JPS5984736A

JPS5984736A - 複合容器及びその製造法

Info

Publication number: JPS5984736A
Application number: JP18854083A
Authority: JP
Inventors: ハ−マン・ラパ−ト・マ−カ−ト
Original assignee: Sonoco Products Co
Current assignee: Sonoco Products Co
Priority date: 1983-10-11
Filing date: 1983-10-11
Publication date: 1984-05-16
Also published as: JPS6342571B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、複合容器及びその製造法に関するものであり
、特に、容器の内部と外部とで圧力差がある包装（特に
真空包装）に適用した場合に密封シール可能で顕著な効
果を示ず裏当°Ｃ部部材有する複合容器及びその製造法
に関するものである。さらに、具体的には、本発明は、
容器内が減圧状態におかれた際に、外側の管状体とは独
立にまた管状体に逆方向の力を加えることなく、自由に
内部方向に変形もしくはつぶれるような機能を裏当て部
材に持だ・しるように、その０１１．１部のみで管状体
と裏当て部材とを固着さ−Ｕてなる複合容器及びその製
造法を提供するものである。

従来から、ガラスや金属製のｔｌｏ」層の胴体を有する
容器よりも安価な複合容ｚ：１（複故層の１１１１体を
有する容器）を用いる力が経済的であり、また環境問題
」二ち望ましいごとはよく知られている。しかしながら
、従来知られた複合容器は強度不足等の理１１１から使
用範囲が制限され、特殊製品の包装や特殊な包装法を利
用°４る場合には、使用困賛１ｔとされていた。容器の
内部と外部とて圧力差があるような場合には、その傾向
は顕著である。特に、複合容器内に商品（充填物）を真
空包装もし、くば結果的に減圧状態となる包装をする試
みは、従来、この圧力差により容器壁が内側につぶれて
しまうため、実用的へ〇Ｊをみるに至っていない。その
結果、寸分満足する３１、うな商品包装は不可能となり
、商品１１１染等の原因の一つとなっ゛（いたのである
。

複合容器を各種商品の包装手段として利用できるように
するために種々の努力が１）、われ”Ｃきた。このよう
な従来例としζは、ｕ　Ｓ　ｌ）　２．３ｚｏ。

７９Ｂ、　３．３８３．（１２６，３，４６２，０Ｇ３
．３．４８７．９８４１．３．６ｆｉ２．９４４、３．
　（ｉＦｉ６．１６３．３．７９９．４２３．３．９７
Ｂ、　２３２．４　、０１０．２３０等がＪ）る。（、
れらは裏当ｆ−ｙａ９月と外側の管状体とを別々につく
り、組合せるものが大半である。

また管状体の巻き、Ｌげ方法については、ＵＳ１’２・
、３０１．０９２．３．１５０．５７５．３．２５３．
５２０．３．３７６、１８０等が知られている。Ｕ　Ｓ
　Ｉ）３．３７（３，１８０に開示された方法は特に打
ましい方法であり、別個につくられた裏当て部材に岬旋
状に巻き上げにより容器を形成さ・Ｕる方法が開示さて
いる。しかし、この場合、裏当て部材は押出し機でつく
られており、これだと通雷のＩ！Ｉ旋状の巻き上げ装置
に比較して極めて精密な装置を必要とし経済的ではない
という問題がある。またこの方法では、裏当°ζ部材が
全面にわたって固着された容器が得られるので、真空包
装には不適当である。

本発明は、従来一般に使用されている螺旋状巻き−Ｌげ
装置（ｓｐｉｒａｌ　　ｗｉｎｄｉｎｇａｐｐａｒａｔ
ｕｓ）を使用し、長さ方向に沿って〜・定間隔で設りた
接着剤開部分を有する連続した裏当て部材を内部に持ち
かつ該接着剤部５）で該裏当て部（］と固着されている
多層複合管状体を連続的につくり、次いでこれを切ＩＪ
ｉ　Ｌ、“ζ個々の容器用管状体をつくるものである。

つまり、本発明では、各管状容器の主要ｆ）１１が、そ
の両端部で円周方向に連続又は不連続に密Ｊｊ＝Ｎ’＋
（不透過性）の■当゛Ｃ部材と固着されるのである。

そして、この場合、裏当て部材の中間ｆ）旧、１その内
部が減圧ないし真空になった場合に、内圧と外圧の圧力
差６ごまり、内方向に変形されるように構成されている
。　　　　　。

以上の説明から明らかなように、本発明の複合容器は、
り・ｊ向する両Ｑｌ旧ＢＢを有する１！１状体と、該管
状体の内側に沿ゲで設りられたｉ’ｌ　ｌｊγヤ１て密
↑・１性を有する裏当て部材とを有し、該裏当て（１１
号材は両端部がそれぞれ該管状体の相当する両末端部と
固着され、その中間部は該管状体とは固着されていす真
空包装あるいは減圧状態の包装時に該管状体と独立に内
側に変形し、う、５よ・うに構成されていることを本質
とするものである。

周期の管状体にかかる圧力は、実質−Ｌ両端部の裏当て
部口と管状体との固着部分のめといえる。

それ故、端部は通審エン゛ドキャップでその強度を高め
ることが望ましい。また裏当て部材の内側への収縮に伴
う力の大部分は管状体の長さ方向つまり最も強度の高い
方向のものである。その結果、包装された最終製品は包
装の内部の負圧によ・って形が安定に保持されるごとに
なる。

これに対し、従来の容器を用いた真空包装では、容器の
周辺壁部自体が内側に引かれるため、包装体の構造安定
性がそごなわれる傾向が大きか　っ　）こ　。

本発明に係る容器は、裏当て部材に、その継ぎ口に沿っ
て反対向きの折れ目を設りている。

この折れ目を設けることにより、裏当て部材が過度に伸
張することなく、包装内容物に裏当て部材をうまく適合
させることが可能となる。

勿論、ごのよ・うな裏当て部材の変は、包装内容物！）
裏当て部材の材質によって適宜に変化させうる。

要するに、一般に、真空包装等圧力差を伴う包装では、
容器全体の壁部に対し高い外圧が与えられるごとになり
、それ故に、通常、ｊｖ＜また強度の高い壁材の使用が
必要表なる。しかし、本発明は、いわば、複合容器内に
可撓性のｔｆ？月バッグをつるしたような構造に相当す
る新規な構造体を提供するものであり、商品をハングに
真空包装等圧力差を伴う包装をするとき、そのバッグを
外側容器壁とは独立して内容物に適合させ、真空包装に
よって生じた力を外側容器壁に直接移動さ・Ｕないよう
に構成し７に点に重要なポインｌ−があるのである。従
って、本発明では従来の同用途に使用する容器に比較し
７て薄く、軽く、安価な壁材の使用が可能である。

本発明の複合容器は、対向する両端部を有する管状体と
、該管状体の内側に沿って設＆Ｊられた可撓性で密封性
を有する裏当て部（］とを白し、該裏当て部（Ａは両端
部がそれぞれ該管状体の相当する両末端部と固着され、
その中間部は該管状体とは固着され′ζいず、この非固
着部３）に折れ目が設けられており、真空拡圧時にある
いは減圧状態の時に該管状体と独立に内側に変形し・）
るように構成され′Ｃい名ごとを特徴とする。

また、本発明の複合容器の製造法は、可撓性で密１・Ｉ
性の帯状の裏当て部材を、その長さ方向の縁部に折れ目
を設げた後に、管状構造となるようにマンドレル上に螺
旋状に巻き上げ、この裏当て部材上に複合管状体を形成
−ｕしめ、該裏当゛【部材の外周面と該複合管状体の内
周面との間にマンドレルの軸方向に一定間隔をおいて帯
状に形成・ｕしめた環状接着剤層を介して、前記裏当て
部材と前記複合管状体とを固着させ、しかる後、各接着
剤層のほぼ中心部で該複合管状体とその内側の裏当′（
部材とを切断し、端部の固着された裏当て部材を有する
管状体を得ることを特徴とするものである。

以下、図面に基づいて本発明の構成について詳しく説明
する。

第１図は、本発明の複合容器の管状体主要部を製造する
だめの方法を示す斜視図である。また、第２図は、裏当
て部材の長さ方向の縁部に折れ目を設置る際の実施態様
を示す概略図である。ここで用いる装置は、軸１０（マ
ンルル）と、供給１コール（図示せず）から内側に供給
される１本以−１−の本体形成用帯状体１２と、駆Ｆ１
１巻き上げプーリー付きのベルト１４と切断ｔａ１６と
を備え′ζいる。基本的には液体・気体の不透過性フィ
ルムの中で１枚の帯状体１８が軸ｌＯに螺旋状に巻き上
げられ、これが最終的に裏当て部材となる。裏当て部材
Ｉ８の重なり合った横端部は、端部折り曲げ装置３４に
より折り曲げられた後、＠着剤塗布用ローラ２０にＪ、
す、端部に適当な接着剤をト１けた−１−１Ｈ）いに固
着される。また、帯状体１８が熱接着性あるいは熱接着
層を有する場合にはヒートシールが実施される。

パターン式接着剤塗布用Ｅｌ−ラ２４により、帯状裏当
て部材１８の外面に、一定間隔を置いて広角度の接着剤
ＪｆＷ２２をｆす与する。この接着剤１２２は、目的と
する最終容器の長さに合わせた間隔で、巻き上げられた
裏当“Ｃ部材の周囲に環状の接着剤帯２２”を形成する
Ｊ：うにっくられる６次いで、１本またはそれ以」二の
ベー、パーボードその他の本体形成用の帯状体１２をそ
の上に螺旋状に巻き上げる。この後続の帯状体１２の巻
き上げに当っては、最も内側にくる帯状体１２、つまり
裏当て部１４１Ｂの次にくる帯状体１２は内外面には接
着剤をつりず端部のみ接着剤で接着される。これにより
、複合管状体を構成する最も内側の帯状体１２と裏当て
部材との結合が接着剤帯２２゛つまり接着剤層２２によ
り行われることになる。この最初の帯状体１２上に巻き
上げられる帯状体１２は、従来のものと同トロ、全体を
接着剤で結合させることが望ましい。この接着剤は接着
剤塗布用ローラ２６でイリ与される。

得られた複合管状体は、駆動巻き−ヒげベルト１４によ
り、回転さゼつつ前進させ、切断機１６により容器の長
さに切断される。

このｔ７ＪｌｌＪｉは接着剤帯２２゛のほぼ中心部で行
われる。

第３図は折れ目を有する裏当て部材端部の拡大斜視図、
第４図は折れ日用の余剰部分を有する裏当て部Ｈの一変
形を示す断面１ヱ１である。裏当て部材には、ｊ妾着剤
で接着した’Ｉ！ＩＩ’旋状のイ１１；ぎ目３２の直く
内側に反対向きの折れ「１３０が設りられている。

第５図は切断部を拡大して示ず＠＋１視図である。

また、第６図は切断後の一対の管状体の断面図である。

各管状体は、両端部に環状の接着剤帯を有する裏当て部
材を内部に持ら、この裏当て部材は両端部で管状体端部
とそれぞれ円周方向に環状に接着されている。そして、
裏当て部（，１の主要部は管状体とは固着され４゛、そ
れ自体で動番Ｊるようになっている。

かくして得られた管状容器本体は、次いで通常の方法に
より、両端部にフランジもしく番、１ヒート付けをし、
実際に内容物を包装する際にエンドキャップ２８により
シールしうるよう６．ニされる。エンドキャップ２３（
は裏当て部材１８の両端部にソールされるが、これは自
体周知の方法で容易にとりつりられうる。

第７図は容器本体と工゛ンドキャップとを釆す断面図で
ある。また、第８図は真空包装を行った際の容器の断面
し１である。この図から裏当て部材内が真空ないし減圧
状態になると、外壁とは独立して裏当゛Ｃ部材だりが内
側に変形することが理解されよう。容器本体−・の応力
は、それがあるとしてもエンドキャップで強化された両
端部に集中しているか管状容器本体の長さ方向に向ＬＪ
られＣいるため、容器本体を押しつぶすようには作用−
Ｕず容器の構造安定性がそこなわれろことはない。

１−記のようにして（１られる複合容器は、真空あるい
は減圧状態によって変形する裏当゛ζ部材の層と、容器
本体を形成する紙等の帯状体からなる層の両者で形成さ
れ、包装状態において容器本体に真空あるいは減圧に伴
う圧潰力を直接作用させないようになっている。この複
合容器によれば、容器の変形のおそれがない包装を実施
することができる。

また、本発明の複合容器においては、容器本体の上下端
において裏当て部材の両端が、気密的に環状に接着され
ているが、長い容器本体の場合には更に別の明所を軽く
接着して裏当て部材の位置決めを行ってもよい。裏当て
部１．ｔ　＆；Ｉ、真空あるいは減圧状態で本質的に気
体が透過しない材料、例えばポリエチレンソーイルノ＼
、塩化ビニルフィルムの如き合成樹脂ソ・イルＪ１等を
使用することができる。

以」二説明したように、本発明にＪ、れば、真空包装に
通ずる複合容器を、コス１を余りＡめることなく更に特
有の製造設備を必り３ｊとすることなく、従来から一般
に用いちれている装置を用いることにより、高い寸法・
精度で連続的に製造することができる。

また、本発明において裏当て部材Ｑ月、２さ方向の縁部
に折れ目を設＆Ｊだので、本発明はト記の効果を奏する
ことができる。

（１）　　商品の直空包装時に減圧作用４．二、ｌ、り
裏当゛ζ部部材長さ方向に沿ってほぼ全長に亘って内側
に向って変形することが容易となる。

（２）裏当゛ζ部材が複合体′（フィルム／アルミ箔／
紙の三層体、フィルム／紙の二層体など）であっても、
該裏当て部材のりＵＩｊ％端面が内方に露出しないため
、容器内に液体を入れた場合でも該切断端面から液体が
外部に洩れることがない。

このため、裏当て部材の外側の管状体に液体が浸透して
容器の強度が低下するごともない。

（：（）容器り１から容器内への空気やガスあるいは液
体の浸入、浸透をも阻止できる。

（４）副液性、耐湿性はもとよりガス・バリヤー性も良
好となるので内容物の酸化変質を防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の複合容器の管状体主要部を製造“」る
ための方法を示ず♀’を視Ｆ＋、第２図は裏当て部材の
良さ方向の縁部に折れ目を設ける際の実施態様を示す概
略図、第３図は折れ目を有する裏当て部材端部の拡大斜
視図、第４図は折れ日用の余剰部分を有する裏当て部材
の一変形を示す断面図、第５図は切断部を拡大して示す
斜？Ｊｉｔ図、第〔１図は切断後ｏｉ−タ１の管状体の
［υｉ面図、第７図ＧＪ管状体とエン「キャップとのシ
ール前の状態を示す断面図、第８図４；Ｉエント−キャ
ップを装着し７た包装完結時の容器のｔｌＪｉ面図であ
る。１０・・・−７ンドレル、１２・・・本体形成用帯状体
、１４・・・駆動・巻き、にげプーリーイ；１のヘルド
、１６・・・切断材、１８・・・裏当て部材、２０・・
・接着剤塗布角ローラ、２２・・・接着剤層、２４・・
・パターン式接着剤塗布用ローラ、２８・・・エンドキ
ャップ、３０・・・１斤れ目。代理人　弁理士　小　川　信　− 野１１腎照

Claims

【特許請求の範囲】１、対向する両端部を有する管状体と、該管状体の内側
に沿って設りられた可撓性で密１；Ｉ竹を有する裏当て
部材とを有し、該裏当゛Ｃ部材は両端部がそれぞれ該管
状体の相当する両末端部と固着され、その中間部は該管
状体とは固着されていず、この非固着部分に折れ目が設
６ノられており、真空減圧時にあるいは減圧状態の時に
該管状体と独立に内側に変形しうるように構成されてい
ることを特徴とする複合容器。２、可撓性で密封性の帯状の裏当て部４Ａを、その長さ
方向の縁部に折れ目を設けた１＆Ｃ１云管状構造となる
ようにマンドレル］−に螺旋状に巻き１げ、この裏当゛
ζ部材上に複合管状体を形成ｕしめ、該裏当て部材の外
周面と該複合管状体の内周面との間にマンドレルの軸方
向に一定間隔を−おいて帯状に形成−ｕしめた環状接着
剤ＩＣ嗜を介し７て、前記裏当て部材と前記複合管状体
とを固着さ−ヒ、しかる後、各接着剤層のほぼ中心部で
該複合管状体とその内側の裏当て部材とを切断し、端部
の固着された裏当て部材を有する管状体を（りるごとを
特徴とする複合容器の製造法。