JPS5995954A - 遠心「ろ」過機のケ−キはらい落し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は遠心５濾過機のケーキはらい落し装置に関する
。従来使用されている遠心）濾過機では内側に炉布を張
った回転しているバスケットに原液を給液し、固形分は
遠心効果によす濾過脱水されて炉布上にケーキとなって
得られる。バスケラＩ・内のケーキの排出方法としては
バスケットの回転中にスクレーパにより掻取って下方口
へ落す底排出方法と回転バスケットに袋状炉布をセット
して濾過ず玉排出方法とがある。底排出方法ではスクレ
ーパによりケーキを掻取るためう炉布破損の防止上脱水
ケーキを約１０ｍｍ厚さ基礎層として残して掻取作業を
終わる。残したケーキはくり返し基礎層として使うのて
ケーキが圧縮され緻密になる。この結果ろ液が通りにく
くなり目詰りが起き、最後には脱水不可能になる。この
抵抗が大きくなった時点て基礎層ケーキを取り出し更新
するが取り出しに人手と時間がかかり、乙のため運転の
自動連続化ができなかった。

又玉排出方法でも脱水時に回転力で長時間バスケットに
押しつけられているため、ケーキ全量がバスケット形状
に堅く固まってしまい狭い口から袋ごと取り出すことは
容易ではない。

バスケットの形状はケーキを保持するために入口が狭め
られている。乙の上口から脱水ケーキを袋こと取り出す
にはバスケット内で１度ケーキをくずしてからでないと
取り出せない。くずす作業にも人手と時間が多く必要で
ある。

本発明はこのような事情に鑑みて提案されたもので、バ
スケラ１−内のケーキの取り出しを容易にするためゴム
製袋を（柔軟な合成樹脂製でも構わない）炉布とバスケ
ットの間に介在せしめるものである。ゴム袋は伸縮自在
でン戸液が通る孔があり、さらにン戸液を旋回して出せ
る様な多数の突起を設けである。ゴム袋は空気又は水等
の加圧流体で体積を変えることができる様に中空で気密
に一体もので製作されている。ゴム袋は圧力１〜３　ｋ
ｇ　／　ｃ！Ｇの耐圧で十分能力が発揮出来る。

回転体が静止の時にゴム袋に空気又は圧力水を入れ体積
を２〜３倍に増加すると、シ炉布がパスケ、ット中心側
に押し出されて堆積しているケーキをくずし炉布から自
重で落下させることを特徴としている。又掻取ナイフが
使えない様なパルプ質のケーキ、粘着性のあるケーキ、
ナイフを摩耗させるような硬いケーキが得られる場合に
も本発明の仕様が適切である。

上排出方式のバスケラｌ−の場合にも本発明を使用する
と５炉布袋内でケーキがくずれるので上部より取出しが
容易になる。

濾過液をン濾過、脱水している間このゴム袋は回転力て
押しつぶされてゴム袋の厚さ近くになっている。ゴム袋
に設けたン戸液通過孔はバスケットスクリーンに向って
開いており、さらにヲ炉布から出たン戸液はゴム袋のろ
液整流溝て旋回させて下方に出すのてン濾過脱水の操作
も支障なく行い得る。

本発明の実施例を図面について説明すると第１図の左半
分は回転体バスケットが回転して脱水している状態を示
しており、第１図の右半分は回転体バスケットが静止し
てゴム袋に空気をいれてン炉布を押し出しケーキが炉布
から剥離している状態を示してしる。

第２図はゴム袋の断面斜視図である。上図においてン濾
過液供給口１から入った原液は分配器２で均一に分散さ
れて供給される。

バスケット部は原液供給時、シ濾過脱水時、スクレーパ
掻取り時に、図示はしてはない駆動機により主軸プーリ
１７を介して回転される。ン濾過されたり２液は炉布３
を通りゴム袋４のヲ戸液通過孔５及びバスケットスクリ
ーン６を経て、ケーシング胴７にあたりろ液出口８から
機外に排出される。

シ炉布３上に残った脱水ケーキ９はスクレーノで１０で
大部分は掻取りケーキ排出口１１から落下して機外に出
る。第１図の右半分は残った基礎層のケーキを剥離して
落す為にバスケ・ソトスクリーン６を静止させゴム袋４
の空気入口１２から加圧空気又は圧力水を導入し、ゴム
袋４を膨張させン炉布３を中心側に押し出しバスケ・ソ
トの形状に硬（堆積行えば基礎層が残ることがなり、ヲ
戸布面で直接ン濾過するのて基礎層のケーキ抵抗分が少
なくなる。

乙の結果５濾過速度が増しケーキ脱水率も向上する。第
１図の底排出型遠心濾過機に張るシ炉布３は）（スケッ
トの蛇の口部１５と底板部１８にシ炉布の上、下端を回
定する。シ炉布の周方向の長さはノベスケットスクリー
ン内側に張り付けたときの長さにう炉布を重ね合せ部を
含めた長さになる。軸方向の長さはスクリーン部の直胴
部長さと５戸布を固定した蛇の口部及び底板部の長さを
プラスしたものになる。シ濾過、脱水中のシ戸布位置と
ゴム袋に空気を圧入して膨張しう炉布を押し出したとき
のシ戸布位置が迄うのていずれの位置でも操作出来るよ
うな長さが必要になる。蛇の口部及び底板部でのシ炉布
の固定はリング状のン炉布固定金具１３を用いてボルト
締めして固定する。

第２図のゴム袋４の形状はン戸液通過孔５を設け、ヲ戸
液は炉布、）２液通過孔５を経てバスケットスクリーン
を通り排出されるがゴム袋４にはテ戸液通過孔５のみで
なく多数の細状の突起１４を設ける。

この突起１４はシ炉布から出たシ戸液を下方に導くよう
に凸部突起てあす際液整流の効果を有する。突起と突起
の間があたかも溝状になる。この突起１４はゴム袋の密
着を防止しシ炉布とゴム袋の間からシ戸液を下方に導く
構造であり突起はバスケット６の回転方向に合せて螺旋
状に設けである。又突起は本実施例の如く細状でなくい
ぼ状でもよい。

ン炉布から出たり２液は突起にそって旋回しバスケット
回転方向と同じ向きの流れを作り下方に流出する。流れ
の途中で５戸液通過孔５からも排出される。このゴム袋
はバスケ・ソトスクリーンに固定しなくともよい。取り
出し自由でもてきる。

上排出方式の炉布固定方法は従来からの布製袋を使用す
ればよい。あらかしめバスケットスクリーンの形状に合
った布袋を作りこれを上からセットする。この場合には
ゴム袋を最初にセットし、次に布袋をセットすればよい
。

以上説明したように５戸布を中心側に押し出しケーキを
くずし５戸布から剥離させることにより常にシ戸布面で
シ濾過出来るのでケーキの目詰りを心配せず脱水出来る
ので運転が容易になり、遠心）濾過機の稼動率が向上す
るという従来にない卓効が祭せられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す遠心ン濾過機の組立断
面図であり、第２図はゴム袋の断面斜視図である。 １、給液口、２０分配器、３．５戸布、４．ゴム袋、５
．）２液通過孔、６．バスケットスクリーン、７．ケー
シング胴、８．ろ液出口、９．脱水ケーキ、１０．スク
レーバ１１、ケーキ排出口、１２．ゴム袋空気入口、１
３．５戸布固定金具、１４．細状突起、１５．蛇の口部
、　１６゜遠心う濾過機支柱、１７．主軸ブー’Ｊ−１
１８，底板部特許出願人二株式会社化工機環境サービス
三菱化工機株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 円筒状のバスケットスクリーン（６）の内面に）炉布（
   ３］を張り遠心効果によって濾過する遠心５濾過機にお
   いて、ン戸液通過孔（５）及び内面に突起（１４）を具
   備し、流体注入により膨張する柔軟な気密性のある中空
   の袋を、ン濾過面に沿って、バスケットスクリーン（６
   ）と炉布（３）の間に介在せしめることを特徴とずろ遠
   心濾過機のケーキはらい落し装置。