JPS598209Y2 - スペクトラムアナライザ - Google Patents

スペクトラムアナライザ

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Publication number
JPS598209Y2
JPS598209Y2 JP11716180U JP11716180U JPS598209Y2 JP S598209 Y2 JPS598209 Y2 JP S598209Y2 JP 11716180 U JP11716180 U JP 11716180U JP 11716180 U JP11716180 U JP 11716180U JP S598209 Y2 JPS598209 Y2 JP S598209Y2
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JP
Japan
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frequency
signal
spectrum analyzer
frequency converter
input signal
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Expired
Application number
JP11716180U
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English (en)
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JPS5741178U (ja
Inventor
斉 芦田
Original Assignee
タケダ理研工業株式会社
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 この考案は入力信号の周波数スペクトラムを表示するス
ペクトラムアナライザに関し、特に入力信号レベルが大
のときでもスペクトラムアナライザ自身による歪が生じ
ないようにしたもので゛ある。
一般にスペクトラムアナライザは以下のように作する。
即ち、入力端子より印加された入力信号は周波数変換器
において、周波数掃引局部発振器より供給された局部信
号と周波数混合され、その周波数変換器よりの中間周波
信号は中間周波数増幅器で増幅され、更に検波器で検波
されてＣＲＴの垂直偏向回路へ供給される。
一方、周波数掃引局部発振器の周波数を掃引するための
掃引信号は、ＣＲＴの水平偏向回路へ供給されて入力信
号の周波数スペクトラムがＣＲＴ上に表示される。
このようなスペクトラムアナライザにおいては、入力信
号を中間周波信号に変換する周波数変換器はダイオード
を用いて構或される。
しかし、ダイオードは周知の如く飽和特性を有するため
、入力信号が正弦波であっても、一定レベル以上の入力
信号を印加すると、出力波形は短形波状になり、高調波
或分が増大する。
したがって、周波数変換器自身により高調波歪みが発生
するとともに、入力信号の高調波と局部発振信号の高調
波との和又は差による多数の中間周波信号が発生するこ
とになる。
スペクトラムアナライザは、入力信号の周波数スペクト
ラムを正確に測定するための測定器であるから、測定器
自身により不要の周波数スペクトラムを発生することは
、入力信号の周波数スペクトラムの正確な測定が困難と
なることとなる。
このため従来、スペクトラムアナライザにおいては、測
定器自身により歪を生じないための入力信号レベルの上
限を明記して誤測定を防止しているが、このように測定
範囲を制限せず入力信号レベルが大であっても正確に測
定し得るスペクトラムアナライザが望まれていた。
したがって、この考案の目的は入力信号レベルを大にし
ても、内部で歪が生じないスペクトラムアナライザを提
供するにある。
この考案では周波数変換器を構戊するダイオードについ
て、従来の１個のダイオードを２個以上の直列接続とな
るように構或して、ダイオードの等価的飽和電圧を増大
することにより、人力信号レベルが大きくても周波数変
換器において歪を生しないようにするとともに、このよ
うに構或した周波数変換器に、充分な局部発振信号出力
を供給し得るように、局部発振信号用増幅器を設けたも
のである。
図１はこの考案による周波数変換器の一実施例を示すも
のであり、いわゆるリング変調器において、従来のそれ
ぞれ１個のダイオードを、それぞれ２個の直列接続され
たダイオードで構或したものである。
このような構戒により、従来のリング変調器に比べダイ
オードが付加された分だけ飽和電圧が大きくなり、大き
な人力信号を印加しても歪は発生しなくなる。
したがって、このような周波数変換器においては、直列
接続するダイオード数を増加すればそれだけ歪に対して
は有利となる。
しかし、直列接続されるダイオードの増加により変換損
失が増大するため、実用的には２個ないし３個程度が妥
当と考えられる。
図２はこの考案によるスペクトラムアナライザの実施例
を示す。
図２において、２は周波数変換器であり、上述のように
ダイオードが直列に付加された構或となっている。
３は中間周波増幅器、４は検波器である。
局部発振器７よりの局部信号は、増幅器８により増幅さ
れて、周波数変換器２に供給される。
即ち周波数変換器２が適正に動作するためには増加した
ダイオード分だけさらに局部信号の出力レベルを増大す
る必要があり、このため増幅器８により周波数変換器２
に、充分な出力レベルまで局部発振出力を増幅するもの
である。
以上のように、この考案によるスペクトラムアナライザ
によれば、入力信号レベルが増大してもスペクトラムア
ナライザ自身による歪の発生を防止し得るため、測定可
能な入力信号レベルの範囲を拡張することが可能である
。
【図面の簡単な説明】
第１図はこの考案によるスペクトラムアナライザの周波
数変換器の一例であり、第２図はこの考案によるスペク
トラムアナライザの一例を示すブロック図である。 図中ＲＦは入力信号、ＩＦは中間周波信号、ＬＯは局部
発振信号、１は入力端子、５はＣＲＴ、６は掃引信号発
生器を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力信号と周波数掃引局部発振器の出力信号とを周波数
    変換器で周波数混合し、その周波数変換器よりの中間周
    波出力を検波して表示器へ供給し、上記局部発振器の周
    波数掃引と同期して上記表示器を掃引することにより上
    記入力信号の周波数スペクトラムを表示するようにした
    スペクトラムアナライザにおいて、上記周波数変換器を
    構戒するそれぞれのダイオードを２個又は２個以上のダ
    イオードの直列接続となるように構或し、且つ、上記局
    部発振器の出力信号を増幅して上記周波数変換器に供給
    するための増幅器を設けた事を特徴とするスペクトラム
    アナライザ。
JP11716180U 1980-08-19 1980-08-19 スペクトラムアナライザ Expired JPS598209Y2 (ja)

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JP11716180U JPS598209Y2 (ja) 1980-08-19 1980-08-19 スペクトラムアナライザ

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JPS5741178U JPS5741178U (ja) 1982-03-05
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