JPS6013291Y2 - 播種機におけるクラスト破壊装置 - Google Patents
播種機におけるクラスト破壊装置Info
- Publication number
- JPS6013291Y2 JPS6013291Y2 JP13437577U JP13437577U JPS6013291Y2 JP S6013291 Y2 JPS6013291 Y2 JP S6013291Y2 JP 13437577 U JP13437577 U JP 13437577U JP 13437577 U JP13437577 U JP 13437577U JP S6013291 Y2 JPS6013291 Y2 JP S6013291Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- seeding machine
- breaking device
- crust breaking
- seedling box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は播種、覆土などを順次行う播種機における覆
土面の硬化層に亀裂孔を穿孔できるようにしたクラスト
破壊装置に関するものである。
土面の硬化層に亀裂孔を穿孔できるようにしたクラスト
破壊装置に関するものである。
覆土後に潅水作業を行う播種方法においては粘土質の土
壌の場合に特に覆土表面がこの潅水によって硬化して表
面がいわゆるクラストとなり、このクラストのために発
芽が低下し、或いは、発芽の際にクラスト化した覆土を
成る面積にわたって持上げてしまうため、根付が不充分
なまま種子をも露出させる結果、以後の養分供給が中断
して芽が枯れてしまうなどの欠点があった。
壌の場合に特に覆土表面がこの潅水によって硬化して表
面がいわゆるクラストとなり、このクラストのために発
芽が低下し、或いは、発芽の際にクラスト化した覆土を
成る面積にわたって持上げてしまうため、根付が不充分
なまま種子をも露出させる結果、以後の養分供給が中断
して芽が枯れてしまうなどの欠点があった。
又、このような播種機を使用した播種作業においては、
潅水後動んど時間を置かずに苗箱をコンベア上から次位
の発芽台車へ移動する構造であるため、覆土面上に未だ
水が溜っている間にこの苗箱が移動することになり、こ
のため、溜っている水が移動し或いは苗箱からこぼれる
などして折角播種の終った種子も共に移動したり、溢失
してしまうなどの問題点もあった。
潅水後動んど時間を置かずに苗箱をコンベア上から次位
の発芽台車へ移動する構造であるため、覆土面上に未だ
水が溜っている間にこの苗箱が移動することになり、こ
のため、溜っている水が移動し或いは苗箱からこぼれる
などして折角播種の終った種子も共に移動したり、溢失
してしまうなどの問題点もあった。
そこでこの考案は従来の播種機におけるこれらの諸問題
を解決するために提案するものであってその構成を図示
の実施例にもとづいて説明すれば、第１図に例示したよ
うに苗箱供給装置１にある空の苗箱２・・・をコンベア
３により同図の矢線Ａ方向に逐次搬送し、土詰均平装置
４にて苗箱２内に床±５を均一に土詰めした後、播種装
置６にて種子７・・・を床土５上に均一に播種し、続い
て覆土装置８にて種子７・・・を覆土し、潅水装置９の
散水ポンプ１０にて散水ノズル２３から覆土層１１に上
から潅水するように構成した播種機を前提とするもので
あって、この考案は、潅水装置９の進行方向次位にてコ
ンベア３の外側方にフレーム１２を設け、円柱体の外周
全面に太く短い針状の突起１３ａ・・・を多数配設させ
た穿孔体１３をコンベア３上の苗箱２の直上にて水平状
に、かつ、進行方向に対して直角にフレーム１２仄軸支
腰モーター１４にて回転駆動されるコンベア３駆動用の
駆動輪１５へ駆動輪１６を取付け、穿孔体１３の側方に
取付けた従動輪１７とこの駆動輪１６の間に巻掛けた無
端帯１８を介して穿孔体１３を苗箱２の進行方向と同一
の矢線Ｂ方向に回転せしめ、このとき突起１３ａ・・・
の周速度が苗箱２の進行速度と大略合致するように形成
腰苗箱２の進行に伴って回転する穿孔体１３の突起１３
ａ・・・は覆土層１１に突き刺さって亀裂孔１１ａ・・
・を覆土層１１に穿孔できるように形成する。
を解決するために提案するものであってその構成を図示
の実施例にもとづいて説明すれば、第１図に例示したよ
うに苗箱供給装置１にある空の苗箱２・・・をコンベア
３により同図の矢線Ａ方向に逐次搬送し、土詰均平装置
４にて苗箱２内に床±５を均一に土詰めした後、播種装
置６にて種子７・・・を床土５上に均一に播種し、続い
て覆土装置８にて種子７・・・を覆土し、潅水装置９の
散水ポンプ１０にて散水ノズル２３から覆土層１１に上
から潅水するように構成した播種機を前提とするもので
あって、この考案は、潅水装置９の進行方向次位にてコ
ンベア３の外側方にフレーム１２を設け、円柱体の外周
全面に太く短い針状の突起１３ａ・・・を多数配設させ
た穿孔体１３をコンベア３上の苗箱２の直上にて水平状
に、かつ、進行方向に対して直角にフレーム１２仄軸支
腰モーター１４にて回転駆動されるコンベア３駆動用の
駆動輪１５へ駆動輪１６を取付け、穿孔体１３の側方に
取付けた従動輪１７とこの駆動輪１６の間に巻掛けた無
端帯１８を介して穿孔体１３を苗箱２の進行方向と同一
の矢線Ｂ方向に回転せしめ、このとき突起１３ａ・・・
の周速度が苗箱２の進行速度と大略合致するように形成
腰苗箱２の進行に伴って回転する穿孔体１３の突起１３
ａ・・・は覆土層１１に突き刺さって亀裂孔１１ａ・・
・を覆土層１１に穿孔できるように形成する。
この亀裂孔１１ａ・・・を穿孔するための他の実施例と
して第３図に示したようにフレーム１９に鉛直に取付け
た押下シリンダ２０の押下ピストン２１の下端に穿孔体
２２を取付け、覆土層１１全面にほぼ等しい大きさの平
板下面から突起２２ａ・・・を鉛直に突出せしめたこの
穿孔体２２は苗箱２の交代移動に伴って間欠的に上下往
復できるようにしている。
して第３図に示したようにフレーム１９に鉛直に取付け
た押下シリンダ２０の押下ピストン２１の下端に穿孔体
２２を取付け、覆土層１１全面にほぼ等しい大きさの平
板下面から突起２２ａ・・・を鉛直に突出せしめたこの
穿孔体２２は苗箱２の交代移動に伴って間欠的に上下往
復できるようにしている。
なお、第１図において符号２４は散水時に苗箱２の床±
５から浸出して落下する排水を集めている排水タンクで
ある。
５から浸出して落下する排水を集めている排水タンクで
ある。
この考案に係るクラスト破壊装置は上述のように構成さ
れているので、潅水装置９により潅水を終えた苗箱２の
覆土層１１には次位に設けられている穿孔体によって第
４図に示したように放射状の亀裂をもつ多数の亀裂孔１
１ａ・・・が穿孔され、これらの亀裂孔１１ａ・・・は
覆土層１１の表面に溜っている水を覆土層１１及び床±
５に速かに浸透させ得るので、後位の補助コンベア２５
から発芽台車などに移送するときには最早覆土層１１上
に残溜している水は無いので種子などが溢失する恐れは
ない。
れているので、潅水装置９により潅水を終えた苗箱２の
覆土層１１には次位に設けられている穿孔体によって第
４図に示したように放射状の亀裂をもつ多数の亀裂孔１
１ａ・・・が穿孔され、これらの亀裂孔１１ａ・・・は
覆土層１１の表面に溜っている水を覆土層１１及び床±
５に速かに浸透させ得るので、後位の補助コンベア２５
から発芽台車などに移送するときには最早覆土層１１上
に残溜している水は無いので種子などが溢失する恐れは
ない。
さらに又、これらの亀裂孔１１ａ・・・は潅水後項土層
１１がクラスト化するのを充分防止し得るものであって
、発芽時に覆土が広い面積にわたって持上げされる現象
も同時に防止し得、又、以後の施肥の浸透吸収効果も向
上するため、苗の生育促進にも大いに役立つなどこの考
案に係るクラスト破壊装置は多くの優れた効果を奏する
ものである。
１１がクラスト化するのを充分防止し得るものであって
、発芽時に覆土が広い面積にわたって持上げされる現象
も同時に防止し得、又、以後の施肥の浸透吸収効果も向
上するため、苗の生育促進にも大いに役立つなどこの考
案に係るクラスト破壊装置は多くの優れた効果を奏する
ものである。
第１図はこの考案に係るクラスト破壊装置を適用した播
種機の側面図、第２図は第１図におけるクラスト破壊装
置の要部拡大縦断側面図、第３図は他の実施例の要部拡
大縦断側面図、第４図はこの考案装置により穿孔された
覆土層の平面図である。 符号説明、１・・・・・・苗箱供給装置、２・・・・・
・苗箱、３・・・・・・コンベア、４・・・・・・土詰
均平装置、５・・・・・・床土、６・・・・・・播種装
置、７・・・・・・種子、８・・・・・・覆土装置、９
・・・・・・潅水装置、１０・・・・・・散水ポンプ、
１１・・・・・・覆土層、ｌｌａ・・・・・・亀裂孔、
１２，１９・・・・・・フレーム、１３，２２・・・・
・・穿孔体、１３ａ、２２ａ・・・・・・突起、１４・
・・・・・モーター、１５，１６・・・・・・駆動軸、
１７・・・・・・従動輪、１８・・・・・・無端帯、２
０・・・・・・押圧シリンダ、２１・・・・・・押下ピ
ストン、２３・・・・・・散水ノズル、２４・・・・・
・排水タンク、２５・・・・・・補助コンベア。
種機の側面図、第２図は第１図におけるクラスト破壊装
置の要部拡大縦断側面図、第３図は他の実施例の要部拡
大縦断側面図、第４図はこの考案装置により穿孔された
覆土層の平面図である。 符号説明、１・・・・・・苗箱供給装置、２・・・・・
・苗箱、３・・・・・・コンベア、４・・・・・・土詰
均平装置、５・・・・・・床土、６・・・・・・播種装
置、７・・・・・・種子、８・・・・・・覆土装置、９
・・・・・・潅水装置、１０・・・・・・散水ポンプ、
１１・・・・・・覆土層、ｌｌａ・・・・・・亀裂孔、
１２，１９・・・・・・フレーム、１３，２２・・・・
・・穿孔体、１３ａ、２２ａ・・・・・・突起、１４・
・・・・・モーター、１５，１６・・・・・・駆動軸、
１７・・・・・・従動輪、１８・・・・・・無端帯、２
０・・・・・・押圧シリンダ、２１・・・・・・押下ピ
ストン、２３・・・・・・散水ノズル、２４・・・・・
・排水タンク、２５・・・・・・補助コンベア。
Claims (1)
- 播種、覆土、潅水等が順次行われる播種機において、潅
水後の覆土層に亀裂孔を穿孔できる穿孔体を設けてなる
播種機におけるクラスト破壊装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13437577U JPS6013291Y2 (ja) | 1977-10-07 | 1977-10-07 | 播種機におけるクラスト破壊装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13437577U JPS6013291Y2 (ja) | 1977-10-07 | 1977-10-07 | 播種機におけるクラスト破壊装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5461008U JPS5461008U (ja) | 1979-04-27 |
| JPS6013291Y2 true JPS6013291Y2 (ja) | 1985-04-27 |
Family
ID=29103701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13437577U Expired JPS6013291Y2 (ja) | 1977-10-07 | 1977-10-07 | 播種機におけるクラスト破壊装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6013291Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-10-07 JP JP13437577U patent/JPS6013291Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5461008U (ja) | 1979-04-27 |
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