JPS595837Y2 - 溶融金属処理用樋及び容器の不定形耐火物ライニング装置 - Google Patents
溶融金属処理用樋及び容器の不定形耐火物ライニング装置Info
- Publication number
- JPS595837Y2 JPS595837Y2 JP1978090357U JP9035778U JPS595837Y2 JP S595837 Y2 JPS595837 Y2 JP S595837Y2 JP 1978090357 U JP1978090357 U JP 1978090357U JP 9035778 U JP9035778 U JP 9035778U JP S595837 Y2 JPS595837 Y2 JP S595837Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten metal
- refractory lining
- core
- metal processing
- monolithic refractory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Blast Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は不定形耐火物ライニング装置の改良に関する
。
。
現在、電気炉出鋼樋、高炉出銑樋及び取鍋、タンディッ
シュ等の溶融金属処理用容器への耐火物ライニングは不
定形耐火物の使用が一般的になって来ている。
シュ等の溶融金属処理用容器への耐火物ライニングは不
定形耐火物の使用が一般的になって来ている。
その施工方法をみると不定形耐火材料の低水分領域での
揺変性を利用した振動ライニング方法で行われている。
揺変性を利用した振動ライニング方法で行われている。
しかるに、一般に不定形耐火物ライニングにおいて、高
密度施工体を得るためには粒度、水分、流動性等材料特
性の他に混線材料中の脱気が重要なのであるが、従来の
振動ライニング装置ではこれが充分ではなかった。
密度施工体を得るためには粒度、水分、流動性等材料特
性の他に混線材料中の脱気が重要なのであるが、従来の
振動ライニング装置ではこれが充分ではなかった。
すなわち、上記振動ライニング装置における振動中子は
ライニングの不定形耐火物に振動力は伝達するも別段脱
気機能はないから、そのため施工体の気孔率大、内部亀
裂等により耐溶損性の劣化、表面剥離等により耐用性が
充分でない事態が生じていた。
ライニングの不定形耐火物に振動力は伝達するも別段脱
気機能はないから、そのため施工体の気孔率大、内部亀
裂等により耐溶損性の劣化、表面剥離等により耐用性が
充分でない事態が生じていた。
本案は叙上の点に鑑みなされたもので、その要趣とする
ところは、前記低水分領域での揺変性を利用した材料の
施工は勿論、比較的高水分領域での流込形態の材料を施
工するに際して振動中子の耐火物に接する面に脱気機構
部を設けた装置で施工を行い、充分に脱気処理した高密
度ライニングを得んとするものである。
ところは、前記低水分領域での揺変性を利用した材料の
施工は勿論、比較的高水分領域での流込形態の材料を施
工するに際して振動中子の耐火物に接する面に脱気機構
部を設けた装置で施工を行い、充分に脱気処理した高密
度ライニングを得んとするものである。
尚、本案に於ける該脱気機構部は面の反対側へ連通する
ことのない態様で構或されるものであって不定形耐火物
中の脱水を伴なわないものとしてある。
ことのない態様で構或されるものであって不定形耐火物
中の脱水を伴なわないものとしてある。
これは、一般に不定形耐火物は硬化及び強度発現剤たる
水溶性の結合剤又は液状の結合剤を含有しており、これ
等が脱水と同時に流出及び表面へ移行されて構造体とし
て所期の強度が得られないとか、表面のみ結合剤濃度が
高くなり、加熱乾燥時皮張り現象を起して爆裂等を生ず
るという問題を避けるためである。
水溶性の結合剤又は液状の結合剤を含有しており、これ
等が脱水と同時に流出及び表面へ移行されて構造体とし
て所期の強度が得られないとか、表面のみ結合剤濃度が
高くなり、加熱乾燥時皮張り現象を起して爆裂等を生ず
るという問題を避けるためである。
以下、本案の実施例を図にもとづいて説明する。
第１図は電気炉出鋼樋鉄皮１上方より振動中子２が設置
されている状態を示すものであるが振動中子２は樋鉄皮
１上端フランジ部１１．１１’の透孔に装着のガイド棒
４，４′に架設の取付基板５に吊設されてなるもので、
該ガイド棒４，４′の引き抜き脱着、差し込み装着をも
って着脱可能に設置されているものである。
されている状態を示すものであるが振動中子２は樋鉄皮
１上端フランジ部１１．１１’の透孔に装着のガイド棒
４，４′に架設の取付基板５に吊設されてなるもので、
該ガイド棒４，４′の引き抜き脱着、差し込み装着をも
って着脱可能に設置されているものである。
なを、ストッパ一部３，３′と取付基板５との間にはバ
ネ６，６′が介装されてあり、当該バネ６，６′は防振
部材であり、振動中子２は該バネ６，６′に載置さｔし
た状態でガイド棒４，４′上部のナツ｝ ７．７’で係
止されている。
ネ６，６′が介装されてあり、当該バネ６，６′は防振
部材であり、振動中子２は該バネ６，６′に載置さｔし
た状態でガイド棒４，４′上部のナツ｝ ７．７’で係
止されている。
図中１０は振動機である。斯る状態で施工に際しては新
規樋では樋鉄皮１と振動中子２の間に使用途中での損耗
部補修では残存ライニングと振動中子の間に材料を投入
し振動施工を行うも−のである。
規樋では樋鉄皮１と振動中子２の間に使用途中での損耗
部補修では残存ライニングと振動中子の間に材料を投入
し振動施工を行うも−のである。
図中の鎖線はその残存ライニングの線を示す。
本案にあっては該振動中子２の不定形耐火物８と接する
面に第２図に例示する如く任意の形状個数の脱気機構部
９を設けるものである。
面に第２図に例示する如く任意の形状個数の脱気機構部
９を設けるものである。
当該脱気機構部９の例としては第２図の溝部の他に、第
３図のような凸状に形或しても良く、中子表面全面に設
けても良い。
３図のような凸状に形或しても良く、中子表面全面に設
けても良い。
又、脱気機構部９の構或は不定形耐火物粒子の侵入を許
すことのない通気性部材、例えば孔隙群の連通ボーラス
体とし、更に、脱気効果を高める為に、その溝部にアス
ベスト、金網、有孔パイプ等空隙形或物を設置しても良
い。
すことのない通気性部材、例えば孔隙群の連通ボーラス
体とし、更に、脱気効果を高める為に、その溝部にアス
ベスト、金網、有孔パイプ等空隙形或物を設置しても良
い。
これ等は脱水が行なわれない態様で設置するものである
。
。
叙上の如き構或になる本装置の脱気効果、即ち、充填性
について、従来法と比較した結果、品質は次の通りで気
孔率に示される如く著しい効果がみられる。
について、従来法と比較した結果、品質は次の通りで気
孔率に示される如く著しい効果がみられる。
配合例
珪石３％−０８０Ｘ
粘−土 ２０Ｘ
解膠凝膠剤 ２Ｘ
添加水分 ８Ｘ
品 質 従来法 本 法
見掛比重 ２．． ７０ ２．６
５嵩比重 ２．１０ ２．２４ 見掛気孔率囚） ２０．０ １５−７
更に、電気炉出鋼樋で実施の結果、脱気状況も良好で、
施工体表面に残存気孔等もみられず均一で充填度良好な
施工体が得られた。
５嵩比重 ２．１０ ２．２４ 見掛気孔率囚） ２０．０ １５−７
更に、電気炉出鋼樋で実施の結果、脱気状況も良好で、
施工体表面に残存気孔等もみられず均一で充填度良好な
施工体が得られた。
又、従来電気炉出鋼樋の補修は主に手作業で行われてい
たが、本実施例の如く、簡単な装置と作業による効果と
前述の充分なる鋭気効果により重筋、高温作業からの解
放、施工時間の短縮、充填性向上による耐用性向上に寄
与するものである。
たが、本実施例の如く、簡単な装置と作業による効果と
前述の充分なる鋭気効果により重筋、高温作業からの解
放、施工時間の短縮、充填性向上による耐用性向上に寄
与するものである。
勿論、本考案は高炉出銑樋、取鍋、タンテ゛イツシュ等
にも適用しても前述の効果が得られるものである。
にも適用しても前述の効果が得られるものである。
第１図は本案対象の装置の電気炉出鋼樋に対する装着態
様を示す縦断面図、第２図、第３図各図は本案実施の各
例を示す振動中子の斜視図である。 符号の簡単な説明 １・・・・・・電気炉出鋼樋鉄皮、
２・・・・・・振動中子、３，３′・・・・・・ストッ
パ一部、４．４’・・・・・ガイド棒、５・・・・・・
取付基板、６，６′・・・・・・バネ、７．７’・・・
・・・ナツＩ・、８・・・・・・不定形耐火物、９・・
・・・・電気機構部、１０・・・・・・振動機、１１．
１１′・・・・・・フランジ部。
様を示す縦断面図、第２図、第３図各図は本案実施の各
例を示す振動中子の斜視図である。 符号の簡単な説明 １・・・・・・電気炉出鋼樋鉄皮、
２・・・・・・振動中子、３，３′・・・・・・ストッ
パ一部、４．４’・・・・・ガイド棒、５・・・・・・
取付基板、６，６′・・・・・・バネ、７．７’・・・
・・・ナツＩ・、８・・・・・・不定形耐火物、９・・
・・・・電気機構部、１０・・・・・・振動機、１１．
１１′・・・・・・フランジ部。
Claims (1)
- 溶融金属処理用樋及び容器鉄皮内に所要厚さの耐火物ラ
イニングを可能に振動中子を設置し、不定形耐火物を充
填ライニングする装置において、前記振動中子の耐火物
に接する面に該面の反対側へ連通しない態様で中子表面
に設けた溝および又は中子表面に通気性部材から或る脱
気機構部を設けていることを特徴とする不定形耐火物ラ
イニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978090357U JPS595837Y2 (ja) | 1978-06-30 | 1978-06-30 | 溶融金属処理用樋及び容器の不定形耐火物ライニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978090357U JPS595837Y2 (ja) | 1978-06-30 | 1978-06-30 | 溶融金属処理用樋及び容器の不定形耐火物ライニング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS556787U JPS556787U (ja) | 1980-01-17 |
| JPS595837Y2 true JPS595837Y2 (ja) | 1984-02-22 |
Family
ID=29018618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978090357U Expired JPS595837Y2 (ja) | 1978-06-30 | 1978-06-30 | 溶融金属処理用樋及び容器の不定形耐火物ライニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS595837Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100417691B1 (ko) * | 1999-12-10 | 2004-02-11 | 주식회사 포스코 | 래들 바닥의 캐스타블 시공시 벤트홀 보호방법 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54128405A (en) * | 1978-03-30 | 1979-10-05 | Nippon Steel Corp | Lining method as inside of molten metal vessel or the like with repractory material |
| JPS54158309A (en) * | 1978-06-06 | 1979-12-14 | Nippon Steel Corp | Forming method for lining of molten metal spout |
-
1978
- 1978-06-30 JP JP1978090357U patent/JPS595837Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54128405A (en) * | 1978-03-30 | 1979-10-05 | Nippon Steel Corp | Lining method as inside of molten metal vessel or the like with repractory material |
| JPS54158309A (en) * | 1978-06-06 | 1979-12-14 | Nippon Steel Corp | Forming method for lining of molten metal spout |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS556787U (ja) | 1980-01-17 |
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