JPS60120789A - 重質原油及び特重質原油を抽出し改質する方法ならび、これに使用するブラント - Google Patents

重質原油及び特重質原油を抽出し改質する方法ならび、これに使用するブラント

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JPS60120789A
JPS60120789A JP18723184A JP18723184A JPS60120789A JP S60120789 A JPS60120789 A JP S60120789A JP 18723184 A JP18723184 A JP 18723184A JP 18723184 A JP18723184 A JP 18723184A JP S60120789 A JPS60120789 A JP S60120789A
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reforming
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hydrocarbon
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ボーダン エム.ザキエウイツツ
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G1/00Production of liquid hydrocarbon mixtures from oil-shale, oil-sand, or non-melting solid carbonaceous or similar materials, e.g. wood, coal
    • C10G1/002Production of liquid hydrocarbon mixtures from oil-shale, oil-sand, or non-melting solid carbonaceous or similar materials, e.g. wood, coal in combination with oil conversion- or refining processes

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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、地下あるいは地表の累層、あるいは鉱床の
り′ンド・ランから抽出した特重質原油およびクールの
改質に関する。
(従来技術) 原油の伝統的な抽出および改質の方法では。
特化した技術に基づく大規模な精製設備を用いた場合に
限って重質原油およびタールを軽質製品に改良および改
質する操作を実施することが出来た。特重質タールは一
般にアスファルト製造プラントの原料としてのみ使用さ
れている。
既存の精製技術はいずれも、採掘現場において原油をパ
イプライン品質の軽質製品に変換(改質)することが出
来ない。
あらゆる種類の油層内作業あるいは地表鉱床の砂層から
の特重質タールの抽出に軽質溶剤を用いる先行技術は、
アスファルト留分の析出と累層の栓塞、あるいはサンド
・ランの抽出におりる損失により概ね失敗している。軽
質溶剤は。
アスファルト留分を重質原油から取り除くために精製所
において広く用いられているが、精製所用の軽質溶剤を
原油層内の抽出プロセスに利用することは溶剤の費用が
嵩みすぎて実行不能である。
大きな精製設備は特定品質の原油原料だけを受け入れる
ように設計される。特重質原油は独特な特性を有し、専
用の貯蔵設備と輸送設備を特徴とする特重質原油の貯蔵
と輸送の唯一の実用的な方法は、それを高温に保つこと
、および/あるいは−それを:h’l製溶剤全溶剤て希
釈することであり、この精製溶剤は精製所で回収可能で
あり、採掘/抽出現場に送り返すことが出来る。それゆ
えに単に製品を精製所に搬送するためだりに多聞のエネ
ルギーが費消され、多片のエネルギーを費消するにもか
かわらず、このような重質原油は低級な低価格製品にと
どまり。
国際市場では販売しにくいものである。
(発明が解決しようとする問題点) 従って2重質原油および特重質原油とクールをパイプラ
イン品質の製品に改質するプロセスと装置を提供するこ
とが本発明の目的の一つである。特に処理を行う原油は
、A11l比重が15゜(16℃において)を下回り、
金属油累層から直接に1あるいは地表鉱床から採掘され
た・リント・ランから抽出されたものである。
(問題点を解決するだめの1′一段) 本発明により9重質原油および特重質原油とタールの抽
出と改質のプロセスがもたらされ、このプロセスは、下
記の過程から成る。即ら。
i)高温煙道ガスおよび溶剤の働きにより、金属油鉱床
あるいはその他の金属油媒質から炭化水素原油を抽出す
る。
ii )抽出した後に、高温燃焼ガスを用いる改質段階
において、炭化水素原油をさらに処理し。
この改質段階で用いた燃焼ガスは、その後に(i)の抽
出過程で用いる煙道ガスをもたらす。
抽出した原油は水素化処理を行うことが望ましく、この
処理において原油は水素および改質された炭化水素の流
れと反応さ−lられ、水素化させた原油はその後多段階
分留処理され9分留の最終段階の液相分は製品として取
り出されるが、一方、最終段階よりも一段階前あるいは
それ以上前の段階の液相分は還流さゼで、燈:焼ガスの
熱により高温において熱改質を行うための流れをつくり
、改質後の流れは、前述の水素化処理を行うための改質
炭化水素の流れをもたらす。水素化処理の水素は主に水
性ガス反応によって得ることが出来るが、この反応にお
いては蒸気が燃焼ガスにより高温に保持されたコークス
の側を通ると分解され、このコークスは、高温改質の際
に一改質された炭化水素の流れから析出したものである
。原油の抽出に用いる溶剤は。
分留の最終段階の気相分を凝縮したものから得てもよい
(実施例) 発明を実施するためのプロセスとプラントの一例を、添
付図面のプラン1〜の概略図を参照しながら以下に説明
する。
特重質原油およびタールの熱分解には約700℃の高温
を必要とする。採収した特重質原油は一般に下記の特性
を有している。すなわち。
粗油の状態では、 AI’l比重は、 15’ (16
℃)から00までであり。
一般に3%を下回ることのない高硫黄分を含有し。
高コンラドソン炭素分を含有し。
高いコークス得率であり1 原油1バレル(0,16%) ニつき、 250〜50
0立方フィート(7〜14d)を下回ることのない多量
の水素を水素化のために必要とし。
圧密されていない累層、あるいは採掘されたサンド・ラ
ンから採収されるために、多量の砂を含有し。
煙道ガスを用いるので、ガス・リフトが起きて乳化度が
高くなり。
産出用で加熱を行う結果、プラント入口では入口温度が
高く。
プラント入口では5センチポアズ(cP)を越えない粘
度まで下がる。
ここに示す例においては、プランI・の原料は「ディジ
ー」油井10から得られ、この油井には。
6つの斜めになったガス注入穴13で取り囲まれた中央
溶剤注入および産出穴12がある。
産出穴12の環状ケーシング14から得られる原料は、
一般に原油、溶剤、水およびガスのエマルジョンであり
、高温および高圧1例えば450 °F (232℃)
および460 psig (3151X103N/r+
()で主セパレータ−11に入る。
主セパレータ−11は、縦形の孔開きハソフル31を持
ち、希釈原油を水および砂から分離する。
気化した炭化水素は凝縮器15で凝ki’rJされるが
凝縮器はガス・スクラバー16の人口段であり。
このガス・スクラバーからは二酸化炭素と窒素が排出さ
れる。凝縮器は井戸あるいは貯水槽からポンプ17で送
られる原水で冷却されるコイルを有する。水は、凝縮器
15を通った後に、砂除去−塩分除去セパレーター19
の冷却コイル系18に導入され、そこから水は外圧熱化
学改質装置21の炉水ジャケット20に入って、その後
蒸気となって約450 ’F(232℃)で蒸気過熱器
22のコイルに入る。水ジャケット20と蒸気過熱器2
2との間では、バイパス流がプロセス制御ブt24から
取り出され、プロセス制御弁25.2Gを通って連続的
あるいは周期的に熱化学改質コイル23内に注入される
。蒸気過熱器22からの過熱蒸気は。
主セパレータ−11内の砂噴流洗浄装置27に注入され
て、そこで凝縮し、そこからそれは搬送された砂を砂除
去−塩除去セパレータ−19に運ぶ。
水は、セパレーター19である程度冷却され、沈降する
砂はスクリュー・フィーダー32によって28から排出
される。
分離された主に溶剤に溶けた非乳化原油は。
主セパレータ−11の内圧によって、約420 °F(
216℃)の温度で急冷−水素化装置29に立入され、
ここで原油は、過熱熱分解炭化水素および熱化学改質装
置21のコイル系23で主に生成された水素と反応する
が、水素はこの熱化学改質装置から通常1300°F 
(704°C)を下回らない温度で急冷−水素化装置に
送られる。急冷−水素化装置29の内圧のもとで急冷さ
れ水素化された原油は約850 °F (454℃)で
装置を出て、入口温度が例えば800 °F(427℃
)の第一段分留装置30に導入される。分留装置30内
で分離された重質液相留分は、ポンプ33によってプロ
セス制御弁26.25を通り、さらに熱化学改質装置の
コイル23を通って急冷−水素化装置29に還流される
分留装置30から出た軽質気相留分は、空冷凝縮器34
内で凝縮され、ポンプ36により約550 °F(28
8℃)で第二段分留装置35に送られ、そこから液体留
分である重質留出油はポンプ37で送り出され、プロセ
ス制御弁44および弁25.26を通り、熱化学改質装
置内のコイル23を通って急冷−水素化装置29に還流
される。分留装置35からのもっと軽質な気相留分は、
空冷凝縮器38で凝縮され、ポンプ39により約300
 °F(149℃)で第三段分留装置40に送られる。
第三段分留装置からの液体留分は、 API比重が最高
40°までの最終的なパイプライン品質の商業製品であ
り。
ポンプ41によりプロセス制御弁42.43を通って最
終改質製品パイプライン45まで送られる。
分留装置40からの気相留分は、空冷凝縮器46で凝縮
され、ポンプ47によりプロセス制御弁48を通って約
200 °F(93℃)で産出穴12の中央管49に注
入され、水素供与溶剤として働いて、油層内原油を溶解
し、且つ煙道ガス成分が存在するもとてそれらとの反応
によっ一ζ水素化によって部分的に改質する。別の方法
として、あるいは追加として、この気相留分あるいはそ
の一部は、特重質原油抽出装置として機能する容器内で
も同じ目的に利用することができる。水素供与溶剤は高
水素化ナフサ留分て5通常の訓読範囲ば15001ンか
ら250 °]ン(66℃〜121 ℃)の間である。
原油の抽出に必要な溶剤の量は通看育采収した原油IJ
のほぼ25%である。そのもっと多くを最終製品と混合
したりあるいは第一段および第二段分留装置から熱化学
改質装置に還流する炭化水素を希釈するのに用いること
が出来る。
プラント全体の中心となるものは、高圧高温熱化学改質
反応装置21であり、高温燃焼ガスを発生し且つ下記の
機能を遂行する。ずなわち。
i)熱分解。
ii)熱化学改質。
iii )水素生成。
iv)コークスの析出およびデコーキング。
約900 °F (428°C)および900 ps+
 (6165X10’ N/m)で熱化学改質装置を出
る過熱煙道ガスは、産出弁の外側ケーシング50に送り
込まれ。
そこからガス注入穴13に送り込まれて水素供与溶剤お
よび油層内原油と反応する。約200 °F(93℃)
の熱湯も砂除去−塩除去セパレータ−19からポンプ5
1を用いて外側ケーシング50に供給される。別の方法
として、あるいは追加として、煙道ガスは、採掘された
原油の抽出−改質装置として機能する容器内で同様に利
用することが出来る。
熱化学改質反応装置21は、水ジャケット(」の高圧耐
火炉52を持ち、この炉は、高圧燃料ポンプ53と圧縮
機54から供給を受ける燃焼器システムを備えており、
圧縮機には凝縮器46の気相留分が燃料として使用する
ために導入される。炉に送られる主要燃料は、気体ある
いは液体の炭化水素あるいは微粉炭としてもよいが、こ
のプロセスで処理中の原油から得ることが望ましい。
燃料は高圧で、必要なら酸素濃度を高めた圧縮空気と共
に注入される。炉52は、改質コイル23を含んだ反応
装置部分に通じ、この部分には蒸気過熱a22を含む部
分が続く。このシステムは。
加熱炉52から出る燃焼ガスの流れおよび減圧を抑制す
るように設計されており、それによって高度凝縮火炎が
得られ、且つ3000°F (1649℃)を下回るこ
とのない非常に高い燃焼ガス温度に達する。
熱化学改質装置のコイル・システム23は、プロセス制
御弁24.25.26によって制御される2つの相互連
結した経路55.56を有する。一つの経路には分留装
置30.35の重質炭化水素を供給して熱分解およびコ
ークスの析出を行い、もう一方の経路にはバイパス弁2
4から出た蒸気を供給して、析出したコークスと水性ガ
ス反応を行わせて水素を発生させる。水素は、原油およ
び部分的に精製された炭化水素と混合し、さらに急冷−
水素化装置29で水素化反応を行う。プロセス制御弁2
4.25.26は、炭化水素と蒸気の流れをコイル経路
55および56の間で周期的に切り換えて水性ガス反応
を保持するように操作されるが、急冷−水素化装置へ入
る水素の流れそして水素化反応は実質的に連続的である
。煙道ガスがコイル23の残留蒸気と反応して、急冷−
水素化装置内でさらに水素が生成される。
炉52の周囲の水ジャケット20の機能は、水の温度を
上げて蒸気を発生させ、析出したコークスとの水性ガス
反応を起こさセることである。
多量のコークスを析出させるための措置として。
各コイルのチューブの直径を大きくして炭化水素の流速
が減少するようなコークス析出室を形成するが、これら
のコークス析出室は改質領域の炉端側のコイル23の周
囲で燃焼が連続的に続いているところに設けて、コーク
ス析出室が非常に強い熱にさらされるようにする。充分
な量のコークスが析出すると、炭化水素の粘度が低減し
、そしてこのことは単に第一段階の改質後に、良質の炭
化水素が得られることを意味する。
コークス析出室は、高圧および高外部圧力に耐える高級
金属合金で製作される。
プロセス弁24.25.26は、熱化学改質装置内の全
水性ガス反応を手動あるいは自動で制御するように設計
された制御装置を有する。
プラントは、露天掘鉱床で採掘されたサンド・ランから
特重質原油およびクールを抽出し。
さらに改質するのに用いることも出来る。プラントの主
な構成機器とそれらの機能はサンド・ランを処理する場
合にも変わらない。原料は。
部分的に改質された原油の加熱混合物であり。
この原油は、水素供与溶剤および煙道ガス成分によって
サイロあるいはしI・ルト内のサント・ランを抽出して
得たものである。サイロは、内部にスクリュー・コンベ
ア・システムを有しており、このシステムは、過熱煙道
ガスおよび溶剤の向流によりサント・ランがら原油を抽
出するのに必要な長さを持つ。
スクリュー・コンベアのフライトは開放形で。
コア軸とコンへアの主スクリユ−・バンドとの間に開口
部を有する。コア軸は、軸方向に開口部を持つ管で硬金
属製の噴fl・Iノズルを備えており、これらのノズル
を通って煙道ガスおよび溶剤が常に回転して搬送される
サンド・ランに注入される。煙道ガスおよび溶剤を注入
するプロセスの間に、運搬されるサンド中の原油は液化
され9部分的に改質され、さらに底部フィルターを通っ
てサンドから抽出される。例えば200 °F(93℃
)の出口温度で抽出した原油はさらに、ハイドロザイク
ロンーシルト除去装置で鉱物粒子を取り除くか9通常の
主セパレーターで処理する。
原油を抽出したサンドは、スクリュー・コンヘアの末端
圧縮部分から排出されるが1 コンヘアは流入する過熱
煙道ガスにより最高温度に保持される。しかし、流入す
る水素供与溶剤は供給管を通って導入されるが、この管
は、スクリュー・コンベアの圧縮部分を通って軸方向に
コンベアの管状軸内部を通って、圧縮部の先のスクリュ
ー・コンヘアの中央部まで伸びる。煙道ガスは、サンド
・ランの運搬方向に向流しており、金属油サンドと水素
供与溶剤の蒸気の接触を維持するのを助け、さらに溶剤
と原油との反応を促進させる。
向流煙道ガスおよび溶剤はいずれも、主にスクリュー・
コンヘアの主要部にあるサンドから原油を取り除くもの
で、主要部はサントの搬送方向からみてコンへ子端末の
圧縮部分の上流にある。圧縮部では、煙道ガスだけが残
留原油を取り除く。溶剤蒸気と溶解した炭化水素は、サ
ンド・ランに浸透し、サイロあるいはしトルトを出る前
に凝縮部分で急冷および凝縮されて液体となる。
煙道ガスは、スクリュー・コンベアに沿った向流経路を
通った後に、サイロの供給ホッパ内に堆積されている未
処理のサンド・ランに浸透する。これらのガスは、サン
ド・ランの水分と反応し、ガスに含有される二酸化硫黄
およびNOxに関して9部分的に煙道ガスを除染する。
最終的な汚染防止は、法線器/ガス・スクラバーにおい
て達成されるが、そこでは、主セパレータから放出され
るガス流とリーイロあるいはしトルトから放出されるガ
スfitの二つのガス流が共に混合され、凝縮液がある
場合はそれをを除去した後に、微量の二酸化硫黄が除去
される。
(発明の効果) このように、産出共から抽出する場合と採掘されたサン
ド・ランから抽出する場合の双方において、高温燃焼ガ
スの単一の流れは、抽出後の原油炭化水素の非触媒改質
を促進し、且つ実際の抽出プロセスを実行する。さらに
、抽出プロセスで使用される水素供与溶剤は、改質プ1
コセスの副産物として得られる。プラントは、現場の坑
口あるいは採掘現場に容易に設立して運転すること力咄
来、さらに実際に移動すること力咄来1又、プラントは
、これまでは殆ど販売することのできない重質原油から
レギュラー軽質パイプライン品質の製品を生産する。
さらに有利なように、運搬と組み立ての便宜を図って、
主熱化学改質装置および反応装置は急冷−水素化装置と
ともに3つあるいは4つの構成要素から成る長い筒状の
容器として製作することも出来1各要素は保守あるいは
交換のために個別に取り外すことが出来る。第一構成要
素は炉部分であり、第二構成要素は改質コイルと蒸気過
熱器を含む部分であり、さらに第三構成要素は急冷−水
素化装置であるが、別の方法として、改質コイルと蒸気
過熱器は、同し部分に置く代わりに二つの分かれた部分
に配置することもできる。管状構成要素は、直径が5フ
イート(1,52m )を越える必要はなく、さらにこ
れらの構成要素は全てその内面に厚い断熱を施し、又、
必要であればその外面は冷水シャケ、7トで覆うことも
できる。管状構成要素の長さは。
プロセスで用いる種々の成分の混合、熱交換および反応
を適切に実施できるものである。管状構成要素の一連は
、都合がよい場合は工場で組み立てることもできる。
熱化学改質反応装置を形成する主な構成要素の列に加え
て1分留装置およびそれらの冷却装置から成る第二列、
さらにガス・スクラバーと砂除去−塩除去装置を備えた
主セパレーク−から成る第三列がある。これら二つの各
列も、都合がよい場合は、工場で組み立てることができ
る。
当然のことながら、別の方法として、熱化学改質反応装
置を形成している列への追加管状構成要素として主セパ
レーターあるいは抽出容器を加えることも勿論可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明プラントの一実施例の概略図である。 IO・・・油ノ1°、11・・・主セパレータ−,12
・・・産出穴。 13・・・ガス注入穴、14・・・環状ケーシング、 
15・・・凝縮器、16・・・ガス・スクラバー、17
・・・ポンプ、18・・・冷却コイル、19・・・砂除
去−塩除去セノくレータ−320・・・水ジャグ、、l
−,21・・・β1圧熱化学改質装置、22・・・蒸気
加熱器、23・・・熱化学改質コイJし。 24.25.2G・・・プロセス制御弁、27・・・砂
噴流洗浄装置、29・・・君、冷−水素化装置、30・
・・分留装置。 32・・・スクリュー・フィーダー、33.37.39
.41.47.51・・・ポンプ、34.38.46・
・・空冷凝縮器、35・・・第二段分留装置、40・・
・第三段分留装置、42.43.48・・・プロセス制
御弁、45・・・最終改質製品パイプライン、49・・
・中央管、50・・・外側ケーシング。 52・・・高圧耐火炉、53・・・高圧燃料ポンプ、5
4・・・圧縮機。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)i)高温煙道ガスおよび溶剤の働きにより。 含原油鉱床あるいはその他の含原油媒質から炭化水素原
    油を抽出すること、および ii)抽出した後に、高温燃焼ガスを用いる改質段階に
    おいて、炭化水素原油をさらに処理し、この改質段階で
    用いた燃焼ガスは、その後に(i)の抽出過程で用いる
    煙道ガスをもたらすことから成ることを特徴とする重質
    −原油および特重質原油を抽出し改質する方法。
  2. (2)抽出した原油が水素化処理を受け、この処理にお
    いて原油は水素および改質された炭化水素の流れと反応
    させられ、水素化させた原油はその後多段階分留処理さ
    れ1分留の最終段階の液相骨は製品として取り出される
    が3一方、最終段階よりも一段階前あるいはそれ以上前
    の段階の液相骨ば′還流させて、燃焼ガスの熱により高
    温において熱改質を行うための流れをつくり、改質後の
    流れは前述の水素化処理を行うための改質炭化水素の流
    れをもたらすことを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の方法。
  3. (3)水素化処理の水素が主に水性ガス反応によって得
    られるが、この反応においては蒸気が燃焼ガスにより高
    温に保持されたコークスの側を通ると分解され、このコ
    ークスは、高温改質の際に改質された炭化水素の流れか
    ら析出したものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項に記載の方法。
  4. (4)高温炭化水素改質および水性ガス反応が燃焼ガス
    によって取り囲まれた別々の2つの経路内で起き、炭化
    水素の流れおよび蒸気流は周期的に切り換えられて経路
    を交換し、それらは経路中を間欠的にそれぞれ流れるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の方法。
  5. (5)分留の最終段の凝縮気相分が原油の抽出に用いら
    れる溶剤をもらたずことを特徴とする特許請求の範囲第
    2項、あるいは第3項あるいは第4項に記載の方法。
  6. (6)水性ガス反応用の蒸気が、燃焼ガスが生成される
    炉の水ジャケノl−に水を通ずことによって生成される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項あるいは第4項
    に記載の方法。
  7. (7)水素化の前に、抽出された原油がセパレーター内
    で処理されて固形鉱物成分および塩が分離されることを
    特徴とする特許請求の範囲第2項から第6項のいずれか
    に記載の方法。
  8. (8)炉の水ジャケットの蒸気の一部が燃焼ガスによっ
    て過熱されセパレーターに注入されることを特徴とする
    特許請求の範囲第6項および第7項に記載の方法。
  9. (9)水および分離された固形鉱物成分がセパレーター
    から砂除去装置に移送され、そこで鉱物成分は沈澱し、
    水は炉水ジPケソトに供給される流入給水との熱交換に
    よって冷却されることを特徴とする特許請求の範囲第8
    項に記載の方法。
  10. (10)燃焼ガスが炭化水素原油から得られた燃料の高
    温燃焼によって生成されることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項ないし第9項に記載の方法。
  11. (11)抽出段階が油層内の産出弁の中において実施さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第1
    0項に記載の方法。
  12. (12)抽出段階がスクリュー・コンヘアを備えたサイ
    ロあるいはレトルトの中の含原油採掘サンド・ランに実
    施され、煙道ガスおよび溶剤はコンヘアで搬送されるザ
    ンド・ランに向流することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項ないし第10項に記載のいずれかの方法。
  13. (13)熱化学改質反応装置を含み、この装置は直列に
    、燃焼ガスを生成するための高温高圧炉部分、燃焼ガス
    に取り囲まれ且つ改質のために内部に水素化された原油
    炭化水素が流れる改質コイルを含む熱化学改質部分、お
    よび内部で抽出原油が水素と改質部分からの改質炭化水
    素流との反応によって水素化される急冷−水素化部分と
    から成ることを特徴とする重質原油および特重質油を抽
    出し改質するプラント。
  14. (14)改質コイルが2つのコイルであり、それぞれが
    直径を増したコークス析出室を含み、析出室は燃焼ガス
    のもっとも大きな熱を受ける場所に置かれ2そして1間
    をおいて2つの経路に流れを切り換えて炭化水素流をコ
    ークスとともに水性ガス反応によって水素を生成する蒸
    気流と交換するためのプロセス制御弁を備えたことを特
    徴とする特許請求の範囲第13項に記載のプラント。
  15. (15)炉部分が水ジャケットを備え、水シ中ケソトで
    生成された蒸気を水性ガス反応を行うために改質コイル
    に受け入れるためのプロセス制御弁を備えたことを特徴
    とする特許請求の範囲第13項あるいは第14項に記載
    のプラント。
  16. (16)改質部分と急冷−水素化装置部分との間に蒸気
    過熱器部分を持ち、そこで炉水ジャケット内で生成され
    た蒸気が燃焼ガスによって過熱され、水素化の前に抽出
    原油から固形鉱物骨や塩を分離するのに使用されること
    を特徴とする特許請求の範囲第15項に記載のプラント
  17. (17)炉、改質、過熱器、および急冷−水素化装置部
    分が直列に2分離可能な筒状部分から製作された連続し
    た筒状の容器内に含まれることを特徴とする特許請求の
    範囲第16項に記載のプラント。
  18. (18)一連の分留装置および凝縮器を含み1分留装置
    および凝縮器は水素化の後に抽出原油を受け、改質のた
    めに炭化水素流を供給し1前述の炭化水素流が最終製品
    流と原油の抽出に使用する溶剤流であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第13項から第17項のいずれかに記
    載のプラント。
  19. (19)主セパレーターを含み、その中で抽出原油が過
    熱蒸気によって処理され、且つ砂除去装置を含み、その
    中で主セパレーターからの水および固形鉱物成分が冷却
    され分離されることを特徴とする特許請求の範囲第13
    項から第18項のいずれかに記載のブラント。
  20. (20)スクリュー・コンヘアを備えた抽出ザイロある
    いはしl・ルトを含み、前述のコンヘアは採掘された金
    属油サンド・ランを煙道ガスおよび溶剤の向流の中を搬
    送し、さらに、スクリュー・コンヘアは1搬送されるサ
    ンド・ランに煙道ガスおよび/あるいは溶剤を導入する
    ための噴射ノスルを備えた筒状のコア軸を持つことを特
    徴とする特許請求の範囲第13項から第19項のいずれ
    かに記載のプラント。
JP18723184A 1983-11-25 1984-09-05 重質原油及び特重質原油を抽出し改質する方法ならび、これに使用するブラント Pending JPS60120789A (ja)

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