JPS599409A - 気水分離器のドレンレベル検出器サポ−ト - Google Patents

気水分離器のドレンレベル検出器サポ−ト

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JPS599409A
JPS599409A JP11685682A JP11685682A JPS599409A JP S599409 A JPS599409 A JP S599409A JP 11685682 A JP11685682 A JP 11685682A JP 11685682 A JP11685682 A JP 11685682A JP S599409 A JPS599409 A JP S599409A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は原子力発電タービン用気水分離器のレベル検出
器のサポートに関するものである。
気水分離器は、高圧タービンからの排気中の湿分を分離
し、分離後の蒸気を低圧タービン等に供給する役割を果
たす。レベル検出器はその湿分レベルを検出するために
設置される。
従来、このような気水分離器のレベル検出器は受台に固
定して取例けている。かかる固定取付けの場合、気水分
離器・レベル検出器間の熱膨張差により応力がかわるこ
とがある。これを避けるべ〈従来技術においては配管と
受台の熱膨張差は、配管を長く引き廻して、配管のたわ
みにより配管に発生する該熱応力を減少させて対処して
いる。
ところがこの従来技術の構成では、配管曲げ部や継手部
等へ応力が集中したり、また配管に振動が発生するとい
う問題がある。このため、かような熱応力集中や振励に
より、配管に亀裂が生じる可能性もないとは言えない。
この欠点は、かかる気水分離器が原子力発電において使
用されるものなので、きわめて重大な問題となる。沸騰
水形原子力発電に使用される循環蒸気には放射能が含ま
れているが、この蒸気が漏洩し、被曝する事故は絶対に
防止しなければならないからである。
この問題は、レベル検出器用配管の材質が近年、防蝕及
び信頼性の向上を図るべく、炭素鋼からステンレス鋼に
変ったことにより、一層助長されてイル。つまり材料と
してのステンレス鋼は、オーステナイト系材料が一般に
使用されているが、この材料は炭素鋼に比べ熱膨張率が
約1.3倍と大きく、従って上記熱膨張差は一層大きく
なっているからである。(熱膨張率は、発電用原子力設
備に関する構造等の技術基準より、200C時での比較
。) よってレベル検出器を、このような大きい熱膨張を吸収
し、しかも信頼性を確保しつつ設置する技術が望まれて
いるわけである。
更に上記問題に付随して、従来技術にあっては、熱膨張
による熱応力の減少のために配管を長く引き廻す結果、
機器廻りに配管設置スペースを太きく必要とするという
問題もある。配管の振動によυ、レベル検出器の誤動作
の可能性などの不具合の生じる処のあることは言うまで
もない。
この従来技術の問題につき、第1図乃至第5図を参照し
て−j−詳しく説明すると、下記の如くである。
第1図は原子力発電の仕組を系統的に示したものである
。原子炉1で作られた蒸気2は、高圧タービン3に入り
仕事をし、気水分離器4を通り低圧タービン5に入り仕
事をした後、復水器6で水7となシ、給水加熱器8で加
熱され、原子炉1に入り再利用される。
このような原子力発電系において、気水分離器4は、高
圧タービン3より出た蒸気2a中に含まれている多量の
湿分を分離し、乾き蒸気に近い蒸気2L)を低圧タービ
ン5に供給して、効率向上。
タービンの工」」−ジョン発生防止を達成する役割を果
たす。分離されたドレン9はヒーター8に導入される。
レベル検出器10は、湿分分離器4のレベルを検出すべ
く、該湿分分離器4の胴体下部に設置される。
第2図は、第1図で示した主要機器の設定状態を立体的
に示したものである。
間圧タービン3、低圧タービン5はタービン架台14上
に設定され、気水分離器4はその横位置に設定され、ク
ロスアラウンド管12及び13により、高圧タービン3
と低圧タービン5が連結されている。クロスアラウンド
管12及び13内には通常200C前後の蒸気が流れる
ので熱膨張が生ずる。こ扛を吸収する必要がるるが、気
水分離器4は一般に1缶の重量が約10OSもあるため
固定方法で設置することが困蛯である。
従って、気水分離器4は第3図に示す如くタービン建屋
15よシハンガー16により吊り下げられて設置される
。このように設置すると、タービン稼働時において熱膨
張があっても気水分離器4は第4図にボすように移動し
てこれを吸収できる。
つまりクロスアラウンド管12及び13の熱膨張により
、気水外m器4は水平方向に50順前後移動すめのであ
るが、この移動はハンガー16の傾斜によシ吸収される
ものである。
次に第5図を参照して、従来技術におけるレベル検出器
10の設置状態を説明する。
前述した如く高圧タービン3で仕事をし多量の塀分を含
んだ蒸気2aは、気水分離器4を通過する間にドレン1
7が分離され、乾き蒸気に近い蒸気2bで低圧タービン
5に供給される。
分離されたドレン9は通常スムースにヒーター8に供給
され、気水分離器4内には溜らない仕組になっているが
、万一ドレン9があるレベル以上に気水分離器4内に溜
まると、折角分離したドレン17は蒸気2aと共に低圧
タービン5に運び込まれ(所謂キャリーオーバーフ、効
率低下、エロージョン発生、動翼の飛散等不具合発生の
原因となる。又、ハンガー16にかかる荷重が増大する
ので、ハンガー16.タービン建屋15等の設備を必要
以上に強固にする不経済が生ずる。
従って、レベル検出器10は以上の不具合の未然防止と
して、設置される。ドレンレベル18がある位置に姉し
た場合は、これをレベル検出器10で検出し、輪軸の発
生、発電所の稼働停止などを行って、上記問題の発生を
防ぐのである。
かかる機能を果たさせるため、レベル検出器10は、気
水分離器4の胴体下部に2本の配管19で結合される。
しかしレベル検出器10の重量は2本の配管19では支
えきれないため、図示の如く別途受台20を設けるが、
従来は第5図のように一方を気水分離器4に固定し、他
方でレベル検出器10を載置する固定式サポートとなっ
ていた。即ちタービンの稼働時には気水分離器4は水平
方向に約50關移動し又、レベル検出器10は気水分離
器4胴体の熱膨張により約2■降下するため、気水分離
器4と別置のレベル検出器受台は技術上不可能なため、
気水分離器4と一体に移動する、気水分離器4に一体的
に取付けの受台20を用いているのである。しかし、受
台20は大気中に有るため、タービン稼働中でも熱1彫
脹はないが、配管19中には蒸気が充満するため配管1
9の方には熱膨張が生じる。この熱膨張差により、前記
した如き応力の集中、破損の可能性などの問題が発生す
る。受台20の材質が近年SUSなどのステンVスにな
って来たことが、この傾向を助長していることは、前述
したとおりである。
本発明は、この熱膨張差を吸収する為のサポート装置に
係るものである。
即ち本発明は上記の如き事情に鑑みてなされたもので、
その目的は、気水分離器のレベル検出器の配管に発生す
る熱応力f振動等を緩和させ、これにより、従来技術で
は問題となる処のあった配管の亀裂発生、撮動によるレ
ベル検出器誤作動等の不具合を防止して、健全で良好な
レベル検出を達成し得るようにレベル検出器を支持する
サポートを提供することにある。
以下、本発明の一実施例を、第6図乃至第8図を用いて
説明する。
この丈ボートは気水分離器4のレベル検出器10を保持
するものであり、レベル検出器10は気水分離器4中の
レベルを検出すべく、該気水分離器4の下方に2本の配
管19にて接続されている。サポートは、固定部分20
aと、レベル検出器10支持用支持部とを備えて受台2
0を構成し、かつこの受台20と配管19との熱膨張差
を吸収し得るスライド面26を具備させて構成する。本
例では、固定部分20aは、気水分離器4への固定とな
っておυ、支持部は、たわみポール22によ多構成する
(たわみボール220作用は後述)。
この構成の結果、配管19が熱膨張で伸び、受台20は
余り伸びず、両者間に熱膨張差が生じても、スライド面
26で双方がわが互いに移動して、該膨張差で応力が発
生したり破損に至るなどのことが確実に防止される。本
例では、スライド面26は、支持部たるたわみボール2
2を取付けているプV−) 23の下面と、固定部20
aがわの受座20bの上面とがスライドするように設け
である。
以下本実施例の具体的構成について、更に詳しく説明す
る。
本例サポートは、検出器支持部がわが支持部をなすたわ
みボール22とそれを支持するグレート23、とから成
り、固定部がわけ該グレート23(9) をスライド面26にて移動自在に載置する受座20bと
、との受座20bに取付は固定されたストッパー25と
を有している。更にストッパー25とプレート23との
間には、弾性部材たるスプリング24が介装されている
レベル検出器10はその底面IQaと、プレート23の
上面238間に微小な間隙27を設けて、ポール22に
より支持される。プレート23はスプリング24.スト
ッパー25によシ受台上面に押しイ;1けられた状態で
組立られる。
本ザボートは、このような構成であるから、レベル検出
器10の重量を受台20で受止めながら、配管19の熱
膨張によるレベル検出器10の矢印21方向の移動を、
スジイド面26を構成している受台上面上をグレート2
3をスライドさせることにより吸収できる。よって配管
19に不具合の生じる応力の発生を確実に防止する効果
がある。
なお第6図中破線で示すのは接合面Aで、この面Aで材
料部材を接合して一体化し、受台20としたものである
(10) スプリング24はレベル検出器10の振動振幅を吸収し
−C減少させる作用を果たす。これによりレベル検出器
10の振動による誤作動を防止する効果がある。
また本例では、支持部としてたわみボール22を用いる
が、このボール22のたわみは、一定程匿までは配管1
9の伸びをボール22がたわむことで配管19に応力を
かけず、かつ一定程度以上になれば、このボール22自
体が破損することによシ配管19の方に過大な力が加わ
るのを防止する作用を呈する。第7図はこのボール22
のたわみによる配管19の熱膨張吸収要領を示す。例え
ば万一、プV −ト23がスライド面26上をスライド
しない場合は、ボールたわみ28により配管19の熱膨
張を吸収し、該配管19の亀裂発生を防ぐ効果がある。
このボール22は、レベル検出器10を支持し得るとと
もに、たわみ得るように細い棒にして形成する。この時
配管19に応力が加わらないように、配管の許容応力1
9よりもはるかに小さい許容応力とする。
(11) 具体的にはボールたわみ28によね配管19に発生する
応力はT1により調整(設計)シ、配管19には不具合
を発生させないサポートとする。
即ち、一般に知られている材料力学の公式%式% W・・・ボール22をたわませる荷重、即ち配管19に
かかる荷重 α・・・定数 δ・・・ボールたわみ28 d・・・ボール直径29 t・・・ボール高さ30 から、ボール直径29とボール高さ30を調整して、配
管19にかかる荷重を選定する。
レベル検出器10の底面とプレート23の上面間に微小
な間隙27を設けることは、ボールたわみ28が生ずる
際の摩擦抵抗の発生を防止する効果がある。
第8図はボール19が破断した状態を示す。ボール直径
29とポール席さ30は、ボール22が目標のボールた
わみ28を越えたら、該ボール22(12) 自体が破断するように役割する。このようにボール22
が破断するように設計すると、配管19に大きな応力が
かからないので、配管19を破損させないという効果を
もたらす。同、ボール22が破損した場合は、プレート
上面にレベル検出器10が乗る構造とする。これによっ
ても、配管19の破損を防止できる。
またボール22は、気水分離器4の本体自体が図の上下
方向で膨張する時、これに追従してレベル検出器10が
わの被支持部101)がボール22に沿って上方に移動
可能なように形成されている。
このようにすることにより、気水分離器4の膨張にも対
処することができる。
上述の如く本発明のレベル検出器サポートは、気水分離
器のレベル検出器に不具合が発生せず、破損その他熱膨
張差に帰因する問題点などをことごとく解消できるとい
う効果がある。
なお当然のことではあるが、本発明は図示の実施例にの
み限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
(13) 第1図乃至第5図は従来例を示し、第1図は原子力発電
所の仕組みを系統的に示したもの、第2図は第1図で示
した主要機器の設定状態を立体的に示したもの、第3図
及び第4図は気水分離器の各々設置状態を示したもの、
第5図はレベル検出器の設置状態を示したものである。 @6図乃至第8図は、各々本発明の一実施例におけるレ
ベル検出器のサポート取付状態を示した図である。 1・・・原子炉、3・・・高圧タービン、4・・・気水
分離器、5・・・低圧タービン、10・・・レベル検出
器、19・・・配管、20・・・受台、20a・・・固
定部分、22・・・ボール(支持部)、23・・・プレ
ート、24・・・スプリング(弾性材料)、26・・・
スライド部(スライド面)、28・・・ボールたわみ。 代理人 弁理士 秋本正実 (14) 茅3 目 羊4 目

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原子力発電タービンに使用する気水分離器に配管に
    より接続されて該気水分離器のレベルを検出するレベル
    検出器を保持するサポートであって、固定部分と前記レ
    ベル検出器を支持する支持部とを備えて受台を構成する
    と共に、該受台と前記配管との熱膨張差を吸収し得るス
    ライド部を具備させて構成したととを特徴とする気水分
    離器のレベル検出器サポート。 2、前記レベル検出器支持用支持部として、配管の伸縮
    に応じて変形し得るたわみボールを設けたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の気水分離器のレベル
    検出器サポート。 3、前記受台はレベル検出器の振動振幅を減少させる弾
    性手段を有するものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項または第2項に記載の気水分離器のレベル検
    出器サポート。
JP11685682A 1982-07-07 1982-07-07 気水分離器のドレンレベル検出器サポ−ト Granted JPS599409A (ja)

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JPS599409A true JPS599409A (ja) 1984-01-18
JPS631486B2 JPS631486B2 (ja) 1988-01-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999054207A1 (fr) 1998-04-17 1999-10-28 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. Procede et dispositif de fabrication d'un corps de conditionnement a pression positive

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999054207A1 (fr) 1998-04-17 1999-10-28 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. Procede et dispositif de fabrication d'un corps de conditionnement a pression positive

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JPS631486B2 (ja) 1988-01-13

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