JPS596453Y2 - 方位測定アンテナ - Google Patents
方位測定アンテナInfo
- Publication number
- JPS596453Y2 JPS596453Y2 JP1981020191U JP2019181U JPS596453Y2 JP S596453 Y2 JPS596453 Y2 JP S596453Y2 JP 1981020191 U JP1981020191 U JP 1981020191U JP 2019181 U JP2019181 U JP 2019181U JP S596453 Y2 JPS596453 Y2 JP S596453Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feed line
- antenna
- magnetic material
- line
- antenna elements
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
電波の到来方位を測定するには、複数個のアンテナ素子
を適当に配置して、それらの起電力の位相差により方位
を知るという方法が多く用いられる。
を適当に配置して、それらの起電力の位相差により方位
を知るという方法が多く用いられる。
これらのアンテナ素子の起電力の位相を比較するために
は、当然給電線によりそれらの起電力を一点に導き比較
を行うのであるが、電波の電界に、給電線方向の或分が
存在する場合には、これに電流が誘起され、前記アンテ
ナ素子の起電力に重畳され測定誤差を生じあるいは測定
不能となることが多い。
は、当然給電線によりそれらの起電力を一点に導き比較
を行うのであるが、電波の電界に、給電線方向の或分が
存在する場合には、これに電流が誘起され、前記アンテ
ナ素子の起電力に重畳され測定誤差を生じあるいは測定
不能となることが多い。
H形アドコック空中線のごとくアンテナ素子を給電線に
対して対称構造として給電線の誘起電流の影響を相殺せ
しめる方法もあるが、アンテナ系構或上の制約が多く特
殊の場合のほかは用いられない。
対して対称構造として給電線の誘起電流の影響を相殺せ
しめる方法もあるが、アンテナ系構或上の制約が多く特
殊の場合のほかは用いられない。
本考案は給電線を特殊構造とすることにより給電線の誘
起電流を著しく減少せしめ、しかも方位測定アンテナ系
の性能にはほとんど影響を与えない簡単にしてすぐれた
方位測定アンテナを提供するものである。
起電流を著しく減少せしめ、しかも方位測定アンテナ系
の性能にはほとんど影響を与えない簡単にしてすぐれた
方位測定アンテナを提供するものである。
第1図はその一実施例で、アンテナ素子の一つとその給
電線について示す。
電線について示す。
アンテナ素子Aの起電力はインピーダンス整合トランス
Tを介して遮蔽用の外部導体Sを有する給電線Fに加え
、これを通って位相測定装置Rに与えることは従来通り
であるが、給電線Fはコイル状にしこれにフエライト等
の高周波磁性材料を挿入してインダクタンスの増大をは
かる。
Tを介して遮蔽用の外部導体Sを有する給電線Fに加え
、これを通って位相測定装置Rに与えることは従来通り
であるが、給電線Fはコイル状にしこれにフエライト等
の高周波磁性材料を挿入してインダクタンスの増大をは
かる。
給電線をコイル状にしたことにより線路長は若干長くな
るけれども、その特性インピーダンスに関しては不変で
ある。
るけれども、その特性インピーダンスに関しては不変で
ある。
給電線の内部は外部導体Sにより完全に遮蔽されている
ので外部の構造は内部の伝播定数に何等の影響を与えな
いからである。
ので外部の構造は内部の伝播定数に何等の影響を与えな
いからである。
一方給電線に誘起される電流は、高周波電流の表皮作用
により、外部導体Sの表面を伝播するのであるが、外部
導体Sは磁性材料の上にコイル状にまかれているので一
定の起電力に対し流れる電流は著しく小さくなる。
により、外部導体Sの表面を伝播するのであるが、外部
導体Sは磁性材料の上にコイル状にまかれているので一
定の起電力に対し流れる電流は著しく小さくなる。
したがってこれがアンテナ素子の接地に流入し、若干の
接地インピーダンスが存在しても、給電線に平行な、つ
まり、給電線方向の電界或分が方位測定電界或分、つま
りアンテナ素子の起電力に重畳して、測定誤差におよぼ
すような影響は著しく減少できる。
接地インピーダンスが存在しても、給電線に平行な、つ
まり、給電線方向の電界或分が方位測定電界或分、つま
りアンテナ素子の起電力に重畳して、測定誤差におよぼ
すような影響は著しく減少できる。
なお、磁性材料は図の如く棒状の代りに閉磁路形のもの
を用いればさらに効果は大となる。
を用いればさらに効果は大となる。
また本考案の構造により生ずる若干の給電損失は周波数
特性の平坦化をもたらし、かえって、方位測定用アンテ
ナとしては望ましい特性を与える。
特性の平坦化をもたらし、かえって、方位測定用アンテ
ナとしては望ましい特性を与える。
本考案によれば、高周波磁性体に対し、給電線をコイル
状にしてあるため、例えば特開昭49−5244に示さ
れるような、スリーブ状の高周波磁性材内を貫通させる
などの従来の手段に比べ、外部導体のみがはるかに高イ
ンダクタンスとなり、給電線方向の誘起電流成分のみを
阻止する効果が大きく、また、高周波磁性材の量も少な
くでき安価にできるなどの特長がある。
状にしてあるため、例えば特開昭49−5244に示さ
れるような、スリーブ状の高周波磁性材内を貫通させる
などの従来の手段に比べ、外部導体のみがはるかに高イ
ンダクタンスとなり、給電線方向の誘起電流成分のみを
阻止する効果が大きく、また、高周波磁性材の量も少な
くでき安価にできるなどの特長がある。
第1図は本考案の一実施例で、一つのアンテナ素子とそ
の給電線を示す。 A・・・・・・電界の位相測定アンテナ、T・・・・・
・結合トランス、F・・・・・・給電線、M・・・・・
・高周波磁性材料、R・・・・・・方位測定装置、S・
・・・・・外部導体。
の給電線を示す。 A・・・・・・電界の位相測定アンテナ、T・・・・・
・結合トランス、F・・・・・・給電線、M・・・・・
・高周波磁性材料、R・・・・・・方位測定装置、S・
・・・・・外部導体。
Claims (1)
- 複数のアンテナ素子を配置し、これらのアンテナ素子の
起電力を遮蔽用外部導体を有する給電線により一点に導
き、これらの起電力の位相を比較することにより電波の
到来方位を測定するために用いるアンテナ装置であって
、前記給電線をコイル状にし、このコイル状部分に高周
波磁性材を挿して前記外部導体のみのインダクタンスを
増大する構造を設けることにより、給電線方向の誘起電
流戊分を減少させたことを特徴とするアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981020191U JPS596453Y2 (ja) | 1981-02-17 | 1981-02-17 | 方位測定アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981020191U JPS596453Y2 (ja) | 1981-02-17 | 1981-02-17 | 方位測定アンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56133568U JPS56133568U (ja) | 1981-10-09 |
JPS596453Y2 true JPS596453Y2 (ja) | 1984-02-28 |
Family
ID=29616407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981020191U Expired JPS596453Y2 (ja) | 1981-02-17 | 1981-02-17 | 方位測定アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596453Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102012202392B4 (de) * | 2012-02-16 | 2015-08-27 | Schott Ag | Kühlmöbel |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS495244A (ja) * | 1972-04-28 | 1974-01-17 |
-
1981
- 1981-02-17 JP JP1981020191U patent/JPS596453Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS495244A (ja) * | 1972-04-28 | 1974-01-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56133568U (ja) | 1981-10-09 |
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