JPS597473Y2 - 鉄筋継手緊締工具 - Google Patents
鉄筋継手緊締工具Info
- Publication number
- JPS597473Y2 JPS597473Y2 JP13287878U JP13287878U JPS597473Y2 JP S597473 Y2 JPS597473 Y2 JP S597473Y2 JP 13287878 U JP13287878 U JP 13287878U JP 13287878 U JP13287878 U JP 13287878U JP S597473 Y2 JPS597473 Y2 JP S597473Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- wedge
- cap
- cylinder
- tightening tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は二本の鉄筋を連結する作業において鉄筋相互に
外挿したスリーブに楔を打設してこの鉄筋相互の連結緊
締を図るために使用する鉄筋継手緊締工具に関し、その
目的はシリンダーの一端に突出したロツドに弾性装着し
たウレタンゴム等弾性材製の楔保持用のキャップによっ
て楔を確実に弾性保持でき、楔の圧入打設を安定かつ適
確に行なうことができるようにした鉄筋継手緊締工具を
提供することにある。
外挿したスリーブに楔を打設してこの鉄筋相互の連結緊
締を図るために使用する鉄筋継手緊締工具に関し、その
目的はシリンダーの一端に突出したロツドに弾性装着し
たウレタンゴム等弾性材製の楔保持用のキャップによっ
て楔を確実に弾性保持でき、楔の圧入打設を安定かつ適
確に行なうことができるようにした鉄筋継手緊締工具を
提供することにある。
つぎに本考案を図示の一実施例にもとづいて説明すると
１はシリンダーで゛あり、このシリンダー１はその前端
側面から突出し前方向に延出した鉤腕２を一体的に具備
しており、上記鉤腕２の先端側には鉄筋ｂ，Ｃを内挿し
たスリーブａを掛止する一対の鉤３，３が楔ｄの進入空
間４を設けて垂下形威されている。
１はシリンダーで゛あり、このシリンダー１はその前端
側面から突出し前方向に延出した鉤腕２を一体的に具備
しており、上記鉤腕２の先端側には鉄筋ｂ，Ｃを内挿し
たスリーブａを掛止する一対の鉤３，３が楔ｄの進入空
間４を設けて垂下形威されている。
このようなシリンダー１の前端面中夫にはロツド５が突
出して設けられており、該ロツド５はシリンダー１の作
動により前方向に進退する。
出して設けられており、該ロツド５はシリンダー１の作
動により前方向に進退する。
上記ロツド５はその先端に鋼材で形或され楔ｄ基端と衝
合するロツド５端面の損傷を防止するカバー６を交換可
能に具備したもので、このロツド５の突出部にはウレタ
ンゴム等弾性材製で有底筒状に一体或型された楔保持用
のキャップ７を取外し容易に弾性装着する。
合するロツド５端面の損傷を防止するカバー６を交換可
能に具備したもので、このロツド５の突出部にはウレタ
ンゴム等弾性材製で有底筒状に一体或型された楔保持用
のキャップ７を取外し容易に弾性装着する。
このキャップ７は第２図に示すようにその底壁中央に楔
ｄの基端側を挿入し、これを弾性保持する孔８が穿設し
てあり、かつ該キャップ７の内周壁の高さｌ１をロツド
５の突出長ｌ２より大きく形威してロツド５端面とキャ
ップ７内底壁間に空所９が形或されるようにしてある。
ｄの基端側を挿入し、これを弾性保持する孔８が穿設し
てあり、かつ該キャップ７の内周壁の高さｌ１をロツド
５の突出長ｌ２より大きく形威してロツド５端面とキャ
ップ７内底壁間に空所９が形或されるようにしてある。
さらに上記キャップ７の開口側周壁端面には複数個の取
外し用の切欠部１０が設けられており、かつ前記孔８の
内周面にはその外側端を切り落したテーパー面１１が形
威してあって、該テーパー面１１で楔ｄの着脱が容易に
行なえるように構威されている。
外し用の切欠部１０が設けられており、かつ前記孔８の
内周面にはその外側端を切り落したテーパー面１１が形
威してあって、該テーパー面１１で楔ｄの着脱が容易に
行なえるように構威されている。
しかして本考案はスリーブａの外挿された二本の鉄筋ｂ
，Ｃを第３図に示すように鉤腕２の鉤３，３に掛止し、
上記スリーブａに設けられた楔孔ｅをロツド５の中心軸
上に固定する。
，Ｃを第３図に示すように鉤腕２の鉤３，３に掛止し、
上記スリーブａに設けられた楔孔ｅをロツド５の中心軸
上に固定する。
つぎにロツド５の突出部に装着されたキャップ７にその
孔８を介して楔ｄをその基端側から挿入し弾性保持させ
る。
孔８を介して楔ｄをその基端側から挿入し弾性保持させ
る。
このとき楔ｄはその基端面がロツド５端面と衝合し空所
９を介して孔８において弾性保持されるのでキャップ７
に安定性よく取着することができる。
９を介して孔８において弾性保持されるのでキャップ７
に安定性よく取着することができる。
そこでシリンダー１を作動させるとロツド５があらかじ
め設定されたストローク長に突出し楔ｄをスリーブａの
楔孔ｅに圧入するが、その圧入時にキャップ７内に形威
された空所９がロツド５の進出で解消され楔ｄが孔８に
おいて保持される状態となり、さらにロツド５が突出す
ることでキャップ７の底壁が押圧されて薄肉状に弾性変
形し楔ｄをスリーブａに深く打設することができ、スリ
ーブａに内挿する鉄筋ｂ，Ｃ相互の連結緊締を確実堅固
に行なうことができることとなる。
め設定されたストローク長に突出し楔ｄをスリーブａの
楔孔ｅに圧入するが、その圧入時にキャップ７内に形威
された空所９がロツド５の進出で解消され楔ｄが孔８に
おいて保持される状態となり、さらにロツド５が突出す
ることでキャップ７の底壁が押圧されて薄肉状に弾性変
形し楔ｄをスリーブａに深く打設することができ、スリ
ーブａに内挿する鉄筋ｂ，Ｃ相互の連結緊締を確実堅固
に行なうことができることとなる。
以上、説明したように本考案はシリンダーの作動で進退
するロツドの突出部にウレタンゴム等弾性材で形或した
キャップを装着し、かつ該キャップの内底壁の高さをロ
ツド突出長より少なくとも大に形或してキャップ内に空
所が形或できるようにしたので、該空所を介してロツド
先端に楔を安定性よく適確に弾性保持することができ、
がつ楔圧入時には該キャップの底壁の弾性変形と相俟っ
て楔をスリーブ中に深く圧入打設することができて、鉄
筋相互の連結緊締を強固なものにすることができる。
するロツドの突出部にウレタンゴム等弾性材で形或した
キャップを装着し、かつ該キャップの内底壁の高さをロ
ツド突出長より少なくとも大に形或してキャップ内に空
所が形或できるようにしたので、該空所を介してロツド
先端に楔を安定性よく適確に弾性保持することができ、
がつ楔圧入時には該キャップの底壁の弾性変形と相俟っ
て楔をスリーブ中に深く圧入打設することができて、鉄
筋相互の連結緊締を強固なものにすることができる。
しかもこの楔打設時においてキャップに装着された楔が
打設中心軸から多少偏位していても楔を保持するキャッ
プが適度に弾性変形するので、この楔が鉤およびスリー
ブの楔孔でその偏位を矯正され無理な楔打設を行なう虞
れがなく、またこのキャップがロツド端面を被覆してい
るのでロツド端面が楔圧入時に損傷してもその破片の飛
散を防止することができ、鉄筋継手緊締作業を安全かつ
能率的に行なうことができるものである。
打設中心軸から多少偏位していても楔を保持するキャッ
プが適度に弾性変形するので、この楔が鉤およびスリー
ブの楔孔でその偏位を矯正され無理な楔打設を行なう虞
れがなく、またこのキャップがロツド端面を被覆してい
るのでロツド端面が楔圧入時に損傷してもその破片の飛
散を防止することができ、鉄筋継手緊締作業を安全かつ
能率的に行なうことができるものである。
第１図は本考案の一実施例に係る鉄筋継手緊締工具の斜
視図、第２図は同上工具におけるキャップの拡大一部切
欠斜視図、第３図は同上工具の作動状態を示す要部拡大
断面図である。 １・・・・・・シリンダー、２・・・・・・鉤腕、３・
・・・・・鉤、４・・・・・・空間、５・・・・・・ロ
ツド、７・・・・・・キャップ、８・・・・・・孔、９
・・・・・・空所。
視図、第２図は同上工具におけるキャップの拡大一部切
欠斜視図、第３図は同上工具の作動状態を示す要部拡大
断面図である。 １・・・・・・シリンダー、２・・・・・・鉤腕、３・
・・・・・鉤、４・・・・・・空間、５・・・・・・ロ
ツド、７・・・・・・キャップ、８・・・・・・孔、９
・・・・・・空所。
Claims (1)
- シリンダーの一端に突出し該シリンダーの作動で進退す
るロツドの突出部にウレタンゴム等弾性材で有底筒状に
形威した楔保持用のキャップを弾性装着し、かつ上記キ
ャップの内周壁の高さを前記ロツドの突出長より少なく
とも大に形或するとともにその底壁中夫に楔の基端挿入
用の孔を穿設したことを特徴とする鉄筋継手緊工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13287878U JPS597473Y2 (ja) | 1978-09-29 | 1978-09-29 | 鉄筋継手緊締工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13287878U JPS597473Y2 (ja) | 1978-09-29 | 1978-09-29 | 鉄筋継手緊締工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5548931U JPS5548931U (ja) | 1980-03-31 |
| JPS597473Y2 true JPS597473Y2 (ja) | 1984-03-07 |
Family
ID=29100830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13287878U Expired JPS597473Y2 (ja) | 1978-09-29 | 1978-09-29 | 鉄筋継手緊締工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS597473Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5798013B2 (ja) * | 2011-11-21 | 2015-10-21 | 岡部株式会社 | 棒鋼材接続用楔部材圧入工具 |
-
1978
- 1978-09-29 JP JP13287878U patent/JPS597473Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5548931U (ja) | 1980-03-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2893298A (en) | Sheep foot tamper | |
| US6351881B1 (en) | Hinge pin remover and starter | |
| USRE32364E (en) | Flexible core for tool handles | |
| US20200370317A1 (en) | Molding removal tool assembly | |
| US4669342A (en) | Tool handle attachment | |
| JPS597473Y2 (ja) | 鉄筋継手緊締工具 | |
| US4290583A (en) | Claw hammer with improved fulcrum | |
| US5415448A (en) | Universal replacement tool handle combination | |
| US4718313A (en) | Hammer head for a hammer | |
| US1792437A (en) | Hammer | |
| US3425087A (en) | Beater blade mounting adapters for working implements or the like | |
| US2202863A (en) | Detachable tool handle | |
| US2251487A (en) | Tooth point | |
| US2846277A (en) | Head and handle assembly for striking tools | |
| US5622352A (en) | Connected arch nail puller for claw hammer | |
| US3211240A (en) | Stake puller | |
| US2090164A (en) | Hammer | |
| US6527033B1 (en) | Tire bead breaking wedge and method | |
| CA1057724A (en) | Cable or pipe clamp | |
| JPH0529826Y2 (ja) | ||
| JPH0343784Y2 (ja) | ||
| JP3944409B2 (ja) | バール | |
| JP3009290U (ja) | 替刃式のみ | |
| JPS6239155Y2 (ja) | ||
| US2462427A (en) | Picks and like tools |