JPS6012935B2 - 文庫自動製造方法 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、反物等の和装品を入れるか、または包むた
めの文庫を自動的に製造する方法に関するものである。

文庫として、透明の塩化ピニルやポリプロピレン等の合
成樹脂フィルム等の文庫の主体構成材料からなる広幅の
シートの縁に紙、布等の縁取り材料からなる細長いテー
プを縫合して縁取りしたものが広く使用されている。こ
の種の文庫の製造は、従来は、裁断から縫合まですべて
手作業で行なっていた。このため、工程を多く、非常に
人手がかかり、かつ寸法精度が思いという問題があった
。また、シートの裁断は一般にシートを巻き取ったロー
ルをその放射方向に切り裂いて行なっているが、ロール
を切り裂いて裁断すると、ロールの外周付近で裁断され
るシートと内周付近で裁断されるシートに、ロールの巻
経に比例した長さの差が生じる。このため、ロールを切
り裂いた後、シートの長さを揃えるための切断を行なわ
ねばならず、面倒であるだけでなく、シートの材料ロス
が生じることは避けられない。この発明の目的は、この
種の文庫を自動的に製造する新規な方法を提供し、もっ
て前記従来の問題をすべて解決することにある。

この発明では、塩化ビニル、ポリプロピレン等の合成樹
脂フィルム等の文庫主体構成材料からなる広幅の連続シ
ートが一定方向に送られ、紙、布等の縁取り材料からな
る細長い連続テープが連続シート送り経路内の所定位置
に導びかれ、連続シートの側縁に連続的に重ね合わされ
る。

重ね合わされた状態で送られる連続シートの側縁と連続
テープは、所定位置に配置されたミシンによって送り方
向に平行に連続的に縫合される。縫合された連続シート
と連続テープはカッターで所定の長さをもって送り方向
に直角に間欠的に切断される。以下、この発明の実施例
を図面について詳細に説明する。第１図、第２図に示さ
れている機械では、一対の広幅の連続シート１，２と、
３本の細長い連続テープ３，４，５が使用される。

連続シート１，２は、透明の塩化ピニルやポリプロピレ
ンの合成樹脂フィルム等の文庫主体構成材料からなり、
連続テープ３，４，５は、紙、布等の縁取り材料からな
る。一対の広幅の連続シート１，２は、上下一対のロー
ル６，７から巻き出され、夫々、ガイドローラ８を経て
−定方向に送られる。

細長い連続テープ３，４は、上下一対のロール９，１０
から巻き出され、夫々、ガイドローラー１を経てテープ
折曲ガイドプレート１２，１３の位置に導びかれる。各
ガイドプレート１２，１３は、断面Ｖ字形状のもので、
夫々、各連続シート送り経路内の所定位置において、各
連続シートー，２の一方の側縁に対応した位置に配置さ
れている。各連続シート１，２の一方の側緑は、ガイド
プレート１２，１３内を通過し、各連続テープ３，４は
、夫々、ガイドプレート１２，１３の外面に案内され、
中央線に沿って２枚に連続的に折曲される。従って、ガ
イドプレート１２，１３を通過した連続テープ３，４は
、各連続シートー，２の一方の側縁にその上下両面から
連続的に重ね合わされ、これを被覆する。その後、各連
続シート１，２と連続テープ３，４は、夫々、一対のピ
ンチローラ１４，１５に挟持され、各連続テープ３，４
は完全に折曲される。各連続シートー，２とその一方の
側緑を被覆した連続テープ３，４は、夫々、ミシン１６
，１７の位置に送られる。

各ミシン１６，１７は、各連続シートー，２の送り経路
内において各連続シートー，２の一方の側緑に対応した
所定位置に配置されており、各連続シート１，２の側縁
と連続テープ３，４を夫々その送り方向に平行に連続的
に縫合する。各ミシン１６，１７の糸１８，１９は夫々
、ボビン台２川こ支持されたボビン２１，２２から供給
される。縫合された各連続シート１，２と連続テープ３
，４は、夫々、ピンチローラ２３，２４に挟特される。

ミシン１６，１７の両側のピンチローフ１４，１５，２
３および２４は、チェーン２５等によって駆動され、蓮
続シート１，２、連続テープ３，４を積極的に送る作用
をする。一対の連続シート１，２は、各ピンチローラ２
３，２４を経て共通のガイドローラ２６に導びかれ、互
いに重ね合わされる。細長い連続テープ５はロール２７
から巻き出され、ガイドローラ２８を経てテープ折曲ガ
イドプレート２９の位置に導びかれる。ガイドプレート
２９は、断面Ｖ字形状のもので、連続シート送り経路内
において、互いに重ね合わされた一対の連続シート１，
２の他方の側緑、すなわち連続テープ３，４が縫合され
ていない側の側縁に対応した所定位置に配置されている
。重ね合わされた連続シート１，２の他方の側縁は、ガ
イドプレート２９内を通過し、連続テープ５は、ガイド
プレート２９の外面に案内され、中央線に沿って２枚に
連続的に折曲される。従って、ガイドプレート２９を通
過した連続テープ５は、重ね合わされた連続シート１，
２の他方の側縁にその上下両面から連続的に重ね合わさ
れ、これを被覆する。その後、連続シート１，２、連続
テープ５は、一対のピンチローラ３川こ挟持され、連続
テープ５は完全に折曲される。重ね合わされた連続シー
ト１，２は、ピンチローラ３０を経てミシン３１の位置
に送られる。ミシン３１は、連続シートー，２の送り経
路内において重ね合わされた連続シート１，２の他方の
側緑、すなわち上下両面から連続テープ５が重ね合わさ
れた側縁に対応した所定位置に配置されている。ミシン
３１は、連続シート１，２の他方の側緑と蓮続テ−プ５
をその送り方向に平行に連続的に縫合する。従って、一
対の連続シートー，２の他方の側緑は、連続テープ５に
よって被覆されると同時に、互いに連結される。ミシン
３１の糸３２は、ボビン台３３に支持されたボビン３４
から供給される。連続シート１，２、およびその両側縁
の連続テープ３，４，５は、ピンチローラ３５に挟持さ
れ、ミシン３１の両側でピンチローラ３０，３５によっ
て積極的に送られる。

連続シート１，２、連続テープ３，４，５はさらに、ダ
ンサーローラ３６、ガイドローラ３７を経て−対のピン
チローラ３８に侠持され、ピンチローラ３８によってカ
ッター３９の位置に送られる。

ピンチローラ３８は、間欠的に回転し、連続シート１，
２、連続テープ３，４，５を一定長づつ間欠的に送る。

カッター３９は、ピンチローラ３８の回転に同期して動
作し、連続シート１，２、連続テープ３，４，５が送ら
れる毎にこれを送り方向に直角に間欠的に切断する。従
って、連続シートー，２、連続テープ３，４，５は、一
定の長さをもって切断され、第３図に示されているよう
に、一定長さの一対のシート１，２の一方の側縁に個別
にテープ３，４が縫合され、他方の側縁は重ね合わされ
、共通のテープ５が縫合されて、連結された完成前の文
庫が順次連続的に製造される。ピンチローラ３８、カッ
ター３９の駆動には、クランク４０が使用されている。

ピンチローラ３８は、一方向にのみ回転を伝達するラチ
ェットを介して伝動ギャ４１に連結され、伝動ギャ４１
は、クランクロッド４２を介してクランク４０に連結さ
れた扇形ギャ４３にかみ合わされている。扇形ギャ４３
は、クランク４０の回転に連動して揺動し、伝動ギャ４
１は、扇形ギャ４３の揺動に従って正逆方向に往復回転
する。ピンチローラ３８は、ラチェットの作用で伝動ギ
ャ４１の一方の回転にだけ連動し、連続シート１，２の
送り方向に間欠的に回転する。従って、連続シート１，
２、連続テープ３，４，５が一定長づつ間欠点に送られ
るものである。ダンサーローラ３６は、連続シート１，
２の間欠送りに従って上下動し、連続シート１，２の間
欠送りを可能にするとともに、その張力変動を吸収する
。

カッター３９は、上刃４４と下刃４５とからなり、上刃
４４は、上下動可能に支持されたカッター台４６に取り
付けられ、下刃４５は、固定位置に配置されている。

カッター台４６は、クランクロッド４７を介してクラン
ク４０に連結され、クランク４０の回転に連動して上下
動する。従って、連続シート１，２、連続テープ３，４
，６は、ピンチローラ３８によって一定長づつ送られる
毎に、上刃４４と下刃４５の間に挟まれ、一定の長さを
もって送り方向に直角に切断される。この結果、第３図
に示されているような未完成の文庫が順次連続的に製造
されるものである。第１図、第２図の機磯によって製造
された未完成の文庫は、第４図、第５図に示されている
機械によって完成される。

この機械では、一対の細長い連続テープ４８，４９が使
用される。連続テープ４８，４９は、連続テープ３，４
，５と同様、紙、布等の縁取り材料からなる。第１図、
第２図の機械によって製造された未完成の文庫、すなわ
ち第３図に示されているシート１，２、テープ３，４，
５からなる文庫はコンベヤ５０‘こよって順次連続的に
送られる。

シート１，２は互いに重ね合わされた状態で送られ、テ
ープ３，４，６が縫合されたシート１，２の両側縁は送
り方向に直角に配置され、従ってテープ３，４，５の縫
合されていないシート１，２の両側縁が送り方向に平行
に配置される。シート１，２は、コンベヤ５０からコン
ベヤ５１に受け渡され、コンベヤ５１の互いに対向する
上下のベルト５２間に漆持され、左右一対のミシン５３
の位置に送られる。一対の連続テープ４８，４９は、夫
々、ロール５４，５５から巻き出され、ガイドローラ５
６を経て−対のテープ折曲ガイドプレート５７の位置に
導びかれる。

各ガイドプレート５７は、第１図、第２図のガイドプレ
ート２９と同様の構造のもので、コンベヤ５１の両側縁
、すなわちテープ３，４，５の縫合されていないシート
１，２の両側緑に対応した位置に互いに対称的に配置さ
れている。従って、各連続テープ４８，４９は、各ガイ
ドプレート５７によって中央線に沿って２枚に折曲され
、重ね合わされたシートー，２の両側緑にその上下両面
から重ね合わされる。シート１，２は、重ね合わされた
状態でコンベヤ５０からコンベヤ５１に順次連続的に受
け渡され、各連続テープ４８，４９は順次送られてくる
各シート１，２に連続的に重ね合わされる。一対のミシ
ン５３は、シートー，２の両側縁に対応した位置に配置
され、順次送られてくる各シート１，２の両側縁と連続
テープ４８，４９をそ０の送り方向に平行に連続的に縫
合する。

従って一対のシート１，２の両側縁は、連続テープ４８
，４９によって夫々被覆されると同時に、連結される。
総合されたシート１，２と連続テープ４８，４９は、コ
ンベャ５１からコンベャ５８に受け渡され、コンベヤ５
８の対向する上下のベルト５９間に挟持され、カッター
６０の位直に送られる。

カッター６０は、各連続テープ４８，４９を各文庫間、
すなわち送り方向に隣接するシート１，２間で送り方向
に直角に間欠的に切断する。カッター６０は、各連続テ
ープ４８，４９に対応する位置に配置された左右一対の
刃６１を有する。

各刃６１は、共通のキャリッジ６２に取り付けられてい
る。キヤリツジ６２は、シート１，２の送り方向に平行
にのびるレール６３にスライド可能に支持され、クラン
クロッド（図示せず）を介してクランク６４に連結され
ている。クランク６４は所定位置に配置された光電管６
５によってシートー，２の始端または終端が検出される
と、クランク（図示せず）によって駆動軸６６に連結さ
れ回転する。キャリッジ６２は、クランク６４の回転に
従ってレール６３に沿って前方に移動する。従って、刃
６１は、シートー，２の送り方向に変位する。刃６１の
変位速度は、クランク６４の角度に応じて変化し、サイ
ンカーブを描く。各刃６１は前記光電管６５の一定距離
前方に配置された光電管６７によってシートー，２の始
端または終端が検出されると動作する。各光電管６５，
６７の位置およびクランク６４の回転速度はあらかじめ
適宜に設定されており、シート１，２の始端または終端
が光電管６７によって検出された時に、刃６１の変位速
度はシート１，２の送り速度に対応し刃６１の位置はシ
ートの女台端または終機の位置に対応する。従って、各
連続テープ４８，４９は、各刃６１によってシート１，
２の始端または終端に沿って文庫間で円滑に切断される
。クランク６４は、１回転すると、近接スイッチ６４ａ
の作用で停止し、待機する。このサイクルが繰り返され
、各連続テープ４８，４９は各文庫間で送り方向に直角
に間欠的に切断される。この結果、第６図に示されてい
るように、シートー，２の各側緑に夫々テープ３，４，
５，４８，４９が総合され、３つの側縁はテープ５，４
８，４９によって連結され、閉じられた袋状の完成した
文庫が順次連続的に製造されるものである。

この文庫は、袋帯等を内部に入れて保管するものとして
使用される。第７図、第８図に示されている機械は、異
なつた種類の文庫を製造するためのものである。

この機械では、透明の塩化ビニルやポリプロピレンの合
成樹脂フィルムの文庫主体構成材料からなる広幅の連続
シート６８と、紙の文庫主体構成材料からなる広幅の連
続シート６９と、紙、布の縁取り材料からなる一対の細
長い連続テープ７０，７１が使用される。合成樹脂フィ
ルムの連続シート６８は、ロール７２から巻き出され、
紙の連続シート６９は、ロール７３から巻き出される。

各連続シート６８，６９はガイドローラ７４を経て−定
方向に送られ、同一平面上に導びかれる。第８図に示さ
れているように、各連続シート６８，６９の位置は、互
いに幅方向に一定距離ずらされており、同一平面上に導
びかれた連続シート６８，６９は、夫々の一方の側緑だ
けが重ね合わされる。細長い連続テープ７０，７１は、
左右一対のローラ７５，７６から巻き出され、夫々、テ
ープ折曲ガイドプレート７７，７８によって中央線に沿
って２枚に折曲され、各連続シート６８，６９の他方の
側緑、すなわち外側の各側縁にその上下両面から連続的
に重ね合わされる。

テープ折曲ガイドプレート７７，７８は、第１図、第２
図のガイドプレート１２，１３と同様のものである。連
続シート６８，６９、および連続テープ７０，７１は、
ピンチローラ７９に球持され、左右一対のミシン８０，
８１の位置に送られる。ミシン８０，８１は夫々、連続
シート６８，６９の外側の各側縁と各連続テープ７０，
７１をその送り方向に平行に連続的に縫合する。縫合さ
れた連続シート６８，６９、連続テープ７０，７１は、
ピンチローラ８２を経てミシン８３の位置に送られる。

ミシン８３は、各連続シート６８，６９の互いに重ね合
わされた内側の側緑をその送り方向に連続的に縫合し、
これを連結する。その後、連続シート６８，６９、連続
テープ７０，７１は、ピンチローラ８４、ダンサーロー
フ６５、ガイドローラ８６を経て間欠駆動ピンチローラ
８７に導びかれる。

ピンチローラ８７は、連続シート６８，６９、連続テー
プ７０，７１を一定長づつ間欠的にカッター８８の位置
に送り、カッター８８は、これを一定の長さをもって送
り方向に直角に間欠的に切断する。ピンチローラ８７、
カッター８８の駆動には、第１図、第２図のピンチロー
ラ３８、カッター３９と同様の機構が使用されており、
対応するものに同一の符号を付してその構成の説明は省
略する。従って、第９図に示されているように、一定長
さの合成樹脂フィルムのシート６８と紙のシート６９の
内側の側緑が縫合され、互いに連結され外側の各側縁に
紙、布のテープ７０，７１が縫合された文庫が順次連続
的に製造される。

第７図、第８図の機械によって製造された文庫は、第１
０図、第１１図に示されている機械によって完成される
。

この機械では、一対の細長い紙、布の縁取り材料の連続
テープ８９，９０が使用される。第９図に示されている
文庫は、コンベヤ９１によって順次連続的に送られる。

互いに縫合され連結されたシート６８，６９の側縁、お
よびテープ７０，７１が縫合されたシート６８，６９の
側緑は送り方向に直角に配置され、従って縫合されてい
ないシート６８，６９の両側縁が送り方向に平行に配置
される。シート６８，６９は、コンベヤ９１からコンベ
ヤ９２に受け渡され、コンベヤ９２の上下のベルト９３
間に挟持され、左右一対のミシン９４，９５の位置に送
られる。一対の連続テープ８９，９川ま、夫々、ロール
９６，９７から巻き出され、テープ折曲ガイドプレート
によって折曲され、順次送られてくる各シート６８，６
９の総合されていない両側緑にその上下両面か別項次連
続的に重ね合わされる。

このテープ折曲ガイドプレートは、前述したガイドプレ
ートと同様のものである。ミシン９４，９５は、順次送
られてくるシート６８，６９と連続テープ８９，９０を
その送り方向に平行に連続的に縫合する。

縫合されたシート６８，６９、および連続テープ８９，
９０は、ピンチローラ９８，９９を経てカッター１００
の＆直に送られる。カッター１００は、光電管１０１が
シート６８，６９の始端または終端を検出する鏡に動作
する。これによって、連続テープ８９，９０は、シート
６８，６９の始端または終端に沿って各文庫間で送り方
向に直角に間欠的に切断される。カッター１００を駆動
するものとしては、マグネット、ェアシリンダ等、種々
の機構が考えられる。この結果、第１２図に示されてい
るように、互いに縫合され連結されたシート６８，６９
の４つの側緑に夫々テープ７０，７１，８９，９０が縫
合された完成された文庫が順次連続的に製造される。

この文庫は、反物を包む、いわゆる丸巻文庫として使用
される。以上説明したように、この発明は、連続シート
１，２または６８，６９をその側緑と平行の方向に送り
、連続テープ３，４，５または７０，７１を連続シート
の側縁に連続的に重ね合わせる（第３図、第９図）。

そして、連続シートの側緑と連続テープを送り方向と平
行に連続的に縫合した後、縫合された連続シートと蓮続
テープを送り方向と直角に間欠的に切断したから、連続
シートを有効に使用することができ、その材料ロスは生
じない。さらに、切断された各切断シート１，２または
６８，６９をその切断縁と平行に順次連続的に送り、別
個の連続テープ４８，４９または８９，９０を各切断シ
ートの切断緑に重ね合わせる（第６図、第１２図）。そ
して、各切断シートの切断緑と連続テープを送り方向と
平行に縫合し、連続テープ４８，４９または８９，９０
を各切断シート間において送り方向と直角に間欠的に切
断したから、４辺に夫々テープが縫合された完成された
文庫を自動的に、かつ順次連続的に製造することができ
たものである。従って、シートの裁断、縫合等に要して
いた種々の工程を大幅に省略することができ、人手を省
くことができるだけでなく、寸法精度を大幅に向上させ
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を使用して文庫を製造する機械を示す
側面図、第２図は第１図の平面図、第３図は第１図、第
２図の機械によって製造される文庫を示す説明図、第４
図は第３図の文庫を完成させるための機械を示す側面図
、第５図は第４図の平面図、第６図は第４図、第５図の
機械によって製造される文庫を示す説明図、第７図はこ
の発明を使用して異なった種類の文庫を製造する機械を
示す側面図、第８図は第７図の平面図、第９図は第７図
、第８図の機械によって製造される文庫を示す説明図、
第１０図は第９図の文庫を完成させるための機械を示す
側面図、第１１図は第１０図の平面図、第１２図は第１
０図、第１１図の機械によって製造される文庫を示す説
明図である。 １，２，６８，６９・・・・・・連続シート、３，４，
５，４８，４９，７０，７１，８９，９０…・・・連続
テープ、１２，１３，２９，５７，７７，７８……テー
プ折曲ガイドプレート、１６，１７，３１，５３，８０
，８１，８３，９４，９５・・・・・・・シン、３９，
６０，８８，１００……力ツター。 第１図第２図 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図 第８図 第９図 第１０図 第１１図 第１２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 塩化ビニル、ポリプロピレンなどの合成樹脂フイル
   ム等の文庫の主体構成材料の広幅の連続シートをその側
   縁と平行の方向に送り、紙、布等の縁取り材料の細長い
   連続テープを連続シート送り経路内の所定位置に導びい
   て、連続シートの側縁に連続的に重ね合わせ、重ね合わ
   された状態で送られる前記連続シートの側縁と連続テー
   プを、所定位置に配置されたミシンで送り方向と平行に
   連続的に縫合し、縫合された連続シートと連続テープを
   、カツターで所定の長さをもって送り方向と直角に間欠
   的切断し、切断された各切断シートをその切断縁と平行
   に順次連続的に送り、前記連続テープとは別個の連続テ
   ープを切断シート送り経路内の所定位置に導びいて、各
   切断シートの切断縁に連続的に重ね合わせ、重ね合わさ
   れた状態で送られる前記各切断シートの切断縁と連続テ
   ープを、前記ミシンとは別個のミシンで送り方向と平行
   に縫合し、前記別個の連続テープを、前記各切断シート
   間において送り方向と直角に間欠的に切断することを特
   徴とする文庫自動製造方法。