JPS597075B2 - 自在管継手 - Google Patents
自在管継手Info
- Publication number
- JPS597075B2 JPS597075B2 JP47062251A JP6225172A JPS597075B2 JP S597075 B2 JPS597075 B2 JP S597075B2 JP 47062251 A JP47062251 A JP 47062251A JP 6225172 A JP6225172 A JP 6225172A JP S597075 B2 JPS597075 B2 JP S597075B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- spherical
- joint
- lead
- connecting pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Joints Allowing Movement (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は基礎台に固定した第1引込管と、それに平行で
あり、また2つの連結管を通じてその継軸と直角方向に
運動可能な可動台に固定した第2引込管とを結合するた
めの、大荷重に耐える自在管継手に関するものである。
あり、また2つの連結管を通じてその継軸と直角方向に
運動可能な可動台に固定した第2引込管とを結合するた
めの、大荷重に耐える自在管継手に関するものである。
一般に球面管継手はよく知られた構造として、容器で構
成され、その内部には引込管と結合の町能な差込口と、
容器内のその内面に球面シールがしっかりとはめ込まれ
た取出口をもっていて、球面シールのシール面は球孔一
半球の形につくられている。
成され、その内部には引込管と結合の町能な差込口と、
容器内のその内面に球面シールがしっかりとはめ込まれ
た取出口をもっていて、球面シールのシール面は球孔一
半球の形につくられている。
容器の取出口には別の引込管に固定した短管が内側に突
出しており、これに球面シールのシール面と接触する半
球が取付けられている。
出しており、これに球面シールのシール面と接触する半
球が取付けられている。
カーボンリングと半球の接触する球状シール面方式は、
引込管と結合した容器、および別の連結管と結合した短
管の回転運動だけでなく一定の角運動をも可能にして配
管接続時における融通性をもたせており、したがって球
面シール面の主関節而を横切る角運動を防止する案内装
置を備えていないものである。
引込管と結合した容器、および別の連結管と結合した短
管の回転運動だけでなく一定の角運動をも可能にして配
管接続時における融通性をもたせており、したがって球
面シール面の主関節而を横切る角運動を防止する案内装
置を備えていないものである。
また、このように球而管継手は角運動が可能なために球
面シール面の摩耗が激しくその耐久性について特に大き
い負荷の下では使用に供し得ない欠点があった。
面シール面の摩耗が激しくその耐久性について特に大き
い負荷の下では使用に供し得ない欠点があった。
たとえば、球面管継手をいわゆる揺動棒式炉の揺動棒に
冷却材を加圧して供給するウオーキングビーム炉の加熱
した鋼塊を動かす揺動棒に用いて、該揺動棒を垂直上下
方向と炉の長手前後方向の組合せ運動をさせる場合には
、球面シール面の摩耗耐久性が要求される。
冷却材を加圧して供給するウオーキングビーム炉の加熱
した鋼塊を動かす揺動棒に用いて、該揺動棒を垂直上下
方向と炉の長手前後方向の組合せ運動をさせる場合には
、球面シール面の摩耗耐久性が要求される。
この種の揺動棒には、冷却のためにたとえば温度が約2
40℃で36気圧の高圧水のような冷却材が流されるが
、このような高圧、高温のために自在管継手にはかなり
大きい負荷がかかり、かなりの摩耗があるために、故障
が多発しその修理に問題があった。
40℃で36気圧の高圧水のような冷却材が流されるが
、このような高圧、高温のために自在管継手にはかなり
大きい負荷がかかり、かなりの摩耗があるために、故障
が多発しその修理に問題があった。
本発明は、大荷重に耐え得る自在管継手を新規に提供せ
んとするもので、基礎台に固定した一方向に突出せる第
1引込管に対して、同一方向に突出せる可動台に固定し
た第2引込管を可動台と共に上記方向と直交する平面内
で移動自在に配置し、かつ夫々大略コ状またはZ状に曲
折してなる第1連結管と第2連結管の夫々の一端部を第
2管継手を介して回転自在に接続する一方、第1連結管
の他端部を第1管継手を介して上記第1引込管に回転自
在に接続すると共に第2連結管の他端部を第3管継手を
介して上記第2引込管に回転自在に接続して、該第2引
込管を第1引込管に対して上記平面内で矩形状の軌跡を
描く角運動をし得るように構成してなる自在管継手にし
て、上記第1、第2、第3の管継手を球面管継手で構成
し、かつ上記第1連結管または第2連結管あるいは第2
球面管継手のいづれか一つの部材に係合して、当該部材
を上記乎面内での移動は自在に許すが、上記一方向への
移動を拘束して常時当該方向の一定位置に保持する第1
案内手段を備える一方、上記第1連結管および第2連結
管が上記平面内で移動する時に当該両者の間を同軸に保
持するように両者を相互に連結する第2案内手段を備え
てなる構成により、上記各球面管継手における主関節面
を横切る角運動を防止して回転運動のみを行わせて該球
面管継手の球面シール面の摩耗を防止するようにしたも
のである。
んとするもので、基礎台に固定した一方向に突出せる第
1引込管に対して、同一方向に突出せる可動台に固定し
た第2引込管を可動台と共に上記方向と直交する平面内
で移動自在に配置し、かつ夫々大略コ状またはZ状に曲
折してなる第1連結管と第2連結管の夫々の一端部を第
2管継手を介して回転自在に接続する一方、第1連結管
の他端部を第1管継手を介して上記第1引込管に回転自
在に接続すると共に第2連結管の他端部を第3管継手を
介して上記第2引込管に回転自在に接続して、該第2引
込管を第1引込管に対して上記平面内で矩形状の軌跡を
描く角運動をし得るように構成してなる自在管継手にし
て、上記第1、第2、第3の管継手を球面管継手で構成
し、かつ上記第1連結管または第2連結管あるいは第2
球面管継手のいづれか一つの部材に係合して、当該部材
を上記乎面内での移動は自在に許すが、上記一方向への
移動を拘束して常時当該方向の一定位置に保持する第1
案内手段を備える一方、上記第1連結管および第2連結
管が上記平面内で移動する時に当該両者の間を同軸に保
持するように両者を相互に連結する第2案内手段を備え
てなる構成により、上記各球面管継手における主関節面
を横切る角運動を防止して回転運動のみを行わせて該球
面管継手の球面シール面の摩耗を防止するようにしたも
のである。
本発明の自在管継手は、球面管継手と、セラミック材料
等の堅い材料よりなる球面シール面と、第1、第2案内
手段を備えることにより、高温、高圧の重負荷(たとえ
ば240℃、36気圧)時における球面シール面の摩耗
を防止するようにしたものである。
等の堅い材料よりなる球面シール面と、第1、第2案内
手段を備えることにより、高温、高圧の重負荷(たとえ
ば240℃、36気圧)時における球面シール面の摩耗
を防止するようにしたものである。
すなわち、通常、球面管継手の観念は、主関節面を横切
る角運動を許容するということを前提とするものである
から、この球面管継手に上記角運動を防止するために案
内手段を設けるという思想は、球面管継手という観念に
相反するものであるが、本発明の如く球面管継手の運動
を案内手段により一方向の主関節面内に制限することに
より、球面シール面の摩耗が球面管継手単独のものより
数倍も減じるという実用上の大きな効果は、球面管継手
と案内手段の無関連性及び構成に対する効果の異質性よ
りからも予測性がないことは明らかである。
る角運動を許容するということを前提とするものである
から、この球面管継手に上記角運動を防止するために案
内手段を設けるという思想は、球面管継手という観念に
相反するものであるが、本発明の如く球面管継手の運動
を案内手段により一方向の主関節面内に制限することに
より、球面シール面の摩耗が球面管継手単独のものより
数倍も減じるという実用上の大きな効果は、球面管継手
と案内手段の無関連性及び構成に対する効果の異質性よ
りからも予測性がないことは明らかである。
しかも、ウオーキングビーム炉等の過酷な条件のもとで
使用される堅い材料よりなる球面管継手の球面シールの
使用寿命の増大という重大課題の解決が、生産性向上の
ために望まれていたにもかかわらず、この課題が長年の
間解決されず、かつこのような解決方法を実施した者が
いないことは本発明が実用上に供し得る十分な耐摩耗性
を付与したという事実と共に本発明のいわゆる進歩性を
実証する一つの根拠とも考えられる。
使用される堅い材料よりなる球面管継手の球面シールの
使用寿命の増大という重大課題の解決が、生産性向上の
ために望まれていたにもかかわらず、この課題が長年の
間解決されず、かつこのような解決方法を実施した者が
いないことは本発明が実用上に供し得る十分な耐摩耗性
を付与したという事実と共に本発明のいわゆる進歩性を
実証する一つの根拠とも考えられる。
また、本発明の自在管継手は2つの連結管を相互に結合
する3つの球面管継手のうちの中央の球面管継手だけに
第1、第2の案内手段を設けることにより、3つの球面
管継手全てに対して主関節面を横切る角運動を防止せし
めて、各球面管継手の球面シール面の耐摩耗性を向上せ
しめると共に、中央以外の球面管継手に案内手段を設け
ることを全く不要としたものである。
する3つの球面管継手のうちの中央の球面管継手だけに
第1、第2の案内手段を設けることにより、3つの球面
管継手全てに対して主関節面を横切る角運動を防止せし
めて、各球面管継手の球面シール面の耐摩耗性を向上せ
しめると共に、中央以外の球面管継手に案内手段を設け
ることを全く不要としたものである。
すなわち、本発明の第1案内手段と第2案内手段の組み
合せは、各球面管継手を同軸に保つために、夫々に案内
手段を設けるのと同じ効果をもたらすものであり、極言
すれば、第2案内手段は、2つの球面管継手を同軸に保
つべく、夫々に設けられるべき2つの案内装置の役割を
1つでもって行なうものである。
合せは、各球面管継手を同軸に保つために、夫々に案内
手段を設けるのと同じ効果をもたらすものであり、極言
すれば、第2案内手段は、2つの球面管継手を同軸に保
つべく、夫々に設けられるべき2つの案内装置の役割を
1つでもって行なうものである。
したがって、本発明にかかる自在管継手はその構造を簡
単にし、かつその信頼性を大きくしたものである。
単にし、かつその信頼性を大きくしたものである。
以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明す
る。
る。
第1図には、一定位置に固定した基礎台1を直方体で表
わしており、これに特定の一方向、すなわちX方向に突
出させて固定した第1引込管2が付いている。
わしており、これに特定の一方向、すなわちX方向に突
出させて固定した第1引込管2が付いている。
それに対して運動可能な可動台としての機械部品3を直
方体で表わし、この機械部品とともに運動可能にX方向
に突出させて固定した第2引込管4が取付けられている
。
方体で表わし、この機械部品とともに運動可能にX方向
に突出させて固定した第2引込管4が取付けられている
。
機械部品3の運動は実線の位置■の他に一点鎖線の3つ
の泣置I1,I,IVに描いて示されている。
の泣置I1,I,IVに描いて示されている。
ウオーキングビーム炉では揺動棒は上方、すなわちX方
向と垂直なZ方向への垂直な運動、それに垂直なX方向
とZ方向に垂直なY方向への運動、下方、すなわちZ方
向への垂直運動、もとの出発点への反体方向への垂直運
動を一行程ずつ連続して行なう。
向と垂直なZ方向への垂直な運動、それに垂直なX方向
とZ方向に垂直なY方向への運動、下方、すなわちZ方
向への垂直運動、もとの出発点への反体方向への垂直運
動を一行程ずつ連続して行なう。
これらのY方向及びZ方向すなわちX方向と垂直な一平
面(YZ)内での運動経路、すなわち矩形状の移動軌跡
は機械部品3のそれぞれの予想位置と矢印を使って第1
図に示されている。
面(YZ)内での運動経路、すなわち矩形状の移動軌跡
は機械部品3のそれぞれの予想位置と矢印を使って第1
図に示されている。
その際に、機械部品3とそれに付属した第2引込管4の
運動はもっぱら第2引込管4のX方向の軸に垂直なY方
向及びZ方向の運動平面で行なわれることを前提として
いる。
運動はもっぱら第2引込管4のX方向の軸に垂直なY方
向及びZ方向の運動平面で行なわれることを前提として
いる。
したがって、この第2引込管4は第1引込管2と平行に
配置される。
配置される。
これら第1と第2の引込管2と4は2つの犬略コ字状を
なす一対の第1と第2の連結管5,6からなる自在管継
手によって夫々連結される。
なす一対の第1と第2の連結管5,6からなる自在管継
手によって夫々連結される。
第1と第2の連結管5,6は夫々X方向に向けた一端部
を相互に第2球面管継手7を介して回転自在に接続する
一方、第1連結管5のX方向に向けた他端部を第1引込
管2と第1球面管継手8を介して回転自在に接続すると
共に、第2連結管6のX方向に向けた他端部を第2引込
管4と第3球面管継手9により回転自在に結合されてい
る。
を相互に第2球面管継手7を介して回転自在に接続する
一方、第1連結管5のX方向に向けた他端部を第1引込
管2と第1球面管継手8を介して回転自在に接続すると
共に、第2連結管6のX方向に向けた他端部を第2引込
管4と第3球面管継手9により回転自在に結合されてい
る。
したがって、基礎台1に固定したX方向に突設せる第1
引込管2に対して、可動台3に固定したX方向に突出せ
る第2引込管4を可動台3と共にY方向及びZ方向に移
動可に配置し、かつ夫々の両端部をX方向に向けた第1
連結管5と第2連結管6の一端部を夫々第2球面管継手
7を介して回転自在に接続する一方、第1連結管5の他
端部を第1球面管継手8を介して第1引込管2に回転自
在に接続すると共に第2連結管6の他端部を第3球面管
継手9を介して第2引込管4に回転自在に接続して、上
記基礎台1に対して上記可動台3をY方向及びZ方向へ
矩形状の軌跡を移動し得るようになる自在管継手が構成
される。
引込管2に対して、可動台3に固定したX方向に突出せ
る第2引込管4を可動台3と共にY方向及びZ方向に移
動可に配置し、かつ夫々の両端部をX方向に向けた第1
連結管5と第2連結管6の一端部を夫々第2球面管継手
7を介して回転自在に接続する一方、第1連結管5の他
端部を第1球面管継手8を介して第1引込管2に回転自
在に接続すると共に第2連結管6の他端部を第3球面管
継手9を介して第2引込管4に回転自在に接続して、上
記基礎台1に対して上記可動台3をY方向及びZ方向へ
矩形状の軌跡を移動し得るようになる自在管継手が構成
される。
上記の各球面管継手7,8,9は一定の角運動が可能で
あるが本発明によって角運動を除外するために、第2球
面管継手7の作動範囲内に一対の第1と第2の案内千段
10,21が設置されている。
あるが本発明によって角運動を除外するために、第2球
面管継手7の作動範囲内に一対の第1と第2の案内千段
10,21が設置されている。
すなわち、上記第1連結管5または第2連結管6あるい
は第2球面管継手7のいづれかをY方向およびZ方向の
移動は自在に許すがX方向を一定位置Xに拘束する第1
案内千段21を備える一方、上記第1連結管5および第
2連結管6がY方向およびZ方向に移動する時にそれら
の両端を相互に連結して両者を常時同軸配置に保持する
第2案内千段10を備える。
は第2球面管継手7のいづれかをY方向およびZ方向の
移動は自在に許すがX方向を一定位置Xに拘束する第1
案内千段21を備える一方、上記第1連結管5および第
2連結管6がY方向およびZ方向に移動する時にそれら
の両端を相互に連結して両者を常時同軸配置に保持する
第2案内千段10を備える。
第2図において、第2案内手段は全体が10で示された
第2球面管継手7に対する軸案内であり、第1案内手段
は管継手7の運動をその軸に対して垂直な平面に拘束す
るところの全体を21で示した案内装置である。
第2球面管継手7に対する軸案内であり、第1案内手段
は管継手7の運動をその軸に対して垂直な平面に拘束す
るところの全体を21で示した案内装置である。
第1図は自在管継手全体が前後への回転運動を行なうこ
とを示しており、そして静止摩擦とすべり摩擦が絶えず
変化するために各球面管継手7,8,9には大きい負荷
がかかる。
とを示しており、そして静止摩擦とすべり摩擦が絶えず
変化するために各球面管継手7,8,9には大きい負荷
がかかる。
そのほかにも本発明が前提としているように、温度と圧
力に関して高負荷が加わることもあり得る。
力に関して高負荷が加わることもあり得る。
各案内装置10と21は自在管継手全体の運動を角運動
成分のない純粋な回転運動に制限することによって自在
管継手の寿命がかなりのびるようになる。
成分のない純粋な回転運動に制限することによって自在
管継手の寿命がかなりのびるようになる。
各自在管継手は、例えば第1球面管継手8が第2図の断
面図で示される如き構造よりなり、第1引込管2が容器
の形をした継手部品12に固定されている。
面図で示される如き構造よりなり、第1引込管2が容器
の形をした継手部品12に固定されている。
この部品12には容器室13を有し、該室13内には取
出口14のフランジの内側に球凹一半球で構成される球
面シール15と球凸一半球の形をしたシール当り面16
が入っており、両者は互いに接触する。
出口14のフランジの内側に球凹一半球で構成される球
面シール15と球凸一半球の形をしたシール当り面16
が入っており、両者は互いに接触する。
また両者の当り面はスプリング17によってシール当り
而16を球面シール15に押し付ける。
而16を球面シール15に押し付ける。
さらに部品12はカップリング18を通じて第2連結管
6と結合されている。
6と結合されている。
第2と第3の球面管継手7と9も第1球面管継手8と同
様に作られており、このような球面管継手は元来よく知
られたものである。
様に作られており、このような球面管継手は元来よく知
られたものである。
本発明の範囲ではその箇所に別の同様な形式の揺動棒を
使うことも可能である。
使うことも可能である。
第2案内千段10は一方が第1連結管5に固定されてお
り、第2球面管継手7に対して同軸のピボット軸22と
この軸を受ける回転軸受23を備え、そしてこれはアー
ム24.25を通じて第2連結管6と結合されて、第2
球面管継手7と同軸になっている。
り、第2球面管継手7に対して同軸のピボット軸22と
この軸を受ける回転軸受23を備え、そしてこれはアー
ム24.25を通じて第2連結管6と結合されて、第2
球面管継手7と同軸になっている。
第1案内手段21は第2図の断面図でアーム25を破断
して示している。
して示している。
このアーム25が軸受23と第2連結管6を固定する役
目を果すことは言うまでもない。
目を果すことは言うまでもない。
第1案内手段21は第1連結管5に固定された軸26か
ら成り、その端にはロール27が取付けられ、その回転
軸は第1球面管継手8の回転軸と垂直に交叉しており、
さらに定位置に固定されたU形材28で構成され、その
対辺は第1連結管5の回転面に平行でロール27を両側
から支持され、かつU形材28は、第1連結管5の揺動
経路すべてに対してロール27がこの形材の内側にくる
ように配置されており、その際形材の長さは第1球面管
継手8の継手部の位置が同軸に設定されるように選ばれ
る。
ら成り、その端にはロール27が取付けられ、その回転
軸は第1球面管継手8の回転軸と垂直に交叉しており、
さらに定位置に固定されたU形材28で構成され、その
対辺は第1連結管5の回転面に平行でロール27を両側
から支持され、かつU形材28は、第1連結管5の揺動
経路すべてに対してロール27がこの形材の内側にくる
ように配置されており、その際形材の長さは第1球面管
継手8の継手部の位置が同軸に設定されるように選ばれ
る。
ただ簡単のために第2図では第1と第2の案内千段10
と21が同一平面、すなわち製図面に描かれている。
と21が同一平面、すなわち製図面に描かれている。
実際には第1と第2の連結管5と6も同一平面にないの
で、2つの案内手段も各継手の運動の間に相互に干渉し
ないよう角度をつけて配置されている。
で、2つの案内手段も各継手の運動の間に相互に干渉し
ないよう角度をつけて配置されている。
実用的には図の例とは異なって、すべての継手が継手の
回転軸に垂直な共通の平面にくるように各連結管が配置
される。
回転軸に垂直な共通の平面にくるように各連結管が配置
される。
本発明は上記実施例に詳記した如く、固定された第1引
込管2と、それに平行であり、また゛2つの連結管5,
6を通じてその縦軸と直角方向に運動可能な第2引込管
4とを結合するための大荷重に耐える自在管継手にして
、連結管どうし、あるいは連結管と引込管は球面管継手
7,8,9で結合されており、またこれはそれぞれ、セ
ラミック材料等の堅い材料で作られた球面シール15に
よって相互に密封された回転可能な継手部材12,16
からなり、とくにウオーキングビーム炉の揺動棒に冷却
材を加圧して供給するためのものである。
込管2と、それに平行であり、また゛2つの連結管5,
6を通じてその縦軸と直角方向に運動可能な第2引込管
4とを結合するための大荷重に耐える自在管継手にして
、連結管どうし、あるいは連結管と引込管は球面管継手
7,8,9で結合されており、またこれはそれぞれ、セ
ラミック材料等の堅い材料で作られた球面シール15に
よって相互に密封された回転可能な継手部材12,16
からなり、とくにウオーキングビーム炉の揺動棒に冷却
材を加圧して供給するためのものである。
また、2つの連結管5,6を相互に結合する球面管継手
7の2つの継手部材12.16を同軸に保つ第2案内千
段10と、該球面管継手7の近傍に設けられてその運動
をその軸に垂直な一平面上に拘束して他の球面管継手の
継手部材を同軸に保つ第1案内千段21が備えられてい
るということを特徴とするもので、これら第1、第2の
案内手段の組み合わせにより各管継手に夫々案内手段を
設けることなく、それらが主関節面を横切る餉運動を行
なうことを防止して、該球面管継手に回転運動のみを行
なわしめ、簡単な構成で所期の目的を達成することがで
きるものである。
7の2つの継手部材12.16を同軸に保つ第2案内千
段10と、該球面管継手7の近傍に設けられてその運動
をその軸に垂直な一平面上に拘束して他の球面管継手の
継手部材を同軸に保つ第1案内千段21が備えられてい
るということを特徴とするもので、これら第1、第2の
案内手段の組み合わせにより各管継手に夫々案内手段を
設けることなく、それらが主関節面を横切る餉運動を行
なうことを防止して、該球面管継手に回転運動のみを行
なわしめ、簡単な構成で所期の目的を達成することがで
きるものである。
第1図は本発明にかかる継手を備えた装置全体の斜視図
、第2図は第1図の継手を展開した状態の一部を断面し
た側面図である。 1・・・・・・基礎台、2・・・・・・第1引込管、3
・・・・・・機械部品、4・・・・・・第2引込管、5
・・・・・・第1連結管、6・・・・・・第2連結管、
7,8,9・・・・・・球而管継手、10,21・・・
・・・案内手段、12・・・・・・継手部品、13・・
・・・・容器室、14・・・・・・取出口、15・・・
・・・球面シール、16・・・・・・シール当り面、1
7,18・・・・・・スプリング、22・・・・・・ピ
ボット軸、23・・・・・・回転軸受、24,25・・
・・・・アーム、26・・・・・・軸、27・・・・・
・ロール、28・・・・・・U形材。
、第2図は第1図の継手を展開した状態の一部を断面し
た側面図である。 1・・・・・・基礎台、2・・・・・・第1引込管、3
・・・・・・機械部品、4・・・・・・第2引込管、5
・・・・・・第1連結管、6・・・・・・第2連結管、
7,8,9・・・・・・球而管継手、10,21・・・
・・・案内手段、12・・・・・・継手部品、13・・
・・・・容器室、14・・・・・・取出口、15・・・
・・・球面シール、16・・・・・・シール当り面、1
7,18・・・・・・スプリング、22・・・・・・ピ
ボット軸、23・・・・・・回転軸受、24,25・・
・・・・アーム、26・・・・・・軸、27・・・・・
・ロール、28・・・・・・U形材。
Claims (1)
- 1 基礎台1に固定した一方向に突出せる第1引込管2
に対して、同一方向に突出せる第2引込管4を固定した
可動台3を上記方向と直交する平面内で移動自在に配置
し、かつ犬略コ状に曲折せる第1連結管5と大略Z状に
曲折せる第2連結管6の夫々の一端部を第2管継手7を
介して回転自在に接続する一方、第1連結管5の他端部
を羊記第1引込管2に第1管継手8を介して回転自在に
接続すると共に第2連結管6の他端部を上記第2引込管
4に第3管継手9を介して回転自在に接続して、上記第
2引込管4が第1引込管2に対して上記平而内で矩形状
の軌跡を描く角運動を行い得るように構成してなる自在
管継手にして、上記第1、第2、第3の管継手8,7,
9を球面管継手で構成し、かつ第1案内手段として上記
第1連結管5または第2連結管6あるいは第2球面管継
手7のいづれか一つの部材に係合して、当該部材を上記
平面内での移動は自在に許すが上記一方向への移動を拘
束して常時当該方向の一定位置に保持させる手段21を
備える一方、第2案内手段として上記第1連結管5およ
び第2連結管6を上記平面内で移動する時に当該両者5
,6の間が平行軸の状態で保持されるように両者5,6
を相互に連結する手段10を備えてなることを特徴とす
る自在管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP47062251A JPS597075B2 (ja) | 1972-06-21 | 1972-06-21 | 自在管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP47062251A JPS597075B2 (ja) | 1972-06-21 | 1972-06-21 | 自在管継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS4923317A JPS4923317A (ja) | 1974-03-01 |
JPS597075B2 true JPS597075B2 (ja) | 1984-02-16 |
Family
ID=13194722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP47062251A Expired JPS597075B2 (ja) | 1972-06-21 | 1972-06-21 | 自在管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597075B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60150097U (ja) * | 1984-03-14 | 1985-10-05 | 川村 抱三 | 糊状物収容具 |
JPS61111783U (ja) * | 1984-12-25 | 1986-07-15 | ||
JPS6223509U (ja) * | 1985-07-19 | 1987-02-13 | ||
JPS6272173U (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-08 | ||
JPS6362015U (ja) * | 1986-10-14 | 1988-04-25 | ||
JPH0517194Y2 (ja) * | 1986-10-31 | 1993-05-10 | ||
JPH0532235Y2 (ja) * | 1985-10-14 | 1993-08-18 |
-
1972
- 1972-06-21 JP JP47062251A patent/JPS597075B2/ja not_active Expired
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60150097U (ja) * | 1984-03-14 | 1985-10-05 | 川村 抱三 | 糊状物収容具 |
JPS61111783U (ja) * | 1984-12-25 | 1986-07-15 | ||
JPS6223509U (ja) * | 1985-07-19 | 1987-02-13 | ||
JPH0532235Y2 (ja) * | 1985-10-14 | 1993-08-18 | ||
JPS6272173U (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-08 | ||
JPS6362015U (ja) * | 1986-10-14 | 1988-04-25 | ||
JPH0517194Y2 (ja) * | 1986-10-31 | 1993-05-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS4923317A (ja) | 1974-03-01 |
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