JPS596692B2 - 複数段流動層装置 - Google Patents
複数段流動層装置Info
- Publication number
- JPS596692B2 JPS596692B2 JP14690475A JP14690475A JPS596692B2 JP S596692 B2 JPS596692 B2 JP S596692B2 JP 14690475 A JP14690475 A JP 14690475A JP 14690475 A JP14690475 A JP 14690475A JP S596692 B2 JPS596692 B2 JP S596692B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluidized bed
- blow
- overflow pipe
- particles
- stage fluidized
- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J8/00—Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes
- B01J8/18—Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with fluidised particles
- B01J8/24—Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with fluidised particles according to "fluidised-bed" technique
- B01J8/26—Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with fluidised particles according to "fluidised-bed" technique with two or more fluidised beds, e.g. reactor and regeneration installations
- B01J8/28—Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with fluidised particles according to "fluidised-bed" technique with two or more fluidised beds, e.g. reactor and regeneration installations the one above the other
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- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は複数段流動層装置特に溢流管吹抜け防止装置
の構造に関する。
の構造に関する。
複数段流動層装置においては、第1図に示すごと《、上
部流動層1で反応等の終了した粒体が溢流管4内に溢流
して下部流動層2に入り、要すれば更に溢流管4′に溢
流し、その下段の下部流動層2′に送られる。
部流動層1で反応等の終了した粒体が溢流管4内に溢流
して下部流動層2に入り、要すれば更に溢流管4′に溢
流し、その下段の下部流動層2′に送られる。
この場合上部流動層1へ供給する流動用ガス体は下部流
動層2の上部空間2aより分散板3を通して送られる。
動層2の上部空間2aより分散板3を通して送られる。
しかし一旦溢流管4内をガスが吹き抜けしてしまったと
きは、溢流管内のガス通路内抵抗は分散板3を通すガス
体の抵抗より低くなり、自然回復は不可能というのが現
状であり、結果として装置の長期連続操作はできないこ
ととなる。
きは、溢流管内のガス通路内抵抗は分散板3を通すガス
体の抵抗より低くなり、自然回復は不可能というのが現
状であり、結果として装置の長期連続操作はできないこ
ととなる。
正常運転時においても溢流管の上端と下端とにかかる圧
力はそれぞれ常に変動しており、その差が一定値以上に
なると溢流管の吹き抜けをおこすこととなる。
力はそれぞれ常に変動しており、その差が一定値以上に
なると溢流管の吹き抜けをおこすこととなる。
このようにして溢流管の上端と下端とにかかる圧力差で
ある背圧変動の瞬間的増大にもとづき正常運転下におい
ても吹抜けを引き起すこととなる。
ある背圧変動の瞬間的増大にもとづき正常運転下におい
ても吹抜けを引き起すこととなる。
その吹抜け防止対策としては、従来背圧の除去あるいは
背圧の抑制という手段がとられていた。
背圧の抑制という手段がとられていた。
背圧の除去手段としては、溢流管の中間にロータリバル
ブを取付け下部より上部へ向けてのガス流を遮断する手
段、または溢流管にエゼクタを取付けエゼクタからの吹
込みガスの動圧を利用して背圧を取り除く手段、等があ
る。
ブを取付け下部より上部へ向けてのガス流を遮断する手
段、または溢流管にエゼクタを取付けエゼクタからの吹
込みガスの動圧を利用して背圧を取り除く手段、等があ
る。
また背圧を抑制する手段としては各段の流動層高を浅く
する手段、分散板の抵抗を減少させる手段等がある。
する手段、分散板の抵抗を減少させる手段等がある。
しかし直列多段流動層を直接流動還元等のどと《700
〜1000℃の高温下で使用し、かつ0.5〜2.0k
g/crit.?といった高背圧下で操業する必要があ
る場合には従来の手段では以下にのべる難点がある。
〜1000℃の高温下で使用し、かつ0.5〜2.0k
g/crit.?といった高背圧下で操業する必要があ
る場合には従来の手段では以下にのべる難点がある。
即ちロータリバルブでは高温下の使用につき材料、熱膨
張上の問題があり、エゼクタでは吹き込んだガスがプロ
セスに流入し、上段になればなる程、ガス流量が増大し
、適正空塔速度への調整が各段ごとに必要となり装置の
取扱いが繁雑となる。
張上の問題があり、エゼクタでは吹き込んだガスがプロ
セスに流入し、上段になればなる程、ガス流量が増大し
、適正空塔速度への調整が各段ごとに必要となり装置の
取扱いが繁雑となる。
一方分散板の抵抗はガスを均一に分散させるためには必
要以上に小さ《することはできない。
要以上に小さ《することはできない。
また各段の流動層高を浅くする場合には粒子の必要滞留
時間を確保するためには段数を増加せねばならず、従っ
て設備費がかさんで《る。
時間を確保するためには段数を増加せねばならず、従っ
て設備費がかさんで《る。
この発明は複数段流動層装置における吹抜け防正体を一
以上溢流管内に設け、溢流管の吹抜けを防止しようとい
うものである。
以上溢流管内に設け、溢流管の吹抜けを防止しようとい
うものである。
実験装置により吹抜け現象を子細に観察すると、吹抜け
を引起す背圧過犬は瞬間的なものであり、次の瞬間には
正常圧力状態に回復していることが判った。
を引起す背圧過犬は瞬間的なものであり、次の瞬間には
正常圧力状態に回復していることが判った。
即ちこの瞬間的な背圧過大に耐える装置の採用が必要と
いうこととなる。
いうこととなる。
この発明の実施例を示す吹抜け防止体の構造を以下図面
により説明する。
により説明する。
第1図、第2図においては吹抜け防止体は薄鉄板耐熱材
板等の板材により形成された截頭円錐形を倒立させたよ
うな図示の形状をもつものである。
板等の板材により形成された截頭円錐形を倒立させたよ
うな図示の形状をもつものである。
この場合円錐斜面の水平面に対する傾斜角θを使用粒子
の安息角より犬とせねばならぬ。
の安息角より犬とせねばならぬ。
正常運転時においては通常上部流動層から粒子は溢流管
4内を円滑に流下している。
4内を円滑に流下している。
しかしこの発明を実施するときは背圧が瞬間的に増大し
た場合には下部流動層側の粒子は同様吹き上げられるが
、吹抜け防止体を複数段になっている部においては濃厚
粒子層が形成され吹抜けが防止されるものである。
た場合には下部流動層側の粒子は同様吹き上げられるが
、吹抜け防止体を複数段になっている部においては濃厚
粒子層が形成され吹抜けが防止されるものである。
この場合における粒子の流れを観察すると第2図の場合
吹抜け防止体6′においては截頭円錐形の下端開口の径
は溢流管内径より小になっており絞り効果をもつほか、
吹抜け防止体の下端と溢流管内壁との間に相当する環状
の粒子の上昇流は、吹抜け防止体の斜面にぶつかり、こ
の斜面の下面に沿い反転し溢流管の軸心に向けた斜め下
方の流れとなり、下端開口を通過しようとする粒子の上
昇流れを阻止する効果をもつ。
吹抜け防止体6′においては截頭円錐形の下端開口の径
は溢流管内径より小になっており絞り効果をもつほか、
吹抜け防止体の下端と溢流管内壁との間に相当する環状
の粒子の上昇流は、吹抜け防止体の斜面にぶつかり、こ
の斜面の下面に沿い反転し溢流管の軸心に向けた斜め下
方の流れとなり、下端開口を通過しようとする粒子の上
昇流れを阻止する効果をもつ。
従ってこの吹き抜け防止体は開口での絞り効果に加えて
粒子流れ阻止の効果をもつものである。
粒子流れ阻止の効果をもつものである。
なおこの吹抜け防止体を一以上溢流管内に設けるときは
その流れ阻止の効果は増大するものである。
その流れ阻止の効果は増大するものである。
この上昇流れは瞬間的であるので次の瞬間には背圧は低
下するので、粒子は溢流管内を流下する正常運転へと自
然に復帰することができる。
下するので、粒子は溢流管内を流下する正常運転へと自
然に復帰することができる。
第3図は耐熱板材で形成された円錐を軸心で切断し、吹
抜け防止体6“とし溢流管内に倒立させて交互に位置さ
せた場合である。
抜け防止体6“とし溢流管内に倒立させて交互に位置さ
せた場合である。
第4図は板、鋳物などで構成した中空円錐体を溢流管内
壁より展出する腕で支え、かつこれを一段以上に設けた
場合であり、前記の粒子の斜め下方流れは中空円錐体の
内面でかつその斜面に沿い溢流管壁に向け流れ粒子の上
昇流れを阻止する。
壁より展出する腕で支え、かつこれを一段以上に設けた
場合であり、前記の粒子の斜め下方流れは中空円錐体の
内面でかつその斜面に沿い溢流管壁に向け流れ粒子の上
昇流れを阻止する。
この場合溢流管内壁面より展出する中空円錐体を支える
腕も粒子の上昇流を阻止する効果をもつ。
腕も粒子の上昇流を阻止する効果をもつ。
第5図は第2図の截頭円錐体と円錐体の混合組合せした
場合を示すものである。
場合を示すものである。
なおこれ等吹抜け防止体は溢流管内粒子層レベル7の上
方に位置するように通常設けるが、粒子に固着性のない
場合は溢流管内の流動している粒子柱内に位置させるよ
うに設けてもよい。
方に位置するように通常設けるが、粒子に固着性のない
場合は溢流管内の流動している粒子柱内に位置させるよ
うに設けてもよい。
またいづれの場合においても吹き抜け防止体の斜面の傾
斜角θは粒子の安息角より犬にする必要がある。
斜角θは粒子の安息角より犬にする必要がある。
またこの吹抜け防止体はガスと粒子の慣性力の差を利用
した衝突板としての役割を果たす構造をとっている。
した衝突板としての役割を果たす構造をとっている。
この吹抜け防止体は通常1本の溢流管内に1〜3個設け
ることが望ましい。
ることが望ましい。
要するにこの発明は斜面の傾斜角が流動層粒体の安息角
以上の大きさをもつ吹抜け防止体を一以上溢流管内に設
けた複数段流動層装置であることを特徴とする。
以上の大きさをもつ吹抜け防止体を一以上溢流管内に設
けた複数段流動層装置であることを特徴とする。
この発明を実施することにより、溢流管の改造は容易に
することができ、かつそれにより複数段流動層装置の長
時間の連続運転は可能となり、プラント運転費の低減、
補修費の低減等種々の効果を奏するものである。
することができ、かつそれにより複数段流動層装置の長
時間の連続運転は可能となり、プラント運転費の低減、
補修費の低減等種々の効果を奏するものである。
第1図は複数段流動層装置における溢流管の概念図、第
2図第3図第4図第5図はこの発明の実施例を示す吹抜
防止体を装着した溢流管の部分縦断面図である。 1・・・・・・上部流動層、2・・・・・・下部流動層
、2a・・・・・・上部空間、3・・・・・・分散板、
4・・・・・・溢流管、5・・・・・・オリフイス、6
, 6’, 6“,6″′・・・・・・吹抜け防止体
、1・・・・・・溢流管内粒子層レベル、θ・・・・・
・斜面の傾斜角。
2図第3図第4図第5図はこの発明の実施例を示す吹抜
防止体を装着した溢流管の部分縦断面図である。 1・・・・・・上部流動層、2・・・・・・下部流動層
、2a・・・・・・上部空間、3・・・・・・分散板、
4・・・・・・溢流管、5・・・・・・オリフイス、6
, 6’, 6“,6″′・・・・・・吹抜け防止体
、1・・・・・・溢流管内粒子層レベル、θ・・・・・
・斜面の傾斜角。
Claims (1)
- 1 溢流管内に粒子の上昇流れを生じた場合、少くとも
その上昇流れの一部の粒子に下向き流れを生せしめるよ
うに形成した斜面の傾斜角が、流動層流体の安息角以上
の大きさをもつ吹抜け防止体を一以上溢流管内に設けた
ことを特徴とする複数段流動層装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14690475A JPS596692B2 (ja) | 1975-12-11 | 1975-12-11 | 複数段流動層装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14690475A JPS596692B2 (ja) | 1975-12-11 | 1975-12-11 | 複数段流動層装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5271378A JPS5271378A (en) | 1977-06-14 |
JPS596692B2 true JPS596692B2 (ja) | 1984-02-14 |
Family
ID=15418189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14690475A Expired JPS596692B2 (ja) | 1975-12-11 | 1975-12-11 | 複数段流動層装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596692B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6488869B2 (ja) * | 2015-05-11 | 2019-03-27 | 三菱ケミカル株式会社 | 流動床反応器及びそれを用いたニトリル化合物の製造方法 |
-
1975
- 1975-12-11 JP JP14690475A patent/JPS596692B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5271378A (en) | 1977-06-14 |
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