JPS5985353A - 連続鋳造された金属とくにスチ−ルを電磁撹拌するための方法およびこの方法を実施するための設備 - Google Patents

連続鋳造された金属とくにスチ−ルを電磁撹拌するための方法およびこの方法を実施するための設備

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JPS5985353A
JPS5985353A JP58113023A JP11302383A JPS5985353A JP S5985353 A JPS5985353 A JP S5985353A JP 58113023 A JP58113023 A JP 58113023A JP 11302383 A JP11302383 A JP 11302383A JP S5985353 A JPS5985353 A JP S5985353A
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casting
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metal
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JP58113023A
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ジヤン−ピエ−ル・ビラ
ジヤンヌ・シヨン
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Institut de Recherches de la Siderurgie Francaise IRSID
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Institut de Recherches de la Siderurgie Francaise IRSID
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/12Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ
    • B22D11/122Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ using magnetic fields
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は連vt鋳造された金属特にスチールの電磁攪拌
に関する。本発明は、幅広い凝固範囲を有する金属又は
スチールに適用される。
連続鋳造作業は、強制的に冷却され且つ銅又は年1合金
から1111 県′つくられる底なしインゴット鋳型内
へ熔融金属を連続的に注入し、この底なしインゴット鋳
型から、凝固した外皮を有し且つコアがなお熔融状態で
あるバーが連続的に抽出され、このバーは、抽出中イン
ゴット鋳型の下流で鋳造機のいわゆる“′二次冷却帯”
において徐々に凝固を終了する。鋳造品が全体的な熔融
状態(インゴット鋳型中の熔融金属の面)から完全な/
ijE固状態固状−ル深さの底)まで通過する距Alt
は、鋳造バーの径路が垂直又は湾曲しているかどうかに
かかわらず゛′凝固長さ”と呼ばれる。
(ηられた製品の金属組織学的質は、鋳造中溶融金属の
制御攪拌によって、包括的な質のみならず凝固組織に関
しても改善されることは知られている。例えば特に長い
製品(ビレット、ブルーム・・・)に対しては、この攪
拌は、鋳造軸線のまわりで回転し且つ二次冷却帯で作用
する(仏画特許第2,236,584号)又はインゴッ
ト86型のレベルで作用する(仏画特許第2,279,
500号、第2..315.344号、第2,340.
7139号)可動磁界によって熔副;金属を回転させる
ことによりおこなわれる。この後者の配置は、液相内で
の結晶の発達による“等軸”凝固のためにインゴット鋳
型内で始まったプントライI−成長凝固(“玄武岩質”
型凝固)を、インゴット鋳型の出口で急速に中断するこ
とができるという利点を有している。
他方炭素含有量が高く弱く合金化されたいくつかの等級
のスチールは、長い製品にたいしては特に高い軸線方向
の偏析のために現在においては連続鋳造にあまり適さな
い。これらの欠陥(前述のとおり鋳造前の金属のわずか
な過加熱、インゴット鋳型又は二次冷却帯での電磁1f
l拌)を改善するだめの既知の連続鋳造技術は、この型
式のスチールに幻しては限界がある。(約0.5%まで
の炭素を含む)ステンレススチールに有効なこれらの技
1=rjは、炭素含有量が約0.5%を越えるスチール
(包析晶のスチール)に対して十分に満足すべき結果を
もたらさない。//iJえば接触層れをうける部分を製
造するだめの等級100C6のスチールは、この型式の
スチールを連続鋳造するときに困難を具体的に示す。
本発明の目的は、既知の連続鋳造技術の場合より実質的
に少ない軸線方向の偏析を有する半製品を、幅広い凝固
範囲でスチール又は他の金属合金を連続鋳造することに
よって得ることである。
このため本発明は、鋳造軸線のまわりで回転し且つイン
ゴット鋳型の下流で鋳造機の二次冷却帯において作用す
る磁界によって、鋳造熔融金属を鋳造軸線のまわりで回
転させ、幅広い凝固範囲を有する金属特にスチールを連
続鋳造する際電fel攪拌する方法であって、回転磁界
が、鋳造品の熔融状態のコアが鋳造金属の液相温度に達
するレベルと、前記コアが約40重量%の液相に対する
固相の割合を有するレベルとの間に含まれる凝固長さの
一部分に加えられ、鋳造中交互の回転方向を有する回転
磁界に金属をさらすように磁界の作用を調整することを
特徴とする電磁攪拌方法を提供する。
変形例において磁界は、凝固長さの前記一部分に亘って
段階式に配置され且つ回転方向が対をなして向かい合わ
されている複数の連続的な回転磁界によって形成される
好ましくは回転磁界は凝固長さの前記部分のわずかに上
流で作用するようになっていて、慣性によって熔融金属
の回転において遅れを和らげる。
他の実施例において磁界の回転方向は定期的に逆転され
る。
同しく本発明は、電磁攪拌方法を実施するための連続鋳
造金属であって、熔融金属を攪拌するための可動磁界誘
導子の電池を二次冷却帯に有し、この可動磁界誘導子は
、鋳造品の熔融コアが鋳造金属の液相温度に達するレベ
ルから、液相中の固相部分が約40重量%になるレベル
まで延びる凝固長さの部分に亘って、凝固長さに沿って
連続的に段階式に配置される。
容易に理解できるとおり本発明は、凝固の進行状態が完
全に固体状態でなくまた熔融状態でもなく且つ便宜的に
“ペースト状”として分けられるであろう密度を与える
とき金属を攪拌するという基本的な特徴を有している。
一層正確な定義においては“ペースト状密度領域又は凝
固は、全体的に固体の熱容量と完全に熔融状態の金属の
f1ハ容量が位置した連続鋳造金属の凝固状態を特徴と
する。°“ペースト状”領域の位置および範囲は、鋳造
軸線に沿った金属の温度を決めることによって決定され
、“ペースト状゛領域は、鋳造金属の液相温度および固
相温度にそれぞれ相応する上方温度レベルと下方温度レ
ベルとの間の凝固長さの部分であると考えられる。
前述したことを理解するために、連続鋳造されたスチー
ルの凝固は、固相から液相を分δUする平らな前部に沿
ってではなく、ピーク (デンドライト)および中空を
形成されたスケールの小さな弗素に不均一な面に沿って
、周囲から製品の軸線に向かって進行することを考慮し
ておかなければならない。これらのピークおよび中空は
互いに進行する2つの連続する前部を形成し、この2つ
の連続する前部は、ピークの頂部を通過する包囲を表す
いわゆる“初期凝固前部”と、中空のベースを通過する
包囲を表すいわゆるパ最終凝固前部”である。(製品の
軸線と更に合する)鋳造軸線とこれらの2つの前部の交
点は、“ペースト状”型凝固がおこり且つ本発明に従っ
て交互に回転する磁界が作用する凝固長さの部分を大き
さおよび位置において決定する。
全体的な凝固がプール深さの囲い(最終凝固前部と鋳造
軸線の交点)に相当するように到達するまで、液相の心
部内で固相が形成され、鋳造品の冷却中この固相の割合
を進行させることを、このペースト状凝固領域が特徴と
することを強調すべきである。
固相の割合が液相中で増加するにつれて、プール深さに
おいて結晶の集合体が形成され、この集合体は、固体の
粘度に接近した非雷に高い仮の粘度を異種の液−固質量
に与えるように、一種の準堅固な刊格が到達するまで一
層密である。
金属を攪拌するのに利用できる電磁手段が役に立たず不
可能になるような程度の堅さに到達することによってこ
の゛骨格”が終了することば容易に理解される。
本発明者は、液体マトリックス中の固相部分の割合が約
40重量%に達するときこのような不動状態に達し、そ
の結果攪拌をこの値に限定すれば十分であり、60%を
越えることは一般に余分なことであることを発見した。
添付図面を参照した以下の説明がら、本発明および他の
特徴および利点を容易に理解できるであろう。
第1図は、連続鋳造における凝固の進行と関連して上述
したごとを示す。鋳造されたバーの軸線方向長さ方向の
断面において、垂直方向下向きの矢印は製品の抽出方向
を示す。番号1は強制的に冷却される製品の側面であり
、番号2はl造軸線と適合する)製品の軸線であり、番
号3はインゴット鋳型内の金属の自由面、番号4は完全
な熔融金属相、番号5は完全な凝固金属、番号6および
7はそれぞれ初期凝固前部および最終凝固前部であり、
それらの間に半固体/半融体領域8を定める(液相は合
金成分中へ一層偏析される)。この領域8ば、その密度
がいくつかの点においてスポンジの密度に類似しており
、“ペースト状”として分頬される。更に初期凝固前部
6は、非當に近似的に鋳造された金属の等温液相面πを
構成する。固相温度丑に関する限り最終凝固前部7に対
して同様なことがいえる。前述したように、図中2つの
点]Lおよび]邊こまって示されている初期凝固前部6
および最終凝固前部7と鋳造軸線2の交点は、凝固長さ
ΔHの部分Δhを交点TLと丑との間に定め、この凝固
長さΔHは本発明に従って、磁界を作用させる範囲を構
成する。
第1図のグラフは上述の現象を例示するという役割のほ
かに、等級100C5のスチールを試験的に鋳造する際
得られた定量的な結果を反映し、この物理化学的データ
および作業条件はそれぞれ以下の第1表および第2表に
示されている。
第1表 第2表 それ故凝固長さΔHは約15.5mであり、−のレベル
は4.5mのマークで決定される。かくて領域Δ11は
、メニスカス3の下方4.5mで始まるペースト状領域
の長さ15.5−4.5−11rnに相当するように計
算される。
更に一時的な作業状態で熱拡散方程式を解く熱凝固モデ
ルによって、任意のレベルの凝固長さにおいて温度範囲
を計算することができる。例えば鋳造されたスチールの
簡単な“熱容量一温度”ダイヤグラムから、初期凝固前
部と最終凝固前部との中間の曲線9をつくりだすことは
容易であり、この曲線9は、液相、の割合が40重量%
である液相中の点の軌跡を表す。一層簡単には、鋳造軸
線2とこの曲線の交点上を決定すれば十分であり、この
点上は、ペースト状領域Δhの部分δhを上流に位置し
た点孔とともに定め、本発明に従うとこのペースト状領
域Δhに沿って金属は攪拌される。
この図から明らかなように上述の条件で鋳造された等級
100C6のスチールの場合には、点Tは鋳造軸線上に
1430℃で温度点を定め、メニスカスの9m下方に配
置される。かくてTは孔とともに、メニスカス3の下方
4.5mから約9 4.5 =4.5 mの長さの攪拌
されるべき部分δhを画定する。
もちろん鋳造軸線上の点Tiを決定する方法についての
前述の説明は、単に例示として与えられている。当業者
によって知られ口つ当業者の能力の範囲内である他の方
法が存在する。かくて例えばマーク七の位置を一層正確
に決定したいならば、熱容量曲線を使用する代わりに、
各温度値にり=Iして液相内の濃度と固体部分を紹み合
わセる5IICIL−GULLIVER関係と関連して
、鋳造スチールの相のダイヤグラムを使用しても良い。
更にこの方法は非常に幅広い凝固範囲を有するスチール
の場合に都合良く使用される。なぜならば知られている
ようにTLとThとの間の直線的な挿入によってつくら
れた熱容量ダイヤグラムは所望の正確さを雷には供給し
ないからである。
そんなわけで本発明の起源における考慮についていくつ
かの付加的なコメントをおこなう。
凝固前部(R−の平均前部をここでは考慮する)で形成
された合金成分中へ分離された液体はその密度によって
、プール深さの底へ下降する傾向を有している。この現
象はペースト状領域において液体の自然対流を生しさせ
、この対流の大きさは特にげに依存する。ここでLは鋳
造熔融金属のためのGII八5へIIOFナンバーであ
る。1.を大きくすればするほど、金属の凝固範囲が広
くなることが知られている。1品広い凝固範囲を有する
スチールの場合には、液相のかなりの対流がプール深さ
内におこされることを予想することができる。このプー
ルは底に近づくにつれて等軸結晶が濃厚になるので、高
速で流れる間これらの結晶の間にしみ出る分離された液
体は、結晶と接触して熔かす傾向を有している。かくて
一般に溝”と呼ばれる特別な通路領域が形成される。分
離された液体は、集合した成分を富ませながら頂部から
底部へおよび鋳造品の周囲から中心部へ循環するので、
これらの溝は、鋳造品の軸線の中央捕集部を有する連続
的な“VS”の形式であられれ、最初に説明した内質の
問題の起源に存する。
本発明によって得られた最初の結果はさらに理解される
とおり、多く偏析した液体がプール深さ中に形成される
溝中で循環するのを防ぐことである。そのため提案され
た解決策は、これらの偏析された溝を形成する金属の傾
向を緩和することができるように、この領域の部分δh
に沿ってペースト状領域Δh中の熔融金属を電磁攪拌す
ることである。好ましくは、攪拌が鋳造軸線のまわりで
熔融金属を回転させることから成るとき、攪拌に対する
熔融金属の慣性によって生ぜしめられる遅れを補償する
ために、攪拌は部分δhのわずかに上流で始められる。
更に本発明者は凝固前部に対して熔融金属の剪断効果を
提供することが都合良いことを示すことができた。この
効果は、本発明に従って磁界の移動方向の反復的な逆転
によって得ることができる。
本発明の2つの実施例において、これらの逆転は時間又
は空間のどちらかにおいて達成することができる。
一時間における逆転は交流磁界攪拌誘導子によっておこ
なわれ、この誘導子は、所望の全部分δhを覆うモノブ
ロック型か又は同期化された独立の誘導子によって形成
される。
−(鋳造軸線に沿った)空間にお&ノる逆転は、連続す
る誘導子の電池によっておこなわれ、この誘導子は部分
δ量1を覆い且つ向かい合った方向へ対をなして移動で
きる磁界を出す。
第2図は、連続的な回転磁界が鋳造軸線に沿って交互に
される本発明の実施例を遂行するための攪拌誘導子の設
置を第1図のダイヤグラムに関して対応するスケールお
よび大きさで示す。この第2図には、設備の上部から鋳
造孔11を通りで底なしインゴット鋳型12へ熔融金属
を連続的に供給する分配機10を有する゛垂直式”連続
鋳造設備が概略的に示されている。この底なしインゴッ
ト鋳型12からバー13が連続的に抽出され、このバー
13は凝固外皮5を有し、未だ熔融状態であるバー13
のコア4ば、バー13の抽出中“凝固長さ”と呼ばれる
全体的な距離ΔHに亘って(矢印によって示された方向
へ)徐々に凝固を終了する。凝固の端(プール深さの囲
い)をマークする点即ち第1図の点ボの下流で、剪断機
14はバーを下向き移動に伴いながら切断する。いった
ん切断された部分ば倒されてすくに取り除かれ、鋳造工
程を続けることができる。
インゴット鋳型12ば既知の型式のインゴット鋳型であ
り、供給チャンバ16から上部放出チャンバ17へ下向
きに流れる水のシート15によって外面を強制的に冷却
される鋳造品のための通路を画定する、銅製の内部管状
要素14を有している。
上部放出チャンバ17はその中に電磁攪拌誘導子18を
適合させることができるように十分な寸法を有している
。その存在は望ましいが本発明を遂行するために不可欠
ではないこの誘導子の役割を続いて説明しよう。同一の
説明が、インゴット鋳型の下流に配置され且つペースト
状凝固領域Δhの上流で作用する誘導子19にあてはま
る。
本発明の本質的な特徴に従うと段階式誘導子20.20
’ 、20”の電池は、凝固長さΔI]の部分δhに亘
って鋳造バーを包囲する。形状が環状で且つ多相静電型
のこれらの回転磁界誘導子は、連続鋳造の分野で使用さ
れる既知の電磁攪拌装置である。
これについての詳♀■な説明は仏画特許第2,211,
305号に見出すことができる。
本発明にiノLうと各誘導子は、回転方向がすく隣接し
た誘導子の回転方向と向かい合った回転磁界をだす。既
に説明したようにこの配置は、全体的な攪拌部分δhに
亘って一様である回転磁界に関して得られた結果を改良
する。
他の実施例において誘導子20.20”、20”は同一
の瞬間に同一の方向で回転する磁界を放出し、この場合
には前述の理由によって磁界の回転方向を定期的に逆転
させるのが都合良い。この点において注意すべき基準は
、鋳造品の抽出甲部分δhへ浸入する基本的な容積の熔
融金属が、すぐに回転方向を逆転される磁界にさらされ
ることである。
この基準の適用は勿論局部的な作業状態に依存し、特に
攪拌された部分δhの長さと関連して鋳造品の抽出速度
に依存する。かくて抽出速度が0.7m/分でδhが4
.5mである例において、攪拌された部分δh中の任意
の基本的な容積の金属の最小滞留時間は約6分30秒で
ある。これらの条件の下で、例えば約3分聞咎々の方向
へ攪拌がおこなわれるならば、上記基準は注意され、2
つの攪拌工程の間の数十秒の休止は、循環方向を逆転す
る前に移動の自然な希薄化をもたらす。もちろん各工程
の持続は減少され、その結果部分δh中の金属の滞留時
間中磁界の逆転の数を増やし、所望の剪断効果を増大さ
せる。しかしながら所定の出発点の下方で攪拌工程の持
続を減少させることは(作業状態に依存して一般に20
乃至40秒)望ましくなく、この出発点の下方で磁界の
作用は、攪拌すべき熔融質量の慣性を克服するために十
分には維持されない。
この点において第2図に示されているとおり、溶融金属
によって対抗される移動に対する抵抗を正確に和らげか
くて攪拌されるべき領域δhの中への入口において既に
回転を確実にすることができるように、誘導子20によ
って生じた磁界と同時に磁界が回転する付加的な攪拌誘
導子19を部分δhの上流に提供することが都合が良い
第2図において誘導子19の大きさは誘導子20.20
′、20”の大きさと比べて意図的に減少され、本発明
の理解に悪い影響を及ぼさないように区別されている。
誘導子19の構成と同しく大きさは誘導子の構成および
大きさとまったく頬似しているのが良いことは明らかで
ある。
磁界の周期的な逆転について説明したことは、構造的に
独立した誘導子20.20’ 、20”の電池によって
おこなわれるのみならず、有効な空気ギャップ長さく磁
界の作用の高さ)が部分δhを覆うことができるように
十分な寸法を有する単一の誘導子によって達成されるこ
とは言うまでもない。
しかしながら攪拌すべき部分δhが湾曲径路を有すると
きには、独立した誘導子の電池の方が便利なため好まれ
ることが理解される。
本発明の好ましい実施例に従うと、熔融金属は更にイン
ゴット鋳型それ自体内で既にI児拌にさらされる。第2
図に示されているとおりこれは、上部水チ中ンパ17中
に収容された電磁誘導子1Bによっておこなわれるのが
良い。この例において選択された誘導子18は、鋳造品
を包囲し且つ回転磁界を出す多相静電型式のものである
。この一種の誘導子の構成が金属を攪拌するための装置
として連続鋳造インゴット鋳型内で使用することと同様
、得られた製品の冶金学的質についてのかがる攪拌の好
ましい結果と同じく、既知の技術水準(上述の特許)の
一部を形成する。ここに説明した本発明の実施例の起源
は、効果の有利な組合せに導くインゴット鋳型内での攪
拌とペースト状領域Δhでの攪拌との組合せにあり、こ
の効果は、プール深さが一層浅く且つ平らな底部を有す
るように得られ、攪拌すべき部分δhは高さを減少され
断面を広くされ、一層経済的で且つ効果的な攪拌に導く
事実によって特に表れる。
更に、インゴット鋳型内での攪拌作業のために、デンド
ライトの頭部を切ることによって又は液相4内で結晶の
芽を出させることによって領域δhの上流で始められる
。循環の中におかれた溶融金属が固体粒子でみたされる
という事実によって、偏析された溝の形成に対抗して領
域δhにおける攪拌の増加した効率を期待することがで
きる。
インゴソl型内で誘導子18を使用することによって住
ぜしめられたプール深さの輪郭の修整は、図を不必要に
複雑にしないように第2図には示されていない。
第3図は、鋳造品(等級100C6スチール)の長さ方
向軸線断面に沿った“バウマン(Baumann ) 
’プリントである。これらのプリントは、攪拌されてい
ない製品(第3a図)、永久的な回転磁界によって攪拌
された製品(第3b図)、交流回転磁界によって攪拌さ
れた製品(第3c図)の間で比較された冶金学的結果を
、硫黄の偏析を除去して示したものである。
第3a図において卵重に目立つ中央捕集部22と同じく
“■”形状の黒い偏析溝21は、金属が本発明に従って
領域δhにおいて攪拌されるとき(第3b図)、磁界の
回転方向を交互にするときには偏析溝21は実質的に存
在しない(第3c図)。
第3b図および第3c図において、偏析成分が極めて少
なく且つ連続鋳造され攪拌された製品の特徴である明る
い側方バンド23をみることができる。
通常“°白い領域”と呼ばれるこれらのバンドの位置は
厚さと同じく、凝固長さに亘る撹拌作用の位置および範
囲に所定の様式で関係することは知られている。
本発明は説明した例に限定されないが、特許請求の範囲
に記載された特徴に関連した範囲まで多くの変形例又は
均等物に及ぶことは言うまでもない。
かくて“少なくとも部分δhにおいて溶融金属を攪拌さ
せることが重要である”という表現中に使用される用語
“少なくとも”によって、金属の慣性を補償するために
この部分δhの上流で攪拌を始めることのみならず、液
相中の固体の割合が40重量%に達する凝固長さに亘っ
てレベル1゛rの下流で攪拌作用を続けるという可能性
を理解すべきである。しかしながらプール深さの底Tg
に極めて接近して攪拌を続けることば、本発明によって
意図された結果を得るためにはほとんど意味がないこと
が理解されるであろう。
実際試験によって、固体−液体の割合が約60重量%で
あるレベルを越えて攪拌をおこなっても、製品の内質に
おける重大な改良を検知することができず、約40%の
割合に達するとき第3図に示されているようにこの改良
の主要な部分あく得られることが明らかとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、連続鋳造されたスチールの凝固の進行を長さ
方向半部において弗素に概略的に示す。 第2図は、本発明の手段を備えた連続鋳造設備の軸線方
向の断面における概略図を示す。 第3a図、第3b図および第3c図はそれぞれ、非攪拌
参考品、永久回転磁界によって攪拌された製品、および
回転方向を交互に逆転させることができる回転する磁界
によって攪拌された製品に相応する、部分的な長さ方向
の断面においてみた連続鋳造されたスチールの金属組織
学的解析の写真のバウマンプリント (Baumann
 print )である。 (主な参照番号) ■00.側面、   200.軸線、 369.自由面、  400.溶融金属相、500.凝
固金属、 600.初期凝固前部、701.最終凝固前
部、 12、 、 、 インゴット鋳型、 18.19. 、 、攪拌誘導子、 出願人 アンスチチュ ドウ ルシエルシュドゥ ラ 
シデルルジー フランセーズ(イルジッド) 代理人 弁理士 新居 正彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11鋳造軸線のまわりで回転し且つインゴット鋳型の
    下流で連続鋳造機の二次冷却帯において作用する磁界に
    よって、鋳造熔融金属を鋳造軸線のまわりで回転させ、
    回転する前記磁界が、鋳造品の熔融状態のコア4が鋳造
    軸線2に沿って鋳造金属の液相温度に達するレベル又と
    、前記コアが約40重量%液相における固体の割合を有
    するレベル七との間の凝固長さΔHの部分δhに少なく
    とも加えられ、鋳造中交互の回転方向で回転する回転磁
    界に金属をさらすように磁界の作用を調整することを特
    徴とする、連続鋳造された金属特にスチールを電磁攪拌
    するための方法。 !21 fg融金金属慣性によって熔融金属が向かい合
    う移動の遅れを補償するために、熔融状態のコア4が軸
    線2に沿って鋳造された金属の液相温度に達するレヘル
    ゛rhの上流で、可動磁界の作用を始めることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の方法。 (3)磁界の移動方向は定期的に逆転されることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 (4)可動磁界が、凝固長さに亘って段階的に配置され
    且つ移動方向が2つずつ向かい合わされた複数の基本的
    な磁界によって形成されることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項又は第3項記載の方法。 (5)鋳造溶融金属がインゴット鋳型内で攪拌されるこ
    とを特徴とする、前記した特許請求の範囲のうちのいず
    れか1項に記載の方法。 (6)前記Ij!拌は、インゴット鋳型のレベルにおい
    て可動磁界を作用させることによって達成されることを
    特徴とする特許請求の範rHJ第5項記戦の方法。 (7)鋳造品を包囲し且つ凝固長さΔHに沿って凝固長
    すΔHの部分δhに亘って段階的に配置される回転磁界
    20.20′、2o”を有する誘導子の電池を二次冷却
    帯に有し、前記部分δhは少なくとも、鋳造品13の熔
    融状態のコア4が鋳造軸線2に沿って鋳造金属の液相温
    度TLに達するレベルがら、液相中の固体の割合が約4
    0重量%であるレベルT;まで延びることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項および第4項に記載の方法を実施
    ずムの設備。 (8)誘導子20.20’ 、20”の電池の上方延長
    部に配置された攪拌誘導子19を有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第7項記載の設備。 (9)インゴット鋳型12のレベルに配置された攪拌誘
    導子18を有することを特徴とする特許請求の範囲第7
    項又は第8項記載の設備。 00幅広い凝固範囲を有する金属特にスチールの連続鋳
    造に適用されることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    乃至第6項のうちのいずれか1項に記載の方法。
JP58113023A 1982-06-28 1983-06-24 連続鋳造された金属とくにスチ−ルを電磁撹拌するための方法およびこの方法を実施するための設備 Pending JPS5985353A (ja)

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