JPS60125566A - 体液中のレクチン親和性物質を検出する方法 - Google Patents
体液中のレクチン親和性物質を検出する方法Info
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- JPS60125566A JPS60125566A JP23150083A JP23150083A JPS60125566A JP S60125566 A JPS60125566 A JP S60125566A JP 23150083 A JP23150083 A JP 23150083A JP 23150083 A JP23150083 A JP 23150083A JP S60125566 A JPS60125566 A JP S60125566A
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/80—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving blood groups or blood types or red blood cells
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は9体液中のレクチン親和性物質を検出する方法
に関する。更に詳しく述べれば、フコースに特異性を示
すレクチンに対する体液中の親和性物質を検出する方法
に関する。
に関する。更に詳しく述べれば、フコースに特異性を示
すレクチンに対する体液中の親和性物質を検出する方法
に関する。
フコースはメチル糖の一種で、6−ジオキシガラクトー
スに相当するものであるが、フコースに反応特異性を示
すレクチンとしてハリエニシダ凝集素−1(UEA−1
)とミヤコグサ凝集素(Lotus A)が知られてい
る(以下これらのレクチンを単にレクチンと称する)。
スに相当するものであるが、フコースに反応特異性を示
すレクチンとしてハリエニシダ凝集素−1(UEA−1
)とミヤコグサ凝集素(Lotus A)が知られてい
る(以下これらのレクチンを単にレクチンと称する)。
レクチンは、ヒト赤血球のH型物質に対する抗H作用物
質で、ヒトO型赤匍球と強い凝集反応を示し、その他A
型、B型、AB型赤血球とも反応する。これはレクチン
がヒト赤血球のABH型物質の末端糖鎖のフコースと反
応することによる。このレクチンはリンパ球に結合して
、リンホカインの放出に関与ル、遊離のフコースでその
現象が阻止されること、またフコースはリンホカインの
活性を抑制する作用や、マクロファージの数件用のレセ
プターと親和性を有していることなどが報告されている
。
質で、ヒトO型赤匍球と強い凝集反応を示し、その他A
型、B型、AB型赤血球とも反応する。これはレクチン
がヒト赤血球のABH型物質の末端糖鎖のフコースと反
応することによる。このレクチンはリンパ球に結合して
、リンホカインの放出に関与ル、遊離のフコースでその
現象が阻止されること、またフコースはリンホカインの
活性を抑制する作用や、マクロファージの数件用のレセ
プターと親和性を有していることなどが報告されている
。
ところで、ヒト体液中のレクチン親和性物質の存在並び
にその量的関連が確認されるならば。
にその量的関連が確認されるならば。
アレルギー疾患や免疫疾患などにおいて、その有用な病
態検査手段となる。すなわち、ヒト体液中のレクチン親
和性物質を検出することにより、アレルギー疾患や免疫
疾患などの種々の疾患の有無やその病態の把握をするこ
とが可能である。
態検査手段となる。すなわち、ヒト体液中のレクチン親
和性物質を検出することにより、アレルギー疾患や免疫
疾患などの種々の疾患の有無やその病態の把握をするこ
とが可能である。
種々の疾患のうち、具体例の一つを述べれば喘息に代表
される気道閉塞性障害をあげることができる。この場合
、ミャコグザ凝集素(Lotus−A)やハリエニシダ
凝集素(UEA−1)などのフコースに反応特異性を示
すレクチンに親和性をもつ物質が体液中にどの程度存在
するかにより。
される気道閉塞性障害をあげることができる。この場合
、ミャコグザ凝集素(Lotus−A)やハリエニシダ
凝集素(UEA−1)などのフコースに反応特異性を示
すレクチンに親和性をもつ物質が体液中にどの程度存在
するかにより。
気道閉塞性障害の有無、その病態の把握、予後の診断な
どをすることが可能となる。即ち9体液中に、フコース
あるいは、フコースを作用族とする多糖体がどの程度存
在するかによって気道閉塞性障害の有無、その病態の把
握、予後の診断などが可能となるものと考えられる。
どをすることが可能となる。即ち9体液中に、フコース
あるいは、フコースを作用族とする多糖体がどの程度存
在するかによって気道閉塞性障害の有無、その病態の把
握、予後の診断などが可能となるものと考えられる。
気管支喘息などの気道閉塞性障害の一次的病因としてア
レルギー機序の重要性は明白であるが、血清IgEレベ
ルを測定しても臨床との関連性に乏しい場合が多い。す
なわち、血清IgBレベルが高くとも気管支喘息などの
気道閉塞性障害の病態がおこらないものと悪化するもの
とがあり、現時点では免疫・アレルギー学的検査所見か
らはその病態の把握が困難なことが多いが。
レルギー機序の重要性は明白であるが、血清IgEレベ
ルを測定しても臨床との関連性に乏しい場合が多い。す
なわち、血清IgBレベルが高くとも気管支喘息などの
気道閉塞性障害の病態がおこらないものと悪化するもの
とがあり、現時点では免疫・アレルギー学的検査所見か
らはその病態の把握が困難なことが多いが。
本発明はこの問題を解決したものである。
本発明におけるレクチン親和性物質の検出方法は、ヒト
赤血球とレクチンによる赤血球凝集反応を利用したもの
で、ハリエニシダ凝集素−1(UEA−1)またはミヤ
コグサ凝集素(Lotus −A)と。
赤血球とレクチンによる赤血球凝集反応を利用したもの
で、ハリエニシダ凝集素−1(UEA−1)またはミヤ
コグサ凝集素(Lotus −A)と。
ヒト赤血球による凝集反応をおこなうに際し。
これに体液を加えて凝集反応をおこなうことにより、凝
集反応を変化させる体液中の力価を測定することを特徴
とするものである。換言すれば、 UEA−1または
Lotus−Aと、ヒト赤血球による凝集反応をおこな
うに際し、これに体液を加えて凝集反応をおこない、凝
集反応を増強させる最大希釈倍数をめることにより体液
中のレクチン親和性物質を検出する。
集反応を変化させる体液中の力価を測定することを特徴
とするものである。換言すれば、 UEA−1または
Lotus−Aと、ヒト赤血球による凝集反応をおこな
うに際し、これに体液を加えて凝集反応をおこない、凝
集反応を増強させる最大希釈倍数をめることにより体液
中のレクチン親和性物質を検出する。
したがって9本発明の目的は、レクチン親和性物質を検
出する新規な方法を提供するにある。
出する新規な方法を提供するにある。
レクチン親和性物質とは、フコースあるいはフコースを
糖鎖末端にもった化合物である。
糖鎖末端にもった化合物である。
本発明において体液とは9通常は血清が用いられるが、
また一般的血清反応と同様にだ液。
また一般的血清反応と同様にだ液。
腹水、膨水、関節液、髄液などでも可能である。
またヒト赤血球はABH式血液型分類でO型の赤血球が
最も適しているが、その他の血液型でも反応に支障をき
たさないのでかまわない。本発明において、レクチンと
は上記の如く、ハリエニシダ凝集素−1(UEA−1)
またはミヤコグサ凝集素(Lotus−A)で、市販さ
れている純度の精製品で可能である 次に9本発明の実施例を掲げ9本発明の効果を示す。
最も適しているが、その他の血液型でも反応に支障をき
たさないのでかまわない。本発明において、レクチンと
は上記の如く、ハリエニシダ凝集素−1(UEA−1)
またはミヤコグサ凝集素(Lotus−A)で、市販さ
れている純度の精製品で可能である 次に9本発明の実施例を掲げ9本発明の効果を示す。
実施例1
一ノ& −L L−−−−デ^漉ル、、/7#−Lh
#l−劇す塩水によって倍々希釈系列を作る。これに0
.1%ハリエニシダ凝集素−1(UEA−1)溶液を2
5μlずつ注入して、ミキサーで1分間混和する。
#l−劇す塩水によって倍々希釈系列を作る。これに0
.1%ハリエニシダ凝集素−1(UEA−1)溶液を2
5μlずつ注入して、ミキサーで1分間混和する。
その後0.・596ヒ)O型赤血球浮遊液25μlずっ
加え、再びミキサーで1分間混和してから室温にて静置
する。血液希釈液の代りに生理食塩水を入れたものを凝
集反応の対照にする。
加え、再びミキサーで1分間混和してから室温にて静置
する。血液希釈液の代りに生理食塩水を入れたものを凝
集反応の対照にする。
3〜4時間後にまた最終的には翌日に凝集像を観察し、
対照の像と同じものになる血清希釈倍数をめレクチン親
和性物質の力価とする。
対照の像と同じものになる血清希釈倍数をめレクチン親
和性物質の力価とする。
実施例2
UEA−1のかわりに、0.1%ミャコグザ凝集素(L
otus−A)を用いて、実施例1と同様の操作をおこ
ない、レクチン親和性物質の力価とする。
otus−A)を用いて、実施例1と同様の操作をおこ
ない、レクチン親和性物質の力価とする。
共鉢鞠茗反覆性閉塞性気管支炎などの症例について具体
的におこなった本試験の成績を表1に示す。
的におこなった本試験の成績を表1に示す。
表1.各疾患別のレクチン親和性物質の血清中力価の比
較(表1中 中印は治療などにより寛解期にある症例を
示すン表1に示した力価は加齢とともに増加するもので
あるが、アトピー性疾患と、上記以外の疾患の症例を除
(表示したすべての症例は力価が1=16以上の場合は
寛解期にあることを示しており、病態の把握に有力な情
報を提供することが可能である。
較(表1中 中印は治療などにより寛解期にある症例を
示すン表1に示した力価は加齢とともに増加するもので
あるが、アトピー性疾患と、上記以外の疾患の症例を除
(表示したすべての症例は力価が1=16以上の場合は
寛解期にあることを示しており、病態の把握に有力な情
報を提供することが可能である。
したがって1本発明は、極めて価値の高いものである。
特許出願人
工−ザイ株式金社
Claims (2)
- (1)ハリエニシダ凝集素−1(UEA−1)またはミ
ャコグザ凝集素(Lotus−A)と、ヒト赤血球によ
る凝集反応をおこなうに際し、これに体液を加えて凝集
反応をおこなうことにより、凝集反応を変化させる体液
中の力価を測定することを特徴とする体液中のレクチン
親和性物質を検出する方法。 - (2)ヒト赤血球が、ヒトO型赤血球である特許請求の
範囲第1項記載の体液中のレクチン親和性物質を検出す
る方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23150083A JPS60125566A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 体液中のレクチン親和性物質を検出する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23150083A JPS60125566A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 体液中のレクチン親和性物質を検出する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60125566A true JPS60125566A (ja) | 1985-07-04 |
JPH0224469B2 JPH0224469B2 (ja) | 1990-05-29 |
Family
ID=16924462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23150083A Granted JPS60125566A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 体液中のレクチン親和性物質を検出する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60125566A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01244741A (ja) * | 1987-11-19 | 1989-09-29 | Takara Shuzo Co Ltd | L−フコース代謝異常を伴う疾病の検出方法 |
-
1983
- 1983-12-09 JP JP23150083A patent/JPS60125566A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01244741A (ja) * | 1987-11-19 | 1989-09-29 | Takara Shuzo Co Ltd | L−フコース代謝異常を伴う疾病の検出方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0224469B2 (ja) | 1990-05-29 |
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