JPS597065Y2 - スライドフアスナ−本体におけるスペ−ス部形成装置 - Google Patents

スライドフアスナ−本体におけるスペ−ス部形成装置

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JPS597065Y2
JPS597065Y2 JP13937577U JP13937577U JPS597065Y2 JP S597065 Y2 JPS597065 Y2 JP S597065Y2 JP 13937577 U JP13937577 U JP 13937577U JP 13937577 U JP13937577 U JP 13937577U JP S597065 Y2 JPS597065 Y2 JP S597065Y2
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JP
Japan
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slide fastener
pressing
pressed
guide
guide grooves
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JP13937577U
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JPS5373105U (ja
Inventor
亀久夫 石原
Original Assignee
カラ−フアスナ−工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、左右テープの内縁部の上面に夫々連続して
縫着されるプラスチック製務歯列を有する長尺スライド
ファスナ一本体の、上記務歯の頭部を、その縫着基部は
残して所定幅、所定間隔で切除させることにより、いわ
ゆるスペース部分を作威させるようにした装置に関する
ものである。
スライドファスナーを衣類特に取り付けるためには、ま
ず上記長尺スライドファスナ一本体に、上記スペース部
分を所定幅、所定間隔で作威させた後、このスペース部
分の中間部からテープを切断させることにより、単位本
体を作威させる。
ところで、従来一般に知られているこの種スペース部形
或装置においては、第7図A,B,Cに示されるように
、咬台状態とした左右務歯ハ,八列上に底面から見て長
方形状の刃型aを押圧させることによりパンチングして
いた為、最前若しくは後部の務歯ハの頭部がL字状に切
除されてL字状切矢面が形威され、襟部等に使用して、
肌ざわりが悪い問題点があった。
また、上記パンチング位置にスライドファスナ一本体イ
を設定させるためには、務歯の数を自動的に読み取るこ
とが行なわれているのであるが、従来の上記装置におい
ては、咬合状態における務歯の数を読み取る必要があり
、不正確となりやすい。
また従来のスペース部形或装置として、特公昭37−1
317号公報に掲載のものがあり、同公報に記載のもの
は、長尺スライドファスナ一本体を一且左右に分離させ
てあるいは咬合状態としたままで横又は縦方向に進退す
る先尖刃先部によってコイル状務歯の一側片を切断させ
、該務歯の切り残し他側片を上記先尖刃先部とつき当ブ
ロックの壁面によって扶持させて縫着糸より引き抜いて
除去させるようにしたものである。
ところがこの上記公報に掲載の装置においては、先尖刃
先部とつき当てブロックの間隔の調整が、同公報の第8
図に示されるように螺子式のストッパーによるものであ
り、スライドファスナ一本体としてテープの内縁が上記
務歯の縫着糸よりも内方に突出する形式のものを使用し
た場合には、該テープの厚さ及び務歯の太さ等に応じて
いちいち調整しなおす必要があり、上記調整が面倒でそ
のくるい、あるいはテープ厚さのバラッキによりテープ
の内縁が傷つく虞れがある。
また現在一般に市販されているスライドファスナ一本体
は、縫着糸が二重となっており、務歯の縫着基部も太く
折曲されるようになっているため、上記公報のもののよ
うな引き抜き式の装置は使用不能であり、またスライド
ファスナーの製造において上記スペース部形戊工程の後
に、上下止具等を止着等させる場合、スペース部左右の
残存務歯基部を利用して止着させる方法があり、このよ
うな方法を採用する場合には上記公報に掲載の装置は使
用出来ない。
この考案は以上のような点に鑑み、一部切欠状務歯の発
生を阻止させ、さらに務歯数の読み取りも正確に行なわ
せるようになし、しかも刃部の相対位置の調整も簡単で
、務歯の頭部のみを安全確実に切断し得る装置を提供す
ることを目的とするものである。
次にこの考案に係るスペース部形或装置を図の一実施例
によって説明すると、1は水平方向に設定された固定盤
、2は固定盤1上において上下方向に進退自在として設
けられた可動盤で、固定盤1の上面すなわち被押圧面に
は前後方向に長い略角柱状誘導部3が突設され、可動盤
2下面すなわち押圧面の対応位置には、前後方向に長い
略角柱状押圧部4が突設されている。
上記誘導部3の上面は正面から見て凹形に形或され、押
圧部4の下面は、下降時において誘導部3に嵌合する正
面逆凸形に形或されている。
また誘導部3の上面両側位置における、押圧部4の両外
側壁面と対向する位置には、前後方向に貫通する誘導溝
5,5が形威されている。
この誘導溝5,5の深さは、第4及び5図に詳細に示さ
れるように、スライドファスナ一本体イの一方のテープ
口が、その外側縁部を溝5の底面に当接させた状態で挿
入された時、テープ内縁部のプラスチックコイル状務歯
ハが溝5の上面に突出される深さとなっている。
また上記両誘導溝5,5の内がわにおける誘導部3の上
面は、外がわにおける上面よりやや高く、シがも前記挿
入状態としたテープ口の内側縁部より低くなっている。
6,6は、上記誘導部3の両側位置における固定盤1上
に固設された案内板で、側面凹形となっており、その凹
陥案内部内には、内外対称方向に摺動自在として摺動ブ
ロック7,7が設けられている。
この各摺動ブロック7の上面内側よりの中央部には、内
側縁部を正面先尖状の刃先部8aとした刃型8がビス9
,9止めされている。
該刃先部8aは第4,5図に詳細に示されるように、摺
動ブロック7の内側壁面よりもさらに内方に突出される
と共に、前記誘導溝5内に保持状態としたスライドファ
スナ一本体の務歯ハの内外中間部に押圧するようになっ
ている。
また摺動ブロック7の上面の中央には、上記刃型8の背
面部と連続状として角型突出部10が突設されており、
摺動ブロック7と誘導部3の各対向壁面に形威される凹
部11,12間には弾器13が介装されている。
14.14は、上記固定盤1上における案内板6,6の
背面に当接且つ螺子15により固定された外側板で、こ
の外側板14と摺動ブロック7の対向中央部には、垂直
方向にガイド孔16が形威され、ガイド孔16の底部に
おける摺動ブロック7がわ内壁面には、外がわ方向に下
傾状としたカム板17が一体に固設されている。
上記ガイド孔16.16の直上部における、可動盤2の
底面には、作動杆18.18が突出且つ螺子19により
固定され、下降時において、上記作動杆18底面の傾斜
カム面20が、前記カム板17を押圧することにより、
摺動ブロック7を内外方向に摺動させるようになってい
る。
前記押圧部4の上面中央には、正面凸状として保持部2
1が一体に突設され、この保持部21は、可動盤2の下
面中央に前後方向に固設された正面逆凹型の保持板22
内に嵌挿されている。
また上記保持部21の上下中間部には縦方向の長溝23
が横方向に貫通状に設けられ、この長溝23には保持板
22の両側板間に渡設されたガイドピン24が通挿され
、保持部21の上面と保持板22の中間底面間には弾器
25が介装されている。
26は、固定盤1と案内板6とを結合させる螺子、27
.27は案内上板で、案内板6の前後上面に対向内方
向に庇状に螺子28止めされる。
29は、可動盤2の上面に突設される突杆で、プレス機
30に接続される。
次に上記スペース部形或装置の動作を説明する。
まず、第4図に示されるように、スライドファスナ一本
体イを構或する左右のテープ口,口を一旦左右に分離さ
せ、務歯ハ,ハを上方外側方向として、該テープ口,口
を夫々誘導溝5,5内に挿入セットされる。
このセット状態から、間欠移送装置(図示せず)により
、自動的にテープ口,口を前方に移送させ、この分離移
送途上において左右務歯ハ,ハ列の務歯数を、各別に務
歯数自動読み取り装置(図示せず)により読み取り、所
定務歯数移送された位置において、上記テープ口,口を
誘導溝5,5内において一旦自動停止させる。
上記自動停止時において、上記読み取り装置及び移送装
置と連動して動作するプレス機30により、可動盤2が
下降し、第5図に示されるように、押圧部4と誘導部3
の対向凹凸部が嵌合し、押圧部4の底面の両側縁部が、
テープ口,口の内縁部を誘導部3上に挾圧される。
この挾圧時において、各務歯ハハの頭部は、押圧部4の
両外側壁面に当接される。
また上記挾圧動作と前後して、可動盤2と共に下降する
作動杆18.18のカム面20が摺動ブロック7,7の
カム板17部を押動させることにより、該ブロック7,
7は対向内方に摺動する。
この摺動により、ブロック7上面の刃型8の刃先部8a
が、前記下降位置における押圧部4の外側壁面に当接し
、刃型8の前後幅と略同一間隔務歯ハの頭部が切除され
、ファスナ一本体にスペース部が形威される。
このスペース部作戒時において、スペース部の両側に位
置する務歯ハには、第6図に示されるように、刃先部8
aにより、切込が形或されることが多いが、頭部の一部
が切除されることはない。
上記スペース部形戒動作の後、可動盤2と共に押圧部4
及び作動杆18は上昇し、弾器13により、摺動ブロッ
ク7は外方に戻り、再び、テープ口,口が所定務歯数と
対応する所定長さ前方に移送せしめられ、前記各動作を
順次繰り返すことにより、スライドファスナ一本体に、
スペース部が連続形威される。
上記スペース部形或装置は以上説明したように、スライ
ドファスナ一本体のスペース部の両側に位置する務歯は
、その一部に切込が形或されることはあっても、該務歯
の一部が切除される虞れは全くなく、従って、肌ざわり
の良いスライドファスナーを得ることが出来る作用があ
る。
さらに上記装置においては、ファスナ一本体は、必ず、
左右務歯の咬合が解かれて分離せしめられた状態で移送
されるから、分離状態とした一方の務歯の数を読めば良
く、その読み取りを正確になすことが出来、さらにオー
フ゜ンタイプのスライドファスナー等左右テープを一旦
分離させる必要ある場合には、この分離工程を省略させ
ることが出来る作用がある。
この考案に係るスペース部形或装置は以上説明したよう
に、スライドファスナ一本体を一旦左右に分離させて左
右各別に務歯を除去させるということから上述した優れ
た作用を有するものであって、しかも、上記分離状態に
おいて、左右テープは一個の誘導部3両側の誘導溝5,
5内に同時に挿入保持され、その左右務歯は左右刃型8
,8により同時に欠除されるから、上記分離操作方式で
ありながら、スペース部形或作業の能率が良く、且つス
ペース部の形或位置が左右務歯列の対応位置において一
致し、相互にづれることのない効果がある。
またこの考案装置においては、上記欠除工程においてミ
左右テープの務歯縫着糸列よりも内側の内縁耳部が押圧
部4により内方に同時に挾圧されて固定され、このテー
プの部分が刃型8の刃先部の位置に影縁を与えるという
ことは全くないから、一旦刃先部の位置を押圧部4の側
壁面に当接する位置に調整させれば、後はテープ及び務
歯の厚さ等に拘りなくそのまま欠除作業を行なわせるこ
とが出来、極めて能率的に上記欠除作業を行なわせるこ
とが出来る効果があり、またテープの内縁部が縫着糸列
より内方に突出するタイプにおけるファスナ一本体の上
記縁部が刃型8により傷つけられる虞れは全くないとい
う優れた効果がある。
さらにこの考案においては、上記務歯頭部の欠除時にお
いて、テープの突出内縁部が挾圧されるから、務歯の頭
部は極めて安定した状態に保持され、一層正確に務歯の
基部は残して頭部のみを欠除させてスペース部を形威さ
せることが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るスペース部形或装置の斜視図、
第2図及び第3図は同作動状態を示す一部切欠正面図、
第4図及び第5図は同要部の拡大断面図、第6図はこの
考案装置によって形或されるスペース部の端部における
務歯の拡大平面図、第7図は同従来例を示す図である。 1・・・・・・固定盤、2・・・・・・可動盤、3・・
・・・・誘導部、4・・・・・・押圧部、5・・・・・
・誘導溝、8・・・・・・刃型。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右一対としたテープの内縁部に沿った上面に、対向す
    る互いの頭部を咬合状態としたプラスチック製務歯列の
    基部の中間部が夫々縫着されることにより上部縫着糸の
    内側にテープの内縁部が突出されるようにしたスライド
    ファスナ一本体の、上部務歯の咬台頭部を所定幅、所定
    間隔で欠除させることによりいわゆるスペース部を形或
    させるようにしたスペース部形戊装置において、固定盤
    1の上部位置に設定され上面は被押圧面とした前後方向
    に連続する形状の誘導部3と、上下方向に進退する可動
    盤2の下部に設定され下面は上記誘導部3の被押圧面上
    に掌台状に押圧される前後方向に連続する形状の押圧面
    とした押圧部4と、該押圧部4の下圧時にこの押圧部4
    の両側壁面に水平刃先部が当接され押圧部4の上動時に
    は対抗外方に移動せしめられる動作を繰り返すようにし
    た左右一対の刃型8,8とを具備し、上記誘導部3上面
    の被押圧面の両側には誘導部3を前後方向に貫通する凹
    溝状のテープ誘導溝5,5が形或されており、この誘導
    溝5,5形或位置において上記スライドファスナ一本体
    は、一旦左右に分離されてその左右テープが左右誘導溝
    5,5内に、夫々上記務歯列を対向外方向となし且つ誘
    導溝5,5の開口より左右務歯列を上方に突出状として
    誘導されるように構或されており、且つこのスライドフ
    ァスナ一本体の分離誘導位置において、下圧される押圧
    部4の押圧面と誘導部3の被押圧面の間に、上記左右テ
    ープの務歯縫着糸列よりも内側の部分が挾圧され、この
    左右テープの内側縁部の挾圧位置において、上記左右刃
    型8,8により左右務歯列の頭部が刃型8,8の前後幅
    に均しい所定幅切除せしめられるように、上記押圧面及
    び被押圧面並びに左右誘導溝の幅等が形或されているこ
    とを特徴とするスライドファスナ一本体におけるスペー
    ス部形或装置。
JP13937577U 1977-10-19 1977-10-19 スライドフアスナ−本体におけるスペ−ス部形成装置 Expired JPS597065Y2 (ja)

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JPS5373105U JPS5373105U (ja) 1978-06-19
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