JPS59857Y2 - プリズムトリツケコウゾウ - Google Patents

プリズムトリツケコウゾウ

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Publication number
JPS59857Y2
JPS59857Y2 JP1973101545U JP10154573U JPS59857Y2 JP S59857 Y2 JPS59857 Y2 JP S59857Y2 JP 1973101545 U JP1973101545 U JP 1973101545U JP 10154573 U JP10154573 U JP 10154573U JP S59857 Y2 JPS59857 Y2 JP S59857Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prism
mounting
horizontal
vertical
mounting plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP1973101545U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5048522U (ja
Inventor
豪 岡野
Original Assignee
日本ビクター株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本ビクター株式会社 filed Critical 日本ビクター株式会社
Priority to JP1973101545U priority Critical patent/JPS59857Y2/ja
Publication of JPS5048522U publication Critical patent/JPS5048522U/ja
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Publication of JPS59857Y2 publication Critical patent/JPS59857Y2/ja
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  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はビデオカメラなどにおけるプリズム取付構造に
係り、プリズム取付面に対して着脱自在に且つ分岐光軸
の向きを調整し得る如く容易且つ確実に取り付けること
ができるプリズム取付構造を提供することを目的とする
従来、ビデオカメラにおいてプリズムをその取付面に取
り付ける場合は接着剤を用いてプリズムをその取付面に
取り付けていた。
従って取付後において分岐光軸の向きがビジコンの軸線
に対してずれた場合にその調整を行なうことができない
ので、その取り付は時における位置設定に高精度が要求
されると共に、プリズムを損傷した場合これを交換する
ことができず、しかも取り付けに多くの時間を要し生産
性が悪などの欠点があった。
本考案は上記欠点を除去したものであり、以下図面と共
にその1実施例につき説明する。
第1図は本考案になるプリズム取付構造の1実施例を設
けたビデオカメラのビジコン部分の縦断側面図、第2図
は第1図のII −II線から見た平面図を示す。
第1図中、1,2はビデオカメラのビジコンで゛、一方
のビジコン1はフランジ1aにねじ1bにより仮止めさ
れており、この仮止めされた状態で、その軸線lが垂直
とされて、フランジ1aを介して、ねじ1Cにより、取
付部材3の上面3aに取り付けられており、また、他方
のビジコン2はその軸線laが水平とされて一端面2a
が前記取付部材3の一端面3Cに取り付けられており、
それらの軸線1、laは互いに直交している。
取付部材3は内部がプリズム装着室4とされた平面方形
状をなし、その上下面3 a 、3 b及び両端面3
C,3dに透孔5 a 、5 b 、5 C,5dをそ
れぞれ有し、また両側面3e、3bに窓孔(図示せず)
を有している。
装着室4内には本考案になる取付構造によってプリズム
6が取り付けられている。
プリズム6はその一端面5a(水平ビジコン2の一端面
2aとの対向端面)側の上下角部分が略45°の傾斜面
7a、7bとされた略立方体形状をなしており、前記取
付部材3の下面3b上に支持台8を介して着脱自在に且
つ水平及び垂直方向に移動自在に載設されて−いる。
支持台8は側面路り字形状をなしており、その水平部8
aの下面に円形台座部9を突設すると共に、両側コーナ
部分にばね推体10 a 、10bを設けた構成で、そ
の水平部8aに一体に設けられた台座部9が、取付部材
3の下面3bに設けられた透孔5b内に嵌入され、水平
部8aの下面と取付部材3の下面3bとが密着された状
態で、この台座部9が止めねじ11により基部に固定さ
れ、これにより支持台8が固定される。
この支持台8の水平部8a上面にプリズム6の下面6b
が、垂直部8bの内面にプリズム6の他端面6Cがそれ
ぞれ密着した状態となってプリズム6が支持台8上に載
設されている。
プリズム6の上部傾斜面7a部分には押さえ体12が着
脱自在に添装されている。
この押さえ体12は、傾斜面部12 aの両側に水平面
部12 bと垂直面部12Cを設けると共に、傾斜面部
12aの長手方向両端にばね推体13 a 、13 b
を設けて構成されたもので、傾斜面部12aがプリズム
6の上部傾斜面7aに水平面部12b及び垂直面部12
Cがプリズム6の上面6d及び一端面6aにそれぞれ密
着されている。
プリズム6の両側部分にはその対角線方向に沿ってコイ
ルばね14 a 、14 bが配設されており、これら
のばね14 a 、14 bの下端部は前記支持台8の
ばね推体10a、10bに上端部は押さえ体12のばね
推体13 a 、13 bにそれぞれ着脱自在に掛は止
めされている。
これらばね14a、14bによりプ1ズム6の下面6b
側が支持台8の水平部8aに対し且つ押さえ体12の下
面側がプリズム6に対してそれぞれ圧着されている。
なお、前記取付部材3の両側面3e、3bの窓孔は装着
室4に対してプノズム6を着脱するために用いるもので
、閉塞板(図示せず)にて開閉し得る。
しかして、第1図の如き取付状態においては、プノズム
6の中心点0はビジコン1,2の軸線l、laの直交点
と合致しており、矢印A方向からの入射光は取付部材3
の他端面3dの透孔5d内を介してプリズム6内に入り
、その中心点Oにおいてビジコン1,2の各軸線1.l
:aに沿って2方向に分岐されてそれぞれ取付部材3の
上面3a及び一端面3Cの透孔5a及び5C内を介して
第1図の矢印B、Cに示す如くビジコン1,2内に進入
する。
なお、このプリズム6は従来一般的に用いられているも
のと同様に、2つの三角柱状のプリズムを接着して構成
したものであり、支持台8の水平部8aと垂直部8bと
のなす角部と当接している部分と、押さえ体12の傾斜
面部12 aとに当接している部分との対角線上にその
接着面がくるように配置されている。
このプリズム6の中心点0がビジコン1,2の軸線l、
laの直交点と合致していない場合の調整に際して、例
えば中心点0が水平方向に対してずれている場合には、
取付部材3の両端面3e、3fの窓孔を開いて治具をな
どを用いてプリズム6をばね14a、14bに抗して支
持台8の水平部8a上において水平方向に所定寸法移動
させ、中心点0を軸線l、laの直交点と合致せしめた
後、このプリズム6の他端面6Cと支持台8の垂直部8
bとの間に生じた間隙内にスペーサ(図示せず)を介入
させればよい。
また一方、中心点Oが垂直方向に対してずれている場合
には、上記同様に治具などを用いてプリズム6をばね1
4 a 、14 bに抗して支持台8の水平部8a上に
おいて垂直方向に所定寸法移動させ、中心点0を軸線l
、laの直交点と合致せしめた後、このプリズム6の下
面6bと支持台8の水平部8a上面との間に生じた間隙
内にスペーサ(図示せず)を介入させればよい。
なお、上記の調整では、光軸の水平方向及び垂直方向の
ずれのみが補正されることになり、光軸が傾いた場合の
調整はできないが、プリズム6は、支持台8の水平部8
aと垂直部8bとを基準として取り付けられることにな
るのでこのような光軸の傾きは生じることはない。
また、押さえ板12の水平面部12 aと垂直面部12
Cとによりプリズム6の出力光の半分が遮られること
になるが、カメラの機能上特に問題が生じることはない
なお、要すれば、これらの水平面部12 b及び垂直面
部12 Cに透光用の切欠を設けても良い。
更にプリズム6の損傷などによりれを交換する場合は、
ばね14 a 、14 bの上下端部をばね推体10a
、10 b 、13 a 、13 bからそれぞれ外
して押さえ体12をプリズム6から外して、プリズム6
を取付部材3の両側面3e、3fの窓孔を介してその外
方に取り出し、新たなプリズム6を前記窓孔を介して装
着室4内に装入して支持台8の水平部8a上に載置し、
このプリズム6に押さえ体12を添装した後、ばね14
a 、14 bの上下端をばね推体10a 、10
b 、13 a 、13 bに掛は止めすればよい。
このようにプリズム6を調整若しくは交換した後におい
ては取付部材3の両側面3e、3fの窓孔を閉塞板にて
閉塞してわく。
なお、上記実施例においては支持台8を介して取付部材
3の下面3b上にプリズム6を載設したが、支持台8を
設けずに取付部材3の下面3b上にプリズム6を直接載
設してもよい。
この場合、ばね推体10 a 、10 bを取付部材3
の下面3bに設ける。
更に本考案になるプリズム取付構造は上記実施例の如き
ビデオカメラのみに限定されることなく他の光学機器な
どにも広く適用し得る。
上述の如く、本考案になるプリズム取付構造によれば、
水平の入射光の一部はそのまま直進させ出力するととも
に、他の一部を垂直方向に分岐して出力させる略直方体
形状のプリズムと、前記プノズムの下面及び一側面を支
持する支持部及び垂直部からなりその角部に前記プリズ
ムの1つの稜線が当接されている略り字状の板部材で構
成された取付板と、前記プリズムの前記1つの稜線と対
角線上で対向する位置に当接された前後に延びる押さえ
体板と、前記押さえ板体の前後において前記押さえ板体
と前記略り字状の取付板の角部との間に介在し前記プリ
ズムを前記取付板と前記押さえ板体との間で圧接挾持す
るための発条と、前記プリズムの水平方向の調整のため
前記プリズムの前記−側面と前記取付板の前記垂直部と
の間に介挿した第1のスペーサと、前記プリズムの垂直
方向の調整のため前記プリズムの前記下面と前記取付板
の前記水平部との間に介挿した第2のスペーサとよりな
るものであるから、取付後においてプリズムによる屈折
分岐光軸が狂った場合にこれを所定状態に容易且つ正確
に調整することができるので、その取付作業時における
位置設定精度が緩和され、その作業を迅速且つ容易に行
なうことができ、量産性に富むと共に、損傷などによる
プリズムの交換も容易に行なえ、更に取付状態において
はプリズムがばねにて取付面に圧着されているから振動
などを受けてもその取付位置が変化することなく、その
取付状態を確実に保持することができ、しかも取付後の
調整に際しては、プリズムを取付面に圧着した状態でば
ねに抗して取付面に沿って水平又は垂直方向に移動させ
ているので、移動時にプリズムが他の部分に接触して破
壊するなどの虞れもなく、この移動に伴ない生じた間隙
内にスペーサなどを介入するだけの簡単な操作により容
易且つ確実に調整を行ないうるなどの特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるプリズム取付構造のl実施例を設
けたビデオカメラのビジコン部分の縦断側面図、第2図
は第1図のII −II線方向から見た平面図である。 3・・・・・・取付部材、4・・・・・・プリズム装着
室、6・・・・・・プノズム、8・・・・・・支持台、
10 a 、10 b 、13 a 、13 b・・・
・・・ばね推体、12・・・・・・押さえ体、14 a
、14 b・・・・・・ばね、O・・・・・・プリズ
ム6の中心点、t、ia・・・・・・ビジコンの軸線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平の入射光の一部はそのまま直進させ出力するととも
    に、他の一部を垂直方向に分岐して出力させる略直方体
    形状のプリズムと、前記プリズムの下面及び一側面を支
    持する水平部及び垂直部からなりその角部に前記プリズ
    ムの1つの稜線が当接されている略り字形の板部材で構
    成された取付板と、前記プリズムの前記1つの稜線と対
    角線上で対向する位置に当接された前後に延びる押さえ
    体板と、前記押さえ板体の前後において前記押さえ板体
    と前記略り字状の取付板の角部との間に介在し前記プリ
    ズムを前記取付板と前記押さえ板体との間で圧接挾持す
    るための発条と、前記プリズムの水平方向の調整のため
    前記プリズムの前記−側面と前記取付板の前記垂直部と
    の間に介挿した第1のスペーサと、前記プリズムの垂直
    方向の調整のため前記プリズムの前記下面と前記取付板
    の前記水平部との間に介挿した第2のスペーサとよりな
    るプリズム取付構造。
JP1973101545U 1973-08-31 1973-08-31 プリズムトリツケコウゾウ Expired JPS59857Y2 (ja)

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JP1973101545U JPS59857Y2 (ja) 1973-08-31 1973-08-31 プリズムトリツケコウゾウ

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JPS5048522U JPS5048522U (ja) 1975-05-13
JPS59857Y2 true JPS59857Y2 (ja) 1984-01-11

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ID=28308701

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