向の寸法が比較的小さいが、図示のものよりも縦長
のロート状であっても勿論差支えない。また、ロートの
内径は続連的に減少(下方へ)していてもよいが、内径
の減少は段階的であってもよい。
なロート状のものである。図示のものは直径に比べて上
下方向の寸法が比較的小さいが、図示のものよりも縦長
のロート状であっても勿論差支えない。また、ロートの
内径は続連的に減少(下方へ)していてもよいが、内径
の減少は段階的であってもよい。
フィルター(A−3)
フィルター(A−3)は、固相合成法用の固体支持体樹
脂粒子を支承しかつ液相材料の通過を許容する構造のも
のであれば任意の形状、素材その他のものでありうる。
脂粒子を支承しかつ液相材料の通過を許容する構造のも
のであれば任意の形状、素材その他のものでありうる。
最も典型的なフィルターは、所謂ガラスフィルターとし
て知られている濾過部構造のものである。
て知られている濾過部構造のものである。
また、セラミックもフィルタ一部材と考えられる。
フィルターとしての開孔度は、支持体樹脂粒子が逸出し
ないよう40〜50ミクロン程度(ガラスフィルターで
いえばG−2規格品程“度)であることが好ましい。
ないよう40〜50ミクロン程度(ガラスフィルターで
いえばG−2規格品程“度)であることが好ましい。
フィルターの他の具体例は、グラスウールである。
フィルターい−3)は取付座(A−2)に取付けられて
いるが、ここで「取付けられた」ということは取付座か
ら着脱可能である場合と着脱不能の場合のいずれをも包
含するものとする。着脱可能である場合には、その下方
より進入してくる合成反応用液相材料によって上方に押
上げられないようにその取付は方に配慮すべきである。
いるが、ここで「取付けられた」ということは取付座か
ら着脱可能である場合と着脱不能の場合のいずれをも包
含するものとする。着脱可能である場合には、その下方
より進入してくる合成反応用液相材料によって上方に押
上げられないようにその取付は方に配慮すべきである。
給排液管(A−4)
給排液口は、反応室(A−1)のさらに取付座(A−2
)の下方への延長部をなして存在する。
)の下方への延長部をなして存在する。
給排液管(A−4)の開口部は、ゴムキャップ(A−6
)によって封じることができる。
)によって封じることができる。
なお、(A−1’)〜(A−4)からなる反応器は、本
発明者らの先行発明(昭和露年12月19日特許出H)
にかNるものである。
発明者らの先行発明(昭和露年12月19日特許出H)
にかNるものである。
給排気装置フレーム(B−0)
本発明核酸合成器は上記反応器体)と給排気装置(B)
とからなるが、給排気装置の各部材は第2図にその側断
面図で示すようにフレーム(B−0)内に設けることが
好ましい。
とからなるが、給排気装置の各部材は第2図にその側断
面図で示すようにフレーム(B−0)内に設けることが
好ましい。
フレーム(B−0)は、図示の例では、金属、合成樹脂
等で一体に形成したものであるカベその内部への部材の
収容ないし取外しのために適宜分割しうる構造であって
もよいことはいうまでもない。
等で一体に形成したものであるカベその内部への部材の
収容ないし取外しのために適宜分割しうる構造であって
もよいことはいうまでもない。
フレーム(B−0)の下端部(第2図)には、前記反応
室上部の雄ネジ部(A−5)と係合して反応室をフレー
ム下部に連結するための雌ネジ環(B−0−a)が設け
られている。
室上部の雄ネジ部(A−5)と係合して反応室をフレー
ム下部に連結するための雌ネジ環(B−0−a)が設け
られている。
フレーム(B−0)への反応室(A−1)の連結は、シ
リンII” −(B−1−a) (詳細後記)と連通ず
るクレーム延長部(B−0−b)にパツキン(B−0−
a)を嵌装したうえ、このノぞツキン(B−0−c)に
反応室(A−5)の上部を当接させてこれを雌ネジ環(
B−0−a)によって螺着すればよい。
リンII” −(B−1−a) (詳細後記)と連通ず
るクレーム延長部(B−0−b)にパツキン(B−0−
a)を嵌装したうえ、このノぞツキン(B−0−c)に
反応室(A−5)の上部を当接させてこれを雌ネジ環(
B−0−a)によって螺着すればよい。
第3図は、本発明による核酸合成器、特にフレーム、の
−例の外観を示す説明図である。
−例の外観を示す説明図である。
正負圧発生装置(B−1)
正負圧装置発生装置(B−1)は、前記反応室(A−1
)と連通ずるシリンダー(B−1−a)とその内部に設
けられたピストン棒付きピストン(B−1−b)とから
なる。
)と連通ずるシリンダー(B−1−a)とその内部に設
けられたピストン棒付きピストン(B−1−b)とから
なる。
シリンダー(B−1−a)の長さは、ピストン(B−1
−b)が退行して(すなわち、第2図の場合は上方へ移
動して)所定の排気量、すなわち所定量の液相材料を吸
引し、さらに空気をも吸引するための負圧を発生しうる
量、が実現できるのに十分なものでなければならない。
−b)が退行して(すなわち、第2図の場合は上方へ移
動して)所定の排気量、すなわち所定量の液相材料を吸
引し、さらに空気をも吸引するための負圧を発生しうる
量、が実現できるのに十分なものでなければならない。
前記の内径10mm程度の反応室に対しては、シリンダ
ーの大きさは内径10mm程度×長さ30mm程度で十
分である。
ーの大きさは内径10mm程度×長さ30mm程度で十
分である。
ピストンにはピストン棒(B−1−c)が付属しており
、これはその延長としてのピストン駆動用棒部材(B−
2)へとつながる。
、これはその延長としてのピストン駆動用棒部材(B−
2)へとつながる。
ピストン駆動装置用ハウジング(B−5)ピストン棒(
B−1−c)は、シリンダー(B−1−a)の上部でフ
レームに設けられた貞孔(B−0−b)を貫通して上部
へ延びてピストン駆動用棒部材(B−2)となる。
B−1−c)は、シリンダー(B−1−a)の上部でフ
レームに設けられた貞孔(B−0−b)を貫通して上部
へ延びてピストン駆動用棒部材(B−2)となる。
ピストン駆動用棒部材(B−2)は、その賦勢用バネ部
材(B−33(詳細後記)等と共に、フレーム(B−0
)内に設けられたハウジング(B−5)内に収容されて
いる。従って、ハウジング(B−5)は、フレームの貫
孔(B−0−d)を弁してシリンダー(B−1−a)と
連結されている。
材(B−33(詳細後記)等と共に、フレーム(B−0
)内に設けられたハウジング(B−5)内に収容されて
いる。従って、ハウジング(B−5)は、フレームの貫
孔(B−0−d)を弁してシリンダー(B−1−a)と
連結されている。
ハウジング(B−’5)は、シリンダー(B−1へa)
と同1()のシリンダー状のものであることがふつうで
ある。
と同1()のシリンダー状のものであることがふつうで
ある。
ピストン)tM (B−1−c)およびその延長として
の棒m制(B−21とは中実のものであってもよいが、
反応室(A−1)内に外部から乾燥用あるいは反応雰囲
気用のガス(たとえば窒素ガス)を供給するため、合に
は、反応室(A−1)と外界との連通を断つべく適当な
弁装置たとえばニードル弁(B−2−e)およびそのカ
バー(B−2−、f)、ならびにガス源との継手(B−
2−g)を設けることが好ましい。また、棒部材(B−
2)、ひいてはピストン(B−1−c)、の退行量を本
合成器外部から知るために、ピストン棒(B−1−C)
ないし棒部材(B−2)の側面に数字、記号ないし目盛
’) (B−1−d)を記して、これをフレーム(B−
0)に設けた覗き孔(B−0−e)(第3図)から見ら
れるようにすることもできる。
の棒m制(B−21とは中実のものであってもよいが、
反応室(A−1)内に外部から乾燥用あるいは反応雰囲
気用のガス(たとえば窒素ガス)を供給するため、合に
は、反応室(A−1)と外界との連通を断つべく適当な
弁装置たとえばニードル弁(B−2−e)およびそのカ
バー(B−2−、f)、ならびにガス源との継手(B−
2−g)を設けることが好ましい。また、棒部材(B−
2)、ひいてはピストン(B−1−c)、の退行量を本
合成器外部から知るために、ピストン棒(B−1−C)
ないし棒部材(B−2)の側面に数字、記号ないし目盛
’) (B−1−d)を記して、これをフレーム(B−
0)に設けた覗き孔(B−0−e)(第3図)から見ら
れるようにすることもできる。
ことは、たとえばコイルバネ部材(B−3)の一端を棒
部材(B−2) に、他端をフレーム上の固定点に保止
させて、コイルバネの反発力あるいは収縮力によって棒
部材(B−2)を退行(第2図では上方)させるように
したことを意味するものである。第2図の具体例はその
典型的なものであって、蓄勢されたコイルバネの反発力
によって、棒部材(B−2)を退行させるようになって
いる。
部材(B−2) に、他端をフレーム上の固定点に保止
させて、コイルバネの反発力あるいは収縮力によって棒
部材(B−2)を退行(第2図では上方)させるように
したことを意味するものである。第2図の具体例はその
典型的なものであって、蓄勢されたコイルバネの反発力
によって、棒部材(B−2)を退行させるようになって
いる。
ピストンを退行させるべくバネ部材を棒部材に係止させ
るためには、棒部材には適当なノ々ネ係止具な設ける必
要があるが、その代表的なものはコイルバネを接受して
押圧力を伝えるAネ座である。
るためには、棒部材には適当なノ々ネ係止具な設ける必
要があるが、その代表的なものはコイルバネを接受して
押圧力を伝えるAネ座である。
バネ座は棒部材そのものに設けてもよいが、第2図の具
体例に示したように、棒部材(B−2’)にネジ(B〜
2−〇)を介して嵌装されたスリーブ(B−2−b)に
円板状(B−2−a)に設けることが好ましく・。この
ようにすれば、スリーブ(B−2−b)をフレーム外の
つまみ(B−2−d’)により回転させて、/マネ座(
B−2−C)の位置を上下させることができ、それによ
って副送機構(B−4) (詳細後記)によるピストン
退行量の調節をすることができる。なお、スリーブ(B
−2−b)上の円板(B−2−a)は棒部材(B−2)
と剛体的に連結されているのであるから、このような円
板(B−2−a)をも本発明では「棒部材(B−2)に
設けられた突起」というものとする。
体例に示したように、棒部材(B−2’)にネジ(B〜
2−〇)を介して嵌装されたスリーブ(B−2−b)に
円板状(B−2−a)に設けることが好ましく・。この
ようにすれば、スリーブ(B−2−b)をフレーム外の
つまみ(B−2−d’)により回転させて、/マネ座(
B−2−C)の位置を上下させることができ、それによ
って副送機構(B−4) (詳細後記)によるピストン
退行量の調節をすることができる。なお、スリーブ(B
−2−b)上の円板(B−2−a)は棒部材(B−2)
と剛体的に連結されているのであるから、このような円
板(B−2−a)をも本発明では「棒部材(B−2)に
設けられた突起」というものとする。
副送機構(B−4)
バネ部材(B−3)によって賦勢される棒部材(B−2
)の退行を所定位置に停止させて所定量の給気量を保証
し、しかもその位置から更なる退行を許容する副送機構
(B−4)は、先ず、棒部材(B−2)に設げられた突
起(B−2−a)とこれと係合する停止装置(B−4−
a)とからなるものである。ここで、部材(B−2−a
)は停止装fit (B−4)と係合するという点では
突起であるが、これがコイルバネを接受するものである
場合は円板であり、しかもスリーブ(B−2−b)を介
して間接的に棒部材(B−2)に設けられたものであっ
てもよいことは前記した通りである。
)の退行を所定位置に停止させて所定量の給気量を保証
し、しかもその位置から更なる退行を許容する副送機構
(B−4)は、先ず、棒部材(B−2)に設げられた突
起(B−2−a)とこれと係合する停止装置(B−4−
a)とからなるものである。ここで、部材(B−2−a
)は停止装fit (B−4)と係合するという点では
突起であるが、これがコイルバネを接受するものである
場合は円板であり、しかもスリーブ(B−2−b)を介
して間接的に棒部材(B−2)に設けられたものであっ
てもよいことは前記した通りである。
停止機構(B−4−a)は、突起(B−2−a)との関
係において、棒部材の上記停止位置からの更なる退行を
許容し、しかもこの更なる退行の後に再び上記停止位置
への復帰を許容するように構成されて(・る。
係において、棒部材の上記停止位置からの更なる退行を
許容し、しかもこの更なる退行の後に再び上記停止位置
への復帰を許容するように構成されて(・る。
そのような構成の停止機構の一つの具体例は、第2図に
その側断面図を示したような、一方向係止爪(B−4−
a)を有する機構のものである。すなわち、係止爪(B
−4−a’)は、突起(B−2−a’)の先端が移動の
際に描く軌跡に対して直角に、換言すれば棒部拐(B−
2)に設けられた突起(B−2−a)が初動接触するハ
ウジング(B−5)の側壁に直角に設けられた孔内に出
入自在にかつ該係止爪の頂部がハウジング(B−5)内
に突出するようバネ機構(詳細後記)で押圧されるよう
に、構成されている。係止爪は模形頂部を持つ棒状態か
らなり、その頂部は、棒部材(B−2)の突起(B−2
−a)がバネ(B−3)によって−I一方に押圧された
ときに該係止爪によって棒部材(B−2)の退行を停止
させるようにその下部(第2図の位置関係での下部)が
水平に、上部が傾斜していて該突起(B−2−a)が上
記停止位置から更に退行した位置から再び該停止位置へ
戻る(下向きに移dJJ)ときに該係止爪を係止爪孔へ
押込むような分力が働くように、構成されている。
その側断面図を示したような、一方向係止爪(B−4−
a)を有する機構のものである。すなわち、係止爪(B
−4−a’)は、突起(B−2−a’)の先端が移動の
際に描く軌跡に対して直角に、換言すれば棒部拐(B−
2)に設けられた突起(B−2−a)が初動接触するハ
ウジング(B−5)の側壁に直角に設けられた孔内に出
入自在にかつ該係止爪の頂部がハウジング(B−5)内
に突出するようバネ機構(詳細後記)で押圧されるよう
に、構成されている。係止爪は模形頂部を持つ棒状態か
らなり、その頂部は、棒部材(B−2)の突起(B−2
−a)がバネ(B−3)によって−I一方に押圧された
ときに該係止爪によって棒部材(B−2)の退行を停止
させるようにその下部(第2図の位置関係での下部)が
水平に、上部が傾斜していて該突起(B−2−a)が上
記停止位置から更に退行した位置から再び該停止位置へ
戻る(下向きに移dJJ)ときに該係止爪を係止爪孔へ
押込むような分力が働くように、構成されている。
係止爪(B−4−a)は、本発明に従って、棒部材(B
−2)、ひいてはピストン(B−1−b)、の退行を一
旦停止させ、そののち停止状態を解除するものでなけれ
ばならず、またその操作は手動で可能であることが望ま
しい。従って、係止爪(B−4−a)はフレーム(B−
0)の外側からそのような操作が可能なものでなければ
ならない。第2図に示したものはそのように配慮された
係止爪の一具体例であって、係止爪(B−4−a)は操
作ノブ(B−4−b’)との間にビニオン(B−4−c
’)を介して所謂「ラックおよびビニオン」の関係で保
合している。操作ノブ(B−4−b)はスフリング(B
−4−d)によってフレーム(B−0) 外へと押圧さ
れている。このような構成において、操作ノブ(B−4
−b)を押込めば、係止爪(B−4−a)は引込まれて
、棒部材突起(B−2−a)との保合関係が解除されて
、俸部拐の更なる退行か実現される。その後、棒部U(
B−2)をフレームCB−(])内に押込めば、突起(
B−2−a)によって係止爪(B−4−a)か押込まれ
て(その際、操作ノブ(B−4−b)も引込まれること
になる)、突起(B−2−a)は係止爪(B−4−a)
を乗り越えることになる。
−2)、ひいてはピストン(B−1−b)、の退行を一
旦停止させ、そののち停止状態を解除するものでなけれ
ばならず、またその操作は手動で可能であることが望ま
しい。従って、係止爪(B−4−a)はフレーム(B−
0)の外側からそのような操作が可能なものでなければ
ならない。第2図に示したものはそのように配慮された
係止爪の一具体例であって、係止爪(B−4−a)は操
作ノブ(B−4−b’)との間にビニオン(B−4−c
’)を介して所謂「ラックおよびビニオン」の関係で保
合している。操作ノブ(B−4−b)はスフリング(B
−4−d)によってフレーム(B−0) 外へと押圧さ
れている。このような構成において、操作ノブ(B−4
−b)を押込めば、係止爪(B−4−a)は引込まれて
、棒部材突起(B−2−a)との保合関係が解除されて
、俸部拐の更なる退行か実現される。その後、棒部U(
B−2)をフレームCB−(])内に押込めば、突起(
B−2−a)によって係止爪(B−4−a)か押込まれ
て(その際、操作ノブ(B−4−b)も引込まれること
になる)、突起(B−2−a)は係止爪(B−4−a)
を乗り越えることになる。
操作ノブ(B−47b)は、図示の具体例では、ビニオ
ン(B−4−e)を介して係止爪(B−4−a)と係合
していて、該ノブを押込むことによって係止爪(B−4
−a)と突起(B−2−a)との係合関係を解除するこ
とができるので、実験操作上好都合である。このように
操作ノブを押込むことによって所期の目的を達成するた
めには、図示のような「ラックおよびビニオン−1の機
構によらなくても、操作ノブと係止爪との間をレバー機
構、「滑車およびひも」機構その仙台目的的な機構を採
用しうろことは当業者にとって自明であろう。
ン(B−4−e)を介して係止爪(B−4−a)と係合
していて、該ノブを押込むことによって係止爪(B−4
−a)と突起(B−2−a)との係合関係を解除するこ
とができるので、実験操作上好都合である。このように
操作ノブを押込むことによって所期の目的を達成するた
めには、図示のような「ラックおよびビニオン−1の機
構によらなくても、操作ノブと係止爪との間をレバー機
構、「滑車およびひも」機構その仙台目的的な機構を採
用しうろことは当業者にとって自明であろう。
操作ノブと係止爪とは上記のように運動方向が逆(すな
わち、操作ノブを右方向へ押すと係止爪か左方向へ引込
む)である必要はない。従って、I係止爪の基部側を延
長して、この延長部を操作ノブとして利用するように構
成することができる。
わち、操作ノブを右方向へ押すと係止爪か左方向へ引込
む)である必要はない。従って、I係止爪の基部側を延
長して、この延長部を操作ノブとして利用するように構
成することができる。
一端の係止爪側かハウジング(B−5)内に臨み、他端
の操作ノブ側がフレーム(B−0)外に臨むようにフレ
ーム(B−0’)を貫通する係止爪/操作ノブ一体部品
な係止爪頂部か常にハウジング(B−5)内に突出する
よ5に押圧するバネFA構は当業者にとって自明であろ
う。
の操作ノブ側がフレーム(B−0)外に臨むようにフレ
ーム(B−0’)を貫通する係止爪/操作ノブ一体部品
な係止爪頂部か常にハウジング(B−5)内に突出する
よ5に押圧するバネFA構は当業者にとって自明であろ
う。
図示の停止機構は、停止機構側が突起(B−2−a)と
の停止位置での係合関係を解除すべく動くという方式の
ものである。しかし、本発明で[突起(B−2−a)と
停止機構(B−4−a)とは棒部材(B−2)の上記停
止位置からの更なる退行を許容ししかもこの更なる退行
の後に再び上記停止位置への復帰を許容するよう構成さ
れたものである」と定義される副送機構(B−14)は
、突起(B−2−a )側か係止爪(B−4−a)との
係合関係を解除すべく動くものである場合をも包含する
ものである。このような副送機構(B−4)の−具体例
は、係止爪が固定されており、一方突起(B−2−a)
が円板からなっていて、その周辺部にこの係止爪によっ
て係止されない凹欠部を設けたものであるもの、である
。このような構成において、係止爪(B−4−a)と円
板状突起(B−2−a)とは定常相互関係では係合して
いて突起(B−2−a)は停止しているが、棒部材(B
−2)をある回転角でもって回転させれば、係止爪と当
接する部分が円板突起に設けた凹欠部となって、#部材
の更なる退行が許容される。この更なる退行の後での停
止位置への復帰は、上記と逆のことを行なえばよいこと
は当業者にとって自明であろう。
の停止位置での係合関係を解除すべく動くという方式の
ものである。しかし、本発明で[突起(B−2−a)と
停止機構(B−4−a)とは棒部材(B−2)の上記停
止位置からの更なる退行を許容ししかもこの更なる退行
の後に再び上記停止位置への復帰を許容するよう構成さ
れたものである」と定義される副送機構(B−14)は
、突起(B−2−a )側か係止爪(B−4−a)との
係合関係を解除すべく動くものである場合をも包含する
ものである。このような副送機構(B−4)の−具体例
は、係止爪が固定されており、一方突起(B−2−a)
が円板からなっていて、その周辺部にこの係止爪によっ
て係止されない凹欠部を設けたものであるもの、である
。このような構成において、係止爪(B−4−a)と円
板状突起(B−2−a)とは定常相互関係では係合して
いて突起(B−2−a)は停止しているが、棒部材(B
−2)をある回転角でもって回転させれば、係止爪と当
接する部分が円板突起に設けた凹欠部となって、#部材
の更なる退行が許容される。この更なる退行の後での停
止位置への復帰は、上記と逆のことを行なえばよいこと
は当業者にとって自明であろう。
副送機構(B−4)は、要するに、ある部材の所定方向
への移動を阻止するが反府方向への移動は許容し、しか
も上記の所定方向への移動阻止を必要に応じて解除しう
るような機能を持つもの、である。従って、前記の諸具
体例の外にも、解除機構つきラチェット装置が一般に利
用可能である。
への移動を阻止するが反府方向への移動は許容し、しか
も上記の所定方向への移動阻止を必要に応じて解除しう
るような機能を持つもの、である。従って、前記の諸具
体例の外にも、解除機構つきラチェット装置が一般に利
用可能である。
核酸の合成
本発明の核酸合成器を使用して行なうオリゴヌクレオチ
ドの合成は、下記の内容のものである。
ドの合成は、下記の内容のものである。
なお、下記は好ましい具体例についてのそれである。
核酸合成の概要
本発明は、アミノメチルポリスチレン、シリカゲルまた
はポリアクリルモルホリドなどの種々の不溶性固体支持
体(以下、樹脂で代表させる)粒子に、ヌクレオシドを
固定化し、順次ヌクレオチド鎖の延長を行なう固相合成
法を用いた核酸合成器であり、ホスホジエステル法、ホ
スホトリエステル法、ホスファイト法が適用可能である
力瓢望ましくは、ポリスチレン樹脂を用いたホスホトリ
エステル法−固相法が用いられる。
はポリアクリルモルホリドなどの種々の不溶性固体支持
体(以下、樹脂で代表させる)粒子に、ヌクレオシドを
固定化し、順次ヌクレオチド鎖の延長を行なう固相合成
法を用いた核酸合成器であり、ホスホジエステル法、ホ
スホトリエステル法、ホスファイト法が適用可能である
力瓢望ましくは、ポリスチレン樹脂を用いたホスホトリ
エステル法−固相法が用いられる。
すなわち、アミノ基を有するポリスチレン樹脂などをヌ
クレオシドのコハク酸誘導体とを縮合させる周知の方法
(Nucleic Ac1ds Res、 8 、54
73−5489(1980) )により合成された固定
化ヌクレオシド類(それぞれ、塩基としてアデニン、シ
トシン、グアニン、チミン、またはウラシルを有する)
か、または市販のヌクレオシド樹脂(DMT−dA−(
N−Bz)−8ua−AP XDMT−dC(N−Bz
)−8ue−AP 。
クレオシドのコハク酸誘導体とを縮合させる周知の方法
(Nucleic Ac1ds Res、 8 、54
73−5489(1980) )により合成された固定
化ヌクレオシド類(それぞれ、塩基としてアデニン、シ
トシン、グアニン、チミン、またはウラシルを有する)
か、または市販のヌクレオシド樹脂(DMT−dA−(
N−Bz)−8ua−AP XDMT−dC(N−Bz
)−8ue−AP 。
DMT−dG−(N−1Bu)−8ue−AP SDM
T −T−8ue −AP 0いずれもバイオサーチ社
製)等を反応室(A−1)に入れ、この反応器体)を給
排気装置(B)と連結し、あらかじめジクロロメタン等
の適当な溶媒を吸入し約I分程度放置することにより、
内容樹脂の膨潤を行ない、その後、下記に示す工程を順
次繰り返すことで、目的とするオリゴヌクレオチドを合
成していくものである。
T −T−8ue −AP 0いずれもバイオサーチ社
製)等を反応室(A−1)に入れ、この反応器体)を給
排気装置(B)と連結し、あらかじめジクロロメタン等
の適当な溶媒を吸入し約I分程度放置することにより、
内容樹脂の膨潤を行ない、その後、下記に示す工程を順
次繰り返すことで、目的とするオリゴヌクレオチドを合
成していくものである。
脱トリチル化
5′−水酸基の保護基として慣用されているジメトキシ
トリチル基の除去には、一般にベンゼンスルホン酸、Z
nBr2 (Nucleic Ac1ds Res 、
10 、1755−1769(1982) )、トリ
ククロロアセテート(兎以下TCAと略す)等が使用可
能である。この場合、遊離されたトリチル基による発色
(橙〜黄)で脱トリチルが確認できるため、発色しなく
なるまで脱トリチル化剤の吸入、攪拌、排出を行なうこ
とで、トリチル基の除去を行なうことができる。
トリチル基の除去には、一般にベンゼンスルホン酸、Z
nBr2 (Nucleic Ac1ds Res 、
10 、1755−1769(1982) )、トリ
ククロロアセテート(兎以下TCAと略す)等が使用可
能である。この場合、遊離されたトリチル基による発色
(橙〜黄)で脱トリチルが確認できるため、発色しなく
なるまで脱トリチル化剤の吸入、攪拌、排出を行なうこ
とで、トリチル基の除去を行なうことができる。
縮合
無水ピリジン等の適当な無水溶媒で樹脂粒子をよく洗浄
した後、ガス導入口B−2−gから不活性ガス(窒素、
ヘリウム、アルゴンなど)を流入させて(10分〜加分
程度でよい)内容樹脂粒子の乾燥ヲ行すい、ソの後、メ
シチレンスルホニルニトロトリアゾリド(MSNT)ま
たはイソプロビルペンイマー、トリマー)の無水ピリジ
ン浴液な給排液管(A−4)から吸入しくピストン(B
−1−b)を退行させることによる)、吸入して室温で
放置(約(資)分〜1時間)することによって、固定化
ヌクレオシFの5′−水酸基と、ヌクレオチドブロック
のリン酸残基とを脱水縮合させることができる。
した後、ガス導入口B−2−gから不活性ガス(窒素、
ヘリウム、アルゴンなど)を流入させて(10分〜加分
程度でよい)内容樹脂粒子の乾燥ヲ行すい、ソの後、メ
シチレンスルホニルニトロトリアゾリド(MSNT)ま
たはイソプロビルペンイマー、トリマー)の無水ピリジ
ン浴液な給排液管(A−4)から吸入しくピストン(B
−1−b)を退行させることによる)、吸入して室温で
放置(約(資)分〜1時間)することによって、固定化
ヌクレオシFの5′−水酸基と、ヌクレオチドブロック
のリン酸残基とを脱水縮合させることができる。
未反応5′−水酸基の不活性化(マスキング)未反応物
の5′−水酸基の不活性化は、鎖長の短いオリゴマーの
混入を防ぎ、各サイクルの反応を定量的に進行させるた
めであり、通常無水酢酸等によるアセチル化によって行
なわれる。たとえば1%ジメチルアデニンホスフェイト
含有無水ピリジン浴液と無水酢酸の9;1溶液(v/v
)(以下lチDMAP/ aba Pyと略す)を用い
た場合、室温で約5分〜10分程度放置することで、未
反応5′−水酸基はアシル化されて、その後の縮合反応
に対して不活性化することができる。
の5′−水酸基の不活性化は、鎖長の短いオリゴマーの
混入を防ぎ、各サイクルの反応を定量的に進行させるた
めであり、通常無水酢酸等によるアセチル化によって行
なわれる。たとえば1%ジメチルアデニンホスフェイト
含有無水ピリジン浴液と無水酢酸の9;1溶液(v/v
)(以下lチDMAP/ aba Pyと略す)を用い
た場合、室温で約5分〜10分程度放置することで、未
反応5′−水酸基はアシル化されて、その後の縮合反応
に対して不活性化することができる。
精製
目的生成物の樹脂からの遊離及びトリチル基以外の保護
基の除去は、テトラメチルグアニジン−ピリジン−2−
アルドキシム(TMG −0xims )(Tetra
hedron Lett 、 2727−2730(1
978’) )、 続いて濃アンモニア水処理によって
行ない、その後、80%酢酸で処理してトリチル基を除
去し、DFJAE−セルロース(ファルマシア)クロマ
トクラフィーまたはPermaphase’ AAX
(デュポン)等を用いた高速液体クロマトグラフィー(
以下HPLCと略す)で精製するか、あるいはトリチル
−を除去する前の混合物をセファデックスG−50(フ
ァルマシア)等により粗精製し、逆相カラムにょるHP
LCで精製することにより得られたトリチル体を80チ
酢酸等で処理し、更に逆相カラムにがけ単離することに
よって、行なうことができる。
基の除去は、テトラメチルグアニジン−ピリジン−2−
アルドキシム(TMG −0xims )(Tetra
hedron Lett 、 2727−2730(1
978’) )、 続いて濃アンモニア水処理によって
行ない、その後、80%酢酸で処理してトリチル基を除
去し、DFJAE−セルロース(ファルマシア)クロマ
トクラフィーまたはPermaphase’ AAX
(デュポン)等を用いた高速液体クロマトグラフィー(
以下HPLCと略す)で精製するか、あるいはトリチル
−を除去する前の混合物をセファデックスG−50(フ
ァルマシア)等により粗精製し、逆相カラムにょるHP
LCで精製することにより得られたトリチル体を80チ
酢酸等で処理し、更に逆相カラムにがけ単離することに
よって、行なうことができる。
また、ポリアクリルアミドゲル電気泳動によっても精製
可能である。この様にして得られたオリゴヌクレオチド
は、レイ・ウーらの塩基配列決定法(MethoMs
in &z%ymology 、 65 、 Part
1 、620−638(1980))、またはマクサ
ム・ギルバート法(Metho)ds in Enzy
mology + 65 、 Part 1 、499
(1980)) により構造を4il!認することがで
きる。
可能である。この様にして得られたオリゴヌクレオチド
は、レイ・ウーらの塩基配列決定法(MethoMs
in &z%ymology 、 65 、 Part
1 、620−638(1980))、またはマクサ
ム・ギルバート法(Metho)ds in Enzy
mology + 65 、 Part 1 、499
(1980)) により構造を4il!認することがで
きる。
操作マニュアル
1)反応用器は常に垂直に保持して操作を行なう。
I)試薬等の吸入を行なった際は、必ず操作ノブB−4
−bを押して内容物の攪拌を行なう。
−bを押して内容物の攪拌を行なう。
2、ヌクレオチドの合成
アミノメチルポリスチレン樹脂−ヌクレオチド21)
m gを反応室(A−1)に入れて給排気装置(B)と
接続し、前処理(樹脂の膨潤)を行なった後、ステップ
1(脱トリチル)、ステップ2(縮合)、ステップ3(
マスキング)を−サイクルとして、これを必要回数繰り
返し行なうことにより、ヌクレオチド鎖を延長していく
。
m gを反応室(A−1)に入れて給排気装置(B)と
接続し、前処理(樹脂の膨潤)を行なった後、ステップ
1(脱トリチル)、ステップ2(縮合)、ステップ3(
マスキング)を−サイクルとして、これを必要回数繰り
返し行なうことにより、ヌクレオチド鎖を延長していく
。
前処理(樹脂の膨潤)
ジクロロメタンをあらかじめ三角フラスコ3本に取り、
それぞれCH−1、CH−2、CH−3と印してオ<(
ジクロロメタンはCH2Cl2と表示)。
それぞれCH−1、CH−2、CH−3と印してオ<(
ジクロロメタンはCH2Cl2と表示)。
(イ) C)L−3よりCf(2C12を1ml吸入し
てから排出する(以下この操作を法華と略す)。この操
作を2回行なう。
てから排出する(以下この操作を法華と略す)。この操
作を2回行なう。
(ロ) CH−3よりCH2Cl2を1ml吸入して加
分放置し、排出する。
分放置し、排出する。
ステップ1(脱トリチル)
(イ) 3チTCA含有CH2C12浴液(以下3%T
CA /CH2C12と略す)を吸入して1分間放置し
、排出する。
CA /CH2C12と略す)を吸入して1分間放置し
、排出する。
(ロ) CH−2のCH2C12より3回洗浄を行なう
。
。
(ハ) 3チTCA/CH2C12で着色(橙〜黄色)
が見られなくなるまでヒ)、(ロ)の操Aり返し行なう
(ただし、1回目より後はTCA処理時間を1υ秒とす
る)。
が見られなくなるまでヒ)、(ロ)の操Aり返し行なう
(ただし、1回目より後はTCA処理時間を1υ秒とす
る)。
に)CH−3のCH2Cl2で3回洗浄を行なう。
ステップ2(縮合)
無水ピリジン(以下abs Pyと略す)を三角フラス
コ3本に取り、それぞれPy−1、Py−2、Py−3
と印し、ゴム栓でふたをしておく。
コ3本に取り、それぞれPy−1、Py−2、Py−3
と印し、ゴム栓でふたをしておく。
げ) Py−10abs Pyで3回洗浄を行なう。
(o) Py−20abs Pyで3回洗浄を行なう。
(ハ)P7−3のabs〜で3回洗浄を行なう。
に)置素ボンベからのゴム管を接続口B−2−gに接続
し、ニードルバルブB−2−eを開き、300m1./
分の流速で10分間通気する。
し、ニードルバルブB−2−eを開き、300m1./
分の流速で10分間通気する。
It) aba Py 0.3 mlに溶かしたMSN
T ’A) mgと乾燥ヌクレオチP(モノマー 20
rrg 、ダイ−q −Z5 mg Sトリマー35
.mg ) との溶液を吸入し、ゴムキャップA−6を
はめて室温で30分放置した後、排出する。
T ’A) mgと乾燥ヌクレオチP(モノマー 20
rrg 、ダイ−q −Z5 mg Sトリマー35
.mg ) との溶液を吸入し、ゴムキャップA−6を
はめて室温で30分放置した後、排出する。
(へ)ステップ2の(イ)、(ロ)、(ハ)を繰り返す
。
。
ステップ3(マスキング)
(イ) 1%DMAP含有無水ピリジン浴液(1チDM
AP / abs Py )と、無水酢酸(AC20)
との9対1浴液(v/v )を1ml 吸入し、ゴムキ
ャップA−6を取りつけ、室温で5分間放置し、排出す
る。
AP / abs Py )と、無水酢酸(AC20)
との9対1浴液(v/v )を1ml 吸入し、ゴムキ
ャップA−6を取りつけ、室温で5分間放置し、排出す
る。
呻)ステップ2の(イ)、(ロ)を繰り返す。
(ハ)CH−1のCH2C12で3回洗浄を行なう。
に)C)I−3のCH2C13で3回洗浄を行なう。
実 験 例
実験例1
DMT−dA−(N−Bz)−8ue −AP (バイ
オサーチ)30mgを反応室(A−1)に入れ、給排気
装置(B)と接続し、操作マニュアルに従がってヌクレ
オチドブロック(AGlGC,GT、TGのダイマー)
を25 m gずつ縮合させて、TG−GT−GC−A
G−A−樹脂を合成した。反応終了後、樹脂を取り出し
て乾燥させ、0.5Mピコリンアルドキシム−テトラメ
チルグアニジンのピリジン−水(9:1)m液300μ
l を加えて、37℃で一夜放置した。次に、漉アンモ
ニア水(4ml)を加え、55℃で一佼放置後、濾過を
行なって樹脂を除去し、P液を水に醍解し、エーテルで
抽出を行なった(脱保護)。次に、セファデックス■G
−50を用いてゲル濾過(浴出液は50mM)リエチル
アンモニウムパイカーデネート、pH7,5)を行なっ
た。この際、各フラクションの260nmの吸収を測定
し、最初に溶出したピークを集めて高速液体クロマトグ
ラフィー()]、PLO)を行ない、ついで8チ酢(9
2m l中で室温10分間反応させて5′−水酸基体と
して目的とする合成フラグメントを分取した。なお、カ
ラムはμBonda−pak C18(逆相)を用いた
。合成したオリゴヌクレオチドの塩基配列の確認は、レ
イ・ウーらの方法により行なって、TGGTGCAGA
であることが確認できた(第4図)。また、反応の1サ
イクルの平均収率は、いずれも90%以上であった。
オサーチ)30mgを反応室(A−1)に入れ、給排気
装置(B)と接続し、操作マニュアルに従がってヌクレ
オチドブロック(AGlGC,GT、TGのダイマー)
を25 m gずつ縮合させて、TG−GT−GC−A
G−A−樹脂を合成した。反応終了後、樹脂を取り出し
て乾燥させ、0.5Mピコリンアルドキシム−テトラメ
チルグアニジンのピリジン−水(9:1)m液300μ
l を加えて、37℃で一夜放置した。次に、漉アンモ
ニア水(4ml)を加え、55℃で一佼放置後、濾過を
行なって樹脂を除去し、P液を水に醍解し、エーテルで
抽出を行なった(脱保護)。次に、セファデックス■G
−50を用いてゲル濾過(浴出液は50mM)リエチル
アンモニウムパイカーデネート、pH7,5)を行なっ
た。この際、各フラクションの260nmの吸収を測定
し、最初に溶出したピークを集めて高速液体クロマトグ
ラフィー()]、PLO)を行ない、ついで8チ酢(9
2m l中で室温10分間反応させて5′−水酸基体と
して目的とする合成フラグメントを分取した。なお、カ
ラムはμBonda−pak C18(逆相)を用いた
。合成したオリゴヌクレオチドの塩基配列の確認は、レ
イ・ウーらの方法により行なって、TGGTGCAGA
であることが確認できた(第4図)。また、反応の1サ
イクルの平均収率は、いずれも90%以上であった。
実験例2
DMT−dG−(N−iBu)−8ue−Ap (バイ
オサーチ)30mgを反応室(A−1)に入れて給排気
装置(B)と接続し、同様に操作マニュアルに従がって
、ヌクレオチドブロック(CC,TC,CAXTA、C
A、AG。
オサーチ)30mgを反応室(A−1)に入れて給排気
装置(B)と接続し、同様に操作マニュアルに従がって
、ヌクレオチドブロック(CC,TC,CAXTA、C
A、AG。
GAXAAXCG、TTSAG、GG のダイマー)を
25mgずつ縮合させて、GG−AG−TT−CG−A
A−GA−AG−CA−TA−CA−TC−CC−G−
樹脂を合成した。
25mgずつ縮合させて、GG−AG−TT−CG−A
A−GA−AG−CA−TA−CA−TC−CC−G−
樹脂を合成した。
反応終了後、樹脂を取り出して乾燥させ、0.5Mピコ
リンアルドキシム−テトラメチルグアニジンのピリジン
−水(9:1)浴液300μl を加えて137℃で一
夜放置した。次に、濃アンモニア水(4ml )を加え
、55℃で一夜放置後、濾過を行なって樹脂を除去し、
F液を水に#解し、エーテルで抽出を行なった(脱保護
)。次に、セファデックス■G−50を用いてグル濾過
(溶出液は50mM )リエチルアンモニウムパイカー
ゼネート、pH7,5)を行なった。この際、谷7ラク
シヨンの260 nmの吸収を測定し、最初に浴出した
ピークを集めて高速液体クロマトグラフィー(HPLC
”lを行ない、ついで8%酢酸2ml 中で室温1O分
間反応させて5′〜水酸基体として目的とする合成フラ
グメントを分取した。なお、カラムばμBondapa
kC18(逆相)を用いた。合成したオリゴヌクレオチ
ドの塩基配列の確認は、マクサム・ギルバート法により
行なって、GGAGTTCGAAGAAGCATACA
TCCCG であることを確認できた(第5図)。
リンアルドキシム−テトラメチルグアニジンのピリジン
−水(9:1)浴液300μl を加えて137℃で一
夜放置した。次に、濃アンモニア水(4ml )を加え
、55℃で一夜放置後、濾過を行なって樹脂を除去し、
F液を水に#解し、エーテルで抽出を行なった(脱保護
)。次に、セファデックス■G−50を用いてグル濾過
(溶出液は50mM )リエチルアンモニウムパイカー
ゼネート、pH7,5)を行なった。この際、谷7ラク
シヨンの260 nmの吸収を測定し、最初に浴出した
ピークを集めて高速液体クロマトグラフィー(HPLC
”lを行ない、ついで8%酢酸2ml 中で室温1O分
間反応させて5′〜水酸基体として目的とする合成フラ
グメントを分取した。なお、カラムばμBondapa
kC18(逆相)を用いた。合成したオリゴヌクレオチ
ドの塩基配列の確認は、マクサム・ギルバート法により
行なって、GGAGTTCGAAGAAGCATACA
TCCCG であることを確認できた(第5図)。
なお、5′−末ソ1mlのGは検出することができない
。
。
また、反応の1ザイクルの平均収率は、いずれも(10
チ以」−であった。
チ以」−であった。
第1〜2図は、それぞれ本発明核酸合成器の反応器およ
び給排気装置を示す仰」断面図である。 第3図は、本発明核酸合成器の給排気装置を示す説明図
である。 第4図は、レイ・ウ−らの塩基配列決定法に従って行な
ったオートラジオダラムの模写図である。 第5図は、マクサム・ギルバート法により行なったオー
トラジオダラムの模写図である。 A−1・・・反応室、A−2・・・フィルター取付座、
A−3・・・フィルター、A−4・・・給排液管、B−
1・・・正負圧発生装置、B−1−b・・・ピストン、
B−2・・・ピストン駆動棒部材、B−2−a・・・突
起、R−4−a・・・係止爪、H−4−b・・・操作ノ
ブ。 出願人代理人 猪 股 消 b 2 圀 ■[8−O−C 53図 b4 〆 ら 5 図
び給排気装置を示す仰」断面図である。 第3図は、本発明核酸合成器の給排気装置を示す説明図
である。 第4図は、レイ・ウ−らの塩基配列決定法に従って行な
ったオートラジオダラムの模写図である。 第5図は、マクサム・ギルバート法により行なったオー
トラジオダラムの模写図である。 A−1・・・反応室、A−2・・・フィルター取付座、
A−3・・・フィルター、A−4・・・給排液管、B−
1・・・正負圧発生装置、B−1−b・・・ピストン、
B−2・・・ピストン駆動棒部材、B−2−a・・・突
起、R−4−a・・・係止爪、H−4−b・・・操作ノ
ブ。 出願人代理人 猪 股 消 b 2 圀 ■[8−O−C 53図 b4 〆 ら 5 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、看脱自在に連結された下記の部材AおよびBからな
ることを特徴とする、固体支持体粒子上での反応によっ
て核酸を合成するための核酸合成器。 (A) 下記の部材(A−1)〜(A−4)からなる反
応器。 (A−1) 該固体支持体粒子を収容して該反応を行な
わせるに十分な容積を有する円 筒からなる反応室、 (A−2)反応室(A−1)の下方への延長部をなしか
つ反応室(A−1)の下部より内径の小さい、該固体支
持体粒子保持用フィ ルターを取伺けるための取付座、 (A−3) 取付座(A−2)に取付けられた、該固体
支持体粒子保持用フィルター、 (A−4) 反応室(A−1)のさらに取付が(A−2
)の下方への延長部をなす、反応室 (A−1)へ該反応に関与する液相材料を出入させるた
めの給排液管、 (B) 下記の部材(B〜1)〜(B−4)からなる給
排気装置。 (B−1) 上記反応室(A−1)の上部において該反
応室と連通すべきシリンダー(B−1−a)とその内部
に設けられたピストン 棒付きピストン(B−1−b)とからなる正負圧発生装
置、 (BL2) ピストン(B−1−b)のピストン棒の延
長としての、ピストン駆動用棒部材、 (B−4) バネ部材(B−3)によって賦勢される棒
部材(B−2)の退行を所定位置に停止させる副送機構
。たyし、この副送機 構は、棒部材(B−2)に設けられた突起(B−2−a
)とこれと係合する停止装置(B−4−a )とからな
り、突起(B−2−a)と停止機構(B−4−a)とは
棒部材(B−2)の上記停止位置からの更なる退行を許
容 ししかも更なる退行の後に再び上記停 止E位置への復帰を許容するよう構成されたものである
。 2、停止機構(B−4−a)が楔形頂部を持つ棒状部材
からなっていて(1)その軸が棒部材(B−2)が退行
するときの突起(B−2−a)の先端か描く軌跡に対し
て直角となるようにかつ(2)該頂部が該軌跡を常に横
切って突出するようにバネによって賦勢されているが該
軌跡を横切らない位置まで手動で後退させ5るよ5に配
設されたものであり、しかもこの楔形頂部の形状が(1
)退行してくる突起(B−2−a)に対してはその進行
を停止させるが、(2)該突起(B−2−a)の更なる
退行後の復帰時には該突起(B−2−a)によって前記
軌跡を横切らない位置まで押戻されて、該突起の停止位
置への復帰を保証するように定められている、特許請求
の範囲第1項記載の核酸合成器。 3、突起(B−2−g)が、棒部材(B−2)に嵌装さ
れたスリーブに設けられており、該スリーブがネジによ
って棒部材との間の相対位置を変えられるようになって
いるものである、特許請求の範囲第1〜2項のいずれか
に記載の核酸合成器。 4、ピストン棒およびその延長としての棒部材(B−2
)が、ピストンを介してシリンダー内部と本合成器の外
界と連通ずる貫孔をその芯部に有する、特許請求の範囲
第1〜3項のいずれか1項に記載の核酸合成器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25104883A JPS60136593A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 核酸合成器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25104883A JPS60136593A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 核酸合成器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60136593A true JPS60136593A (ja) | 1985-07-20 |
JPH0466877B2 JPH0466877B2 (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=17216835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25104883A Granted JPS60136593A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 核酸合成器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60136593A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0573098A2 (en) * | 1992-06-01 | 1993-12-08 | Johnson & Johnson Clinical Diagnostics, Inc. | Device and method for providing confined reaction and detection |
-
1983
- 1983-12-26 JP JP25104883A patent/JPS60136593A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0573098A2 (en) * | 1992-06-01 | 1993-12-08 | Johnson & Johnson Clinical Diagnostics, Inc. | Device and method for providing confined reaction and detection |
EP0573098A3 (en) * | 1992-06-01 | 1994-08-10 | Eastman Kodak Co | Device and method for providing confined reaction and detection |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0466877B2 (ja) | 1992-10-26 |
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