JPS5987038A - 発熱性または吸熱性化学反応工程用反応器 - Google Patents

発熱性または吸熱性化学反応工程用反応器

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JPS5987038A
JPS5987038A JP58186679A JP18667983A JPS5987038A JP S5987038 A JPS5987038 A JP S5987038A JP 58186679 A JP58186679 A JP 58186679A JP 18667983 A JP18667983 A JP 18667983A JP S5987038 A JPS5987038 A JP S5987038A
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アリエ・ロデウエイク・モス
フランシスクス・ヘンリクス・ヨゼフス・ブツケムス
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、反応用空間と、少なくとも2種の反応成分の
入口と、反応生成物の出口とを有し、反応Sp度をでき
るだけ一定に保って発熱性または吸熱性の化学反応を実
施するための反応器に関するものである。
発熱性または吸熱性の化学反応工程を実施する場合には
、反応器内の温度を比較的狭い温度範囲内の値に保って
、できるだけ具合よく反応を進行させることが一般に重
りとである。また、主生成物の収津を高めかつ副生成物
の生成を抑制するために、泳加された反応成分全速やか
に混合して均質に分布させることも重要である。さらに
、この反応器はコンノ2クトに設計りれ、かつ保守や修
理のために容易に分解できるものであるべきである。
既存の反応器では、操作を具合よく行うために大規模な
測定・制御装置を設置することが必要であり、そのため
にかなり費用がかかることがしばしば経験されている。
本発明の反応器は前記の欠点を有さす、すなわちこれは
既述の条件をみたす比較的簡単な構造の反応器である。
前記の目的の達成のために作られた本発明の反応器の%
徴は、反応用空間内に、相互に連通した複数の反応段(
reactor stages)が設けられていて、反
応流(reaction stream)がこれを順次
通過して流れ、各反応段は複数の反応成分案内手段を有
し7、かつ各反応段には、少なくとも1種の反応成分を
注入するための注入用開口が少なくとも1つ設置されて
いることである。
本発明の反応器の好ましい1具体例で(d1反反応分案
内手段は半径方向に配置されたkik体(lame l
 lae )である。−次に、本発明について添附図面
参照下に一層詳細に説明する。添附図面は、本発明の反
応器の1具体例の縦断面図(軸方向断面図)である。図
面記載の反応器では、反応成分案内手段が半径方向に配
置された層状体である。
図面記載の反応器は、その縦方向の中心軸が垂直方向に
のびるような設置態様で設置されたものでわるけれども
、このことは決して満足な操作を行うための必須条件で
はないことが理解されるであろう。この反応器は種々の
設置態様で設置でき、たとえば、その中心軸が水平方向
にのびるような設置3態様で設置することも可能である
添附図面に記載の反応器は円筒形の外殻1を有し、その
片方の末端部は掩蓋2を有し、その反対側の床端部は掩
蓋3を有する。外殻1の中に内殻4が配置されるが、こ
の内殻4は、外殻1と内殻4との開に環状空間5を確実
に存在させるように配置される。内殻4の片方の末端部
には末端プレー)675:配置され、その反対側の末端
部には末端プレート7が配置きれる。末端プレート6は
多数(たとえば8個)の開口8を有し、末端プレート7
もまた多数(たとえば20個)の開口9を有する。反応
用空間10は、内殻4とプレート6および7とによって
包囲された空間である。
掩蓋2は比較的熱い第1反応分分の入口11を有し、こ
の第1反応分分が入口11から反応器に入り、掩蓋2と
プレート6との間の空間12を通過し、次いで開口8を
通過して反応用空間10内に流入できるようになってい
る。
掩蓋3は生成物の出口13を梅し、したがって、反応用
空間10で生じた生成物はこの反応用空間10から開口
9を通過して流れ、掩蓋3と末端プレート7との間の空
間14を通過し、次いで生成物の出口13を杼て流出で
きるようになっている。
掩蓋3にはまた第2反化成分の入口15も設けられてお
り、この人口15は中央導入管16と通じている。中央
導入管16の末端部17は閉鎖されている。
外殻1は、比較的低い温度で供給すべき第1反応分分の
入口18を有する。入口18は環状空間5と通じている
反応用空間10は多数の反応段20に分けられている。
これらの反応段20は互いに順次つながっている。しか
して反応段20は、半径方向に配置された複数の反応成
分案内手段たとえば層状体21および22を有する。層
状体21は中央導入管1Gと接しているが、内殻4には
接していない。
一方、層状体22は内殻4に接しているが、中央導入管
16には接していない。層状体21および層状P:22
は交互に配列されており、そしてこれによって、反応用
空間10の中にジグザク通路が作られている。
内殻4の中の大抵の反応段20に、あるいはすべての反
応段20に、少なくとも1つの注入用開口23が設けら
れているが、この開口23は比較内冷い県1反応分分を
反応段20の中に入れるだめの入口でろる。
注入用開口23の各々は適当な直径、たとえば1−30
の範囲内の直径を有するものであるべきである。記載の
簡略化のために、添附図面にはごく少融の注入用開口2
3が示されているだけである。しかし実際には反応段2
0において1段車シの注入用開口23の数はたとえば:
0−25個であシ得る。
各反応段20にはさらに、第2反化成分を注入するため
の注入用開口24が少くとも1つ設けられている。注入
用開口24の存在位置は中央導入管!6の壁部である。
記載の簡略化のために、添附図面にはごく少数の開口2
4のみが記しされているだけである。しかし実際には反
応段20(でおいて1段当9の注入用開口24の数は種
々変えることができ、たとえば8−12個であり得る。
注入用開口24は適当な直径を有し、たとえば1〜2w
1の範囲内の直径を有するものであるべきである。
次に、本発明の反応器の操作について説明する。
比較的熱い第1反応分分は入011を通じて供給する。
この熱い第1反応分分は入口11から入つて空間12を
通9、開口8を通過して反応用空間10の中に入る。層
状体21と層状体22とが交互に配置されているから、
この第1反応分分は1連の反応段20の甲のジグザク通
路を通過する。
第2反化成分は入口15から供給され、この人口15か
ら中央導入管16および注入用開口24を経て各反応段
20に流入する。第2反化成分は比較的小さい注入用開
口24を高速で、好ましくは臨界速度で通過して各反応
段20尾注入されるので、矢2反応分分と第1反応分分
とが速やかにかつ烈し、く混合されるのである。第1反
応分分はまた人口18からも供給されるが、この供給は
比較的低い温度において行われる。この比較内冷い第1
反応分分は、入口18から環状空間5および小さい注入
用開口23を経て反応段20のすべてまたはその大部分
に流入する。比較内冷い第1反応分分は高速度で、好ま
しくは臨界速度で比較的小さい注入用開口23を経て、
対応する反応段20に注入されるから、この比較内冷い
第】反応成分は、反応段20の中に既に存在する比較的
熱い第1反応成分、第2反応成分および反応生成物と速
やかにかつ烈しく混合されるのである。この添加は比較
的低い温度において行うことが必要である。
なぜならば、もしそうしない場合には、温度が第1反応
成分と第2反応成分との発熱反応における所望温度範囲
内の値にならないからである。
各反応段20における殻4上の位置の温度は反応のため
に上昇するが、この温度は、前記の比較的低い温度の第
1反応成分の注入によって下げることができるてあろう
各反応段20はそれぞれ2つの区域に分けることができ
、すなわち第1区域(5)と第2区域(B)とに分ける
ことができ、しかして第1区域(A)け開口24から開
口23までの区域であって、ここでは主として第1反応
成分と第2反応成分との反応が起るのである。第2区域
ω)は開口23から開口24までの区域であって、この
区域では反応は全く起らず、なたは実質的に起らず、そ
の代りに、ここでは主として反応混合物の冷却が行われ
るのである。
反5成分が1連の種々の反応段20を通過して所望反応
が終了した後には、そこで生じた反応生成物は開口9お
よび空間14内を流動通過し、真後に該生成物はその出
口13を介して反応器から排出きれる。
注入用開口23および24を介しての注入は高速度好ま
しくは臨界速度で行われ、したがってその速辰差は大き
く、そのためにこれらの反応成分の混合が充分速やかに
、かつ充分緊密に行われる。
一連の注入口において、各注入口とその次の注入口との
間の区域における反応混合物の滞留時間をは(p9一定
の時間たとえば100 msにするために、層状体間距
離(すなわち成層状体とその次の層状体との間の距離)
は、生成物の出口13への方向に向かって段々大きくな
るようにし、たとえば20隨から最高78罰へと段々大
きくなるようにする。
この反応器を或吸熱反応の実施のために使用する場合に
は、入口11を通じて供給される第1反応成分は比較的
低い温度のものでおるべぎであシ、一方、開口23から
の注入は比較的高い温度で行われるべきであるが、この
ことは、当県右には容易に理解され得るであろう。
本発明の反応器はアリルクロライド法の実施のために特
に有利に使用できる。このアリルクロライド法は次の如
〈実施できる。比較的熱い第1反応成分として温度約4
50℃のプロペンを使用しく入口11から供給する)、
第2反応成分として塩素を使用しく入口15から供給す
る)、そして、比較内冷い第1反応成分として温度約1
0−20℃のプロペンを使用する(入口18から供給す
る〕。
この場合には、本発明の反応器をほぼ一定の温度(48
0−520℃)に保つ。前記の2種の反応成分すなわち
プロペンおよび塩素は反応器内に均質に分布し、副生成
物の生成は僅かである。しかも、有用な副生成物だけ力
生ずる。
大発明の反応器の前記具体例では、反応成分案内手段は
半径方向に配似された層状体である。このユ゛シ1層状
体の代りに、彰方向にのびる層状体を用いることも可能
である。
もし所望ならば、層状体21および/または層状体22
を、反応器内に設置された適渦な保持体にC6,3示ぜ
ず)取付けることもできる。
4、旧KCln3茸−な説明 添附図面(仁、本発明の反応器の1具体例の縦断面図で
るる。
1・・・夕i殻; 2および3・・・Jii;  4・
・・内殻;5・・・現状空間; 6および7・・・末端
プレート;8および9・・・開口;10・・・反応用空
間;  11,18・・・第1反応成分の入口;12お
よび14・・・空間;13・・・生成物の出口;15・
・・第2反応成分の入口;l6・・・中央導入管;17
・・・末端部;20・・・反応段;21および22・・
・層状体;23および24・・・注入用開口。
代理人弁理士今  村   元

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)反応温度をできるだけ一定に保って発熱性または
    吸熱性化学反応を実施するだめの反応器において、反応
    用空間と、少なくとも2つの反応成分の入口と、反応生
    成物の出口とを有し、前記の反応用空間には相互に連通
    した複数の反応段が設けられていて、反応流がこの反応
    段を順次通過できるようになっており、各反応段は複数
    の反応成分案内手段を有し、かつ各反応段には、少なく
    とも1つの反応成分を注入するための注入用開口が少な
    くとも1つ設けられていることを特徴とする反応器。
  2. (2)反応成分案内手段が、半径方向に配置された層状
    体である特許請求の範囲第1項記載の反応器。
  3. (3)層状体間距離が反応生成物の出口の方向に向かっ
    て増大するように構成した特許請求の範囲第2頃記数の
    反応器。
  4. (4)注入用関口を、反応軸に対向する反応段の側部に
    配置した特許請求の範囲第1項乃至第3項ついずれ〃)
    に記載の反応器。
  5. (5) ゴ0反応段当りの注入用開口の数が8−12個
    でちる特許請求の範囲第八項記載の反応器。
  6. (6)反Z器の周縁部に対向する側部を有するすべての
    反応段または大抵の反応段の該側部に、少々くとも1つ
    の注入用開口を設け、この開口をと 比収的冷い反応成分の導入のために使用できるように構
    成した特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記
    載の反応器。
  7. (7)1反応段蟲りの注入用開口の数が10−25個で
    おる特許請求の範囲第6項記載の反応器。
  8. (8)反応段の数が10−25段である特許請求の範囲
    第1項乃至第7項のいずれかに記載の反応器。 1−
  9. (9)比較的扉チ反応成分のための一連の注入用開口が
    、生成物の出口の方に向かって見た場合、第2反応成分
    のだめの一連の注入用開口の間の位置に存在する特許請
    求の範囲第6項乃至M8項のいずれかに記載の反応器。 (H)  各反応段において2つの層状体が反応器の内
    殻に接しており、この2つの層状体の間に存在する別の
    層状体が、反応器の中央導入管に接するように構成した
    特許請求の範囲第2項乃至第9項のいずれかに記載の反
    応器。 aυ ゾロペンを第1反応成分として使用し、塩素を第
    2反応成分として使用することを包含するアリルクロラ
    イド法に使用される特許請求の範囲第1項乃至第10項
    のいずれ2八に記載の反応器。
JP58186679A 1982-10-07 1983-10-05 発熱性または吸熱性化学反応工程用反応器 Pending JPS5987038A (ja)

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NL8203894 1982-10-07
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EP (1) EP0107215B1 (ja)
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