JPS59911Y2 - 歯科用治療椅子 - Google Patents
歯科用治療椅子Info
- Publication number
- JPS59911Y2 JPS59911Y2 JP17942979U JP17942979U JPS59911Y2 JP S59911 Y2 JPS59911 Y2 JP S59911Y2 JP 17942979 U JP17942979 U JP 17942979U JP 17942979 U JP17942979 U JP 17942979U JP S59911 Y2 JPS59911 Y2 JP S59911Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- backrest
- seat
- link
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシートとバックレストとを左右に移動し、かつ
上下位置を調整して座位診療に適する状態となす歯科用
治療椅子に関するものである。
上下位置を調整して座位診療に適する状態となす歯科用
治療椅子に関するものである。
従来歯科治療台の座面は、患者が膝を90°曲げた状態
で座れる高さが最も良いとされているが座面が高い場合
、特に老人は医師が手助けをしないと座れないことがあ
り、医師の作業が増え、それだけ治療時間を減殺して治
療能率を低下する欠点があった。
で座れる高さが最も良いとされているが座面が高い場合
、特に老人は医師が手助けをしないと座れないことがあ
り、医師の作業が増え、それだけ治療時間を減殺して治
療能率を低下する欠点があった。
この問題を解決するために平行リンク方式(パンタグラ
フ方式)の昇降装置を採用し低い位置から高い位置まで
の昇降を可能にした。
フ方式)の昇降装置を採用し低い位置から高い位置まで
の昇降を可能にした。
しかし、この方式を採用した場合、治療台は昇降のみで
左右に移動しないため、施術者が座位診療即ち椅子に座
ったままの状態で治療できず、患者の後方あるいは脚方
に移動しなければならず、座位診療に不適当であった。
左右に移動しないため、施術者が座位診療即ち椅子に座
ったままの状態で治療できず、患者の後方あるいは脚方
に移動しなければならず、座位診療に不適当であった。
本考案は前記の欠点を除くために提案された歯科用治療
椅子の考案である。
椅子の考案である。
即ち本考案は移動台上に駆動機構と該駆動機構にて駆動
される回転軸に、歯車とウオームと、これに咬合する傘
形歯車に関連したリンクにて、シートとバックレストと
を昇降すると共に、前記歯車に小歯車を咬合せしめて移
動台と、その上方に設けたシートとバックレス1へとを
左右に移動し、施術者が座位診療をなし得るように形成
したことを特徴とする歯科用治療椅子の考案である。
される回転軸に、歯車とウオームと、これに咬合する傘
形歯車に関連したリンクにて、シートとバックレストと
を昇降すると共に、前記歯車に小歯車を咬合せしめて移
動台と、その上方に設けたシートとバックレス1へとを
左右に移動し、施術者が座位診療をなし得るように形成
したことを特徴とする歯科用治療椅子の考案である。
これを添附図面について説明すると次のようである。
添附図面において1は床上に設置した基台であり、該基
台1の両側を内向き凹字形に折曲して相対状に案内部を
形成し、該案内部に矩形状の移動台2の両側を摺動する
ように嵌挿すると共に、該移動台2の下面と前記基台1
の上面との間に数個の回転子3を並列状に装設して移動
台2を軽く左右に移動するように形成する。
台1の両側を内向き凹字形に折曲して相対状に案内部を
形成し、該案内部に矩形状の移動台2の両側を摺動する
ように嵌挿すると共に、該移動台2の下面と前記基台1
の上面との間に数個の回転子3を並列状に装設して移動
台2を軽く左右に移動するように形成する。
移動台2の適宜位置に駆動用の可逆モーター4と、減速
機5とを設け、該可逆モーター4の回転軸に取付けたプ
ーリー6と減速機5の入力側の回転軸に取付けたプーリ
ー7とにベルト8を懸架して可逆モーター4の回転速度
を減速するように形成する。
機5とを設け、該可逆モーター4の回転軸に取付けたプ
ーリー6と減速機5の入力側の回転軸に取付けたプーリ
ー7とにベルト8を懸架して可逆モーター4の回転速度
を減速するように形成する。
該減速機5の出力側の回転軸9に回転軸10の一端を連
結子11にて連結する。
結子11にて連結する。
(回転軸9,10を一本の軸にて形成しても同様である
。
。
)該回転軸10の両端を、前記移動台2上に固定した凹
字状の支持枠12の両側起立部の透孔に回転自在に支持
し、該支持枠12の両起立部内に位置して回転軸10に
歯車13とウオーム14とを固く取付ける。
字状の支持枠12の両側起立部の透孔に回転自在に支持
し、該支持枠12の両起立部内に位置して回転軸10に
歯車13とウオーム14とを固く取付ける。
歯車13に小歯車15を咬合せしめ、該小歯車15を回
転軸16の一端に収態け、該回転軸16の他端を前記支
持枠12の一方の起立部の下方に穿った透孔17に回転
するように挿入し、回転軸16に雄ねじ杆19を連結し
、雄ねじ杆19の先端を前記移動台2に固設した支持子
18に連結し、雄ねじ杆19を支持子20の雄ねじに螺
挿し、回転軸]6の回転により、移動台2を左右に移動
するように形成する。
転軸16の一端に収態け、該回転軸16の他端を前記支
持枠12の一方の起立部の下方に穿った透孔17に回転
するように挿入し、回転軸16に雄ねじ杆19を連結し
、雄ねじ杆19の先端を前記移動台2に固設した支持子
18に連結し、雄ねじ杆19を支持子20の雄ねじに螺
挿し、回転軸]6の回転により、移動台2を左右に移動
するように形成する。
即ち移動台2に支持子18と支持枠12との間に位置し
て矩形状の切欠21を設け、設切欠21の中央部に位置
して前記基台1上に雌ねじを刻設しである支持子20を
固設する。
て矩形状の切欠21を設け、設切欠21の中央部に位置
して前記基台1上に雌ねじを刻設しである支持子20を
固設する。
回転軸16を正逆回転したとき、移動台2と、その上方
に設けた駆動機構、シートA、バックレスト32とを左
右に移動するように形成する。
に設けた駆動機構、シートA、バックレスト32とを左
右に移動するように形成する。
前記ウオーム14に扇形歯車22を咬合し、該扇形歯車
22の上方に設けた透孔に支軸23を固定し、該支軸2
3の他端を前記移動板2の一側方に固設した支持枠24
(一側方の支持枠24は図示しない)の上方に設けた透
孔に回転自在に支持する。
22の上方に設けた透孔に支軸23を固定し、該支軸2
3の他端を前記移動板2の一側方に固設した支持枠24
(一側方の支持枠24は図示しない)の上方に設けた透
孔に回転自在に支持する。
該支軸23にリンク25の下端に設けた透孔に緩く挿入
し、該リンク25の上端に設けた枢軸27を、治療台2
6に緩く取付け、治療台26とシー1〜Aの下方とに突
設した連結部収納圧28内においてリンク30の上端を
枢軸29にて屈曲自在に枢着すると共に、該リンク30
の下端を前記支持枠24の下方に枢軸31にて屈曲自在
に枢着して該リンク30を前記リンク25と平行状とな
し、前記可逆モーター4の正逆駆動によりウオーム14
、扇形歯車22の正逆回転により、該リンク25とリン
ク30とを起倒して、前記治療台26とシー1− Aお
よびバックレスト32とを昇降するように形成すると共
に、前記のように歯車13の回転により、小歯車15を
回転し、更に回転軸16を回転し、前記移動台2を左右
に移動せしめ、この左右移動と、治療台26、シートA
、バックレスト32の昇降とを関連的に連動するように
形成する。
し、該リンク25の上端に設けた枢軸27を、治療台2
6に緩く取付け、治療台26とシー1〜Aの下方とに突
設した連結部収納圧28内においてリンク30の上端を
枢軸29にて屈曲自在に枢着すると共に、該リンク30
の下端を前記支持枠24の下方に枢軸31にて屈曲自在
に枢着して該リンク30を前記リンク25と平行状とな
し、前記可逆モーター4の正逆駆動によりウオーム14
、扇形歯車22の正逆回転により、該リンク25とリン
ク30とを起倒して、前記治療台26とシー1− Aお
よびバックレスト32とを昇降するように形成すると共
に、前記のように歯車13の回転により、小歯車15を
回転し、更に回転軸16を回転し、前記移動台2を左右
に移動せしめ、この左右移動と、治療台26、シートA
、バックレスト32の昇降とを関連的に連動するように
形成する。
そして施術者が椅子に座わった状態にて座位診療ができ
るうに形成する。
るうに形成する。
尚、前記回転軸16を流体シリンダーに置き換えること
か゛できる。
か゛できる。
本考案は上記のように形成したから、可逆モーター4を
回転することによりプーリー6,7をベル)・8を介し
て減速機5、回転軸9、回転軸10および歯車13とウ
オーム14とを連動回転するように形成したことにより
、該歯車13に咬合する小歯車15とこれに連結した回
転軸16を回転し、該回転軸16に関連する支持子18
にて移動台2を左右に移動すると共に、ウオーム14の
回転により、該ウオーム14に咬合する扇形歯車22を
回転し、該扇形歯車22と、支枠24とに連結したリン
ク25.30にて治療台26、シー)A、バックレスト
32の昇降を前記移動台2の移動に関連するように形成
したから、施術者が椅子に座った位置で可逆モーター4
回路に設けである押釦(図示していない)を操作するの
みにて、移動台2を左右に移動して、施術者が座位診療
に適する位置に移動することができる。
回転することによりプーリー6,7をベル)・8を介し
て減速機5、回転軸9、回転軸10および歯車13とウ
オーム14とを連動回転するように形成したことにより
、該歯車13に咬合する小歯車15とこれに連結した回
転軸16を回転し、該回転軸16に関連する支持子18
にて移動台2を左右に移動すると共に、ウオーム14の
回転により、該ウオーム14に咬合する扇形歯車22を
回転し、該扇形歯車22と、支枠24とに連結したリン
ク25.30にて治療台26、シー)A、バックレスト
32の昇降を前記移動台2の移動に関連するように形成
したから、施術者が椅子に座った位置で可逆モーター4
回路に設けである押釦(図示していない)を操作するの
みにて、移動台2を左右に移動して、施術者が座位診療
に適する位置に移動することができる。
またシートAおよびバックレスト32が施術に適する位
置より低かったり、或は高いとき、移動台2の移動に関
連して昇降することができるし、身体の不自由な被施術
者がシー)Aとバックレスト32とに乗るのに困難が伴
うときは、前記駆動機構を操作して、シートA、バック
レスト32を移動台2上に並行状に折畳み、シー)Aと
、バックレスト32とに被施術者を載せ、次に前記駆動
機構を操作して、施術者が座位診療に適する位置にシー
トAと、バックレスト32とを定置できる。
置より低かったり、或は高いとき、移動台2の移動に関
連して昇降することができるし、身体の不自由な被施術
者がシー)Aとバックレスト32とに乗るのに困難が伴
うときは、前記駆動機構を操作して、シートA、バック
レスト32を移動台2上に並行状に折畳み、シー)Aと
、バックレスト32とに被施術者を載せ、次に前記駆動
機構を操作して、施術者が座位診療に適する位置にシー
トAと、バックレスト32とを定置できる。
しかも作動も正確であり、かつシートA、バックレスト
32が治療中妄りに移動しない。
32が治療中妄りに移動しない。
第1図は本考案の側面図、第2図はシートとバックレス
トとを最低位の状態となした同じく側面図、第3図は一
部を切欠して示す駆動機構の拡大斜面図である。 1・・・・・・基台、2・・・・・・移動台、3・・・
・・・回転子、4・・・・・・可逆モーター、5・・・
・・・減速機、9.10・・・・・・回転軸、11・・
・・・・連結子、12・・・・・・支持枠、13・・・
・・・歯車、14・・・・・・ウオーム、15・・・・
・・小歯車、16・・・・・・回転軸、18・・・・・
・移動台に設けた固定子、19・・・・・・雄ねじ杆、
20・・・・・・支持子、21・・・・・・切欠、22
・・・・・・扇形歯車、24・・・・・・支持枠、25
゜30・・・・・・リンク、26・・・・・・治療台、
A・・・・・・シート、32・・・・・・バックレスト
。
トとを最低位の状態となした同じく側面図、第3図は一
部を切欠して示す駆動機構の拡大斜面図である。 1・・・・・・基台、2・・・・・・移動台、3・・・
・・・回転子、4・・・・・・可逆モーター、5・・・
・・・減速機、9.10・・・・・・回転軸、11・・
・・・・連結子、12・・・・・・支持枠、13・・・
・・・歯車、14・・・・・・ウオーム、15・・・・
・・小歯車、16・・・・・・回転軸、18・・・・・
・移動台に設けた固定子、19・・・・・・雄ねじ杆、
20・・・・・・支持子、21・・・・・・切欠、22
・・・・・・扇形歯車、24・・・・・・支持枠、25
゜30・・・・・・リンク、26・・・・・・治療台、
A・・・・・・シート、32・・・・・・バックレスト
。
Claims (1)
- 基台1の両側に案内部を設け、該案内部に移動台2を摺
動するように嵌設し、該移動台2と基台1との間に転子
3を装設し、前記移動台2上に可逆電動機4と、これの
変速機5とを設け、該変速機5に回輪軸9の一端を連結
し、該回転軸9の他端に、回転軸10を介して歯車13
を軸止めすると共に、ウオーム14を軸止めし、該ウオ
ーム14に、扇形歯車22を咬合せしめ、該扇形歯車2
2に設けた支軸23に、シートAを昇降するリンク25
の下端を屈曲するように連結し、該リンク25の上端を
シー l−Aとバックレスト32とを連結する治療台2
6に連結し、更にリンク30を治療台26の収納匣28
と支持枠24とに関連せしめて、バックレスト32を昇
降するように形成し、前記歯車13に小歯車15を咬合
せしめ、該小歯車15に連結した回転軸16の回転によ
り、該回転軸16の雄ねじ杆19にて移動台2を左右に
移動して、シー)Aとバックレスト32とを上下、左右
に移動するように形成したことを特徴とする歯科用治療
椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17942979U JPS59911Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 歯科用治療椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17942979U JPS59911Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 歯科用治療椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5698220U JPS5698220U (ja) | 1981-08-04 |
JPS59911Y2 true JPS59911Y2 (ja) | 1984-01-11 |
Family
ID=29689916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17942979U Expired JPS59911Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 歯科用治療椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59911Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-26 JP JP17942979U patent/JPS59911Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5698220U (ja) | 1981-08-04 |
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