JPS6010235B2 - プレハブ管の接続方法 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプレハブ管路を形成する複数のプレハブ管を相
互に鉄め合せて接続させる方法に関するものである。

従釆からプレハブ管路の接続部は、外部から１気圧の水
圧を加えても内部に漏水しないように設計なれ、その雌
雄両端部は人力をもって容易に鞍め合わすことができ、
しかも外部から異状な力が加わっても容易に抜けないよ
うにプレハブ管の中心再１１こ連結ボルトを貫通して相
互に完全に固定してある。

然るに近時、更に苛告な条件のもとに使用できるように
、プレハブ管の接続部が２気圧の水圧に耐え得る管路が
開発されたが、この種の管路においては水密性を良くす
るために、ゴムパッキングの枚数を増やす等、接続部の
構造を改良しているので、プレハブ等の雌雄端を俵め合
わすのに相当の力が必要となり、人手による押し込み力
では充分な薮競を行うことができず、接続のための作業
性が悪くなって作業能率が著しく低下する欠点があった
。

本発明はこのような欠点をなくするために、一端を雄端
部に他端を雌端部に形成すると共に中央に連結用ボルト
挿通孔を設けてなる複数のプレハブ管を順次直列に接続
するに際して、既に接続を完了したプレハブ管の雌端部
に接続すべきプレハブ管の雄端部を対向させ、このプレ
ハブ管の連結用ボルト挿通孔に螺子榛を挿通してその先
端を前記既設のプレハブ管の挿通孔に挿鼓しているボル
ト端の雌螺子部に螺合させたのち、螺子綾の基端部に螺
合しているハンドルを回動して螺子榛に遊鼓している当
板を後続すべきプレハブ管の雌端都側の端面に押接させ
、その押鞍力により既設のプレハブ管の雌端部に接続す
べきプレハブ管の雄端部を押進、鼓着させることを特徴
とするプレハフ管の接続方法を提供するものである。

本発明の実施例を図面について説明すると、第１図は接
続用工具を示すものであって、１はプレハブ管Ｐの長さ
よりも長尺な螺子榛で、その一端部に大径角形頭部２を
一体的に設けてある。

この螺子綾１は全長に亘つて螺子を刻設しておいてもよ
いが両端部における必要長さ部分だけ螺子部ｌａ，ｌｂ
を設けておけば充分である。３はプレハブ管Ｐの端面に
当設させる当板で、その中央部に穿設した通孔４に螺子
棒１を挿通して該螺子棒１に遊隊しているものである。

５は螺子棒１の一端螺子部ｌａにその中央部に一体的に
設けた螺筒部５ａを螺合させたハンドルである。

プレハブ管Ｐはその中央に全長に亘つて連結用ボルト挿
通孔７を貫通すると共に外周部複数個所に大蓬孔８を貴
設してあり、さらに雄端部９ａの外周面にゴムパッキン
６を装着する一方、雌端部９ｂを松関して雄端部隊合用
大径口部に形成しているものである。

次に前記プレハブ管接続用工具を使用してプレハブ管Ｐ
を順次直列に連結させる方法を述べるとまず、接続を行
おうとするプレハブ管ＰＩを既に接続を完了したプレハ
ブ管Ｐの雌端部９ｂにその雄織部９ａを２〜３肌位に近
接させた状態で積層させ、適宜の手段によってその雄端
部９ａ側を雌端部９ｂの接地部を支点として吊り上げて
既設のプレハブ管Ｐの雌端部９ｂに該雄端部９ａを略々
同一中心線上に対向させる。

次に仮吊りしたプレハブ管ＰＩのボルト挿通孔７に雌端
部側から螺子榛１を挿通し、該螺子棒１の先端螺子部ｌ
ｂを既設のプレハブ管Ｐのボルト挿通孔７に挿隊してい
るボルト１０の一端雌螺子部１０ａに螺合させる。

この状態でハンドル５を回わすと、該ハンドル５の螺筒
部５ａが螺子棒１に沿って螺進してその端面を当板３の
背面に押接させると共に該当板３がプレハブ管ＰＩの端
面ａに当綾し、この状態から更にハンドル５を回動させ
れば螺子綾１がハンドル５の螺筒部５ａの回動に従って
引き寄せられながら当板３を介してプレハブ管ＰＩを押
進し、該プレハブ管ＰＩの雄端部９ａを既設のプレハブ
管Ｐの雌端部９ｂに競着するものである。

こうして充分な鉄め込みを行なったのち、ハンドル５を
逆方向に回敷させて角形頭部２に当接させた状態で更に
回わすか或いは角形頭部２を適宜の工具により掴持して
回わすことにより螺子様１をプレハブ管ＰＩの挿通孔７
から抜き取り、しかるのち、プレハブ管Ｐと同長の連結
ボルト１０を該挿通孔７に挿入してその先端雄螺子部１
０ｂを既に接続しているプレハブ管Ｐの前記連結ボルト
ＩＱの雌螺子部１０ａに螺合させて両替Ｐ，Ｐの接続を
完了するものである。

同様にして次のプレハブ管を最後部に接続した前記プレ
ハブ管ＰＩに鉄着して連結ボルト１川こより接続し、こ
の作業を繰返してプレハブ管路を形成するものである。

以上のように本発明は接続すべきプレハブ管の連結ボル
ト挿通孔を利用して螺子穣を挿入し、その先端部を既設
のプレハブ管の連結ボルトに螺合させたのちハンドルを
回動させることによって円滑且つ確実に接続すべきプレ
ハブ管を既設のプレハブ管に鉄着できるものであり、し
かもハンドルの回動、螺進は当板を介してプレハブ管の
端面に伝達するので、プレハブ管の端面にはハンドルの
回動による渚糠力が作用しないから何等損傷する虜れも
なく、その上、ハンドルが軽快に回わすことができて接
続すべきプレハブ管の端部を既設のプレハブ管に強固に
欧め込むことができ、プレハブ管の接続作業が円滑且つ
能率良く行い得るものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は使用する
接続用工具の斜視図、第２図は接続方法を示す一部を断
面した側面図、第３図はプレハブ管の連結状態を示す断
面図、第４図はプレハブ管の縦断正面図である。 １・・・・・・螺子榛、ｌａ，ｌｂ・・・・・・螺子部
、３・・・・・・当板、５…・・・ハンドル、Ｐ……プ
レハブ管、７・・・…連続用ボルト挿通孔、９ａ，９ｂ
……雌雄端部、１０・・・・・・ボルト、１０ａ・・・
・・・雌螺子部。 次’公次Ｚ隣 次３凶 次４凶

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 一端を雄端部に他端を雌端部に形成すると共に中央
   に連結用ボルト挿通孔を設けてなる複数のプレハブ管を
   順次直列に接続するに際して、既に接続を完了したプレ
   ハブ管の雌端部に接続すべきプレハブ管の雄端部を対向
   させ、このプレハブ管の連結用ボルト挿通孔に螺子棒を
   挿通してその先端を前記既設のプレハブ管の挿通孔に挿
   嵌しているボルト端の雌螺子部に螺合させたのち、螺子
   棒の基端部に螺合しているハンドルを回動して螺子棒に
   遊嵌している当板を接続すべきプレハブ管の雌端部側の
   端面に押接させ、その押接力により既設のプレハブ管の
   雌端部に接続すべきプレハブ管の雄端部を押進、嵌着さ
   せることを特徴とするプレハブ管の接続方法。