JPS60123353A - 容器、殊にチユ−ブの為の排出バリヤ - Google Patents

容器、殊にチユ−ブの為の排出バリヤ

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JPS60123353A
JPS60123353A JP59117439A JP11743984A JPS60123353A JP S60123353 A JPS60123353 A JP S60123353A JP 59117439 A JP59117439 A JP 59117439A JP 11743984 A JP11743984 A JP 11743984A JP S60123353 A JPS60123353 A JP S60123353A
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container
barrier
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valve
tube
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JP59117439A
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グスタフ フリエル
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Lingner and Fischer GmbH
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Lingner and Fischer GmbH
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は容器、とくにチューブのための排出バヤおよび
その応用に関する。
このような排出バリアは主として、容器の分与このよう
な容器は、内容物が流動しうるかあるいは押し出し得る
ものであるかの問題を有している。
このような内容物は、たとえば、液体あるいは半液体で
あり得る;しかし、たとえば流動しうる粉末およびその
他の、これに匹敵する特性2有する内容物であることも
ある。応用は好ましくは自由に流動する内容物、たとえ
ば接着剤、歯みがきあるいはシャンプーに対するもので
ある。チューブからの液状あるいは半液状物の排出に際
して、たとえば排出過程およびそれに続く閉鎖過程の故
に、小さな気泡が内部に捕えられるようになることは、
殆んど避けられない。若しチューブの内容物が溶媒を含
むものであると、溶媒蒸気の該気泡内への気化が生ずる
。一般に空気、ガスおよび/または蒸気泡が結集して、
その圧力がチューブ内の気化ガスおよび蒸気成分の全分
圧の合計に対応するものとなり得る。この圧力は、チュ
ーブ内の不所望な凰の内容物を、チューブを開いた際に
、流し出すものとなり、その後も、不便なほどに、史に
流し出すものとなる。チューブを使用する手の熱および
温い貯蔵温度はこれらの過程を維持する。しかし、たと
え重力をかけただけというような他の理由もまた排出を
生じうる。
このような流出は、若し容器空間を容器の分与口と連通
ずる外側小室と実際の貯蔵室とに、分割壁によって分割
し、その分割壁が、内容物の分与後、貯蔵室から外側小
室への内容物のそれ以上の流れを完全に遮断し、あるい
は少くとも絞るものであれば、対処しうるものである。
どっちつかずの場合、外側小室を、この外側小室によっ
て定量的に計られた内容物のための投薬回分室として使
用することもできる。しかしながら、本発明が目指して
いる場合は、主として、内容物の分与が貯蔵室内に存在
する内容物に加えられる分与圧力の大きさおよびその接
続時間に依存し、かつ内容物の連続した柱状体が、貯蔵
室から外側小室を通じ分与口へ延びる場合である。操作
圧力の除去とともに、貯蔵室と外側小室との分割壁に設
けられた連絡装惰;が、こんどは、貯蔵室から外側小室
への、そして分り口への内容物のそれ以上の供給を妨げ
あるいは防止することとなる。
問題としている容器は、既に例示しているように、好ま
しくはチューブであつ′C1内容物の分与がチューブ本
1不に加えられる圧力に起因するものである。主として
問題としている通常の折りたためるデユープとは別に、
圧力が加えられたのちに、デユープ本体が多かれ少かれ
弾性的に原型に復帰するようなチューブもまた対象とな
る。また、更に他の同!−1シに作用する容器もまた問
題とすることができる、たとえば、作動圧力が作動ピス
トン、作動空気圧あるいは之に匹敵する加圧作動手段に
よって貯蔵室に加えられるようなものが含まれる。
若し、先述のどっちつかずの場合におけるように、外側
室が投薬回分室として使用されずに、主目的の意味にお
いて、ここに述べた種類の器具について、主として内容
物の最初の分与あるいはそれ以上の流れが、立ち向うべ
きものであり、内容物が多かれ少かれ、容器出口から外
側室を通じ貯蔵室に続く閉鎖された柱状体の形のもので
あっても、このような阻止あるいは完全閉鎖の排出バリ
アは投薬回分のための補助手段の性格を有する。
本発明の構成において、ど−)ちつかずの場合におしす
る容器の出口は、若し使用期間中、内容物の実質的な劣
化をまねかないのであれば、永久的に開放されていても
よい。殆A、どの場合、容器の開口には、分離し得かつ
適当に再使用可能の閉鎖手段、たとえばチューブの場合
普通のチューブキャップが備えられる。他の、より好ま
しくないどっちつかずの場合、容器の開口には、自動的
な容羽閉鎖手段、たとえばドイツ公開特許明細書第27
04164号記載の、チューブおよび弾性容器のための
圧力作動閉鎖手段あるいはドイツ公開特許明細書第28
41984号に依るチューブ閉鎖手段が備えられる。多
くの他のチューブ閉鎖手段がある。
このような自動チューブ閉鎖手段は、不使用時に、本当
の容器開口を閉鎖するものであるが、本発明の対象では
ない。
本発明の対象は、むしろ容器の分与開口を備えた外側小
室を貯蔵室から分割する分割壁の形と構成にあって、そ
の機能において、部分的あるいは全面的な排出バリアで
ある。ここで分与のための圧力は、殆んど内容物それ自
体により、貯蔵室から分割壁を通し、外側室に存在する
内容物に伝達される。
とりわけ自動チューブ閉鎖手段と共に使われるものとし
て、他のものを排除するわけではないが、分割壁に永久
的に開放された絞り開口が知られている(たとえばドイ
ツ小特許第1924855号および第7228144号
および英国特許明細書第724798号参照)。しかし
、ここには分与に際しての貯蔵室から外側小室への最大
の妨げられない通過という目的と、分与の生じない期間
で最も力強い絞りを与える目的の間に矛盾が生じる。
この目的間の矛盾は、若し分割壁が弁装置を備えるもの
、とりわけ貯蔵室から外側小室への一方向弁を備えてい
て、外側小室中の内容物に対する圧力負荷に際して、こ
の弁が適当な大きさの通過断面で開口し、分与圧力の除
去に際して、好ましくは完全に、あるいは少くとも部分
的に再閉鎖するものであれば、もはや生じない。本発明
は、弁装置を有し排出バリヤとして働くようにした分割
壁の問題の範囲に関連する。ここでも、永久的に自由な
開口断面が、弁装置に加えて、たとえば溶媒蒸気圧の差
異による貯蔵室と外側小室との間での異なる分圧のたと
えば圧力平衡化を達成するため、分割壁に残される構成
を排除するものではない。このような追加的な開口断面
は、しかしながら、強い絞り作用を以て適当に形成され
る(ドイツ小特許第8280181.フレイチ10)。
分割壁の弁装置は、基本的には任意の機能上適当な公知
の弁構造を有するものであってよい。この懸架(Sus
pension)条件に依存する特殊なケースに関連し
ている。このような公知の構造は二つのカテゴリイに分
けられる。一つのカテゴリイ(本国特許明細書第808
1006=ドイツ受理済明細書第1212862号、米
国特許明細書第8179299号およびドイツ特許明細
書第1786644号)において、分割壁は容器本体と
の一体部分となっている。他のカテゴリイ(既述のドイ
ツ小特許第82g0181号およびドイツ小特許第72
41840号、米国特許明細書第1122868号およ
びフランス特許明細書第1519814号)において、
分割壁は容器本体にあとから導入されたインサートとな
っている。本発明は主として分割壁がインサートとして
形成されるものに関するが、それに限られるわけではな
い。このインサートは容器に追持ち、たとえば内容物の
圧力下に生ずる容器の肩部に対する迫持ち、によって連
結され得る。しかしながら、より永久的な連結、たとえ
ばプレストレスの下でのクランピングによる、あるいは
接着剤などによる、さらに永久的な連結が好ましい。と
りわけ、ここで興味があるのは、それによって他の種の
連結を排除することを望むわけではないが、プレストレ
スの下でのクランピングの可能性である。
考慮すべき分割壁の膜部分のための弁開口には、数多く
の構成と形状がある。米国特許明細書第8179299
号によれば、膜部分は、加圧下に、貯蔵室の側部から膨
張する複数の小透孔を有し得、ここで分割壁は外側室か
ら貯蔵室への空気のための逆吸入バリアとして行動する
。膜部全体がフラップ・バルブとしても役立ち得る(ド
イツ特許明細書第1786644号)。膜部分が他の、
たとえばフラップ形式のバルブ要素と協働することもで
きる(米国特許明細書筒8081006号=ドイツ公告
明細書第1212862号)。第2のカテゴリソにおい
て、バルブ・スリットは膜部の中心から離れ周辺近く 
(以下、1周辺部′という)、たとえば、バルブ・フラ
ップを形成するため殆んど半円形に、配置されている(
米国特許明細書第1122868号、第5図による)。
本発明は、排池的にではないが、好ましくは、この二番
目に述べたカテゴリーに関するものである。
さて、殊に巨大な製造スピードの大量生産において、そ
の一方の膜部によって分割壁を形成するインサート、お
よび他方にある容器は、大きな許容誤差によって影響を
うけることが明らかとなった。
それ故、本発明は、なかんづく、今日、1分あたり本発
明の関心事は、他を排除するわけでないが、とりわけ、
膜部に単にスリットを設けることによって得られるよう
な弁開口に向けられている。
バルブ・スリットの公知の構成は二つのカテゴリイに分
けられる。最初のカテゴリイにおいて、バルブ・スリッ
トは、分割壁に中心的に、たとえば単純なスリット、7
字型のスリット、十字型のスリット、角度を有するスリ
ットあるいはその周辺の短い部分に沿って中断された円
形のスリットとして、配置されている(ドイツ小特許第
7241840および第8280181号、およびフラ
ンス特許明細書第1519814号、および米国特許明
細書第1122868号、第1〜4図)。100から1
80の生産速度で作られるアルミニウム・チューブのた
め、特に提供されたものである。今日、アルミニュウム
・チューブは、許容誤差がたとえば工具の摩耗により生
ずる押出しプロセスによって生じている。膜部分を有す
るインサートは、好ましくは、たとえば接着剤の溶媒に
対して不活性な種類のプラスチックス、ポリプロピレン
あるいはこれに匹敵するプラスチックスにより適当に製
造されている。ここには、射出工具および材料の両方か
らの製造の許容誤差がある。分割壁と容器との間の連結
は完全もしくは実質的にシールされているものでなけれ
ばならないので、分割壁と容器との間の連結条件には、
バルブの開放に際し不所望の反作用が容易に生じ得るも
のである。それゆえ、分割壁に形成され、たとえばクラ
ンピングによって、容器との連結の為に役立つ支持要素
は、単数または複数のバルブ開口を有する膜領域に対し
不所望のストレスを与えることがあり、不所望なやり方
でバルブ機能に影響しうる。分割壁が容器と一体に形成
されている場合にも、これに匹敵する考慮が払られれる
、というのは、そのような場合でさえ、容器の許容誤差
は、出来る丈正侭に調節しなければならない分割壁の膜
部のバルブ開口に、大きく不所望に作用することがある
からである。
それゆえ本発明は、その基礎に、既述の種類の排出バリ
アを提供する課題を有する、このバリアは圧力の除去に
際して好ましくは完全に作動し、すべての場合に、内容
物に明らかに作用するもので、大量生産に適したやり方
で、膜部における単数もしくは複数のバルブ開口の懸架
条件を、分割壁の容器えの連結条件から独立にするもの
である。
そこで、それは、とりわけ膜部にストレスがかからない
ように保ち、ストレスを受けていない状態のバルブ開[
1が完全に閉鎮もしくは、とも角適切に閉鎖されるよう
にする仁とを目指している。例外的な場合に、若しバル
ブの機能が特定の所望のストレス条件を有すべきことが
望まれるならば、これらを膜部に与えるように配慮する
ことができ、そして、これらのストレス条件は出来る限
り分割壁と容器との間の連結条件によって影響を受けな
いようにすべきである。
項の一般的部分による排出バリアから適切に出発して、
この課題は、特許請求範囲第1項の特徴部分により本発
明に従って解決される。
本発明による排出バリアにおいて、膜部の比較的安定し
た形状の取付部分、すなわち、膜部に関連し、そして適
当には分割壁の支持部分にも関連する取付部は、膜部分
が所望のストレス条件を有すること、好ましくは、分割
壁と容器との間の連結条件とは無関係に、ストレスから
の自由を有しているように、とり計られる。この取付部
を有する支持要素はこれらの条件に適合する。
フランス特許明細書第1519814号による排出バリ
アは、たとえば既述の種類のものである。そこでは、膜
部の支持要素が強く角度をつけられた外側のリング・フ
ランジを有する平らな円錐状のリングでありで、支持要
素の二つのリング帯域が、チューブの円錐型肩領域の下
にクランプしている。
このクランピング・ストレスは円板型の中央膜部分に伝
達され、そして中心のバルブ・スリット領域でのストレ
ス条件に影響する、というのは、ここのような反作用が
避けられる。対応する配慮が既述の種類と同様な排出バ
リア、すなわち、ドイツ小特許第7241840号、同
第8280181 号および米国特許明細書第1122
868号(既述の種類の排出バリアが容器内で、分割壁
とともにインサートとして形成されている)によるもの
に適用され、またドイツ特許明細書箱1786644 
号、米国特許明細書第8179299号あるいは米国特
許明細書箱8081006号=ドイツ公告明細書第12
12862 (8+aと一体に形成された分割壁を有す
る)lこよるものにも適用される。
特別な場合においては、若し取付部が分割壁の模型部分
を完全に包囲しなくても充分である。しかしながら、取
付部は好ましくはリング型に形成される。「リング型」
とは、第1に、同等の特定の形状に対する限定なしに、
全般に広がっている取付部を意図するものであり、第2
には、この方が好ましいが、円型のリング形状を意図す
るものである。円筒形状あるいは取付けの軸線方向に沿
って長く延びる他の形が好結果であることが判った。こ
れによって、取付部の形状の剛性が、分割壁および多か
れ少かれ弾性的に変形しうる膜部を構成するのと同じ材
料によるものであることが、とりわけ満足をもたらしう
る。全く一般的なことであるが、分割壁のすべての要素
が、既述のポリプロピレンのような同一の材料より単一
体として形成されていることが、好ましく規定される。
膜部を、このように長手方向に延びた取付部の長さの中
心領域、たとえば中心の中途部に沿っての、配置を考え
ることが出来よう。このような配置は、僅少な厚みの取
付部で叢大の形状の剛性を得たい場合に有用であり得る
。しかしながら、大量生産の容易さその他の理由から、
膜部を長手方向に延びた形の取付部の端面に設けること
が好ましい。
月LfPのとりわけて有利な弾性的懸架構造もまた、そ
の他の理由と考えてよい、というのは、ここで膜部はド
ラム外被の要領で懸架されるからである。
取付部が、長期間にわたって、ここに安定な形状に保た
れても、同時に充分な弾性を有し、膜部の弾力特性の決
定に寄与するものであり得る。
若し、分割壁がインサートとして形成されるもので、分
割壁はありふれたように容器の肩部に配置されるならば
(たとえば米国特許明細書第1122868号あるいは
ドイツ小特許第8280181号参照)、長手方向に延
びた形の取付部の、膜部を有する端面を容器の肩部より
離すことが適当である。
取付部を有し、かつ分割壁土に形成されるものであって
、分割壁によって占められる容器の内部断面に現われる
許容誤差を補償するものであれば任意の要素が支持要素
として役立ち得る、そして分割壁がインサートとして形
成されるものである場合もまたインサートの許容誤差を
補償する。どっちつかずの場合でも、これが取付は機能
とともに許容誤差補償機能を満たす位置にある限り、支
持要素は取付けの要素でさえもある。
たとえばインサートとして役立っている分割壁内の支持
要素のクランピング形成のために、支持要素は円形のカ
ラーとして形成されることが適当である。これは、好適
には、角度を付けた支持フランジを有する環状体であり
うる。既述の、それによってインサートが容器の肩部に
対して迫持されており、かつこの容器の肩部が、チュー
ブ肩部のように傾いている普通の場合、その環状体が傾
いた容器肩部に適合した傾いた形を有するよう規定する
ことが好ましい。支持要素を容器の肩部に密着するよう
に配置することができるようにするため、支持フランジ
が関連する容器肩部から離れて向いていることが更に適
当である。最後に、若し、容器の許容誤差に依る内部断
面の相異の弾性的適合を確保する願望にもかかわらず、
比較的厚い壁で支持要素の部分を形成することが望まれ
るなら、支持要素中に対応する弾性的に変形しうるリン
グ帯域を設けることが適当である。これは材料を分割壁
の弾性的に変形しうる基底材料中で弱める(蒲くする)
ことによって得ることができる。
ここに、好ましい具体例としては、環状体と支持フラン
ジとの内側移行面が、半径方向に内向きから半径方向に
外向きにまで角度をつけられて延びておりかつリングの
形の薄くされた帯域を形成しているものが挙げられる。
膜部分の普通のストレス条件を利用するため、基本的に
は、単数もしくは複数の開口が、任意の望ましい公知方
法によって形成かつ配置される。
本発明の枠組みのなかで、とりわけ興味のあるのは、こ
こで、周辺のバルブ・スリットを設けるこされた一対の
向い合った周辺スリットであって円弧の形のフラップが
各円形区画の端を結ぶ線を中心として、ばたばたと動く
ように形成されたものがある。このフラップ動作は、若
し適切な復元力を生じさせようと望むなら、半径的に更
に内向きに配置された膜部の領域の比較的厚い壁の構造
を必要とする。ここに、またフラップのヒンジ線がより
弾性的らしい膜部の半径的に内側の領域に配置されるこ
とは欠点として認識されなければならない。きわめて一
般的なことであるが、このような膜フラップの長期の負
荷能力は限られている。
本発明によると、その代りに、好ましくは、少くとも1
個、好ましくはより多くの周辺的バルブ・スリットが取
付部に沿って延びているものが提供される。取付部に沿
って延ばすことにより、各バルブ・スリットの取付部に
隣接する領域が、多のスリットのない部分の端帯域の変
形に際して、バルブ・スライダーの要領で取付部の軸方
向に滑動する。
若し膜部の半径が決定出来るならば、これは通常の丸い
あるいは長円状その他の輪郭の場合であるが、各バルブ
・スリットは膜部の半径に関して適当に直角に延びるも
のである。これから次のことが言える、すなわち、ここ
に述べた好ましい、各バルブ・スリットが取付は部分に
沿って延びる、場合について、取付部もまた完全または
実質的に半径的に延びるものである。
これは単に公知のフラップ様スリット形状の欠点だけで
なく、半径的なバルブ・スリットの欠点をも回避する。
チューブ内でその各チューブ・コーンの前に端部を締め
た態様で配置された、弾性材料製の半径的なスリット・
バルブ膜についての試みは、このようなバルブ膜が、比
較的不充分な、回分投与を可能とするだけであり、また
比較的不充分に、それ以上の流れを妨げるだけであるこ
とを示すものである。この理由は、この方法によって構
成されたバルブ膜の回復スプリング作用がより不充分で
あることにあり、とりわけ若し分割壁が、耐溶媒性のプ
ラスチックス、たとえば接着剤についてはポリプロピレ
ンのコスト・エフエクテイブな射出成型によって作られ
ている場合熱りである。ここに述べた本発明に依る形状
に関し、半径に対して直角である取付部に沿って周辺的
に延びる各バルブ・スリットがあれば、前述のものと異
なり、膜部の担持体としての取付部からの回復スプリン
グ作用がもたらされ、正確な回分投与を提供し、それ以
上の流れを妨げるのに必要な、バルブ・スリットの急速
な開閉を保証する。同時にバルブ・スリットに類似の機
能を引き受ける半径的にスリットをつけた膜と対照的に
、その周辺まで閉鎖し、若し適当なら中心において補強
されている圧力対抗(Counterpressure
)膜は、本発明の枠組みの中で、バルブ・スライダーの
機能を引き受ける、これは与えられた逆圧力に対して、
バルブ・スリットを正確に僅かだけ開き、圧力の軽減に
際しこれらを直ちに閉ぢるものである。ここで取付は部
分はこれに貢献し、開閉プロセスを、4既して、たとえ
ばチューブ・インサート支持カラーとして形成されてい
る支持要素と、ここでチューブである容器との間のすべ
てのプレストレシングと無関係なものとする。このよう
な支持要素のブレストレシングは、若し分割壁がチュー
ブ中におけるチューブ・インサートとして形成されてい
る場合、輸送および貯蔵中の確実な支持のため必要なも
のであって、バルブ領域における、このようなブレスト
レシングに対する要望が全くない場合、そこには特別に
形成され配置されたバルブ・スリットがある。
このようなチューブ・インサートをチューブを損傷する
ことなくチューブlζ導入するためIζ、チューブ・イ
ンサートの導入は適切にば、チューブ直径の平面にある
傾きを以て行われ、かつチューブ・インサートは、前部
のチューブ・コーンにある容器肩部に対してだけきつく
圧され、チューブ・コーンとレベルヲ合せる。
膜部が一定の厚みの対圧膜を形成することは必要なこと
ではない。それゆえ、膜部には各バルブ・スリットに向
って延びる、好適には半径方向に延びる剛性を与えるリ
ブを設けることができる。
同様なことはより以上の剛性リブにも適用できる。
また膜部はその中心に向って補強的64作られ得る。
ここにこの補強は既述の剛性リブ上にも形成され得る。
バルブ開口のコントロールのため、ここで剛性リブ(単
複)および/または補強部が貯蔵室から遠い側に形成さ
れていれば適切である。
膜部の回復スプリング作用、すなわち既述の好ましい周
辺配置における回分投与スリットの滑動作用を改善する
ため、好適には、対圧膜を取付は部分とその周辺の短い
部分に沿ってのみ非対象的な位置で直接連結すること、
およびそれをその周辺の残りの部分に沿ってベロウ様の
構造で連結することが規定される。これは、膜部tζよ
って形成された対圧膜が、チューブの開口に際しチュー
ブ内容物によって伝達された圧力の存在の下で傾き(チ
ルト)運動を行なうようにさせる、すなわち、チューブ
開口の方向におけるチルチング運動であって、その回転
軸は、取付は部分と対圧膜との間の短かい直接連結部に
ある。その結果、そこに位置している回分投与スリット
は少し開き、圧力の軽減に際し、直ちに、そして確実に
、再び閉ぢる。
上記したバルブ滑動作用は、若し既述の好ましい周辺バ
ルブ・スリットあるいは膜部分の取付は部分に沿って半
径的に、適当に延びる各ノ〈ルブ・スリットが、取付は
部からある程度間隔をおかれているならば、既に著しい
程度に現われている。
またそうであっても、膜部分の内部に横たわっている領
域が、バルブ滑動作用とともに、膜部分の軸方向に、取
付は部分によってしっかりと支持されている残りの周辺
部分よりもさらに、動く。最適のバルブ滑動作用が、若
しいくつかのこのような周辺スリットが取付は部分に沿
って一様に分布しているならば、得られる。しかし単一
のバルブ・スリットによっても、同様な作用が既に得ら
れている。
若し、適切なバルブ・スリット(単・複)の外側端縁が
取付は部分の内側端縁に配置されていれば、この効果を
増強することができる、というのは、そうした場合、適
切なバルブ・スリットの外側端縁はもはや取付は部分に
関して外向きには曲らず、それにより、適切なバルブ・
スリットの内側端縁と連結している膜部の該当領域のバ
ルブ滑動作用が最適化される。
バルブ・スリットの開きのコントロールは、そこで、若
しバルブ・スリットの切断面が取付は部分の軸に関して
傾いて延びるものであれば、更に改善され得る。若し切
断面が、チューブ・インサートの中心の方向に傾きの角
を有するならば、変形運動のために最善であり、そのよ
うにして膜部の外側小室に向いた側にある各バルブ・ス
リットが、膜部の貯蔵室に向いた側よりも軸から遠くな
っているのである。
以下、本発明は、いくつかの実施例の図面を参照して、
より完全に説明される。
チューブ6、より特定的には折りたためるチューブ、は
すべての実施例のための容器として示したが、普遍性を
損うためではない。より特定的には、それはアルミニウ
ム・チューブに関するものである。これは、折りたたん
でない状態で円筒形であるが、変形した状態で、図示は
していないが、最初から平らにされた形状であってもよ
い、メイン・yHティ14を有する。メイン・ボディ1
4は一端において公知の方法、たとえば閉鎖折り曲げl
ζよって、閉鎖しうるものであるが、図示はしていない
。その前端において、メイン・ボディ14は円錐移行部
材16を介してノズル2oと合わされている、ノズル2
0はメイン・ボディの軸18と同心である。ノズル20
は噴口管様に、ゆるやかに先細となっておりその前端部
には容器の分与開口22が設けられている。この分与開
口は公知の方法で閉鎖しうるが図示はしていない、それ
自身の閉鎖部材によってでもよいが、より特定的には、
ノズル20にすべり込むかねじ込む閉鎖キャップによっ
てである。円錐移行部材16もまた容器の軸である軸I
8と同心であって、メイン・ボディ14の前部に接続さ
れた容器の肩部7を形成する、肩部7は容器をその前部
でノズル2oへの移行に関する限り閉鎖し、メイン・ボ
ディ14の断面とたとえば27°といった鋭角で交叉す
る。
このメイン・ボディ14の端面における断面の領域には
分割壁lがあり、これは容器の肩部7とメイン・ボディ
14との間の接続点への迫り持ち関係にある。分割壁1
は溶媒に不活性の、ポリプロピレンのような材料でつく
られたインサートの形であって、メイン・ボディの背部
から、容器の肩部7との接続部との迫り持ち関係まで滑
り込まされている。分割壁1は、容器空間を、実質上メ
イン・ボディ14の内部空間と対応する貯蔵室24と、
背部においては分割壁1によって、前部においては分与
開口22で仕切られている外側小室26とに分割してい
る。
分割壁1を形成するチューブ・インサートをチューブに
対する損傷なしにチューブ6に導入するため、チューブ
へのチューブ・インサートの導入は、チューブが背部で
末だ開いている門に、チューブのそのときの直径平面と
の傾きを以て行われる。チューブ・インサートは、先づ
メイン・ボディ14の、円錐移行部材16によって形成
された容器肩部7への移行部と同水準である円錐移行部
材に対して圧され、次いでその結果生じる、密なシール
方法でチューブ6のメイン・ボディ14の端面における
断面と接続されたレベル位置に圧しつけられる。
分割壁1は少くとも1個の、分割壁1が貯蔵室側からの
圧力を受けたとき開き、圧力を除去すると再び閉ぢるバ
ルブ開口4を有している。この各バルブil1口に対す
る作動圧力は、内容物を分与するため外部の絞り圧力が
メイン・ボディ14に加えられたとき、貯蔵室24内に
ある流体内容物によってもたらされる。そこで若しメイ
ン・ボディ14が、続けて絞られた状態にあれば、バル
ブ開口4に対する開放圧力は、内容物の分与のためtζ
、充分な量の内容物が、貯蔵室24から、各バルブ開口
4を経て通過するや否や、低下する。このように各バル
ブ開口4は、自動的に、好ましくは完全なしかし如何な
る場合でもかなりの程度完全な閉鎖位置に復帰するチェ
ック・バルブとして作動する。
図示のすべての実施例において、バルブ開口4は常に分
割壁1の中心の弾性的に変形しうる股領域8内のバルブ
・スリットとして形成されている。
比較的柔かい膜部8の場合、スリットは比較的短くてよ
いが、比較的硬い膜部8の場合、それはいくらか長くな
ければならない。スリットの長さは、また流体内容物が
自由に流動しうるものであるかまたは粘着性のものであ
るかにも依る。水のような自由流動の内容物の場合、2
〜8藺の長さのスリットで充分である;より粘着性の内
容物の場合、適当により長いスリットの長さが適用され
る。さらに指摘されるように、スリットの方向および配
置その他は、バルブ・スリットの端縁のフラップ様開口
を出来るだけ避けるように選択すべきである。同様な理
由から、バルブ・スリットの長さは、一般にあまり大き
くすべきでない。若したとえば、バルブ・スリットが強
くカーブした、あるいは長いがより弱くカーブした曲線
に沿って延びているなら、スリットの内側端縁を形成す
る股領域のフラップ作動は、実際上殆んど避けることで
きない。
これらの好ましいバルブ・スリットに関する所見は、し
かしながら、分割壁に他の公知の形のバルブ開口あるい
はそれらのうちのいくつかを設置することかできるとい
うことを排除するものでない。
分割壁1全体は同一のプラスチックス材料によって、甲
一体として適当に形成される。半径的に隣接する別の部
分は、そこで、それらが相異する程度に弾性的に変形し
うるように異なる材料の厚みおよび/または形状を有す
るものである。
ここで、゛1′、径的に最も内側の帯域は、その外周に
おいてそれを取囲む取付は部2によって懸架されている
i:iJ部3であり、ストレスを少くとも実質的(ζ、
そして出来る丈完全tこ、受けないものとな−)でいる
。IIA r’、+s sの外周は、そこで、好適には
円形であるが、たとえば平らにされた形状のメイン・ボ
ディ14の陽ば、異なる輪郭、たとえば、メイン・ポテ
イと同様に平らにされたもの、あるいは懸架構造によ−
)て定まる配慮に従った、メイン・ホテ・f以夕tの形
状をとることもできる。どっちつかずの場11、枠は膜
部の全周にわたって延びている必要はない。
凡Cの実施(41(の部会において、取付は部2は軸1
8と同心の円筒とし゛C形成され、膜部分8は、貯蔵室
24に面している取付は部2の端面から、懸架されてい
る。各図面、とりわけ第5図から判るように、円筒2の
壁厚は、決して膜部8のそれより大きい必要はない、と
いうのは、取付は部が円筒形であることが、形状に追加
的な安定性を加えているからである。
膜部8から離れている円筒2の前端面は、メイン・ボデ
ィ14の前端面における断面まで拡がっている。そこか
ら、支持要素として役立っている円形のカラー5が半径
的に外向きに拡がっている。
この円形カラー5は、半径方向に弾性変形可能であって
、その程度は、若しチューブ6の内側端面領域fζ、支
持要素によって吸収される許容誤差があったとしても、
容器内壁、ここではメイン・ボディ14の内壁、に対し
て常に弾性変形を以て、抑圧できる程度である。同時t
こ、この半径方向における弾性変形性は、分割壁1を形
成するインサート本体自身の直径的な許容誤差を袖1賞
することを可能としている。ここから、比較的大きな許
容誤差の場合でさえ、常に支持要素と容器内壁との間の
シーリングのために適した摩擦が存在して、密封が保た
れている。
円筒2は好適には、メイン・ボディ14の直径の約37
4に相当する外側直径を有している。分割壁の残りの半
径的拡がりは支持要素5に取られている。第5図に、よ
り特定的に現われているようfこ、円筒2の軸方向の長
さが、支持要素5の半径方向の拡がりとほぼ等しいこと
が適当である。各バルブ・スリット4は、図示のすべて
の実施例において、4111118と同心で、隣接領域
にある円筒2のその内側面への境界面と平行な、円弧と
して拡がっている。ここで、描かれたバルブ・スリット
4の各々は、各膜部Bあるいは分割壁1全体の半径rに
対し@籍に直角に延びているものである。
各バルブ・スリット4のこの配置は、分割壁1の貯蔵室
24の側からの圧力負荷tこ際し、取付は部分2の側の
バルブ・スリット4の端縁は完全に、もしくは実質的に
静止状態のままであり、一方膜部8の中心領域に接続す
るバルブ・スリット4の端縁は、スライド・バルブの要
領で、はぼ軸18の方向に僅かにスライドする結果をも
たらす;すなわち、各バルブ・スリットと連続している
膜部の周辺帯域が弾性変形することでこのよう亀こなる
のである。各バルブ・スリットが比較的僅かな曲率を有
しているのみで、またその長さが比較的僅かであること
から、バルブ・スリットの)1′、径方向内側の端縁城
の、各バルブ・スリットの両端を互に結ぶ弦を中心とし
た、実質的なブラツブ作用とはなり得ない。同様な効果
が、たとえば図示していない変更例、そこでは短かいバ
ルブ・スリットが直線型であり、その長さに沿い、膜部
分の中心半径によって垂直に2等分されている、1こよ
っても得られることが理解されるだろう。これ以外の等
価な形状が、たとえば直線のバルブ・スリットについて
、その領域が取付は部分2の直線の平行形であるものに
ついても考えられる。
支持要素を形成する円形カラー5は、基本的には、円筒
2の外側小室26に面している461面より拡がる環状
体28を有しており、その半径的に外側の端縁において
、円筒2に関して、後向きに長子方向に延びる支持フラ
ンジ80と一体化している。
これまでに述べた特徴は図示のすべての実施例に共通の
ものであるが、各実施例は次のような点で互に相異して
いる: 第6〜8図の実施例を除いて、他のすべての実施例にお
ける膜部8は、その貯蔵室24に面した端面がストレス
を受けていない状態で、円筒2の後端面において平らに
なっている。第1,9および10図の実施例に示すよう
に、外側小室26に面する膜部8の端面もまた平らでか
つ他の端面と平行であってよく、膜部8は一定の厚みの
平らな膜となる。しかしながら、第ga、4aおよび5
図に示すように、膜部分8の外側室26に面する端面ば
、その中心に向って補強されていてもよい。
図示の実施例において、補強部の輪郭は直円錐に沿って
拡がっており、膜部分8をその中心点において、その円
周部に関し、約2〜8の率、好ましくは1.5 の率で
補強するものである。この補強部は、第8a図によるよ
うに、一定の角度を有するように形成されてもよく、ま
た、第4aおよび4b図によるように、1以上の剛性を
もたせるリブ8の補強部であってもよい。若し、このよ
うなリブ8が使用されるなら、それは軸から各バルブ・
スリット4へ延びるもの、すなわち後者の中心半径に関
して対象的であるべきである。第4b図のような、二つ
の正反対に向い合ったバルブ・スリット4の場合、二つ
のリブ8は一緒になって膜部8の直径に沿って延びる一
つのリブを形成する。
この補強部は、第8aおよび4a図に示すように、円筒
2の内側面より始まるものであってもよいが、半径的に
より内向きに始まってもよい、そして状況にもよるが、
第4b図の変形例に描かれているように、各バルブ・ス
リット4より半径的に少々内側に間隔をおいたものでよ
い。ここでリブの境界領域における鋭い端部や隅部を避
けることが適当であり、第4図による、半径に沿って長
手方向に延びる長円の輪郭の形状であるリブは好適であ
る。
普遍性を損うことなしに、第6〜8図の実施例に示すよ
うに、唯、車−のバルブ・スリット4のみを設けること
が可能であるが、その特徴については更に記述する。し
かし、2個(第4b図)、8個(第8b図)あるいは4
個(第2図)のバルブ・スリット4を設けることもでき
るが、これらは引用した実施例により、一様な間隔で、
膜部8の周辺にわたり適当に分布している。また、より
大きな数のバルブ・スリットも可能である;設置される
バルブ・スリットの数が多くなるに従って、より軸18
と同心となるのは、膜部8の中心領域の運動である、こ
の中心領域はバルブ・スリット4の各内側端縁を形成す
るもので、貯蔵室2−4の側からの圧力負荷に際し、バ
ルブ・スライダーの要領で、バルブ・スリットの半径的
な各外側端縁に関し相対的な運動を生ずる。他方、使用
上好適なバルブ・スリットの数は、バルブ・スリット4
に補償的に、膜部の外側領域中の材料に対して作用すべ
き所望の回復力の尺度にも依存する。
第1〜8図の実施例において、各バルブ・スリット4は
円筒2の内側面に関して、僅かな半径的間隔をもって配
置されている。この間隔は、膜部8の半径と比較して、
小さく、好もしくは非常に小さいものである。図示のよ
うに、この間隔は、膜部8の半径より一桁小さい大きさ
で、小さくてよい。実際的な値は、図示のように約0.
1〜0.2 倍、たとえば0.15倍である。しかしな
がら、好ましくは第9〜10図に示すように、バルブ・
スリット4は円筒2の内側面と、完全にあるいは実質上
一致するものである。これは、第9および10図中に実
施例として示しであるが、これらは、各々一対のバルブ
・スリット4が正反対に向い合っている第2あるいは第
4b図に依ることもできる。さらに、とりわけて有利な
特徴、それによってバルブ・スリット4の切断面10が
軸との傾き角βを示し、切断面10がその外側小室26
に面する端部で、内側端縁すなわち円筒2の内側面と一
致し、かつ貯蔵室24の方向で軸18に向い円錐状とな
っていることを、示す。これは、普遍性を損うことなく
、第9〜10図に、一定の厚さの1模部3に関して、示
されており、対応する形状が、第8aおよび4a図また
は第4b図その他に依ったよう傾きをもったスリットの
方向は、正反対に向い合ったバルブ・スリット4に限定
されるものでないことも理解されるべきである。
第10図において、傾き角βは円筒2の内側面に関して
測られている。若し切断面10が貯蔵室の方向憂こ延び
て軸18と交叉するとすれば、そこでの交叉角は90°
−β である。β自身は大略10゜より大きく40°よ
り小さい、好ましくは約80゜の鋭角である。
膜部8を円筒の貯蔵室24に面する端面に配置しない場
合、平らな円筒状円板として適当に形成された中央部分
8が、直接円筒に、単一のバルブ・スリット4の両側端
の間の周辺の短い部分に沿ってだけ貯蔵室に面している
円筒2の端面において、接続されていることおよび、そ
の周辺の残りの部分に沿って、貯蔵室24に面している
円筒2の端部とベロ一様構造12を介して接続されてい
ることだけが必要である。膜部分8と円筒との間の短い
直接接続部82は、ここで、それを中心として、それ自
身フラップ様の膜部分が、外側室26の方向へ外向きに
回されるベロ一様構造の弾性変形のもとに、ふり回され
得るヒンジとして役立つものである。圧力負荷のない普
通の位置において、膜部は第6〜7図中にハツチングに
よって描かれた位置にあるが、それが−たん貯蔵室24
の側からの圧力を負荷されると、バルブ・スリット4が
開くとともに、第7図中破線で描かれた位置まで振り回
される、ここで膜部8の貯蔵室に面している側は円筒2
の貯蔵室24に面している端間における断面まで振り回
される。ここで、この破線で示された位置に必ず達しな
ければならないということは本質的なことではない;重
要なことは、相対的な振り回し運動によってもたらされ
るバルブ・スリット4の外拡がりの(Splaying
)開口であって、しかもバルブ・スリット端縁のフラッ
プ運動がないことにある。ベロ一様構造12は比較的大
きな回復力をたくわえることができるので、これは同時
に、圧力除去後のバルブ・スリット4の確実な閉鎖を与
える。これは、このノくルブ構成のためにとりわけて良
いスプリング・ノ<ツク能力であッテ、自動的なチェッ
ク・バルブとして作動する。
既述の実施例について数多くの変更、たとえば膜部8の
異なる輪郭や他の形状、あるいはヒンジ領域におけるい
く一つかのバルブ・スリットの設置など、が可能である
ことを理解すべきである。
この第6〜8図による実施例においては、ノ(ルブ・ス
リット4の開放運動が、)<ルブ・スリット端縁の端縁
が、膜部8によって形成される逆圧力膜内の振り回し軸
を中心として、ばたっと開くようなフラップ運動の意味
においてより、むしろ、バルブ・スライダーの要領によ
って行われる。
第5図のものを除くすべての実施例において、支持要素
5は、外側小室26に面する円筒2の端面における断面
まで延び、それと等レベルにある環状体28を有してい
る。肩6から離れて延び、その外側面が摩擦グリップに
よってメインボディ14の内側面に支えられている支持
フランジ80は、円筒2の軸方向長さの半分で、少くと
も確実な支持と密封を与えるような長さを有して0る。
ここで支持フランジ80は概ね、三角で鋭くと力5つた
く第7,9および10図)あるいは鈍0(第1.8aお
よび4a図)断面を有し、そこで三角の底辺は円筒2に
面し、三角の一側は容器の内側壁に寄りかかり、また他
の側は、肩部7iこ面する環状体28の側と一致してい
る。
第5図に、支持要素6の他の実施例を示す。この実施例
において、環状体の容器の肩部7iこ面する側は角αを
以て角取りされて、分割壁1を構成するインサートの全
面が、対応した角度を有する容器の肩部7との堅密な迫
持関係にあるようにされている。環状体28の貯蔵室2
4に面する側Lt、更に半径的に延びているので、狭い
厚みのリング帯域84が、支持フランジ80の接触領域
Gこあるようにされており、ここから鋭い三角の支持フ
ランジ80が拡がっている。このようにして支持要素5
の許容誤差補償伸性が、殊のほか良く×得られ、同時に
インサートの容器の肩部に対する迫持が確保される。
第5図において、このような分割壁を構成するインサー
トのある典型的な各部寸法を次に挙げる。
−円筒2の内直径dl=19.5顛; −円筒2の外直径d2=20.5Xll;−リング帯域
の直径d8=22.0顛;−環状体28の外直径d4=
24.5M;−旧蔵室24に向いている支持フランジの
端縁+0.1 。
の外直径d s −24,8−o” +−膜部8の最弱
部の厚みh1=0.4′IR;−膜部8の最厚部の厚み
h2−1.0IIII;−メイン・ボディ14の内側面
と摩擦グリップ係合している支持フランジ80の外表面
の高さl〕a=3.0龍; 一円筒4の2端面間の高さh4==4.7頭−容器の肩
部7自身の傾きに対応する、環28の容器の1部7に面
する側の面取り角α=27゜第5図に描かれているイン
サートは、末だスリットが設けられてなく、好適には柔
かいポリプロピレンで作られている。支持要素5の許容
誤差補償効果は、d4とd5との僅かに異なる寸法を、
材料の弾性的に変形しうる性質と組合せ、これが、円筒
2によって形成される取付部における、膜部8を支持す
るための肌脱の要件に悪い影響がないことによって認識
することができる。
さらに、環状体28と支持フランジ80との間の内部移
行面が角度をもって、半径的に内向きから外向きに拡が
り、貯蔵室24に面する側で、リング形状の弱化帯域8
4を形成している。ここで、支持フランジは膜部分8の
貯蔵室24に向いた面まで延びている。
異なる実施例のこれ迄の説明から、さら1こ異なる特徴
が、実穐可能な範囲において、組合せ可能であることが
判る。各図の列挙より特定の特別な関係を知ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、チューブの前部を切り欠き、取りつけた排出
バリアと共に示す、チューブの軸を含む断面図; 第2図は、殊に第1図による構造のjこめの排出バリア
の前部からの平面図; 第8a図は、第1図の断面図に対応する、変更した排出
バリアの断面図; 第8b図は、第2図のものと比べて変更した、殊に第8
a図に示した排出バリアの前方からの平面図; 第4a図は、第1図の断面図に対応する、さらに異なる
排出バリアの断面図; 第4b図は、第2図および第8b図のものと比べて変更
した、殊に第8a図の基本構造による排出バリアの前方
からの平面図; 第5図は、殊に第8α図または第8b図によるバルブ開
口を省略した、排出バリアの拡大図で、第1図の断面に
対応する断面図; 第6図は、第1図に示した断面と同様であるが、変更実
施例における、チューブの前部を切り欠き、取り付けた
排出バリアと共に示す断面図;第7図は、第6図に示し
た排出バリアの部分拡大断面図であって、排出バリアの
膜部分の休止位置をハツチングで示し、その分与位置を
破線で示したもの; 第8図は、第6および7図に示した排出ノ(リアの前方
からの平面図; 第9図は、第1図に示した断面と同様であるが、更に別
の種類のビルト・イン排出)(リアと共に、チューブの
前部を切り欠いて示す断面図;および第10図は、第9
図に示した排出)<リアの拡大断面図である。 1・・・分割壁、2・・・円筒、8・・・膜部、4・・
・ノ(バルブ・スリット、5・・・取付は部、6・・・
チューブ、7・・・容器の肩部、8・・・リブ、10・
・・切断面、12・・・ベロ一様構造、14・・・メイ
ン・ボディ、16・・・円錐移行部材、18・・・容器
の軸、20・・・ノズル、22・・・分与印口、24・
・・貯蔵室、26・・・外側小室、28・・・環状体、
80・・・支持フランジ、32・・・直托接続部、84
・・・リング帯域。 代理人 弁理士 東 島 隆 治 図面の浄書(内容に変更なし) FIG、I FIG、2 → 8 澹 / 7 ノ u FlG、和 1、事件の表示 昭和59年特許願第117489号 2、発明の名称 容器、殊にチューブの為の排出バリヤ 8、補正をする者 特許出願人 住 所 ドイツ連邦共和国 7580 ビユール(バーデン) へルマンストラーセ 7名称/
氏名 リンクネル ラント フイツシエルゲーエムペー
ハー4、代理人 5、補正命令の日付(発送日) 昭和69年9月25日 特開昭GO−123353(15) 7、補正の内容 (1)願書の特許出願人の欄を別紙のとおり補正する。 (2)願書に最初に添付した明細書を別紙のとおり浄書
する (内容に変 更なし)。 (,3)願書に最初に添付した全図面を別紙のとおり浄
書する(内容に変更なし)。 (4)代理権を証明する書面(委任状)を遺児す(2)
浄書明細書 1通 (3)浄書図面 1通

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)容器の空間を分割し、容器の分与口と連通している
    外側小室を、 iその中で内容物が代る代る排出のための圧力を受けそ
    の後再び圧力から解放されることができる貯蔵室から分
    離している分離壁を有している、容器、殊にチューブの
    為の排出バリヤであって、 分割壁は、貯蔵室の側からの膜部分への圧力印加により
    膜数付部により動作させられる回復力に抗して開口し、
    また圧力の解除とともに回復力に従って再び自動的に閉
    じるところの弁開口を少くとも1個有する膜部を構成し
    ており、また分割壁は寸法の余裕をもって容器に接続さ
    れており、又はされるような支持要素を有し、しかも、
    その分割壁はその膜部に対して相対的に安定な形の取付
    部を有しており、この取付部は支持要素と容器の間の接
    続状態とは十分無関係的に膜を懸架し、且つそれは支持
    要素に支持されていることを特徴とするところの、容器
    、殊にチューブの為の排出バリヤ。 2)取付部がリング形状であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の容器、殊にチューブの為の排出
    バリヤ。 8)取付部が筒状であることを特徴とする特許請求の範
    囲第2項に記載の容器、殊にチューブの為の排出バリヤ
    。 4)膜部が延長形の取付部の端面に設けられていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1ないし8項のいずれか
    に記載の容器、殊にチューブの為の排出バリヤ。 6)分割壁が容器の肩に配置され、膜部が設けられた偽
    ころの取付部の端面ば容器の肩から離れていることを特
    徴とする特許請求の範囲第4項記載の容器、殊にチュー
    ブの為の排出バリヤ。 6)支持要素がリング状カラーに構成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれ
    か■こ記載の容器、殊にチューブの為の排出バリヤ。 7) リング状カラーが傾斜付き支持フランジをもつ環
    状体を有することを特徴とする特許請求の範囲第6項に
    記載の容器、殊にチューブの為の排出バリヤ。 8)環状体の表面であって外側小室に面している部分に
    傾斜のある容器肩に適合するべき傾斜が設けられている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の容器、
    殊にチューブの為の排出バリヤ。 9)支持フランジが容器肩から遠くへ延長されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第7項又は第8項に記載
    の容器、殊にチューブの為の排出バリヤ。 10)環状体と支持フランジとの間の内側推移表面が半
    径方向で内方から外方へと角度をもって延びていて、環
    状の弱化領域を構成していることを特徴とする特許請求
    の範囲第7項ないし第9項のいずれかに記載の容器、殊
    にチューブの為の排水バリヤ。 11)少くとも1つ、好ましくはより多くの円周弁スリ
    ットが取付部に沿って延びていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1ないし第10項のいずれかに記載の容器
    、殊にチューブの為の排水バリヤ。 12)各弁スリットが膜部の半径rと直角に延びている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第11項に記載の容器
    、殊にチューブの為の排水バリヤ。 18)膜部合弁スリットに向って延びる硬化リブを有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第12項に記載の容
    器、殊にチューブの為の排水バリヤ。 14)硬化リブが半径方向(放射状)に延びていること
    を特徴とする特許請求の範囲第13項に記載の容器、殊
    にチューブの為の排水バリヤ。 16)膜部がその中心に向って補強が施されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第14項のい
    ずれかに記載の容器、殊にチューブの為の排水バリヤ。 16)補強が少(とも1つの硬化リブによって施されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第14項又は第1
    5項に記載の容器、殊にチューブの為の排水パリ・ヤ。 17)硬化リブ及び/又は補強が膜部の貯蔵室に面して
    いない側に設けられていることを特徴とする特許請求の
    範囲第14項ないし第16項のいずれかに記載の容器、
    殊にチューブの為の排水バリヤ。 18)膜部が比較的短い円周に沿つ13部分だけについ
    ては直接的に数句部に接続されており、残る円周に沿っ
    た部分についてはベローのような形式の取付によってな
    されており、一つ又は複数の前記弁スリットが膜の取イ
    1部への直接的接続部分のみにおいて設けられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第11項ないし、もし適
    当ならば前記能の少くとも1つの特許請求の範囲に記載
    の容器、殊にチューブの為の排出バリヤ。 19)一つ又は複数の弁スリットの外側縁が取付部の内
    側縁に設けられていることを特徴とする特許請求の範囲
    第11項ないし、もし適当ならば前記の他の少くとも1
    つの特許請求の範囲に記載の容器、殊にチューブの為の
    排水バリヤ。 20)一つ又は複数の弁スリットの切断面が取付部の軸
    に対して(傾斜90°−β の角度で傾いて延びている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第11項ないし、もし
    適当ならば前記の他の少くとも1つの特許請求の範囲に
    記載の容器、殊にチューブの為の排水バリヤ。 21)各弁スリットが膜部の外部小室に面している側の
    軸から、膜部の貯蔵室に面している側よりも、離れて配
    置されていることを特徴とする特許請求の範囲第20項
    に記載の容器、殊にチューブの為の排水バリヤ。 2、特許請求の範囲第1項ないし第21項のいずれかに
    記載の排出バリヤを適用した接着剤容器。 2、特許請求の範囲第1項ないし第21項のいずれかに
    記載の排出バリヤを適用したシャンプー容器。 2、特許請求の範囲第1項ないし第21項のいずれかに
    記載の排出バリヤを適用した練歯磨の容器。
JP59117439A 1983-06-07 1984-06-06 容器、殊にチユ−ブの為の排出バリヤ Pending JPS60123353A (ja)

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DE3320482.9 1983-06-07
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DE3327853.9 1983-07-27
DE3402478.6 1984-01-25

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1029647A (ja) * 1996-07-17 1998-02-03 Shiseido Co Ltd 逆止弁付きアルミチューブ容器
JP2010274946A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Tokuyama Dental Corp 液体用容器
JP2014069837A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Yoshino Kogyosho Co Ltd 吐出容器

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