JPS5997669A - 血液用多管式熱交換器 - Google Patents

血液用多管式熱交換器

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JPS5997669A
JPS5997669A JP57206782A JP20678282A JPS5997669A JP S5997669 A JPS5997669 A JP S5997669A JP 57206782 A JP57206782 A JP 57206782A JP 20678282 A JP20678282 A JP 20678282A JP S5997669 A JPS5997669 A JP S5997669A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 19発明の背景 (技術分野) 本発明は、人工心肺、全身温8 Ic5法(ハイパーサ
ーミア)等において血液の熱交換に用いられる多管式の
血液用熱交換器に関するものである。
(従来技術およびその問題点) 人工石、人工肺、全身温熱療法等において。
体外循環回路には血液の加温、冷却のために不り々の形
式の熱交換器が広く用いられている。本発明は多管式の
熱交換器に関し、従来の多管式熱交換器には以下に述べ
るような多くの欠点があった。
その製造に際しては、第1図に示すように、所定の寸法
に切断したステンレスパイプ1の末端に軟質のプラスチ
ックチューブ2を突出して装着し、これらを型体キャッ
プ(図示せず)に多数本はめこみ、ボッティング剤(碩
化住樹脂)を追心注入法により回転させながら注入し、
硬化させて3で示すようなF75 mを形成し、所要部
で切断して隔壁−管体−隔壁の14立体を得ている(1
1♀開昭57−39854号参照)。
また、他の方法では、予め成形した軟質プラスチックス
ペーサ4の孔5に、所定の寸法に切断したステンレスパ
イプlを第2図cこ示すようにプレスばめし、ポツティ
ング剤3を両者間に充填して隔壁−管体−隔壁の組立体
を得ている。
以上の二つの方法において、共通している問題点はステ
ンレスパイプを鞘度高く所定の長さに切断することが困
難なことであり、また、ボッティング剤充填硬化後、ポ
ツティング剤とステンレスパイプを同時に切断すること
が大きな硬度差のために困難であることであり、従って
、これを回避する方法として上記の製法が採られている
のである。ところで、このようにして上述の基本的間口
点を回避したとしても、前者の製法によるものにおいて
は、ステンレスパイプlと軟質チューブ2との間にはそ
ρ遷移部において段差6を生じ、血液の乱流を生せしめ
る結果となっている。後者の製法によるものにおいては
、ステンレスパイプ1の切断長さの不均一によるスペー
サ4の孔5への不均一な装着(第2図の左端のパイプ参
照)による段差が生じ、ひどい時には孔5内ヘボツテイ
ング剤が流入する恐れすらある。ざらに多数のパイプを
整列させてスペーサに植設することは大変な作業である
。そして、加工された薄肉の細いステンレスパイプは一
見平滑に見えても、その加工表面は非常に粗面化されて
おり、匍沿の損傷を招く結果になっている。さらに、切
断された隔壁の血液との接触端面も血液の損傷を招かな
い程平滑とはいい難い。特に、血液を高い温P(で厳し
い条件下で治療に用いる温熟僚法などでは、血液の完全
な層流化のために乱流を生せしめる段差、粗面等を極力
なくし、しかも熱交換効率(PF )が大きく、プライ
ミングボリュームの小さな熱交換器を用いるのが好まし
い。
10発明の目的 そこで、本発明は、熱交換器の血液との接触表面をでき
るだけ平滑化した血液用の多管式熱変換器を提供するこ
とを主目的とする。
また、本発明は、全身温;1Ml法等f支しい条件下で
用いる熱5c′僕器においては、上記主目的に加えて熱
交換効率係数が凸く、しかもプライミングボリュームの
小さな高性能のnn液用多管式熱又換器を提供しようと
するものである。
■0発明の具体的4丁7成 本発明は、ハウジングと、このハウジング内において相
互にrLQ間した状態で前記ハウジングの長手方向に沿
って並列!′l12皿された複数本の管体と、これらの
管体をその開口を閉寒しない状態で両端部において液密
に支持し、かつ前記ハウジングの内壁および前記管体の
外壁面とともに熱交換用媒体室を構成する第1および第
2の隔壁と、前記媒体室と連通ずる熱交換用媒体導入口
および姪体導出口と、前記第1および第2の隔壁の外側
部において前記管体の内部空間と連通ずる血清λ′3人
口および血液導出口とを具える多管式熱交換器において
、前記第1および第2の隔壁ならびに管体の血液との接
触面に、架橋型シリコーンを主成分とする付着性コーテ
イング物質を被膜することにより、上記主目的を達成す
ることができる。架橋型シリコーンは、(a)式 %式% 〔式中、Rは6個以下の炭素原子を含有する低級アルキ
ル基であり、Yは−OHおよびOR’la (7こだし
 Blは3個以下の炭素原子を含有するアルキル基であ
る)から成る群から選択したものであり、Qは水素原子
、 −CH3および−C)I2CH2N[(2から成る
群から選択したものであり、aはOまたは1であり、b
は0または1であり、和a+bは0ないし2である〕 を有する5〜20 賞’D1 %のアミノアルキルシロ
キサン重合単位、および偽)式 %式% 〔式中、ビは−OHおよび−CH3基から成る群から選
択されたものであり、Cは1または2である〕 を有する95〜80fifλ係のメチルシロキサン重合
単位から成る有t1巻シロキサン共重合体が好ましい。
管体はステンレスパイプで杓成し、隔壁は高分子ポツテ
ング剤で4jXi成するのが好適である。また、全身温
熱療法(ハイパーサーミア)に用いる場合、血液流量Q
Bが1〜1.5tlビルの範囲で熱交換助手係数PFが
0,75〜0.95、犯ましくは0.8〜0.95とす
るのが好適である。
以下に1本発明のm液用多管式熱交換器を添付図面に示
す好適実施例につき詳細に説明する。
第1図および第2図につき述べたようにして製作された
隔壁−管体−隔壁の組立体は、第3図に示すような熱交
換器に組み立てられる。第3図において、10はハウジ
ング、11はステンレスパイプ等の管体、12.13は
ボリウレクン、シリコーン、エポキシ樹脂等の高分子ボ
ッティング剤の隔壁、14は熱交換用媒体室、15は熱
媒体尋人口、16は熱媒体導出口、17は血液心入口、
18はn5液導出口である。
このような熱又換器は、人工石、人工肺、温熱療法等の
体外循猿回路中に組み込まれ使用される。
前述したように、従来の多管式熱交換器では隔壁、管体
の廁液との接触表面は仕上処理を施されていす、隔壁の
表面および管体の表面は粗面であり、また隔壁から管体
内部への遷移部分には段差が生じたりしていて、血液の
損侶を招来するという問題があった。
そこで、本発明においては、隔壁および管体の血液との
接触面をできるだけ平滑化して鹿流の層流化を図ろうと
するもので、そのために隔壁および管体の血液との接な
面にウヘ当な被膜を形成する。
被膜はその成分が血液中に溶出したり剥t”fa シた
りするものであってはならず、丈夫なものでなければな
らない。また、隔壁は一般に高分子ポツティング剤が使
用されるから、彼し!形成のために高温にすることはで
きない。このようなF、jfi点から好適な被膜を形成
できる物質についてゼ1々研究を重ねたところ、以下に
詳+!’+11に説明する常温架橋型の有機シロキサン
コポリマーが有望であることを見出し1こ。
本発明によれば、ハウジングと、このハウジング内にお
いて相互にl’f!;間した状態で前記ハウジングの長
手方向に沿って並列記音された71数本の管体と、これ
らの管体をその開口をr’di 2.1% シない状態
で両端部において液密に支持し、かつ前記ハウジングの
内壁および前記管体の外壁面とともに熱交換用媒体室を
オ;り成する第1および第2の隔壁と、前記媒体室と連
通ずる熱交4良用際体導入口およ・びtL体体用出口、
前記第1および第2の隔壁の外側部において前記管体の
内部空間と連通ずる鹿液等入口および血液導出口とを具
える多管式熱交換器において、前記第1および第2の隔
壁ならびに管体の血液との接触面に、架橋型シリコーン
を主成分とする付着性コーテイング物質を被色した血液
用熱交換器を提供する。そして、架橋型シリコーンは、
(a)式 %式% 〔式中、Rは6個以下の炭素原子を含有する低級アルキ
ル基であり%Yは−OHおよびOR’基(;/’:だし
、R′は3個以下の炭素原子を含有するアルキル基であ
る)から成る群から迅択したものであり、Qは水素原子
、−C馬および−CH2CH2NI(2から成る群から
選択したものであり、aはOまたは1であり、bは0ま
たは1であり、和a十すはOないし2である〕 を有する5〜20 fat %のアミノアルキルシロキ
サン重合単位、および(b)式 %式% 〔式中、R〃は−OHおよび−CH31i5から成る群
から選択されたものであり、Cは1または2である〕 を有する95〜80 MA %のメチルシロキサン重合
単位から成る有機シロキサン共重合体を用いるのが良い
アミノアルキルシロキサン単位は、メチル、エチル、プ
ロピル、第3ブチルおよびヘキシル基などの低級アルキ
ル置1747kを含む。さらIこ、これらの完全には縮
合しきっていない共重合体は、水a基またはメトキシ、
エトキシおよびプロポキシ基などのアルコキシ置僕基を
含む。穿岩原子に結合した置僕基Qは同じものでもまた
は互いに異なったものでも良い。
共重合体のメチルシロキサン単位は、 (CH3)2Si%、(CH3)3Si05AおよびH
O(0H3)2SiO%を含む。
本発明で用いる上述の有イグ)シロキサンコポリマーの
優れた脛遣方法は、米国特i、′F第3,355,52
4号に開示されている。
この物質は常温で液状をなしているから、この液に第1
図および第2図で述べたようにしてイ)られた隔壁−管
体−隔壁の組立体を浸漬したり、あるいは血液との接触
面のみに流し込んだりして塗布し、硬化させて被膜とす
ることができる。硬化は高温で加熱するかまたは通常の
温度および湿度に長時間曝すことによって行いつるが、
K’5壁が高分子ボッティング剤とするのが好ましい1
1′」係上。
後者を採用するのが望ましい。隔壁およびC?体の血液
との接触面には、均質に前記物質が塗布されるようオイ
ル等の異物質を除去しておくべきである。
このように、隔壁−管体−隔壁の組立体の鹿汲との接触
面に上述の有機シロキサンコポリマーを浸漬、注入等に
より塗布することにより、上記組立体に生じていた小さ
な段部はこの物質で充ガ1されて平滑化され、粗面であ
った隔壁および管体表面はこの物質の被膜で覆われて平
滑な表面となり、この物質により被覆されていない従来
のものに比して、血液に対して損侶を与える程度は後述
するように大幅に低下させることができる。
上述したように、血Raとの接)」ミ圃を有機シロキサ
ンコポリマーで被々’ALでなる抑泄用多管式熱又換器
は、人工石、人工肺等比較的1:I′LL/ <ない条
件下で用いる場合であっても、その熱交換効率は大きく
、プライミングボリュームは小ざい方が良い。
特に、制癌治療に有効とされている全身温熱仏法では、
血液は厳しい条件下にli:;4されるからなおさらの
ことである。
全身温熱仏法(ハイパーサーミア)について簡単に説明
すると、大1’ill動静脈に接続された体外循狼回路
において、血蔽は第4 rg+に示すような特住となる
よう加熱される。すなわち、第4図において、夏は熱交
換Wに体の温1隻、■は代表的に体温とされる膀胱の温
度である。治療は、昇温ステージA%維持ステージB1
降温ステージCを経て行われる。特に、治療効果を上げ
るためには、治療効果ありとされる41.5℃と危険温
度と考えられる42.0℃との狭い潟度厄囲に、長時間
に亘って血液の加熱を経て体温を維持しなければならな
い。
さらに、昇温ステージでは、なるべく早く治僚効果温度
である41.5℃に体温を至らしめるために、そしてよ
り高い温度の熱交換媒体液に血液を接jさせることのな
いように、熱交換効率の大きな熱交換器を用いるのが良
いのであるが、従米溜足できるものはなく、昇温ステー
ジに長時間を渋し、血液も高い温度の媒体に接触させら
れていた。また、熱交換器のプライミングボリュームも
大きかった。
全身温熱療法におけるように高いflll il?(温
度では血液も損傷し易い状態になっているから、熱又換
器の血液との接触面は上述した有機シロキサンコポリマ
ーで被膜を形成して表面を平滑化した上、熱交換効率係
数(PF)を大きく、プライミングボリュームを小さく
する必要がある。
従来の人工心肺用(体外循環用)に用いられてきた熱交
換器は、血液流量QB =I L/g=、潅流液温iQ
w= 15 t/rhで、PFが0,75を超えルモの
はなかった。このため、昇温時間を短くするには潅流液
温を高くしなければならず、熱交換器の血液接触面は非
常に浄温になり、血液に対するダメージ(主に溶血現象
として現われる)が大きかった。ちなみに、PF=0.
9のものと0.7のものとで、血液出口温度を同じにし
ようとした場合、潜流液温度は約2.5℃もの違いとな
る。
全身温熱療法の使用に適する熱交:(1器を得るために
、以下に述べるような実b(を行った。
ステンレスパイプ内径1.402φ、肉f、−0,1r
m、本数160本、有効表面ti70.16r?、〕1
ウジング内径381φ、プライミングボリューム120
m/!の第3図に示すような栂造の熱交換器を作票し、
第5図に示すような回路で性能を測定した。なお、熱交
換器の隔壁および管体の血液との接fJ1!表面にハ、
前述した有杆1シロキサンコポリマーの被膜を予め形成
しておいた。εrS51RIにおいて、21はHt値4
0%の生捕の入った貯血(Mis22は検定熱交換器、
23は39℃の温水槽、24は氷水相、25は血液ロー
ラポンプ% 26は冷水ローラポンプ、27は温水ポン
プ、28はマノメータ、29は測定器である。
この回路を用いて、血液ローラポンプ、温水ポンプ、冷
水ローラポンプを操作し、熱交換器血液入口温度TB□
が約35℃、水入口温度TWIが48.7〜49.0℃
となるように調整した。そして、血液ローラポンプと温
水ローラポンプを駆動し、それぞれ所定流量とした。こ
の時、血液入口温度は上昇してゆき、TB工が37.0
℃になった時の血液出口温度TBOおよび水入口温度T
V/Iを測定し、次式により熱交換効率係数PFを算出
した。
測定結果を第1表および第6図に示す。これより。
通常必要とされる血液流量1〜l、5 t/−’sの範
囲で、PFが0.8〜0.95の熱交換器を用いるのが
好ましいことがわかった。PFが0.8より小さいと、
従来のものでは潅流液温が高くなって血液に対するダメ
ージが大きくなり、PFが0.95を超えると、有効面
積を相当過剰に大きくする必要があり、さらには血液層
を極端に薄く、すなわち訊1いパイプの必要があり、高
い製造コストおよび血液の詰まりという問題が発生する
からである。
また、プライミングボリュームは極力小さい方が望まし
く、特に温熱仏法では1’ 5’ Oil以下にするの
が良い。本発明の熱又換器では、有機シロキサンコポリ
マーの校痕で血液の損イ:5を防止し、なおかつ上述し
た高いPFおよび小ざいプライミングボリュームを実現
することができる。
さらに、本発明の上記試作品と現在市販されている熱交
換器についてn−温時間のtTi11定を行った。
その結果、本発明の熱交換9)は従来のものに比して昇
温時間が早い、すなわちJf1温スデステージ間を短縮
することができることが′R認された。
第1表 ■0発明の具体的作用 本発明の血液用多管式熱交0器は、人工心肺、全身温熱
療法(システミツク・)\イパーサーミア)の体外循環
回路に組み込まれて使用される。
その使用方法は従来のものと同じなので省略する°が、
本発明の熱交換器では、口壁および管体の匍散との接触
表面(こ有機シロキサンコポリマーの被膜を形成しであ
る。このため、血液の損傷を防止するのに大きな効果が
ある。これを確認するために次に述べるような処理をし
1こ管体につき、循環試験を行った。
(1)ステンレスパイプの内面処理方法第7図に示すよ
うに、長さ95泊の16GUIW(内径1.20〜1.
29w、肉厚0.090〜0.115mm)のステンレ
スパイプ31の両端をノAブ32で固定し、これらのハ
ブにチューブ33を接続し、一方は有機シロキサンコポ
リマー汀液34にジし、他方はシリンジ354こakし
、シリンジによりポリマー液34を吸い上げ1分間放置
した後、溶液をシリンジにより押し出し、室温で24時
間放置して有機シロキサンコポリマーa農をステンレス
パイプ内面に形成した。
(2)ウサギ循環実験 ウサギの頚動静脈を確保し、留置針を挿入した。次に第
8図に示すような回路をつくり、回路をヘパリン生食(
1unit/mg )で充填し、この回路をウサギに接
続し、137!/=のJfn液流量で循環を始めた。第
8図において、41は本発明の熱交換器に用いる内面処
理したパイプ、42は内面未処理のパイプ、43はロー
ラポンプ、44はトランスジューサ、45はマノメータ
である。ステンレスパイプ41.42の血液入口圧力を
トランスジューサ44で測定し、経時変化を記すした。
ステンレスパイプが皇栓で閉塞されてくると血液入口圧
力が上昇するため、その時点で循環を終了゛した。
(3)結 果 内面未処理のステンレスパイプでは、循環開始後40〜
50分頃から詰まり始め、50〜70分後には180 
vrmklgまで圧力が上昇した。内面処理したステン
レスパイプでは、80〜100分後においても全く変化
がなかった。循環終了後ステンレスパイプ接続部を検査
したところ、未処理のものでは車枠が生じ、処理し1こ
ものには薄枠は生じていす、有機シロキサンコポリマー
で内面処理をしたステンレスパイプは、抗匍イ仝効共を
有することが明らかであった。
■0発明の具体的効果 本発明の血液用多管式熱又急器は、従来のものに比して
以下に述べるような多くの利点をもたらす。
(1)本発明の熱×換器では、管体とこれを支持する隔
壁の血液接カ面が有1.コシロキサンの丈夫な溶出しな
い被膜で覆われ、+7’5 壁および管体の粗面や段部
を平滑化しているので、IfII涼に対するダメージを
著しく低下させることができる。
(2)有機シロキサンコポリマー処理は常温で行うこと
ができ、高分子ボッティングi’i’1 名’Jの隔壁
に対する悪影告は生じず、信頼牲の高い安価な辺品が得
られる。
(3)全身温熱療法のような血液を高温に曝す場合、血
液のダメージはより大きくなるが、このような場合であ
っても、本発明の有機シロキサンコポリマーの被媛のあ
る熱交換器では血液に対する損傷を著しく軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は隔壁−管体−R% !7:の組立
体を製造する方法を説明するための線図的断面図、第3
図は本発明の薄液用多管式熱交換器の部分断面側面図、
第4図は全身温熱療法における温度変化を示すグラフ、
第5図は熱交換器の−1−3効率性能を測定する回路図
、第6図は本発明の熱交換器の熱効率測定グラフ、第7
図はステンレスパイプの有機シロキサンコポリマーによ
る内面処理方法を示す線図、第8図はウサギ循環実験を
行う回路図である。 符号の説明 1・・・ステンレスパイプ、2・・・プラスチックチュ
ーブ、3・・・隔壁、4・・・プラスチックスペーサ、
5・・・孔、6・−・段部、10・−・ハウジング、1
1・・・管体、12.13・・・隔壁、14・・・熱交
換媒体家、15・・・熱媒体導入口、16・・・熱熱体
導出口、17・・・IIII液導入口、18・−・崩蔽
導出口、21・・・貯廂4r、9% 22・・・検定熱
交換器、23・・・潟水僧、24・・・氷水槽、25.
26・・・ローラポンプ、27・・・温水ポンプ、28
・・・マノメータ、29・・・1.IJ定器、31・・
・ステンレスパイプ、32・・・ハブ、33・・・デユ
ー7”、、 34・・・有機シロキサンコポリマー溶f
?2.35・・・シリンジ、41・・・内面処理パイプ
、42・・・内面未処理パイプ、43・・・ローラポン
プ、44・・・トランスジューサ、45・・・マノメー
ク 特許出願人  テルモ株式会社 代理人弁理士  渡 辺 望 −一・ 第1図 第2図 第4図 第5図 \ 9 城6図 血液j六査Qs (而/min)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハウジングと、こρハウジング内において相互に
    離間した状態で前記ハウジングの長手方向に沿って並列
    配量された複数本の管体と、これらの管体をその開口を
    閉塞しない状態で両端部においてg、密に支持し、かつ
    前記ハウジングの内壁および前記管体の外壁面とともに
    熱変換用媒体室を宿成する第1および第2の隔壁と、前
    記媒体室と連通ずる熱交換用媒体導入口および媒体募出
    口と、前記第1および第2の隔壁の外側部において前記
    管体の内部空間と連通ずる血液導入口および血液導出口
    とを具える多管式熱又換器において、前記第1および第
    2隔壁ならびに管体の血液との接触面に、架橋型シリコ
    ーンを主成分とする付着性コーティング物質を被Qした
    ことを特徴とする血液用多管式熱交換器。
  2. (2)架橋型シリコーンが%(81式 %式% 〔式中、Rは6個以下の炭2Q子を含有する低級アルキ
    ル基であり、Yは一〇IIおよびOR’g(ただし、R
    ′は3個以下の炭岩原子を含有するアルキル基である)
    から成る群から選択したものであり、Qは水素原子、−
    CH3および−CH2CH2NH2から成る群から選択
    したものであり、aは0または1であり、bはOまたは
    1であり、和a+bはOないし2である〕 ヲ有スる5〜20重f!:%のアミノアルキルシロキサ
    ンへ合単位、および(b)式 %式% 〔式中、R〃は一〇I(および−CH3基から成る群か
    ら選択されたものであり、Cは1または2である〕 を有する95〜80 m fll’t %のメチルシロ
    キサン重合単位から成る有機シロキサン共重合体である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記口)、の加液
    用多管式熱交換器。
  3. (3)前記管体はステンレスパイプであり、前記隔壁は
    高分子ポツテング創製であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項又は第2項に記載の血液用多管式熱交換器
  4. (4)全身温熱療法(ハイパーサーミア)に用いる場合
    、血液流量QBが1 ”” 1.5 L/ =の範囲で
    熱交換効率係数PFが0.75〜0.95、望ましくは
    0.8〜0.95である特許請求の範囲第3項に記載の
    血液用多管式熱交換器。
JP57206782A 1982-11-25 1982-11-25 血液用多管式熱交換器 Granted JPS5997669A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6256039U (ja) * 1985-09-30 1987-04-07

Citations (3)

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