JPS599128Y2 - 石油燃焼器具 - Google Patents
石油燃焼器具Info
- Publication number
- JPS599128Y2 JPS599128Y2 JP1989479U JP1989479U JPS599128Y2 JP S599128 Y2 JPS599128 Y2 JP S599128Y2 JP 1989479 U JP1989479 U JP 1989479U JP 1989479 U JP1989479 U JP 1989479U JP S599128 Y2 JPS599128 Y2 JP S599128Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- oil tank
- tank
- pressure
- pressure equalization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、石油燃焼器具の転倒油洩れ防止装置に関する
もので、器具本体の転倒時、均圧板からの油洩れを防止
することを目的としたものである。
もので、器具本体の転倒時、均圧板からの油洩れを防止
することを目的としたものである。
一般に、芯降下式消火は、芯降下時、油タンク内の生ガ
スが、灯芯と芯案内筒,芯外筒との隙間より流出して消
火時立炎となり、見た目にも、非常に危険感を覚えると
いう問題があった。
スが、灯芯と芯案内筒,芯外筒との隙間より流出して消
火時立炎となり、見た目にも、非常に危険感を覚えると
いう問題があった。
そのため従来は第7図に示す様に油タンク2内の生ガス
及びタンク内圧を灯芯4が降下した時に、瞬間的に抜け
る様に、芯外筒6の横部に均圧部7を設けていた。
及びタンク内圧を灯芯4が降下した時に、瞬間的に抜け
る様に、芯外筒6の横部に均圧部7を設けていた。
ところが、この従来のものでは、第8図に示す様に器具
本体1が均圧部7側に転倒した時この均圧部7より油洩
れを生じ、洩れた油に引火するという欠点があった。
本体1が均圧部7側に転倒した時この均圧部7より油洩
れを生じ、洩れた油に引火するという欠点があった。
本考案はこのような従来の欠点を一掃したもので、以下
その一実施例を図面とともに説明する。
その一実施例を図面とともに説明する。
図において、1は本体で、内部に油タンク2を有し、そ
の油タンク2に芯上下機構3と灯芯4が組込まれ、その
上に芯外筒6が取付けられている。
の油タンク2に芯上下機構3と灯芯4が組込まれ、その
上に芯外筒6が取付けられている。
芯外筒6には均圧部7が取付けてあり、この均圧部7の
先端には弁8が開閉できるように取付けてある。
先端には弁8が開閉できるように取付けてある。
9は芯外筒6,油タンク2の内部に位置させて均圧部7
に取付けた、油洩れ防止体でU字状管をなし一端は均圧
部7に、他端は油タンク2内に開口している。
に取付けた、油洩れ防止体でU字状管をなし一端は均圧
部7に、他端は油タンク2内に開口している。
転倒時、外芯4が降下すると油タンク2内の生ガスは、
均圧部7を通り、灯芯4の降下による油タンク2内の圧
力により、弁8が開き、これより油タンク2の外へ抜け
る様になっている。
均圧部7を通り、灯芯4の降下による油タンク2内の圧
力により、弁8が開き、これより油タンク2の外へ抜け
る様になっている。
均圧部7側に転倒すると第3図に示すように弁8は開い
たままの状態になっているが、U字状管からなる油洩れ
防止部9を設けているため、油タンク2内の灯油10は
、油タンク2の外へは洩れない様になっている。
たままの状態になっているが、U字状管からなる油洩れ
防止部9を設けているため、油タンク2内の灯油10は
、油タンク2の外へは洩れない様になっている。
ここでは、転倒方向を一番洩れやすい均圧部7側で説明
したが、それ以外の方向は、油面より高い位置に均圧部
7がくるため、なお洩れない様になっている。
したが、それ以外の方向は、油面より高い位置に均圧部
7がくるため、なお洩れない様になっている。
上記構或において、転倒すると、灯芯4が降下し、油タ
ンク2内の灯油10は、油洩れ防止部9に当たり、これ
にさえぎられて油タンク2の外へは洩れなく、転倒後、
しばらくそのままの状態で放置しておいても均圧部7よ
りも、油面が低い位置にくる様に油タンク2を大きく設
計してあるため均圧部7からは洩れない様になっている
。
ンク2内の灯油10は、油洩れ防止部9に当たり、これ
にさえぎられて油タンク2の外へは洩れなく、転倒後、
しばらくそのままの状態で放置しておいても均圧部7よ
りも、油面が低い位置にくる様に油タンク2を大きく設
計してあるため均圧部7からは洩れない様になっている
。
したがって、均圧部7側に転倒した時、この均圧部7よ
り油洩れが生じ、洩れた灯油10に引火するという欠点
がなくなる。
り油洩れが生じ、洩れた灯油10に引火するという欠点
がなくなる。
このように本考案は均圧部の油タンク内側にV字状の流
通路を設け、この流通路の開口を油タンクの均圧部形戒
側の壁面に向けているので、器具が均圧部側へ転倒した
場合に油タンク内の油がはね上って均圧部の流通路にか
かったとしても、この流通路はU字状に形或してその開
口を上記油がはね上ってくる方向とは反対側,すなわち
均圧部を設けた側のタンク壁に向って開口するようにし
ているので、はね上った油が流通路内に入って均圧部か
ら外部に洩れるようなことがなく、どのような状態の時
にでも油洩れを防止できる利点がある。
通路を設け、この流通路の開口を油タンクの均圧部形戒
側の壁面に向けているので、器具が均圧部側へ転倒した
場合に油タンク内の油がはね上って均圧部の流通路にか
かったとしても、この流通路はU字状に形或してその開
口を上記油がはね上ってくる方向とは反対側,すなわち
均圧部を設けた側のタンク壁に向って開口するようにし
ているので、はね上った油が流通路内に入って均圧部か
ら外部に洩れるようなことがなく、どのような状態の時
にでも油洩れを防止できる利点がある。
しかもこの均圧部側に器具が転倒したとしても油タンク
内の油はこの均圧部の流通路内には入り込まないので、
従来反射型タイプは転倒しにくい方向に均圧部を取付け
ていたがどの方向にでも均圧部を取付けられるようにな
る。
内の油はこの均圧部の流通路内には入り込まないので、
従来反射型タイプは転倒しにくい方向に均圧部を取付け
ていたがどの方向にでも均圧部を取付けられるようにな
る。
また上記均圧部は油タンク内の油面よりも上方に位置す
る芯外筒に設けているので均圧部取付部が油タンクの油
中に常に位置しているもののような油洩れの心配もなく
、長期間にわたって安心して使用することができる。
る芯外筒に設けているので均圧部取付部が油タンクの油
中に常に位置しているもののような油洩れの心配もなく
、長期間にわたって安心して使用することができる。
第1図は本考案の一実施例における石油燃焼器具の正面
図、第2図は同器具における油タンクの断面図、第3図
は同タンクの転倒状態を示す断面図、第4図は同器具の
要部断面図、第5図は従来の油タンク断面図、第6図は
同タンクの転倒状態を示す断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・油タンク、3・・
・・・・芯上下機構、6・・・・・・芯外筒、7・・・
・・・均圧部、9・・・・・・油洩れ防止部、13・・
・・・・流通空間。
図、第2図は同器具における油タンクの断面図、第3図
は同タンクの転倒状態を示す断面図、第4図は同器具の
要部断面図、第5図は従来の油タンク断面図、第6図は
同タンクの転倒状態を示す断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・油タンク、3・・
・・・・芯上下機構、6・・・・・・芯外筒、7・・・
・・・均圧部、9・・・・・・油洩れ防止部、13・・
・・・・流通空間。
Claims (1)
- 油タンク内に芯上下機構と芯外筒を取付け、この油タン
ク内の油面よりも上方に位置する芯外筒に均圧部を設け
、この均圧部の入口と油タンク内部とを流通路で連絡す
るとともに、上記流通路はU字状として油タンク内開口
を油タンクの均圧部形或側の壁面に向けた石油燃焼器具
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989479U JPS599128Y2 (ja) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | 石油燃焼器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989479U JPS599128Y2 (ja) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | 石油燃焼器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55122011U JPS55122011U (ja) | 1980-08-29 |
JPS599128Y2 true JPS599128Y2 (ja) | 1984-03-22 |
Family
ID=28849854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989479U Expired JPS599128Y2 (ja) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | 石油燃焼器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS599128Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-19 JP JP1989479U patent/JPS599128Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55122011U (ja) | 1980-08-29 |
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