JPS595613Y2 - カ−エアコン用クラッチサイクリングシステム - Google Patents
カ−エアコン用クラッチサイクリングシステムInfo
- Publication number
- JPS595613Y2 JPS595613Y2 JP3511679U JP3511679U JPS595613Y2 JP S595613 Y2 JPS595613 Y2 JP S595613Y2 JP 3511679 U JP3511679 U JP 3511679U JP 3511679 U JP3511679 U JP 3511679U JP S595613 Y2 JPS595613 Y2 JP S595613Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- pressure
- compressor
- air conditioner
- car air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はカーエアコン(自動車用空気調和装置)用ク
ラッチサイクリングシステムの改良に関するものである
。
ラッチサイクリングシステムの改良に関するものである
。
近来カーエアコンに於て、絞り機構にオリフイスチュー
ブを用い蒸発器入口配管配管温度の変化、又は圧縮機吸
込側の冷媒圧力変化を検知して、圧縮機用電磁クラッチ
のオンオフ制御を行うクラッチサイクリングシステムを
採用する車が次第に増加している。
ブを用い蒸発器入口配管配管温度の変化、又は圧縮機吸
込側の冷媒圧力変化を検知して、圧縮機用電磁クラッチ
のオンオフ制御を行うクラッチサイクリングシステムを
採用する車が次第に増加している。
第1図は上記カーエアコン用クラッチサイクリングシス
テムに於て、圧縮機吸込側の冷媒圧力変化を捉える方式
の概略系統図を示したもので、冷媒圧縮機1、凝縮器2
、オリフイスチューブ3、蒸発器4、気液分離器(アキ
ュムレータ)5を順次環状に管路を以て連接した冷凍系
統に於て、アキュムレータ5に圧力スイッチ6を設けて
冷媒圧力を検知し、例えば2.0kg/cm”オフ、3
.0 kg/cm”オンに設定し、圧力スイッチ6、電
磁クラッチ7の直列回路を冷媒圧力変化で開閉する如く
構或したものである。
テムに於て、圧縮機吸込側の冷媒圧力変化を捉える方式
の概略系統図を示したもので、冷媒圧縮機1、凝縮器2
、オリフイスチューブ3、蒸発器4、気液分離器(アキ
ュムレータ)5を順次環状に管路を以て連接した冷凍系
統に於て、アキュムレータ5に圧力スイッチ6を設けて
冷媒圧力を検知し、例えば2.0kg/cm”オフ、3
.0 kg/cm”オンに設定し、圧力スイッチ6、電
磁クラッチ7の直列回路を冷媒圧力変化で開閉する如く
構或したものである。
第2図は第1図に於ける、正常時に於けるクラッチサイ
クルの態様を示したもので、圧縮機始動直前に於ける冷
凍系統内の冷媒圧力はオリフイスチューブ3で導通して
いるので、室温相当の圧力(例6.5 kg/cm”)
となっており、圧縮機の始動により高圧側(圧縮機から
オリフイスチューブ迄)の圧力は上昇し、低圧側(オリ
フイスチューブから圧縮機吸入口迄)のアキュムレータ
圧力は圧縮機で吸引されるので圧力低下し、圧力スイッ
チの設定圧力(例2 .O kg/art) に達す
ると前記直列回路の電源をオフし、電磁クラッチ7を開
き圧縮機1を停止する。
クルの態様を示したもので、圧縮機始動直前に於ける冷
凍系統内の冷媒圧力はオリフイスチューブ3で導通して
いるので、室温相当の圧力(例6.5 kg/cm”)
となっており、圧縮機の始動により高圧側(圧縮機から
オリフイスチューブ迄)の圧力は上昇し、低圧側(オリ
フイスチューブから圧縮機吸入口迄)のアキュムレータ
圧力は圧縮機で吸引されるので圧力低下し、圧力スイッ
チの設定圧力(例2 .O kg/art) に達す
ると前記直列回路の電源をオフし、電磁クラッチ7を開
き圧縮機1を停止する。
圧縮機が停止すると高圧側の液冷媒はオリフイスチュー
ブ(閉止機構なし)を通り低圧側に流れ、多量の液冷媒
がアキュムレータ5に流入し、無効の熱エネルギーの移
動となる。
ブ(閉止機構なし)を通り低圧側に流れ、多量の液冷媒
がアキュムレータ5に流入し、無効の熱エネルギーの移
動となる。
(第2図斜線部)一方低圧側冷媒は蒸発器4で蒸負荷と
熱交換するが圧縮機で吸引されないので圧力上昇し、さ
らに高圧側の冷媒の流入により圧力上昇を早めて設定圧
力(例3.O kg/cm=)に達して圧力スイッチを
オンし圧縮機の運転を再開させるもので即ち圧縮機の停
止毎に高圧液冷媒が低圧側に無効に移動して低圧側冷媒
の圧力上昇を促し圧縮機運転を促進させ、圧縮機の運転
休止時間を短縮させるというエネルギー節減と相反する
結果を生ずることは閉止機構のないオリフイスを用いて
いる以上は避けられないものである。
熱交換するが圧縮機で吸引されないので圧力上昇し、さ
らに高圧側の冷媒の流入により圧力上昇を早めて設定圧
力(例3.O kg/cm=)に達して圧力スイッチを
オンし圧縮機の運転を再開させるもので即ち圧縮機の停
止毎に高圧液冷媒が低圧側に無効に移動して低圧側冷媒
の圧力上昇を促し圧縮機運転を促進させ、圧縮機の運転
休止時間を短縮させるというエネルギー節減と相反する
結果を生ずることは閉止機構のないオリフイスを用いて
いる以上は避けられないものである。
本考案は上記に鑑みなされたもので、閉止機構のないオ
リフイスチューブに代え、弁口径はオリフイスチューブ
と同径として紋り作用を有し、しかも非通電時閉通電時
開の電磁弁を用いたクラッチサイクリングシステムを提
供し、無駄なエネルギー消費を減少せんとするものであ
る。
リフイスチューブに代え、弁口径はオリフイスチューブ
と同径として紋り作用を有し、しかも非通電時閉通電時
開の電磁弁を用いたクラッチサイクリングシステムを提
供し、無駄なエネルギー消費を減少せんとするものであ
る。
第3図は本考案のクラッチサイクリングシステムの概略
系統図を示したもので、第1図のオリフイスチューブ3
に代え、上記通電時開の電磁弁8を第1図の圧力スイッ
チ・電磁クラッチ回路に電磁クラッチ7と電磁弁8を並
列に介挿したものである。
系統図を示したもので、第1図のオリフイスチューブ3
に代え、上記通電時開の電磁弁8を第1図の圧力スイッ
チ・電磁クラッチ回路に電磁クラッチ7と電磁弁8を並
列に介挿したものである。
上記構或により圧縮機の運転停止と共に電磁弁8も閉止
するので、停止時には高圧冷媒の低圧側への移動はなく
低圧側の冷媒は蒸発器に滞留した量のみで熱負荷と熱交
換して気化し、圧縮機で吸引されないので次第に圧力を
上昇させ、所定の圧力(例3.O kg/am”)に達
して圧力スイッチ6をオンさせ圧縮機の運転を再開させ
るもので、第1図の従来のものに比し、所定圧力(例3
. O kg/cm”)に達する時間が長く、従って
運転休止時間が従来より長くエネルギーの節減となる。
するので、停止時には高圧冷媒の低圧側への移動はなく
低圧側の冷媒は蒸発器に滞留した量のみで熱負荷と熱交
換して気化し、圧縮機で吸引されないので次第に圧力を
上昇させ、所定の圧力(例3.O kg/am”)に達
して圧力スイッチ6をオンさせ圧縮機の運転を再開させ
るもので、第1図の従来のものに比し、所定圧力(例3
. O kg/cm”)に達する時間が長く、従って
運転休止時間が従来より長くエネルギーの節減となる。
又従来のものでは停止時高圧側液冷媒が熱交換しないで
液のよ・アキュムレータに流入していたが本考案ではこ
の無駄の冷媒移動が防止され、冷媒は必らず蒸発器で熱
交換した後圧縮機に還流するので熱効率の向上にも資す
るものである。
液のよ・アキュムレータに流入していたが本考案ではこ
の無駄の冷媒移動が防止され、冷媒は必らず蒸発器で熱
交換した後圧縮機に還流するので熱効率の向上にも資す
るものである。
第1図は従来のカーエアコン用クラッチサイクリングシ
ステムの系統図を示し、第2図は第1図に於けるクラッ
チサイクリルの態様を示した線図。 第3図は本考案によるクラッチサイクリングシステムの
系統図を示したものである。 1・・・・・・圧縮機、2・・・・・・凝縮器、3・・
・・・・オリフイスチューブ、4・・・・・・蒸発器、
5・・・・・・アキュムレータ、6・・・・・・圧力ス
イッチ、7・・・・・・電磁クラッチ、8・・・・・・
通電開電磁弁。
ステムの系統図を示し、第2図は第1図に於けるクラッ
チサイクリルの態様を示した線図。 第3図は本考案によるクラッチサイクリングシステムの
系統図を示したものである。 1・・・・・・圧縮機、2・・・・・・凝縮器、3・・
・・・・オリフイスチューブ、4・・・・・・蒸発器、
5・・・・・・アキュムレータ、6・・・・・・圧力ス
イッチ、7・・・・・・電磁クラッチ、8・・・・・・
通電開電磁弁。
Claims (1)
- 電磁クラッチ付冷媒圧縮機、凝縮器、絞り機構、蒸発器
、気液分離器等を順次環状に管略を以て連接し、蒸発器
入口側配管温度変化または圧縮機吸込側圧力変化を検知
して電磁クラッチのオン・オフ制御を行うカーエアコン
用クラッチサイクリングシステムにおいて、上記絞り機
構に閉止機構を有する通電開の電磁弁をクラッチ回路に
電磁クラッチと並列に接続して用いたことを特徴とする
カーエアコン用クラッチサイクリングシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3511679U JPS595613Y2 (ja) | 1979-03-20 | 1979-03-20 | カ−エアコン用クラッチサイクリングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3511679U JPS595613Y2 (ja) | 1979-03-20 | 1979-03-20 | カ−エアコン用クラッチサイクリングシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55135616U JPS55135616U (ja) | 1980-09-26 |
JPS595613Y2 true JPS595613Y2 (ja) | 1984-02-20 |
Family
ID=28893770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3511679U Expired JPS595613Y2 (ja) | 1979-03-20 | 1979-03-20 | カ−エアコン用クラッチサイクリングシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595613Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-20 JP JP3511679U patent/JPS595613Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55135616U (ja) | 1980-09-26 |
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