JPS595792Y2 - 流体用連続流電気ヒ−タ− - Google Patents

流体用連続流電気ヒ−タ−

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JPS595792Y2
JPS595792Y2 JP1976112438U JP11243876U JPS595792Y2 JP S595792 Y2 JPS595792 Y2 JP S595792Y2 JP 1976112438 U JP1976112438 U JP 1976112438U JP 11243876 U JP11243876 U JP 11243876U JP S595792 Y2 JPS595792 Y2 JP S595792Y2
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JP
Japan
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diaphragm
heating
electric heater
switch
continuous flow
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JP1976112438U
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JPS5267665U (ja
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ホルマア ゲルデス クラウス
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ウルセル ゲルデス
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、流体、特に水のための連続流電気ヒーターに
関するもので、次を含んでいる。
すなわち、1枚の基板と、絶縁されたカートリヂ容器内
のダクト中に絶縁しない加熱コイルを配列した、少なく
とも一つのカートリヂ型の電気加熱要素と、ストップ要
素の開放によって流体圧によって作動される少なくとも
一つのダイアフラム・スイッチで、1枚のダイアフラム
と1枚のダイアフラム板とで構或されたものと、カート
リヂ・コイル電流用の少なくとも一つの接点スイッチと
、正面がら基板を覆っている一つのケーシング・キャッ
プと、加熱されるべき水の入口及び出口と、を含んでお
り、前記基板はヒーターの背面シールを形戒すると共に
加熱力一トリヂ゛と、ダイアフラム・スイッチと、ダイ
アフラム板と、接点スイッチと、ケーシング・キャップ
と、入口および出口の接続部とを塔載しており、そして
前記基板の内部には一系統の抵抗チャネルが配列されて
いて、加熱カートリヂのダクトを介して入口と出口とを
互いに連結している。
この種の在来のヒーター(ドイツ公開公報112751
3参照)においては、種々の容量と熱出力を得るため2
個の加熱カートリヂが設けられている。
流体の入口と出口とに対しては、前記2個のカートリヂ
はストップ要素より上流に位置しており、このことは、
このヒーターがいわゆる高圧力ヒーターであることを意
味し、このような高圧力ヒーターにおいては種々の出力
が得られる。
しがし、このような装置は絶えず流体供給ラインの圧力
下にあるので、安全スイッチが必要である。
この事実は又、装置の構造に関する限りある種の不利を
招く。
しかも加熱カートリッジの代替の際には、ヒーターが高
圧力ヒーターであるため、通常アパート全体又は家屋合
体の中央バルブである主ストップ・バルブによって水圧
を断たねばならないのである。
又この在来のヒーターにおける接点スイッチの接点圧は
、ダイアフラムに作用してスイッチを閉じる作用をする
水圧によって主として決定されるが、スイッチの接点開
放は単にバネの回復力によって行われるもので、ダイア
フラムの緊張によって行われるものではない。
従って在来のヒーターにおいては前記接点が焼けるおそ
れがある。
何故ならば水圧が低下した場合ダイアフラムは振動し始
めるので、前記接点スイッチの接点圧はゆっくりと低下
し、該接点が急激に互いに分離することができないから
である。
又このような作動ダイアフラムは所要の切換接点を保証
するものではない。
又、一つの背面板がヒーターの基部を形威しているよう
な連続流電気ヒーターが知られている(アメリカ特許3
088017参照)。
しがし、この背面板は単なる付加的の構造要素であって
、これにはダイアフラム・スイッチを配置するための孔
を設けねばならない。
又該ヒーターの抵抗チャネル装置は、ダイアフラム装置
の正面部分を収容し且つ加熱カートリヂを載せるための
一つの板状の基部要素の中に設けられているので、代替
が必要な時は、ダイアフラム・スイッチ装置の背面部を
取外さねばならないのである。
要するに、このようなヒーターは、全体的な構造がやや
複雑であり、特にヒーターの背面のみからダイアフラム
へ接近可能であるため、修理上種々の困難を生ヒさせる
のである。
本考案の主たる目的は、本明細書の第一節に説明したよ
うな連続流ヒーターで、その構造が特に明確であり、非
常に簡単なスイッチ要素および加熱要素を有し、それら
がヒーターの上流の主流体供給ライン内に位置する中央
バルブを閉じる必要がなく、容易に手早く、取外し、代
替および修理ができるように配列されており、しかも水
流が不足した場合、加熱カートリヂを安全かつ急速に切
断できるものを提供することである。
本考案によれば、この目的は、加熱カートリヂが7訃ツ
プ要素より下流に配置されていてその上方には接点スイ
ッチのみを配置することにより正面から自由に接近可能
であり、又、,静止状態におけるダイアフラムの緊張に
よって接点スイッチは加圧されて開放状態におかれ、該
スイッチはバネ力のみによって閉じることができ、そし
て抵抗チャネル系の一部がダイアフラム板の内部に形或
されているようなヒーターによって達或される。
このような配置によって在来の装置では得られない多く
の利点が得られる。
アメリカ特許3088017に示された構造と異なり、
本考案によるヒーターでは、壁面上に取付ける場合、欠
陥要素の取外しおよび/又は代替を要する場合は、ケー
シング・キャップを取外すだけで正面からこれら要素の
いずれにも自由に接近することができるのであるが、そ
れは基板が壁に面した背面構造要素だからである。
ダイアフラムは、加熱カートリヂと一緒にダイアプラム
板を持ち上げることによって容易に取り出すことができ
るし、又加熱カートリヂはもつと容易にダイアフラム板
から取り外すことができるのである。
接点スイッチの作用は一層安全であるが、それは接点ス
イッチを閉じているバネの力よりもずっと大きいダイア
フラムの緊張が、接点スイッチを開放しているだけであ
るからである。
換言すれば、ダイアフラムとスイッチとの間にはただ一
方的の接続が存在するにすぎず、このことはダイアフラ
ムによって引張られて、又は押されて接点スイッチが閉
じられることがないことを意味する。
この、いわゆるダイアフラム・スイッチの鎖錠配置によ
って、加熱カートリヂを流れる水が不十分な時には、ス
イッチの接点が急激に開かれ、それによって接点の焼け
焦げや、特にカートリヂ内の加熱コイルの焼損の危険が
防止されている。
ドイツ公開公報1127513の装置に比較して、本考
案によるヒーターの配置は非常に小型で、ヒーターにお
いて最も耐久性のない要素、すなわちダイアフラム装置
が加熱カートリヂの代替を容易にしている。
本考案によるヒーターは低圧力ヒーターであるから、特
に技術に通じない者でも、たとえば加熱カートリヂを取
替えることができる。
何故ならば、ストツパ要素を閉じ、ケーシング・キャッ
プを取去った後、電気接続と加熱カートリヂをダイアフ
ラム板に取付けている二,三のネヂをゆるめるだけでよ
いからである。
また、本考案によるヒーターは、抵抗チャネル系の一部
がダイアフラム板の内部に形或されているため、冷水系
の内部において少なくとも一つのシール接手を節約する
ことができる。
本考案の一つの有利な実施例においては、ダイアフラム
は、ダイアフラム根上に形或された一つのプリズム形の
加圧端によって、基板とダイアフラム板との中間に取付
けることができる。
こうすれば、ダイアフラムは一つの円形の線に沿って基
板に押しつけられるので、特に安全に保持される。
これは在来の構造における表面加圧よりも非常に有利で
ある。
何故ならば、線状加圧の場合は、ダイアフラムは一層容
易にかつ制約なしに動くことができて、圧力のわずかの
差異に対しても反応するからである。
主要要素の着脱をさらに容易にするため、ダイアフラム
板には、加熱カートリヂと接点スイッチのスイッチ・ア
ームのための支持ブラケットを載置する。
又、本考案の別の実施例によれば、ダイアフラム・スイ
ッチによる接点スイッチ制御の感度を増大するため、ダ
イアフラムの一室内に延長させて、基板にストップ・ネ
ヂが設けられている。
このストップ・ネヂによって、ダイアフラムのストロー
クを調整又は再調整することができるのである。
ヒーターの全般的な機能と構造とは、本考案のさらに別
の実施例によれば、加熱カートリヂは二部分に分れた構
造となっており、該加熱カートリヂのスリーヴ状の外側
部分はダクト系を収容する内側部分を引出しのようにす
べらせて、着脱自在にきっちりと受け入れるようになっ
ており、加熱ダクトはその全長にわたって片側が開放し
ており、ダクト系は入口から出口まで密封されていて加
熱される媒体が短絡しないようになっている。
本実施例によれば、ヒーターのこの重要な要素である加
熱カートリッジの製作が容易である他、加熱コイルに容
易にかつ素早く接近することができる。
すなわち、ダクト系を収容する前記加熱カートJヂの内
側部分は容器から分離しているので、たとえば焼損のた
め加熱コイルを修理せねばならぬ場合は、該コイルへ接
近するためにはこの内側部分を引き出せばよいからであ
る。
このような配置では、加熱コイルのために孔をあける必
要がないので、屈曲点を十分に丸めたダク1〜系を得る
ことが可能となり、それ故に加熱コイルにはもはや引張
りや機械的な圧力を加えたりする必要はなく、又、流れ
が滞溜したり、空気泡が生じて付着するような隅角部を
形或することもない。
事実、加熱コイルは完全にダクトに適合し、非常に低圧
力の場合でも加熱されるべき液体は摩擦なく流れ、その
結果加熱コイルの焼損の危険が著しく減少する。
内外部分の間隔が非常に狭いため、加熱カートリヂの入
口と出口との間において、短絡が生ずるのを防ぐために
、前記カートリヂ内のダクト系はすベリ嵌合手段によっ
て有利にシールすることができる。
こう′することによって、すべり適合がきっちりと行わ
れない場合でも、水はダクトに沿って流れる。
すなわち、水流が少なすぎるために生ずる焼損を防止す
るために、常に水で覆われていなければならぬ加熱コイ
ルに沿って水が流れるのである。
なお、すベリ嵌合のシール方式は又、内側部分が外側部
分の中に不正確に挿入されることを防ぐので、加熱ダク
トは入口および出口に対して常時、正しい位置を保つの
である。
本考案のさらに別の実施例によれば、すベリ嵌合手段は
、スリーブ状の外側部分と引出し状の内側部分との上に
、溝・舌接手として形威される。
すなわち、ダクト間の仕切壁をダクトに面するスリーブ
状の外側部分の内側の溝に適合する舌として形威し、他
方において、引出し状の内側部分の前記ダクトが開放さ
れた面とは反対側の表面上に別途舌を形或し、該舌をこ
れに対応する外側部分の反対側の内部表面に別途形或し
た溝にそれぞれ係合させ、前記溝と舌とが内外部分の間
の全接触長さにわたって延長するようにすれば、特に有
利である。
ダクト系の開放側には内外部分の間に三つの溝・舌接手
を設け、反対側にはこのような接手を二つだけ設けるの
が好ましい。
こうすることによって、水の出入口の間には、二つの内
外部分の間の下部接触表面を経由する迂回路においても
、少しも短絡を生じないようにすることができる。
本考案のさらに有利な実施例においては、内側部分はス
トツパによって外側部分に密封時に係合し、他方におい
て、加熱されるべき媒体の出入口には、壁面にあけられ
た孔として外側部分に設けられる。
これによって、コイルの代替時および加熱カートリツヂ
自体をヒーターに取付ける時、加熱カートリツヂの取扱
いが容易となり、又その正確な取付けが可能となる。
本考案によって得られる全般的な利点は、全体の装造・
配置が明確であるため、又ヒーターの配置を有効にする
ため技術的に高度に改良された要素が使用されているた
めに、取扱いおよび取付けが容易な、比較的簡単な装置
が得られることにある。
これらはすべての事実の組合わせによって、使用上完全
で、又在来のヒーターにおいて欠陥破損の最も多い原因
である加熱コイルの空負荷がほとんど生しないヒーター
が設計され、実用化された。
本考案の他の目的および利点は、本考案の好ましい実施
例を示し、又その原理を示す添付図面についての下記の
説明によって明らかとなろう。
本考案による連続流ヒーターは、絶縁物質で作られた基
板1を含んでいる。
この基板1はヒーターの背面カバーを形威し、その正面
側はケーシング・キャップ2で覆われている。
基板1は、その背面側にそれぞれネヂ山などを備えた入
口接続片11と出口接続片16とを含んだ、パイプ接続
部10を有している。
ケーシング・キャップ2の下には、以下に説明する複数
個の単一構造要素より或り且つ基本要素としてダイアフ
ラム板45を有するダイアフラム・スイッチ4と、スト
ップ要素5と、スイッチ・アーム6と、接点スイッチ7
と、パイロット・ランプ8とが配列されている。
そして、パイロット・ランプ8用の特殊の窓28がケー
シング・キャップ2に設けられ、前記ダイアフラム板4
5上には加熱カートリヂ3が取付けられている。
ヒーターは1つのチャネル系を備え、このチャネル系は
、主として、基板1、ダイアフラム板45、加熱カート
リヂ3およびパイプ接続部10の中に位置している。
このチャネル系は入口接続片11から、ストップ要素5
を経て、加熱カートリヂ3およびダイアフラム・スイッ
チ4に到っている。
加熱カートリヂ3から、この系は、ダイアフラム・スイ
ッチの反対側に至り、そして最後に出口接続片16に達
している。
パイプ接続部10より供給チャネル101がストップ要
素の流入部501に通じており、この流入部501はス
トップ要素5のタペット弁51によって適宜開閉し、ス
トップ要素には、基板1の入口チャネル102に通ずる
ストップ要素5の流出部502が設けられている。
この入口チャネル102は、加熱カートリヂ流入部45
3とダイアフラム流人部454とに分割されたダイアフ
ラム板チャネル451に通じている。
そして、前記ダイアフラム流人部454は、ダイアフラ
ム板45とばねダイアフラム41との間に形威された高
圧ダイアフラム室402の中に開口している。
加熱カートリヂ流入部453は、加熱人口33を介して
加熱カートリヂ3中の加熱ダクト301に連通する。
本考案によるヒーターの最も重要な要素の一つであるこ
の加熱カートリヂを、さらに詳細に下記に説明する。
前記加熱ダクト系の内部には、一体的に形或された非絶
縁加熱コイルが該加熱ダクトの全長にわたって設けられ
ている。
この加熱コイルは該加熱コイルにより加熱される水によ
り十分に覆われている。
前記加熱ダクト304と連通する加熱出口34は、、加
熱カートリヂ流出口455に通じ、この流出部455は
二分岐の流出チャネル105を経て、一方側ではダイア
フラム41と基板1との間に形戊された低圧ダイアフラ
ム室401に接続され、他方側では出口接続片16の出
口チャネル106に接続されている。
ダイアフラム41は高圧ダイアフラム室402の方向に
おいて凸出形をしている。
すなわち、ダイアフラム41の曲面は電圧室402の中
に突出している。
ダイアフラム41の取付けは、基板1に接する弾性ガス
ケット・リング46とダイアフラム板45の上に形威さ
れた断面プリズム型の加圧端43の溝部どの間において
、その外周端部分をクランプすることによって行われる
このようにして、ダイアフラムは1つの円形の線に沿っ
て非常に有利に固定されるので、製作上の制限はない。
又、断面プリズム型の加圧端43の外側に位置するダイ
アフラムのリング状部分は自由に動くことができるので
、スイッチの切換動作に制約なしに行われる。
さらに、ダイアフラム41は、その外周端部分をダ,イ
アフラム板45と基板1との間で線状にクランプされて
いるので、ダイアフラム室401と402との間に極め
て小さい圧力差に対しても反応する。
ダイアフラムに隣接し、しかもこれから分離してダイア
プラム軸42が存在し、機能的にはスイッチ・アーム6
に連結されている。
すなわち、スイッチ・アーム6はその一端部が支持ブラ
ケット61に取付けられており、ダイアフラム軸42は
該スイッチ・アーム6の長さの一部においてこのスイッ
チアーム6を接触支持しているのである。
支持ブラケット61とは反対側のスイッチ・アーム6の
自由端には、一つの突起62があり、該突起62は接点
スイッチ7のスイッチ片71を接触、支持しているスイ
ツチ片71の接点は加熱カートリヂ3の電気接続部72
の接点要素と協働する。
これらの接続部72は加熱カートリヂ3内の加熱コイル
に直接取付けられている。
前記支持ブラケット61はダイアフラム板45上に取付
けられており、このダイアフラム板45は又加熱カート
リヂ3を載せているので、かなり有用で実際的な取付体
が形或される。
加熱カートリヂ3は第3図〜第5図に示すように、外側
部分31と内側部分32とを含み、内側部分32はダク
ト系を収容しており、このダクト系は加熱ダクト301
,302,303および304を含む。
これら加熱ダクト301ないし304は、十分に丸味を
つけられた屈曲点において互いに連結されていると共に
、壁3212,3223,および3234によって、互
いに分離されている。
内側部分32は外側部分31の中に、第3図に示すよう
に、引出し状に挿入することができる。
加熱カートリヂ3はほぼ平行六面体状である。
内側部分32には側面にシール326を添設したフラン
ジ状のストツパ325があり、シール326は、挿入状
態にいて挿入口をふさぎ、外側部分31の狭い端部と係
合している。
外側部分31には、水の入口孔33と出口孔34とがあ
る。
これらの孔33.34は、それぞれダクト301と30
4との対応する端部と合致している。
ダクト内には、図示されていないが加熱コイルがあり、
その電気接続部は、内側部分32の凹部327に合致す
る外側部分31に設けられた孔312を経て外部に通じ
ている。
勿論、孔312は常に適当にシールされており、このこ
とはこれ以上説明の必要がない。
なお、内側部分32は、外側部分31に対して接触フラ
ンヂ325の側でネヂによって固定されている。
仕切壁3212 ,3223 . 3234を越えて、
又は外側部分31の下部接触表面361および内側部分
32の下部接触表面362に沿って、直接水が流れるの
を防止するため複数個の溝・舌接手が設けられている。
すなわち、仕切壁3212.3223および3234は
、内側部分32の他の部分の高さより高く、且つ外側部
分31の挿入口の垂直間隙よりも上方に突出し、これに
よって舌3721 .3722および3723を形威し
、これらの舌は外側部分31の対応する溝3711.3
712および3713にそれぞれ係合する。
また、内側部分32の下面には更に2つの舌3724
.3725が設けられており、該舌3724 .372
5は外側部分31の対応する溝3714と3715とに
それぞれ係合する。
前記複数個の溝・舌接手によって、加熱人口33から流
入する水が続いて各加熱ダクト301ないし304を流
れ、再び、加熱出口34から流出する様になっている。
それはすべり嵌今によって水の交叉流が防止されている
からであるが、これは平面接触表面が設けられている場
合にのみ可能である。
当然舌はほぼ溝を充満する様になっている。
さらに具体的にいえば、溝の基部に係合する様になって
いる。
すなわち、舌は適当な高さを持っていなければならない
したがって、この場合ではきっちりと適合することが必
要である。
溝・舌配置は又、180゜ひつくり返した外側部分31
には内側部分32が挿入できない様にしている。
このような転倒状態で挿入が行われると、加熱人口33
と加熱出口34とは対応するダクト301と304とに
合致しなくなり、相当の破損を生ずるであろう。
なお、基板1への加熱カートリツヂ3の取付を容易にす
るために、外側部分31には孔313が設けられている
パイプ接続部10のねし山によって、既存の壁連結パイ
プに取付けることのできる本考案のヒーターの機能は次
の如くである。
作動ハンドルによってタペット又はバルブコーン51が
開かれると、水は加熱カートリツヂ流入部453に流入
し、したがって加熱人口33を経て、加熱カートリツヂ
3の加熱ダクト301 ,302,303,および30
4に入ると共に、供給チャネル101,ストップ要素流
入部501,ストップ要素流出部502および入口チャ
ネル102を通過した後、ダイアフラム流入部454に
も流入し、したがって高圧ダイアフラム室402に流入
する。
低圧ダイアフラム室401は流出チャネル105および
出口チャネル106に通じて外気に開放されているので
、低圧ダイアフラム室401に比較して高圧ダイアフラ
ム室402には大きな圧力が発生し、この場合ダイアフ
ラム41は第1図に示す位置から下方に押し下げられる
その結果ダイアフラム軸42は下方に動かされ、スイッ
チアーム6の突起62からスイッチ片71が開放される
したがって、スイッチ片71の接点と接続部72とが互
いに接触して加熱カートリヂ3の加熱回路を閉じること
となる。
加熱カートリヂ3に流入する水は、加熱コイルの上を流
れることによって加熱され、そして加熱出口34から該
加熱カートリヂ3を出た後、加熱カートリヂ3の流出部
455、流出チャネル105および出口チャネル106
を経て、出口接続片16まで流れる。
タペット51によって水の供給を遮断すると、2つのダ
イアフラム室401,402の間の圧力差は、前記水の
遮断の速度に応じて連続的に零の方向に減少する。
前記圧力差が十分減少すると、ダイアフラム41は突然
第1図に示すその静止位置にもどる。
スイッチ片71も又その開放位置に戻るので、加熱カー
トリヂ3の加熱回路が開かれる。
したがって、水が実際に加熱カートリヂ3内を流れてい
る時にのみ、加熱カートリヂ3の加熱コイルに電流が通
じているのである。
勿論、スイッチ片71は、簡単化のために図示されてい
ない1つのバネの力の影響下にある。
すなわち、このバネは、ダイアフラム室401,402
との間の圧力差の.ために、ダイアフラム41とダイア
フラム軸42およびスイッチアーム6このスイッチアー
ム6は、バネ力によってダイアフラム軸42の下方運動
に追従する一とが一旦下方に移動した場合、前記電気接
点に対する十分な接触圧力を供給するのである。
2つのダイアフラム室401,402との間の所要の圧
力差を、装置全体の容量および/又はスイッチ切換作動
時の水流に適合させるために、ダイアフラム板45には
1つの設定・絞リネヂ47が設けられている。
第2図から容易にわかるように、ケーシングキャップ2
を取外せば、このネヂ47にすぐ接近することができる
最後に、基板1にはストップネヂ17が配置されている
このネヂ17によって、第1図から容易にわかるように
、ダイアフラム41のストロークを調整し又再調整する
ことができる。
このストップネヂ17は、封止ネヂ171によって覆わ
れている。
本考案による流体用連続流電気ヒーターは以上詳細に述
べたように、ダイアフラム板45、加熱力一トリヂ3お
よびスイッチ要素6,7による構造部分が、ケーシング
キャップ2の側から容易に取外すことができるので、敏
感で一般に最も故障の多い要素を取外したり代替するた
めに、もはやヒーター全体を壁から、又は壁接続パイプ
から取外す必要がないという大きな利点を有している。
特に、この種ヒータは、その取付使用状態においては、
基板1の背面側全面に互って取付壁が近接して位置する
ことが多いのであるが、保守、点検を要する各種構或要
素3,4.7等には、ケーシング・キャップ2を取り外
すことによって容易に接近できる。
すなわち、これ等各種構戒要素3,4.7等に接近する
のに、基板1そのものを取付壁から取り外す必要がなく
、この基板1の取り出しを必要としないということはま
た、該取り外しに伴う建家の流体メインバルブをいちい
ち開閉操作する必要もないということを意味し、実用上
極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるヒーターの第2図の■■線に沿
った断面図、第2図は、ケーシングキャップを取去り、
第1図の矢印IIの方向から見た図、第3図は、本考案
によるヒーターの加熱カートリヂの主要部分の破断略図
、第4図は、第3図の矢印IVの方向から見た加熱カー
トリヂの外側部分の正゜面図、第5図は、第3図のv−
V線に沿う加熱カートリヂの内側部分の断面図である。 1・・・・・・基板、2・・・・・・ケーシングキャッ
プ、3・・・・・・加熱カー} IJヂ、31・・・・
・・外側部分、32・・・・・・内側部分、325・・
・・・・ストツパ、33・・・・・・加熱入口(孔)、
34・・・・・・加熱出口(孔)、3711〜3715
・・・・・・溝、3721〜3725・・・・・・舌、
4・・・・・・ダイアフラムスイッチ、41・・・・・
・ダイアフラム、43・・・・・・加圧端、45・・・
・・・ダイアフラム板、453,454・・・・・・抵
抗チャネル系、5・・・・・・ストップ要素、6・・・
・・・スイッチアーム、61・・・・・・支持ブラケッ
ト、7・・・・・・接点スイッチ、17・・・・・・ス
トップネヂ。

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)一つの基板と、前記基板の正面を覆うように着脱
    自在に取付けた一つのケーシング・キャップと、前記基
    板のケーシング・キャップが位置する側に固定されたダ
    イアフラム板と、前記ダイアフラム板に固定された非絶
    縁加熱コイルを含む加熱力−トリツジと、前記基板と前
    記ダイアフラム板との間に形或されたダイアフラムを備
    えてなるダイアフラム室と、前記基板と前記ダイアフラ
    ム板とに亙って設けられた、入口と出口とを有し、前記
    加熱カートリッジと前記ダイアフラム室に通じている流
    体のためのチャネルと、前記加熱カートリッジの加熱コ
    イル用の接点のための、流体の流動圧によって応動する
    前記ダイアフラムと連繋されたダイアフラム・スイッチ
    であって、前記接点は、前記ダイアフラムの静止状態に
    おける緊張によって、解放位置におかれているダイアフ
    ラム・スイツチと、 前記チャネルの途中に、かつ前記ダイアフラム室より上
    流に設けられた、前記チャンネルの流路を開閉するため
    のストップ要素と、からなる流体用連続流電気ヒーター
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第l項記載の流体用連続
    流電気ヒーターにおいて、ダイアフラム41が基板1と
    ダイアフラム板45との間において、ダイアフラム板4
    5上に形威されたプリズム状の加圧端43によって取付
    けられるもの。
  3. (3)実用新案登録請求の範囲第1項記載の流体用連続
    流電気ヒーターにおいて、ダイアフラム板45が、正面
    側において、加熱カートリツヂ3と、接点スイッチ7の
    スイッチ・アーム6のための支持ブラケット61とを載
    置しているもの。
  4. (4)実用新案登録請求の範囲第1項記載の流体用連続
    流電気ヒーターにおいて、加熱カートリツヂ3が二部分
    で構或され、その一方部であるスリーブ状の外側部分3
    1は、きっちりすべり適合する引出しの様に、他方部で
    あるダクト系を収容する内側部分32を着脱自在に受け
    入れ、加熱ダク}301,302 , 303 ,30
    4はその全長にわたって片側が開放しており、ダクト系
    は入口から出口までシールされていて加熱されるべき媒
    体の短絡を防いでいるもの。
  5. (5)実用新案登録請求の範囲第4項記載の流体用連続
    流電気ヒーターにおいて、前記シール手段が、溝・舌接
    手として、スリーヴ状外側部分31と引出し状内側部分
    32との上に形威されているもの。
  6. (6)実用新案登録請求の範囲第5項記載の流体用連続
    流電気ヒーターにおいて、加熱ダク}301,302
    ,303 ,304の間の仕切壁3212 ,3223
    .3234が、該加熱ダクト301 , 302 ,
    303 , 304に面するスリーヴ状外側部分31
    の内側のそれぞれの溝に合致する舌として形或され、又
    引出し状の内側部分32の反対側の表面上に別途舌が形
    或されて、該舌が外側部分31の反対側の内表面に別途
    形威されたそれぞれの溝に係合しており、前記溝と舌と
    が内外部分31,32の全接触長にわたって延長してい
    るもの。
  7. (7)実用新案登録請求の範囲第6項記載の流体用連続
    流電気ヒーターにおいて、加熱ダク}301,302,
    303,304の開放側においては、内外部分31.3
    2の間に三つの溝、舌接手3711/3721 .27
    1 2/3722 .371 3/3723が設けられ
    、又その反対側にはこれと同様な接手が二つだけ371
    4/3724.371 5/3725設けられている
    もの。
  8. (8)実用新案登録請求の範囲第1項記載の流体用連続
    流電気ヒーターにおいて、ストップネジ17が基板1に
    設けられ、ダイアフラム室の一方の室に延長してなるも
    の。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4712608U (ja) * 1971-03-16 1972-10-14
JPS5052649A (ja) * 1973-04-02 1975-05-10

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4712608U (ja) * 1971-03-16 1972-10-14
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