JPS60105510A - 成形プレスにおける粉末原料の供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は成形プレスにお°ける粉末原料の供給装置に関
するもので、さらに詳しくは搬送された粉末状原料を熱
圧成形プレスの金型内の円周方向に均等に投下し、成形
後の製品の平行度精度を高くする性能に優れた原料供給
装置を提供せんとするものである。

従来、第１図に示すように、熱硬化性樹脂を結合剤とし
て配合した粉末状原料を用いて環状部品を熱圧成形しよ
うとする時、加熱された時の原料の流動刊か低い原料を
使用する必要がある場合には第２図に示すように冷圧成
形プレスを用いてシリンダ（１）によって左イ、ｌに往
復運動する粉箱（２）の中に原料（ａ）を置き、金型（
３）（４）（５）で形成されるキャビティ（６）の１；
を往復運動させて容積計琶した後、粉箱（２）を人力に
引出して金型（７）でキャビティ（６）の中の原料（ａ
）を加圧してタブレット（ｂ）を−，１−Ｊ−成形する
ともに、該タブレット（ｂ）を第３１４に小す熱ノＪミ
成形プレスに取すイリけた金型（８）（９）で形成され
るキャビティ（ｌＯ）の中に載１６シ、金型（１１）で
加圧しなから熱器（＋２）（１２）によって加熱して所
黄の形状の製品を得る方法が知られている。

また従来、他の技術として、第３図に示す熱圧加圧プレ
スのキャビティ（１０）内にｊｆｌ　Ｍを！ｔ＋Ｉ）Ｌ
、、た粉末状原料を直接投入し、金型の円周−１−に原
料（ａ）が均等に分布するように針金等の治具を利用し
、人手によって掻きならした後、金型（１１）で加圧し
て所要形状の製品を得る方法が行われている。

しかし、前者の場合、粉箱（２）の中に充填された原料
（ａ）は該粉箱（２）が常時移動状態にあり、一様な粉
径分布が保証されないばかりでなく、原料（ａ’）の全
体量も成形の都度変化する。さらに１１毎の周辺条件等
の変動によって原料（ａ）の吸湿度が変化する等の理由
によりキャビティ（６）に充填される原料（ａ）の嵩比
重が変動し、その結果としてタブレット（ｂ）の重量の
ばらつきが発生する問題を有している。また、この方法
による場合１，１種類の製品をイ１するために冷圧成形
プレスと熱圧成形プレスの２種類の設備および２種類の
金型を必要として経済性に乏しい欠点を有していた。

一方、後者の場合は粉末原料を人手によって掻きならし
ているため、キャビティ（１ｏ）内の原料（ａ）の分４
ｊが作業者の熟練度や日々の体調等によって変動し、均
一・な分１１ｊが得られず、製品のＡ面とＢ面の斗マ１
精度のほらつきが発生して選別が必要となるばかりでな
く、作業性が悪いという問題を有していた。

本発明は上記問題に鑑み、その欠点を一掃する目的でな
されたものであり、金型内部に供給される粉末状原料の
一０型の円周方向における原ネ′１分布を改良すること
により−１を行ｊ臭精度の高い部品を熱圧成形プレスで
（１１・るための、原料の供給装置を提供することを目
的とするものである。

以下、本発明の一実施例を第４図ないしｖＳ７図にした
がって説明する。（２ｏ）は従来より慣用されている粉
末原料の定量供給装置の吐出シュートてあり、原料（ａ
）は６精流量が一定になるように供給される。　（２１
）は公知の電子式上皿天秤であり。

設定値に達すると電気信号を出方する機能を具備してな
る。（２２）は上記吐出シュー）　（２０）の下方に位
置し、上皿天秤（２１）に載置される内面を鏡面加工し
たパケットであり、シリンダ（２３）　（２４）によっ
て構成される直線運動手段に支持された／ヘケントハン
ガー（２５）に対して、シリンダ（２４）とラック（２
７）およびビニオン（２８）とからなる揺動手段を介し
て該パヶ７　）　（２２）は反転可能に枢設せしめられ
、かつ天秤（２１）に載置した時にバケツトハンヵ−（
２５）の屯１−；か人材に負荷されないように上方に移
動ｉｉＪ能な状態で軸着してなる。

第５図は／゛・ケンｌハンガー（２５）がシリング（２
３）の伸長によって１１１目１位置に移動した状態を示
すもので、へケッＩ・（２２月よシリング（２Ｇ）の伸
長により、ラック（２７）およびピニオン（２８）を介
して反転せしめられたものである。該／ヘケット（２２
）の反転位置−１・方にイ：ｉ　ｉｉｒ！シてシュート
（２８）が開口するとともに、該シューＩ・（２８）の
側壁にはパイブレーク（３０）等の振動り段を具備して
なり、図示しない揺動手段により一点釦線で示すごとく
、枯山【」が供給ホッパー（３１）の−に方にａ動可能
に取り（＝Ｊけられている。

卜述した粉末状原料の定足搬送装置から送り込まれる原
料（ａ）は第６図に示す熱圧成形プレスに設けた本発明
供給装置の供給ホッパー（３１）に投入するものである
。供給装置のアーム（３２）はプレス本体（図示せず）
に対してヒンジ（３３）を介して枢着せしめられ、シリ
ング（５１）等の揺動手段により摺動自在になる。当該
揺動の前進端においては、該アーム（３２）に担持した
シャツ）　（３３）の軸芯が熱圧成形プレス（図示せず
）の熱器に固着した金型（３４）（３５）の中心線とに
位置するとともに、後退端においては前記シュート（２
９）Ｆカに位置し、かつ熱圧成形プレスの作動を妨げな
い位置に停止するごとく、アーム（３２）の作動範囲を
設定してなる。

また（３６）はアーム（３２）に固設した電磁へイブレ
ータ等の振動手段であり、その上端にはシリング（３７
）等の直線運動手段がシャツ）　（３３）の軸芯と平行
に設けられ、その先端には運動範囲をストッパ（３８）
によって規制されたアーム（３９）を介してモータブラ
ケンＩ・（４０）ｅ摺動自在に担持してなる。

モータブラケット（４０）に固設された小型モータ（４
１）の反対側には軸受（４２）が固着されるとともに、
モータ（４１）の出力軸端には前記シャツ）　（３３）
が連接せしめられ、１１ｍ１＋受（４２）によって精度
よく回転するど同１１１Ｊに、軸芯方向にモータブラケ
ット（４０）と一体に移動するようになる。

またに記アーム（３２）の′ト端にはブラケット（４３
）を介して供給ポツパー（３１）かシャフト（３３）と
中心軸を一致するように取すイζｊけられるとともに、
該供給ホッパー（３１）の内径面は円錐形に加工され、
かつ鏡面仕」−げを施してなる。（４４）は供給ホ・ン
ノク−（３１）の下端に州着したガイドスリーブである
。

［−記シャフト（３３）には供給ホッパー（３１）の内
面に沿って摺接回転する攪拌羽根（４５）が取り伺けら
れるとともにコイルスプリング（４６）を介して常時供
給ホッパー（３１）の内面に適宜押圧力で圧接し、キー
（４７）の作用によりシャフト（３３）とともに回動す
る。当該シャツ）　（３３）の下端には円錐面（４８）
を有するポペッ）　（４８）を軸着してなり、外周に配
設した複数の突起状ガイド（５０）を前記ガイドスリー
ブ（４４）の内周に摺接回動するように構成し、シャフ
ト（３３）と供給ホッパー（３１）が常時開芯位置を保
持するように構成してなるもので、ポペッ）　（４８）
の外周面は鏡面仕上が施される。

上記構成になる供給装置の供給ホ・ンパー（３１）に対
して天Ｎ　（２１）によって計量された原料（ａ）が搬
送装置のシュー１（２９）から投入されるものであり、
以下にその作用を述べる。第５図のごとくシュー）　（
２９）からり１出された原料（ａ）を受けた供給ホッパ
ー（３１）はシリンダ・（５１）の前進により金型（３
４）　（３５）の真にに移動するもので、このときモー
タ（４１）は停止卜シ、シリンダ（３７）が伸長して供
給ホッパー（３１）とボペント（４８）によって形成さ
れる環状間隙（Ｇ）を閉鎖している。

供給ホッパー（３１）が金型（３４）　（３５）位置上
方で停止するとモータ（４Ｉ）が回転を始め、同時にシ
リンダ（３７）が後退してシャフト（３３）が下方に移
動し、供給ホッパー（３１）とポペット（４８）との環
状間隙（Ｇ）が開く。

供給ホッパー（３１）の中に落ドした原料（ａ）はシュ
ーＩ・（２８）の側に偏って堆積しているが、攪拌羽根
（４５）の回転によって、円周方向に平均化され環状間
隙（Ｇ）からの原料の落下が終了する時に欠円状になる
のを防止する。さらに攪拌羽根（４５）が供給ホッパー
（３１）の内壁と摺接回動するため、該壁面に原料（ａ
）が付着残留することがない。

また電磁バブレータ（３６）はシリンダ（５１）が前進
端にある時に作動し、原料（ａ）が供給ホツノクー（３
１）、攪拌羽根（４５）およびポペツ）　（４８）に付
着残留するのを防止するようになる。

上述の供給装置によって環状間隙（Ｇ）から落下した原
料（ａ）は回転しているポペ・ン）　（４８）の円錐面
（４９）に当り、円周方向にさらに均一に分布するとと
もに突起状ガイド（５０）とガイドスリーブ（４４）に
よって形成される均一な隙間を通過して金型（３４）（
３５）の中に落下するもので、該金型（３４）（３５）
内では円周方向に均一に充填されるようになる。

原ネ、′］の供給が終るとシリング頁５１）が始動位置
まで後退し、熱圧成形プレスによる成形が開始されると
同時に、つぎに供給すべき原料（ａ）の秤量が搬送装置
に対して開始される。

以上のようにして原ネ′ｌを供給することによりきわめ
て平行瓜精瓜の高い製品を得ることができるものである
。

以上述べたように本発明によれば、電磁へイブレータ等
の振動１段を原料の供給通路に設けたため、原料の刺着
残留が無くなり、秤量した原料が正確に供給されるとと
もに、投入された原料を攪拌羽根およびポペットの回転
によって円周方向に均一分布するようにしたため原料供
給の偏りがなくなり円周方向に均一な製品を得ることが
可能となるもので、ｌ’＋＋ｌ精度の環状成形品を成形
することができる特徴を有するもので本発明の効果はき
わめて大きい。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は製品の
一例を示す正断面図、第２図は従来の冷圧成形プレス装
置を示す縦断面図、第３図は同然圧成形プレス装置を示
す縦断面図、第４図は本発明供給装置の供給ホッパーに
原料を搬送する装置の一例の正面図、第５図は同要部の
作業状態を示す正面図、第６図は一部切欠した正断面図
、第７図は第６図における■−■線断面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （＋）成形プレスの金型に計量搬送された粉末原料を供
   給する装置において、金型の軸芯位置に逆円錐状の供給
   ホッパーを出退せしめる揺動手段と、該供給ホッパーの
   軸芯に軸挿し、モータにより回動自イ１になるシャフト
   と、該シャフトの下端に軸着し、−１，記供給ホッパー
   との環状間隙を構成するポペットと、該ポペットを軸方
   向に移動せしめる揺動手段と、１−記シャフトと一体的
   に回動し、供給ホッパーの内壁に摺接回動するようにな
   る撹拌羽根とから構成され、金型に対して原料を円周方
   向に均等分布せしめることを特徴とする成形プレスにお
   ける粉末原料の供給装置。 （２）前記供給ホッパーを含む揺動手段に振動を引加す
   る振動手段を設けてなることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の成型プレスにおける粉末原料の供給装置
   。