JPS5965051A - 光学的に活性なエナミン類およびイミン類の製造法 - Google Patents

光学的に活性なエナミン類およびイミン類の製造法

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JPS5965051A
JPS5965051A JP58155164A JP15516483A JPS5965051A JP S5965051 A JPS5965051 A JP S5965051A JP 58155164 A JP58155164 A JP 58155164A JP 15516483 A JP15516483 A JP 15516483A JP S5965051 A JPS5965051 A JP S5965051A
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JP58155164A
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ハンス−ユルゲン・ハンゼン
ルドルフ・シユミツト
マツクス・シユミツト
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F Hoffmann La Roche AG
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F Hoffmann La Roche AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明目一般式 %式% 式中、Rは保護されたヒドロキシメチル、保護さhfc
−ホルミルまたはアルコキシカルボニルを表わし、そし
てR1は式 の基を表わし、ここでR2およびR3は低級アルキルま
たはシクロアルキルを表ワスカあるいはR2およびRs
け窒素原子と一緒になって複素環式環を表わす、 の、4−位置において二官能性化された光学的に活性な
エナミン類またはイミン類を製造する新規な方法に関(
〜、該方法は一般式 式中、R,R”およびR3は−ヒに定義したとおしであ
り、そしてR3はさらに水素であることができる、 のアミンを、第Vl族の金属と、一般式式中、1N4は
フェニルであり% R’およびR6け、同一であるかも
しくは相異たり、水素、低所アルキル、低級アルコキシ
、ジー (tB INアルキルアミノまたけ保護された
ヒドロキシメチルであるか、あるいはR8およびFj”
は−緒になって(−C馬−) 、〜5の数を表わし、R
8は低級アルキル、フェニルまたはベンジルを表わし、
そしてR9は低級アルキルを表わすか、あるいは両方の
R9は一緒になってジメチレンまたはトリメチレンを表
わし、R’はメチノペ低級アルコキシ、ジー低級アルキ
ルアミノまたはフッ素であり、そしてnは数0,1.2
または3である、 の、((支)−型または(S)−型で存在する、光学的
に活性な化合物または一般式 式中、R10およびR”はフェニルまたはシクロヘキシ
ルであシ、そしてナフタレン環はオルト位置においてメ
チル、エチル、ハロゲン、ジー低級アルキルアミノまた
は低級アルコキシで置換されていてもよい、の、(祐−
型または(81−型で存在する光学的に活性な化合物と
の錯体によシ異性化することからなる。
本発明は、また、上記式Iの新規な光学的に活性なエナ
ミン類およびイミン類および、たとえば、天然のビタミ
7E、天然のビタミンに、 tたはにおい物質の製造に
おけるそれらの使用に関する。
式Iの化合物は、それ自体既知の方法で、一般式 %式% 式中、Rは上に定義したとおりである、の光学的に活性
なアルデヒドに容易に加水分解することかできる。これ
らのアルデヒド、あるいはそれらから誘導される酸また
はアルコールは、既知の化合物であるかあるいは既知の
イビ合物の類似体または銹導体であシ、既知の方法で天
然のビタミンEまたは天然のビタミンに、に転化するこ
とができる。
式Vの光学的な活性な化合物またはその類似体の製造法
は、ドイツ特許出願公開明細書筒2720775または
欧州特許出願公開明細書第39 830号からすでに知
られている。上記ドイツ特許出願公開明細書によれば、
これらの化合物は高い光学純度で製造できるが、微生物
学的製造法において、かつ前述の欧州特許出願公開明細
書に従い、これらの化合物は単に純度60%の光学純度
で得られる。
したがって、式■またはVの光学的に活性な化合物をこ
とに高い光学的純度で得ることができる、1iiJ記化
合物の化学的、ことに触媒的な製造法が要求されている
。これは、不発明の方法によればこのような化合物が9
9%件での光学純度で得られるので、本発明の方法によ
シ現在可能である。しだがって、この新規な方法および
式Iの新規な化合物L1、この分野の技術状態の価値あ
る進歩を表わす。
ヒドロキシメチル基の保護基として、本発明の範囲にお
いて、ことに通常のエーテル形成基、たトエば、ベンジ
ル、メチル、tert−ブチル、アリル、メトキシメチ
ルなど、ならびにシリルエーテル形成基、/?二とえば
、トリメチルシリル、tert−ブチルジメチルシリル
などが考えら°れる。
1保作されたホルミル」という語は、こトニアセタール
化されたホルミルを意味する。アセタールシ、ここでA
はCI” C4−アルキルであるか、あるいは両方のA
け一緒になってC2C4−アルキレンを表わす。
「アルコキンカルボニル」というi?# (’TI2、
ことにアルキル部分が1〜4個の炭素原子を含有するア
ルコキシカルボニル基、たとえば、メトギシヵルボニル
、エトキシカルボニルなどを意味する。
「低級アルキル」という語、ことに1〜4個の炭素原子
を含有する直鎖状まだは・枝分れ鎖状のアルキル基、た
とえば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソブチルおよびte、rt−ブチルを意味
する。「/クロアルキル」という語は、ことにシクロビ
ル、シクロペア チ/l/、シクロヘキシルなどを意味
する。R2およびR3が窒素原子と一緒になって複素環
式環を表わすとき、これは好ましくはピロリジンまたは
ピペリジンの環である。し2かし、このような環におい
て、さらに酸素原子またけ光学的にアルキル化(C8−
C,)またはベンジル化された窒素原子も存在すること
ができる(たとえば、モルホリン環またはピペラジン環
)。
本発明の範囲において、前述のフェニルおよびベンジル
基は置換されていないことができ、またオルト、メタま
たはパラ−位置において置換されCいることもできある
いは多置換されていることができる。置換基として、低
級アルキルまたは低級アルコキシ基、好ましくけメチル
またはメトキシ基、ジー低級アルキルアミノ基、好まし
くはジメチルアミノ基、ならびにフッ素が考えられる。
「低級アルコキシ」、「ジー低級アルキルアミノ」およ
び「低級アルコキシカルボニル」という語は、アルキル
部分が前述の意味を有する仁とができる基を意味する。
式lの好ましい化合物は、R4が置換されていないフェ
ニルあるいはメチルまたはフッ素で置換されたフェニル
であり、R5およびR’が同一でありかつ低級アルキル
であるかあるいはR5およびR6は一緒になって基−C
Hz  OCHt−を示し、nが数0または1であシそ
して■エフがメチル、フッ素またはジー低級アルキルア
ミノであるものである。
式■の化合物の式■の化合物への異性化は、本発明に従
い、第1族の金属および一般式Iまたは■の配位子から
の触媒の錯体によシ実施できる。
第1族の好ましい金属は、ロジウム、イリジウムおよび
コバルト、ことにロジウムである。
前述の触媒の錯塩は大部分新規であるが、筒部な、それ
自体既知の方法によシ製造できる。これは、たとえば、
式璽または■の化合物を、適当な不活性溶媒中で、第1
族の金属を生ずることができる化合物と反応させること
により実施できる。
これは、他方において、弐厘および■のリン化合物自体
を、異性化すべき式…の化合物の溶液中で、第1族の金
属を生ずる化合物と接触させることによシ実施できる。
すなわち、触媒の錯体はその場で形成できる。他方にお
いて、弐mおよび■のリン化合物はまず適当な有機また
は水性の溶媒中で、第〜I族の金属を生ずる化合物と反
応させて、対応する触媒を製造でき、次いでこれを異性
化すべき式Hの化合物の溶液へ加えることができる。後
者の方法が好ましい。第1族の金属を生ずることができ
る化合物は知られている。ロジウムを生ずる適当な化合
物tよ、たとえば、三塩化ロジウム水和物、三臭化ロジ
ウム水和物、硫酸ロジウムまたは、エチレン、プロピレ
ンなどとの有機ロジウム錯体、ならびにビス−オレフィ
ン、たとえば、1.5−7クロオクタジエン、1,5−
へキサジエン、ビシクロ[2,2,1]へブタ−2,5
−ジエンとの有機ロジウム錯体あるいはロジウムと易溶
性錯体を形成する他のジエンとの有機ロジウム錯体であ
る。
ロジウムを生ずる好ましい化合物は、たとえば、ジ−μ
mクロロ−ビス〔η’−1.5−シクロオクタジエン〕
ジロジウム(1)またはジ−μmクロロ−ビス〔η4−
ノルボルナジェン〕ジロジウム(1)などである。
第■族の他の金属の1種を生ずる他の適当な化合物は、
たとえば、三塩化イソジウム水和物、ジ−μmクロロ−
ビス〔η’−1.5−シクロオクタジエン〕シイリジウ
ム(I)、三塩化コバルト、酢酸コバルト(II)、ナ
フテン酸コバルト(It)、コノ(ルト(I)アセチル
アセトネート4たはコバルト(1)アセチルアセトネー
トなどである。
式■および■のリン化合物と第1族の金属を生ずる化合
物との反応ばかりでなく、また前述の異性化も、反応条
件下に不活性である適当な溶媒中で実施することができ
る。ことに適当な有機溶媒は、低級アルカノール、たと
えば、メタノールまたはエタノール、芳香族炭化水素、
たとえば、べ/ゼンまたはトルエン、環式エーテル、た
とえば、テトラヒドロフランまたはジオキサン、エステ
ル、たとえば、酢酸エチルまたはそれらの混合物などで
ある。さらに、錯体の形成も水性媒中またはジクロロメ
タン中で実施することができる。
第■族の金属と式璽および■の配位子との間の比は、好
適には、式lまたは■の配位子の1モル当り、約0.0
55モル〜約5ル、好ましくは約0.5モル〜約2モル
の金属である。
処理すべき化合物に基づく、式Iまたは、■の配位子と
の錯体中の金属の量は、好適には、約0.011モルチ
ル2モルチ、好ましくは約0.055モルチル1モルチ
、ことに約0.1モルチル約0.5モルチである。
異性化は、好適には、不活性溶媒中で室温ないし約13
0cの温度において実施できる。この反応は、好ましく
は、高温において、すなわち、反応混合物の還流温度に
おいであるいは閉じた容器内で圧力下に実施できる。
異性化すべき一般式■の化合物は既知の化合物であるか
、あるいはそれ自体既知の方法によシ容易に製造できる
既知の化合物の誘導体または類似体である。それらは(
E/Z )混合物として存在することができるが、好ま
しくは純粋な(’E)−型または(Z)−型で存在する
弐■の光学的に活性な化合物は新規な化合物である。そ
れらは、たとえば、一般式 () 式中、R’ 、 R’ 、R’およびnは上に定義17
たとおりである、 のラセミ化合物を、一般式 %式% 式中、R’は上に定義したとおシであり、そしてXは離
脱性基である、 の化合物と反応させ、そして得られる弐Iのラセミ化合
物を光学的対掌体に分割することによってpJ造するこ
とができる。
これに関して「離脱性基」という語は、ことに、たとえ
ば、ノ・ロゲン、ことに塩素または臭素、ならびにアル
コキシ基、たとえば、メトキシなどをス:を昧する。
式■の化合物と式Vlfの化合物との反応は、それ自体
既知の方法で実施できる。この反応は好適には不活性非
プロトン有機溶媒、たとえば、エーテル(たとえば、ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタ
ンなど)中で実施でキル。
この反応はまたほぼ室温ないし約−120℃、好ましく
は約−60℃以下、ことに約−90℃以下の温度におい
て実施できる。圧力は臨界的でなく、反応は大気圧にお
いて容易に実施できる。
式璽のラセミ化合物の光学的対常体への分割は、それ自
体既知の方法で実施できる。それは、好ましくは、たと
えば、ジ−μmクロロ−ビス〔(【υ−2rl−(ジ/
チルアミノ)エチル〕フェニルーC,N]−シバラジウ
ム(Il)と錯体を形成させ、2 fYのジアステレオ
マーの錯体を分別結晶化によシ分離し、引き続いて対応
する対掌体を還元的に遊離させることによって実施でき
る。
式■のラセミ化合物および式■の化合物は、既知の化合
物であるか、あるいはそれ自体既知の方法で容易に製造
できる既知の化合物の類似体である。
次の実hjq例により、本発明をさらに説明する。
実施例I A)  2.3!?(10,8ミリモル)の(B ) 
−N。
N−ジエチル−4−1ert−プトギシー3−メチルー
2−ブテニルアミン、10mの乾燥テトラヒドロフラン
および49q(0,059ミリモル中0.55モル%)
の〔η4−ビシクロ[211)ヘプタ−2,5−ジエン
)[(R)−(’6.s’−ジメチルー2.2’−ビフ
ェニリレン)−ビス(ジフェニルホスフィン)〕ロジウ
ム(I)テトラフルオロボレートを、約25R1容のパ
イレックス(Pyrex)ボンベ管に入れた。混合物を
脱気した後、管を密閉し、ボンベ管炉内で110℃FC
24時間加熱した。暗かっ色混合物を蒸発させ、かっ色
油残留物を約り50℃/15トルで球管内において蒸留
した。得られた淡黄色の蒸留物(1,80,lは、68
チの(IE、3R)−N、N−ジエチル−4−1ert
−ブトキシ−3−メチル−1−ブテニルアミンをガスク
ロマトグラフィーによると含有した0 ’ II  N
MR(60MH2% CD C’ a ) : 5−9
 ppnl(d、 J    =14 HzXI(−C
(1)) ; 4.05pl)rnトランス (dXd、J トラフ7.=14H2,J (2,3)
=7H2゜)1−C(2))。
B) 上で得られた蒸留物を13.5 Wlのテトラヒ
ドロフラン中に取り、6.5a+zの0.5Nの塩酸お
よび2mlの酢酸で処理した。均質な混合物を0℃で1
5分間かきまぜた。仕上げのため、この混合物を水中に
注ぎ、エーテルで3回抽出した。合わせた有機抽出液を
IN塩酸で2回、次いで金型炭酸ナトリウム溶液および
飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾
燥し、濾過し、蒸発させた。得られる油を約り00℃/
15トルにおいて球形管蒸留した後、1.039の(R
)l−4−ter t−ブトキシ−3−メチル−ブタナ
ールがガスクロマトグラフィーによシ97%の純度の無
色油として(1tられた。〔α〕20=−ト23°(c
=4.98%、ClIC+3)。給体の立体配位置を決
定し、そして約93%の光学純度が(R)−3−メチル
−γ−ブチ1jラクトンで化学的に相関関係づけるとと
により推定された。
上と類似な方法において、〔η4−ビシクロ[2,2,
1’lヘプタ−2,5−ジエン’l [(S)−(6,
(i’−ジメチル−2,2′−ピフエニリレン)−ビス
(ジフェニルホスフィン)〕ロジウムmテトラフルオロ
ボレートを触媒として使用して、(I F: 、3S)
−N、N−ジエチ/l/−4−tert−ブトキシ−3
−メチル−1−ブテニルアミンが得られた。ガスクロマ
トグラフィーによる純度79%;〔α17=−4,65
°(c=5%、CHCl m )6対応する(S)−4
−tert−ブトキシ−3−メチル−ブタナールを前述
のようKして製造しまた。
ガスクロマトグラフィーによる純度99チ;〔α〕”=
−25,3°(c=4.9係、C1(C1s)。
対掌体純度(ee)を、D、 Valent ine 
、 Jr、。
et   al、、  J、Qrg、  (’hem、
  41.  62(1976) の方法に類似する方
法に従い、酸への酸化、(R,)−α−メチル−4−二
トロペンジルアミンとのアミドの形成およびガスクロ−
7トグラフイーーiたF、l:液体クロマトグラフィー
によるジアステレオマーのアミドの分析により、決定し
た。このJ:うICt、で、9 G、3 : 3.7の
n R/ S R−ジアステレオマー比が得られ、これ
から92.6%eeの値が対掌体純1仮についてイ!す
らノ1.た。
実施例2 実施例1において使用した〔η4−ビ・/クロ(2,2
,11へブタ−2,6−ジエン〕〔(lこ)−(6,6
’−ジメチル−2,2′−ビフエニリレン)−ビス(ジ
フェニルホスフィン)〕ロジウム(11テドラフルオロ
ボレートは、次のようにして製造した。
A) 滴下漏斗、温度計、ゴムの隔壁(septum)
および6B気攪拌機を有する、100d容のスルホン化
フラスコ内に、アルゴンガス化のもとに、680 my
 (2ミリ、モル)の(R8)−2,2’−ジブロモ−
6,6′−ジメチル−ビフェニルを入れ、そして20d
の無水ジエチルエーテルを注射器によシ注入した。生ず
る溶液を約−90℃〜−100℃に冷却し、この温度に
おいてペンタン中の約1.4モルのtert−ブチルリ
チウム溶液の5.6d(8ミリモル)で滴々処理した。
この溶液を約−100℃でさらに20分間かきまぜ、こ
れによりそれはゆつくシ白味がかつて濁るようになった
次いで、5+IIlの無水ジエチルエーテル中の880
my(4ミリモル)のクロロジフェニルホスフィンの溶
液を約−90〜−100℃において15分以内に滴々導
入した。この混合物を室温に2時間放湿し、白色沈殿が
約−60℃において分離し始め、室温でさらに1時間か
きまぜた。仕上げΩため、混合物をアルゴンのもとに水
およびジクロロメタシで処理し、有機相を分離し、水で
洗浄し、硫酸ナトリウムで沖過することによシ乾燥した
。蒸発後得られた結晶残留物を酢酸エチルから再結晶化
し、そして620〜の(R8)−(6,6’−ジメーy
−ルー2s2’−ピフエニリレン)−ビス(ジフェニル
ホスフィン)が白色粉末、融点242−243℃、とし
て得られた。母液から、エタノール/トルエンから結晶
化後、さらに84りの生成物、融点240−242℃、
が得られた。合計の収量704■。
B) 出発物質として使用した(R8)−2,2’−シ
フロモー6,6′−ジメチルービフェニルは、次のよう
にして製造できる: 5#+lの水中の2.77 、!9 (40,1ミリモ
ル)の亜硝酸ナトリウムの溶液を、12dの臭化水素の
48%の水溶液中の4.241(20ミリモル)の(R
8)−6,6’−ジメチル−2,2′−ビフェニルジア
ミンの溶液如、−5℃〜0℃において2時間以内に加え
た。水冷暗色ジアゾニウム塩溶液を滴下漏斗中に移し、
48チの臭化水素の水溶液中の25 w+lの2モルの
臭化銅(1)の熱溶液(70〜75℃)に、15分以内
に滴々加えた。その間、氷の時々添加によシジアゾニウ
ム塩溶液を0℃に保持した。滴々添加の完結後、混合物
をさらに5分間還流沸とうさせた。冷却した溶液を次い
で各回100dのエーテルで3回抽出した。゛合わせた
有機抽出液を各回501の2N塩酸で2回、50adの
飽和重炭酸ナトリウム溶液で2回、そして50m1の水
で3回洗浄した。濾過および蒸発後得られた生成物(6
,9)は、ガスクロマトグラフィーによると、2−プロ
モー6.6′−ジメチル−ビフェニル、2−プロモー2
′−ヒドロキシ6.6′−ジメチル−ビフェニルおよび
(R8”)−2、2’−ジブロモ−6,6′−ジメチル
−ビフェニルの8:23:59混合から成っていた。シ
リカゲルのクロマトグラフィー〔ヘキサン/エーテル(
9:1)〕にj、9.2−プロモー6j6′−ジメチル
−ビフェニルと(R8)−6,6’−ジメチル−2,2
仙ジブロモ−ビフェニルとの12:87混合物の3.5
gが得られ、これから2回のペンタンからの再結晶化に
よシ最終的に1.3gの純粋な(R8)−2、2’−ジ
ブロモ−6,6′−ジメチル−ビフェニル、融点111
〜112℃、が得られた。
C) 10(17のメタノール中の249E(4,52
ミリモル)の([S ’)−(6、6’−ジメチル−2
,2’−ビフエニリレン)−ビス(ジフェニリルホスフ
ィン)および1.31,12.26ミリモル)のジ−μ
mクロロ−ビス〔(R)−2−(1−(ジメチルアミノ
)−エチル)フェニル−C,N)−シバラジウム(損の
懸濁液を、アルゴンのもとに均質な溶液が生ずるまで(
約4時間)室温においてかきまぜた。これに、63dの
水中の0.95J(9,04ミIJモル)のアンモニウ
ムテトラフルオロボレートの溶液を滴々加え、約201
14の添加後黄味色沈殿が分離し始めた。生ずる沈殿を
濾過し、メタノール/水(1:1)で洗浄し、五酸化リ
ンで0.2トルにおいて乾燥すると、1.791の黄味
色結晶が得られた。炉液を5Qyslの水で希釈し、生
ずる沈殿が凝縮するまで(1時間)かきまぜた。
濾過し、乾燥すると、さらに1.84gの黄味色結晶が
得られた。合計の収量3.63.!ir0結合した結晶
のフラクションを、15011j17)ジクロロメタン
/ジエチルエーテル(1:2)中に溶かした。50mの
ヘキサンを滴々添加するととによシ、沈殿が得られ、濾
過後1.5gの黄味色結晶が得られた。この物質を、1
0dのジエチルエーテルを4回少しずつ添加することに
よシ、1〇−のジクロロメタンからさらに2回再結晶化
17た。
このようにして1.07 、!i’のC(R)−2−(
1−(ジメチルアミノ)エチル〕フェニル−〇 、N]
[(R)−6,6’−ジメチル−2,2′−ビフエニリ
レン)−ビス(ジフェニルホスフィン)〕−ハラジウム
(II)テトラフルオロボレートが得られた。融点21
.3−216℃;〔α]”=+301.4°(c=1チ
、CHCl、)。
1.1i!(1,12ミリモル)の前に製造したテトラ
フルオロボレートを、15#I10無水テトラヒドロフ
ラン中の42.6■(1,12ミリモル)の水素化リチ
ウムアルミニウムの懸濁液に、室温において30分以内
に少しずつ導入した。生ずる黒色反応混合物を1時間か
きまぜた。その後、反応を数滴の飽和塩化す) IJウ
ム溶液の添加によシ停止させ、この混合物を活性炭で処
理し、硫酸ナトリウムとセライトCCe1ite)との
床で濾過し、各回IQdのテトラヒドロフランで洗浄し
た。F液の蒸発後生ずる黒かっ色残留物を少量のジクロ
ロメタン中にjlQす、シリカゲルの短かいカラムを通
してジクロロメタンで濾過しだ。黄色濾過し、結晶残留
物をエタノール/トルエンから再結晶化した。121〜
の(1?、’)−(6,6’−ジメチル−2,2′−ビ
フェニリレン)−ビス(ジフェニルホスフィン)カ白色
結晶として得られた。融点210−212.5℃;〔α
] 2o。=−42,7°(C=1%、CB、CI s
 )。
1))  2751ダ(0,5ミリモル)の(R,)−
(6゜6’−ジメチル−2,2′−ピフエニリレン)−
ビス(ビンエニルホスフィン)およU 115 W (
0,25ミリモル)のジ−μmクロロ−ビス〔η4−ビ
シクロ[2,2,1]へブタ−2,5−ジエン〕−ジロ
ジウム(I)をアルゴンのもとにシュレンク管(Sch
lenk  tube )内に入れ、4.mtt7)脱
酸素したメタノールで処理した。この混合物を均質な赤
色溶液が生ずるまで(1,5時間)かきまぜた。これに
、ここで1.1−の脱酸素した水中の61 Il’1(
0,55ミリモル)のナトリウムテトラフルオロポレー
トの溶液を45分以内に滴々加え、オレンジ色沈殿が生
じた。きらに1時間かき1ぜた後、この混合物をアルゴ
ンのもとに濾過し、濾過残留物を各回9.5 mlの水
で2回洗浄し、高真空中で乾燥した。360ηの〔η4
−ビシクロ[2,2,1]ヘプタ−2,5−ジエン:]
 ((R)−(f5.6’−ジメチル−2,2′−ビフ
エニリレン)−ビス(′)フェニルホスフィン)〕ロジ
ウム(1)テトラフルオロボレートがオレンジ色微結晶
として得られ/?:、+J〔α) 20 =  35J
°(c=0.445%、CFICI3)。
上と同様にして、〔η4−ビシクロ[2,2,1]ヘプ
タ−2,5−ジエン〕[(S)−(6,6’−ジメチル
−2,27−ビフエニリレン)−ビス(ジフェニルホス
フィン)〕ロジウム(1)テトラフルオロポレートが得
られた。〔α〕2□。=+31.95°(c=0.48
2チ、CICl1C1゜脱酸素化したメタノールから再
結晶化すると、1.11gのこの物質〔α〕20=−3
4°(c=0.544、CHCl8)。
実施例3 パイレックスボンベ管に、窒素のもとに、1.24g(
5,0ミリモル)の(E)−N、N−ジエチル−4−ベ
ンジルオキシ−3−メチル−2−フーyニルアミン、1
0IIjのテトラヒドロフラン(ナトリウム/ベンゾフ
ェノンの存在下に蒸留した)および49.8F (0,
058ミリモル)の〔η’−1,5−シクロオクタジエ
ン] [(S)−(6,6’−ジメチル−2,2′−ビ
フエニリレン)−ビス(ジフェニルホスフィン)〕ロジ
ウム(1)バークロレートを供給した。脱気後、この管
を密閉し、ポ/べ管炉内で58時間85℃に加熱した。
暗かっ色混合物を蒸発し、残留物を球管内で約150℃
/ 0.2110118gにおいて蒸留した。このよう
にして1.05.9の黄色油が得られ、これはガスクロ
マトグラフィーおよびNMR分析によると、73チの(
IE。
38)−N、N−ジエチル−4−ベンジルオキシ−3−
メチル−1−ブテニルアミンを含有した。
〔α]%0; 5.1°(c=1.1チ、ヘキサン)。
このエナミンの加水分解のため、0.85.9の蒸留物
を6m/の50%酢酸中に取り、この混合物を10分間
激しくかきまぜ、次いで10mのヘキサンでおおい、さ
らに30分間かきまぜた。相を分離した後、水溶液をエ
ーテルで2回抽出した。結合した有機相を0.2N塩酸
で洗浄し、飽和重炭酸ナトリウム溶液および飽和塩化ナ
トリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過
し、蒸発させた。残留物を約120℃/ 0.1 sm
 H9において球管内で蒸留し、0.439 (54チ
)の(S)−4−ベンジルオキシ−3−メチルブタナー
ルが得られた。ガスクロマトグラフィーによる純度>9
8%;〔α)7=−12,0°(c=4゜06%、CI
JCla)。
対掌体純度の決定は、D、 Va 1ent ine、
 ’Jr、の方法に類似する方法で実施例1におけるよ
うにして実施し、98.8%eeであった。
(’E)−N、N−ジエチル−4−ベンジルオキシ−3
−メチル−2−プテニルアミント〔η’−1,5〜シク
ロオクタジエン)[(R) −(6,6’−ジメチル−
2,2′〜ビフエニリレン)−ビス(ジフェニルホスフ
ィン)〕ロジウム(1)パークロレートトの反応を、前
忙類似する方法であるが75℃において実施スると、(
R)−4−ベンジルオキシ−3−メチルブタナールが得
られた。対掌体の純度9’c+、2%ee;[α〕^=
+12.05u(C=4.4チ、CBCIり。
実施例4 実施例3に類似する方法において、〔η4−1゜5−シ
クロオクタジエン〕((R)−(6、6’−ジメチル−
2,2′−ピフエニリレン)−ビス(ジフェニルホスフ
ィン)〕ロジウム(I)バークロレートを異性化触媒と
して使用して、次の化合物を製造した: (E)−4−ベンジルオキシ−N、N−ジプチル−3−
メチル−2−ブテニルアミンから、(IE、3R)−4
−ベンジルオキシ−N、N−ジプチル−3−メチル−2
−ブテニルアミン;クロマトグラフィーによる純度83
%:〔α〕20=+6.1°(c=2.13%、ヘキサ
ン)。対応する(W−4−ベンジルオキシ−3−メチル
ブタナールは、対掌体純度98.9%eeおよび旋光度
〔α)Ho=+10.2°(c=2.7俤、CHClg
):ガスクロマトグラフィーによる純度86チを有した
1−((E)−4−ベンジルオキシ−3−メチル−2−
ブテニル)−ピペリジンから、 ]−((IE、3R)−4−ベンジルオキシ−3−メチ
ル−1−ブテニル)−ヒベリジン;ガスクロマトグラフ
ィーによる純度61%:[α〕^=千6.9°cc=2
.15チ、ヘキサン)。対応する(R)−4−ペンジル
オキシ−3−メチルブタナールは、対掌体純度99.5
%eeおよび旋光度〔α〕τ=+12.14°(c=3
.6%、CHCl5):ガスクロマトグラフィーによる
純度95%を有した。
4−((F:’)−4−ベンジルオキシ−3−メチル−
2−ブテニル)−モルホリンカラ、 4−((1’E、3’R)−4−ベンジルオキシ−3−
メチル−1−ブテニル)−モルホリン:カスクロマトグ
ラフィーによる純度851[α〕^=+6.86°(C
=2.15%、ヘキサン)。一対応する(R)−4−べ
/ジルオキ7−3−メチルブタナールは、対掌体純度9
3.1%eeおよび旋光度〔α)” =+11.4°(
c=3.63チ、CHCIg);ガスクロマトグラフィ
ーによる純度95%を有した。
実施例5 実施例3におけるようにして(反応温度80℃)、(E
)−N、N−ジエチル−3−メチル−4−トリメチルシ
ロキシ−2−ブテニルアミンから、油の形態の(IE、
3R)−N、N−ジエチル−3−メチル−4−トリメチ
ルシロキシ−1−プテニルアミンカ得らレタ。[(り”
、’=+ 17.1 ’ (c =2.44チ、ヘキサ
ン);ガスクロマトグラフィーによる純度50チ。
光学純度の決定のため、0.539のこの油を5−の0
.5N塩酸および2−の酢酸中に取った。約100〜の
シアノホウ水素化ナトリウムを約20〜の部分ずつ、こ
の混合物に1時間以内によくかきまぜながら加えた。さ
らに2時間かきまぜた後、この混合物を4N塩酸溶液で
アルカリ性とし、炭酸カリウムで飽和させ、次いでエー
テルで18時間連続的に抽出した。エーテル抽出液から
の残留物を、Sin、(酢酸エチル)のクロマトグラフ
ィーにより精製した。約ioo℃/ 0.02 tra
m HJ9において球管によシ蒸留後、148〜(50
,5%)の(R,)(”+)−2−メチル−1,4−ブ
タンジオールが無色の油として得られた。〔α)7=+
14.0゜(c=1.9%、MeOf();ガスクロマ
トグラフィーによる純度99俤。
対掌体(S)(−)−2−メチル−1,4−ブタンジオ
ールについて、比旋光度〔α)”=−14,5゜(c=
0.6%、MeOH)が記載されている〔HlG、 W
、 Lcuenberger et  al、 、 H
e1v、 (:him。
Acta 62,455(1979)]。それから、エ
ナミンから誘導された(R)(十)−2−メチル−1゜
4−ブタンジオール、旋光度〔α)”=+13.6゜(
c=0.99%、メタノール)およびガスクロマトグラ
フィーによる純度85俤、について94チの光学純度を
推定することができる。
実施例6 実施例3におけるようにして、(E)−4−アリロキシ
−N、N−ジエチル−3−メチル−2−ブテニルアミン
から、(IE、3R)−N、N−ジエチル−3−メチル
−4−(1−プロペニルオキシ)−1−ブテニルアミン
が得られた。〔α〕闇=+17.3°(c、 = 1.
83チ、ヘキサン)。
実施例7 パイレックスボンベWK、2.02g(]oミリモル)
の(E)−N、N−ジエチル−4,4−ジメトキシ−3
−メチル−2−ブテニルアミン、JQmlのテトラヒド
ロフランおよび83.2〜(0,10ミリモル)の[η
4−ビンクロ[2,2,1]へブタ−2,5−ジエン]
 [5)−(6、6’−ジメチル−2゜2′−ビフエニ
リレン)−ビス(ジフェニルホスフィン)〕ロジウム(
11テトラボレートを供給した。
混合物を脱気した後、管を密閉し、ボンベ管炉内で90
℃に56時間加熱した。赤かっ色溶液を蒸発させ、残留
物を約70℃/ (1,2關H,9において球管によシ
蒸留した。(] E 、38 )−N、N−ジエチル−
4,4−ジメトキシ−3−メチル−1−ブテニルアミン
が得られた。ガスクロマトグラフィーによる純度70チ
;〔α〕′。=−12,9゜(C=4.05チ、ヘキサ
ン)。対応する( S )−4゜4−ジメトキシ−3−
メチルブタナールは、旋光度[α] 20 :=  g
 33°(c=4.66%、ヘキサン);ガスクロマト
グラフィーによる純度96チを有しだ。
このアルデヒドの対掌体純度は、シフト試薬(トリス〔
3−へブタフルオロプロピルヒドロキシメチリデン)−
d−カンホラト〕−エウロビウム(■))を用いてNM
R分光学の助けによシ5%の検出限界で)90%eeで
あると推定できた。
出発物質として使用した(E)−N、N−ジエチル−4
,4−ジメトキシ−3−メチル−2−ブテニルアミンに
、次のようにして?1造し*−:56.4g(0,30
モル)の4−アセトキシ−2−メチル−2−ブチナール
ジメチルアセタール、1501のジエチルアミン、67
5〜(3ミリモル)のパラジウム叩アセテートおよび3
.99 (15ミリモル)のトリフェニルホスフィンの
混合物を15時間アルゴンのもとに還流沸とうさせた。
この混合物を濃縮した後、残留物を170#I/のエー
テル/ペンタン(l:1)中に)踵ン蜀させ、この溶液
を活性度で処理し、ヒフ口([」yflo)でPi−1
−濃縮した。残留油をまず40〜b において5crnのビクロー(Vigreux)カラム
で蒸留し、57.1 !qのN、N−ジエチル−4,4
−ジメトキシ−3−メチル−2−ブテニルアミンが90
:10(E/Z)混合物として得られた。次いでこの混
合物を30cInの充填カラムで分別した。
まず合計34.8.!i!(5g%)混合フラクション
[(g/z)=s6:t4:]、次いテ14.5.9(
24%)の純粋な(f)−N、N−ジエチル−4゜4−
ジメトキシ−3−メチル−2−ブテニルアミン、沸点3
0−32℃10.06amH,!7、が得られた。
実施例8 パイレックスボンベ管に、5061rQ (2,73ミ
リモル)のメチル4−(ジエチルアミノ)−2−メチル
−2−ブテノニー)[83:17(E/Z)混合物〕、
80〃ダ(0,0929ミリモル)の〔η4−1,5−
シクロオクタジエンE C(R)−(6,6’−ジメチ
ル−2,2’−ピフエニリレン)−ビス(ジフェニルホ
スフィン)〕ロジウム(1)バークロレートおよび8d
のテトラヒドロフラン介供給し、密閉し、ボンベ管炉内
で80℃に64時間加熱した。このかつ色ないし黒色の
混合物を蒸発させ、残留物を約150℃/15mw+H
,li’で球管によシ蒸留した。このようにして313
1vの無色の油が得られ、これはクロマトグラフ分析お
よびNMI′1分析によると、53%のメチル(’2R
,3E)−4−(ジエチルアミノ)−2−メチル−3−
ブテノエートと32チのメチル4−(ジエチルアミノ)
−2−メチル−ブチレートを含有した。〔α〕背=−2
4,2°(c=2.35%、ヘキサン)。
出発物質として使用したメチル4−(ジエチルアミノ)
−2−メチル−2−ブテノエートは、実施例7における
ようにして製造した。
実施例9 実施例3〜6および8において使用した異性化錯体は、
次のようにして製造した: 604〃I9(1,226ミリモル)のジ−μmクロロ
−ビス〔η’−1.5−シクロオクタジエン〕シロジウ
ム(1)を50alt容のシュレンク(schlenk
)管に入れ、20#Ilの無水テトラヒドロフラン中に
溶かした。これに、注射器から10分以内にかき捷ぜな
がら、5W/の無水テトラヒドロフラン中の552.5
〜(2,452ミリモル)の過塩素酸銀−水和物の溶液
を滴々加えた。濁ったろ液を静置し、フリットを通過し
た残留するコロイド状塩化銀を沈降させた。次いで懸濁
液を注射器を用いてデカントし、シュレンク管中に移し
た。透明な黄色溶液に、モーター駆動注射器によシ2時
間以内に室温において、30−の無水テトラヒドロフラ
ン中の1.359(2,452ミリモル)の(R)−6
,6’−ジメチル−2,2′−ビフエニリレン)−ビス
(ジフェニル)ホスフィン)の溶液を滴々加工、オレン
ジ色沈殿が得られた。この混合物をさらに1.5時間か
き首ぜ、次いでアルゴンのもとに濾過し、濾過残留物を
2mlのテトラヒドロフランで濾過し、短時間高真空乾
燥した。このようにし−C11,538gの〔η’−1
、5−シクロオクタジエン] [([)−(6、6’−
ジメチル−2,2′−ビフエニリレン)−ヒス(ジフェ
ニルホスフィン)〕口における旋光の測定において、変
旋光が観測された。
1.101g(2ミリモル)の(S)−(6、6’ −
ジメチル−2,2’−ビフエニリレン)−ビス(ジフェ
ニルホスフィン)を、前と同じように反応させた。1.
5(lの〔η’   1+5−シクロオクタジエン) 
[(S)−(6,6’−ジメチル−2,2’ −ピフエ
ニリレン)−ビス(ジフェニルホスフィン)〕ロジウム
(1)バークロレートがオレンジ色粉末として得られた
。クロロホルム中の旋光の測定において、変旋光が観測
された。〔α〕20(約1分)=十20.5°: [α
〕7(s分)=−26,9°(c=0、464%、C)
IC1m)。
出発物質として使用した(R)−または(S)−(6、
6’−ジメチル−2,2′−ビフエニリレン)−ビス(
ジフェニルホスフィン)は、実施例2に従いあるいは実
施例2と同様にして製造した。
特許出願人 エフ・ホフマン・う・ロシュ・ラント・コ
ンパニー・アクチェンゲ ゼルシャフト 第1頁の続き 優先権主張 @1983年7月1日■スイス(CH)■
3642/83−4 0発 明 者 マックス・シュミット スイス国5200プルツク°シ1夕    :プファー
ストラツセ21

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 (3 %式% 式中、Rは保護されたヒドロキシメチル、保護されたホ
    ルミルまたはアルコキシカルボニルを表わし、そしてR
    1は式 の基を表わし、ここでR2およびR3は低級アルキルま
    たはシクロアルキルを表わすかあるいはR1およびR8
    は窒素原子と一緒になって複素環犬猿を表わす、 の光学的に活性な二官能性化合物を製造するにあたシ、
    一般式 式中、R,R’およびR8は上に定義したとおりであり
    、そしてR3はさらに水素であることができる、 のアミンを、第■族の金属と、一般式 式中、R’はフェニルであり、RsおよびR6は同一で
    あるかもしくは相異なり、水素、低級アルキル、低級ア
    ルコキシ、ジー低級アルキルアミノまたは保護されたヒ
    ドロキシメチルであるか、あるいはR1およびR6は一
    緒になって (−C1,−)  、〜5の数を表わし、
    R8は低級アルキル、フェニルまたはベンジルを表わし
    、そしてR11は低級アルキルを表わすか、あるいは両
    方のR9は一緒になってジメチレンまたはトリメチレン
    を表わし R?はメチル、低級アルコキシ、ジー低級ア
    ルキルアミノまたはフッ素であシ、そしてnは数0<1
    .2または3である、 の、(■−型または(S)−型で存在する光学的に活性
    ・な化合物または一般式 式中、R10およびRI 1はフェニルまたはシクロヘ
    キシルでアリ、そしてナフタレン環はオルト位置におい
    てメチル、エチル、ハロゲン、ジー低級アルキルアミノ
    または低級アルコキシで置換されていてもよい、の、■
    −型または(S)−型で存在する光学的に活性な化合物
    との錯体により異性化することを特徴とする前記一般式
    Iの光学的に活性な二官能性化合物の製造方法。 2、異性化を一般弐厘の化合物を用いて実施する特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 3、武門の化合物として、R’が置換されていないフェ
    ニルあるいはメチルまたはフッ素で置換されたフエニ慕
    であシ、R11およびR6が同一でありかつ低級アルキ
    ルであるか、あるいはR11およびR6が一緒になって
    基−cn、−o−cu、−を示し、nが数0゛まだはl
    であり、そしてR7がメチル、フッ素またはジー低級ア
    ルキルアミノであるものを使用する特許請求の範囲第1
    または2項記載の方法。 4、(Iυ−または(S)−(6,6’−ジメチル−2
    ,2′−ビフエニリレン)−ビス(ジフェニルホスフィ
    ン)を、弐厘の化合物として使用する特許請求の範囲第
    1〜3項のいずれかに記載の方法。 5、 ロジウム、イリジウムまたはコバルト、好ましく
    はロジウムを第1族の金属として使用する特許請求の範
    囲第1〜4項のいずれかに記載の方法。 6、第1族の金属と弐Iまたは1■の化合物との錯体を
    、異性化前に別々に11造する特許請求の範囲第1〜5
    項のいずれかに記載の方法。 7、〔η4−ビシクロ[2,2,1]へブタ−2,5−
    ジエン)〔(R)−または(S)−(6,6’−ジメチ
    ル−2,2′−ビフエニリレン)−ビス(ジフェニルボ
    スフィン)〕ロジウム(1)テトラフルオロポレートを
    、第1族の金属と(団−型または(S)−型で存在する
    式■の光学的に活性な化合物との錯体として使用する特
    許請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載の方法。 8、〔η’−115−シクロオクタジエン〕〔(8)−
    または(S)−(6,6’−ジメチル−2,2’ −ピ
    フエニリレン)−ビス(ジフェニルホスフィン)〕ロジ
    ウム(1)バークロレートを、第1族の全組と(la−
    型または(S)−型で存在する光学的に活性な化合物と
    の錯塩として使用する特許請求の範囲第1〜6項のいず
    れかに記載の方法。 9.一般式 %式% 式中、ILは保護されたヒドロキシメチル、保H℃され
    たホルミルまたはアルコキシカルボニルを表わし、そし
    てR1は式 を表わし、ここでR2およびR3は低級アルキルまたは
    シクロアルキルを表わすか、あるいは窒素原子と一緒に
    なって複素環式環を表わす、 の光学的に活性な二官能性化合物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0781749A2 (en) 1995-12-28 1997-07-02 Takasago International Corporation Process for producing optically active benzhydrol compounds

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0781749A2 (en) 1995-12-28 1997-07-02 Takasago International Corporation Process for producing optically active benzhydrol compounds

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