JPS59886A - 内燃機関用点火装置 - Google Patents
内燃機関用点火装置Info
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- JPS59886A JPS59886A JP11095282A JP11095282A JPS59886A JP S59886 A JPS59886 A JP S59886A JP 11095282 A JP11095282 A JP 11095282A JP 11095282 A JP11095282 A JP 11095282A JP S59886 A JPS59886 A JP S59886A
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- electrode
- plugs
- internal combustion
- combustion engine
- plug
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Spark Plugs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内燃機関用点火装置に関するものである。
従来、この種のものとして特開昭53−3’?245号
公報に記載されたものがある。これは第1図に示すごと
く、単一の電極rを有する2つのスパークプラグ4を内
燃機関のシリンダへ・ノド6に取付け、単一の電極1間
にスパークギヤ・ノブhを形成し、このギャップhで火
花放電を生じせしめて混合気に着火する構造である。
公報に記載されたものがある。これは第1図に示すごと
く、単一の電極rを有する2つのスパークプラグ4を内
燃機関のシリンダへ・ノド6に取付け、単一の電極1間
にスパークギヤ・ノブhを形成し、このギャップhで火
花放電を生じせしめて混合気に着火する構造である。
しかしながら、この従来例によればギヤ・ノブh(2)
を形成するために電極fの先端を図示のごとく屈曲して
いるため、電極fの加工が面例である。また、2つのプ
ラグ4の締付トルクの相違によって電極rの先端屈曲部
が2つのプラグどうしで対向しない事態を出じゃすい。
いるため、電極fの加工が面例である。また、2つのプ
ラグ4の締付トルクの相違によって電極rの先端屈曲部
が2つのプラグどうしで対向しない事態を出じゃすい。
そこで、上記電極fの先端を屈曲しないで直棒形状に設
定した場合を考えてみるに、2つのプラグの単一の電極
間で火花放電用のギャップを形成する必要から、ギャッ
プ寸法を長くすると火花放電々圧が上昇してしまい、ギ
ャップ寸法は長くできない。このため、2つのプラグの
取付態様は第1図のごとく互いに斜め関係に取付けてギ
ャップ寸法を短かくするが、上記電極fを直棒形状にす
ると、2つの電極rの関係は第2図のごとくになる。
定した場合を考えてみるに、2つのプラグの単一の電極
間で火花放電用のギャップを形成する必要から、ギャッ
プ寸法を長くすると火花放電々圧が上昇してしまい、ギ
ャップ寸法は長くできない。このため、2つのプラグの
取付態様は第1図のごとく互いに斜め関係に取付けてギ
ャップ寸法を短かくするが、上記電極fを直棒形状にす
ると、2つの電極rの関係は第2図のごとくになる。
この第2図から明らかなごとく、2つの電極1間に形成
されるギャップhは各電極fの一点にのみ位置すること
になり、極端な電界の集中を招来し、放電々圧がばらつ
いたり、電極fの異常消耗という新たな問題を生じる。
されるギャップhは各電極fの一点にのみ位置すること
になり、極端な電界の集中を招来し、放電々圧がばらつ
いたり、電極fの異常消耗という新たな問題を生じる。
(3)
本発明は上述の諸点に鑑みて案出されたものであって、
2つのプラグの電極間の極端な電界の集中を回避するこ
とを目的とするものである。
2つのプラグの電極間の極端な電界の集中を回避するこ
とを目的とするものである。
かかる本発明の目的は直棒形の単一電極をもった2つの
プラグのうち少なくともいずれか一方の電極先端を円錐
形状もしくは円錐台形状に設定し、他方のプラグの電極
先端外周部を上記円錐面に略平行に対向してスパークギ
ャップを形成した構成により達成される。
プラグのうち少なくともいずれか一方の電極先端を円錐
形状もしくは円錐台形状に設定し、他方のプラグの電極
先端外周部を上記円錐面に略平行に対向してスパークギ
ャップを形成した構成により達成される。
以下本発明を具体的実施例により詳細に説明する。第3
図および第4図において、プラグの構造をまず述べる。
図および第4図において、プラグの構造をまず述べる。
端子部aは絶縁碍子す内に挿通され、また中心電極fも
絶縁碍子す内に挿通されており、この端子部aと中心電
極fとは導通性ガラスシールgにより固定されていると
ともに電気的に導通状態となっている。
絶縁碍子す内に挿通されており、この端子部aと中心電
極fとは導通性ガラスシールgにより固定されていると
ともに電気的に導通状態となっている。
絶縁碍子すの外周には絞めリングlおよび気密パツキン
jを介して取付金具dが固定されている。
jを介して取付金具dが固定されている。
なお、kはガスケットである。
上記構成の2つのスパークプラグ4.4のうち−(4)
方は、その中心電極fの先端が円錐形状に設定しである
。また、両プラグ4.4の中心電極fは従来周知のプラ
グに比べて長い寸法を有している。
。また、両プラグ4.4の中心電極fは従来周知のプラ
グに比べて長い寸法を有している。
なお、中心電極fはいずれも直棒形状で断面円形となっ
ている。
ている。
この2つのプラグ4.4の内燃機関に対する取付態様を
第5図により説明すると、2つのプラグ4.4は第5図
のごとくシリンダヘッド6に取付けられている。2つの
プラグ4.4は、一方の電極rの円錐面と他方の電極f
の外周部とが平行になるように取付関係を設定しており
、その平行対向部にスパークギャップhが形成しである
。なお、図中7はシリンダ、8はピストンを示す。
第5図により説明すると、2つのプラグ4.4は第5図
のごとくシリンダヘッド6に取付けられている。2つの
プラグ4.4は、一方の電極rの円錐面と他方の電極f
の外周部とが平行になるように取付関係を設定しており
、その平行対向部にスパークギャップhが形成しである
。なお、図中7はシリンダ、8はピストンを示す。
次に、上記構成において作用を説明する。両プラグ4.
4の端子部a、a間に高電圧を印加すると、電極f、E
間のスパークギャップhで火花放電を生じ、これにより
混合気に着火することになる。
4の端子部a、a間に高電圧を印加すると、電極f、E
間のスパークギャップhで火花放電を生じ、これにより
混合気に着火することになる。
ところで、上記実施例によれば、2つのプラグ4.4の
うち一方の電極fの先端を円錐形状に形(5) 成し、該形状部分の円錐面を他方のプラグ4の電極fの
外周部に平行関係に対向せしめてギャップhを形成した
ため、各電極f、fのギヤツブhを形成する部分は線の
関係になる。
うち一方の電極fの先端を円錐形状に形(5) 成し、該形状部分の円錐面を他方のプラグ4の電極fの
外周部に平行関係に対向せしめてギャップhを形成した
ため、各電極f、fのギヤツブhを形成する部分は線の
関係になる。
従って、ギャップhを形成する各電極f、fは第2図の
ように、その1ケ所で極端に電界が集中することがなく
、それに伴なう放電々圧のばらつき、電極f、fの異常
摩耗を回避することができる。
ように、その1ケ所で極端に電界が集中することがなく
、それに伴なう放電々圧のばらつき、電極f、fの異常
摩耗を回避することができる。
ところで、第5図に示した角度θ1.θを特定の条件に
満足させることにより、2つの電極f。
満足させることにより、2つの電極f。
fの上記の平行対向を容易に実現できる。
即ち、第5図に示す角度θ1 (プラグ4.4の軸線m
、m間の角度)、θの関係をグラフ化すると第6図のご
とくになる。
、m間の角度)、θの関係をグラフ化すると第6図のご
とくになる。
この第6図において、直線tが2つのプラグ4゜4の電
極f、fの先端が完全に平行関係となることを示してい
る。つまり、ギャップhは電極rの円錐面上のどの部分
も同じ寸法になる。この直線tを示す関係式は、 (6) θ−201である。
極f、fの先端が完全に平行関係となることを示してい
る。つまり、ギャップhは電極rの円錐面上のどの部分
も同じ寸法になる。この直線tを示す関係式は、 (6) θ−201である。
しかし、実際にはシリンダへノド6の取付孔の加工精度
ならびにプラグ4の電14fの円錐面の加工精度によっ
て、この電極fの円錐面と他のプラグ4の電極rの外周
部とが完全に平行にならない場合も充分ある。このよう
に平行関係が崩れると、ギャップhが第7図のごと<x
、yというように最大、最小寸法部分が生じることにな
る。このX。
ならびにプラグ4の電14fの円錐面の加工精度によっ
て、この電極fの円錐面と他のプラグ4の電極rの外周
部とが完全に平行にならない場合も充分ある。このよう
に平行関係が崩れると、ギャップhが第7図のごと<x
、yというように最大、最小寸法部分が生じることにな
る。このX。
yの寸法差を0.1鶴以内に収めないと電極「に円錐面
を形成した意味がなくなる。従って、x、yの寸法差を
0.11■以内に収めるにはθ、θ1の関係は第6図の
p、qで表わす範囲内にすることが必要であることを確
認した。線p、qは計算式によると実際は放物線となる
が、直線に近く直線と見なして線p、qの関係式を導き
出すと、p;θ−7/3・θ、q;θ−5/3・θ1と
なる。(但し、電@f、fの径は1鶴である。)従って
、角度θを5/3・θ1≦θ≦7/3θlの範囲内に設
定することによって、電極fの円錐面と他のプラグ4の
電極fの外周部とをほぼ平行(7) にすることができる。
を形成した意味がなくなる。従って、x、yの寸法差を
0.11■以内に収めるにはθ、θ1の関係は第6図の
p、qで表わす範囲内にすることが必要であることを確
認した。線p、qは計算式によると実際は放物線となる
が、直線に近く直線と見なして線p、qの関係式を導き
出すと、p;θ−7/3・θ、q;θ−5/3・θ1と
なる。(但し、電@f、fの径は1鶴である。)従って
、角度θを5/3・θ1≦θ≦7/3θlの範囲内に設
定することによって、電極fの円錐面と他のプラグ4の
電極fの外周部とをほぼ平行(7) にすることができる。
なお、上記関係式は2つのプラグ4.4の取付角度θ、
が90°までのものを示しているが、θ1が90°から
180°の場合は 360°−7/3θ!≦θ≦360°−5/3θ1とな
る。(但し、電極f、fの径は1fiである。)第8図
は本発明の他の実施例を示すものである。
が90°までのものを示しているが、θ1が90°から
180°の場合は 360°−7/3θ!≦θ≦360°−5/3θ1とな
る。(但し、電極f、fの径は1fiである。)第8図
は本発明の他の実施例を示すものである。
この実施例によれば、2つのプラグ4.4の各々の電極
f、fの先端を円錐形状に形成したものである。
f、fの先端を円錐形状に形成したものである。
かかる実施例のように両方のプラグ4.4の電極f、f
に円錐面を形成した際には、前述した第7図のギャップ
hの寸法差(X Y)ヲ0.1w議以内に収めるため
の取付角度θ1、円錐面の頂角θ(2つのプラグ4.4
の互いのθは同一)の関係は第9図のp、qの線間範囲
内であることがわかった。ちなみに、p;θ=7/6θ
1、θ−778θ1である。wAtは上記のx−yの差
がゼロ、即ち両電極f、fの円錐面が完全に平行である
ことを示しており、これはθ−θ亀である。
に円錐面を形成した際には、前述した第7図のギャップ
hの寸法差(X Y)ヲ0.1w議以内に収めるため
の取付角度θ1、円錐面の頂角θ(2つのプラグ4.4
の互いのθは同一)の関係は第9図のp、qの線間範囲
内であることがわかった。ちなみに、p;θ=7/6θ
1、θ−778θ1である。wAtは上記のx−yの差
がゼロ、即ち両電極f、fの円錐面が完全に平行である
ことを示しており、これはθ−θ亀である。
(8)
ところで、以上述べた2つのプラグ4.4を用いた場合
に好適な点火回路を説明する。
に好適な点火回路を説明する。
第10図がその回路図である。第10図において、この
第1O図では単気筒2サイクルガソリン内燃機関を有す
る車両、即ちオートバイに適用する点火装置の電気回路
を示している。同図において、電源1 (バッテリー)
の正極はイグニッシせンコイル3の1次巻線3aに電気
的に接続され、かつこの1次巻線3aはブレーカ2を介
して電源1の負極側に電気的に接続されている。一方、
イグニノシコンコイル3の2次5IJ13bの両端には
スパークプラグ4の電極fが各々電気的に接続されてい
る。このプラグ4の2つの電極fは内燃機関の燃焼室5
内に裸出しており、両者の間で火花放電用のスパークギ
ャップを形成している。プラグ402つの電極fは内燃
機関には電気的に接続されておらず、結果的に車両ボデ
ィー(オートバイのシャーシー)に接続(アース)され
ていない構成となっている。なお、第10図中における
内燃機関のアース回路は一般的なアース回路を示してお
(9) す、上記電極fがアースされていることを示すものでは
ない。
第1O図では単気筒2サイクルガソリン内燃機関を有す
る車両、即ちオートバイに適用する点火装置の電気回路
を示している。同図において、電源1 (バッテリー)
の正極はイグニッシせンコイル3の1次巻線3aに電気
的に接続され、かつこの1次巻線3aはブレーカ2を介
して電源1の負極側に電気的に接続されている。一方、
イグニノシコンコイル3の2次5IJ13bの両端には
スパークプラグ4の電極fが各々電気的に接続されてい
る。このプラグ4の2つの電極fは内燃機関の燃焼室5
内に裸出しており、両者の間で火花放電用のスパークギ
ャップを形成している。プラグ402つの電極fは内燃
機関には電気的に接続されておらず、結果的に車両ボデ
ィー(オートバイのシャーシー)に接続(アース)され
ていない構成となっている。なお、第10図中における
内燃機関のアース回路は一般的なアース回路を示してお
(9) す、上記電極fがアースされていることを示すものでは
ない。
上記した回路による利点を述べる。スパークプラグ4の
1方の端子aにプラスの電圧、他方の端子aにマイナス
のいわゆる逆極性の電圧を印加すると、スパークギャッ
プhで放電し混合気に着火する。上記実施例ではプラグ
4と2次巻線3bとから成る高電圧回路が車両ボディー
より浮いた構成であるため、放電時の電圧はプラグの電
極を車両ボディーに電気的に接続した従来周知例に比較
し車両ボディーから見て1/2の電圧となる。この結果
スパークプラグ4などの高電圧部品は1/2の耐電圧が
あればよいことになる。
1方の端子aにプラスの電圧、他方の端子aにマイナス
のいわゆる逆極性の電圧を印加すると、スパークギャッ
プhで放電し混合気に着火する。上記実施例ではプラグ
4と2次巻線3bとから成る高電圧回路が車両ボディー
より浮いた構成であるため、放電時の電圧はプラグの電
極を車両ボディーに電気的に接続した従来周知例に比較
し車両ボディーから見て1/2の電圧となる。この結果
スパークプラグ4などの高電圧部品は1/2の耐電圧が
あればよいことになる。
次に、実験により上記点火回路の優れた効果の一例を説
明する。
明する。
実験は2サイクル、50 c、cのガソリン内v8機関
を使用して行った。試料の取り付けは第5図、第11図
に示す。なお、第5図の点火回路は第10図、第11図
の点火回路は第12図である。なお、第11図において
、eは接地電極を示す。
を使用して行った。試料の取り付けは第5図、第11図
に示す。なお、第5図の点火回路は第10図、第11図
の点火回路は第12図である。なお、第11図において
、eは接地電極を示す。
(10)
第13図にかかる結果を示しており、条件はチョーク弁
を全開(2000r、p、m )にして運転し、内P機
関が停止するまでの時間を分(min )で示しである
。この結果から到る様に、従来周知の点火回路を用いる
と、短時間により運転不能となり、性能を全く確保でき
ないのが判る。一方、第10図の点火回路を用いると、
大幅な性能改善ができる。このように、性能が改善され
るのは放電時に於てもイグニッションコイルの高電圧回
路の1部に従来のように車両ボディーを含まず車両ボデ
ィーと絶縁された回路のみで高電圧回路を構成するため
に得られたものである。
を全開(2000r、p、m )にして運転し、内P機
関が停止するまでの時間を分(min )で示しである
。この結果から到る様に、従来周知の点火回路を用いる
と、短時間により運転不能となり、性能を全く確保でき
ないのが判る。一方、第10図の点火回路を用いると、
大幅な性能改善ができる。このように、性能が改善され
るのは放電時に於てもイグニッションコイルの高電圧回
路の1部に従来のように車両ボディーを含まず車両ボデ
ィーと絶縁された回路のみで高電圧回路を構成するため
に得られたものである。
耐汚損性に優れる点を更に詳しく説明すると、一般的に
点火装置の汚損特性は第14図のような漏洩特性として
表わされるが、従来周知の第12図の点火装置と第10
図の点火装置を比較してみると、従来周知の点火装置を
示す第15図のX端子とアース間の電圧は第14図のA
の如くなるのに対し、第16図のM−P間の電圧はRl
+ R2(Ell低抵抗の一方のみの絶縁が低下する
場合は第14図のDの如くになり、R1,R2が同様に
絶縁低下した場合は第14図のBとなる。即ち、放電時
の電圧が15KVの場合を仮定すると、従来周知の点火
装置ではIMΩで失火を発生ずるのに対し、第10図の
点火装置では0.5 MΩでも失火を発生しないことが
判る。即ち、普通のイグニッションコイルでも容量放電
式点火装! (C,D、I )に近い特性が得られる。
点火装置の汚損特性は第14図のような漏洩特性として
表わされるが、従来周知の第12図の点火装置と第10
図の点火装置を比較してみると、従来周知の点火装置を
示す第15図のX端子とアース間の電圧は第14図のA
の如くなるのに対し、第16図のM−P間の電圧はRl
+ R2(Ell低抵抗の一方のみの絶縁が低下する
場合は第14図のDの如くになり、R1,R2が同様に
絶縁低下した場合は第14図のBとなる。即ち、放電時
の電圧が15KVの場合を仮定すると、従来周知の点火
装置ではIMΩで失火を発生ずるのに対し、第10図の
点火装置では0.5 MΩでも失火を発生しないことが
判る。即ち、普通のイグニッションコイルでも容量放電
式点火装! (C,D、I )に近い特性が得られる。
このことは、従来周知の点火装置は漏洩抵抗Rがスパー
クギャップの短絡回路を形成するのに対し、第10図の
点火装置では前記したようにプラグとイグニッションコ
イルとより成る高電圧回路は車両ボディーから電気的に
絶縁された回路となっているために、漏洩抵抗R1又は
R2の一方のみではスパークギャップの短絡回路は形成
されず、漏洩抵抗RI+R2が直列的に結合されてはじ
めて短絡回路が形成されるためこのような優れた効果が
得られるものである。
クギャップの短絡回路を形成するのに対し、第10図の
点火装置では前記したようにプラグとイグニッションコ
イルとより成る高電圧回路は車両ボディーから電気的に
絶縁された回路となっているために、漏洩抵抗R1又は
R2の一方のみではスパークギャップの短絡回路は形成
されず、漏洩抵抗RI+R2が直列的に結合されてはじ
めて短絡回路が形成されるためこのような優れた効果が
得られるものである。
次に、第17図に電波雑音を測定した結果を示す。試料
は前述と同じである。この結果から第10図の点火装置
では、電波雑音強度は第17図Eの如くになり、従来の
Fに比べて雑音電波を低下させる優れた効果を持ってい
ることが判る。この結果の原因としては、スパークプラ
グの放電時の電圧が車両ボディーから見て従来周知の点
火装置の1/2と低下させ得たこと、ならびにスパーク
プラグに正、負の電圧を印加していることが相俟って電
流の方向が2本のハイテンションコードで逆方向になる
効果も併せて得られたものと考えられる。
は前述と同じである。この結果から第10図の点火装置
では、電波雑音強度は第17図Eの如くになり、従来の
Fに比べて雑音電波を低下させる優れた効果を持ってい
ることが判る。この結果の原因としては、スパークプラ
グの放電時の電圧が車両ボディーから見て従来周知の点
火装置の1/2と低下させ得たこと、ならびにスパーク
プラグに正、負の電圧を印加していることが相俟って電
流の方向が2本のハイテンションコードで逆方向になる
効果も併せて得られたものと考えられる。
高電圧回路は車両ボディーから電気的に絶縁されている
ため、高電圧回路と車両ボディー間に形成されるキャパ
シタンス(浮遊分布容量)成分を介して高電圧回路内の
高周波数電流が車両ボディーに直接的に流れることが少
なくなるため、車両ボディーから直接的に発生する電波
は少なくなり、電波は高電圧回路内の高周波電流のみか
ら主として発生し、この電波を前記車両ボディーが補足
し車両ボディー内各部分で電波のエネルギーを熱エネル
ギーに変換することができる。いいかえれば、高電圧回
路とは絶縁された車両ボディーが電波吸(13) 取材の作用をなし、結果的I5こ車両外部に到る電波は
弱くなり、車外のテレビやラジオに与える電波障害が緩
和されるとともに、車両内に設置された電子機器に電波
障害を与えることも少なくなる。
ため、高電圧回路と車両ボディー間に形成されるキャパ
シタンス(浮遊分布容量)成分を介して高電圧回路内の
高周波数電流が車両ボディーに直接的に流れることが少
なくなるため、車両ボディーから直接的に発生する電波
は少なくなり、電波は高電圧回路内の高周波電流のみか
ら主として発生し、この電波を前記車両ボディーが補足
し車両ボディー内各部分で電波のエネルギーを熱エネル
ギーに変換することができる。いいかえれば、高電圧回
路とは絶縁された車両ボディーが電波吸(13) 取材の作用をなし、結果的I5こ車両外部に到る電波は
弱くなり、車外のテレビやラジオに与える電波障害が緩
和されるとともに、車両内に設置された電子機器に電波
障害を与えることも少なくなる。
第18図〜第19図は第10図の変形例における電気結
線図を示すものである。この各変形例について説明する
と、第18図は2気筒を有する内燃機関に適用したもの
で、これは2つのイグニッションコイル3.3を用い、
スパークプラグ4を介して両コイル3.3の2次巻線3
b、3bを電気的に接続してあり、各コイル3.3に同
時に高電圧を発生させる構成としである。
線図を示すものである。この各変形例について説明する
と、第18図は2気筒を有する内燃機関に適用したもの
で、これは2つのイグニッションコイル3.3を用い、
スパークプラグ4を介して両コイル3.3の2次巻線3
b、3bを電気的に接続してあり、各コイル3.3に同
時に高電圧を発生させる構成としである。
第19図は各気筒のプラグ4を1つのイグニ・ノシゴン
コイル3の2次巻線3bに直列関係に接続したものであ
る。
コイル3の2次巻線3bに直列関係に接続したものであ
る。
この第18図および第19図のものは2つのプラグ4.
4で同時に火花放電を発生させ、一方をいわゆる捨て火
とするものである。
4で同時に火花放電を発生させ、一方をいわゆる捨て火
とするものである。
本発明は前述の実施例に限定されることはなく、次のよ
うに種々の変形が可能であることは勿論で(l 4) ある。
うに種々の変形が可能であることは勿論で(l 4) ある。
(1)内燃機関の1つの燃焼室内に4つのプラグを設け
てギヤノブ数を2つ形成してもよい。
てギヤノブ数を2つ形成してもよい。
(2)イグニッションコイルの2次巻線とスパークプラ
グの2つの電極とより成る高電圧回路の途中にディスト
リビュータを電気的に接続しても勿論よい。
グの2つの電極とより成る高電圧回路の途中にディスト
リビュータを電気的に接続しても勿論よい。
(3)ディストリビュータを持たないダイオード分配型
点火装置(例えば特開昭5O−43327)にも第10
図の考えを適用できる。
点火装置(例えば特開昭5O−43327)にも第10
図の考えを適用できる。
(4)本発明は4気筒を持った内燃機関用点火装置にも
適用できる。
適用できる。
(5)本発明はオートバイに限らず、あらゆる用途の内
燃機関に適用できることは言うまでもない。
燃機関に適用できることは言うまでもない。
(6)第1O図、第18図、および第19図はバッテリ
一点火式であるがマグネト点火式でもよい。
一点火式であるがマグネト点火式でもよい。
(7)2つのスパークプラグ4.4のいずれが一万゛を
車両ボディーに電気的に接続するようにしても本発明の
所期の目的は達成できる。
車両ボディーに電気的に接続するようにしても本発明の
所期の目的は達成できる。
(8)電極fの先端は円錐台形状としても勿論よい。
以上詳述したごとく、本発明においては次に列挙する効
果を奏する。
果を奏する。
(1)2つのプラグの各電極間に電界の極端な集中を抑
えることができ、その結果放電々圧のばらつき並びに電
極の異常摩耗を回避することができる。
えることができ、その結果放電々圧のばらつき並びに電
極の異常摩耗を回避することができる。
(2)電極間のスパークギャップの形成が容易である。
(3)電極の円錐面の存在によって表面積が増大し、従
って電極の温度を上昇させることができ、ギヤツブ間の
放電々圧を低くできる。
って電極の温度を上昇させることができ、ギヤツブ間の
放電々圧を低くできる。
第1図は従来例を示す部分断面図、第2図は第1図の発
展形を示す火花放電部分の図、第3図および第4図は本
発明におけるスパークプラグを示す断面図、第5図は本
発明装置の一実施例を示す部分断面図、第6図は第5図
に示す本発明の作用説明に供する特性図、第7図は本発
明の作用説明に供する火花放電部分の図、第8図は本発
明の他の実施例を示す部分断面図、第9図は第8図に示
す本発明の作用説明に供する特性図、第10図は本発明
を用いた点火回路の一例を示す電気結線図、第11図は
本発明の作用説明に供する部分断面図、第12図は本発
明の作用説明に供する電気結線図、第13図および、第
14図は本発明の作用説明に供する特性図、第15図お
よび第16図は本発明の作用説明に供する電気結線図、
第17図は本発明の作用説明に供する特性図、第18図
および第19図は本発明を用いた点火回路の他の例を示
す電気結線図である。 4・・・スパークプラグ、5・・・燃焼室、6・・・シ
リンダヘッド、5・・・電極。 代理人弁理士 岡 部 隆 (17) 41 第1図 第3図 第2図 第4図 第5図 412− 第6図 第7図 手続補正書 昭和58年 5月31日 特許庁長官 殿 2発明の名称 内燃機関用点火装置 3禎正をする者 事件との関係 特許出願人 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 (426)日本電装株式会社 代表者 戸田憲吾 4代 理 人 〒448 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地5禎正の
対象 明細書の特許請求の範囲の欄、および発明の詳細な説明
の欄。 (11明細書の特許請求の範囲を別紙のとおり訂正する
。 (2)同書第8頁第3行の[θ1が90°ま、でのもの
を示しているが、]を「θ1が0°くθ1≦90°の範
囲を示しているが、」に訂正する。 (3)同書第8頁第3行乃至回書第6行の[θ1が90
°から180°・・・となる。」を次のように訂正する
。 「θ1が90°〈θI<180°の範囲の場合は、5/
3・ (180°−01)≦θ≦7/3・(180°−
θI)となる。、」 (4)同書第8頁第20行の「θ=θ直である。」/ の後に次の文を追加する。 「そして、Q’<01≦180”のとき7/8・θ1≦
θ〈αである。但し、α−7/6・θ1であり、もし1
80°−αく0°ならばα=tSO°とする。」 2、特許請求の範囲 (1)単一の直棒形電極を有したスパークプラグを21
11備え、このプラグのうち少なくともいずれか−・方
のプラグの611記電極先端を、円錐形もしくは円錐台
形の形状に設定し、この一方のプラグの電極のn;1記
形状部と前記他方のプラグの電極の外周部とが互いに略
平行関係に対向してスパークギャップを形成するように
して前記両プラグを内燃機関に取付けた内燃機関用点火
装置。 (2)前記電極の先端が前記形状に設定されたプラグが
一方のみの場合において、前記両プラグ間の取付角度を
01、前記電極の前記形状部の頂角をし′Cある特許請
求の範囲+11記載の内燃機関用点火装置。 +31 nil記電極電極端が前記形状に設定されたプ
ラグが両方の場合において、このプラグ間の取付角度を
θ1、前記艮電極の前記形状部の頂角束吐に等しくθと
したとき、0°〈θl≦180°のある特許請求の範囲
111記載の内燃機関用点火装置。
展形を示す火花放電部分の図、第3図および第4図は本
発明におけるスパークプラグを示す断面図、第5図は本
発明装置の一実施例を示す部分断面図、第6図は第5図
に示す本発明の作用説明に供する特性図、第7図は本発
明の作用説明に供する火花放電部分の図、第8図は本発
明の他の実施例を示す部分断面図、第9図は第8図に示
す本発明の作用説明に供する特性図、第10図は本発明
を用いた点火回路の一例を示す電気結線図、第11図は
本発明の作用説明に供する部分断面図、第12図は本発
明の作用説明に供する電気結線図、第13図および、第
14図は本発明の作用説明に供する特性図、第15図お
よび第16図は本発明の作用説明に供する電気結線図、
第17図は本発明の作用説明に供する特性図、第18図
および第19図は本発明を用いた点火回路の他の例を示
す電気結線図である。 4・・・スパークプラグ、5・・・燃焼室、6・・・シ
リンダヘッド、5・・・電極。 代理人弁理士 岡 部 隆 (17) 41 第1図 第3図 第2図 第4図 第5図 412− 第6図 第7図 手続補正書 昭和58年 5月31日 特許庁長官 殿 2発明の名称 内燃機関用点火装置 3禎正をする者 事件との関係 特許出願人 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 (426)日本電装株式会社 代表者 戸田憲吾 4代 理 人 〒448 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地5禎正の
対象 明細書の特許請求の範囲の欄、および発明の詳細な説明
の欄。 (11明細書の特許請求の範囲を別紙のとおり訂正する
。 (2)同書第8頁第3行の[θ1が90°ま、でのもの
を示しているが、]を「θ1が0°くθ1≦90°の範
囲を示しているが、」に訂正する。 (3)同書第8頁第3行乃至回書第6行の[θ1が90
°から180°・・・となる。」を次のように訂正する
。 「θ1が90°〈θI<180°の範囲の場合は、5/
3・ (180°−01)≦θ≦7/3・(180°−
θI)となる。、」 (4)同書第8頁第20行の「θ=θ直である。」/ の後に次の文を追加する。 「そして、Q’<01≦180”のとき7/8・θ1≦
θ〈αである。但し、α−7/6・θ1であり、もし1
80°−αく0°ならばα=tSO°とする。」 2、特許請求の範囲 (1)単一の直棒形電極を有したスパークプラグを21
11備え、このプラグのうち少なくともいずれか−・方
のプラグの611記電極先端を、円錐形もしくは円錐台
形の形状に設定し、この一方のプラグの電極のn;1記
形状部と前記他方のプラグの電極の外周部とが互いに略
平行関係に対向してスパークギャップを形成するように
して前記両プラグを内燃機関に取付けた内燃機関用点火
装置。 (2)前記電極の先端が前記形状に設定されたプラグが
一方のみの場合において、前記両プラグ間の取付角度を
01、前記電極の前記形状部の頂角をし′Cある特許請
求の範囲+11記載の内燃機関用点火装置。 +31 nil記電極電極端が前記形状に設定されたプ
ラグが両方の場合において、このプラグ間の取付角度を
θ1、前記艮電極の前記形状部の頂角束吐に等しくθと
したとき、0°〈θl≦180°のある特許請求の範囲
111記載の内燃機関用点火装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11単一の直棒形電極を有したスパークプラグを2個
備え、このプラグのうち少なくともいずれか一方のプラ
グの前記電極先端を、円錐形もしくは円錐台形の形状に
設定し、この一方のプラグの電極の前記形状部と前記他
方のプラグの電極の外周部とが互いに略平行関係に対向
してスパークギャップを形成するようにして前記両プラ
グを内燃機関に取付けた内燃機関用点火装置。 (2)前記電極の先端が前記形状に設定されたプラグが
一方のみの場合において、前記両プラグ間の取付角度を
θ1、前記電極の前記形状部の頂角をθとしたとき、 0°〈90°では5/3・θ1≦θ≦7/3・θ190
°〈180°では(360°−7/3・θ1)≦θ≦(
360°−5/3・θ1) の関係を満足するようにしである特許請求の範囲(1) (11記載の内燃機関用点火装置。 (3)前記電極の先端が前記形状に設定されたプラグが
両方の場合において、このプラグ間の取付角度をθ■、
前記電極の前記形状部の頂角をθとしたとき、 0°くθ1≦180′″で7/8・θ暑≦θ≦7/6・
θI (但し、両プラグの電極の頂点θは同一)の関係
を満足するようにしである特許請求の範囲+11記載の
内燃機関用点火装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11095282A JPS59886A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 内燃機関用点火装置 |
US06/501,765 US4557229A (en) | 1982-06-07 | 1983-06-06 | Ignition apparatus for internal combustion engines |
US06/792,923 US4658774A (en) | 1982-06-07 | 1985-10-30 | Ignition apparatus for internal combustion engines |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11095282A JPS59886A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 内燃機関用点火装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59886A true JPS59886A (ja) | 1984-01-06 |
Family
ID=14548695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11095282A Pending JPS59886A (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-28 | 内燃機関用点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59886A (ja) |
-
1982
- 1982-06-28 JP JP11095282A patent/JPS59886A/ja active Pending
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