JPS5955854A - N−プロパルギル−n−アシルヒドロキシルアミン誘導体、その製造法およびその用途 - Google Patents

N−プロパルギル−n−アシルヒドロキシルアミン誘導体、その製造法およびその用途

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JPS5955854A
JPS5955854A JP16526882A JP16526882A JPS5955854A JP S5955854 A JPS5955854 A JP S5955854A JP 16526882 A JP16526882 A JP 16526882A JP 16526882 A JP16526882 A JP 16526882A JP S5955854 A JPS5955854 A JP S5955854A
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JP16526882A
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Masao Hirayama
匡男 平山
Zenichiro Ooya
大矢 善一郎
Fumiya Hirano
文也 平野
Shunzo Fukatsu
深津 俊三
Tetsuo Watanabe
哲郎 渡辺
Tanehito Takeda
武田 植人
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Meiji Seika Kaisha Ltd
Original Assignee
Meiji Seika Kaisha Ltd
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の背只 本発明は、新規なN−プロパルギル−N−アシルヒドロ
キシルアミン誘導体、その製造およびその利用、すなわ
ち駆虫剤としての利用、に関するものである。
00発明の概要 1、要旨 本発明による化合物は、下記の式(1うで表わさR7:
、N−プロノξルギルーN−アシルヒドロギシルアミン
誘導体である。
〔この式において R1は水素、アルキル基、アルケニ
ル基、フェニル基または置換さ」1.たフェニル基を、
R2はアルキル基またはアルケニル基を、示す。たgし
、R1がフェニル基のときにR2が低級アルキル基であ
ることはない。〕 本発明による下記の式(1)で表わされる化合物N、−
ソロ/ぞルギルーN−アシルヒドロキシルアミン誘導体
の製造法は、下記の式(■)で表わされる化合物と、下
記の式(1■)で表わされる化合物とを脱酸剤の存在下
に反応させること、を特徴とするものである。
CH=c −C02X       (rtr)〔これ
らの式において、R1は水素、アルキル基、アルケニル
基、フェニル基、または!換す、h f、、 フェニル
基を R2はアルキル基またはアルケニル基を、Xはハ
ロゲン原子を、示す。〕 また、本発明による駆虫剤は、下記の式(1)で表わさ
h6N−ゾロAルギルーN−アシルヒドロキシルアミ/
詠専体を有効成分とするものである。
〔この式で R1は水素、アルキル基、アルケニル基、
フェニル基または置換されたフェニル基をR2はアルギ
ル基またはアルケニル基を示す。〕2、効 果 従来、N −7’ o 、!ルギルーN−アシルヒドロ
キシルアミン誘等体に関する報告は極めて少なく、前記
の式(1)で表わされる化合物の中でN−プロ・ξルギ
ルーN−ベンゾイルー0−メチルヒドロキシルアミン〔
ムーア等、ジャーナル・オブ・メゾイカ/l/−ケミス
トリー(Journal of Medical Ch
emi−stry)、vo112,1)−45(196
9))  を除く化合物は文献未載の新規化合物である
この化合物は上記の製造法その他によって得ることがで
きるが、特に上記の方法は工業的に尖施容易であって、
本発明化合物を有利に製造することができる。
そして、この化合物は温血動物に対して低置性であると
共にすぐれた駆虫活性を有していて、簡便かつ効果の確
実な駆虫剤として利用することができる。
(i10発明の詳細な説明 1、化合物 本発明による化合物は、前記の式(■′)で表わされる
ものである。
式(I′)でN−アシル基を描成するR は、好適には
、(1)水素、メチル、エチル、n−プロピル、n−ブ
チル、イソジチル、n−ペンチルのような炭素数1〜5
程度の直鎖状もしくは分枝鎖状の低級アルキルii2+
2−ゾロベニル、2−ブテニル、イソブテニルのような
炭素数3〜5程度の直鎖状もしくは分枝鎖状の低級アル
ケニル卑、(3)炭素数6〜8程度の中級アルキル基も
しくはアルケニル基よ、 (4)ラウリン酸のアルキル
鎖(C□□H23) 、ステアリン酸のアルキル鎖(C
□7H35) %オレイン酸すアルケニルGfi (C
17H31)のような高級アルキル基もしくは高級アル
ケニル4S、(5)フェニルl、(61フツ素原子、塩
素原子、臭素原子、ヨウ素原子などのハロゲン原子で置
換さ」またフェニル基、メチル、エチルのような低級ア
ルギル基で置換され1こフェニル孝、ニトロ基で置換さ
ねたフェニル基等が挙げらλする。また、式(■′)を
構成するR2ば、好適には、(1)メチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、ペンチル
のような炭素01〜5稈度の直鎖状もしくは分枝鎖状の
低藝アルキル基、f21アリル、クロチル、メタリル、
2−ペンテニルのような炭素数3〜5程度の直鎖状もし
くは分枝鎖状の低級アルケニル基等が挙げられる。
なお、式(I′)と前記の式(1)とは、前者にはR2
がフェニル基のととにR2が低級アルキル基であること
はないとの限定が加わっているという点板外は同一であ
る。
2、化合′吻の製造 1)合成法 式(1)の化合物は、合目的的な任箔の方法で製造する
ことができる。具体的には、たとえば、反応式(A)に
示す方法によって製造することができる。
反応式(A) (n)                 (1)〔式
中、RおよびRは式(11について前記に同じ、Xはハ
ロゲン原子(特に、塩素、臭素またはヨウ素)を示す。
〕 反応式(A)による式(II)の化合物と式(II[)
の化合物との反応は、脱酸剤の存在下に、溶媒中で、式
(川の化合物に対して少なくとも等モル量の式(m)の
化合物を反応させることにより実施することができる。
用いられる溶媒としては、水、アセトン、メタノール、
エタノール、テトラヒドロフランなどが挙げられる。好
ましいm媒は、水、メタノール、エタノールおよびこれ
らの混合物である。
脱酸剤としては、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエ
トキシドなどのナトリウムエトキシド、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウムt、I−どのアルカリ金属水酸化物
、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭
酸塩、が単独にあるいけ混合されて用いられる。使用さ
れる脱酸剤の−bは、式(m)の化合物に対して少なく
とも等モル量であればよい。
反Lrヌは、0℃〜100℃、好ましくは室温〜50℃
、でIUF:を間〜3日攪拌することにより行なわり、
るのがふつうである。
2)精製法、原石その他 fif+記のような方法で製造される化合物は、通電の
分1惟手段により容易に単離精製することができる。分
離手段としては、たとえば、溶媒〃抽出法、蒸留法、再
結晶法、シリカゲルカラムクロマトグラフィーなと、を
例示することができる。
前配反応式囚において出発原料として用いられる式(a
t)の化合物は、公知化合物である。また、出発原料の
式(1■)の化合物は、例えば公知のコーレイ等の方法
〔ジャーナル・オプ・オーガニック・ケミストリー(J
ournal of Qrganic Chernis
try) 。
vol、 25 、 p、1734 (1,960) 
)に準じて製造することができる。
3、化合物の利用 1)寄生虫病による問題 寄生虫病は、豚、馬、牛、羊、山羊、犬、猫等の家畜動
物や、鶏などの家禽動物において流行しており、かつ経
済的に深刻な問題である。
動物の内部寄生虫としては、たとえば、犬、猫、牛、山
羊、馬、鶏の条虫、馬、豚、犬、猫、鶏の回虫、馬の幌
上、馬1.啄、羊、山羊の枠上、豚、羊、犬の要用、馬
の円虫、牛、豚、羊、山羊の腸結節虫、牛、羊、犬の十
二指))、防虫(鉤虫)、牛、豚、羊、山羊の毛様線虫
、牛、馬、羊、山羊の青虫、鶏、七面鳥、アヒルの毛体
虫と盲腸虫、牛、馬、羊、山羊、犬の糸状上、牛、馬、
羊、山羊、豚、犬、猫の肝臓に寄生する肝蛭と消化器系
に寄生する水口吸虫なとの吸虫類、その他、種々の寄生
虫が知られており、これら寄生虫の感染によって、感染
動物は貧血症、栄養不良、虚弱、体重の減少、胃、腸管
壁及び他の組織、型骨の損傷をひきおこし、飼料効率の
低下、生産性低下の原因のひとつとなって、経済的損失
が太きい。
2)本発明駆虫剤 式(1)の化合物は、前記の広い範囲の動物の各種の寄
生虫に対し、きわめて高い、駆虫活性を有する。
安全性に関しては、式(1)の化合物は、いすわの化合
物も、たとえばマウスで7oo mg/Kg、ラットで
、1.000 mg/Kg経口投与をしても何ら異常が
紹められず、極めて低毒性であるので、安全性が非常に
高いものである。
式(1)で表わされる化合物を、駆虫剤として実際に適
用できる動物としては、豚、羊、馬、牛、山手、犬、3
[I!1などの家畜動物および局、七面鳥、アヒルなど
の家禽動物などを挙げることができる。また、その投与
時期は動物の幼、成長期であっても、成長後であっても
かまわない。
式(1)の化合物の投与量は使用される実際の化合物お
よび投与される動物の体重によるが、一般に効果的な結
果を達成するためには、1日当たり0.1 mg/Kg
以上であればよく、好ましくは1 mg/Kg〜too
mg/Kgの間で使用される。
式(I)の化合物を動物に投与する際には、他成分を加
えずに直接投与することもできるし、生理的に無害な固
体担体若しくは液体担体と混合して投与することもでき
る。史には、式(11の化合物を直接に動物の飼刺若し
くは飲料水などに添加して投与することもでき、式(1
)の化合物と上記の適当な担体とを混合したものを直接
投与することもできるし、また飼利若しくは飲料水など
に添加して投与することもできる。ここで用いる固体担
体としては、たとえば、ゼラチンカプセルのような経口
で消化する成分の容器、あるいは小麦粗粉、コーンスタ
ーチ、脱脂米糠、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、
タルク、カリオン、白土、乳糖、ショ糖、ゼラチン、ス
テアリンVXt、寒天、ペクチンあるいはその類似物を
含むものであり、医薬品に通常使用されている種類の賦
形剤であってもよい。
液体担体としては、たとえば、水、生理食塩水、・ぐラ
フイン類(たとえば石油溜升なと)、植物油類(たとえ
ばピーナツ油、大豆油若しくはごま油など)、アルコー
ル類(たとえばエチルアルコール若しくはグリセロール
など)、グリコール類(たとえばプロピレングリコール
若しくはポリエチレングリコールなど)のような無毒性
液体等を掌げることができる。その他、必要に応じて、
乳化剤、分散剤、懸濁剤、湿潤剤等の補助剤または添加
剤を使用することもできる。
式(1)の化合物を動物の飼料(若しくは飲料水)に添
加して寄生虫の駆除を実施するためには、たとえば、有
司料(若しくは飲料水)に対して1 ppm以上、好ま
しくは10 ppmから5001)I)m 、の割合に
なるように配合して、これを動物に投与する。一方、式
(1)の化合物を飼料(若しくは飲料水)に添加しない
で投与する場合には、広範な剤形を採ることができる。
固形相体を使用して投与する場合は錠剤、カプセル剤、
ペレット、巨丸剤、あるいは粉剤等の形で投与すること
ができる。また、液体の担体を使用して投与する場合に
は、軟ゼラチンカプセルあるいは懸濁液等の形で投与す
ることができる。
さらに、液体担体に式(I)の化合物を溶解または分散
した場合には、動物の皮下、筋肉内、静脈内、または腹
腔内に注射などによって非経口的に動物に投与すること
ができる。非経口投与する場合、本発明の化合物は、ピ
ーナツ油、大豆油等のような植物油類などを用いた非水
溶性処方が使用され、またグリセロール、ポリエチレン
グリコールのような水溶性賦形剤を用いた水性非経口処
方も使用される。これらの処方は、一般に、式(I)の
化合物を0.1〜30%重量、%含有する。
実施例 次に本発明を更に詳しく説明するために実験例を示す。
本発明はこれにより限定されるものではない。
1)合成 合成例I N−アセチル−0−メチルヒドロキシルアミン1.3g
、水酸化カリウム帆82g、 to%含水メタノ−/l
15J?]Jおよび臭化プロパルギル1.73 gの混
合物を室淵で2日攪拌した。溶媒を減圧にて除去し、水
を加えてIN’N rt2エチル抽出を行ない、1流r
合マグネシウムで乾燥し、濃縮続いてシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで精製すると、N−プロパルギル−
N−アセチル−O−メチルヒドロキシルアミン(化合物
1) 0.6 gを淡黄色油状物として得る。
合成例2゜ N−アセチル−〇−エチルヒドロキシルアミン3.9g
、水酸化カリウム2.12g、 10%含水メタノール
14m1および臭化プロ・ξルギル4.52gの混合物
を、以下合成例1と同様に操作すると、N−プロノξル
ギルーN−アセチル−0−エチルヒドロキシルアミン(
化合物2 ) 2.4 gを淡黄色油状物としてイー、
7る。
合成例3 N−アセチル−0−アリルヒドロキシルアミン30.8
 g1水酸化カリウムJ、5 g 、 10%含水メタ
ノール160 mlおよび臭化プロパルギル32.5 
gの混合物を、以下合成例1と同様に操作し、減圧蒸留
により精製すると、N−プロ・ξルギルーN−アセチル
ー0−アリルヒドロキシルアミン(化合Th3)22.
3 gを得る。沸点74〜76℃/2mmHg。
合成例4 N−アセチル−0−クロチルヒドロキシルアミン3.8
7 g、水酸化ナトリウム1.2g、10%含水メタノ
ール15m1および臭化プロパルギル3.64 gの混
合物V、以下合成例1と同様に操作すると、N−ソロA
ルギルーN−アセチルー0−クロチルヒドロキシルアミ
ン(化合物4 ) 2.62gを得る。
合成例5 N−プロピオニル−〇−アリルヒドロキシルアミン3.
87 g 、水酸化カリウム1.77g、10%含水メ
タノール1.5 ml 1塩化プロ/ぐルギル2.28
 gの混合物を、以下合成例1と同様に操作すると、N
−ゾロノξルギルーN−プロピオニル−〇−アリルヒド
ロキシルアミン(化合物5 ) 2.27gを得る。
合成例6 N−ブチリル−〇−アリルヒドロキシルアミン4.29
g、水酸化カリウム1.77 g、 1.0%含水エタ
ノール15m1および臭化プロ・ξルギル3.64 g
の混合物を、以下合成例1と同様に操作すると、N−プ
ゾロルギルーN−ブチリル−0−アリルヒドロキシルア
ミン(化合物6 ) 4.37gを得る。
合成例7 N−ノ々レロイルー0−アリルヒドロキシルアミン4.
0 g、水酸化カリウム1.43g、 10%含水メタ
ノール10m1および臭化プロ/ぞルギル3.1gの混
合物を、以下合成例1と同様に操作すると、N−プゾロ
ルギルーN−ノ々レロイルーO−了りルヒドロキシルア
ミン(化合物7)4.54gを(nる。
合成伊l8 N−オレオイル−〇−了りルヒドロキシルアミン3.3
7g、ナトリウムメトキシド0.53g、メタノール1
0m1および臭化プロパルギル1.31 gの混合物を
、以下合成伊11と同様に操作すると、N−プロノξル
ギルーN−オレオイル−〇−アリルヒドロキシルアミン
(化合物s ) 2.94 gを’4る。
合成例9 N−ステアロイル−0−アリルヒドロキシルアミン3.
39 g1ナト11ウムメトキシド0.53g、メタノ
ール・テトラヒドロフラン(1:1) ffi合液10
m1および臭化プロ・ξルギル1.31 gの混合物を
、以下合成例1と同様に操作すると、N−プロノξルギ
ルーN−ステアロイル−N−アリルヒドロキシルアミン
(化合物9)3.05gを得る。
合成例J、O N−ベンゾイル−〇−ブチルヒドロキシルアミン48.
3g、水酸化カリウム14g、20%含水メタノール2
60 mlおよび臭化プロ・ξルギル29.8 gの混
合物を、以下合成例1と同様に操作し、減圧蒸留により
精製すると、N−ゾロノξルギルーN−ベンゾイル−O
−ブチルヒドロキシルアミン(化合物1o ) 42.
3 gを得る。沸点110−111℃/ 0 、2 m
rnHg0合成例11 N−ベンゾイル−〇−了りルヒドロキシルアミン17.
7 g、水酸化カリウム5.9g、10%含水メタノー
ル100m1および臭化プロ、aルギル12gの混合物
を、以下合成例1と同様に操作し、減圧蒸留により精製
すると、N−ゾロノRルギルーN−ペンソイル−O−ア
リルヒドロキシルアミン(化合物11)16.5 gを
得る。沸点128−130℃/ Q 、 5 mmHg
0合成例】2 N−(p−フルオロベンゾイル)−〇−アリルヒドロキ
シルアミン3.9 g 、水酸化域カリウム1.06g
、 10%含水メタノール20m1および臭化プロ・ξ
ルギル1.2gの混合物を、以下合成例1と同様に操作
すると、N−プロ・ξルギルーN−(p−フルオロベン
ゾイル)−〇−アリルヒドロキシルアミン3.5g(化
合物12)を得る。
合成例13 N−ホルミル−O−了りルヒドロキシルアミン3.03
 g、水酸化カリウム1.77g、10%含水メタノー
ル15m1および臭化ゾロノξルイル3.64 gの混
合物を、以下合成例1と同様に操作すると、N−プロノ
ξルギル〜N−ホルミル−0−了りルヒドロギシルアミ
ン(化合物t3)o、9gを得る。
第1表に合成例1〜13でイqもハた式(1)の代表的
化合物のスペクトル値を示す。
2)製剤化 製剤例j(錠剤および巨丸薬) 化合物番号3の化合物20gと炭酸カルシウム78gを
とり、ゼールミルに入れてよく粉砕混合し、さらに2g
のステアリン酸マグネシウムを入れてさらに粉砕混合し
た。この混合物を打鋺機にかけて、Ig(有効成分とし
て200 mg )の錠剤を製造した。この錠剤を動物
の体重に応じて1日当たり0.2ないし250gまで変
更して経口投与する。
打錦器の臼および杵の形状を変更することにより上記と
同様の方法で巨丸薬を製造することができる。
製剤例2(液剤) 化合物番号1の化合物50gとエタノール49gおよび
ポリビニールアルコール(Pvム) 1 g トヲle
t拌混合して、液剤を調製した。この液剤を動物の飲料
水に対して1%となる様添加して攪拌混合し、飲料水に
懸濁させることにより対象動物に投与する。
製剤例3(飼料混合物) 化合物番号12の化合物20gをエタノール20m1に
溶解し、これをさらに乳糖80gに添加して攪拌混合し
たのち、減圧下でエタノールを蒸発させて完全に除く。
これを動物の寄生虫感染量に応じて、動物用@利にトン
当たり50gから2500g配合する。この場合、飼料
中の本化合物の割合はo、ooiから0.05重重量と
なる。
製剤例4(カプセル) 化合物番号9の化合物20gと炭酸マグネシウム78g
とをとり、ゼールミルに入れてよく粉砕混合し、さらに
2gのステアリン酸マグネシウムを入れてさらに粉砕混
合した。この混合物の粉末を小分けして、硬ゼラチンカ
プセルに帆5gずつ充填した。各々のカプセル内には、
本化合物が100mg含まれている。これを動物の体重
に応じて、体重10 Kg当たり工ないし1o力プセル
経口投与する。
この場合、動物への本化合物の投与量は、体重IKg当
たり10mgないし100mgとなる。
製剤例5(注射剤) 化合物番号10の化合物20gにカルゼキシメチルセル
ローズナトリウム1g、クエン際゛すトリウム0.2g
および注射用蒸留水を加え、全能を100 mlとして
十分に攪拌混合して懸濁注射剤を製造した。
これらの注射剤を動物の体重に応じて、1日当たり0.
01m1ないし5Q m I まで変更して皮下、筋肉
内、腹腔内または静脈内に注射する。
3)駆虫効果 試験例1 (1)実験方法 鶏回虫人工感染鶏を1群3羽に群別して使用した。投薬
前に糞便検査を行なって、鶏回虫の感染を確認し1こ。
供試化合物は、体11Kg当たり110n1と20mg
とをそれぞれゼラチンカプセルに入れて、鶏に経口投与
した。投薬後48時間円に排出された虫体斂を数え、4
8時間目に鶏を殺して腸管内に残存している虫体数を数
えて、駆虫率を求め、駆虫効果を判定した。
(2)  実験結果 第2表に示すように、式(1)のN−ゾロノぐルギルー
N−アシルヒドロキシルア老ン誘導体の各化合物のいず
れにも著明な駆虫効果が認められた。
たgし、駆虫効果の表示は、次の通り行なった。
第   2   表 第2表(つづき) 試、駒ケ2 (1)実験方法 鶏回虫人工感染鶏を1群2羽に群別して使用した。供試
化合物を少量のエチルアルコールで溶解して乳糖に吸着
させ、鶏飼料に対して10ppmおよび50pprn 
 を添加した。対照は無添加飼料とした。
試験開始前と開始後7日、14日および21日目上糞便
検査を行ない、E、P、G (、%t l g中の虫卵
数)を算出して虫卵数の減少を調べ、また排出虫体数と
21日目上ヒナを殺して腸管内に残存している虫体数を
数えて駆虫率を求め、駆虫効果を判定した。
(2)実験結果 第3表に示すように、式(I)のN−プロ・ξルギルー
N−アシルヒドロキシルアミン誘導体の各化合物のいず
れにも著明な駆虫効果が認められた。
駆虫効果の表示は、前記と同じである。
試験例3 (1)実験方法 大要用、犬鉤虫、大小回虫の混合感染犬(自然感染犬)
3頭を、2頭と1頭に群別して使用した。
供試化合物は化合物番号1の化合物であって、体重IK
g当たり20mg/Kgをゼラチンカプセルに入れ、2
頭の犬に経口投与した。コントロールとして1頭にはゼ
ラチンカプセルのみを経口投与した。
投薬前と投薬後7日に糞便検査を行なってE。
P、G (糞1g中の虫卵数)を算出し、E、P、G 
 の陰転をもって駆虫効果を判定した。
(2)実験結果 第4表に示すように、化合物番号1の化合物20mg/
Kg1回投与で、著明な駆虫効果が認められた。
第4表 大要用、犬鉤虫、大小回虫の駆虫試験試験例4 (])実験方法 大糞線虫感染犬(自然感染犬)3頭を2頭と1頭に群別
して使用した。
供試化合物は化合物番号3の化合物であって、体重1K
g当たり10mg/Kgをゼラチンカプセルに入れて、
2頭の犬に経口投与した。コントロールトシて、1頭は
ゼラチンカプセルのみを経口投与した。
投薬前と投薬後7日目に糞便検査を行なってE、P、G
 (糞1g中の虫卵数)を算出し、E、P、Gの陰転を
もって駆虫効果を判定した。
+21  実験結果 第5表に示すように、化合物番号3の化合物1(1mg
/Kg  1回投与で、著明な駆虫効果が認められた。
第5表  犬糞線虫の駆虫試験 試験例5 (1)実験方法 猫6頭を使用した。2週間以上の検疫期間中に各種消化
管内寄生虫を完全に駆除して健康と判定された猫を実験
値として使用し、蛇(ヤマカガシ)ノ皮下から採取した
マンソン裂頭条虫のプレロセルコイドを、実験値1頭に
つき5匹ずつ、ゼラチンカプセルに入れて経口感染させ
た。感染後、100日目ら毎日糞便を直接塗抹法で検査
し、虫卵の検出をもって感染成立と判定した。駆虫試験
は、プレロセルコイド感染後15日に行なった。
供試化合物は化合物番号3および12の化合物であって
、体重IKg当たり50mgをゼラチンカプセルに入れ
てそれぞれ2頭ずつの猫に1日1回5日間連続経口投与
した。コントロールとして、2頭にはゼラチンカプセル
のみを1日1個、5日間経口投与した。
投薬後100日目全例をベンドパルビタールで麻酔死さ
せて剖検し、腸管内残存虫体な調食して判定した。
(2)実験結果 第6表に示すように化合物番号3および12の化合物5
0mg/Kg  5回連続投与で、それぞれ著明な駆虫
効果が認められた。
試験例6 (1)実験方法 青虫感染乳牛(自然感集子)3頭を、2頭と1頭に群別
して使用した。
供試化合物は化合物#号3の化合物であって、体重IK
g当たり15 mgをゼラチンカプセルに入れて2頭の
牛に経口投与した。コントロールとして、1頭にはゼラ
チンカプセルのみを経口投与した。
投薬前と投薬後7日目に糞便検査を行なってE、P、G
 (糞1g中の虫卵数)を算出し、E、P、Gの陰転を
もって駆虫効果を判定した。
+21  実、験結果 第8表に示すように、化合物番号3の化合物15mg/
Kg  1回投与で、著明な駆虫効果が認めら第8表 
 牛胃虫の駆虫試験 試I験例7 (1)実験方法 毛様線虫感染羊(自然感染羊)2頭を使用した。
供試化合物は化合物番号1の化合物であって、体M I
 K、g当たり、1.5 rngをゼラチンカプセルに
入れて1頭の羊に経口投与した。コントロールとして、
1頭にはゼラチンカプセルのみを経口投与した。
投薬前と投薬後7日目に糞便検査を行なってE、P、G
 (、J’と1g中の虫卵数)を算出し、E、P、Gの
院転をもって駆虫効果を判定した。
(2)実験結果 第9表に示すように、化合物番号1の化合物15mg/
Kg  1回投与で、著明な駆虫効果が認められた。
第9表  羊毛様線虫の駆虫試験 試験例8 (1)  実験方法 豚腸結節虫感染豚(自然感染豚)6頭を2頭ずつ群別し
て使用した。
供試化合物は化合物番号3および12の化合物であって
、体重IKg当fこり20mgをゼラチンカプセルに入
れてそれぞれ2頭ずつの豚に経口投与した。
コントロールとして、2頭にはゼラチンカプセルのみ経
口投与した。
投薬前と投薬後7日目に糞便検査を行なってE、P、G
 (腑1g中の虫卵数)を算出し、E、P、Gの陰転を
もって駆虫効果を判定した。
(2)  実験結果 第10表に示すよりに、化合物番号3および12の化合
物20mg/Kg  1回投与で、それぞJ1著明な駆
虫効果が望めら牙また。
試除例9 (1)実験方法 豚回虫と豚要用感染豚(自然感染豚)6頭を2体重IK
g当たり20mgをゼラチンカプセルに入れてそれぞれ
2頭ずつの豚に経口投与した。コントロールとして、2
頭にはゼラチンカプセルのみを経口投与した。
投薬前と投薬後7日目に糞便検査を行なってE、P、G
 (糞1g中の虫卵数)を算出し、E、P、Gの陰転を
もって駆虫効果を判定した。
(2)実験結果 第11表に示すように、化合物番号1および10の化合
物20mg/I(g  1同経口投与で、それぞれ著明
な駆虫効果が認めらhた。
第11表  豚回虫と豚要用の駆虫試験試験例10 (1)実験方法 犬フイラリア感染犬(自然感染犬)8頭を2頭ずつ群別
して使用した。
供試化合物は化合物番号1.3および12の化合物であ
って、体重IKg当たり2Qmgをl 7o 「’fw
een80Jg液に懸濁させてそれぞれ2頭ずつの犬に
1日1回、30間、皮下注射により投与した。コントロ
ールとして、2頭には1%「TWeen80」溶液を1
日1回3ml、3日間、皮下注射した。
投薬前と最終投薬後IO0日目耳朶血加μmを採血し、
濃厚塗抹色決で千生(ミクロフイラリア(mf) )の
変動を調べて千生(mf)・\の効果判定をイfなった
。成虫への効果判定は、薬剤の最終投薬(i 100日
目電殺屠殺を行ない、剖検によって判定を行なった。
(2)実験結果 第12表に示すように、化合物番号1.3および12の
化合物いずれにも20mg/Kg3回投与で、千生(m
f)には著明な駆虫効果が認めら」1、成虫には50%
以上の駆虫効果が認められた。
試験例1】 (1)実験方法 ラットに肝蛭のメタセルカリアを5個ずつ感染させ、感
染後75日の時点で糞便横置を行なって虫卵を確認し1
こものあ匹を2頭ずつ群別して使用した。
供試化合物は化合物番号1〜13の化合物であって、体
重I Kg当たり5Qmgを5%アラビアゴム溶液に懸
濁させて1日1回、5日間、連続経口投与をし1こ。コ
ントロールとして、5%アラビアゴム溶液のみを1日1
回、1mlを5日間、連わ″(:8口投与をした。
効果判定は、最終投薬後21日1に糞便中の虫卵の有錘
;を確認し、剖検により肝臓の虫体の生死を調べること
によって行なった。
(2)  実験結果 第13表に示すように、本発明のN−プロノξルギルー
N−アシルヒドロキシルアミン誘導体の各化合物のいず
れにも著明な駆虫効果が認められた。
第13表  肝蛭実験感染ラットの駆虫試験(注) 十
は虫卵検出、−は虫卵未検出変性は虫体が生存している
が、虫体の一部に変化があるもの第13表(つづき)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、下記の式(I′)で表わされるN−プロ・ξルギル
    ーH−アシルヒドロキシルアミン誘導体〔この式におい
    て、Rは水素、アルキル基、アルケニル基、フェニル基
    または置換されたフェニル7A−ヲ、[j  ばアルキ
    ル基またはアルクニル基を、示す。たyし、Rかフェニ
    ル基のときにR2が低級アルキル基であることはない。 〕2、下記の式(11)で表わされる化合物と下記の式
    Qn)で表わされる化合物とを脱酸剤の存在下に反応さ
    せることを特徴とする、下記の式(1)で表わさFL 
    ルN −フロノξルギルーN−アシルヒドロキシルアミ
    ン誘導体の製造法。 CH= c −CH2X        (m)〔これ
    らの式において、Rは水素、アルキル基、アルケニル基
    、フェニル基または置換されたフェニル基を、Rはアル
    キル基またはアルクニル基tを、Xはハロゲン原子を、
    示す。〕3、下ト己の式(1)で表わされるN−ゾロノ
    ξルギルーN−アシルヒドロギシルアミン誘導体を有効
    成分とする駆虫剤。 〔この式において、Rは水先、アルキル基、アルケニル
    遁、フェニル基または置換された)エニル基を a2は
    アルキル基また4まアルケニル基を、示す。〕
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