JPS6012582B2 - 電力用半導体素子のスイツチング損失の測定方法 - Google Patents

電力用半導体素子のスイツチング損失の測定方法

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JPS6012582B2
JPS6012582B2 JP3303480A JP3303480A JPS6012582B2 JP S6012582 B2 JPS6012582 B2 JP S6012582B2 JP 3303480 A JP3303480 A JP 3303480A JP 3303480 A JP3303480 A JP 3303480A JP S6012582 B2 JPS6012582 B2 JP S6012582B2
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JP
Japan
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loss
capacitor
voltage
switching loss
thyristor
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JP3303480A
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道治 石堂
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/26Testing of individual semiconductor devices
    • G01R31/2607Circuits therefor
    • G01R31/263Circuits therefor for testing thyristors

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は電力用半導体素子のスイッチング損2失を測
定する方法の改良に関するものである。 電力用半導体素子としてはサィリスタ、トランジスタ、
ゲートターンオフサイリスタ、その他の素子があるが、
ここではサィリス夕を例にとって説明する。
2サィリスタを高周波で使用する
場合、そのスイッチング損失の増加によって電流容量が
低下することが知られても、る。この場合のスイッチン
グ損失としては一般に次のような3種類の損失が考えら
れる。‘ィーターンオンスィッチング損失 高電圧印加状態からのスイッチ動作により負荷電流が定
常値に達するまでの損失。
【〇】ターンオン広がり損失 スイッチ動作によって負荷電流が定常値に達した後もサ
ィリスタの導通領域が有効導通領域全面まで広がるには
ある程度の時間を要する(一般に導通領域の広がり速度
は0.1〜0.03脚/rsである。 )ので、この期間の損失。し一 逆回復損失 サィリスタのターンオフ時に流れる逆回復電流に伴う損
失。 そして、これらの損失の和であるスイッチング損失の平
均値は、サィリスタの動作周波数に比例して増加するの
で、高周波になるにつれてサィリスタの電流容量は低下
することになる。 従って、サイリスタの高周波電流定格を決定するために
は、このスイッチング損失の測定が非常に重要な項目の
一つになっている。従来、このスイッチング損失の測定
には、サィリスタに規定のパルス電流を通電し、そのと
きの電圧、電流波形をオシロスコープで観測して、電圧
、電流の区分求積の計算によって損失を求めていた。 (この場合にも、逆回復損失は波形の観測が極めて困難
で、測定されないことが多かった。)しかし、このよう
な方法は計算が非常に繁雑になるうえに「誤差が大きい
ので「 この方法の代用として、規定時間におけるオソ
電圧(導通領域が完全に全面に広がらない状態でのオン
電圧で「過度オン電圧」と呼んでいる。)を測定し「そ
の値からスイッチング損失(逆回復損失は含まない。)
を相関から推定していた。第竃図はこの従来の過渡オン
電圧を測定する回路例を示し「第2図はその測定波形の
一例を示す。 第亀図に示した回路構成において〜直流電源重!まスイ
ッチ2および抵抗3を介してコンデンサ4に接続されも
コンデンサ母の充電回路を構成している。コンデンサ亀
の充電電圧はサィリス夕愚およびリアクトル6を介して
供試サィリスタ7と電流波形観測用抵抗函との直列接続
体に印加されている。そして「供試サィリス夕7および
電流波形観測用抵抗枇こはそれぞれ並列に波形観測用オ
シロスコープ9および富Qが接続されている。このよう
な回路構成において、まずスイッチ軍を閉じてコンデン
サWこ直流電源軍から図示の極性に充電する。つぎに「
スイッチ2を開き「供試サィリスタれこゲートトリガ
を加えた状態でサィリスタ5をターンオンミせる。そう
すると、コンデンサ4の充電電荷はサィリスタ5トリア
クトル6「供試サィリスタ7および電流波形観測用抵抗
8を通って放電し「 コンデンサ4の充電電圧の極性が
図示と逆の極性になった状態で放電電流はしや断される
。このとき供試サィリスタ71こ加わる電圧VTおよび
それを流れる電流iTの波形は第2図にそれぞれ破線曲
線VTおよび実施曲線i丁に示すようになる。過渡オン
電圧は同図において、霞3流irのピーク値の時点にお
けるオン電圧Vr(tr)をもって表わされる。またt
スイッチング損失を求める場合は同図の電圧・電流を区
分求積して損失を求める。しかし「 この方法の場合電
圧G電流の値はすべ3てオシロスコ−プ上の目盛りから
読み取る必要があり、大きな読み取り誤差が生ずる。 また、電圧波形には電流波形の変化に伴う誘導電圧が重
畳されるので、これも大きな誤差の原因になる。従って
、この方法によるスイッチング損失の測定は非多常に大
まかな判定基準を得るのみで正確なスイッチング損失お
よび素子の高周波性能の判定は行えないのが実情であっ
た。この発明は以上のような点に鑑みてなされたもので
、コンデンサの充電電圧を基準とし、試験電流の通電前
と通電後の電圧を測定することによりもその差電圧から
スイッチング損失を計算することによってt電力用半導
体素子のスイッチング損失の絶対値測定を可能にし、ス
イッチング特性の判定の可能な測定方法を提供すること
を目的としている。 第3図はこの発明に用いる測定回路の一例を示す回路図
で、第角図の従来例と同等部分は同一符号で示し「その
説明を省略する。 翼いま簾軍図におけるサイリスタ5の代り1こ挿入され
たダイオ−ドである。そしてt コンデンサ4の図示極
性の充電電を測定するダイオード軍2と電圧計亀3とが
接続されも逆極性の充電電圧を測定するためにダイオー
ド竃亀と電圧計官5とが接続されt供試サィリスタ打と
は短絡用スイッチ竃6が接続されている。この回路構成
において〜スイッチ2を閉じると直流電源軍から抵抗3
を介してコンデンサWこ充電が行われる8 この時点で
は供試サィリス夕?‘まトリガされていないのでトオフ
状態にある。 コンデンサ亀の充電が完了した時点でスイッチ2を開く
。つぎに供試サイリスタ?をターンオンさせるともコン
ヂンサ4の充電電荷はダイオードQIもリアクトル6「
供謎サィリスタ7および電流波形観測用抵抗8を通して
放電し第2図に示したと同様の電圧Q電流波形を供試サ
イリスタ7に与える。以上の動作において供試サィリス
タ?のスイッチング損失は次のようにして求めることが
できる。 ‘ィ} 初期状態におけるコンデンサ4の充電電圧を電
圧計奪3で測定しもその値をV。 〔V〕とする。(充電完了後スイッチ2は開いておく。
)‘o} この状態で「 まずスイッチ軍6を閉じ、コ
ンデンサ亀の充電電荷をダイオード88、リァクトル6
」スイッチ亀8および抵抗6を通って放電ごせ〜 コン
デンサ亀の充電電圧が反転した状態での再充電電圧を電
圧計色5で測定しLその値をV,〔V〕とする。くその
後にスイッチ】6は開いておく。)し一 再びコンデン
サ4を図示の極性にVo〔Y〕まで充電する。 B 次に「供試サィリスタ1をターンオソさせ「コンデ
ンサ4の充電電荷をダイオード11、リアクトル6、供
試サィリスタ7および抵抗8を通して放電させ「 コン
デンサ4の充電電圧が反転した状態での再充電電圧を電
圧計竃5で測定し「その値をV2〔V〕とする。 以上の手順で測定したVo,V,およびV2〔V〕の値
とコンデンサ亀の静電容量C〔F〕の値とから供試サィ
リスタ?のスイッチング損失は次のようにして求めるこ
とができる。 測定回路の損失Po〔WQs〕は ZP。 =旨(V。−VI)2また、測定回路の損失Po〔W8
s〕と供試サィリスタ7の損失Pth〔W。 s〕との和P〔W‘S〕は
ZP:P。 十P比=毒(V。−V2)2従って、供試サィリスタ7
の損失Pth〔WQS〕はP仇ニP一P。 =旨{(V−〉2)2−くV−V・)2}として計算で
求めることができる。 また、コンデソサけこ周波数特性のよいものを使用し、
ダイオード11および抵抗8を省略して回路損失を小さ
くすれば比今(V。 −Vがとして求めることもできる。 このようにして求められる供試サイリスタ7のスイッチ
ング損失はもターンオンスィッチング損失t ターンオ
ン広がり損失および逆回復損失の総和を求めることがで
き、サィリスタの高周波損失の測定方法として理想的な
方法である。 ただ逆回復損失を含めて考える場合にはダィオ−ド11
の逆回復損失分について若干の補正を必要とするが、本
発明の基本的な問題ではないため説明を省略する。以上
サィリス夕のスイッチング損失の測定について説明した
が、この発明の方法によってサィリスタのスイッチング
特性の良否判定も可能で、この場合は所定の回路条件に
セットした状態で電圧計亀5の指示V2を読みL その
大小によって極めて容易に良否の判定ができる。 なお、上述の説明ではサィリス夕を供試素子として挙げ
たが「 この発明の方法は一般の電力用半導体素子にも
広く適用することができる。 以上詳述したように、この発明ではコンデンサの充電電
荷を供試素子とりアクトルとを直列接続した単向性回路
を通して放電させ〜上記コンデンサに極性を反転した再
充電電圧を得て、上記初充電電圧と上記再充電電圧と上
記コンデンサの静電容量とから供謎素子の総合のスイッ
チング損失を計算によって求めるようにしたので、ター
ンオンスィッチング損失、ターンオン広がり損失および
逆回復損失を含む総合的スイッチング損失が求まり「極
めて理想的な測定方法である。
【図面の簡単な説明】
第!図は従釆の過渡オン電圧を測定する回路の一例を示
す回路図、第2図はその測定波形の一例を示す波形図「
第3図はこの発明に用いる測定回路の一例を示す回路図
である。 図において、1は直流電源、2は充電用スイッチ、3は
充電用抵抗、4はコンデンサ、6はリアクトル、7は供
試サィリスタ(素子)、11,12,14はダイオード
、13,16は電圧計、16は短絡用スイッチである。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。翁1
図 豹2図 数3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の静電容量を有するコンデンサに所定電圧に初
    充電された充電電荷を供試電力用半導体素子とリアクト
    ルとを直列接続した単向性回路を通して放電させ、上記
    コンデンサに極性を反転した再充電電圧を得て、上記初
    充電電圧と上記再充電電圧と上記コンデンサの静電容量
    とから上記供試電力用半導体素子の総合のスイツチング
    損失を計算によって求めることを特徴とする電力用半導
    体素子のスイツチング損失の測定方法。 2 単向性回路の供試電力用半導体素子を短絡した状態
    でコンデンサの初充電、および上記単向性回路を通して
    放電させることによって逆極性の再充電を行わせ、これ
    から上記供試電力用半導体素子を除く上記単向性回路の
    損失を求め、これによって計算の補正をすることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の電力用半導体素子の
    スイツチング損失の測定方法。
JP3303480A 1980-03-12 1980-03-12 電力用半導体素子のスイツチング損失の測定方法 Expired JPS6012582B2 (ja)

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