JPS6012671Y2 - 上下微動回転テ−ブル - Google Patents

上下微動回転テ−ブル

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Publication number
JPS6012671Y2
JPS6012671Y2 JP7056779U JP7056779U JPS6012671Y2 JP S6012671 Y2 JPS6012671 Y2 JP S6012671Y2 JP 7056779 U JP7056779 U JP 7056779U JP 7056779 U JP7056779 U JP 7056779U JP S6012671 Y2 JPS6012671 Y2 JP S6012671Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface plate
plane bearing
mounted surface
rotatable plane
rotary table
Prior art date
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Expired
Application number
JP7056779U
Other languages
English (en)
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JPS55175030U (ja
Inventor
純二 渡辺
Original Assignee
日本電信電話株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本電信電話株式会社 filed Critical 日本電信電話株式会社
Priority to JP7056779U priority Critical patent/JPS6012671Y2/ja
Publication of JPS55175030U publication Critical patent/JPS55175030U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、低振動、高剛性、でかつ微小量の上下移動が
可能な回転テーブルに関する。
従来の回転テーブルは、そのスラスト荷重を両すべり面
が平行した平面すべり軸受またはころがり軸受で受けて
いた。
そのため、平面すべり軸受を用いたものでは両すべり面
の加工精度、ころがり軸受を用いたものでは球、ころの
精度や軸受レース面の精度の影響を受け、微小、高周波
の振動が生じやすい。
また、使用が長期にわたると、摩擦面の磨耗、じん埃の
混入による損傷のため、ますます振動が大きくなり、高
精度が要求される測定用テーブル、加工用テーブルとし
ては信頼性の低いものであった。
一方、超精密加工においては、50〜100μm以下の
送り量を1μm程度のきざみで与えることがしばしば要
求されるが、このような微小量の上下移動が定量的に平
行度良く行なえるような回転テーブルはこれまでになか
った。
本考案は、回転テーブルのスラスト荷重をテーブル載せ
定盤の下に設けた動圧発生用すベリシューと、これを潤
滑液を介して支える可回転平面軸受で支え、該可回転平
面軸受をテーブル載せ定盤とは独立して可変速回転させ
うる構造としたことを特徴とし、その目的は動圧力によ
るすベリシューの浮上によって回転テーブルの低振動、
高剛性化および耐久性の増大を計るとともに、可回転平
面軸受の可変速回転により動圧力を制御して回転テーブ
ルの微小な上下移動を定量的に、平行度良く行なえるよ
にすることにある。
以下、本考案の実施例を図面を用いて説明する。
第1図に示すよに、高精度に平面仕上げされた円板テー
ブル1が載置され、これと共に回転させうるテーブル載
せ定盤2の下に、動圧発生用すベリシュー3と、これを
潤滑液5を介して支える可回転平面軸受4を設け、該可
回転平面軸受4をさらにアンギュラ軸受6で支持し、テ
ーブル載せ定盤2のスラスト荷重を受けさせる。
テーブル載せ定盤2にはテーブル回転用ベルト車7を、
また可回転平面軸受4には平面軸受回転用ベルト車8を
設け、可回転平面軸受4をベルト車8と別に設けた変速
装置を含む駆動手段により、テーブル載せ定盤2とは独
立して可変速回転させうるようにする。
すベリシュー3の構成例を第2図、第3図に示す。
第2図に示すように、すベリシュー3はセグメント状に
分割して複数個円形に配列し、各すベリシュー3の可回
転平面軸受4と対向する側の面は動圧発生面として、た
とえば第3図に示すような傾斜面3aに形成する(傾斜
面に代えてステップ状に形成してもよい)。
一方、各すベリシュー3のテーブル載せ定盤2と対向す
る側の面は平面状とするか、あるいは第3図に示すよう
に支点3bで可動的に支えられるようにする。
各すベリシュー3は、ガイド2aによって可回転平面軸
受4上をテーブル載せ定盤2とともに回転する。
可回転平面軸受4は潤滑液5を保留し、テーブル載せ定
盤2に取付けられた防じん板9は潤滑液5へのじん埃の
混入を防止している。
潤滑液5は通常の潤滑油でもよい。
上記構成において、ベルト車8を介して可回転平面軸受
4を第3図の矢印の方向に回転させるとすベリシュー3
に働く潤滑液5の動圧力によってテーブル載せ定盤29
円板テーブル1が浮上する。
このとき、3と4の間に形成される浮上すきま、すなわ
ちくさび形油膜の厚さは、すベリシュー3の形状、3と
4の相対すべり速度および潤滑液5の粘度を主要因子と
して決まる。
これら因子と油膜の厚さとの関係は、たとえば下記の式
で求められ、すでに多くの実験から検証されている。
11o=a&cp 、vzηu/p1 ここで、ho二油膜の最小厚さ a :すベリシューの長さ CP:油膜の形状と周囲条件とで決まる 常数 η :油の粘度 U :すべり速度 Pl:平面軸受単位幅あたりの負荷容量 (機械工学便覧、第4版、第7編、5・l・1項参照) こうしてテーブル載せ定盤29円板テーブル1を浮上さ
せて、ベルト車7を介して円板テーブル1を一定速度で
回転させると、3と4の相対すべり速度に応じた浮上す
きまを保って、円板テーブル1は低振動で回転する。
円板テーブル1を微小量上下移動させたいときには、可
回転平面軸受4の回転速度をあらかじめ測定しておいた
相対すべり速度と浮上すきま(油膜の厚さ)との関係に
従って変化させればよい。
円板テーブル1の回転方向は、可回転平面軸受4の回転
方向に対して順、逆いずれの方向とすることもできる。
以上説明したように本考案は、テーブル載せ定盤とは独
立して可変速回転させうる可回転平面軸受とすベリシュ
ーとの相対的すべりにより発生する動圧力を利用して円
板テーブルを浮上した状態で回転させうるようにしたの
で、すべり面の加工精度や磨耗などの影響によってテー
ブル面に振動を発生することがなく、かつ可回転平面軸
受の回転速度を変化させることによって微小量の上下移
動を平行度良く制御できる回転テーブルが得られる。
したがって、この回転テーブルを平面研削盤などの載物
テーブルとして使用すれば、テーブル面の低振動化によ
り高精度の平面研削が可能となり、また初期の粗加工で
は砥石部の上下移動で大きな切込みを与え、仕上げ時に
は本回転テーブルの可回転平面軸受の回転速度を変化さ
せて微小量(1μm程度)づつテーブル面を上昇させる
ことにより、わずかな切込みを与えて研削できるので超
精密研削加工を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側断面図、第2図は第1図
中のすベリシューの配置図、第3図はすベリシューと可
回転平面軸受の関係を示す側面図である。 1・・・・・・円板テーブル、2・・・・・・テーブル
載せ定盤、3・・・・・・動圧発生用すベリシュー、3
a・・・・・・動圧発生面、3b・・・・・・支点、4
・・・・・・可回転平面軸受、5・・・・・・潤滑液、
6・・・・・・アンギュラ軸受、7・・・・・・テーブ
ル回転用ベルト車、8・・・・・・平面軸受回転用ベル
ト車、9・・・・・・防じん板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高精度に平面仕上げされた円板テーブルが載置され、こ
    れと共に回転させうるテーブル載せ定盤のスラスト荷重
    を、該テーブル載せ定盤の下に設けた動圧発生用すベリ
    シューと、これを潤滑液を介して支える可回転平面軸受
    で受け、該可回転平面軸受をさらにアンギュラ軸受で支
    持し、かつ該可回転平面軸受を前記テーブル載せ定盤と
    は独立して可変速回転させるための駆動手段を備えたこ
    とを特徴とする上下微動回転テーブル。
JP7056779U 1979-05-25 1979-05-25 上下微動回転テ−ブル Expired JPS6012671Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7056779U JPS6012671Y2 (ja) 1979-05-25 1979-05-25 上下微動回転テ−ブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7056779U JPS6012671Y2 (ja) 1979-05-25 1979-05-25 上下微動回転テ−ブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55175030U JPS55175030U (ja) 1980-12-15
JPS6012671Y2 true JPS6012671Y2 (ja) 1985-04-24

Family

ID=29304302

Family Applications (1)

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JP7056779U Expired JPS6012671Y2 (ja) 1979-05-25 1979-05-25 上下微動回転テ−ブル

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JP (1) JPS6012671Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55175030U (ja) 1980-12-15

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