JPS6011985B2 - 合成樹脂粉末水性分散物 - Google Patents

合成樹脂粉末水性分散物

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JPS6011985B2
JPS6011985B2 JP4798779A JP4798779A JPS6011985B2 JP S6011985 B2 JPS6011985 B2 JP S6011985B2 JP 4798779 A JP4798779 A JP 4798779A JP 4798779 A JP4798779 A JP 4798779A JP S6011985 B2 JPS6011985 B2 JP S6011985B2
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隆一 伊藤
真人 岡本
甫丕 岩月
公彦 諸藤
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は合成樹脂粉末水性分散物に関する。
さらに詳しくは衣類用の芯地にスクリーンを通してドッ
ト状に塗布し加熱接着するための接着芯地用接着剤とし
て通した合成樹脂粉末水性分散物に関する。合成樹脂粉
末水性分散物をドット状に塗布した芯地は風合、接着力
が優れている。
この芯地は加熱した接着プレスでの接着操作により、衣
類用の表地に加圧接着され、衣料に用いられる。現在合
成樹脂粉末水性分散物を芯地へドット状に塗布する場合
、最も経済的でかつ操作が簡単な方法は合成樹脂(ポリ
アミド、ポリエステル、PVC、ポリエチレンなど)粉
末水性分散物を網状に配列された穴のついたプリント用
ローラーを0用いて、基布にプリントする方法である。
この種の分散物は、基布にプリントを完全に行い、また
良好なドット形状を有するものを作成するためには、そ
の粘度、合成樹脂粉末の粒子の細かさ、水性分散物の安
定性、および流動挙動を精密に調節しておかなければな
らない。従来合成樹脂粉末水性分散物として、ブロック
した反応基を有する反応性樹脂物質(アルキル化メラミ
ンーホルムアルデヒド予備縮合物)と濃縮剤を含有する
もの(特関昭49一99344号公報)やポリビニルピ
ロリドンおよびワックス酸を粘度付与剤および安定剤と
して使用し、かつ可塑剤を含有するもの(特開昭50−
145446号公報)などが知られている。
しかしながらこれらの水性分散物を用いてスクリーンを
通して塗布する場合、スクリーン上に水性分散物が付着
し、スクリーンに付着したものを常時かき取らねば長時
間連続運転が不可能となり、またかき取った水性分散物
を再使用するための操作は困難をきわめる。
またこれらの水性分散物を用いてスクリーンを通して塗
布した場合、ドット形状が偏平で、仕上った芯地は風合
いが硬く、ざらつき感を有する。本発明者らは、かかる
問題点を解決すべ〈検討した結果、合成樹脂粉末、粘度
付与剤および可塑剤を含有する水性分散物系へ、さらに
増粘剤として高重合ポリエチレンオキサィドを添加する
ことによりドット形状が良好でかつ接着力がすぐれ、作
業性が著しく改善された水性分散物が得られることを見
出し本発明に到達した。
すなわち本発明は■熱可塑性合成樹脂粉末、(B’粘度
付与剤、に浮Lイヒ分散剤および必要により皿消泡剤お
よび/または佃可塑剤を水性媒体中に分散させてなる水
性分散物において、さらに{Fー平均分子量200万以
上のポリエチレンオキサイドを凶〜■の合計量に基づい
て0.01〜0.5%含有することを特徴とする合成樹
脂粉末水性分散物を提供するものである。
本発明においては平均分子量200万以上のポリエチレ
ンオキサィド(F)を使用することが必要である。
ポリエチレンオキサイドの平均分子量は好ましくは30
0万以上である。
平均分子量が200万未満であれば、粘度を出すために
は多く(例えば0.5%より多い)加えねばならず、多
く加えると接着力が低下する。また100万禾満のもの
を加えた場合は分散性のチクソトロピツク性が得られな
い。本発明で使用する■ポリエチレンオキサイドは通常
のポリヱチレングリコール(一般にアルカリ触媒を用い
て製造される)とは異なり、多価金属触媒を用いてエチ
レンオキサィドを高重合(とくに配位オニオン重合)さ
せて得られる高重合度のものである。このような触媒と
しては周期律表第0族金属(Zn、Mg、Ca、母、S
r、Cd、Hg、Baなど)、第血族金属(山など)、
Sn、Feなどの多価金属の化合物、たとえばこれらの
金属の無機化合物〔SrC03、CaC03、ZnC0
3、Ca(NH2)6など〕および有機化合物〔アルコ
キシド類:有機亜鉛化合物ZnRR′、および/または
有機アルミニウム化合物AIR,R2R3(R、R′、
R,、R2およびR3はアルキル、シクロアルキル、ア
リールなどの炭化水素基、水素、アルコキシ、フェノキ
シ、アルキルフェノキシ、ハロゲンであり、その少なく
とも1つは炭化水素基である。)と一価および/または
多価のアルコール類、チオアルコール類、フェノール類
、チオフェノール類など(アルキレングリコール、ポリ
アルキレングリコールなど)、水、および/またはアミ
ンとを反応させて得られる触媒、これらと第0、第m族
化合物の固体酸化物(アルミナなど)との複合触媒など
〕があげられる。上記ポリエチレンオキサィドは例えば
特公昭35−15797号、袴公昭37一4646号、
特公昭39一19561号、特公昭総−18247号、
特公昭46−25862号各公報に記載の方法で製造す
ることができる。上記ポリエチレンオキサィドは市販品
として得ることができ、例えばアルコックス(明成化学
■製)べオ(PE○、i製鉄化学■製)、ポリオックス
(PolyoX:U.C.C■製)などである。これら
市販品は通常粉末であるが、水性溶液のものもある。本
発明に用いる熱接着性樹脂粉末風としては水不縁性で熱
溶融接着性(ホットメルト、ヒートシール性)を有する
熱可塑性樹脂からなる粉末であればとくに制限されず、
仮接着タイプのものでも、永久接着タイプのものでも良
い。
これらの熱接着性合成樹脂はその軟化点が通常50〜2
00qo、とくに70〜1600○のものが好ましく使
用でき、それらの具体例としてはナイロン6、66 6
10、612、11、12、母、6rなどのポリアミド
構成単位を組合せてなる英重合ポリアミド(例えばナイ
ロン6/66、6/66/12、6/12/61い 6
/66/610/612、6/6T(1)/12など)
、ポリエステル(例えば変性共重合ポリエチレンテレフ
タレート、変性共重合ポリブチレンテレフタレート、ポ
リェーテルを含むブロックコポリェーテルェステルなど
)、エチレン−酢酸ビニル共重合体またはこれらの変性
体(例えば完全または部分加水分解物)およびポリエチ
レンなどが挙げられる。
これらの中でもとくに共重合ポリアミドが好ましく使用
される。粘度付与剤【B}としては種々の水溶性ないし
、水分散性の高分子物質が使用できるが、本発明におい
て特に有用な粘度付与剤はアクリル系樹脂である。
このようなアクリル系樹脂としてはアクリル酸、メタク
リル酸の重合体およびこれらと他のモノマー(例えばア
クリル酸ェステル、酢酸ビニル、アクリルアミドなど。
)との共重合体およびそれらの塩(ナトリウム、カリウ
ムなどのアルカリ金属塩、アンモニア、アミンなどの塩
)があげられる。これらのアクリル系樹脂中のアクリル
酸、メタクリル酸およびそれらの塩の含量は水溶性ない
し、水分散性となる範囲で自由に変えられるが、通常1
0〜10の重量%、より好ましくは30〜10の重量%
である。またアクリル系樹脂の分子量は通常1000〜
300000が好ましい。市販品としてはモデコールV
D(サツプコ■製)、ラテコールD(BASF製)など
があげられる。更にこれらと他の粘度付与剤例えばデキ
ストリン、セルロースの誘導体(カルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロースなど)、アルギン
酸ソーダ、ポリビニルアルコール、ローカストビーンガ
ムおよび通常のポリエチレングリコール(分子量が例え
ば1000〜100000)などと併用しても良い。
アクリル樹脂と他の粘度付与剤の重量比は通常1:0〜
5、特に1:0〜2が好ましい。乳化分散剤に}として
は、従来用いられているものをとくに制限するものでは
なく、例えば脂肪酸およびその塩(ソーダ塩などのアル
カリ金属塩、アンモニウム塩など)、ジアルキルスルホ
サクシーネート(例えばジオクチルスルホサクシネート
)のアルカリ金属塩などのアニオン界面活性剤、ポリオ
キシヱチレンアルキルフヱ/ールヱーテルなどの非イオ
ン界面活性剤があげられる。
また必要により加えられる消泡剤皿としては非シリコン
系消泡剤例えば鉱物油系消泡剤、有機極性化合物系消泡
剤(ポリオキシプロピレンポリグリコールまたはその誘
導体、プルロニック、スパンもしくはツィーン型非イオ
ン界面活性剤など)およびシリコーン系消泡剤(シリコ
ン樹脂など)があげられる。これらの市販品としては例
えば非シリコン系消泡剤としてカラリンSF(三洋化成
■製)などが、またシリコーン系消泡剤としては信越シ
リコーンKF−81(信越化学■製)がある可塑剤脚も
必要に応じ使用されるが、合成樹脂粉末がポリアミド樹
脂粉末である場合には通常使用される。
ポリアミド樹脂粉末用可塑剤としてはスルホンアミド基
を有する芳香族系可塑剤が好ましい。
このような可塑剤としては例えばベンゼンもしくはトル
ヱンースルホン酸アルキルアミド(例えばベンゼンもし
くはトルェン−スルホン酸エチルアミド)があげられる
。市販品としてはoおよびp−トルェンスルホン酸エチ
ルアミドの混合物があげられる。
本発明の水性分散物においての〜畑の合計重量に対する
各成分の配合量は次のとおりである。
ポリエチレンオキサィド側の配合量は0.01〜0.5
%、好ましくは0.01〜0.2%である。0.01%
未満では作業性向上の効果が不十分で、スクリーンへの
付着をおさえるまではいかず、又0.5%より多く配合
すると接着力が低下したり、塗布性が不良となるため好
ましくない。
‘F}を0.01〜0.5%配合することにより、水性
分散物を塗布した場合、ドットの形状が良好であり、接
着力が向上する。熱可塑性樹脂粉末風の配合量は通常1
5〜50%、好ましくは20〜40%である。該樹脂粉
末が15%未満であれば得られた芯地の表地への接着力
が低く、50%を越えると塗布性が不良となったり、風
合し、が硬くなったりするため好ましくない。粘度付与
剤‘B)は通常0.5〜10%、好ましくは1〜5%、
乳化分散剤に}は通常1〜30%、好ましくは5〜20
%、消泡剤肋は通常0〜5%、好ましくは0.001〜
3%の割合で使用される。‘B}、‘C}、■の合計配
合量は通常1〜30%、好ましくは5〜25%である。
合計配合量が1%未満では風が水に分散せず、また30
%より多くなると芯地の表地への接着力が低下するため
好ましくない。また可塑剤{E)の配合量は通常0〜5
0%、好ましくは1〜20%である。
皿の量が50%より多くなると芯地の表地への接着力が
低下するため好ましくない。水性分散物を構成するのに
必要な水の量は、上記凶〜‘F)の合計重量に基づいて
通常20〜90%、好ましくは30〜80%である。
水の量が20%禾満では塗布性が悪くなり、90%を越
えると芯地の表地への接着力が低下するため好ましくな
い。{F’と(B)の重量比は通常1:10〜1:10
0咳序ましくは1:50〜1:500である。
1:1氏未満であると水性分散物の塗布性が不良となる
また1:100を越えるとスクリーンに水性分散物が付
着し、作業性が悪くまた塗布性も悪くなり、ドットの形
状も不良となる。■と脚の重量比は樹脂の種類により異
なるが通常1:0〜0.5である。
脚と【E)の合計量とに)の重量比は通常1:0.1〜
1である。
本発明の分散物の製造はそれ自体既知の方法により行わ
れるが、好ましくは粘度付与剤【B}、乳化分散剤(C
}、および必要により消泡剤(D}と可塑剤【EIおよ
び水(一部)とからなる各成分を混合分散した配合分散
剤をあらかじめ調製し、それを水で希釈し、そこで合成
樹脂粉末凶を除々に加えて混合、分散し水性分散物を作
成する方法である。
上記混合、分散させる方法としては公知の方法、例えば
ホモミキサー、万能混合機等の高速燈梓機などの装置を
使用することにより行うことができる。平均分子量20
0万以上のポリエチレンオキサィドの添加ないし配合は
通常、その0.1〜5重量%水性溶液(水単独あるいは
水とインプロピルアルコール等のアルコール類との混合
液媒溶液)を上記のように作成した水性分散物に加える
ことによっておこなわれ、本発明の分散物を得るが、上
記配合分散剤中にあらかじめ配合しておいてもよい。
前記のようにして得られる本発明の分散物は粘度が20
qoで通常6500〜5000比ps好ましくは700
0〜3000比psである。
本発明の水性分散物はホットメルト接着剤特に接着芯地
用接着剤として有用である。
接着芯地用接着剤として使用する方法は従釆の方法で良
い。本発明の水性分散物は基布に塗布され、ヒートセッ
トされて接着芯地とされる。上記基布としては通常の織
布、不織布、編布が使用される。
その素材としては天然繊維(コットン、ウール、麻、毛
など)、半合成繊維(レーヨンなど)、合成繊維(ナイ
ロン、テトロン、アクリルなど)およびその混紡品があ
げられる。基布に対する該分散物の塗布および加熱接着
は通常のウェットコーティング法(ロータリースクリ−
ンプリント法)で行うことができる。基布に対するパタ
ーン形状はドットであるが、適宜望むパターンを選択す
ることができる。
分散物の塗布量は通常10〜80タ′めである。基布の
移動速度は普通10〜20m/分である。乾燥は加熱炉
で100〜20000で行われ、塗布、加熱が行われた
基布は冷却され接着芯地となる。接着芯地は表地と接着
され衣料などに使用される。接着には接着プレス機が使
用される。この場合通常、接着温度は120〜180q
○、接着圧力は0.2〜0.6k9′の、接着時間は5
〜4硯砂である。本発明の分散物を用いれば、スクリー
ンを通して塗布する場合、該分散物がスクリーンにほと
んど付着せず、したがってスクリーンの兼田孔に残留せ
ず、かき取り操作を行わずに長時間の連続運転が可能で
ある。また塗布されたドット状の形状が良好で芯地の風
合し、も良好となる。また本発明の分散物は何週間にわ
たっても粘度安定性が良く「樹脂が沈降したり、分離し
たりする現象を起こさない。さらにスクリーンで塗布す
る際、本発明の分散物は気泡の生成、スクリーンの孔閉
塞、塗布時スクリーン中の分散物の分離など望ましくな
い欠点を全く示さない。
さらにその安定性、均質性および特異な流動特性(チク
ソトロピック性、曳糸性)のために従来の分散物では塗
布不能な細かいスクリーンを用いた場合も良好な塗布性
を示す。
さらに本発明の分散物で処理された芯地を表地と接着し
た場合、接着力(初期接着力、洗濯後、ドライクリーニ
ング後の接着力)が優れている。
本発明の分散剤は接着芯地の接着剤、とくに恒久接着タ
イプの接着剤として有用である。接着芯地以外の用途と
してはアイロン接着可能な転写ワッペン等があげられる
転写ワッペンは、紙にアクリル樹脂を塗布し、その上に
レーヨンなどのフロッキーを露着したものに本発明の水
性分散物をフラットスクリーンを通して自由な形状に塗
布し、ヒートセットしたものである。これを綿布などに
アイロンで転写してワ、ソベンとなる。以下実施例によ
り本発明をさらに説明する。実施例中の部は重量部を示
す。実施例 1 m 本発明の分散物の調製 ‘1} 配合分散剤の調製 ステアリン酸10碇都、トップサィザーNO.3(Nー
ェチルトルェンスルホン酸アミド:富士アミドケミカル
■製)10碇部、およびカラリンSF(三洋化成■製消
泡剤)1礎部を配合し、60〜7000に加熱して、均
一に溶解し、そこヘアンモニァ水(25%品)15部を
添加し、均一に蝿拝した後、水を徐々に加えて乳化希釈
する。
水は725部加える。均一に乳化希釈した後、モディコ
ールVD(ポリアクリル酸ソーダ水溶液15%品サンノ
プコ■製)5碇郡を加え、均一に配合する。粘度250
0比ps(BH型粘度計ロータNo.ふ2仇pm、20
oo)の白色ペーストの配合分散剤を得た。‘2)本発
明の分散剤の調製 mで調製した配合分散剤3碇部を水4碇部で希釈し、更
にアミラン832一p80(ポリアミド樹脂粉末:東レ
欄製)3碇都を加えて合成樹脂粉末水性分散物(a′)
(比較品)を調製した。
(a′)の粘度は2400比ps(BH型粘度計ロー夕
No.ふ2仇pm、20午○)であった。G′)にさら
にアルコツクスE−160(平均分子量400万以上の
ポリエチレンオキサィド:明成化学■製)0.5%水溶
液を10部を加えて、本発明の分散物(a)を調製した
。(a)の粘度は2000比ps(BH型粘度計o−タ
No.ふ2仇pm、20o○)であった。
さらに(a′)にアルコツクスE−160の代りにポリ
エチレンオキサィド(平均分子量2方)を使用して分散
物(a)の場合と同様に行って分散物(比較品)(a″
)を調製した。(a″)の粘度は1800比ps(BH
型粘度計、ロータNo.ふ2仇pm、20q○)であっ
た。■ 性能評価該分散物(a)、(a′)および(a
″)を用いてウェットコーティング加工機〔松尾精機■
製〕を用いて芯地用基布(綿製)へ塗布した。
使用したスクリーンは17ポイント/ィンチ、直径0.
45側、厚さ0.3側であった。塗布工程後の乾燥は長
さ6仇の循環空気路内で135〜140℃、12の/分
の速度で行った。乾燥後の塗布量は約20夕/めであっ
た。各種性能(基布への塗布性、スクリーンへの付着性
、連続塗布性、芯地の風合し、およびドットの形状)を
評価した。
さらに得られた2点の芯地を一昼夜室温で放置した後、
表地(綿ニット、T/Cブロード)に接着芯地プレス機
(神戸電器■製)を用いて150qo×0.25k9/
地×30秒の条件下貼り合わせた。
このものの接着力〔初期接着力、洗濯(JISL−10
4が−1法)後の接着力、ドライクリーニング(JIS
L−1089)後の接着力、(180o剥離強度)〕を
ィンストロン万能試験機(島津製作所■製)で測定した
結果を併せて表1に示す。
表 1 実施例 2 ‘1} 本発明の分散物の調製 {1} 配合分散剤の調製 ステアリン酸5碇都、オレイン酸5の都、トップサィザ
ーNo.38礎都および信越シリコーンKF−811部
を配合し、約6ぴ0に加熱し、そこヘアンモニア水(2
5%品)15部を添加し均一に燈拝した後、アルギン酸
ソーダ0.5%含有水溶液754部を徐々に加えて乳化
希釈する。
均一に希釈した後ラテコール○(メタクリル酸ーアクリ
ル酸ェステル共重合体ェマルジョン、25%品BASF
製)5碇部を加え均一に配合する。粘度1100比ps
(BH型粘度計、ロータNo.52仇pm、20qo)
の白色ペーストの配合分散剤を得た。{2ー 本発明の
分散物の調製 ‘1}で調製した配合分散剤4碇部を水3礎部で希釈し
、更にアミラン832−p8035部を加えて分散物(
b′)(比較品)を調製した。
(b′)の粘度は1700比ps(BH型粘度計、ロー
夕No.う 2比pm、2び○)であった。(b′)に
さらにPEO−15(平均分子量300〜400方のポ
リエチレンオキサィド、製鉄化学欄製)1%水溶液を1
碇部を加えて本発明の分散物(b)を調製した。
(b)の粘度は2100比ps(BH型粘度計、ロータ
No.5、2比pm、20o○)であった。
さらにPEO−15の代りにポリエチレンオキサィド(
平均分子量2万)を使用し分散物(b)の場合と同様に
行って分散物(b″)(比較品)を得た。
(b″)の粘度は1500比ps(BH型粘度計、ロー
タNo.ふ 2仇pm、20qo)であった。■ 性能
評価 (b)、(b′)および(b″)について実施例と同様
にして性能を評価した。
結果を2表に示す。
表 2 実施例 3 {1’本発明の分散物の調製 ‘1} 配合分散剤の調製 ステアリン酸5競部、ノニポール400(ノニルフヱノ
ールェチレンオキサィド付加物、非イオン界面活性剤:
三洋化成■製)5部、カラリンSF5部およびポリィソ
ブチレン5庇部を70〜80午0に加熱してアンモニア
水(25%品)15部を添加し、均一に燭拝した後、ポ
リビニルアルコール0.5%を含む水溶液825部を徐
々に加えて乳化希釈した。
均一に乳化希釈した後ラテコールD5の部を加え均一に
配合した。粘度650比ps(BH型粘度計ロー夕No
.4、2仇pm、2ぴ0)の白色ペースト分散剤配合物
を得た。■ 本発明の分散物の調製 {1}で調製した配合分散剤5碇部を水2$部で希釈し
、そこへ直径100y以下の微粒子でメルトィンデック
スが約9の低圧ポリエチレンの粉末6碇部を混合し、分
散物(c′)を調製した。
(c′)の粘度は1800比ps(BH型粘度計ロータ
No.i2仇pm、20q○)であった。‘11で調製
した配合分散剤5$都、水1碇都および■で使用した低
圧ポリエチレンの粉末6碇都を混合したものにアルコツ
クスE−1600.5%水溶液を10部を加えて本発明
の分散物(c)を調製した。
(c)の粘度は2000比ps(BH型粘度計、ロータ
No.5 2仇pm、20qo)であった。さらにアル
コツクスE−160の代りにポリエチレンオキサィド(
平均分子量2万)を使用して分散剤(c)の場合と同様
に行って分散物(c″)(比較品)を得た。
(c″)の粘度は1600比ps(BH型粘度計、ロー
タNo.5、2比pm、20q○)であった。2)性能
評価 分散物(c)、(c′)および(c″)を実施例1{2
’と同機にしてT/C基布上へ塗布し(塗布量は約25
タ′〆)、性能を評価した。
さらにこの接着芯地の上にテトロンフロードを重ねて、
140℃×0.5k9/地×1の砂間の条件下接着芯地
プレス機で貼り合わせ、その初期接着力を測定した。
結果を表3に示す。
表 3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)熱接着性合成樹脂粉末、(B)粘度付与剤、
    (C)乳化分散剤および必要に応じて(D)消泡剤およ
    び/または(E)可塑剤を水性媒体中に分散させてなる
    水性分散物において、さらに(F)平均分子量200万
    以上のポリエチレンオキサイドを(A)〜(F)の合計
    量に基づき0.01〜0.5重量%含有することを特徴
    とする合成樹脂粉末水性分散物。 2 (A)熱接着性合成樹脂粉末がポリアミド、ポリエ
    ステル、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体
    から選ばれた少なくとも1種である特許請求の範囲第1
    項記載の合成樹脂粉末水性分散物。 3 (B)粘度付与剤が水溶性ないし水分散性のアクリ
    ル系重合体である特許請求の範囲第1項又は第2項記載
    の合成樹脂粉末水性分散物。 4 (A)〜(F)の合計重量に基づいて、(A)が1
    5〜50%、(B)が0.5〜10%、(C)が1〜3
    0%、(D)が0〜5%、(E)が0〜50%および(
    F)が0.01〜0.5%含有されている特許請求の範
    囲第1項〜第3項記載の合成樹脂粉末水性分散物。 5 (F)/(B)の重量比が1/10〜1/1000
    である特許請求の範囲第1項〜第4項記載の合成樹脂粉
    末水性分散物。 6 粘度が6500〜50000CPS(20℃)であ
    る特許請求の範囲第1項〜第5項記載の合成樹脂粉末水
    性分散物。
JP4798779A 1979-04-20 1979-04-20 合成樹脂粉末水性分散物 Expired JPS6011985B2 (ja)

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