JPS599252A - ハイパイル経編地の編成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は・やイル経編地の製造方法に関するものである
。更に詳しく述べれば本う０すＪは自動車内装材として
使用されるカーマット、ドアートリム及び一般インテリ
ア用のカーペットや保温用のホットカーペット等に適し
た経編機より編成されてなる特殊ツヤイル編地の製造方
法に関するものである。

従来前記の商品分野ではタフト機によって生産されるタ
フトカーペットが主流であった。しかし、タフトカーペ
ットは一次基布を必要とするため、＊１が非常に重く、
布帛としての伸長回復性はなく、且つタフトルーゾのス
ヌケによる加工工程性能に非が有り必ずしも充分消費者
に満足されるべき性能を有しているとは云えなかった。

本発明者は、かかる従来のタフトカーペットの欠点を解
消すべく税意検＃ｊの結果、帖ミ編（幾を用いて、特殊
なパイル構造となすことにより、タフトカーペットの欠
点を解消した）やイル構造物を召Ｉる方法を見出し、本
発明に到達し／こ。

一方、経編機でパイル生地を製造することは従来知られ
ている。経ｔｉＡ　４１％による従来の／４’イルシ誦
としでは裏地パイル、環状・やイル、カット・パイルが
ある。裂地・セイルｔ、ｒ、、編成後に絹地の裏面を起
毛して・やイル状とするか、或は編成中裏毛筬のテンシ
ョンをできるたけ弱くして、裏毛糸を弛ませて・やイル
状とするものである。従って、裏毛・母イルでυ、・パ
イルのループ長が非常に短かく、テンションの調節が難
しく、また太い裏毛糸を用い難かった。環状・七イルの
場合は、ルーツ引出し装置又ｌｉポイント針を使用しな
ければ編成できない。従って、その上うな材料装置を１
備していない通常の経編（幾では編成することができな
い。カット・・９イルの場合も、ナイフ針を使用して製
造するか、成りよ’ｌ　Ｉ？ｌｌ〆を床経編機の前後画
針床でパイル糸を編成して両針床の中央で・やイル糸を
切断して製造する。５Ｌりて、やはり通常の経編機では
カット・・やイルを編成することはでさない。

本発明は、２種の編ｆＦ＋を使用して、経編機で）・イ
ノやイル経編地を製造する方法を提供する事を目的とす
る。

本発明によれば、ノックオー・１時において針床から編
針のフック頂点迄の長さが異なる編針が適宜配置層され
た１列針床を有する経編機を使用する。

ここに云う針床から輪金１のフックＭ点迄の長さとは第
１（Ａ）図でＬで示した長さであって、針床Ｃの最上端
から髪、−の先端までの距離である。第１（Ｂ）図に示
した本発明の方法を実施するだめの編機の針列を示す一
例においては、長い方の針ａと短い方の針すとがｙ生に
針床Ｃに配置されている。

第１（Ｂ）図において２０はシンカー、２　］　１−．
１：長い方の針ａ用の筬、２２は短い方の針す用の歳を
夫々示す。前記経編機を用いて・やイル経編地を編成す
るに際し、地糸は適宜配置べされた長・知佃針のうち長
い方の編針（以下地糸編成用編針という）のみで編成さ
れて地編地を形成する。適宜配置された長・知編針のう
ち短い方の編針（以下ｉ＋イル糸編成川用針という）は
地糸を編Ｊｊ’ｉ、　Ｌないのでこの）９１９位で地編
地はウエール方向に延びる薄地ｊ！１６分金形ｈＱする
。一方パイル糸は地糸編成用編針に対し挿入編又は編成
編によって地編地に連結されると共にパイル糸編成用編
金１に供給しオー・ぐ−ラッピングしルーフ″、ｌ１１
４成する。該ルーツ編成ｅよ】コース以」二の間隔をあ
けて行う心安があり、１コ一ス以上あける事によりル〜
ノ・ぞイルが形成でさる。

従来の１種類の長さの編針しか有しない針床を具（＋ｉ
Ｎ　ｔ、た経編機を１４１用して・やイル編地を編成す
る場合においてループ・やイルヲ賜くする（すなわち長
くする）方法としては、（転）機のケ１−ジを粗くする
方法、４１！機のノックオーバー位Ｉｓ（上下運動する
編針の最低位ＩＩ＆）をさげる方法、あるいは編成ルー
プと編地をささえるシンカーの位置ケ商くする方法等が
ある。しかし編機のケ９−ジを粗くすればコース方向に
粗いルーツパイルとなり、又編針のノックオーバー位置
′をきける方法やシンカーの位置を心、くする方法も編
機の編成メカニズムの上から制約があり、極ｙ、’ｉｌ
ｉにルーツ・千イルを畠くすることができない。

本う（）明石らはかかる欠点を解消−ノーる為に鋭意検
Ｓ＝Ｊ゛ｔ、た結果、例えば第１（Ｂ）図に示したよう
に、パイル糸編成用編針すを地糸偏り又用編針ａより短
かくし、且つパイル糸全輪画に導く筬の位１６を輪画が
短かくなった分だけ低くする事で、ループの安定した地
イ堝地に高いルーツ・やイルを持ち、甘っプリ、−ム感
と高級感に優れたパイル経、Ｔｌ１６地、すなわちハイ
パイル経編地をイ４Ｉる方法を見い出した。

・！イル糸用筬の位置を低くするのり１、偏成開始後ｔ
ｌ、Ｉ、　ＧＩが最高位１ｒ￥に達し筬が１４４針間を
スイング運動しオー・ぐ−ラッピングする時にパイル糸
’ＩＪｉｔ成用編刻のフック位置が地糸編成用ｉ％針の
フック位１１１′より低い為であり、パイル糸用筬２２
の位１１チ１を地糸用液２１より低くする事により・９
イル糸をパイル糸偏成用編針のフックへ確実に導く事が
出来る様にする為である。・奢イル糸用筬の位１６を低
くするにｔ、ｉ、地糸用液と同じ筬を用いて編則本体Ｐ
こｔＪする筬の位置を低く設定してもよいが、地糸用液
より長い筬を用いる方が好ましい。またパイル糸惺１戊
用編針が地糸＠成用＠ｉ針より知くするには、・９イル
糸編成用編針のバットからフックまでの距ｌ１ｉ１ｔを
地糸編成用編針にくらべ短かくてもよく、・ぐットから
フック寸での１屯１１ｉｌｆは等しいが・パイル糸１：
ｌ＋＾成用・１４針のみ地糸偏成用欄′ｊ１より低位（
ｒ’Ｊで針床斡二股魔されたものでもよく、どちらの力
１７．：を用いてもよい。リレ０．１ｍｌ成開始後ｓｔ
、ｆ、針がノックオーΔイ）シｌｌ１１゛ｅ（−ｒ全し
だ時・９イル糸禰成用ｊｌｉｉｌ針のフック位置が地糸
偏成用編針のフック位１−２より低くければよい。これ
ら編針の長・短の差は、少なくとも１酎以上であればル
ーツ・パイルは従来の編機で編成されるループ・ぞイル
にくらべ高くなり、編地のデリー−ム感が向上するっさ
らにこの効果金玉げるには編針の長・短の差を３胡以上
にする事が好ましく、３ｔＴｒＭ以上の場合、従来の編
機で編成される編地とは明らかに差別化された７げり−
−ム感がある・・イ・やイル経編地が得られる。又この
ノ・イパイル経編地ではルーツ・ぞイルが低い時に発生
するループ・千イル圧縮時の底つき感が解消される。又
長短編針の配置についてｔ」１、長い方の編針を１本も
しくは２本連設したものと短い力の編針が］本から５本
まで連設したものを交軸に配置したものが・！イル外収
上好ましい。さらに好号しくけ、長い方の編針が１本と
短い方の一針が】本から２本連設したものを交げに配置
したものがよい。長い方の編針は均一な地組織を得る為
同一長さの編針を用いるが、・やイル糸編成用編針は、
長い方の編針にくらべ少なくとも１酎以上短かければ、
長い方の一針にくらべて短く且つ適宜異なる長さの１＠
針を用いてもよい。

本発明において、用いる糸種は、天然繊維・合成繊維で
あってもよく再生繊維であってもよい。

又糸条形態も、紡清糸条・嵩高加工された長、繊維糸条
・嵩畠加工全はどとされていない長↑裁維糸条であって
もよい。糸種・糸条形態については特に制限するもので
はないが、本発明の・やイル経編地全構成するパイル用
糸の太さは地編地を構成する地糸の３倍以上の太さが良
好で、好ましくは、５倍以上の太さが良い。

かくして得られるハイパイル経編地はタフトカー役ット
の如く一次基布ケ使用せずとも地編地が一゛仄基布と同
様の機能を発陣するので寸法安定性が良く、しかも非常
に軸ｈ１−で・早イル畠さの高いパイル編地となる。又
、基本的に経編ルー′）″構造で全て構成される為ニッ
トの特徴である伸長回復性に非常に優れ、カーマット、
ドアートリム等の立体性を要求される自動車内装材等に
使用する場合フレキシブルな機能を里して成形性能が抜
／ｉｌ’ｉに向」二する。加えて、パイルは地編地のル
ーフ０内で把持されている為外力による・！イル抜は等
が全くない。従って染色工程中の・やイル抜は現象が全
く解消され、染色工程における生産性も飛躍的に向上す
る。その」二、パイル高さｔよ供給する／４’イル糸の
供給糸長の鼠に変化を持たせる事で必要に応じて高低・
ゼイル高さの選択を任意に行うことができる。

本発明の方法によれば、通當の１列針床の経編機でパイ
ル経編地を製造することかでき、またルー！・月ルを形
成するだめに特別の操作を必要としないので、〕１Ｊ常
の経編地を編成するのと同じ速度で編成することができ
、生産効率が良い。

以下第２図を参照して本発明のＩ・イノｆイルルーツ経
編地の編成方法を６１１細に説明する。

第２しＩＱよ本発明の一実施例における・２イル経編地
の組織図、糸通し状態およびチェインリンクの組合せを
表わす図である。地編地を構成する地糸１１および１２
はそれぞれ筬Ｂｌ　　ｌ’Ｂ２にノ・−フセットの状態
で糸通し、一方ループ／４’イル舶杉成するパイル用糸
１３は筬Ｂ２に地糸１１．１２と同様の状態で・・−フ
セットに糸通しする。１夕１．＋　ｒｔ−１床に配置さ
れた編針に説明上、交互に符号ａ、ｂを符した。

地糸１１は地糸編成用編針ａに対して供給され２−］／
］−２のラッピングを繰返えして鎖編を編成する（なお
、第１図の右方に示したチェインリンクは３テンポの場
合を示している）。地糸１２は同じく地糸編成用編針ａ
に対して供給され、１−１／６−６のラッピングを繰返
えして抑大も（インレイ編）される。前記地糸１】によ
る各鎖編は地糸１２による挿入編によって屹に連結され
、地編地を構成する。

・やイル用糸１３は第（リコースでは地編地を編成する
地糸ＩＭ　ｂｙ、用編針ａに対して挿入端を行うように
供給される。この場合、パイル用糸１３は挿入の折返し
位置（ラッピング位置３）を越えてラッピング位ｉ＋７
．１まで一畦ンヨギングされてから折返し１３７：　ｆ
ｔ’７．　：３へ戻る。ｉ＋イル用糸Ｊ３がラッピング
位ｌｔ４．　：３へ戻った後、地糸１】は地糸偏成用編
針ａに対してオーバーラッピングし、同時に挿入筬Ｂ３
はアイドルスイングする。その後編針ａ、ｂがノックオ
ーバーを行う。前述のようＶＣ・９イル用糸１３を挿入
折返し位蘭全越えて過度にジョギングすることＣよ、ツ
ヤイル用糸】３をその供給パッケージから・ｌイル用糸
を余分に引出し又、ループパイルの形成に役Ｓγでるた
めである。なお、前述の場合ラッピング位置ｊとラッピ
ング位置３との間ではパイル用糸Ｊ３は地糸１１に連結
されない。

第（２）コースでは／’Ｐイル用糸１３はオー・々−ラ
ップ（（ｉ−５）で地編地を形成しない・やイル糸編成
用編針すに供給される。この・ｅイル編成用編針すは地
糸編成用編針ａより短い針が用いられる。第（３）コー
スでは・ぞイル用糸Ｊ３は地糸編成用編針ａに供給して
挿入編を行う。この際他力の折返し位ＩＩイ（う、、ピ
ング位１べ８）を越えて−Ｈうッピング位（／７９まで
ジョギングし、そしてラッピング位置８まで戻り、その
位置でアイドルスイングする。

その後、編針ａ、ｂはノックオーバーを行う。この場合
、第（２）コースでノ？イル糸爛成用編針すに供給され
た・やイル用糸Ｊ３は前り己ノックオーバー以前にはパ
イル糸編成用・：帰針すのフック中に把持されているが
、第（３）コースでは・やイル用糸】３がパイル糸編成
用絹針すに供給されないため、ｎ’Ｊ　Ｍ己ノックオー
バーした際にパイル糸編成用編針すのフックに把持され
ていた糸Ｊ３がフックから外れで、すなわちパイル糸編
成用］誦針すがら外れて、ルーツノやイル］４を形成す
る。

第（４）コースでは・悩ル用糸Ｊ３はオー・マーラッノ
（５−６）で曲編地を形成しない・やイル糸輪成用、暢
針すに供給される。次の第（５）コースでは第（１）コ
ースと同様に挿入４１ｉみされる。この時、第（４）コ
ースでノ七イル糸偏成用編針すに供給された糸１３はｉ
４イル糸編成用４１１１針すがら外れ−ＣＣルーパイル
１４となる。以下同様の編成動作が繰堡えさＪ′１．る
。

これによって１針ｌ！イきてがっ第（２）、ジ４（４）
、第（６）。

ｌ５（８）＝＋−、ｘ、ト］　コース５ｔ（、ｆＪｃル
ー！・やイルＩ４７５；形成され、又、第（す、第（３
）、第（５）、第（１）コースでＱま・やイル用糸】３
は挿入編によって地、１ｉｌｉｌｔルのシンカールーツ
と郊結され、パイル経編地が３４ｊられるのである。

第１図ではループパイル］　４ｆ！ｃｌ針おきでかつ１
コースおきに形成せしめる例を示したが、所望する・や
イル形態に応じて適宜変更してもよい。又、地編地を編
成する編針で・平イル用糸を〆消成する方法としては、
得られるパイル経編地の目付を軽く出来ることから挿入
遍が好ましいが、通常の編成でもよい。さらに地編組織
も２枚筬からなる鎖編や通常のトリコット組織等、適宜
選択すればよい。

本発すｊの・・イル−ツバイル経編地の編成方法によっ
て編成された編地の例を次に示す。

１ダリ針床を有する経編機で、１４本／インチの仕４）
ｐの編俵を利用し、第２図に示す編組織でパイル編編地
を編成する。地糸編成用編針に針床の最上端からフック
頂点までの距離が４０ｔＭｌの棲合針を、・やイル糸編
成用１ｍ針に針床の最上端からフック頂点までの短離が
３６門の複合針を使用して１本文〃に針床に配列した。

この時複合針のトングの長さは地糸編成用編針とパイル
糸編成用編針の長さに合わし、長短２種を使用している
。さらに・９イル糸川筬を地糸用筬にくらぺ４煽長くし
だものを用いる。地糸、蝙成用輛針ａで組、桟する地糸
１１及び１２にナイロン１１０７′ニール／ｉ４フイラ
メントの原涜糸を、ノ（イル糸編成用編針すで組織する
／’Ｐイル糸１３にナイロン；へ高加工糸Ｊ３００ｒニ
ール／６０フィラメント先染糸を使用し以下に示す編成
条件で・！イル経編地を、蝙ｆｊＭする。

組織 地糸１１＝２１／１２ 地糸１２＝］ｌ／６６ ノ９イル糸１３　＝　３３　／　６５　／　８８　／　
５６編成粂件 ランナー長　地糸１に２５］Ｏｍ＋ｎ／ラック地糸Ｊ２
＝３２５０暉／ラック パイル糸１３＝４２００咽／う、り 打込密度　　１２コース、／ｃ’ｍ １１１記粂件で編成された・やイル経顯地Ｑよノ２イル
の、普、さが７　ｍ　／　ｍであるのに目利が４４０：
ｙ／ｍ２の１経量であって、ハイパイル経編地による優
美なパイル外ｗＭを有するハイパイル経編地である。

【図面の簡単な説明】

第１（Ａ）図は針床に取付けられた状態における針を示
ず側１川図、 との相ｘ’Ｊ位置を示す止血図、 第２図は本発明の・・イ・やイル経編地の編成方法の１
例を７３にす編成組織図である。 ａ・・・地糸編ＪｊＶ、）ｔ１編針、ｂ・・パイル糸編
成用編針、Ｃ・・・４床、ＢＩＩＢ２・・・地糸用筬（
第２図）、Ｂ３　・パイル糸用筬（第２図）、Ｌ・・・
針床から編（Ａ） （Ｂ） 第２図 ） １１１１１１１１１ ａｂａｂａｂａｂａ １２１ Ｂ２　　　　６５４３２１ Ｂ３９８７６５４３２１ Ｂ＋　　ｌ　　°　１　゛　１　・　１　・　ＩＢ２　
　ｌ　　・　１　・　１　・　１　・　１８３１　・　
１　・　１　・　１　・　ｌ２６３− Ｂ、　　　Ｂ２　　　Ｂ３ １　　１　　６ １　　１　　５ ２　　６　　１ １　　１　　６

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．１列針床を有する経編機を用いて・・イルーノ・や
   イルを有する経編地を編成する方法において、前記１列
   針床にノックオー・ぐ時において針床から編針のフック
   頂点迄の長さが異なる２種類の編針を適宜配置、ｉＬ、
   地糸を長い方の編針のみに供給してウェール方向に延び
   る薄地部分を有する地−地を編成し、一方パイル糸を挿
   入又は編成により地編地に連結すると共に短い方の編針
   に供給し、１コ一ス以上の間隔をあけてオーバーラッピ
   ングして・・イルーゾ・ｅイルを形成することを特徴と
   するハイ・（イル経編地の編成方法。 ２、　前Ｎ＋２パイル糸の供給が地糸用筬より長い筬を
   用いで行われることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の）・イ・やイル経編地の編成方法。