JPS598009Y2 - 球形軸受装置 - Google Patents
球形軸受装置Info
- Publication number
- JPS598009Y2 JPS598009Y2 JP11371079U JP11371079U JPS598009Y2 JP S598009 Y2 JPS598009 Y2 JP S598009Y2 JP 11371079 U JP11371079 U JP 11371079U JP 11371079 U JP11371079 U JP 11371079U JP S598009 Y2 JPS598009 Y2 JP S598009Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spherical bearing
- spring retainer
- cover
- bearing
- bearing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Support Of The Bearing (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は球形軸受の構造に係り、球形軸受を保持するス
プリングリテーナーの永久変形を防止することを目白勺
とする。
プリングリテーナーの永久変形を防止することを目白勺
とする。
従来の球形軸受の構造は第１図に示すように、球形軸受
１とスプリングリテーナ−２と含油させたフエルトリン
グ３をカバー４内に入れ、他方のカバー５をカバー４に
スプリングリテーナ−２を弾性限界内に撓ませた状態で
固定する構造となっていたので、この様に組立てられた
軸受を落下させたような場合、球形軸受１に非常に大き
な加速度が加わり、その結果スプリングリテーナ−２を
大きく撓ませ永久歪を生じさせる欠点があった。
１とスプリングリテーナ−２と含油させたフエルトリン
グ３をカバー４内に入れ、他方のカバー５をカバー４に
スプリングリテーナ−２を弾性限界内に撓ませた状態で
固定する構造となっていたので、この様に組立てられた
軸受を落下させたような場合、球形軸受１に非常に大き
な加速度が加わり、その結果スプリングリテーナ−２を
大きく撓ませ永久歪を生じさせる欠点があった。
本考案は上記従来の欠点を解消するもので、以下にその
実施例を第２図にもとづいて説明する。
実施例を第２図にもとづいて説明する。
図において、６は球形軸受、７は球形軸受６の一端を保
持するスプリングリテーナーで、背面側には歪を強制す
る爪８が設けられている。
持するスプリングリテーナーで、背面側には歪を強制す
る爪８が設けられている。
９は球形軸受６の外周部に設けられる含油フエルト、１
０は球形軸受６、含油フエルト９、スプリングリテーナ
−７を収納するカバー、１１は球形軸受６の他端を保持
するカバーで、上記カバー１０に嵌挿固定されるもので
ある。
０は球形軸受６、含油フエルト９、スプリングリテーナ
−７を収納するカバー、１１は球形軸受６の他端を保持
するカバーで、上記カバー１０に嵌挿固定されるもので
ある。
１２はスプリングリテーナ−７に設けられた爪８が、ス
プリングリテーナ−７が弾性歪の状態にある場合は当接
しないように隙間１３を形或させるためにカバー１０に
設けられた凹部である。
プリングリテーナ−７が弾性歪の状態にある場合は当接
しないように隙間１３を形或させるためにカバー１０に
設けられた凹部である。
上記構或において、組立てられた軸受部を落下させたよ
うな場合、球形軸受６に大きな加速度が加わりスプリン
グリテーナ−７がカバー１０側に押圧されるが、スプリ
ングリテーナ−７の爪８が凹部１２に当接した位置でス
プリングリテーナー７の歪が規制される。
うな場合、球形軸受６に大きな加速度が加わりスプリン
グリテーナ−７がカバー１０側に押圧されるが、スプリ
ングリテーナ−７の爪８が凹部１２に当接した位置でス
プリングリテーナー７の歪が規制される。
爪８が凹部１２に当接する迄の距離となる隙間１３は、
スプリングリテーナ−７の弾性歪が発生する限界内で決
定されているため、爪８が凹部１２に当接する迄歪んで
も球形軸受６に加わる加速度が無くなると元に復帰する
ものである。
スプリングリテーナ−７の弾性歪が発生する限界内で決
定されているため、爪８が凹部１２に当接する迄歪んで
も球形軸受６に加わる加速度が無くなると元に復帰する
ものである。
このように本考案によれば、軸受構造に大きな加速度が
加わっても、スプリングリテーナーに設けた爪が、スプ
リングリテーナーの弾性歪が発生する限界内においてカ
バーに当接し、スプリングリテーナーの弾性限度以上の
撓みが防止され、スプリングリテーナーの永久変形を生
じさせることがないので、衝撃に強い軸受構造を提供で
きるものである。
加わっても、スプリングリテーナーに設けた爪が、スプ
リングリテーナーの弾性歪が発生する限界内においてカ
バーに当接し、スプリングリテーナーの弾性限度以上の
撓みが防止され、スプリングリテーナーの永久変形を生
じさせることがないので、衝撃に強い軸受構造を提供で
きるものである。
第１図は従来例の断面図、第２図は本考案の実施例にお
ける軸受装置の断面図である。 ６・・・・・・球形軸受、７・・・・・・スプリングリ
テーナー８・・・・・・爪、 １０， １１・・・・・・カバー
ける軸受装置の断面図である。 ６・・・・・・球形軸受、７・・・・・・スプリングリ
テーナー８・・・・・・爪、 １０， １１・・・・・・カバー
Claims (1)
- 球形軸受と、この球形軸受を保持するスプリングリテー
ナーと、このスプリングリテーナーと球形軸受を組付け
るカバーを有し、前記スプリングリテーナにこのスプリ
ングリテーナーが一定量以上に歪んだ時に、前記カバー
に当る爪を一体的に設けた球形軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11371079U JPS598009Y2 (ja) | 1979-08-17 | 1979-08-17 | 球形軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11371079U JPS598009Y2 (ja) | 1979-08-17 | 1979-08-17 | 球形軸受装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5630627U JPS5630627U (ja) | 1981-03-25 |
| JPS598009Y2 true JPS598009Y2 (ja) | 1984-03-12 |
Family
ID=29345986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11371079U Expired JPS598009Y2 (ja) | 1979-08-17 | 1979-08-17 | 球形軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS598009Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-17 JP JP11371079U patent/JPS598009Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5630627U (ja) | 1981-03-25 |
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