JPS59579A - コンクリ−トポンプのゲ−ト弁装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンクリートポンプのゲート弁装置の改良に関
するものである。

従来のコンクリートポンプのゲート弁装置のうち、初期
のものを第１図に、現在使用されているものを第２図に
、それぞれ示した。これらの図面において、（α）（α
）がゲート弁装置を収容する上下対称のハウジング（ケ
ーシング）、＜ｂ、）＜ｈ２）が同各ハウジング（α）
にそれぞれ設けた穴、（Ｃ）がゲート弁（ｄ）を有する
作動杆、（ｇ）（＃）が同作動杆（Ｃ）を往復動可能に
支持する作動杆用ブツシュ、（イ）σ）がゲート弁用ス
トツノξ、第２図の（ｙ）（！１）が座板で、第１図の
ものは、作動杆（ｃ）の両端に設けた油圧シリンダ（図
示せず）を交互に作動して、各ハウジング（α）に設け
た穴（ｂｌ）（ｈ２）をゲート弁（ｔＬ）により交互に
開放、閉鎖するように、また各ハウジン／（α）がゲー
ト弁（ｄ）により直接叩かれて早期に摩耗するのをスト
ッパσバカにより防止するようになっているが、ゲート
弁作動杆（ｃ）やゲルト弁用ストッパＶ）（ｆ）が摩耗
して交換を必要とするときには、ハウジング（α）の各
部も穴ＣｈＩ）（ｂ２）を通る生コンクリートにより摩
耗し、ハウジング（ａ）も交換する必要があって、ラン
ニンダコストが嵩む。また上記交換には多くの時間を要
し、その間、コンクリートポンプの運転を休止しなけれ
ばならないという問題があった。また第２図のものは、
ゲート弁（ｄ）による開閉作用及びストン、Ｊ（イ）に
よるハウジング保護作用の外に各ハウジング（α）の内
面が生コンクリートにより摩耗するのを座板（ｙ）（！
１）により防止するというハウジング保護作用をもって
いるが、コンクリート輸送管路の一部である穴（ｂｌ）
（ｈ２）の内周面に生コンクリ−トの接触するのを避け
られなくて、この部分に摩滅現象が残る。しかし同一・
ウジン／（α）は、ゲート弁付作動杆（Ｃ）やゲート弁
用ストッパ（イ）を２〜６回交換したときに１回交換す
ればよくて、ランニングコストを前記第１図の場合より
は低減できる。

ところが（Ｉ）ハウジング（α）の交換回数が少なくな
るとはいえ依然解消されていない。（１）部品点数が多
くなる。（Ｉ）各部品に高い精度が要求される。０■部
品の組込みに多くの手間が必要になるなどのために、製
作コストが嵩むし、ランニングコストの低減が不充分と
いう問題があった。

本発明は前記の問題点に対処するもので、ゲート弁付作
動杆を往復動可能に支持する作動杆支持部とハウジング
に設けた穴を覆う鍔部とをそれぞれに有する同一形状の
一対のガイドプレートをノ・ウジング内に着脱自在に装
着したことを特徴とするコンクリートポンプのゲート弁
装置に係り、その目的とする処は、軽量化できる。製作
コスト及びランニングコストを低減できる。さらにコン
クリートポンプの休止時間を短縮できる改良された４ン
クリートポンプのゲート弁装置を供する点にある。

本発明のコンクリートポンプのゲート弁装置は前記のよ
うにゲート弁付作動杆を往復動可能に支持する作動杆支
持部とノ・ウジングに設けた穴を覆う鍔部とをそれぞれ
に有する同一形状の一対のガイドプレートをハウジング
内に着脱自在に装着したので、ノ・ウジンダが作動杆に
接触して摩耗するのを作動杆支持部により、ノ・ウジン
グがゲート弁に衝接して摩耗するのを鍔部により、ノ・
ウジングの穴の内周面が生コンクリートに接触して摩耗
するのを同鍔部により、ノ・ウジングの内面が生コンク
リートに接触して摩耗するのをガイドプレート本体によ
り、それぞれ防止でき、ハウジングを前記従来のものよ
りも低硬度の材料により製作できて、軽量化が可能にな
るし、製作コストを低減できる。また従来必要としてい
た多くの部品や作動杆支持部及び鍔部な２個のガイドプ
レートにまとめたため、加工費を減少できて、この点か
らも製作コストを低減できる。また上記のように７１ウ
ジングの摩耗を完全に防止したため、ハウジングの交換
を不用にできて、しかも多くの部品を２個のガイドプレ
ートにまとめたため、組立費を減少できて、ランニング
コストを低減できる。また２個のガイドプレートとゲー
ト弁付作動杆とを交換するだけでよく、交換を迅速に完
了できて、コンクリートポンプの休止時間を短縮できる
ものである。

次に本発明のコンクリートポンプのゲート弁装置を第６
図に示す一実施例により説明すると、（１）（１）が本
ゲート弁装置を収容する上下対称のノ・ウジング、（２
α）Ｃ２ｈ）が同各ハウジング（１）に設けた穴、（３
）がゲート弁（４）を有する作動杆、（５１５）が同作
動杆（Ｃ）を往復動可能に支持する作動杆用ブツシュで
、同各ブツシュ（５ンは、作動杆（３）が各・・ウジン
グ（１）に接触してハウジング（１）が摩耗するのを防
止する役目ももっている。また（６）（６）がガイドプ
レートで、それぞれは、ガイドプレート本体（６α）と
上記作動杆（３）を往復動可能に支持する作動杆支持部
（６ｈ）と上記ハウジング（１）の穴（ｂＩＸｂ２）を
その内側で覆う鍔部（６Ｃ）とをもっていて、同一形状
である。

コンクリートポンプにおける摩耗形態には、（１）生コ
ンクリートを切り進むときの流動摩擦による摩耗。（Ｉ
ｌ）金属どうしが接触したときの固体摩擦による摩耗。

（Ｂ１）モルタル分のジェット流による摩耗の３つか渚
えられる。これらの摩耗はハウジング（１）の異った部
分に特有の被害を与える。ハウジング（１）の摩耗を最
小限にくい止めるためには、生コンクリートに曝される
部分及び金属に接触する部分を極限しなければならない
。本ゲート弁装置にお〜・て重要なのは、ハウジング（
１）が作動杆（３）に接触して摩耗するのを作動杆支持
部（６ａ）により防止したこと、ハウジング（１）がゲ
ート弁（４）に衝接して摩耗するのを鍔部（６ｂ）によ
り防止したこと、ハウジング（１）の穴＜２ａ）　（２
ｂ）の内周面か生コンクリートに接触して摩耗するのを
同鍔部（６ｈ）により防止したこと、ハウジング（１）
の内面が生コンクリートに接触して摩耗するのをガイド
プレート本体（６α）により防止したことで、上記（１
）（ＩＩ）（１）に起因したハウジング（ＩＩ側の摩耗
が一切締め出される。なおハウジング（１）はゲート弁
装置のコストの５０％以上を占めており、ハウジング（
１）の摩耗が防止されて長期間の使用が可能になること
は、ランニングコストを低減する上で非常に太きい。

以上本発明を実施例について説明したが、勿論本発明は
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
５るものである。例えば第６図ではガイドプレート（６
）を左右に分割する形態としたが、第４図のように上下
に分割して、面（６ｄ）で合せるようにしてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１．２図は従来のコンクリートポンプのゲート弁装置
を示す分解斜視図、第６図は本発明に係るコンクリート
ポンプのゲート弁装置の一実施例を示す分解斜視図、第
４図は他の実施例を示す斜視図である。 （１）・・・ハウジング、（２α）（２Ａ）・・・穴、
（３）・・・作動杆、（４）・・・ゲート弁、（６）・
・・ガイドプレート、（６ａ）・・・本体、（６ｂ）・
・・作動杆支持部、（６Ｃ）・・・鍔部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ゲート弁付作動杆を往復動可能に支持する作動杆支持部
   とハウジングに設けた穴を覆う鍔部とをそれぞれに有す
   る同一形状の一対のガイドプレートをハウジング内に着
   脱自在に装着したことを特徴とするコンクリートポンプ
   のゲート弁装置。