JPS599122Y2 - 細末燃料燃焼器用点火装置 - Google Patents

細末燃料燃焼器用点火装置

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JPS599122Y2
JPS599122Y2 JP1976109429U JP10942976U JPS599122Y2 JP S599122 Y2 JPS599122 Y2 JP S599122Y2 JP 1976109429 U JP1976109429 U JP 1976109429U JP 10942976 U JP10942976 U JP 10942976U JP S599122 Y2 JPS599122 Y2 JP S599122Y2
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JP
Japan
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ignition
net
rotating
combustor
ignition device
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Application number
JP1976109429U
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English (en)
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JPS5327247U (ja
Inventor
理平 高橋
Original Assignee
第一鋳造株式会社
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Publication date
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  • Solid-Fuel Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はもみがら、のこくず等の細末廃棄物を燃焼させ
る燃焼器の着火装置に関する。
出願人の特許第941527号(特公昭53−1777
7号公報参照)に記載された細末燃料温水ボイラにおい
ては、基台上に燃料タンク本体とボイラ本体とを並置し
、燃料タンク本体の内部下方に燃焼器を設け、この燃焼
器の上方に二重になったわん曲管を配設して外側わん曲
管を燃料タンク本体のボイラ本体側の側壁において外部
に開口させ、内側わん曲管をボイラ本体内の温水タンク
下方部の側壁においてボイラ本体内部と連通させてある
このように構戒することにより、燃料タンク上部より比
較的大量の燃料を極めて容易にタンク内に充填貯蔵でき
るが、燃焼器の着火に際してはボイラ本体に設けた開口
を介して内側わん曲管中に火種(火をつけた新聞紙等)
を投入することを要し点火がやや面倒であった。
本考案は燃焼器の下方から確実かつ容易に燃焼器中の細
末燃料に着火する装置を得ることを目的とする。
本考案の点火装置は特に上述したタンク本体内方下部に
燃焼器を配設した構造に有利に用いられるが、これに限
定されるものではない。
本考案によれば遊動輪上の回転網.と、回転網上部に位
置する皿網と、皿網頂部に装着された複数の受爪と、受
爪上に支持された燃焼筒とを有する細末燃料燃焼器にお
いて、回転網に設けられた中心開口と、点火位置と前記
回転網中心開口の下方に位置する着火位置とに回動自在
な点火皿と、前記回転網上部に設けられ前記回転網中心
開口と同心の円板部を有する着火促進板とを有すること
を特徴とする点火装置が提供される。
次に図面に示す実施例について本考案を説明する。
先ず第1図に示す従来の燃焼器の構路を説明する。
基台1の上には燃料タンク本体2とボイラ本体3とが間
隔を置いて並置され、燃料タンク本体は円筒状をなし上
端には取外し自在のふた4が設けられ下部には燃焼器5
を内蔵している。
燃焼器5は基台1の土壁に設けた開口6をかこんで土壁
上に支持された支え胴7の上端に頂部を支持されて垂下
している多数の孔を有する皿網8、皿網8の頂部に間隔
を置いて着脱自在に設けられた3個の受爪9、受爪の内
端附近に下端を支持された多数の孔を有する燃焼筒10
、開口6の外周において基台上壁下面に固着された複数
の受金11上に支持された遊動輪12、遊動輪の上面に
設けられた2対の半円筒形凹所に支持される前後の枢動
軸を有する1対の半円形回転網13(第2図)を有して
おり、これらの燃焼器構或部材は従来のもみがらかまど
において公知である(例えば実公昭3 − 7082号
公報参照)。
図において14は回転網のハンドルであり、基台1には
よろい戸式のとびら15が設けられて一次空気取入口を
形威している。
燃焼筒10の直ぐ上に一端を配置された外側わん曲管1
6が、ボイラ本体側の燃料タンク本体側壁に設けられた
開口の周りに固定されたフランジ17に他端を取付けら
れており、内側わん曲管18が外側わん曲管内部にこれ
と同心に延びてその外端は燃料タンク本体側壁を越えて
突出しボイラ本体側壁の開口を通ってボイラ本体内部と
連通し、この開口の周囲に固定されたフランジ19に取
付けられている。
両わん曲管の間の環状空間20は二次空気取入口をなし
ている。
なおボイラ本体において、21は給水管、22は給湯管
、23は沸騰防止管で共にボイラ本体壁を貫通して内部
に延び、ボイラ本体内に設けられた温水タンクに連結さ
れている。
24はボイラ本体頂部に設けた煙突である。
このように燃料タンク内部に燃焼器を配設した構戊にお
いては、燃料タンク本体のふた4を取ってタンク内に燃
料となるもみがらを供給すると燃料は一点鎖線矢印のよ
うに落下して燃焼筒10と皿網8との間を通って回転網
13上に堆積する。
したがってこれに点火するにはボイラ本体側から火種を
内側わん曲管を通して投入する必要があるが、このよう
な点火手段はやや面倒であることが理解されよう。
次に本考案の点火装置について説明するが、第2図及び
第4図に示すように本考案の点火装置は主として回転網
中央下方に回動できる点火皿25と前述した受爪9の一
つに代って装着される着火促進板26とからなる。
第2図及び第3図において、点火皿25は内端が点火皿
に固着されたレバー27を有し、レバー27の水平部外
端近くには軸28がこれと直角に固着され、この軸は基
台1に取付けられた点火皿支持ブラケット29に設けた
垂直孔内に回転自在に支持されている。
レバー27の外方端は水平方向にわん曲されて、基台1
に点火皿支持ブラケット29の上方に於で設けられたス
ロット30を貫通して外方に延び更に第3図に示すよう
に上方にわん曲してその端部にはつまみ31が装着され
ている。
第2図に示すようにつまみ31をにぎって軸28を中心
としてレバー27をスロツ} 30の両端のいづれかと
衝接するまで動かせば、点火皿25は基台1の上面に設
けた点火口32の直下に位置するA(点火)位置と点火
皿が回転網の中心下方に位置するB(着火)位置とに容
易に移動させることができる。
回転網13の内側縁にはそれぞれ半円形凹所が設けられ
円形の中心開口13′を形威している。
第4図において点火皿25は回転網13の中心開口直下
のB位置にあるが、点火皿25の内周及び底面の一部に
沿って不燃ファイバ心33が装着されておりその内側に
はキャップ状の金網34がはめこまれていて点火皿内へ
の灰の侵入を防ぐ役目をしている。
着火促進板26は受爪9の半径方向内端に水平な円板部
をアースを介して一体に設けた形状を有し、受爪の一個
の代りに皿網8の上面に設けた受爪装着孔に取取けられ
ると、燃焼筒10を支持する受取としての役目を果すと
共に、その円板部が回転網中心開口と同心に該開口上部
に位置し、従ってB位置にある点火皿の上方に位置する
ことになる。
回転網上の燃料に点火する場合は、第2図のA位置に点
火皿を位置させ、点火口32から油さしで適量の灯油を
点火皿に注入する。
次にマッチを擦って点火口より点火皿に落すと不燃ファ
イバ心33にしみ込んだ灯油は直ちに点火される。
次につまみ31の操作により点火皿をB位置に移す。
第4図において灯油燃焼による炎は回転網の中心開口1
3′を通って上方に上るが、もし着火促進板26がない
場合は、炎はそのまま上方へ燃焼筒10を通過するので
、先に述べたように燃焼筒10と皿網8との間を通って
一点鎖線矢印のように落下して回転網13上に堆積して
いる燃料に着火させることは困難である。
着火促進板26の設置により炎は実線矢印で示すように
転向され、従って回転網上の燃料を容易に着火させて燃
焼を開始させることができる。
着火が終れば点火皿は元のA位置に戻しておく。
連続した燃焼が開始されると、着火促進板は加熱されて
焼土の作用をなし、燃焼を促進する別の役目を果す。
以上の説明に明らかなように、本考案の点火装置は、単
に燃焼器の下方から容易かつ確実に燃料の着火を行い得
るだけでなく、着火後の燃焼を促進する効果をも有して
いると共に、着火促進板の取付に従来の受爪の装着孔を
利用する等構造が簡単で製造が容易なように工夫されて
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は温水ボイラに用いた従来の細末燃料燃焼器の断
面図、第2図は本考案を実施した第1図の燃焼器の一部
の拡大平面図、第3図は第2図の正面図、第4図は本考
案を実施した燃焼器要部の拡大断面図である。 5・・・・・・燃焼器、8・・・・・・皿網、9・・・
・・・受爪、10・・・・・・燃焼筒、13・・・・・
・回転網、25・・・・・・点火皿、26・・・・・・
着火促進板、27・・・・・・レバー、32・・・・・
・点火口。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)遊動輪12上の回転網13と、回転網上部に位置
    する皿網8と、皿網頂部に装着された複数の受爪9と、
    受爪上に支持された燃焼筒10とを有する細末燃料燃焼
    器において、回転網13に設けられた中心開口13′と
    、点火位置Aと前記回転網中心開口の下方に位置する着
    火位置Bとに回動自在な点火皿25と、前記皿網8上の
    受爪装着孔を利用して皿網に取付けられ、前記回転網中
    心開口13′の上部に同心に位置する円板部を有する着
    火促進板26とを有することを特徴とする点火装置。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第1項記載の点火装置に
    おいて、前記点火皿25が点火皿の内周及び底部の一部
    に沿って装着された不燃ファイバ心33と、不燃ファイ
    バ心の内部にはめこまれたキャップ状金網34とを有す
    ることを特徴とする点火装置。
JP1976109429U 1976-08-16 1976-08-16 細末燃料燃焼器用点火装置 Expired JPS599122Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976109429U JPS599122Y2 (ja) 1976-08-16 1976-08-16 細末燃料燃焼器用点火装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976109429U JPS599122Y2 (ja) 1976-08-16 1976-08-16 細末燃料燃焼器用点火装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5327247U JPS5327247U (ja) 1978-03-08
JPS599122Y2 true JPS599122Y2 (ja) 1984-03-22

Family

ID=28719355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976109429U Expired JPS599122Y2 (ja) 1976-08-16 1976-08-16 細末燃料燃焼器用点火装置

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JP (1) JPS599122Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5158183A (ja) * 1974-11-13 1976-05-21 Sadako Kobayashi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5158183A (ja) * 1974-11-13 1976-05-21 Sadako Kobayashi

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5327247U (ja) 1978-03-08

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