JPS6010017B2 - エステルの製造法 - Google Patents

エステルの製造法

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JPS6010017B2
JPS6010017B2 JP56157372A JP15737281A JPS6010017B2 JP S6010017 B2 JPS6010017 B2 JP S6010017B2 JP 56157372 A JP56157372 A JP 56157372A JP 15737281 A JP15737281 A JP 15737281A JP S6010017 B2 JPS6010017 B2 JP S6010017B2
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carbon atoms
molar ratio
cobalt
group
monoolefin
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ジヤン・ジユヌツク
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Rhone Poulenc Industries SA
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/36Preparation of carboxylic acid esters by reaction with carbon monoxide or formates
    • C07C67/38Preparation of carboxylic acid esters by reaction with carbon monoxide or formates by addition to an unsaturated carbon-to-carbon bond

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Cephalosporin Compounds (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモノオレフィン化合物をカルボニル化すること
により、即ち一酸化炭素およびアルコ−ルを一つのオレ
フィン結合を含む化合物と反応させることにより、エス
テルを製造する方法に関する。
更に詳しく言えば、本発明はアルキルベンテノェートか
らジェステルの製造に関する。
本発明は特にアルキルベントー3−ェノヱートをカルボ
ニル化することによるアルキルアジベートの合成に関す
る。一酸化炭素およびアルコールを高圧および高温にお
いてコバルトカルボニルおよび榎素環式および芳香族窒
素含有塩基存在下アルキルベントー3−ェノェートと反
応させることによりジアルキルェステル、特にアルキル
アジベートを含む混合物が得られることが、「B山le
tinoftheChemicals。
ciety。fJapan,4鏡巻、1973王、52
6、52刀貢Jからよく知られている。しかしこの型の
技術の工業規模の開発(その価値は原理上論争されない
)は用いた触媒系の低い活性により大いに危難にさらさ
れている。一酸化炭素および多くても炭素原子4個を有
するアルカノールをコバルト、窒素含有複索環式化合物
およびルテニウムの存在下、一つのオレフィン結合を含
む化合物と反応させることによりモノオレフィン化合物
を高い効率でカルボニル化することによりェステルを製
造しうろことがここに発見された。
このようにして本方法によると、一酸化炭素およびアル
コールR−OHを式R,CH=CHR2〔式中、R,と
R2は同一かまたは異なり、水素または多くて20炭素
原子を有するアルキル基(これは一つまたは二つの塩素
原子によりあるいは多くて4炭素原子を含むアルコキシ
基により置換されうる)を表わし、またR,については
、基−(CH2)p一COO日、一(CH2)p一CO
OR3または−(C比)p−CN(式中、pは多くて6
に等しい整数でゼロのこともあり得、そしてR3は多く
て12炭素原子を含むアルキル基を表わす)を表わすこ
とも可能であり、一つまたは二つのメチレン基について
は多くて4炭素原子を有するアルキル置換基を含むこと
も可能であり、R,とR2を一緒にして一つの2価の基
−(Cは)q−(適当ならば多くて4炭素原子を有する
一つか二つのアルキル置換基を含み、qは3と6との間
の整数である)を形成することも可能であり、Rは多く
て12炭素原子を含むァルキル基(これは任意に一つか
二つの水酸基により置換される)、5から7炭素原子ま
でを有するシクロアルキル基、7から12炭素原子まで
を有するアルアルキル基またはフェニル基である〕の化
合物と反応させる。
このように本方法に従ってカルポニル化できる出発原料
は一つの内部または末端オレフイン結合を含む化合物で
あり、これら化合物は更に詳しくいえば3から20炭素
原子までを含む。
本発明方法を実施することにより、飽和ェステル、即ち
一方においてはカルボキシレート基(一COOR)をま
た他方においては出発原料より1個多くの水素原子を含
む化合物が得られる。
カルボキシレート基/(一COOR)が出発原料の主鎖
上の末端位に位置する化合物がこれらェステルの中で優
勢であり、この特別な型の化合物を本明細書の残りでは
「線状ェステル」という用語で呼ぶことにする。特に適
当な出発原料の第一の種類は式:R,CH=CHR2〔
式中、R,およびR2は同一かまたは異なり、水素また
は多くて10炭素原子を有するアルキル基を表わし、他
方これらが一緒になって一つの2価の基−(CH2)q
−(qは上記の意味をもち、もし適当ならばこの基につ
いて一つまたは二つのメチル置換基を含むことが可能で
ある)を形成する〕を有する。
名前をあげることのできるこのような化合物の例はプロ
ピレン、1ーブテン、2ーブテン、ヘキセン類、オクテ
ン類、および1ードデセンである。特に適当な出発原料
の第二の範ちゆうは式:R,CH=CHR2〔式中、R
,は基−(CH2)p−COOR3(pおよびR3は上
記の意味をもち、一つまたは二つのメチレン基について
は多くて4炭素原子を有するアルキル置換基を含むこと
が可能である)を表わし、R2は水素または多くて4炭
素原子を有するアルキル基を表わす〕の化合物からなる
この型の化合物のうち、アルキルベンテノヱートはアジ
ピン酸中間体であるアルキルアジべ−トを得ることを可
能にするので特に非常に価値がある。
本方法は式ROH(Rは上記の意味をもつ)のアルコー
ルの使用を必要とする。
本発明方法の範囲内で使用できるアルコールの例として
下記のものがあげらる:メタノール、エタノール、イソ
フ。
ロ/ぐノール、nープ。/fノール、tert.−ブタ
ノール、nーヘキサノール、シクロヘキサノール、2−
エチルヘキサン−1−オール、ドデカンー1ーオール、
エチレングリコ−ル、ヘキサンー1,6ージオール、ベ
ンジルアルコール、フエニルエチルアルコールおよびフ
エノーノレ。多くて4炭素原子を有するアルカノールを
用いるのがよく、メタノールおよびエタノールが本法の
実施に適当である。
アルコールとモノオレフイン化合物は化学量論的量で使
用できる。
しかし過剰のアルコールを、モノオレフィン化合物1モ
ルにつきアルコール1から10モル、なるべくは2から
5モルの割合で使用するのがよい。反応はコバルト存在
下で行なう。
反応煤質中で一酸化炭素と反応しその湯でコバルトカル
ボニル鍔体を与えうるどのコバルト源も本発明方法の範
囲内で使用できる。典型的なコバルト源の例は微粉砕し
た金属コバルト、無機塩、例えば硝酸コバルトまたは炭
酸コバルト、および有機塩、特にカルポキシレートであ
る。
コバルトカルボニルまたはヒドロカルボニルも使用でき
、こコバルトオクタカルボニルが本発明方法の実施に適
している。モノオレフイン化合物対コバルトのモル比は
一般に10と1,000との間である。
この比は20と300との間の値に固定するのが有利で
ある。本発明方法はまた3と10との間のpKaを有す
る第三窒素含有塩基の存在を必要とする。
出願会社は5から6環員までを含む窒素含有複素環式化
合物の使用を推奨するが、この化合物は多くて4炭素原
子を有するアルキルまたはアルコキシ基、および水酸基
のうちから選ばれる一つまたは二つのの置換基を含むこ
とができ、適当ならば二つまたは三つの二重結合を含み
、更に適当ならばベンゼン核に隔合しうるが、ただし、
窒素へテロ原子に隣接する結合は置換されていないしま
た二つの環に共通でもないことを条件とする。
6環員を有し、4と7との間のpKaを有する含窒素複
素環式化合物、特にピリジン、4−ピコリン、インキノ
リンおよび3,5−ルチジンが本発明方法の実施に特に
適する。
用いる第三含窒素塩基の量は一般にモル比N/Coが1
と50との間となるようにする。
本発明方法を実施して好結果を得るために出願会社はこ
の比を4と25との間の値に固定することを推奨する。
本発明方法の本質的な特徴の一つはコバルトおよび第三
アミンに基づく触媒系にルテニウムを添加することであ
る。
反応にルテニウムを用いる正確な形は基本的に重要でな
い。三ルテニウムドデカカルボニル、更に一般的には反
応条件下でその場でルテニウムカルボニルを出現させう
るルテニウム化合物ならばどれも本発明方法の実施に特
に適当である。この点に関して、微粉砕した形の金属ル
テニウム、ルテニウムカルボキシレート(特に酢酸ルテ
ニウム)、ハロゲン化ルテニウム(特に三塩化ルテニウ
ム)、およびルテニウムアセチルアセトネートが特にあ
げられる。使用すべきルテニウムの量は厳密でない。
反応速度に有利な影響をもつ反応煤質中のルテニウムの
割合は到達するのが適当と考えられる速度の関数として
特に決定されるであろう。一般に、コバルト1グラム原
子につきルテニウム0.005グラム原子といった少量
の存在が目立った結果に導く。コバルト1グラム原子に
つきルテニウム5グラム原子より多くを用いることは望
ましくないことが判明している。もし原子比Ru/Co
が0.01と2.5との間、なるべくは約0.1と1と
の間にあれば好結果が得られる。このようにして本発明
方法によると一酸化炭素およびアルコール(ROH)を
上で定義した触媒系の存在下モノオレフィン化合物と反
応させる。
反応は液相で120oo以上の温度で(200qoを越
すこ3とにより利益は得られない)少なくとも5ルゞー
ルの一酸化炭素圧下に(1,000バールほど高くもで
きる)行なわれる。反応を130oから180o程度の
温度で、100から300バール程度の一酸化炭素圧下
で行なうのがよい。 4出発原料
が反応し‘こくいほど最適圧力および温度条件は一層厳
しくなることは当然であり、もし二重結合の立体的保護
の度合が増せば特にそうである。反応条件下で不活性な
溶媒または希釈剤を使用できる。
この型の溶媒の例は脂肪族または芳香族炭化水素、例え
ばペンタン、シクロヘキサン、ベンゼンおよびトルェン
である。しかし、本法の生成物または出発アルコールが
全く適した溶媒または希釈剤である。市場で入手できる
実質的に純粋な一酸化炭素を使用できる。
しかし、二酸化炭素、メタンまたは窒素といった不純物
の存在は有害でなく、痕跡量(3容量%未満)の水素の
存在は触媒系を安定化する煩向がある。本明細書の始ま
りのところで示した通り、本発明方法はアルキルベンテ
ノェートからのジェステルの合成に特に貴重な応用を有
する。
一般に、アルキル、ベントー3ーヱノェートが使用され
るが、ベントー2ーエノ工−ト、ベントー4ーヱノェー
トおよびアルキルベンテノェートの混合物も使用できる
。本明細書の範囲内で、出発ェステルのアルキル基(こ
のアルキル基は多くて4炭素原子を有するのが有利であ
る)に相当するアルコール(共反応体)を選ぶ方がよい
ことが判明している。次の反応体の対:メチルベンテノ
ェートとメタノール、およびエチルベンテノエートとエ
タ/ール、の一つあるいは他のものから出発すると好結
果が得られる。もし反応を、線状ジェステル(アジベー
ト)を高割合で得るために、高濃度のコバルトを用いて
、即ち約10から50までの範囲内にあるアルキルベン
テノヱート対コバルトのモル比を用いて実施するならば
、原子比Ru/Coを0.01と0.25の間の値に制
限し、モ比N/Coを約3と6との間の値に固定するの
がよいことが判明している。
もし反応を、高割合のアジベートを得るために低濃度の
コバルトを用いて、即ち約150と350との間に位置
するモノオレフィン化合物対コバルトのモル比を用いて
行なうならば、原子比Ru/Coを約0.25と1との
間の値に固定し、モル比N/Coを約8から25の範囲
内にある値に増加させることが好ましいことが判明して
いる。
本発明方法の有利な変法を構成するこの具体例において
は、一酸化炭素の体積の多くて1%程度の痕跡量の水素
の存在が反応の進行に特に有利な効果を有する。
下記の例は本発明方法を説明するが、その範囲または主
旨を制限するものではない。
例 以下で次の規約を用いる。
オレフイン性二重結合の位置異性化から生ずる化合物は
生じた生成物に含まれない。
=/Coはモノオレフィン化合物(出発原料)対コバル
トのモル比を指す。
DC(%)は導入された出発原料100モルにつき生じ
た生成物のモル数を示す。
Y(%)は生じた生成物100モル当りのェステルのモ
ル数を示す。
S(%)は生じたェステル100モル当りの糠状ェステ
ルのモル数を示し、これは普通には直線性の度合として
引合いに出される。
Ru(acac)3はルテニウムアセチルアセトネート
を示す。
Ru(OAc)3は酢酸ルテニウムを示す。
T(℃)は摂氏度で表わした温度を示す。t は示さ
れた温度における時間数で表示した実験時間を示す。
A は1時間当りかつコバルト1グラム原子当り生じ
た生成物のモル数で表わした活性を示す。
×(%)は生じた生成物100モル当りのジェステルの
モル数を示す。
Y(%)は生じた生成物100モル当りのァルキルアジ
ベートのモル数を示す。
Z(%)はは生じた生成物100モル当りのアルキルベ
ンタノェートのモル数を示す。
例1〜6 下記の表1は個々の条件および1−へキセンのカルボニ
ル化に際し一連の実験で得た結果を要約したものである
用いた手順は次の通りである。1ーヘキサン、一コバル
トオクタカルボニル、ニルテニウムドデカカルボニル、
メタノールおよびインキノリン(特に断らない限り)を
アルゴン流で掃気した125塊ステンレス鋼オートクレ
ープに入る。
次にオートクレープを0.7容量%の水素を含む一酸化
炭素流で掃気し、次に130バール圧下に下記の表1に
示した温度に加熱する。この温度で2時間の反応時間後
、オートクレープを冷却し、ガス抜きする。
次に反応混合物を気相クロマトグラフィーにより分析す
る。また表1に示した対照実験a,b,およびcをルテ
ニウム欠如で行なう。
表・ (X) ピリジンを用いて150バール下に1時間行
なった実験。
(XX)エタノールとピリジンを用いて150ノミ−ル
下KI時間行なった実験。ND: 決定‐せず。
例 7〜12 下記の表瓜ま個々の条件および種々なモノオレフィン化
合物について上記手順に従って行なわれた第二の一連の
実験で得た結果を要約したものであり、コバルトは特に
断らない限り二コバルトオクタカルボニルの形で用いて
いる。
表D‘こ示した対照実験dはルテニウム欠如下に行なっ
た。
蚕2 (X) 炭酸コバルトを用いて10あのトルュン中で行
なった実験。
(XX) エチルプロピォネート10の中で行なった実
験。例 13〜16アルコール(その性質は下記の表皿
こ明記されている)100ミリモル、対応するアルキル
ベント−3ーエノエート50ミリモル、一コバルトオク
タカルボニル1ミリモル、インキノリン8ミリモル(従
って、モル比N/Coは4に等しい)およびルテニウム
化合物(その性質および導入した量も下記表mに示して
ある)をアルゴン流下に掃気した*12&ボステンレス
鋼オートクレープ中に導入する。
次にオートクレープを0.7%(容量)の水素を含む−
酸化炭素流で掃気し、次に130バール圧下で160q
oに加熱する。
160qoにおいて1時間の反応時間で得た結果を上記
表に示す。
対照実験eとfをルテニウム欠如下に行なう。
表 mこの表は少量のルテニウムの添加が得られる生成
物の分布を実質的に変化させることなく反応速度を増加
させることを可能にすることを示す。
例 17〜24上記の手順に従い、0.7%(容量)の
水素を含む一酸化炭素を、メチルベント−3−ェノェー
ト100ミリモル、メタノール200ミリモル、一コパ
ルトオクタカルボニル、ニルテニウムドデ力力ルボニル
および特に断らない限りインキノリンを含む仕込み物と
反応させることにより一連の実験を行なう。
個々の条件および130バール圧下160ooで2時間
の反応時間で得た結果も下記表Wに表す。この表に示し
た対照実験gおよびhをルテニウム欠如下に行なう。表
N 表 W (カビリジン(インキノリンに代わって)を用いて行な
った実験。
例 25〜40上記の手順に従い、0.7%(容量)の
水素を含む一酸化炭素を、メチルベント−3ーェノェー
ト100ミリモル、メタノール200ミリモル「 =ニ
コバルトオクタカルボニル、種々な化合物の形(その性
質は下記表Vに示される)で導入されたルテニウム、お
よびインキノリンを含む仕込み物と反応させることによ
り一連の実験を行なう。
個個の条件および130バール圧下に160q○で2時
間の反応時間で得た結果を表Vに示す。またこの表に示
した対照実験で、iおよびkをルテニウム欠如下で行な
う。
表 V 表Vは一方においてはルテニウム欠如下でモル比N/C
oの増加が非常にはっきりした反応速度減少をもたらす
こと、そして他方において、ルテニウムの添加がジェス
テルの割合を実質的に変化させずに反応速度の増加を得
ることを可能にし、そしてモル比Ru/Coの増加がア
ジベートの割合における実質的減少を生ずることを示す
しかし後者の場合モル比N/Coの増加がかなりの速度
で高割合のアジベートを得ることを可能にすることが判
った。例 41 上記装置および手順を用いて、水素を含まない一酸化炭
素を下記のもの:メチルベントー3ーエノエート100
ミリモル、メタノール200ミリモル、一コバルトオク
タカルボニル2ミリモル、インキノリン24ミリモル、
および :ルテニウムドデカカルボニル0.33ミリモルからな
る仕込み物と反応させる。
80バールの全圧下160つ○で2時間の反応時間で得
た結果は次の通りである:A=6.1 X=87.1% Y=73.4% Z=12% 例 42 上記の装置および手順を用いて約0.35%(容量)の
水素を含む一酸化炭素を次のもの:メチルベントー3ー
エ/エート100ミリモル、メタノール500ミリモル
、一コバルトオクタカルポニル1ミリモル、4−ピコリ
ン 8ミリモル、および ニルテニウムドデ力力ルボニル0.22ミリモルを含む
仕込み物と反応させる。
25ルゞールの全圧下14000で2時間の反応時間で
得た結果は次のようである: A=10.3X=
95.5%Y=76.0% Z=3.5% 例 43 上記装置および手順を用いて、約0.35%(容量)の
水素を含む一酸化炭素を、次のもの:メチルベント−3
ーエノエート200ミリモル、メタノール400ミリモ
ル、−コバルトオクタカルボニル2ミリモル、インキノ
リン24ミリモル、および ニルテニウムドデカカルボニル0.33ミリモルからな
る仕込み物と反応させる。
8ルゞールの全圧下、180℃で2時間の反応時間で得
た結果は次のようである:A=7.2 X=56.6% Y=39% Z=41% 対照実験 例43をルテニウム欠如下に繰り返す。
実質的に反応が観察されない。例44および45 上記装置および手順を用いて、痕跡量の水素(その体積
百分率は下の表Wに日2(%)により示される)を含む
一酸化炭素を、メチルベント−3ーエノエート100ミ
リモル、メタノール200ミリモル、=ニコバルトオク
タカルボニル、ニルテニウムドデカカルボニルおよびイ
ンキノリンを含む仕込み物と反応させることにより一連
の実験を行なつo個々の条件および13ルゞールの全圧
下16ぴ0で2時間の反応時間で得た結果を下記表のに
示す。
この表に示した対照実験mからpはルテニウムの欠如下
で行なう。該表はまた例31と35および対照陰険kも
示している。表の ng:無視しうる程度。
ND:決定せず。
この表は水素が存在しない場合を含めて、コバルトが比
較的低濃度にある反応煤質へルテニウムを添加すること
の価値に確認を与えるものである。
例 46〜48 0.群容量%の水素を含有する一酸化炭素と、50ミリ
モルのメチルベンテ−3−エノエートLメタノール、ジ
コバルトオクタカルボニル、ルテニウムドデカカルボニ
ル、インキノリンおよび10ccのベンゼンを含む系と
反応させることにより、上記の操作に従って、一連の実
験を行なった。
特定の条件および13ぴ気圧下、160午0/2時間の
反応時間で得られた結果は表風に示す。
表 血

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コバルト、第3級窒素含有塩基として窒素含有複素
    環式化合物およびルテニウムの存在下一酸化炭素および
    多くても炭素原子4個を有するアルカノールをモノオレ
    フイン化合物と反応させることを特徴とする、エステル
    の製造法。 2 モノオレフイン化合物は式: R_1CH=CHR_2 〔式中、R_1およびR_2は同一かまたは異なり、
    水素または多くて20個の炭素原子を有するアルキル基
    を表わし、後者は一つまたは二つの塩素原子によりある
    いは多くて4個の炭素原子を含むアルコキシ基により置
    換されることができ、そしてR_1はまた基−(CH_
    2)p−COOH、−(CH_2)p−COOR_3ま
    たは−(CH_2)p−CN(式中、pは多くて6に等
    しい整数であるが、ゼロのこともありうる、R_3は多
    くて12個の炭素原子を含むアルキル基を表わす)を表
    わすことも可能であり、一つまたは二つのメチレン基に
    対して多くて4個の炭素原子を有する置換基を含むこと
    も可能であり、R_1およびR_2を一緒にして単一の
    2価の基−(CH_2)q−(適当ならば多くて4個の
    炭素原子を有する一つまたは二つのアルキル置換基を含
    み、qは3と6との間の整数である)を形成することも
    可能である〕を有することを特徴とする、特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 3 モノオレフイン化合物は3から20個の炭素原子を
    含むことを特徴とする、特許請求の範囲第1項又は第2
    項記載の方法。 4 モノオレフイン化合物は式: R_1CH=CHR_2 〔式中、R_1およびR_2は同一か異なり、水素ま
    たは多くて10個の炭素原子を有するアルキル基を表わ
    し、他方、一緒になって単一の2価の基−(CH_2)
    q(qは第2項で示した意味をもち、該基は適当ならば
    一つまたは二つのメチル置換基を含むことが可能である
    )を形成する〕を有することを特徴とする、特許請求の
    範囲第2項又は第3項記載の方法。 5 モノオレフイン化合物は式: R_1CH=CHR_2 〔式中、R_1は基−(CH_2)p−COOR_3
    (pおよびR_3は第2項に示した意味をもち、一つま
    たは二つのメチレン基に対して多くて4個の炭素原子を
    有するアルキル置換基を含むことが可能である)を表わ
    し、R_2は水素または多くて4個の炭素原子を有する
    アルキル基を表わす〕を有することを特徴とする、特許
    請求の範囲第2項又は第3項記載の方法。 6 モノオレフイン化合物はアルキルペンテノエートで
    あることを特徴とする、特許請求の範囲第5項に記載の
    方法。 7 モノオレフイン化合物対コバルトのモル比は10と
    1,000との間、なるべくは20と300との間にあ
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項から第6項
    までのいずれか1項に記載の方法。 8 アルカノール対モノオレフイン化合物のモル比は1
    と10との間、なるべくは2と5との間にあることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項から第7項までのいず
    れか1項に記載の方法。 9 モル比N/Coは1と50との間、なるべくは4と
    25との間にあることを特徴とする、特許請求の範囲第
    1項から第8項までのいずれか1項に記載の方法。 10 原子比Ru/Coは0.005と5との間、なる
    べくは0.01と2.5との間にあることを特徴とする
    、特許請求の範囲第1項から第9項までのいずれか1項
    に記載の方法。 11 原子比Ru/Coは約0.10と1との間にある
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第10項記載の方法
    。 12 反応を50バールと1,000バールとの間の一
    酸化炭素圧下に120℃と200℃との間の温度で液相
    にて行なうことを特徴とする、特許請求の範囲第1項か
    ら第11項までのいずれか1項に記載の方法。 13 反応を130℃と180℃との間の温度で約10
    0バールと300バールとの間の一酸化炭素圧下に行な
    うことを特徴とする、特許請求の範囲第12項記載の方
    法。 14 アルキルペンテノエート対コバルトのモル比は約
    10と50との間であり、原子比Ru/Coが0.01
    と0.25との間にあり、モル比N/Coが約3と6と
    の間にあることを特徴とする、特許請求の範囲第6項か
    ら第13項までのいずれか1項に記載の方法。 15 アルキルペンテノエート対コバルトのモル比は約
    150と350との間であり、原子比Ru/Coは0.
    25と1との間であり、モル比N/Coは約8と25と
    の間であることを特徴とする、特許請求の範囲第6項か
    ら第13項までのいずれか1項に記載の方法。 16 一酸化炭素が1%(容量)を越えない水素の痕跡
    を含むことを特徴とする、特許請求の範囲第1項から第
    15項までのいずれか1項に記載の方法。
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